JP4820183B2 - 安定化電圧出力回路 - Google Patents
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Description
以下、同図を参照しつつ、かかる従来回路について概説する。
この従来回路は、CMOS半導体回路等において基準電圧が必要とされる場合、その基準電圧を得るために用いられるCMOS基準電圧回路である。かかる回路は、直列接続されたデプレッションタイプのMOSトランジスタTr6と、エンハンスメントタイプのMOSトランジスタTr7とによって基準電圧が生成され、第1の演算増幅器AMP1を中心に構成された非反転増幅回路によって、基準電圧を所望の大きさの電圧に変えて出力できるよう構成されたものとなっている。
また、基準電圧を発生するためのトランジスタTr6,Tr7に印加される電圧源の電圧変動や、第1の演算増幅器AMP1の電源電圧の変動率を減少させるため、それらに供給するための安定化電圧Vregを生成する回路が第2の演算増幅器AMP2を中心に構成されたものとなっている。
特に、低消費電力の回路が要求される場合にあっては、上述の従来回路の場合、第2の演算増幅器AMP2において、Vreg/(R4+R5)の電流が定常的に消費されるため、R4、R5の抵抗値を大きくする必要があるが、これがさらに回路規模の増大を招くこととなってしまう。
ゲートに第1の電圧が印加されるよう第1のMOSトランジスタが設けられ、当該第1のMOSトランジスタのドレインが第2のMOSトランジスタのドレインに接続されると共に第2及び第3のMOSトランジスタのゲートに接続され、
当該第2及び第3のMOSトランジスタのソースがグランドに接続される一方、
前記第3のMOSトランジスタのドレインが、第4のMOSトランジスタのソースに接続されると共に、第4及び第5のMOSトランジスタのゲートに接続され、
前記第4及び第5のMOSトランジスタのドレインには電源電圧が印加され、前記第1のMOSトランジスタと第5のMOSトランジスタの相互の接続点に安定化された電圧出力が得られるよう構成されてなるものである。
かかる構成において、前記第3のMOSトランジスタのドレインが抵抗器を介して前記第4のMOSトランジスタのソースに接続されると共に、前記第3のMOSトランジスタと前記抵抗器の接続点が、前記第4及び第5のMOSトランジスタのゲートに接続されるよう構成しても好適である。
また、前記第4のMOSトランジスタに代えて設けられた抵抗器の一端が前記第3のMOSトランジスタのドレインと接続されると共に、前記第5のMOSトランジスタのゲートに接続される一方、前記抵抗器の他端に前記第5のMOSトランジスタのドレインと共に電源電圧が印加されるよう構成しても好適である。
また、電源電圧変動率が小さいので、電源電圧の変動に対する安定性が要求される回路などの電源として用いることができ、比較的安価で安定した電源回路を提供することができる。
なお、以下に説明する部材、配置等は本発明を限定するものではなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができるものである。
最初に、本発明の実施の形態における安定化電圧出力回路の第1の構成例について、図1を参照しつつ説明する。
図1には、第1の構成例の安定化電圧出力回路を用いた基準電圧回路の構成例が示されている。
すなわち、基準電圧回路100は、本発明の実施の形態における安定化電圧出力回路101を基準電圧源として内部基準電圧Vrefを生成する第6及び第7のトランジスタ6,7と、内部基準電圧Vrefを所望の大きさの基準電圧として出力するため演算増幅器(図1においては「AMP1」と表記)11を中心に構成された非反転増幅回路102とから構成されたものとなっている。
以下、具体的に説明すれば、まず、第1のトランジスタ1は、そのドレインが第2のトランジスタ2のドレインと共に、第2及び第3のトランジスタ2,3のゲートに接続されている。
一方、第1のトランジスタ1のソースは、第5のトランジスタのソースに接続されており、第5のトランジスタ5のドレインは、第4のトランジスタ4のドレインと共に電源電圧VDDが印加されるようになっている。
そして、第5のトランジスタ5のソースと第1のトランジスタ1のソースの接続点からは、安定化電圧Vregが出力されるようになっており、次述するように、内部基準電圧Vrefを発生する第6及び第7のトランジスタ6,7の基準電圧源として供給されると共に、演算増幅器11の電源として供給されるようになっている。
かかる第6及び第7のトランジスタ6,7の接続により、相互の接続点には、内部基準電圧Vrefが得られるものとなっている。そして、この電圧は、第1のトランジスタ1のゲートに、第1の電圧として印加されるものとなっている。
そして、演算増幅器11の反転入力端子とグランドとの間には、第2の抵抗器(図1においては「R2」と表記)22が接続される一方、反転入力端子と出力端子との間には、第3の抵抗器(図1においては「R3」と表記)23が接続されて、演算増幅器11を中心として非反転増幅回路102が構成されたものとなっている。
まず、上述のように第6及び第7のトランジスタ6,7が直列接続されることにより、既に知られているように温度に対して安定した内部基準電圧Vrefが発生されるようになっている。
ここで、第6のトランジスタ6の閾値電圧をVt6、第7のトランジスタ7の閾値電圧をVt7とすると、内部基準電圧Vrefは、Vref=Vt7−Vt6となる。
ところで、Vref及びVoutは、電源電圧VDDの変動に影響されないことが望ましい。このため、この第1の構成例においては、第6のトランジスタ6のドレイン及び演算増幅器11に、それぞれ電源電圧VDDに代えて、ソースフォロワである第5のトランジスタ5のソース電位Vregが印加されるようになっている。このように、ソースフォロワによって、安定化電圧Vregが第6及び第7のトランジスタ6,7の基準電圧源及び演算増幅器11の電源電圧として供給されるため、電源電圧VDDの変動を受け難いものとなっている。
また、Vgs1を求めるには、第1のトランジスタ1のドレイン電流Id1を知る必要があるが、ドレイン電流Id1は、Id1=Id2=Id3=Id4であることから、第4のトランジスタ4のドレイン電流Id4を求めると、次述するようになる。
まず、第4のトランジスタ4のゲート・ソース間電圧Vgs4は、ゲートとドレインとが相互に接続されているため、Vgs4=0である。
Id4 =(1/K4)×(0−Vt4)2
ここで、k4は、係数であり、Vt4は、第4のトランジスタ4の閾値電圧である。
また、安定化電圧出力回路101で消費される電流は、2×Id4のみとなるため、低消費で済むこととなる。
この第2の構成例における安定化電圧出力回路101Aは、第4のトランジスタ4のドレインとゲートの間に、第1の抵抗器(図2においては、「R1」と表記)21が接続された構成となっている。
すなわち、第4のトランジスタ4のドレインには、第1の抵抗器21の一端が接続され、この第1の抵抗器21の他端は、第4及び第5のトランジスタ4,5のゲートと第3のトランジスタ3のドレインに接続されたものとなっている。
Vgs4+Id4×R1=0
また、(K4×Id4)1/2+Vt4+Id4×R1=0である。
したがって、消費電流を第4のトランジスタ4のW/L比と第1の抵抗器21の抵抗値R1によって設定可能なものとなっている。ここで、Wはチャンネル幅、Lはチャンネル長である。
なお、他の基本的な動作については、図1に示された構成例と同一であるので、ここでの再度の詳細な説明は省略することとする。
この第3の構成例における安定化電圧出力回路101Bは、図1に示された構成例における第4のトランジスタ4に代えて、第1の抵抗器21を設けた構成となっている。
かかる構成においては、第1のトランジスタ1のドレイン電流Id1は、Id1={VDD−(Vreg+Vgs5)}/R1と求められる。ここで、Vgs5は、第5のトランジスタ5のゲート・ソース間電圧である。
なお、他の基本的な動作については、図1に示された構成例と同一であるので、ここでの再度の詳細な説明は省略することとする。
11…演算増幅器
100…基準電圧回路
101…安定化電圧出力回路
102…非反転増幅回路
Claims (3)
- ゲートに第1の電圧が印加されるよう第1のMOSトランジスタが設けられ、当該第1のMOSトランジスタのドレインが第2のMOSトランジスタのドレインに接続されると共に第2及び第3のMOSトランジスタのゲートに接続され、
当該第2及び第3のMOSトランジスタのソースがグランドに接続される一方、
前記第3のMOSトランジスタのドレインが、第4のMOSトランジスタのソースに接続されると共に、第4及び第5のMOSトランジスタのゲートに接続され、
前記第4及び第5のMOSトランジスタのドレインには電源電圧が印加され、前記第1のMOSトランジスタと第5のMOSトランジスタの相互の接続点に安定化された電圧出力が得られるよう構成されてなることを特徴とする安定化電圧出力回路。 - 前記第3のMOSトランジスタのドレインが抵抗器を介して前記第4のMOSトランジスタのソースに接続されると共に、前記第3のMOSトランジスタと前記抵抗器の接続点が、前記第4及び第5のMOSトランジスタのゲートに接続されてなることを特徴とする請求項1記載の安定化電圧出力回路。
- 前記第4のMOSトランジスタに代えて設けられた抵抗器の一端が前記第3のMOSトランジスタのドレインと接続されると共に、前記第5のMOSトランジスタのゲートに接続される一方、前記抵抗器の他端に前記第5のMOSトランジスタのドレインと共に電源電圧が印加されるよう構成されてなることを特徴とする請求項1記載の安定化電圧出力回路。
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