JP4818641B2 - ヒューズ素子 - Google Patents

ヒューズ素子

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本発明は、ヒュ−ズ素子に関し、コンデンサやトランジスタ等の電子部品に内蔵して使用するヒュ−ズ素子として有用なものである。
電子部品においては、電流ヒュ−ズ素子を部品本体に接続し、これらを樹脂モ−ルド等により封止することがある。
例えば、タンタルコンデンサにおいては、万一の極性誤装着による過電流を未然に防止するために、コンデンサ素子にヒュ−ズ素子を接続し、これらを樹脂でモ−ルドしている。 また、パワ−トランジスタにヒュ−ズ素子を接続し、これらを樹脂で封止することも知られている。
これらのヒュ−ズ内蔵電子部品においては、ヒュ−ズ溶断時のヒュ−ズ素子の発熱温度で加熱される。
而して、その電子部品本体やモ−ルド樹脂の炭化・燃焼を防止するために、その発熱温度を所定の発煙温度以下に抑える必要がある。
そこで、電子部品が発煙するまえにヒューズ素子の溶断で通電を遮断するために、ヒューズ素子の溶断温度を、ヒューズ素子が取付けられる電子部品、例えばタンタルコンデンサやパワートランジスタの発煙温度よりも充分に低くすることが要請される。
前記ヒューズ素子付き電子部品は、通常リフロ−法またはフロ−法により、回路基板に実装されるから、ヒューズ素子はこのはんだ付け温度に耐え得るものでなければならず、前記ヒューズ素子の溶断温度をはんだ付け温度よりも高くする必要がある。
従来、廃棄された電子・電気電子部品からの鉛イオンの溶出による環境汚染を防止するために、鉛フリ−はんだの使用が要請され、Sn−Ag系、Sn−Cu系、Sn−In系、Sn−Bi系等の鉛フリ−はんだが開発されている。これらの鉛フリ−はんだを使用しての実装温度は、Pb−Snはんだ使用の場合よりも高く、ほぼ260℃が予定されている。
このはんだの鉛フリ−化に対応して、上記ヒュ−ズ素子においても、鉛フリ−化が要請されている。
従来、動作温度300〜400℃の鉛フリーヒューズ素子の一つとして「Alが0.5〜17%、残部がZnの合金を細線に加工したもの」が提案されている(特許文献1)。
特開平10−134698号公報
図2−1はZn−Al合金の状態図を示し、Alが0.5〜17%での液相線温度がほぼ440℃〜ほぼ380℃の間にあり、固相線温度がほぼ380℃である。
図2−2はZn−5AlのDSC(示差走査熱量測定)結果を示し、ほぼ380℃で溶解し始め、ほぼ389℃で溶解を完了して完全に液相化されている(284.8℃のピークは結晶変態によるものであり、溶解に関与していない)。
合金が加熱されて固相線温度を越えると液相化が始まり固相分が減少して固液共存状態になり、液相線温度で固相分が零となって完全な液相状態となる。
通常、ヒューズ素子の溶断は固相線温度と液相線温度との間で生じる。而して、前記特許文献1に記載されたヒューズ素子の溶断温度は、図2−1の状態図によれば380℃〜440℃である。
この380℃〜440℃の溶断温度では、ヒューズ素子が取付けられる電子部品、例えばタンタルコンデンサやパワートランジスタの発煙温度に対し余裕が少なく、溶断温度を下げるためにAu、Ag、Cu、Ni、Pd、Pから選ばれた少なくとも一種を0.1%〜5%添加することが前記特許文献1に開示されている。
しかしながら、これらの元素を添加すると、固相線温度は低くできても、260℃〜370℃での溶解熱量が全溶解熱量の数%程度にとどまり、この260℃〜370℃での液相化は僅かである。
これでは、ヒューズ素子が比較的低い温度で溶解し始めても、ヒューズ素子が溶断される温度は、Au等無添加のZn−Alヒユーズ素子に較べてさして低くならない。
本発明の目的は、かかる知見に基づき、タンタルコンデンサ等に内蔵させるZn−Alを含む合金からなるヒューズ素子において、ヒューズ溶断温度を充分に低減でき、しかも鉛フリーはんだによるはんだ付け実装に対し安全に保持できるヒューズ素子を提供することにある。
請求項1に係るヒュ−ズ素子は、ZnとAlとGeとを含有し、AlとGeのそれぞれの含有量が0.5〜15質量%(以下、質量%を単に%と記す)、AlとGeとの合計量が5〜20%、残部がZnの合金が細線に加工されてなることを特徴とする。AlとGeのそれぞれの含有量を0.5〜15%とする理由は、260℃〜370℃での溶解熱量H260℃〜370℃と全溶解熱量ΣHとの比H260℃〜370℃/ΣHを0.2以上、好ましくは0.5以上としてヒュ−ズ素子溶断温度をZn−Alヒュ−ズ素子の溶断温度よりも一段と低くするためであり、0.5%未満ではその比を0.2以上にできず、15%を越えると260℃近傍でも溶解が生じて鉛フリーはんだ付けを安全に行い難くなるからである。AlとGeとの合計量を5〜20%とする理由は、細線加工を容易に行い得るようにするためであり、5%未満では脆弱であり線引きが難しく、20%を越えると延性が大になり過ぎ線引きが難しくなるからである。
請求項2に係るヒュ−ズ素子は、ZnとAlとMg、Sn、In、Gaの少なくとも1種を含有し、AlとMg、Sn、In、Gaの少なくとも1種のそれぞれの含有量が0.5〜15%、AlとMg、Sn、In、Gaの少なくとも1種との合計量が5〜20%、残部がZnの合金が細線に加工されてなることを特徴とする。AlとMg、Sn、In、Gaの少なくとも1種のそれぞれの含有量を0.5〜15%とする理由は、260℃〜370℃での溶解熱量H260℃〜370℃と全溶解熱量ΣHとの比H260℃〜370℃/ΣHを0.2以上、好ましくは0.5以上としてヒュ−ズ素子溶断温度をZn−Alヒュ−ズ素子の溶断温度よりも一段と低くするためであり、0.5%未満ではその比を0.2以上にできず、15%を越えると260℃近傍でも溶解が生じて鉛フリーはんだ付けを安全に行い難くなるからである。AlとMg、Sn、In、Gaの少なくとも1種のそれぞれの含有量を5〜20%とする理由は、細線加工を容易に行い得るようにするためであり、5%未満では脆弱であり線引きが難しく、20%を越えると延性が大になり過ぎ線引きが難しくなるからである。
請求項3に係るヒュ−ズ素子は、Mg、Sn、In、Gaの少なくとも1種(ただし、Mg1種の場合は除く)が3〜20%、残部がZnである合金が細線に加工されてなることを特徴とする。Mg、Sn、In、Gaの少なくとも1種(ただし、Mg1種の場合は除く)の合計含有量を3〜20%とする理由は、260℃〜370℃での溶解熱量H260℃〜370℃と全溶解熱量ΣHとの比H260℃〜370℃/ΣHを0.2以上好ましくは0.5以上としてヒュ−ズ素子溶断温度をZn−Alヒュ−ズ素子の溶断温度よりも一段と低くするためであり、3%未満ではその比を0.2以上にできず、20%を越えると260℃近傍でも溶解が生じて鉛フリーはんだ付けを安全に行い難くなるからである。
請求項4に係るヒュ−ズ素子は、請求項1〜3何れか記載の合金にBi、Au、Ag、Cu、Ni、Pd、P、Sbの少なくとも一種が1%以下添加された合金が細線に加工されてなることを特徴とする。Bi、Au、Ag、Cu、Ni、Pd、P、Sbを添加する理由は、ヒュ−ズ素子がスポット溶接等で接続される電極との相溶性を高め、電極との界面に機械的に強靱な合金層を生成させて接合強度を向上させるためである。
請求項5に係るヒュ−ズ素子は、請求項1〜4何れか記載のヒュ−ズ素子において、細線断面が線径0.03〜0.6mmφの円形または厚み0.01〜0.2mm、幅3〜0.1mmのリボン状であることを特徴とする。
(1)生体に有害な金属元素を含有しておらず、環境保全に資する。更に耐食性に優れ、腐食性環境でも安全に使用できる。
(2)260℃〜370℃での溶解熱量H260℃〜370℃と全溶解熱量ΣHとの比H260℃〜370℃/ΣHが0.2以上であり、固相線温度を260℃に向け低減できると共に260℃〜370℃の温度域で液相化を充分に進行させることができてヒューズを370℃以下で溶断させることができる。この温度はタンタルコンデンサ等の発煙温度に対し充分に低いから、タンタルコンデンサ等の発煙防止を確実に行うことができる。
(4)固相線温度が260℃以上であるから、鉛フリーはんだによるはんだ付けでも、ヒューズ素子付き電子部品を回路基板に安全に実装できる。
従って、本発明に係るヒューズ素子によれば、タンタルコンデンサ等の発煙を迅速作動で未然に防止でき、鉛フリーはんだ付けを安全に行い得、電子部品への取付けを容易に行い得る鉛フリーのヒューズ素子を提供できる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明に係るヒュ−ズ素子を内蔵させたコンデンサの一例を示している。
図1において、1はタンタルコンデンサ素子、2は陽極リ−ド導体である。3は配線板であり、一対の電極31,32を有し、その電極間に本発明に係るヒュ−ズ素子aを接続し、一方の電極31をコンデンサ素子1の陰極に接合し、他方の電極32にリ−ド導体4を接合してある。5は封止樹脂層、例えばエポキシ樹脂層である。
上記ヒュ−ズ素子と電極との接合には、抵抗溶接、超音波溶接、若しくはワイヤボ−ルボンディング、ウェッジボンディング、または熱圧接等を用いることができる。
上記のコンデンサは、IC、トランジスタ、チップ抵抗等の他の電子部品と共に鉛フリ−はんだを使用してリフロ−法やフロ−法によって回路基板に温度230℃〜280℃で実装される。
上記したタンタルコンデンサにヒュ−ズ素子を内蔵させる理由は、万一の極性誤接続によって過電流が流れ発煙するのを防止するためである。
発煙には、温度以外にヒューズ遮断時間も関与し、ヒューズ遮断時間が長いと低い温度で発煙し、そのヒューズ遮断時間はヒューズ素子の抵抗が低くなるほど長くなるから、発煙にはヒューズ素子の抵抗値も関与する。
而るに、コンデンサ等に付設されるヒューズ素子の比抵抗が5.0〜6.0μΩcmであり、ヒューズ遮断時間が60〜90msecであり、かかるもとで発煙を防止するには、ヒューズ溶断温度を400℃よりも可及的に低くし、かつ鉛フリーはんだによる実装上260℃よりも高くすることが有効である。
ヒューズ素子の断面寸法や形状は線径0.03〜0.6mmφの丸線または厚み0.01〜0.2mm、幅3〜0.1mmのリボン状とされる。
上限については、ヒューズ素子の断面積を抑えて遮断時間が長くなり過ぎるのを回避することにあり、下限については、ヒューズ素子を電子部品に内蔵する際のハンドリング、組込の作業性、線引き加工性やコスト低減を保証することにある。
厚み0.01〜0.2mm、幅3〜0.1mmのリボン状では、電極との接触面積を充分に広くして接合性を向上できる有利性もある。
本発明に係るヒュ−ズ素子は、リフロ−法またはフロ−法により実装した後での補修やあと付けでも、鏝で安全にはんだ付けすることもできる。
これらの場合、ヒュ−ズ素子が曲げをうけるが、充分な柔軟性を有し、折損なく、スム−ズに、装着、実装またはあと付けできる。
本発明に係るヒュ−ズ素子は地金を所定の配合比で溶融してビレットを鋳造し、これを線引き加工することにより得ることができる。
Zn地金には、不純物Pb、Fe、Cd等をJISH2107規定の範囲内で含むものを使用することもできる。
この線引き加工の外、回転液中紡糸法によっても製造できる。すなわち、回転ドラムの内周面に遠心力により形成保持された冷却液層に、ノズルから噴射した溶融ジェットを冷却液層の周速と同速・同方向で入射させ、この液層入射ジェットを冷却液層で急冷・凝固させて紡糸することもできる。この場合、ノズルから冷却液層に至る空間でのジェットは、ノズルの円形形状が溶融金属の表面張力により保持されて円形断面となる。更に、ジェットの表面張力による円形保持力を冷却液層の動圧(ジェットを扁平化しようとする圧力)よりも大とするように、冷却液層周速、ジェットの冷却液層入射角等を調整してあり、冷却液層に入射されたジェットも、断面円形を保持しつつ冷却・凝固されていく。従って、線径30μmφという細線のヒュ−ズ素子でも容易に製造できる。
これらの製線中、ボビンへの巻取りを必要とするか、充分な柔軟性のために、折損なく、スム−ズに巻き取ることができる。
Al:5.0%、Ge:2.0%、残部Znの合金組成にて線径60μmφの細線をダイス伸線により製造した。この合金のDSC(昇温速度10℃/min)の結果は、図3の通りであり、H260℃〜370℃/ΣHを求めたところ0.8以上であった。
この細線の3mm切断片をAgメッキ42アロイ電極間に抵抗溶接し、細線中央の上方0.5mmの位置に熱電温度計を配し3Aを通電してヒュ−ズ遮断温度を測定したところ370℃以下であった(n=10箇の平均値)。
また、細線を42アロイ電極に抵抗溶接し(n=10箇の平均値)、引張り力を加え細線切断したものが100%ものを接合性◎、細線切断したものが50〜90%ものを接合性○、細線切断したものが10〜40%もの、または接合箇所が剥離したものが100%のものを接合性×として接合性を評価したところ、○であった。
また、260℃×10秒加熱して抵抗値変動の有無をチェックしたが、異常は何ら観られなかった。
〔比較例1〕
実施例1に対しGe無添加とした以外、実施例1と同様にして細線を製造した。DSCの結果は図2−2の通りであり、H260℃〜370℃/ΣHは0であった。
また、実施例1と同様にして遮断温度を測定したところ390℃以上であった。接合性は○であった。
この比較例1と実施例1との対比から、Ge添加により無添加の場合に較べヒューズ溶断温度を20℃以上低減できることを確認できた。
〔実施例2〜実施例5〕
表1に示すように実施例1に対し、Al量及びGe量を変えた以外、実施例1と同様にして細線を製造し、H260℃〜370℃/ΣH及びヒューズ溶断温度並びに接合性を求めたところ表1の通りであった。
260℃×10秒加熱して抵抗値変動の有無をチェックしたが、異常は何ら観られなかった。
Figure 0004818641
〔実施例6〜実施例13〕
表2に示すように実施例1に対し、Bi、Au、Ag、Cu、Ni、Pd、P、Sbを添加した以外、実施例1と同様にして細線を製造し、H260〜370℃/ΣH及びヒューズ溶断温度並びに接合性を求めたところ表2の通りであった。
何れの実施例品に対しても、260℃×10秒加熱して抵抗値変動の有無をチェックしたが、異常は何ら観られなかった。
Figure 0004818641
〔実施例14〜実施例18〕
表3に示すように、ZnとAlとMg、Sn、In、Gaの少なくとも1種を含有した組成とした以外、実施例1と同様にして細線を製造し、H260〜370℃/ΣH及びヒューズ溶断温度並びに接合性を求めたところ表3の通りであった。
何れの実施例品に対しても、260℃×10秒加熱して抵抗値変動の有無をチェックしたが、異常は何ら観られなかった。
何れの実施例においても、Bi、Ag、Cu、Ni、Pd、P、Sbの何れかを0.5%添加することにより接合性を◎にできることを確認した。
Figure 0004818641
〔比較例2〜比較例3〕
表3に示すように、ZnとAlとSnまたはInを含有し、AlとSnまたはInとの合計量を5%未満とした以外、実施例1と同様にして細線を製造し、H260℃〜370℃/ΣH及びヒューズ溶断温度並びに接合性を求めたところ表3の通りであった。
Figure 0004818641
〔実施例19〜実施例23〕
表4に示す合金組成とした以外、実施例1と同様にして細線を製造し、固相線温度及び比抵抗を実施例1と同様にして測定したところ、H260℃〜370℃/ΣH及びヒューズ溶断温度並びに接合性を求めたところ表3の通りであった。
260℃×10秒加熱して抵抗値変動の有無をチェックしたが、異常は何ら観られなかった。
何れの実施例においても、Bi、Ag、Cu、Ni、Pd、P、Sbの何れかを0.5%添加することにより接合性を◎にできることを確認した。
本発明に係るヒュ−ズ内蔵電子部品の一例を示す図面である。 Zn−Al合金の温度状態図である。 Zn−5Al合金のDSC結果である。 Zn−5Al−2Ge合金のDSC結果である。
符号の説明
a ヒュ−ズ素子
1 コンデンサ素子
5 封止樹脂層

Claims (5)

  1. ZnとAlとGeとを含有し、AlとGeのそれぞれの含有量が0.5〜15質量%、AlとGeとの合計量が5〜20質量%、残部がZnの合金が細線に加工されてなることを特徴とするヒューズ素子。
  2. ZnとAlとMg、Sn、In、Gaの少なくとも1種とを含有し、AlとMg、Sn、In、Gaの少なくとも1種のそれぞれの含有量が0.5〜15質量%、AlとMg、Sn、In、Gaの少なくとも1種との合計量が5〜20質量%、残部がZnの合金が細線に加工されてなることを特徴とするヒューズ素子。
  3. Mg、Sn、In、Gaの少なくとも1種(ただし、Mg1種の場合は除く)が3〜20質量%、残部がZnである合金が細線に加工されてなることを特徴とするヒューズ素子。
  4. 請求項1〜3何れか記載の合金にBi、Au、Ag、Cu、Ni、Pd、P、Sbの少なくとも一種が1質量%以下添加された合金が細線に加工されてなることを特徴とするヒューズ素子。
  5. 細線断面が線径0.03〜0.6mmφの円形または厚み0.01〜0.2mm、幅3〜0.1mmのリボン状であることを特徴とする請求項1〜4何れか記載のヒューズ素子。
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