JP4818475B1 - 現像剤担持体、その製造方法及び現像装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基体及び樹脂層を有し、該樹脂層が特定構造の3つのユニットを有するアクリル樹脂及び導電性粒子を含有している現像剤担持体。
【選択図】なし
Description
重合反応〔A〕;下記式(5)で示されるモノマー及び下記式(6)で示されるモノマーのラジカル重合反応、
重合反応〔B〕;下記式(5)で示されるモノマーの水酸基同士の脱水重縮合反応、
本発明に係るアクリル樹脂は、負摩擦帯電性のトナーの摩擦帯電量を高める役割を有する。更に、該アクリル樹脂が架橋構造を有することにより、結着樹脂として強度を高めることができるため、耐摩耗性を向上させることができる。その結果、長期の使用によっても、高い画像濃度を維持でき、トナーの飛び散りの発生を抑制できる。かかる効果をもたらすアクリル樹脂は、下記式(1)で示されるユニット(以降「ユニット(1)」ともいう)、式(2)で示されるユニット(以降「ユニット(2)」ともいう)、及び式(3)で示されるユニット(以降「ユニット(3)」ともいう)を有する。
ラジカル重合反応〔A〕及び水酸基同士の脱水重縮合反応〔B〕は、同時に行っても構わないが、ラジカル重合反応〔A〕の後に、水酸基同士の脱水重縮合反応〔B〕をおこなうことが、残留モノマーの量を低減できるため好ましい。
樹脂層の耐摩耗性を向上させるために、樹脂層は、フェノール樹脂又はメラミン樹脂を含有し、且つ、前記アクリル樹脂は、下記式(4)で示されるユニット(以降「ユニット(4)」ともいう)を有し、***の位置で該フェノール樹脂又は該メラミン樹脂と結合していることが好ましい。
本発明では樹脂層の電気抵抗値を調整するために、導電性粒子が樹脂層中に含有されている。導電性粒子の材質としては、金属、金属酸化物、カーボンブラックやグラファイトの如き炭化物が挙げられる。中でもカーボンブラック、特に、導電性のアモルファスカーボンが好適に用いられる。樹脂層の体積抵抗値の目安としては、104Ω・cm以下、特には10-3Ω・cm以上103Ω・cm以下である。
樹脂層の表面粗さの目安としては、算術平均粗さRa(JIS B0601−2001)で0.3μm〜2.5μmである。樹脂層の粗さを所望の値にする方法としては、樹脂層を形成する基体にサンドブラストにより粗さを付与し、その上に樹脂層を形成する方法や、樹脂層に凹凸付与粒子を含有させる方法がある。
次に樹脂層の製造方法について説明する。樹脂層は、例えば以下の工程により形成することが可能である。
〔1〕各モノマーをラジカル重合させてアクリル樹脂溶液を製造する工程、
〔2〕前記アクリル樹脂溶液と導電性粒子を分散混合し塗料化させる工程、
〔3〕前記分散混合した塗料を基体上に塗工する工程、
〔4〕前記基体上に塗工された塗料を乾燥固化あるいは硬化させる工程。
基体としては、円筒状部材、円柱状部材、ベルト状の部材が挙げられる。基体の材質としてはアルミニウム、ステンレス鋼、真鍮等の非磁性の金属又は合金が挙げられる。
本発明に係る現像装置は、トナー粒子を有する負帯電性の現像剤と、該現像剤を収容している容器と、該容器に貯蔵された該現像剤を担持搬送するための現像剤担持体と、現像剤層厚規制部材とを有する。そして、該現像剤層厚規制部材により該現像剤担持体上に現像剤層を形成しながら該現像剤担持体上の該現像剤を静電潜像担持体と対向する現像領域へ搬送し、該静電潜像担持体の静電潜像を該現像剤により現像し、トナー画像を形成するものである。そして、該現像剤担持体が、上記した本発明に係る現像剤担持体である。
本発明に係る現像剤(トナー)は、結着樹脂に着色剤、荷電制御剤、離型剤、無機微粒子等を含む。磁性材料を必須成分とする磁性トナーであっても、磁性材料を含まない非磁性トナーであってもよい。質量平均粒径は、4μm以上10μm以下の範囲にあることが好ましい。トナーの摩擦帯電量あるいは画質及び画像濃度がバランスのとれたものとなるからである。トナーの質量平均粒径が10μm以下であれば、微小ドット画像の再現性が低下するのを抑制することができる。一方、トナーの質量平均粒径が4μm以上であれば、摩擦帯電不良によるカブリの発生や、濃度薄の発生を抑制することができる。トナーの結着樹脂としては、ビニル系樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂を使用することができる。中でもビニル系樹脂、ポリエステル樹脂が好ましい。上記トナーには摩擦帯電特性を向上させる目的で、荷電制御剤をトナー粒子に包含させる(内添する)、又はトナー粒子と混合して用いる(外添する)ことができる。荷電制御剤によって、現像システムに応じた最適の荷電量コントロールが容易となる。
まず、本発明に関わる物性の測定方法について説明する。
アクリル樹脂のポリマーの構造は、現像剤担持体の樹脂層を削り取った試料を熱分解GC/MS装置:「Voyager」(商品名、サーモエレクトロン社製)で分析して求めた。なお、熱分解温度:600℃、カラム:HP−1(15m×0.25mm×0.25μm)、Inlet:温度300℃、Split:20.0、注入量:1.2ml/min、昇温:50℃(4min)−300℃(20℃/min)の条件で行った。
100μmの厚さのPETシート上に、7μm乃至20μmの樹脂層を形成し、抵抗率計:「ロレスタAP」(商品名、三菱化学社製)にて4端子プローブを用いて樹脂層の体積抵抗値を測定した。測定環境は温度20℃、湿度50%RHとした。
現像剤担持体表面の算術平均粗さRaはJIS B0601(2001)に基づき、表面粗さ計:「サーフコーダーSE−3500」(商品名、株式会社小坂研究所社製)を用いて測定した。測定条件としては、カットオフ0.8mm、評価長さ4mm、送り速度0.5mm/sとし、軸方向3点×周方向3点=9点について測定し、その平均値を当該試料の現像剤担持体表面の算術平均粗さRaとした。
凹凸付与粒子の体積平均粒径の測定装置として、レーザー回折型粒度分布計:「コールターLS−230型粒度分布計」(商品名、ベックマン・コールター株式会社製)を用いた。測定には、少量モジュールを用い、測定溶媒はイソプロピルアルコール(IPA)を使用した。まず、IPAにて測定装置の測定系内を約5分間洗浄し、洗浄後バックグラウンドファンクションを実行した。次にIPA50ml中に、測定試料約10mgを加える。試料を懸濁した溶液を超音波分散機で約2分間分散処理し、試料液を得た後、測定装置の測定系内に試料液を徐々に加えて、装置の画面上のPIDS(Polarization Intensity Differential Scattering)濃度が45%乃至55%になるように測定系内の試料濃度を調整した。その後に測定を行い、体積分布から算術した体積平均粒径を求めた。
樹脂層の膜厚の測定には、レーザー光にて円筒の外径を測定するレーザー寸法測定器(コントローラ:「LS−5500」(商品名、株式会社キーエンス社製)及びセンサーヘッド:「LS−5040T」(商品名、株式会社キーエンス社製))を用いた。現像剤担持体固定治具及び現像剤担持体送り機構を取り付けた装置にセンサー部を別途固定し、現像剤担持体の外径寸法を測定した。測定は、現像剤担持体長手方向に対し30分割して30箇所測定し、更に現像剤担持体を周方向に90°回転させた後更に30箇所、計60箇所について行った。得られた測定値の平均値を当該試料の外径寸法とした。樹脂層形成前に基体の外径を測定しておき、樹脂層形成後に再び外径を測定し、その差分を樹脂層の膜厚とした。
粒径測定装置:「コールターマルチサイザーIII」(商品名、ベックマン・コールター社製)を用いて測定した。電解液としては、1級塩化ナトリウムを用いて調製した約1%NaCl水溶液を使用した。電解液約100ml中に、分散剤としてアルキルベンゼンスルホン酸塩約0.5mlを加え、さらに測定試料約5mgを加え試料を懸濁する。試料を懸濁した電解液は、超音波分散器で約1分間分散処理を行い、前記測定装置により、100μmアパーチャーを用いて、測定試料の体積、個数を測定して体積分布と個数分布とを算出した。この結果より、体積分布から求めた質量基準の質量平均粒径(D4)を求めた。
<<アクリル樹脂溶液A−1の製造例>>
撹拌機、冷却器、温度計、窒素導入管及び滴下ロートを付した4つ口セパラブルフラスコ内で、以下の材料を混合し、系が均一になるまで攪拌した。
・ジメチルアミノエチルメタクリレート(3級アミノ基含有モノマー):31.0質量部、
・ラウリルブロマイド(4級化剤):49.1質量部、
・イソプロピルアルコール:50質量部。
使用する共重合成分を表1に示した成分としたこと以外は、製造例A−1と同様にして、アクリル樹脂溶液A−2〜A−29及びa−30〜a−33を得た。なお、A−4、A−15、A−17、A−25及びA−29は重合反応終了後、イオン交換樹脂によりアニオンを臭素イオンからp−トルエンスルホン酸イオン、またはメタンスルホン酸イオンに交換した。製造例A−1と同様に分析した加熱乾燥後のアクリル樹脂の構造を表2に示す。
現像剤担持体に用いるアクリル樹脂以外のその他樹脂、導電性粒子及び凹凸付与粒子として以下の表A、表B及び表Cに示すものを使用した。
<現像剤担持体E−1の製造>
現像剤担持体E−1を以下の方法により製造した。先ず、下記の各材料を、混合し、サンドミル:「横型レディーミルNVM−03」(商品名、アイメックス社製)(直径1.0mmのガラスビーズを充填率85%)にて分散処理し、塗工液を得た。
・アクリル樹脂溶液A−1:固形分100質量部(溶液として250質量部)、
・導電性粒子C−1:6.7質量部、
・導電性粒子C−2:60質量部、
・凹凸付与粒子D−2:10質量部、
・イソプロピルアルコール:200質量部。
得られた現像剤担持体E−1にマグネットローラを組み付け、これをプリンター:「LASER JET4350」(商品名、ヒューレットパッカード社製)の純正カートリッジに組み込み、現像装置とした。これを上記プリンターに搭載し、下記の画像評価を行った。画像評価は、高温高湿環境(温度32.5℃、湿度80%RH;H/H)で実施した。尚、画像評価には、レターサイズの用紙「Business4200」(商品名、XEROX社製;75g/m2)を使用し、印字比率3%の文字画像をA4サイズの普通紙を縦送りで5万枚まで連続複写の画出し試験を行った。その結果を表4に示す。尚、(1)乃至(3)の画像評価は、それぞれ初期と5万枚画出し後に行った。
反射濃度計:「RD918」(商品名、マクベス社製)を使用し、ベタ画像を印字した際のベタ黒部の濃度を5点測定し、算術平均値を画像濃度とした。また、初期と5万枚画出し後の画像濃度の低下率を算出した。
ハーフトーン及びベタ黒画像を出力し、画像進行方向に走る、線状、帯状の濃度差について、下記基準にて評価した。濃度ムラは下記基準に基づいてランク付けを行い評価した。
A:画像にもスリーブ上にも濃度差が全く確認できない。
B:ハーフトーン画像上では軽微な濃度差が確認でき、ベタ黒画像上では確認できない。C:ベタ黒画像上で軽微な濃度差が確認でき、ハーフトーン画像上に目視で濃度差のわかる帯が確認される。
D:ハーフトーン画像上に反射濃度計で明確に測定できる濃度差が帯状に現れ、ベタ黒画像上でも目視で濃度差が確認できる。
フォントサイズが4Pの図4に示す漢字の画像を出力し、当該画像の周囲へのトナーの飛び散りや当該画像のカスレを目視で観察し、下記基準にて画質を評価した。
A:倍率が10倍のルーペで見ても飛び散りのない鮮明な画像である。
B:目視で見る限り鮮明な画像である。
C:若干飛び散りが見られるものの実用上問題ない。
D:飛び散り目立ち、文字のカスレが確認できる。
<現像剤担持体E−2〜E−31及びF−32〜F−35の製造>
塗工液としてそれぞれ表3に示したものを用いた他は、実施例1と同様に現像剤担持体E−2〜E−31及びF−32〜F−35を作製した。
得られた現像剤担持体E−2〜E−31及びF−32〜F−35を実施例1と同様にカートリッジに組み込み、現像装置を得た。これらの現像装置を実施例1と同様にプリンターに搭載し、実施例1と同様に画像評価を行った。結果を表4に示す。
<現像剤担持体G−36の製造>
塗工液の組成を以下に示す割合とし、その他は実施例1と同様にして塗工液を得た。
・アクリル樹脂溶液A−1:固形分50質量部(溶液として125質量部)、
・フェノール樹脂:固形分50質量部(溶液として83.3質量部)、
・導電性粒子C−1:4質量部、
・導電性粒子C−2:36質量部、
・凹凸付与粒子D−1:12質量部、
・イソプロピルアルコール:175質量部。
得られた現像剤担持体G−36にマグネットローラを挿入し、両端にフランジを取り付けて、電子写真画像形成装置:「iR2545」(商品名、キヤノン株式会社製)の現像器の現像ローラとして装着した。なお、磁性ドクターブレードと現像剤担持体G−36との間隙は220μmとした。これを、上記の電子写真画像形成装置に搭載し、下記の画像評価を行った。画像評価は、高温高湿環境(温度30℃、湿度80%RH;H/H)で実施した。尚、画像評価には、A4サイズの普通紙:「CSー680」(商品名、キヤノン社製;68g/m2)を使用し、印字比率3%の文字画像をA4サイズの普通紙を横送りで50万枚まで連続複写の画出し試験を行った。その結果を表6に示す。
<現像剤担持体G−37〜G−46及びH−47〜H−50の製造>
塗工液をそれぞれ表5に示したものを用いた他は、実施例32と同様に現像剤担持体G−37〜G−46及びH−47〜H−50を作製した。
得られた現像剤担持体G−37〜G−46及びH−47〜H−50を実施例32と同様に現像器に組み込み、現像装置を得た。これらの現像装置を実施例32と同様に電子写真画像形成装置に搭載し、実施例32と同様に画像評価を行った。結果を表6に示す。
<現像剤担持体I−51の製造>
塗工液の組成を以下に示す割合とし、その他は実施例1と同様にして塗工液を得た。
・アクリル樹脂溶液A−1:固形分100質量部(溶液として250質量部)、
・導電性粒子C−1:3.3質量部、
・導電性粒子C−2:30質量部、
・凹凸付与粒子D−1:10質量部、
・イソプロピルアルコール:100質量部。
得られた現像剤担持体l−51をプリンター:「LBP2160」(商品名、キヤノン株式会社製)のマゼンタカートリッジ:「EP82」(商品名、キヤノン株式会社製)に組み込み、現像装置とした。これを上記プリンターに搭載し、下記の画像評価を行った。なお、トナーへの規制を強めるため、現像剤担持体長手方向にトナー規制ブレードの接触圧を線圧で30g/cmとした。画像評価は、高温高湿環境(温度32.5℃、湿度80%RH;H/H)で実施した。尚、画像評価には、レターサイズの用紙:「Business4200」(商品名、XEROX社製;75g/m2)を使用し、印字比率3%の文字画像をA4サイズの普通紙を縦送りで3万枚まで連続複写の画出し試験を行った。その結果を表8に示す。
<現像剤担持体J−52〜J−53の製造>
塗工液の組成を表7に示す割合とした他は、実施例43と同様にして現像剤担持体J−52〜J−53を作製した。
得られた現像剤担持体J−52〜J−53を実施例43と同様にカートリッジに組み込み、現像装置を得た。これらの現像装置を実施例43と同様にプリンタに搭載し、実施例43と同様に画像評価を行った。結果を表8に示す。
102 基体
103 現像スリーブ
104 マグネットローラ
105 現像剤担持体
106 静電潜像担持体(感光体ドラム)
107 現像剤層厚規制部材(磁性ブレード)
108 現像バイアス電源
109 現像容器
110 攪拌搬送部材
111 第二室
112 第一室
113 仕切り部材
114 攪拌部材
115 現像剤供給部材
Claims (5)
- 基体及び樹脂層を有し、該樹脂層は、下記式(1)で示されるユニット、下記式(2)で示されるユニットおよび下記式(3)で示されるユニットを有するアクリル樹脂と導電性粒子とを含有していることを特徴とする現像剤担持体:
- 前記式(2)で示されるユニットのR5、R6およびR7の少なくとも一つが、炭素数8乃至18のアルキル基である請求項1に記載の現像剤担持体。
- 基体及び樹脂層を有する現像剤担持体の製造方法において、該樹脂層は、アクリル樹脂、及び導電性粒子を少なくとも含有しており、該アクリル樹脂は、下記重合反応〔A〕及び〔B〕により得られることを特徴とする現像剤担持体の製造方法:
重合反応〔A〕;下記式(5)で示されるモノマー及び下記式(6)で示されるモノマーのラジカル重合反応、
重合反応〔B〕;下記式(5)で示されるモノマーの水酸基同士の脱水重縮合反応、
- トナー粒子を有する負帯電性の現像剤と、該現像剤を収容している容器と、該容器に貯蔵された該現像剤を担持搬送するための現像剤担持体と、現像剤層厚規制部材とを有する現像装置であって、該現像剤担持体が、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の現像剤担持体であることを特徴とする現像装置。
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