JP4818030B2 - ウエザーストリップのコーナー型成形部構造 - Google Patents

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本発明は、自動車用ウエザーストリップのコーナー型成形部構造に関し、特にそのコーナー型成形部の特殊性である中子抜き作業の作業性向上を図りながら、ベース部の剛性向上を図ったウエザーストリップのコーナー型成形部構造に関するものである。
自動車用ウエザーストリップのコーナー型成形部において、ドアサッシュへの組み付け性の改善とともにドア閉時のずれ防止をもって水密性の向上を図ることを目的として、そのコーナー型成形部におけるベース部(ドアサッシュへの取付基部となる部分)の剛性を高める技術が種々提案されている。
例えば、特許文献1に記載のように、コーナー型成形部にいわゆるインサートメタルを埋設したもののほかに、特許文献2,3に記載のように、コーナー型成形部のベース部を他の部位よりも硬質のゴムあるいは樹脂材料で形成したものが提案されている。特に特許文献2に記載の技術では、ドアサッシュ側の穴に挿入されるクリップを硬質のベース部と一体に形成することでコーナー型成形部の位置ずれ防止を図っているほか、特許文献4に記載の技術では、ドアサッシュ側に挿入されるクリップを一体に形成してなる押さえプレートを併用することで、ドアサッシュからのコーナー型成形部の浮き上がりを防止するようになっている。
実開平6−39538号公報 実開平6−6046号公報 特開2003−112527号公報 特開2004−98804号公報
しかしながら、特許文献1,4に記載の技術では、別部品としてインサートメタルや押さえプレートが必須であるため、部品点数の増加によるコストアップが余儀なくされる。特に特許文献1に記載の技術では、埋設されたインサートメタルを避けた位置に中子抜き穴を設定する必要があるため、その部分における撓み時のベース部の位置ずれや浮き上がりの発生が懸念され、水密性向上の上でなおも課題を残している。
また、特許文献2,3に記載の技術では、コーナー型成形部のベース部の一部のみが硬質材料で形成されているだけであるから、ベース部の剛性向上効果が必ずしも十分ではなく、特に撓み時におけるベース部の位置ずれや浮き上がりによって水密性が低下するおそれがある。
本発明はこのような課題に着目してなされたものであり、コーナー型成形部の特殊性であるところの中子抜き穴の設定およびその中子抜き穴を使った中子抜き作業に支障をきたすことなくベース部の剛性向上を図り、もってベース部のずれや浮き上がりを未然に防止し、ひいては水密性の向上を図った構造を提供するものである。
請求項1に記載の発明は、ウエザーストリップの一般部同士を接続しているコーナー型成形部の構造にして、ベース部と、このベース部と一体に形成された中空状のシールリップと、ベース部に開口形成された中子抜き穴とを備えたコーナー型成形部の構造であることを前提とする。
その上で、コーナー型成形部のベース部が硬質材料で、ベース部以外の部分が軟質材料でそれぞれ形成されているとともに、上記ベース部は、中子抜き穴を取り囲むようにその中子抜き穴を形成しつつウエザーストリップの長手方向に延在している略枠板状のものとして形成されていて、上記ベース部のうち中子抜き穴をはさんで正対している左右のベース素片同士は、長手方向の一端では薄肉状のブリッジ部を介して相互に連結されている一方で、長手方向の他端では相互に離間していることを特徴とする。
したがって、請求項1に記載の発明では、中子抜き穴を取り囲むようしてそのベース部全体が硬質化されているので、ベース部全体の剛性が高められることになる。また、中子抜き穴をはさんでその両側のベース素片同士が一端では薄肉状のブリッジ部で連結され、他端では離間しているので、中子を抜き出す時にその中子抜き穴を広げやすくなり、中子抜き取り作業がスムーズに行えるようになる。さらに、中子抜き穴をはさんでその両側のベース素片同士が繋がっているので、双方のベース素片同士がいわゆる段違いとなるような変形に対しても十分に対抗できるようになる。
ここで、望ましくは請求項2に記載のように、上記中子抜き穴のうちブリッジ部を介して相互に連結されている長手方向の一端では、その中子抜き穴が微小隙間のスリット部をもって収束しているとともにそのスリット部の末端にブリッジ部が形成されている一方、上記中子抜き穴のうち相互に離間している長手方向の他端では、その中子抜き穴が微小隙間のスリット部をもって開放されているものとする。
このような構造とすることにより、ベース部をドアサッシュに取り付けた時には、スリット部を形成している対抗面同士が突き合わされて、ベース部の剛性向上に一段と寄与するようになる。
請求項3に記載の発明は、請求項2の記載を前提として、上記中子抜き穴の長手方向両端のスリット部のうち少なくともいずれか一方において、スリット部を含むベース部をその面直角方向から見たとき、スリット幅をもって対向している二面のうちいずれか一方を凸状部とし、他方をその凸状部と凹凸嵌合可能な凹状部としたことを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項3の記載を前提として、上記中子抜き穴の長手方向両端のスリット部のうち少なくともいずれか一方において、スリット部を含むベース部を長手方向に面直角な断面で見たとき、スリット幅をもって対向している二面のうちいずれか一方を凸状面とし、他方をその凸状面と凹凸嵌合可能な凹状面としたことを特徴とする。
このような構造とすることにより、スリット部を形成している対抗面同士が突き合わされた時にはその対向面同士が凹凸嵌合することで位置決め効果が発揮されるようになり、ドアサッシュに取り付けた状態でのその凹凸嵌合部でのずれを防止できるようになり、特にベース部の浮き上がりやドアサッシュからの外れを未然に防止する上で有利となる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれかの記載を前提として、ベース部から補助ベース部を延長形成し、その補助ベース部の一部にクリップを形成したことを特徴とする。
したがって、この請求項5に記載の発明では、ベース部以外にクリップがドアサッシュに対する固定点として機能することで、コーナー型形成部の固定保持力向上の上で有利となる。
請求項1に記載の発明によれば、コーナー型成形部において中子抜き穴の設定を容認しながらそのベース部全体の剛性を高めることができるので、ドアサッシュへの組付性を良好に保ちながら、特に撓み変形時のずれ防止や浮き上がり防止、ひいてはドアサッシュからの外れ防止とともに水密性向上を図ることができる。また、中子抜き取り時には硬質のベース部に形成されている中子抜き穴を広げることが可能であるので、中子抜き取り作業を容易に行える。
請求項2に記載の発明によれば、中子抜き穴の両端にスリット部が形成されていて、ドアサッシュへの組み付け時には上記スリット部を形成している対向面同士が突き合わされることになるので、ベース部の剛性向上に一段と寄与できるようになり、従来一部で実施されていたように中子抜き穴を形成している対抗面同士を事後的に接着する必要もなくなる。
請求項3に記載の発明によれば、上記スリット部を形成している対向面同士をいわゆる凹凸嵌合可能な構造としたので、その対向面同士を突き合わせた時の位置決め効果のためにその対向面の突き合わせ部でのずれを未然に防止できるようになり、ドアサッシュからのベース部の浮き上がりや外れを防止できる。
特に請求項4に記載の発明によれば、上記スリット部を形成している対向面同士の突き合わせ部において三次元方向での凹凸嵌合による位置決め効果が期待でるため、上記ドアサッシュからのベース部の浮き上がりや外れの防止効果が一段と顕著となる。
請求項5に記載の発明によれば、ベース部から延長形成した補助ベースにクリップを形成したので、部品点数の増加を招くことなく、ドアサッシュに対するコーナー型成形部の固定保持力が一段と向上する。
図1〜7は本発明に係るコーナー型成形部構造の具体例を示し、特に図2は図1に示す自動車のフロントドア用ウエザーストリップ1のA−A線に沿う断面図を、図3は同じくB−B線に沿う断面図を、図4は同じく図1に示すウエザーストリップ1の後側コーナー部、すなわちウエザーストリップ1のルーフ側一般部Srとセンターピラー側一般部Spとのなすコーナー部1Cの詳細を示している。
図2〜4に示すように、ウエザーストリップ1はルーフ側一般部Srとセンターピラー側一般部Spとが両者の間に介在するコーナー型成形部1Cをもって接合線mにて相互に接続されているもので、図5に示すドアサッシュ2の周囲に嵌合保持されることになる。そして、ドアサッシュ2を含むルーフ側一般部Srは図2のような断面形状となっているのに対して、同じくドアサッシュ2を含むセンターピラー側一般部Spは図3のような断面形状となっている。なお、図2,3に示すように、ドアサッシュにはその内周にウエザーストリップ1とは別のドアグラスラン3が嵌合保持されている。
上記ルーフ側一般部Srとセンターピラー側一般部Spとでは図2,3に示すようにその断面形状が微妙に異なるものの、取付基部となるベース部5と中空状のシールリップ6のほか舌片状のサブシールリップ7を備えている点で共通しており、両者の間に介在することになる後側のコーナー型成形部1Cが、互いに断面形状が異なることになるルーフ側一般部Srとセンターピラー側一般部Spとを滑らかに連続させている。また、センターピラー側一般部Spは前側まで延び、前側のコーナー型成形部1Dが同様にルーフ側一般部Srとセンターピラー側一般部Spとを滑らかに連続させている。なお、ルーフ側一般部Srおよびセンターピラー側一般部Spは、共にスポンジゴムまたは発泡TPO等の軟質樹脂材料をもって均一断面形状のものとして押出成形されたものである。
一方、コーナー型成形部1Cは、図4のほか図6,7に示すように、ベース部5cと中空状のシールリップ6cおよびサブシールリップ7cを備えている点でルーフ側一般部Srおよびセンターピラー側一般部Spと共通しているものの、略枠板状をなすベース5c部が硬質樹脂材料にて形成されているのに対して、それ以外の部分である中空状のシールリップ6cやサブシールリップ7cが軟質樹脂材料にて形成されている点でルーフ側一般部Srおよびセンターピラー側一般部Spとは異なっている。また、図6に示すようにベース部5cからサブシールリップ7c側に補助ベース部8が延長形成されていて、その補助ベース部8にはクリップ9が一体に突出形成されている。そして、ベース部5cをドアサッシュ2に嵌合させるのと同時に、クリップ9をドアサッシュ2のインナ側に係合させることで、ドアサッシュ2に対するコーナー型成形部5cの固定保持力の向上が図られている。つまり、図5に示すようにドアサッシュ2のうちコーナー型成形部5cに相当する部分では、そのドアサッシュ2と一体のリテーナ2aが局部的に切除されて切欠部2cとなっていることから、上記クリップ9による固定構造はこの切欠部2c相当部での固定保持力を補う役目をすることになる。
なお、上記硬質樹脂材料としては例えばPP(硬度がJIS−R90程度)が使用され、軟質樹脂材料としては例えばTPO(硬度がJIS−A40程度)が使用される。このようなコーナー型成形部1Cは、例えば硬質樹脂材料を用いてベース部5cを金型成形した後に、同じ金型にて軟質樹脂材料を用いて残りのシールリップ6cやサブシールリップ7cを成形するいわゆる二色成形法と同様の手法にて成形される。
ここで、コーナー型成形部1Cは、周知のように押出成形されたルーフ側一般部Srとセンターピラー側一般部Spとを接続するべく特に中空状のシールリップ6cの成形を司る中子を併用して金型成形されるものであるから、ベース部5cには成形後に上記中子を抜き取るための中子抜き穴10が長手方向に沿って開口形成されているる。
そして、図4から明らかなように、ベース部5cは中子抜き穴10を取り囲むようにして左右一対のベース素片11,11同士がその中子抜き穴10を形成しつつウエザーストリップ1の長手方向に延在しているものであるが、そのベース部5cの長手方向の一端ではベース素片11,11同士の間に形成された微小隙間のスリット部12をもって中子抜き穴10が収束しつつその先端側に薄肉状のブリッジ部13が形成されていて、そのブリッジ部13をもって左右のベース素片11,11同士が連結されている一方、ベース部5cの長手方向の他端ではベース素片11,11同士の間に形成された微小隙間のスリット部14がそのまま開放されていて、ベース素片11,11同士が実質的に離間した状態となっている。
その上で、図7の(A),(B)に示すようにコーナー型成形部1Cのベース部5cをドアサッシュ2に装着した時には、長手方向両端のスリット部12,14ではそのスリット部12,14の微小隙間を閉塞するべくそれらのスリット部12,14を形成している対向二面が互いに突き合わされるようにその幅寸法Wを予め設定してある。
したがって、上記のようなコーナー型成形部1Cを備えたウエザーストリップ1の構造によれば、ドアサッシュ2に対するコーナー型成形部1Cの取り付け基部として機能することになるベース部5cが硬質樹脂材料で形成されているので、そのベース部5cに中子抜き穴10が形成されているにもかかわらずドアサッシュ2への装着状態において必要十分な剛性が得られ、ドア閉時に撓み変形したとしてもベース部5cがドアサッシュ2から浮き上がったり、ずれを生ずることもない。特にベース部5cをドアサッシュ2に装着した際に、中子抜き穴10の両端のスリット部12,14が閉塞されてそのスリット部12,14を形成している対向二面が突き合わされるほか、ベース部5cから延長形成した補助ベース部8のクリップ9をドアサッシュ2に係合させるようにしているので、これらによってもまた剛性に向上とともにコーナー型成形部1Cの固定保持力が一段と向上することになる。
その上、中子抜き穴10が開口形成されたベース部5cが硬質樹脂材料で形成されてはいても、ベース部5cを形成している二つのベース素片11,11同士が一端では薄肉状のブリッジ部13で接続され、他端では離間した状態となっているので、コーナー型成形部1Cからの中子抜き取り作業に際してその中子抜き穴10を大きく口開きさせることが可能であり、中子抜き取り作業の作業性も良好なものとなる。
さらに、ベース部5cを形成している二つのベース素片11,11はブリッジ部13において相互に接続されているので、撓み変形時に双方のベース素片11,11が段違いとなるようなずれを生ずることもない。
ここで、図8に示すように、図4のG部において一方のスリット部12の端部をそれよりも大径の丸穴状大径部12aに形成すると、中子抜き取り作業に際して中子抜き穴10を一段と開きやすくなるとともに、応力集中による裂けの発生を未然に防止できるようになる。
図9は発明の第2の実施の形態を示し、中子抜き穴10の他端において開放された図4のスリット部14の変形例を示している。
この第2の実施の形態では、図9の(A)に示すように、ベース部5cをその面直角方向から見たとき、開放されたスリット部14Aを形成している対向二面うち一方を他方に向けて凸形状となる山形状の凸状部15とするとともに、他方をその凸状部15と噛み合うV溝状の凹状部16として、同図(B)に示すようにベース部5cをドアサッシュ2に装着した際に両者を凹凸嵌合させるようにしたものである。
この場合には、上記凹凸嵌合による位置決め効果が発揮されて、ベース部5cを形成しているベース素片11,11同士の長手方向での位置ずれを未然に防止できることから、ウエザーストリップ1が撓み変形した時のドアサッシュ2に対するずれや予期し得ない変形を未然に防止できることになる。
図10は本発明の第3の実施の形態を示し、上記と同様に図4の中子抜き穴10の他端において開放されたスリット部14の変形例を示している。
この第3の実施の形態では、先の第2の実施の形態の構成に加えて、上記スリット部14Bを含むベース部5cを長手方向に面直角な断面で見たとき、スリット幅をもって対向している二面のうちいずれか一方を山形状の凸状面17とし、他方をその凸状面17と噛み合い可能なV溝状の凹状面18として、ベース部5cをドアサッシュ2に装着した際に両者を凹凸嵌合させるようにしたものである。
この第3の実施の形態の場合には、ベース部5cの平面方向だけでなく、ベース部5cの板厚方向においても上記凹凸嵌合による位置決め効果が発揮されて、ベース部5cを形成しているベース素片11,11同士の三次元方向での位置ずれを未然に防止できることから、特にウエザーストリップ1が撓み変形した時のドアサッシュ2に対するベース部5cの浮き上がりやドアサッシュ2からの外れを未然に防止する上でより有効となる。
なお、上記第2,第3の実施の形態では、凹凸嵌合構造を開放されたスリット部14に設けているが、必要に応じスリット部14に代えて、あるいはスリット部14と共に、ブリッジ部13側のスリット部12に上記凹凸嵌合構造を設けても良い。
本発明に係るコーナー型成形部を備えたウエザーストリップ全体の概略説明図。 図1のA−A線に沿う拡大断面図。 図1のB−B線に沿う拡大断面図。 図1に示すウエザーストリップのコーナー型成形部を拡大した斜視図。 図4のコーナー型成形部に対応するドアサッシュのコーナー部の概略斜視図。 図4のC−C線に沿うドアサッシュ装着状態での拡大断面図。 (A)は図4のD−D線に沿うドアサッシュ装着状態での拡大断面図、同図(B)はドアサッシュ装着前の自由状態での断面図。 図4のG部の変形例を示す拡大説明図。 本発明の第2の実施の形態を示す図で、(A)は図4の開放側スリット部の変形例を示す要部説明図、同図(B)は同部位のドアサッシュ装着状態での要部説明図。 本発明の第3の実施の形態を示す図で、(A)は図9の(A)と同等部位の別の変形例を示す要部説明図、同図(B)は同部位を含むコーナー型成形部の自由状態での断面図、同図(C)は同図(B)のコーナー型成形部のドアサッシュ装着状態での断面図。
符号の説明
1…ウエザーストリップ
1C…コーナー型成形部
2…ドアサッシュ
5c…ベース部
6c…シールリップ
7c…サブシールリップ
8…補助ベース部
9…クリップ
10…中子抜き穴
11…ベース素片
12…スリット部
13…ブリッジ部
14…スリット部
14A…スリット部
14B…スリット部
15…凸状部
16…凹状部
17…凸状面
18…凹状面
Sr…ルーフ側一般部
Sp…センターピラー側一般部

Claims (5)

  1. ウエザーストリップの一般部同士を接続しているコーナー型成形部の構造にして、ベース部と、このベース部と一体に形成された中空状のシールリップと、ベース部に開口形成された中子抜き穴とを備えたコーナー型成形部の構造であって、
    上記コーナー型成形部のベース部が硬質材料で、ベース部以外の部分が軟質材料でそれぞれ形成されているとともに、
    上記ベース部は、中子抜き穴を取り囲むようにその中子抜き穴を形成しつつウエザーストリップの長手方向に延在している略枠板状のものとして形成されていて、
    上記ベース部のうち中子抜き穴をはさんで正対している左右のベース素片同士は、長手方向の一端では薄肉状のブリッジ部を介して相互に連結されている一方で、長手方向の他端では相互に離間していることを特徴とするウエザーストリップのコーナー型成形部構造。
  2. 上記中子抜き穴のうちブリッジ部を介して相互に連結されている長手方向の一端では、その中子抜き穴が微小隙間のスリット部をもって収束しているとともにそのスリット部の末端にブリッジ部が形成されている一方、
    上記中子抜き穴のうち相互に離間している長手方向の他端では、その中子抜き穴が微小隙間のスリット部をもって開放されていることを特徴とする請求項1に記載のウエザーストリップのコーナー型成形部構造。
  3. 上記中子抜き穴の長手方向両端のスリット部のうち少なくともいずれか一方において、スリット部を含むベース部をその面直角方向から見たとき、スリット幅をもって対向している二面のうちいずれか一方を凸状部とし、他方をその凸状部と凹凸嵌合可能な凹状部としたことを特徴とする請求項2に記載のウエザーストリップのコーナー型成形部構造。
  4. 上記中子抜き穴の長手方向両端のスリット部のうち少なくともいずれか一方において、スリット部を含むベース部を長手方向に面直角な断面で見たとき、スリット幅をもって対向している二面のうちいずれか一方を凸状面とし、他方をその凸状面と凹凸嵌合可能な凹状面としたことを特徴とする請求項3に記載のウエザーストリップのコーナー型成形部構造。
  5. 上記ベース部から補助ベース部を延長形成し、その補助ベース部の一部にクリップを形成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のウエザーストリップのコーナー型成形部構造。
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