JP4817786B2 - 差圧測定システム及び差圧測定方法 - Google Patents
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Description
第1の実施の形態に係る差圧測定システムは、図1に示すように、光源4、第1外圧PO1に応じて光源4の照射光のスペクトルにおける第1波長帯域の光強度を減衰させ、第1測定光として出力する第1センサ5、第2外圧に応じて第1測定光のスペクトルにおける第1波長帯域とは異なる第2波長帯域の光強度を減衰させ、第2測定光として出力する第2センサ15、第2測定光のスペクトルにおける第2波長帯域の光量が一定となるよう、照射光の光量を調節するフィードバック回路8、及び第2測定光のスペクトルにおける第1波長帯域の光量及び第2波長帯域の光量から、第1外圧PO1及び第2外圧PO2の差圧(|PO1-PO2|)を測定する光量差測定モジュール72Aを備える。
w 1 = (PO1 - PI1)× (a2 - r2)2 / (64 ×B) …(1)
ここでr(r : 0 ≦ r ≦ a)は第1感圧膜50aの中心位置Mから測定位置までの距離である。Bは下記(2)式で与えられる。:
B = E ×t3 / {12 × (1 - υ2)} …(2)
(2)式において、Eは第1感圧膜50aのヤング率、tは第1感圧膜50aの厚さ、υは第1感圧膜50aのポアッソン比である。図3乃至図5に示した第1感圧膜50aの厚さtが50μmの場合における第1外圧PO1と撓みw1の関係をプロットしたグラフが図6である。図6においては、図2に示した第1感圧膜50aの半径aが0.01mm、0.10mm、及び1.00mmの場合のそれぞれについてプロットされている。また第1感圧膜50aの厚さtが1μmの場合における第1外圧PO1と撓みw1の関係をプロットしたグラフが図7である。図7においては、第1感圧膜50aの半径aが0.01mm、0.10mm、及び1.00mmの場合のそれぞれについてプロットされている。図6及び図7に示すように、第1感圧膜50aの半径a及び厚みtによって第1感圧膜50aの感度は変わるので、半径a及び厚みtを調節することにより、第1外圧PO1の測定レンジに適した第1センサ5の測定感度を設定できる。
F1 = 2na(La + w1) …(3)
第1測定光路差F1が0である場合の第1センサ5の反射率を100%とすると、第1測定光路差F1と第1センサ5の反射率との関係は図9で示される。図9に示すように、第1測定光路差F1が長くなるにつれて第1センサ5内部で第2波長成分以外の波長成分の光強度が減衰するため、第1センサ5の反射率は低下していく。なお、図10に示すように、第1測定光路差F1の変動が±5μm程度であれば、第1センサ5の反射率の変動は微小である。以上示したように、第1センサ5が光導波路31に出力する第1測定光のスペクトルにおける第2波長帯域以外の波長帯域の光強度は、第1外圧PO1に応じて変動する。
F2 = 2nb(Lb + w2) …(4)
図1に示す第2センサ15から出力された第2測定光は、第2スプリッタ22に接続された光導波路34で伝搬され、第3スプリッタ23に到達する。第3スプリッタ23には光導波路35, 36のそれぞれが接続されている。第3スプリッタ23に到達した第2測定光は第3スプリッタ23によって2方向に分割され、光導波路35, 36のそれぞれに伝搬される。
図1に示す光導波路36には測定用フィルタ13が接続されている。測定用フィルタ13は、第2測定光のうち第1波長帯域の第1波長成分のみを透過させる。測定用フィルタ13にはバンドパスフィルタ等が使用可能である。測定用フィルタ13には光導波路38が接続され、光導波路38で伝搬された第1波長成分の光量QD1は測定用受光素子152で検出される。測定用受光素子152は第1波長成分の光量QD1を電気エネルギに光電変換し、信号処理装置7Aに転送する。したがって、照射光のスペクトルにおける第1波長帯域の第1波長成分の差圧測定システムにおける経路は、以下のようになる。まず、図13に示すように、光源4から第1波長成分を含む照射光が照射され、第1波長成分は光導波路30、第1スプリッタ21、及び光導波路31を経て、第1センサ5の第1フィルタ26aに到達する。第1波長成分は第1フィルタ26aを透過し、第1反射膜27aで反射されて再び第1フィルタ26aに進行する。図8で説明したように、第1フィルタ26a及び第1反射膜27aの間を往復する間に、第1波長成分の光強度は第1外圧PO1に応じて減衰する。第1波長成分は再び図13に示す第1フィルタ26aを透過し、光導波路31、第1スプリッタ21、光導波路32、第2スプリッタ22、及び光導波路33を経由して第2センサ15の第2フィルタ26bに到達する。第1波長成分は第2フィルタ26bで反射され、光導波路33、第2スプリッタ22、光導波路34、第3スプリッタ23、及び光導波路36を経由して、測定用フィルタ13に到達する。第1波長成分は測定用フィルタ13を透過し、測定用フィルタ13を透過した第1波長成分は、光導波路38を経由して測定用受光素子152に到達する。
図1に示す第1反射膜27a及び第2反射膜27bのそれぞれには全反射鏡等が使用可能であると上述した。これに対し、第1フィルタ26aと第2反射膜27bのそれぞれに第2波長成分を反射する同じ光学素子を用い、第2フィルタ26bと第1反射膜27aのそれぞれに第1波長成分を反射し、反射スペクトルが第1フィルタ26a及び第2反射膜27bの反射スペクトルと合同となる同じ光学素子を用いてもよい。この場合、温度等の周囲環境の影響がなければ、第1フィルタ26aと第2反射膜27bのそれぞれの反射スペクトルは一致し、第2フィルタ26bと第1反射膜27aのそれぞれの反射スペクトルも一致する。しかし、例えば第2センサ15の周囲の温度が変化すると、図24及び図25に示すように、第2反射膜27b及び第2フィルタ26bの反射スペクトルが波長シフトする場合がある。この場合、基準用受光素子151が受光する第2波長成分の光量QD2は第1フィルタ26aの反射スペクトルと第2反射膜27bの反射スペクトルの論理積で与えられ、測定用受光素子152が受光する第1波長成分の光量QD1は第2フィルタ26bの反射スペクトルと第1反射膜27aの反射スペクトルの論理積で与えられる。第1フィルタ26a、第2反射膜27b、第2フィルタ26b、及び第1反射膜27aのそれぞれの反射スペクトルは合同であるから、温度変化等により第2反射膜27b及び第2フィルタ26bの反射スペクトルが波長シフトしても、基準用受光素子151が検出する第2波長成分の光量QD2に対する測定用受光素子152が検出する第1波長成分の光量QD1は変化しない。そのため、温度変化等による反射スペクトルの波長シフトが生じても、差圧測定に誤差が生じない。
図26に示す第2の実施の形態に係る差圧測定システムが図1と異なるのは、測定用受光素子152及び基準用受光素子151に信号処理装置7Bが接続されており、信号処理装置7Bが補正光量比算出モジュール71B及び補正光量比測定モジュール272Bを有するところである。図26に示す差圧測定システムのその他の構成要素は、図1に示す差圧測定システムと同様である。第2の実施の形態に係る差圧測定システムにおける第2波長成分の経路を図27を用いて説明する。光源4から照射された第2波長成分を含む照射光は、光導波路30及び第1スプリッタ21を経て光導波路31で伝搬され、第1センサ5の第1フィルタ26aに到達する。第1フィルタ26aで照射光の第2波長成分は反射される。反射された第2波長成分は、光導波路31、第1スプリッタ21、光導波路32、及び第2スプリッタ22を経て光導波路33で伝搬され、第2センサ15の第2フィルタ26bに到達する。第2波長成分は第2フィルタ26bを透過し、第2センサ15内部で放射状に広がりながら第2反射膜27bに向かって進行する。第2反射膜27bで第2波長成分は反射され、反射された第2波長成分はさらに放射状に広がりながら第2フィルタ26bに向かって進行する。したがって、第2センサ15内部を往復する間に第2波長成分の光強度は減衰する。第2波長成分は再び第2フィルタ26bを透過し、光導波路33、第2スプリッタ22、光導波路34、及び第3スプリッタ23を経て光導波路35で伝搬され、基準用フィルタ3に到達する。第2波長成分は基準用フィルタ3を透過し、光導波路37で基準用受光素子151に伝搬される。基準用受光素子151で第2波長成分の光量QD2が検出され、基準用受光素子151は第2波長成分の光量QD2を電気エネルギに光電変換し、信号処理装置7Bに転送する。
第3の実施の形態に係る差圧測定システムは、図31に示すように、第1波長帯域の第1照射光を照射する第1の光源14、及び第2波長帯域の第2照射光を照射する第2の光源24を有する。第1の光源14には第1照射光を伝搬する光導波路90, 92のそれぞれが接続されている。光導波路90で伝搬された第1照射光の光量QS1は、第1照射光受光素子155で検出される。第2の光源24には第2照射光を伝搬する光導波路91, 93のそれぞれが接続されている。光導波路91で伝搬された第2照射光の光量QS2は、第2照射光受光素子156で検出される。
(5)式において、R2は第2波長成分の第2センサ15における光強度の変化率を示す。上述したように、第2波長成分の光強度は第2センサ15において第2外圧PO2応じて変動するため、光強度の変化率R2は第2外圧PO2に応じて変動する。(5)式のTは第2波長成分が経由した光導波路30〜35, 93, 94等の透過率を表す。
(6)式において、R1は第1波長成分の第1センサ5における光強度の変化率を示す。上述したように、第1波長成分の光強度は第1センサ5において第1外圧PO1に応じて変動するため、光強度の変化率R1は第1外圧PO1に応じて変動する。(6)式のTは第1波長成分が経由した光導波路30〜34, 36, 92, 95等の透過率を表す。光導波路35と光導波路36、光導波路92と光導波路93、光導波路94と光導波路95の透過率を等しくすることにより、(5)式における第2波長成分の経路の透過率Tと、(6)式における第1波長成分の経路の透過率Tとは等しいとみなすことができる。
第2光源変調補正モジュール273Aは、下記(8)式に示すように、第2測定光の第2波長成分の光量QD2を第2照射光の光量QS2で割り、第2光量比N2を算出する。第2測定光の第2波長成分の光量QD2を第2照射光の光量QS2で割ることにより、第2測定光のスペクトルにおける第2波長帯域の光量の変調が、第2照射光の光量の変調で打ち消される。
補正光量比算出モジュール74Aは、下記(9)式に示すように、第1光量比N1を第2光量比N2で割り、補正光量比ARを算出する。
上述したように、第1波長成分の第1センサ5における光強度の変化率R1は第1外圧PO1を反映し、第2波長成分の第2センサ15における光強度の変化率R2は第2外圧PO2を反映する。したがって、第1波長成分の第1センサ5における光強度の変化率R1を第2波長成分の第2センサ15における光強度の変化率R2で割った値に等しい補正光量比ARは、第2外圧PO2に対する第1外圧PO1の比を反映している。
= (QS1×R1×T) ÷ (QS2×R2×T)
= (QS1×R1) / (QS2×R2) …(10)
また補正光量比算出モジュール74Aが算出する上記(9)式で与えられる補正光量比ARの波形は図37で示される。図37において、時間0から時間tA1までは第1外圧PO1と第2外圧PO2との差圧は0である。時間tA1から時間tA2までは第1外圧PO1と第2外圧PO2との差圧は28.1kPaである。時間tA2から時間tA3までは第1外圧PO1と第2外圧PO2との差圧は56.3kPaである。時間tA3から時間tA4までは第1外圧PO1と第2外圧PO2との差圧は84.4kPaである。時間tA4から時間tA5までは第1外圧PO1と第2外圧PO2との差圧は112.5kPaである。時間tA5から時間tA6までは第1外圧PO1と第2外圧PO2との差圧は140.6kPaである。上記(10)式に示すように、参考光量比QRは第1照射光の光量QS1及び第2照射光の光量QS2のそれぞれの変調の影響を受けるため、図36に示す参考光量比QRの波形にはノイズが現れる。これに対し、補正光量比算出モジュール74Aが算出する補正光量比ARは、上記(9)式に示すように第1照射光の光量QS1及び第2照射光の光量QS2のそれぞれの変調の影響を受けない。そのため、図37に示す補正光量比ARの波形に現れるノイズは、図36と比較して抑制されている。そのため、第3の実施の形態に係る差圧測定システムは、高い精度で第1外圧PO1と第2外圧PO2との差圧を測定することを可能にする。
第3の実施の形態において、第1光源変調補正モジュール73Aは第2測定光の第1波長成分の光量QD1を第1照射光の光量QS1で割り、第1光量比N1を算出すると説明した。これに対し、第1照射光の光量QS1を第2測定光の第1波長成分の光量QD1で割った値を第1光量比N1としてもよい。この場合第2光源変調補正モジュール273Aは、第2照射光の光量QS2を第2測定光の第2波長成分の光量QD2で割った値を第2光量比N2とする。また第3の実施の形態において、補正光量比算出モジュール74Aは第1光量比N1を第2光量比N2で割り、補正光量比ARを算出すると説明した。これに対し、第2光量比N2を第1光量比N1で割った値を補正光量比ARとしてもよい。
図38に示す第4の実施の形態に係る差圧測定システムは、波長可変光源44を有する。波長可変光源44は、照射光のスペクトルにおける第1波長帯域の第1波長成分又は第2波長帯域の第2波長成分を択一的に照射する。波長可変光源44には光導波路90を介して照射光受光素子157が接続されている。照射光受光素子157は、波長可変光源44が照射光の第1波長成分を照射した場合、光導波路90で伝搬された照射光の第1波長成分の光量QS1を検出する。また、照射光受光素子157は、波長可変光源44が照射光の第2波長成分を照射した場合、光導波路90で伝搬された照射光の第2波長成分の光量QS2を検出する。
図41に示す第4の実施の形態の変形例に係る差圧測定システムが図38と異なり、第1波長帯域の第1照射光を照射する第1の光源14、及び第2波長帯域の第2照射光を照射する第2の光源24を有する。第1の光源14及び第2の光源24には光源制御装置114が接続されている。光源制御装置114は、第1の光源14及び第2の光源24のいずれかを択一的に選択し、電源を供給する。第1の光源14が選択された場合、第1の光源14が照射した第1照射光は光導波路92を経由して光源用光カプラ20で2方向に分割される。分割された一方の第1照射光は光導波路96で伝搬され、照射光受光素子159で受光される。照射光受光素子159は、受光した第1照射光の光量QS1を信号処理装置17Bに転送し、第1光源変調補正モジュール73Bは受信した第1照射光の光量QS1を光量記憶モジュール172Bに保存する。分割された他方の第1照射光は、第1センサ5で第1外圧PO1に応じて光強度が減衰し、第2測定光受光素子158で第2測定光の第1波長成分として受光される。第2測定光受光素子158は、受光した第2測定光の第1波長成分の光量QD1を信号処理装置17Bに転送し、第1光源変調補正モジュール73Bは受信した第2測定光の第1波長成分の光量QD1を光量記憶モジュール172Bに保存する。
上記のように、本発明は実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす記述及び図面はこの発明を限定するものであると理解するべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかになるはずである。
また、図43に示すように、照射光の光強度がガウス分布を示す場合、第1及び第2外圧PO1, PO2のそれぞれが差圧を一定に保ったまま変動しても、図44に示すように、第2測定光の第2波長成分の光量QD2が減少してしまう場合がある。この場合、図45に示す透過率分を有する多層膜フィルタあるいは透過型ファブリペロ共振器等を光源4と光導波路30の間に配置し、図46に示すように光源4の照射光の中心波長近傍の光強度を低下させ、照射光の光強度を平滑にしてもよい。
4…光源
5…第1センサ
7A, 7B, 17A, 17B…信号処理装置
8…フィードバック回路
13, 63…測定用フィルタ
14…第1の光源
15…第2センサ
20…光源用光カプラ
21…第1スプリッタ
22…第2スプリッタ
23…第3スプリッタ
24…第2の光源
26a…第1フィルタ
26b…第2フィルタ
27a…第1反射膜
27b…第2反射膜
30, 31, 32, 33, 34, 35, 36, 37, 38, 90, 91, 92, 93, 94, 95, 96…光導波路
40a…第1基底部
40b…第2基底部
43a…第1筐体
43b…第2筐体
44…波長可変光源
50a…第1感圧膜
50b…第2感圧膜
60a, 60b…ホルダ
70a, 70b…開放弁
72A…光量差測定モジュール
73A, 73B…第1光源変調補正モジュール
71B, 74A, 74B…補正光量比算出モジュール
75A, 75B, 272B…補正光量比測定モジュール
100a…第1屈折率部
114…光源制御装置
126a…第1屈折率層
130a, 130b…コア
131a, 131b…クラッド
151, 153…基準用受光素子
152, 154…測定用受光素子
155…第1照射光受光素子
156…第2照射光受光素子
157, 159…照射光受光素子
158…第2測定光受光素子
160a, 160b…通気孔
163…第1回折素子
170A, 170B, 270A, 270B…データ記憶装置
172A, 172B, 272A, 272B…光量記憶モジュール
173A, 173B…光量比記憶モジュール
174A, 174B, 274B…補正光量比記憶モジュール
175A, 175B, 275A, 275B…関係式記憶モジュール
176A, 176B, 276A, 276B…差圧記憶モジュール
200a…第2屈折率部
226a…第2屈折率層
273A, 273B…第2光源変調補正モジュール
326…中間層
Claims (18)
- 光源と、
第1外圧に応じて前記光源の照射光のスペクトルにおける第1波長帯域の光強度を減衰させ、第1測定光として出力する第1センサと、
第2外圧に応じて前記第1測定光のスペクトルにおける第2波長帯域の光強度を減衰させ、第2測定光として出力する第2センサと、
前記第2測定光のスペクトルにおける前記第1及び第2波長帯域のいずれか一方の光量が一定となるよう、前記照射光の光量を調節するフィードバック回路と、
前記第2測定光のスペクトルにおける前記第1波長帯域の光量及び前記第2波長帯域の光量から、前記第1及び第2外圧の差圧を測定する光量差測定モジュール
とを備えることを特徴とする差圧測定システム。 - 光源と、
第1外圧に応じて前記光源の照射光のスペクトルにおける第1波長帯域の光強度を減衰させ、第1測定光として出力する第1センサと、
第2外圧に応じて前記第1測定光のスペクトルにおける第2波長帯域の光強度を減衰させ、第2測定光として出力する第2センサと、
前記第2測定光のスペクトルにおける前記第1波長帯域及び前記第2波長帯域のいずれか一方の光量に対する他方の光量の比に基づいて、前記第1外圧及び第2外圧の差圧を測定する補正光量比測定モジュール
とを備えることを特徴とする差圧測定システム。 - 前記第2測定光のスペクトルにおける前記第1波長帯域の光量の変調を前記照射光のスペクトルにおける前記第1波長帯域の光量の変調で打ち消す第1光源変調補正モジュールを更に備えることを特徴とする請求項2に記載の差圧測定システム。
- 前記第1光源変調補正モジュールは、前記第2測定光のスペクトルにおける前記第1波長帯域の光量を前記照射光のスペクトルにおける前記第1波長帯域の光量で割ることを特徴とする請求項3に記載の差圧測定システム。
- 前記第1光源変調補正モジュールは、前記照射光のスペクトルにおける前記第1波長帯域の光量を前記第2測定光のスペクトルにおける前記第1波長帯域の光量で割ることを特徴とする請求項3に記載の差圧測定システム。
- 前記第2測定光のスペクトルにおける前記第2波長帯域の光量の変調を前記照射光のスペクトルにおける前記第2波長帯域の光量の変調で打ち消す第2光源変調補正モジュールを更に備えることを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項に記載の差圧測定システム。
- 前記第2光源変調補正モジュールは、前記第2測定光のスペクトルにおける前記第2波長帯域の光量を前記照射光のスペクトルにおける前記第2波長帯域の光量で割ることを特徴とする請求項6に記載の差圧測定システム。
- 前記第2光源変調補正モジュールは、前記照射光のスペクトルにおける前記第2波長帯域の光量を前記第2測定光のスペクトルにおける前記第2波長帯域の光量で割ることを特徴とする請求項6に記載の差圧測定システム。
- 前記第1センサは、
前記照射光のスペクトルにおける前記第2波長帯域の第2波長成分を反射し、前記照射光のスペクトルにおける前記第1波長帯域の第1波長成分を透過させる第1フィルタと、
前記第1フィルタと平行に配置され、前記第1外圧の変動により変位する第1感圧膜と、
前記第1感圧膜上に配置され、前記第1フィルタを透過した前記照射光の前記第1波長成分を反射する第1反射膜
とを備えることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の差圧測定システム。 - 前記第2センサは、
前記第1測定光のスペクトルにおける前記第1波長帯域の第1波長成分を反射し、前記第1測定光のスペクトルにおける前記第2波長帯域の第2波長成分を透過させる第2フィルタと、
前記第2フィルタと平行に配置され、前記第2外圧の変動により変位する第2感圧膜と、
前記第2感圧膜上に配置され、前記第2フィルタを透過した前記第1測定光の前記第2波長成分を反射する第2反射膜
とを備えることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の差圧測定システム。 - 照射光を照射するステップと、
第1外圧に応じて前記照射光のスペクトルにおける第1波長帯域の光強度を減衰させ、第1測定光として出力するステップと、
第2外圧に応じて前記第1測定光のスペクトルにおける第2波長帯域の光強度を減衰させ、第2測定光として出力するステップと、
前記第2測定光のスペクトルにおける前記第1及び第2波長帯域のいずれか一方の光量が一定となるよう、前記照射光の光量を調節するステップと、
前記第2測定光のスペクトルにおける前記第1波長帯域の光量及び前記第2波長帯域の光量の差に基づいて、前記第1及び第2外圧の差圧を測定するステップ
とを含むことを特徴とする差圧測定方法。 - 照射光を照射するステップと、
第1外圧に応じて前記照射光のスペクトルにおける第1波長帯域の光強度を減衰させ、第1測定光として出力するステップと、
第2外圧に応じて前記第1測定光のスペクトルにおける第2波長帯域の光強度を減衰させ、第2測定光として出力するステップと、
前記第2測定光のスペクトルにおける前記第1波長帯域及び前記第2波長帯域のいずれか一方の光量に対する他方の光量の比に基づいて、前記第1外圧及び第2外圧の差圧を測定するステップ
とを含むことを特徴とする差圧測定方法。 - 前記第2測定光のスペクトルにおける前記第1波長帯域の光量の変調を前記照射光のスペクトルにおける前記第1波長帯域の光量の変調で打ち消すステップを更に含むことを特徴とする請求項12に記載の差圧測定方法。
- 前記第2測定光のスペクトルにおける前記第1波長帯域の光量を前記照射光のスペクトルにおける前記第1波長帯域の光量で割るステップを更に含むことを特徴とする請求項12に記載の差圧測定方法。
- 前記照射光のスペクトルにおける前記第1波長帯域の光量を前記第2測定光のスペクトルにおける前記第1波長帯域の光量で割るステップを更に含むことを特徴とする請求項12に記載の差圧測定方法。
- 前記第2測定光のスペクトルにおける前記第2波長帯域の光量の変調を前記照射光のスペクトルにおける前記第2波長帯域の光量の変調で打ち消すステップを更に含むことを特徴とする請求項12に記載の差圧測定方法。
- 前記第2測定光のスペクトルにおける前記第2波長帯域の光量を前記照射光のスペクトルにおける前記第2波長帯域の光量で割るステップを更に含むことを特徴とする請求項12に記載の差圧測定方法。
- 前記照射光のスペクトルにおける前記第2波長帯域の光量を前記第2測定光のスペクトルにおける前記第2波長帯域の光量で割るステップを更に含むことを特徴とする請求項12に記載の差圧測定方法。
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