JP4816504B2 - 敷設レール装置 - Google Patents

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Description

本発明は、床面上で横動可能に設置される移動ラックの案内用レールとして利用できる敷設レール装置に関するものである。
移動ラックの案内用レールとして利用される敷設レール装置は、床面上に敷設される帯板状のレール本体と、このレール本体の左右両側に配設されて床面との間の段差を埋めるスロープ形成部とから構成される。而して従来周知のこの種の敷設レール装置としては、特許文献1に示されるように、床面上にアンカーボルトで固着されたレール本体の左右両側に樹脂モルタル製のスロープ形成部を現場施工により構築して成るもの、特許文献2に示されるように、レール本体とは別に製造された別部品のスロープ形成部材を、床面上にアンカーボルトで固着されたレール本体の左右両側で床面上にコンクリートネジなどの止着具で固着するもの、或いは特許文献3に示されるように、レール本体の左右両側にスロープ形成部を一体に連設したものなどが知られている。
特開平9−121951号公報 特開平9−187325号公報 実公昭47−5901号公報
特許文献1に示されるようなスロープ形成部を現場施工するタイプのものでは、モルタル施工技術を習得した左官工による現場での樹脂モルタルの準備や施工を要するのでコスト高になり、しかも現場での異臭の発散や一定期間の養生期間を要するなどの問題点もある。又、特許文献2に示されるような別部品のスロープ形成部材を取り付けるタイプでは、スロープ形成部を現場施工するタイプのものにおける問題点は解消するが、やはり現場でのスロープ形成部材の取付けに手間と時間がかかるだけでなく、取付け技能が稚拙であると、レール本体とスロープ形成部材との間に不要な隙間が生じる恐れや、鍔付き車輪を案内するためにレール本体とスロープ形成部材との間に一定巾の隙間(凹溝部)を確保するのが困難であるという問題点がある。更に、特許文献3に示されるようなレール本体とスロープ形成部との一体構造のタイプでは、上記のような種々の問題点が解消するが、床面の平面精度が悪いとスロープ形成部の全体を床面に面接触させることが困難となり、がたつきのない安定したレール装置を得ることが難しい。
本発明は上記のような従来の種々の問題点を解消し得る敷設レール装置を提供することを目的とするものであって、請求項1に記載の敷設レール装置は、後述する実施形態の参照符号を付して示すと、床面3上に敷設されるレール装置であって、帯板状のレール本体7と、このレール本体7の左右両側に一体に連設されて床面3との間の段差を埋めるスロープ形成部9A,9Bとから成る敷設レール装置において、レール本体7とスロープ形成部9A,9Bとの間に薄肉状の連結部8a,8bが形成され、スロープ形成部9A,9Bは、レール長さ方向の適当間隔おきの位置にレール巾方向に形成されたスリット12により前記薄肉状連結部8a,8bを介して各別にレール本体7につながる複数区画13に分割された構成となっている。
上記請求項1に記載の本発明を実施するについて、具体的には請求項2に記載のように、前記薄肉状連結部8a,8bは床面3に接する底面側に形成して、レール本体7とスロープ形成部9A,9Bとの間に上側開放の凹溝部11を形成することができる。又、この敷設レール装置の床面3に対する固定は、請求項3に記載のように、レール本体7のみをアンカーボルト10により床面3に固着しても良いし、請求項4に記載のように、レール本体7をアンカーボルト10により床面3に固着すると共に、スロープ形成部9A,9Bの各区画13もコンクリートネジやコンクリート釘などの適当な止着具14により床面3に固定することができる。
上記請求項1に記載の本発明に係る敷設レール装置によれば、レール本体とその左右両側のスロープ形成部とが一体に連設されているので、左官技術などの特殊な技術を持たない一般の作業者でも簡単容易且つ安価に、スロープ形成部を備えたレール装置を敷設することができ、しかも現場での異臭の発散や一定期間の養生期間を要するなどの問題点も解消する。又、レール本体とスロープ形成部との位置関係がレール敷設作業者の技能レベルによって変化することがなく、スロープ形成部を備えた精度の高いレール装置を構成できる。更に本発明の構成によれば、スロープ形成部の巾を十分にとって緩傾斜のスロープ形成部を構成する場合であって且つ床面の平面精度が悪い場合でも、スロープ形成部がレール長さ方向に関して分割されると共に分割された各区画が薄肉状連結部を介してレール本体につながっているので、スロープ形成部の各区画がレール本体に対し薄肉状連結部をヒンジにして上下に撓むことができ、特にスロープ形成部を床面に固着しなくともスロープ形成部全体を床面に面接触させ、がたつきのない安定したレール装置を得ることができる。
尚、レール本体で支持案内する車輪が鍔のないものであれば、レール本体とスロープ形成部との間の薄肉状連結部をレール本体の上面と面一にして下側開放の凹溝部を形成するように構成しても良いが、請求項2に記載の構成によれば、レール本体とスロープ形成部との間の薄肉状連結部によりレール本体とスロープ形成部との間に車輪の鍔部が遊嵌する巾一定の精度の高い溝を形成することができ、精度の高い溝付きの敷設レール装置を構成することができる。勿論、レール本体で支持案内する車輪が、その巾の中間位置に鍔部を備えたものであるときは、前記薄肉状連結部の構成に関係なく、レール本体を厚くして当該レール本体の巾の中間位置に車輪鍔部が遊嵌する凹溝を形成すれば良い。
以下に本発明の具体的実施例を添付図に基づいて説明すると、図1Aにおいて、1A,1Bは固定ラック、2A,2Bは両固定ラック1A,1B間に設置される移動ラックである。各移動ラック2A,2Bは、両固定ラック1A,1B間の床面3の上に敷設された複数本のレール4と、これら各レール4上を転動するように移動ラック2A,2Bの底部に軸支された車輪5とによって、両固定ラック1A,1B間で横動可能に支持されている。尚、従来周知の移動ラック装置であるから詳細図は省略しているが、レール4は、移動ラック2A,2Bの移動方向に対し直交するラック間通路6の奥行き方向に適当間隔おきに複数本が並列配置され、各移動ラック2A,2Bには、各レール4に対し複数個の車輪5が設けられ、各移動ラック2A,2Bが備える車輪5の内、少なくとも1つの車輪がモーター駆動される。更に、少なくとも1つのレール4上を転動する複数個の車輪5には鍔付き車輪が採用され、この複数個の鍔付き車輪とこれに対応するレール4とが係合することにより、ラック間通路6の奥行き方向に関する移動ラック2A,2Bの位置が規制される。
図1B〜図3は、車輪5の内の鍔付き車輪5Aと、レール4の内の鍔付き車輪5Aを支持案内する溝付きレール装置4Aとを示している。溝付きレール装置4Aは、帯板状のレール本体7と、このレール本体7の左右両側辺に薄肉状連結部8a,8bを介して一体に連設された左右一対のスロープ形成部9A,9Bから構成され、レール本体7が床面3にアンカーボルト10により固着されている。前記薄肉状連結部8a,8bは、レール本体7及びスロープ形成部9A,9Bの底面と面一に形成されて、レール本体7とスロープ形成部9A,9Bとの間に上側開放の凹溝部11を形成しており、この凹溝部11に鍔付き車輪5Aの両側鍔部5aが遊嵌するように構成している。
前記スロープ形成部9A,9Bは、レール長さ方向の適当間隔おきの位置にレール巾方向に形成されたスリット12により前記薄肉状連結部8a,8bを介して各別にレール本体7につながる複数区画13に分割されている。そしてスロープ形成部9A,9Bのレール本体7側の端部の高さは、レール本体7の上面7aよりも若干高くなっていて、この両スロープ形成部9A,9Bの上をレール巾方向に横断通行する車両の車輪などが直接レール本体7の両側辺角部に当接して当該レール本体7の両側辺角部を損傷することがないように構成している。
上記構成の溝付きレール装置4Aは、巾広帯状金属板の切削加工や鍛造加工により、全体を金属材から一体に構成することができるが、場合によっては、レール本体7、薄肉状連結部8a,8b、及びスロープ形成部9A,9Bの3部分、若しくは薄肉状連結部8a,8bをレール本体7とスロープ形成部9A,9Bの何れかに加工して2部分に分けて製造したものを、溶接などにより連結一体化して構成することもできる。勿論、金属材に限定されるものではなく、金属に代わる必要十分な物性を備えた合成樹脂により構成することも可能である。
尚、上記構成の溝付きレール装置4Aは、レール本体7のみをレール長さ方向の適当間隔おきの位置でアンカーボルト10により固着するだけで十分であるが、特に床面3の平面精度が悪い場合や、合成樹脂で成形した場合でスロープ形成部9A,9Bの薄肉先端部がまくれ上がる恐れがあるようなときには、図3Bに示すように、スロープ形成部9A,9Bの各区画13の薄肉先端部に近い位置を、コンクリートネジやコンクリート釘、その他の適当な止着具14で、床面3を構成するコンクリート層15に固着しても良い。
上記構成の溝付きレール装置4Aは、車輪5の内の鍔無し車輪の支持案内用にも利用できるが、図4に示すように、鍔無し車輪5Bの支持案内専用の溝無しレール装置4Bとしても実施することができる。この場合は、前記薄肉状連結部8a,8bは、レール本体7の上面7aとスロープ形成部9A,9Bの上面とを平坦面でつなぐように形成されて、レール本体7とスロープ形成部9A,9Bとの間に下側開放の凹溝部16を形成することになる。又、この場合の薄肉状連結部8a,8bは、巾を必要最小限に狭くすることができる。
A図は移動ラック装置の全体を示す概略側面図、B図は本発明の敷設レール装置の一実施形態を示す要部の縦断正面図である。 A図は本発明の敷設レール装置の一実施形態を示す要部の一部縦断側面図、B図は同敷設レール装置の一部切り欠き平面図である。 図2AのX−X線断面図、B図は別の取付け形態を示す要部の縦断正面図である。 第二実施形態を示す要部の縦断正面図である。
符号の説明
1A,1B 固定ラック
2A,2B 移動ラック
3 床面
4 レール
4A 溝付きレール装置
4B 溝無しレール装置
5 車輪
5A 鍔付き車輪
5B 鍔無し車輪
7 レール本体
8a,8b 薄肉状連結部
9A,9B スロープ形成部
10 アンカーボルト
11 凹溝部
12 スリット
13 スロープ形成部の各区画
14 止着具

Claims (4)

  1. 床面上に敷設されるレール装置であって、帯板状のレール本体と、このレール本体の左右両側に一体に連設されて床面との間の段差を埋めるスロープ形成部とから成る敷設レール装置において、レール本体とスロープ形成部との間に薄肉状の連結部が形成され、スロープ形成部は、レール長さ方向の適当間隔おきの位置にレール巾方向に形成されたスリットにより前記薄肉状連結部を介して各別にレール本体につながる区画に分割されている、敷設レール装置。
  2. 前記薄肉状連結部は床面に接する底面側に形成されて、レール本体とスロープ形成部との間に上側開放の凹溝部を形成している、請求項1に記載の敷設レール装置。
  3. レール本体のみがアンカーボルトにより床面に固着されている、請求項1又は2に記載の敷設レール装置。
  4. レール本体がアンカーボルトにより床面に固着され、スロープ形成部の各区画が止着具により床面に固定されている、請求項1又は2に記載の敷設レール装置。
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