JP4816332B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、コネクタに関する。
特許文献1には、コネクタハウジングの背面に電線保持部が一体的に取り付けられた構成が開示されている。このものは、コネクタハウジングの背面から引き出された各電線を電線保持部の電線支持面に載置させ、その状態で、電線保持部の一端側から延出されるタイバンドを同電線保持部の他端側へ向かって掛け渡し、これによって各電線を電線支持面とタイバンドとの間に挟み付けて保持するというものである。こうして各電線が電線保持部およびタイバンドによって保持されることにより、各電線に加わる引っ張り力等の外力がここで吸収され、もってコネクタハウジング内に収容された端子金具に過大な応力が生じないようになっている。
特開平11−329575号公報
ところで、仮に、各電線が3本以上の電線からなり、これらが略水平な電線支持面によって支持され、しかも、3つ横並びで配された電線支持面のうち、中央に位置する電線支持面には公差内で小径の電線が配され、両側に位置する電線支持面には公差内で大径の電線が配されるとすると、各電線をタイバンドで緊張して締め付けたときに、両側に位置する大径の電線間にタイバンドが架橋されて、中央に位置する小径の電線にタイバンドが当たらないという事情がある。その結果、この小径の電線にタイバンドの締め付け力が作用しないという問題がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、全ての電線が確実に保持されるようにすることを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、コネクタハウジングの背面から少なくとも3本の電線が引き出され、引き出された各電線が並列に配置されており、
前記コネクタハウジングの背面には、前記各電線をその並列状態を保って個別に支持可能な電線支持面を有する電線保持部が設けられ、前記電線保持部には、当該電線保持部の一端から他端にかけて前記各電線の並列方向に緊張状態で掛け渡されることで、前記各電線を押さえてその浮き上がりを規制する帯片が取り付けられるコネクタであって、前記各電線の外径の公差のうち、最大値に相当する外径寸法をもった電線を最大径電線とし、最小値に相当する外径寸法をもった電線を最小径電線とする一方、前記電線保持部の一端から他端に向かって数えて3番目以降に位置する電線支持面をN番目の電線支持面とし、このN番目の電線支持面と一端側で隣接する電線支持面をN−1番目の電線支持面とし、このN−1番目の電線支持面と一端側で隣接する電線支持面をN−2番目の電線支持面とした場合に、前記N番目の電線支持面に前記最大径電線が支持され、前記N−1番目の電線支持面に前記最小径電線が支持され、さらに、前記N−2番目の電線支持面に前記最大径電線が支持されると仮定して、これら横並びで配された、最大径電線、最小径電線、最大径電線の各電線の上弦側で共通接線を引ける位置に、またはそれより下位に、前記電線保持部の他端側へ向かって段々低く配されるように、前記N番目の電線支持面が前記電線保持部の一端側から順次設定される構成としたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記各電線は、前記帯片によって締め付けられることにより、この帯片と前記電線支持面との間に屈曲状態で保持されるところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
コネクタハウジングの背面から引き出された各電線を電線保持部の電線支持面に支持させ、その状態で、電線保持部の一端から他端にかけて帯片を緊張状態で掛け渡す。すると、全ての電線は電線支持面に支持されつつ帯片とあまねく当接することになる。すなわち、公差内で最小径電線が支持された電線支持面(例えば図4における左から2番目の電線支持面)の両側(同左端の電線支持面とN=3の電線支持面)に、公差内で最大径電線が支持された電線支持面が配置されている場合に、最小径電線が帯片に当たらないことになり、このケースにおいて電線間の落差が最も大きくなるわけであるが、本発明によれば、横並びの3つの電線支持面が上記のケースにあてはまっても、これら3つの電線支持面のうち、電線保持部の他端側に位置する電線支持面(同N=3の電線支持面)が、一端側で隣接する電線支持面(同左から2番目でかつ最小径電線を支持する電線支持面)より低い位置にあって、これら3つの電線支持面に載せられた全ての電線に対してその上弦側で共通接線が引ける位置に(図4を参照)、またはそれより下位に、配されるようにしてあるから、かかる最大径電線の間に挟まれた最小径電線に対して帯片による締め付け力を確実に付与することが可能となる。したがって、各電線が公差内で如何なる外径寸法をもっていようと、全ての電線が電線支持面と帯片との間で確実に保持される。
<請求項2の発明>
各電線が帯片と電線支持面との間に屈曲状態で保持されるから、電線がコネクタハウジングの背面から離れる方向へ引っ張られても、その引っ張り力は、屈曲部位にて受け止められ、コネクタハウジング内に収容された端子金具等に直接作用するのを回避でき、結果、端子金具等がコネクタハウジングから偶発的に抜け出るのを阻止できる。また、かかる構成は、電線支持面が電線保持部の他端側へ向かって段々低くなるよう配置されることで自動的に構築され、専用構造を格別設ける必要はない。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図4によって説明する。本実施形態のコネクタは、端子金具61を収容可能なキャビティ11を有するコネクタハウジング10と、コネクタハウジング10の背面(後面)側に突成された電線保持部21と、電線保持部21に取り付けられるタイバンド31(本発明における帯片)とを備えて構成される。
コネクタハウジング10は合成樹脂製であって、図示しない相手側のコネクタハウジングに嵌合可能とされ、その内部に、複数のキャビティ11が形成されている。キャビティ11は上下2段に分かれて配置され、各段のキャビティ11が幅方向に並列に配置されている。各キャビティ11には、図2に示すように、後方から電線50の端末にかしめ付けにより接続された端子金具61が挿入され、このキャビティ11内に正規挿入された端子金具61は同キャビティ11の内壁に形成された撓み可能なランス12によって抜け止め状態で弾性係止されるようになっている。電線50は中心に位置する芯線51とその周りを覆う被覆52とからなるものであって、端子金具61に設けられたインシュレーションバレル62が電線50の被覆52に巻き付けられ、さらに、端子金具61に設けられたワイヤーバレル63が電線50の端末にて被覆52の除去により露出された芯線51に巻き付けられる。
電線保持部21は同じく合成樹脂製であって概ね横長のブロック状をなし、コネクタハウジング10の背面に沿って同コネクタハウジング10と一体的に形成されている。詳しくは電線保持部21は、図1に示すように、下側のキャビティ11よりも少し下方において同キャビティ11の並列方向(幅方向)に沿うようにして、中間部に配された5室のキャビティ11に対応して配置されている。
電線保持部21の上面には、上記キャビティ11と対応する位置毎に、図3に示すように、コネクタハウジング10の背面から引き出された各電線50をその並列方向に一定ピッチ(等間隔)を保ちつつ個別に支持可能とされる電線支持面22が設けられている。各電線支持面22は、互いに同形同大であって、各電線50の略下半部に沿うような断面半円弧状をなし、かつ、各電線50の引き出し方向(前後方向)に沿って延びる溝状をなしている。そして、隣接する電線支持面22間は仕切り壁23によって区画され、この仕切り壁23の突出端(上端)も断面半円弧状をなし丸くなっている。
各電線支持面22に支持された電線50は、公差Dを許容しつつ互いに同一の外径寸法(電線径)になることが予定されている。コネクタハウジング10の背面における、上記した5室のキャビティ11の開口縁下面には、図2に示すように、電線保持部21の電線支持面22に向けて下り勾配となって同電線支持面22に連なるテーパ面19が形成されている。
電線保持部21の左右両側面には、タイバンド31を通すための凹溝25が形成されており、さらに、この凹溝25を挟んでコネクタハウジング10の背面と対向する位置に、タイバンド31の抜け止めをなす規制壁26が形成されている。
また、電線保持部21には同電線保持部21の周方向に沿って別体のタイバンド31が緊張状態(ピンと張った状態)で巻き付けられる。タイバンド31は同じく合成樹脂製であって、可撓帯状をなし、一端に係止孔32を有する円錐台状の係止部33を備えるとともに、この係止部33から所定の長さで延出されたバンド片34を備える。そして、バンド片34の表面(曲げの内側面)には、多数の係止歯35が形成されている。かかるタイバンド31は、電線保持部21の片側面下方に係止部33を配して規制壁26と当接させた状態から、バンド片34を凹溝25に入れつつ電線保持部21の周り(後方から見て時計周り)に回曲させ、バンド片34を一回りさせたところで、バンド片34の先端を係止部33の係止孔32に上方から挿入して、係止孔32の孔壁に係止歯35を噛み合わせ状態で係止させることにより、電線保持部21に取り付けられる。
ここで、各電線50のうち、上記した5室のキャビティ11に対応する部分から導出された各電線50は、図2に示すように、タイバンド31による締め付けによって同キャビティ11のテーパ面19に沿って案内されつつ一段落ちるよう斜めに屈曲させられ、その状態で対応する電線支持面22に押し付けられて浮き上がりを規制された状態で固定される。このように電線50がタイバンド31と電線支持面22との間に屈曲状態で保持されると、電線50がコネクタハウジング10の背面から離れる方向へ引っ張られても、その引っ張り力は屈曲部位にて受け止められるから、コネクタハウジング10内に収容された端子金具61に直接作用するのを回避できるというメリットがある。なお、タイバンド31は市販品として入手可能な公知のものを用いることができる。
さて、上記した電線保持部21の電線支持面22は、図1および図4に示すように、電線保持部21の一端側(タイバンド31による締め付けが開始される側であって、タイバンド31の回曲時におけるバンド片34の回動支点側)から他端側(タイバンド31による締め付けが終了する側であって、係止部33の位置する側)にかけて段々下方へ落ちて配置されている。したがって、電線支持面22に載せられた各電線50は、電線保持部21の他端側に行くほど対応するキャビティ11からの落差を大きくして屈曲させられる。
詳しくは、各電線支持面22は、図4に示すように、他端側へ向かって電線支持面22毎に比例配分より大きい落差をもって落ちており、概ね所定の曲率半径を有する円弧に沿うように配置されている。
より詳しく各電線支持面22の落差を決定する方法について、図4に基づいて説明する。なお、図4は、説明の都合上、各電線50の公差Dを実際のものより大きく描いている。
まず、電線径の公差D内で最大の外径寸法をもった電線50(公差Dのうちの最大値に対応する電線)を最大径電線56、電線径の公差D内で最小の外径寸法をもった電線50(公差Dのうちの最小値に対応する電線)を最小径電線57というとして、電線保持部21の一端から他端に向かって数えて3番目以降に位置する電線支持面22(N番目の電線支持面22)に最大径電線56が支持され、当該電線支持面22(N番目の電線支持面22)と一端側で隣接する電線支持面22(N−1番目の電線支持面22)に最小径電線57が支持され、さらに、この電線支持面22(N−1番目の電線支持面22)と一端側で隣接する電線支持面22(N−2番目の電線支持面22)に最大径電線56が支持されると仮定する。そして、N−2番目の最大径電線56からN−1番目の最小径電線57にかけて両電線56,57の上弦側で共通接線T1,T2,T3を引き、さらに、その共通接線T1,T2,T3がN番目の最大径電線56の上弦側における共通接線T1,T2,T3をも構成するように、N番目の最大径電線56を水平面より下位に落とし、この下位に落とされた最大径電線56を支持可能な位置に、N番目の最大径電線56を支持する電線支持面22(N番目の電線支持面22)を設定する。
例えば、電線保持部21の一端から他端に向かって数えて3番目(N=3)の電線支持面22の落差G1(3番目の電線支持面22と2番目の電線支持面22との間の高さ位置のずれ量)を決定しようとするときには、この3番目の電線支持面22に最大径電線56を支持させ、2番目の電線支持面22に最小径電線57を支持させ、1番目の電線支持面22に最大径電線56を支持させると仮定し、これら横並びの、最大径電線56(1番目)、最小径電線57(2番目)、最大径電線56(3番目)に対して共通接線T1(電線保持部21の他端側へ向かって下り勾配となる)を引ける位置まで、3番目の最大径電線56を下位に落とし、これと同じ落差(G1)で3番目の電線支持面22を設定する。続いて、例えば、電線保持部21の一端から他端に向かって数えて4番目(N=4)の電線支持面22の落差G2(4番目の電線支持面22と3番目の電線支持面22との間の高さ位置のずれ量)を決定しようとするときには、この4番目の電線支持面22に最大径電線56を支持させ、上記によって低位にある3番目の電線支持面22に最小径電線57を支持させ、2番目の電線支持面22に最大径電線56を支持させると仮定し、これら横並びの、最大径電線56(2番目)、最小径電線57(3番目)、最大径電線56(4番目)に対して共通接線T2を引ける位置まで、4番目の最大径電線56を下位に落とし、これと同じ落差(G2)で4番目の電線支持面22を設定する。
この4番目の電線支持面22の落差G2を設定する際には、すでに3番目の電線支持面22は2番目の電線支持面22より下位にあるので、3番目の電線支持面22の落差G1を設定する場合に比べ、共通接線T2の傾きが急勾配となり、これにより、4番目の電線支持面22の落差G2は、3番目の電線支持面22の落差G1より大きくなる。あと同様に、共通接線T2より急傾斜となる共通接線T3に基づいて、残りの5番目の電線支持面22の落差G3(5番目の電線支持面22と4番目の電線支持面22との間の高さ位置のずれ量)を設定する。
こうして、電線保持部21の一端から他端に向かって数えて3番目の電線支持面22の落差G1、4番目の電線支持面22の落差G2、5番目の電線支持面22の落差G3を、それぞれの電線支持面22毎に、電線保持部21の一端側から順次設定していく。
ここで、各電線支持面22を電線保持部21の他端側へ向かって低くなるよう配するのは、以下の理由による。すなわち、仮に、各電線支持面22が互いに同一高さをもって配される場合に、公差Dの小さい電線50を挟んだ両側に公差Dの大きい電線50が配され、しかも、公差Dの大きい電線50間でタイバンド31のバンド片34が緊張状態で架橋されるとすると、公差Dの小さい電線50がタイバンド31に非当接状態となり、この公差Dの小さい電線50に対してタイバンド31による締め付け力が作用しないという問題がある。しかるに本実施形態によれば、互いに隣接する電線50間の落差が最も著しい、最大径電線56、最小径電線57、最大径電線56が一端側から順に並び合うケースを想定し、一端側の最大径電線56から最小径電線57にかけて引かれた急傾斜の共通接線T1,T2,T3がなお他端側の最大径電線56の共通接線T1,T2,T3をも形成するように、この他端側の最大径電線56を支持する電線支持面22を低くすることで、これら3本の電線50が共通接線T1,T2,T3によって見立てられたタイバンド31のバンド片34と確実に当接できるようにしたものである。その結果、各電線50が公差D内で如何なる電線径をもっていようと、全ての電線50があまねく電線保持部21とタイバンド31との間に確実に保持されることになるわけである。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)本発明によれば、電線保持部の一端から他端に向かって数えて3番目以降の各電線支持面(N番目の電線支持面)は、当該電線支持面(N番目の電線支持面)に最大径電線が支持され、当該電線支持面(N番目の電線支持面)と電線保持部の一端側で隣接する電線支持面(N−1番目の電線支持面)に最小径電線が支持され、さらに、この電線支持面(N−1番目の電線支持面)と電線保持部の一端側で隣接する電線支持面(N−2番目の電線支持面)に最大径電線が支持されると仮定して、これら横並びで配された、最大径電線、最小径電線、最大径電線の各電線の上弦側で共通接線を引ける位置より下位に、電線保持部の他端側へ向かって段々低くなるよう、配置されてもよい。つまり、N番目の電線支持面は、N−1番目の電線支持面およびN−2番目の電線支持面の共通接線より低い位置に存する電線を支持可能な位置に配されていてもよい。
(2)本発明によれば、電線保持部の一端側から他端側へ向かって数えて2番目の電線支持面は1番目の電線支持面より下位にあっても上位にあってもよく、必ずしも1番目の電線支持面と同じ高さ位置になくても構わない。
(3)本発明によれば、各電線支持面は互いに等間隔で配置されていてなくてもよい。
(4)本発明によれば、各電線支持面により支持される電線の中に、公差を超えて他の電線と電線径を異にするものが含まれていてもよい。
(5)本発明によれば、タイバンドは電線保持部と一体的に設けられていてもよい。
(6)本発明によれば、電線保持部はコネクタハウジングとは別体として形成されていてもよい。また、電線保持部はヒンジを介してコネクタハウジングに取り付けられていてもよい。
(7)電線の本数は、3本以上あればよく、特に限定されない。
本実施形態のコネクタの背面図 コネクタの断面図 コネクタの要部破断した平面図 各電線支持面の高さ位置の関係を説明するための概略図
符号の説明
10…コネクタハウジング
21…電線保持部
22…電線支持面
31…タイバンド(帯片)
33…係止部
34…バンド片
50…電線

Claims (2)

  1. コネクタハウジングの背面から少なくとも3本の電線が引き出され、引き出された各電線が並列に配置されており、
    前記コネクタハウジングの背面には、前記各電線をその並列状態を保って個別に支持可能な電線支持面を有する電線保持部が設けられ、前記電線保持部には、当該電線保持部の一端から他端にかけて前記各電線の並列方向に緊張状態で掛け渡されることで、前記各電線を押さえてその浮き上がりを規制する帯片が取り付けられるコネクタであって、
    前記各電線の外径の公差のうち、最大値に相当する外径寸法をもった電線を最大径電線とし、最小値に相当する外径寸法をもった電線を最小径電線とする一方、前記電線保持部の一端から他端に向かって数えて3番目以降に位置する電線支持面をN番目の電線支持面とし、このN番目の電線支持面と一端側で隣接する電線支持面をN−1番目の電線支持面とし、このN−1番目の電線支持面と一端側で隣接する電線支持面をN−2番目の電線支持面とした場合に、
    前記N番目の電線支持面に前記最大径電線が支持され、前記N−1番目の電線支持面に前記最小径電線が支持され、さらに、前記N−2番目の電線支持面に前記最大径電線が支持されると仮定して、これら横並びで配された、最大径電線、最小径電線、最大径電線の各電線の上弦側で共通接線を引ける位置に、またはそれより下位に、前記電線保持部の他端側へ向かって段々低く配されるように、前記N番目の電線支持面が前記電線保持部の一端側から順次設定されることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記各電線は、前記帯片によって締め付けられることにより、この帯片と前記電線支持面との間に屈曲状態で保持されることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
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