JP4812635B2 - スイッチ装置 - Google Patents

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  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)

Description

本発明は、例えば自動車や医療機器などの制御機器、民生機器、あるいは工作機器などの各種産業機器などにおいて人によって操作されるスイッチ装置に関するものである。
特開2003−68168号公報には、自動車用のキーレスエントリー装置が開示されている。図7は、この自動車用のキーレスエントリー装置の分解斜視図である。このキーレスエントリー装置は、外ケースと、その外ケースの内側に収納された内ケースを備えている。
前記内ケースは、回路基板51を内側に装着した下部内ケース52と、上面にゴム成形体53を接着固定した上部内ケース54とから構成されている。前記回路基板51の所定位置には複数のタクティールスイッチ55が固定され、前記ゴム成形体53のタクティールスイッチ55と対向する位置に貫通した取付孔が形成され、各取付孔に操作ノブ56が挿入されて接着固定されている。図に示すように、各操作ノブ56の上部はゴム成形体53の上面より若干突出している。
前記外ケースは、底部にカバー57を固定した下部外ケース58と、キー59の基部を埋設固定した上部外ケース60とから構成され、上部外ケース60の前記操作ノブ56と対向する位置には貫通穴61が形成されている。
前記下部外ケース58のカバー57内に扁平形の電池62を装着し、その上に前記下部内ケース52と上部内ケース54とを組み合わせた内ケースを載置する。その上から上部外ケース60を被せて、下部外ケース58と上部外ケース60を連結して、各操作ノブ56を貫通穴61から露出してキーレスエントリー装置の組み立てを完了する。この組立てが完了した状態で図示していないが、各操作ノブ56の下端に設けられている押圧部は、タクティールスイッチ55と所定の隙間をおいて対向している。
ところがこのキーレスエントリー装置に組み込まれているスイッチ操作部は、各操作ノブ56をゴム成形体53の各取付孔に挿入して接着固定する必要があり、そのために組立工程が煩雑で作業能率が悪く、コスト高を招く。また操作ノブ56はゴム成形体53に保持されているため、操作ノブ56は上下方向への移動に際してガイドされていない。従って操作ノブ56を大きくした場合、常に操作に際して一定した位置を押すことは難しい為、操作に際して異なる方向に傾いた状態で上下移動しやすく、そのためにタクティールスイッチ55を確実に駆動するのが難しいという問題がある。
図8ないし図10は、実開平5−023369号公報で開示された照光式パネルスイッチを説明するための図で、図8はその照光式パネルスイッチの一部平面図、図9は図8のX−X線上の断面図、図10はその照光式パネルスイッチに用いられるキー部材の作動原理を示す説明図である。
図9に示すようにハウジング71の内側に回路基板72が固定され、そのハウジング71と回路基板72の間に形成された空間73内にキー部材74が設置されている。
キー部材74は、照光面を形成するキートップ部75と、キートップ部75と反対側端部に設けられた固定部76とを有している。キートップ部75の上部はハウジング71に形成された貫通穴77に挿入され、ハウジング71の上面が若干突出している。また前記固定部76は、ハウジング71の内面から回路基板72側に向けて突出した挟持脚78と回路基板72の間において挟持・固定されている(共に図9参照)。
キートップ部75と固定部76の間に、回路基板72に当接する支点部79が設けられている。またこの支点部79と固定部76の間であって支点部79とは反対側、すなわちハウジング71の内側に設けられたスイッチユニット80側にプッシャ部81が設けられ、スイッチユニット80と対向している。
図10に示すように、キートップ部75を点線の位置から実線の位置まで押下すると、固定部76と支点部79の間が押下方向と反対方向に突出するように点線の位置から実線の位置まで撓み、その撓み変形によりプッシャ部81がスイッチユニット80のスイッチ素子(図示せず)を押圧する。
図9に示すようにキートップ部75の裏面側であって回路基板72上にはLEDなどの光源82が設置され、この光源82はスイッチユニット80と電気的に接続されており、キー部材74(プッシャ部81)のスイッチング動作により、点灯・消灯するようになっている。
ところがこの照光式パネルスイッチは、キートップ部75を押下した際の固定部76と支点部79の間が押下方向と反対方向に撓むのを利用して、プッシャ部81がスイッチユニット80を押圧する構造であるから、前述の撓み変形量を大きくとらないとプッシャ部81によるスイッチユニット80の押圧が不確実になり、動作信頼性に問題がある。また、前述の撓み変形量を大きくとるためには、全体の構造が大型化するという欠点を有している。
更には、プッシャ部81とキートップ部75との間に支点部79を配置している都合上、キートップ部75は全体が大きく移動するので、移動を許容する為に貫通穴77との間のギャップを大きくする必要があり、外観上の問題がある。また、スイッチユニット80をハウジング71の上面に配置する必要がある等の問題もある。
特開2003−68168号公報 実開平05−023369号公報 特開平08−235970号公報
本発明の目的は、このような従来技術の欠点を解消し、動作信頼性が高く、小型化が可能で、且つ外観に優れたスイッチの配置も簡単なスイッチ装置を提供することにある。
前記目的を達成するため本発明の第1の手段は、
ケース上面から露呈する一対のキートップ部と、そのキートップ部の端部に設けられ互いに連結する連結部とを有する操作ノブと、
その操作ノブの前記キートップ部が挿入して露呈する貫通穴と、前記操作ノブの連結部とは反対側の端部の下面と対向する支え部とを有するケースと、
少なくとも前記キートップ部の非押圧状態において前記貫通穴の開口縁の一部との間で前記操作ノブの連結部の一部を挟持する挟持部材と、
前記キートップ部の下方に所定の隙間をおいて配置されたスイッチとを備え、
前記操作ノブのキートップ部を押下することにより、前記連結部に設けた弾性部が弾性変形して互いに独立して押下可能となり、同時に前記支え部を支点として前記キートップ部が傾いて前記スイッチを押圧する構成になっており、
前記キートップ部の先端部を先細り状にして、そのキートップ部の後方を前記先端部より広い面積を有する後部とし、その後部は前記スイッチの押圧部となっており、
前記ケースの貫通穴の先端部も先細り状になっていること特徴とするものである。
本発明の第2の手段は前記第1の手段において、前記支え部が前記キートップ部の角部付近と対向する位置に設けられていることを特徴とするものである。
本発明の第3の手段は前記第1の手段において、前記挟持部材が前記スイッチを搭載した回路基板を収納する容器状の弾性カバーからなり、その弾性カバーの上面部に前記操作ノブが載置されていることを特徴とするものである。
本発明は前述のように前記支え部を支点として操作ノブが傾いてスイッチを押圧する構成になっているから、前記支点からずれたいずれの位置を押下しても確実にスイッチを駆動することができる。
また前述した特開2003−68168号公報や実開平5−023369号公報に開示されているスイッチ操作部に比べると、組み立て工程が簡便で、スイッチの動作信頼性が高く、小型化が可能なスイッチ装置を提供することができる。
近年、自動車の盗難防止のためにイモビライザシステムが採用されている。このシステムには、自動車のエンジンを始動するためのイグニションキーが用いられている。このイグニションキーには、エンジン始動のための固有のIDコードを発信する発信器が内蔵され、そこから発せられるIDコードと、車両側に内蔵されている受信器付きの制御部に予め設定されているIDコードとが一致すると、電子制御によりエンジンが始動するシステムになっている。従ってイグニションキー以外ではエンジンを始動させることができず、自動車の盗難防止に役立っている。
イグニションキーには発信器以外にスイッチと電池が内蔵されており、スイッチ操作によりIDコードが発信される訳であるが、前記電池が消耗しているとIDコードを発信することができないという不都合がある。
そのため電池不要のイモビライザ用発信器であるトランスポンダを内蔵したイグニションキーが採用されている。このトランスポンダはアンテナコイル、トランス、コンデンサ、ICチップなどが内蔵されており、イグニションキーを車両側のキーシリンダに挿入した際、キーシリンダ側に設置されているアンテナコイルからの磁界を受けて、トランスポンダ内の前記アンテナコイルに発生した電流を前記トランスを介してコンデンサに蓄電し、蓄電した電圧が所定値に達すると前記ICチップに設定されているIDコードを発信する仕組みになっている。そのため電池の交換が不要で、長期間使用できるという特長を有している。
本発明の実施形態はこのトランスポンダを内蔵したイグニションキーに適用したもので、図と共に説明する。図1は本発明の実施形態に係るイグニションキーの平面図、図2はそのイグニションキーの正面図、図3は図1のIII−III線上の断面図、図4はそのイグニションキーの斜視図、図5はそのイグニションキーの分解斜視図である。
本発明の実施形態に係るイグニションキーは図5に示すように、上ケース1と、車両側のキーシリンダに挿入するキー2と、操作ノブ3と、弾性カバー4と、回路基板5と、トランスポンダ6と、扁平形の電池7と、下ケース8と、ビス9とから主に構成されている。
なお、本実施形態のイグニションキーはキーレスエントリー装置として用いる事ができるようになっており、回路基板5には送信機やアンテナ等の回路部品(図示省略)が実装されている。
上ケース1の上面に前記操作ノブ3のキートップ部10a,10bが下側(図の右側)から挿入されて露呈する2つの貫通穴11が近接して形成され、図3ならびに図5に示すようにこの貫通穴11の先細りになった先端部の内側(下側)に、上ケース1の上面とほぼ平行(水平)に延びた支え部12が設けられ、図3に示すようにこの支え部12の先端部上面に、後述するキートップ部10の押下動作を滑らかにするために傾斜面13が形成されている。
図2に示すように上ケース1の正面に前記キー2の基端部が挿入される挿入穴14が形成され、上ケース1の下面は開放している。
操作ノブ3は図5に示すように、2つ並んだキートップ部10a,10bと、それらの後部23を互いに連結するための細い連結部15とから構成され、該連結部15は全体が弾性を有しており弾性部として機能している。このように2つのキートップ部10a,10bを連結部15で連結して1つの部品にすることにより、操作ノブ3の組み込み作業が簡便になるとともに、キートップ部10a,10bの姿勢が安定する。
また連結部15に弾性部を設けているので、押圧していないキートップ部10(例えばキートップ部10b)を移動させることなく、押圧したキートップ部10(例えばキートップ部10a)のみを移動させることができる。なお本実施形態においては、連結部15全体に弾性を持たせているが、一部のみ弾性を持たせ他の部分は弾性を持たせなくてもよい。
キートップ部10は剛体として構成され、その平面形状は、例えば図1に示すように先端部が先細りで、後方が比較的広い面積を有する後部23となっており、その後部23は後述するようにタクティールスイッチ19の押圧部として突出させるため、若干肉厚に成形されている。キートップ部10の外周部の一部(本実施形態ではキートップ部10の外周部先端)に、浮き上がり防止部16が突設されていて貫通穴11の周囲の上ケース1部分に当接して、上方向への位置規制を行っている。
前記弾性カバー4は例えば合成ゴムなどで成形され、上面部17が閉塞されて、上面部17の周囲に周壁18を有し、下面が開放されて容器状をしており、内側に回路基板5が収納される。回路基板5上の前記キートップ部10a,10bと対応する位置には、タクティールスイッチ19が搭載されている。
トランスポンダ6は図示していないが、アンテナコイル、トランス、コンデンサ、ICチップなどが内蔵され、ICチップには固有のIDコードが設定されている。
前記下ケース8は前記上ケース1と嵌合するように上方が開放しており、底部内側にトランスポンダ装着部20、電池装着部21ならびにビス孔22が設けられている。図示していないが前記電池装着部21には、電池端子が設置されている。
トランスポンダ6は前述のようにイグニションキーを車両のキーシリンダに挿入した際、キーシリンダに内蔵されているアンテナコイルからの磁界を受けて、トランスポンダ6内で起電する関係から、キーシリンダに対してできるだけ近い位置にトランスポンダ6を配置する必要がある。そのため図3および図5に示されているように、トランスポンダ装着部20は下ケース8の先端部側に設置されている。
次にこのイグニションキーの組み立てについて説明する。先ずは、下ケースブロックを予め組み立てておく。トランスポンダ6をトランスポンダ装着部20に接着剤で固定し、電池7を電池装着部21に装着する。この電池7は回路駆動用の電源として用いられる。
そして、回路基板5上にタクティールスイッチ19等の所定の回路部品を実装し、を図3に示すように、回路基板5はタクティールスイッチ19を上側にして弾性カバー4内に挿入され、その弾性カバー4を周壁18の下端が下ケース8の底面に当接するように下ケース8内にセットする。以上によって下ケースブロックの組み立てが完了する。なお、弾性カバー4はトランスポンダ装着部20を覆わない形状に設計されている。
図示していないが前記回路基板5の下面には接続片と接続用導電部が設けられ、弾性カバー4を下ケース8内にセットすることにより、前記接続片が電池7の上面に弾接し、前記接続用導電部が電池装着部21の電池端子と接触して、回路基板5と電池7との電気的な接続がなされる。
一方、図5に示すように操作ノブ3を上ケース1の下側から挿入し、キートップ部10a,10bの先端部を上ケース1の上部と前記支え部12の間に形成されている隙間24に挿入して、浮き上がり防止部16を上ケース1の上部縁に係止し、操作ノブ3を上ケース1の下側にセットする(図3参照)。このセッティングにより図1と図4に示すように、キートップ部10a,10bはそれと同形をした貫通穴11,11に嵌入されて、上ケース1の上面から露呈する。
これにより操作ノブ3は上ケース1に仮りに支持された状態になり、この上ケース1を前述のように組み立てた下ケースブロック上に載置する。そしてキー2の基端部を上ケース1の先端部に形成されている挿入穴14に挿入し(図2参照)、下ケース8の先端部に形成されているビス孔22からビス9を挿入して、キー2の基端部に設けられているビス孔25に螺挿することにより、キー2を上ケース1に固定するとともに上ケース1と下ケース8を一体に連結して、イグニションキーの組み立てを終了する。
この組み立てが終了した状態で図3に示すように、操作ノブ3の後部23と連結部15は弾性カバー4の上面部17に載置され、弾性カバー4の弾性力により操作ノブ3全体が下ケース8側に押し上げられている。そして操作ノブ3の浮き上がり防止部16が上ケース1の上部縁に係止して、キートップ部10の浮き上がりが防止され、キートップ部10の先端下面が支え部12と対向している。
また操作ノブ3の後部23は弾性カバー4の上面部17を介してタクティールスイッチ19と隙間をおいて対向し、連結部15は上ケース1における貫通穴11の開口縁の一部と弾性カバー4の間で弾性的に挟持されている。このようにして操作ノブ3の上下方向の位置決めがなされる。
なお、キートップ部10の貫通穴11に対する水平方向の位置決めするために、凹部を上ケース1の内面に設け、該凹部に連結部15を収納することで位置決めするようにしてもよい。
図3に示すように操作ノブ3の後部23をタクティールスイッチ19と対向する構造になっているから、弾性カバー4や回路基板5を上下ケース1,8の中央部から後方にかけて配置することができ、そのために上下ケース1,8の中央部から前方にかけて、すなわち支え部12の下方に空間が形成され、その空間をトランスポンダ装着部20として利用して、トランスポンダ6を設置することができる。また、キートップ部10の先端は下方に殆ど移動しないので、この意味でもトランスポンダ6の配置が容易にできる。
前述のようにトランスポンダ6を内蔵したイグニションキーを車両側のキーシリンダに挿入した際、キーシリンダに内蔵されているアンテナコイルからの磁界を受けて、トランスポンダ6で起電してIDコードを発信する仕組みになっているため、トランスポンダ6はイグニションキー(上下ケース1,8)の先端部側に設置する方が電磁変換効率が高い。本実施形態は前述のような構造になっているので、トランスポンダ6での電磁変換効率が良好で、イグニションキーの動作信頼性が高い。
図6は、操作ノブ3のキートップ部10を押下した状態を示す断面図である。比較的広い面積を有するキートップ部10の後部23を指先で矢印F方向に押下すると、キートップ部10は上ケース1の支え部12を支点26として図に示すように傾き、この傾きによりキートップ部10の後部23は押圧部として弾性カバー4の上面部17のほぼ中央部を弾性変形させ、それに伴ってタクティールスイッチ19を押下してスイッチがオンする。このキートップ部10の押下により、連結部15の一部も該連結部15の弾性力と弾性カバー4の弾性力に応じた分だけ弾性変形しつつ、上ケース1から離間する。
キートップ部10から指を離すと、弾性カバー4と連結部15の復元力によりキートップ部10は持ち上げられて、タクティールスイッチ19から離れ、図3に示すオフの待機状態に戻る。前述のように支え部12に傾斜面13を設けておくと、キートップ部10の傾き動作ならびに傾いた状態から元の水平状態に戻る動きが円滑に行われる。本実施形態では支え部12に傾斜面13を設けたが、傾斜面13の代わりに丸みのある面にしても構わない。
弾性カバー4は回路基板5やタクティールスイッチ19の防水などの保護機能と、操作ノブ3(キートップ部10)を常に上ケース1側に押し上げて非押圧状態においては保持し、押圧時には多少の荷重を付与し、離した状態においてはタクティールスイッチ19と共に非押圧状態に復帰させる機能とを有している。
本実施形態に係るイグニッションキーの前述のようにキーレスエントリー装置の機能を有しており、一方のキートップ部10aは車両ドアのロックに用いられ、他方のキートップ部10bは車両ドアのアンロックに用いられる。
本実施形態ではキートップ部10の先端部を先細り状にして、その後方を比較的広い面積を有する後部23としているから、操作者は自然にこの後部23を押圧してスイッチ動作を行い、面積の狭いキートップ部10の先端部(角部)は指が上ケース1にかかってしまいキートップ部10のみを押すことができないので、押下することは殆ど考えられない。このようにキートップ部10上に押下することのない面積の狭い部分を設けて、その部分を支え部12と対向する構造にすれば、キートップ部10の支え部12と対向する部分を押してスイッチ動作ができないという弊害を未然に防止することができる。
本実施形態ではキートップ部10の平面形状を三角形部分と四角形部分を結合した形状とし、前記三角形部分の先端部を支え部12と対向する構造にしたが、キートップ部10の平面形状を例えば三角形状あるいは半円形状として、その尖端部分(角部)を支え部12と対向する構造にすることもできる。
本実施形態では弾性カバー4を挟持部材として利用したが、回路基板5あるいは下ケース8を挟持部材として利用してもよい。その場合には、キートップ部10の押圧時においても変形しない。
本実施形態はイグニションキーに適用した例を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば本実施形態におけるトランスポンダを省略してキーレスエントリー装置のリモートコントローラーのスイッチ機構に適用してもよく、また映像機器、音響機器に用いられるリモートコントローラーなどに内蔵されるオン、オフスイッチなどの他のスイッチ装置にも適用可能である。
本発明の実施形態に係るイグニションキーの平面図である。 そのイグニションキーの正面図である。 図1のIII-III線上の断面図である。 そのイグニションキーの斜視図である。 そのイグニションキーの分解斜視図である。 そのイグニションキーのキートップ部を押下した状態を示す断面図である。 従来提案された自動車用のキーレスエントリー装置の分解斜視図である。 従来提案された照光式パネルスイッチの一部平面図である。 図8のX−X線上の断面図である。 その照光式パネルスイッチに用いられるキー部材の作動原理を示す説明図である。
符号の説明
1:上ケース、2:キー、3:操作ノブ、4:弾性カバー、5:回路基板、6:トランスポンダ、7:電池、8:下ケース、9:ビス、10a,10b:キートップ部、11:貫通穴、12:支え部、13:傾斜面、14:挿入穴、15:連結部、16:浮き上がり防止部、17:上面部、18:周壁、19:タクティールスイッチ、20:トランスポンダ装着部、21:電池装着部、22:ビス孔、23:後部、24:隙間、25:ビス孔、26:支点。

Claims (3)

  1. ケース上面から露呈する一対のキートップ部と、そのキートップ部の端部に設けられ互いに連結する連結部とを有する操作ノブと、
    その操作ノブの前記キートップ部が挿入して露呈する貫通穴と、前記操作ノブの連結部とは反対側の端部の下面と対向する支え部とを有するケースと、
    少なくとも前記キートップ部の非押圧状態において前記貫通穴の開口縁の一部との間で前記操作ノブの連結部の一部を挟持する挟持部材と、
    前記キートップ部の下方に所定の隙間をおいて配置されたスイッチとを備え、
    前記操作ノブのキートップ部を押下することにより、前記連結部に設けた弾性部が弾性変形して互いに独立して押下可能となり、同時に前記支え部を支点として前記キートップ部が傾いて前記スイッチを押圧する構成になっており、
    前記キートップ部の先端部を先細り状にして、そのキートップ部の後方を前記先端部より広い面積を有する後部とし、その後部は前記スイッチの押圧部となっており、
    前記ケースの貫通穴の先端部も先細り状になっていること特徴とするスイッチ装置。
  2. 請求項1記載のスイッチ装置において、前記支え部が前記キートップ部の角部付近と対向する位置に設けられていることを特徴とするスイッチ装置。
  3. 請求項1記載のスイッチ装置において、前記挟持部材が前記スイッチを搭載した回路基板を収納する容器状の弾性カバーからなり、その弾性カバーの上面部に前記操作ノブが載置されていることを特徴とするスイッチ装置。
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