JP2006066146A - 押しボタン式スイッチ - Google Patents

押しボタン式スイッチ Download PDF

Info

Publication number
JP2006066146A
JP2006066146A JP2004245635A JP2004245635A JP2006066146A JP 2006066146 A JP2006066146 A JP 2006066146A JP 2004245635 A JP2004245635 A JP 2004245635A JP 2004245635 A JP2004245635 A JP 2004245635A JP 2006066146 A JP2006066146 A JP 2006066146A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slider
switch
state
tact switch
push button
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004245635A
Other languages
English (en)
Inventor
Harumi Oba
晴美 大場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Denso Co Ltd
Original Assignee
Asahi Denso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Denso Co Ltd filed Critical Asahi Denso Co Ltd
Priority to JP2004245635A priority Critical patent/JP2006066146A/ja
Publication of JP2006066146A publication Critical patent/JP2006066146A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Push-Button Switches (AREA)

Abstract

【課題】
スライダーの何れの部位を押圧操作してもタクトスイッチを確実に作動させることができる押しボタン式スイッチを提供する。
【解決手段】
押圧操作により突出状態と没入状態との間を変位可能とされたスライダー1と、該スライダー1を収容するスイッチケース2と、該スイッチケース2の収容空間Sにおける底面略中央に形成されたタクトスイッチ7と、前記スライダーの底面から突出形成され、押圧操作によりタクトスイッチ7を押圧して作動させる作動部1bと、スライダー1が没入状態まで変位したとき基板4と当接して同方向への更なる変位を規制するストッパ部1cとを有した押しボタン式スイッチにおいて、ストッパ部1cは、作動部1b近傍の位置であって、且つ、スライダー1が没入状態のときタクトスイッチ7を囲む位置に形成されたものである。
【選択図】図2

Description

本発明は、スライダーに対する押圧操作により所定の電装品をオン又はオフする押しボタン式スイッチに関するものである。
一般に、自動車のパネルスイッチ等に適用される押しボタン式スイッチは、押圧操作によりパネルに対して突出状態と没入状態との間を変位可能とされたスライダーを有している。このスライダーは、図7に示すように、所定のスイッチケース102内に変位可能に収容されるとともに、スイッチケース102の底面中央には、例えばタクトスイッチ103が配設されており、かかるタクトスイッチ103が具備する弾性部材の弾力にて突出状態となる方向に常時付勢されている。
そして、操作者がスライダー101を押圧操作すると、タクトスイッチ103の弾力に抗して没入状態まで変位し、当該スライダー101の底面101a中央から突出形成された作動部104がタクトスイッチ103を押圧してオンすることにより車両が具備する所定の電装品を選択的にオン又はオフし得るようになっている。ここで、従来のスライダー101は、図8に示すように、その底面101aの略中央に作動部104が形成されるとともに、周縁部にストッパ部105が突出形成されている。
かかるストッパ部105により、スライダー101が没入状態(タクトスイッチ103をオンした状態)に至ってからの更なる下方への変位が規制されることとなり、タクトスイッチ103への過負荷の付与が回避されるようになっている。尚、かかる先行技術は、文献公知発明に係るものでないため、記載すべき先行技術文献情報はない。
しかしながら、上記従来の押しボタン式スイッチにおいては、スライダー101における操作部の縁部を押圧操作した場合、図9に示すように、当該スライダー101がスイッチケース102に対して傾いた状態にて変位することとなるため、没入状態に至った際、作動部104によるタクトスイッチ103の押圧が十分でない状態で(オンする前に)、ストッパ部105がスイッチケース102の底面に当接してしまうことがある。
かかる状態においては、ストッパ部105によりスライダー101の更なる変位が規制されるため、操作者がスライダー101を押圧操作したにも関わらず、タクトスイッチ103がオンされないという不具合が生じていた。また、同図の状態において、操作者がスライダー101の操作部を更に強い力で押圧すると、スイッチケース102の底面に当接したストッパ部105に過負荷が付与されることとなり、当該ストッパ部105が破損してしまう虞もあった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、スライダーの何れの部位を押圧操作してもタクトスイッチを確実に作動させることができる押しボタン式スイッチを提供することにある。
請求項1記載の発明は、押圧操作により突出状態と没入状態との間を変位可能とされたスライダーと、該スライダーを変位可能としつつ収容する収容空間が形成されたスイッチケースと、該スイッチケースの収容空間における底面略中央に形成されたタクトスイッチと、前記スライダーの底面から突出形成され、当該スライダーが没入状態のとき前記タクトスイッチを押圧して作動させる作動部と、前記スライダーの底面から突出形成され、当該スライダーが没入状態まで変位したとき前記スイッチケースの収容空間における底面と当接して同方向への更なる変位を規制するストッパ部とを有し、スライダーを押圧操作することによりタクトスイッチを作動させ、所定の電装品をオンする押しボタン式スイッチにおいて、前記ストッパ部は、前記作動部近傍の位置であって、且つ、前記スライダーが没入状態のとき前記タクトスイッチを囲む位置に形成されたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、ストッパ部が、作動部近傍の位置であって、且つ、スライダーが没入状態のときタクトスイッチを囲む位置に形成されたので、スライダーの何れの部位を押圧操作してもタクトスイッチを確実に作動させることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
本実施形態に係る押しボタン式スイッチは、例えば自動車のダッシュボード等に形成されたパネルスイッチから成り、押圧操作により車両が具備する電装品のオン又はオフを切換操作可能とされたもので、図1に示すように、何れも樹脂成形品から成るスイッチケース2、該スイッチケース2に配設された3つのスライダー1、及び各スライダー1に取り付けられた操作ボタン3により主に構成されている。
スイッチケース2は、スライダー1を変位可能としつつ収容する収容空間Sが形成されており、その側面には、押しボタン式スイッチ全体を車両へ取り付けるためのボルト孔2aaを有した取付部2aが突出形成されている。また、スイッチケース2の底面側には、図2に示すように、所定回路が印刷形成された基板4が配設されており、該基板4の表面4aの一部(収容空間Sに臨んだ部位)が各収容空間Sの底面を成している。
かかる基板4には、タクトスイッチ7、光源6及びコネクタ5が形成されており、これらのうちタクトスイッチ7は、コネクタ5を介して車両側と電気的に接続され得るよう構成されている。タクトスイッチ7は、収容空間Sにおける底面略中央に固設されたもので、図示しない弾性部材により同図中上方へ付勢された押圧部7aを有して成り、該押圧部7aが後述するスライダー1の作動部1bにより押圧されると、スイッチがオンし、車両が具備する所定の電装品がオンするよう構成されている。尚、光源6は、所定の操作ボタン3に形成された窓部3aを介して点灯させるためのもので、例えばタクトスイッチ7がオンした際にその操作ボタン3を点灯させ、操作者に認識させ得るようになっている。
スライダー1は、スイッチケース2の収容空間S内において突出状態(図2の状態)と没入状態(図4の状態)との間を変位可能とされたもので、同図中上端には操作ボタン3が固定されている。そして、操作ボタン3上部を操作者が押圧すると、該操作ボタン3及びスライダー1が同図中下方へ変位してタクトスイッチ7を作動させ得るよう構成されている。
即ち、スライダー1の底面1aからは、図3に示すように、作動部1bが一体的に突出形成されており、かかる作動部1bにより、当該スライダー1が没入状態のとき、押圧部7aを押圧してタクトスイッチ7を作動させ得るようになっている。尚、操作者が操作ボタン3から指を離すと、タクトスイッチ7の図示しない弾性部材により押圧部7aがその初期位置まで突出し、スライダー1を突出状態まで戻すよう構成されている。
更に、スライダー1の底面1aからは、同図に示すように、ストッパ部1cが一体的に突出形成されている。かかるストッパ部1cは、スライダー1における作動部1bの近傍の位置に平面視円環状に形成されたもので、スライダー1が没入状態まで変位したとき収容空間Sにおける底面(本実施形態においては基板4の表面4a)と当接して同方向(図中下方に向かう方向)への更なる変位を規制するよう構成されている。
即ち、ストッパ部1cは、図4に示すように、スライダー1が没入状態のときタクトスイッチ7を囲む位置に形成されており、作動部1bがタクトスイッチ7の押圧部7aを完全に押圧した状態(スイッチがオンした状態)でストッパ部1cの先端面が基板4の表面4aと当接することにより、スライダー1のストッパとしての機能を果たすよう構成されている。
本実施形態によれば、ストッパ部1cが作動部1bの近傍の位置であって、且つ、スライダー1が没入状態のときタクトスイッチ7を囲む位置に形成されているので、例えば図5に示すように、操作者が操作ボタン3の縁部を押圧操作して、スライダー1が角度αだけ傾斜しつつ変位した場合であっても、ストッパ部1cが基板4に当接したとき、タクトスイッチ7の押圧部7aを完全に押圧した状態とすることができ、当該タクトスイッチ7の作動不良を確実に回避することができる。
勿論、図4に示すように、操作者が操作ボタン3の中央を押圧操作した場合においても、タクトスイッチ7の押圧部7aは確実に押圧されるので、当該操作ボタン3を介してスライダー1の何れの部位を押圧操作してもタクトスイッチ7を確実に作動させることができる。また、操作ボタン3を押圧操作しているにもかかわらず、タクトスイッチ7の作動不良が生じてしまう従来のものにあっては、操作者が更に強い力で押圧してストッパ部に過負荷を付与してしまう虞があったが、本実施形態においては、かかる状態を回避できるので、ストッパ部1cの破損等を確実に防止することができる。
以上、本実施形態に係る押しボタン式スイッチについて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば図6に示すように、スライダー1の底面1aに形成されるストッパ部1c’を複数の壁状の突起部とし、これらを対向配置したものとしてもよい。かかる押しボタン式スイッチにおいても、ストッパ部1c’が作動部1bの近傍であって、且つ、スライダー1が没入状態のときタクトスイッチ7を囲む位置に形成されているので、上記実施形態と同様の効果を奏することができる。
また、本実施形態においては、1つのスイッチケース1内に、操作ボタン3及びスライダー1が3つ配設されているが、当該操作ボタン3及びスライダー1が1つ又は2つ配設されたものであっても、或いは4つ以上配設されたものであっても適用することができる。複数の操作ボタン3及びスライダー1が配設されたものにおいては、当該操作ボタン3の押圧面積が広く、その縁部を押圧操作した場合、スライダー1が傾斜し易いもののみに上記の如きストッパ部を選択的に形成するようにしてもよい。
更に、本実施形態においては、その一部の操作ボタンに形成された窓部3aを介して点灯させるための光源6を有しているが、かかる光源6を有さないものにも適用することができる。また更に、本実施形態においては、スイッチケース2の底面側に基板4を配設し、かかる基板4における表面4aが収容空間Sの底面を成しているが、例えば当該スイッチケース2に凹部を造り込んで収容空間Sとし、かかる凹部の底面を収容空間Sの底面とするとともに、その略中央にタクトスイッチ7を配設するようにしてもよい。尚、本実施形態においては、自動車のパネルスイッチに適用しているが、これに限定されず、他の車両に適用されるものであってもよく、更には車両以外に配設される押しボタンスイッチに適用してもよい。
スライダー底面に突出形成されたストッパ部が、作動部近傍の位置であって、且つ、スライダーが没入状態のときタクトスイッチを囲む位置に形成された押しボタン式スイッチであれば、外観形状が異なるもの或いは他の機能が付加されたものにも適用することができる。
本発明の実施形態に係る押しボタン式スイッチを示す斜視図 同押しボタン式スイッチを示す断面図(スライダーが突出状態のとき) 同押しボタン式スイッチにおけるスライダーの底面を示す模式図 同押しボタン式スイッチを示す断面図(スライダーが没入状態であって、操作ボタンの中央を押圧操作した場合) 同押しボタン式スイッチを示す断面図(スライダーが没入状態であって、操作ボタンの縁部を押圧操作した場合) 本発明の他の実施形態を示す押しボタン式スイッチにおけるスライダーの底面を示す模式図 従来の押しボタン式スイッチを示す断面模式図(スライダーが突出状態) 同押しボタン式スイッチにおけるスライダーの底面を示す模式図 同押しボタン式スイッチを示す断面模式図(縁部を押圧した際のスライダーの没入状態)
符号の説明
1 スライダー
1a 底面
1b 作動部
1c、1c’ ストッパ部
2 スイッチケース
3 操作ボタン
4 基板
5 コネクタ
6 光源
7 タクトスイッチ
S 収容空間

Claims (1)

  1. 押圧操作により突出状態と没入状態との間を変位可能とされたスライダーと、
    該スライダーを変位可能としつつ収容する収容空間が形成されたスイッチケースと、
    該スイッチケースの収容空間における底面略中央に形成されたタクトスイッチと、
    前記スライダーの底面から突出形成され、当該スライダーが没入状態のとき前記タクトスイッチを押圧して作動させる作動部と、
    前記スライダーの底面から突出形成され、当該スライダーが没入状態まで変位したとき前記スイッチケースの収容空間における底面と当接して同方向への更なる変位を規制するストッパ部と、
    を有し、スライダーを押圧操作することによりタクトスイッチを作動させ、所定の電装品をオンする押しボタン式スイッチにおいて、
    前記ストッパ部は、前記作動部近傍の位置であって、且つ、前記スライダーが没入状態のとき前記タクトスイッチを囲む位置に形成されたことを特徴とする押しボタン式スイッチ。
JP2004245635A 2004-08-25 2004-08-25 押しボタン式スイッチ Pending JP2006066146A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004245635A JP2006066146A (ja) 2004-08-25 2004-08-25 押しボタン式スイッチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004245635A JP2006066146A (ja) 2004-08-25 2004-08-25 押しボタン式スイッチ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006066146A true JP2006066146A (ja) 2006-03-09

Family

ID=36112467

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004245635A Pending JP2006066146A (ja) 2004-08-25 2004-08-25 押しボタン式スイッチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006066146A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5006943B2 (ja) * 2007-12-28 2012-08-22 パイオニア株式会社 操作ノブの支持構造及び該操作ノブの支持構造を備えた電子機器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5006943B2 (ja) * 2007-12-28 2012-08-22 パイオニア株式会社 操作ノブの支持構造及び該操作ノブの支持構造を備えた電子機器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5151405B2 (ja) 入力装置
JP5225179B2 (ja) プッシュスイッチ
JP2008269805A (ja) スイッチ装置
JP4508957B2 (ja) 押釦スイッチ
US6515242B2 (en) Switch device
US6541716B2 (en) Multidirectional switch device in which differences in tactile feel are reduced
JP2006286328A (ja) 複合操作型入力装置
JP2010118336A (ja) プッシュスイッチおよびそれを搭載する電子機器
US8093976B2 (en) Vehicle switch
JP2006066146A (ja) 押しボタン式スイッチ
JP4735452B2 (ja) プッシュスイッチ
EP3582243B1 (en) Four-way switch including malfunction prevention structure
JP5551578B2 (ja) 多方向スイッチ装置
JP2008234934A (ja) スイッチ装置
JP2022043622A (ja) プッシュスイッチ
JP4319885B2 (ja) 押釦スイッチ
JP5194860B2 (ja) 車両用スイッチ
JP7240988B2 (ja) 電子キー
JP2006302751A (ja) パワーウインドウ用スイッチ装置
JP2006228620A (ja) ステアリングスイッチ装置
JP4812635B2 (ja) スイッチ装置
US6377756B1 (en) Operation button used for portable apparatus
JP2010146983A (ja) プッシュスイッチ
JP2924651B2 (ja) 押し釦スイッチ付きロータリースイッチ
JPH07261897A (ja) 自照式キースイッチ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070801

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080129

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080327

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080603

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080718

A02 Decision of refusal

Effective date: 20081007

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02