JP4811698B2 - 燃料電池システム - Google Patents

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Description

本発明は、燃料電池システムの制御技術に関する。
次世代における環境対応自動車として、燃料である水素と酸素を化学反応させて電気を発生させ、発電した電気を動力源として走行する燃料電池自動車の開発が進められている。燃料電池自動車に搭載される燃料電池は、通常数百セルを直列接続した燃料電池スタックとして構成されている。この燃料電池を構成するセル面のガス通路に生成水が過剰に付着すると、発電効率が低下する現象(いわゆるフラッティング)が生じるため、セル面のガス通路に生成水が過剰に付着しないように燃料電池スタック外部のガス通路に設けたパージ弁を開放するなどして、余分な生成水を外部に排出(パージ)する必要がある。
このような背景に鑑み、所定のタイミングで燃料電池の各セル電圧を検出し、セル電圧の低下が検出された場合に燃料電池の出力を制限し、かつ、上記パージを行うことでセル電圧の回復を図る方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−152604号公報
しかしながら、特許文献1に開示された方法は、セル電圧の回復を図る場合に燃料電池の発電を低下させるのみで停止させないため、極端にフラッティングが生じた場合や残留窒素濃度が高い場合等には、セル電圧低下現象(一部のセル電圧が極端に低下し、最悪の場合には負電圧に達し短絡する現象)が止められないという問題が生じる。
本発明は、以上説明した事情を鑑みてなされたものであり、セル電圧の低下が検出された場合にセル電圧低下現象の発生を抑制しつつ、該セル電圧の回復を図ることができる燃料電池システムを提供することを目的とする。
上述した問題を解決するため、本発明に係る燃料電池システムは、供給される酸化ガス及び燃料ガスから負荷を駆動する電力を発生する燃料電池と、前記燃料電池のセル電圧を検出する検出手段と、前記検出手段によってセル電圧の低下が検出されたとき、前記燃料電池による発電を停止する発電制御手段と、前記燃料電池による発電が停止された後に、該燃料電池による発電を阻害する発電阻害物質を外部に排出する排出手段とを具備することを特徴とする。
かかる構成によれば、燃料電池の発電を停止してから発電阻害物質(残留水や窒素など)を外部に排出することで燃料電池の発電状態の回復(セル電圧の回復)を図るため、セル電圧低下現象による燃料電池システムの停止を抑制することが可能となる。
ここで、前記排出手段として前記燃料ポンプを備える場合には、前記燃料電池による発電が停止された後に前記燃料ポンプの単位時間当たりの回転数を上げることで前記発電阻害物質を外部に排出したり、前記回転数を周期的あるいはランダムに変化させてガス通路内に流体の脈動を発生させることにより、前記発電阻害物質を外部に排出しても良い。
また、前記排出手段として前記パージ弁を備える場合には、該パージ弁の弁開度、弁の開閉時間の少なくともいずれかを調整することで前記発電阻害物質を外部に排出しても良い。
また、上記構成にあっては、前記発電阻害物質が外部に排出された後に、前記検出手段によって検出されるセル電圧が閾値電圧以上に復帰したか否かを判断する判断手段をさらに具備する態様が好ましい。さらに、前記排出手段は、前記発電阻害物質を設定時間だけ外部に排出し、前記判断手段は、前記セル電圧が所定時間内に閾値電圧以上に復帰したか否かを判断する態様も好ましい。
また、前記燃料電池以外の発電機構と、前記燃料電池による発電が停止されるまでは該燃料電池が発生する電力によって前記負荷を駆動させる一方、該燃料電池による発電が停止された後は該負荷の駆動源を前記燃料電池から前記発電機構に切り換える駆動制御手段とを具備する態様が好ましく、さらに、前記発電制御手段は、前記判断手段によってセル電圧が閾値電圧以上に復帰したと判断された場合、前記燃料電池による発電を再開し、前記駆動制御手段は、前記発電が再開された場合には該負荷の駆動源を前記発電機構から前記燃料電池に切り換える態様がより好ましい。
以上説明したように、本発明によれば、セル電圧の低下が検出された場合にセル電圧低下現象の発生を抑制しつつ、該セル電圧の回復を図ることが可能となる。
以下、本発明に係る実施の形態について図面を参照しながら説明する。
A.第1実施形態
(1)実施形態の構成
図1は本実施形態に係わる燃料電池システムの概略構成を示している。ここでは、燃料電池システム10を燃料電池自動車(FCHV;Fuel Cell Hyblid Vehicle)の車載発電システムとして用いる例を示すが、各種移動体(例えば、船舶や飛行機など)に搭載される発電システムや定置用発電システムとして用いることができる。燃料電池(セルスタック)20は、供給される燃料ガス及び酸化ガスから負荷(後述)を駆動する電力を発生する手段であり、複数の単セルを直列に積層したスタック構造を有している。燃料電池20は、例えば固体高分子電解質型燃料電池等から構成され、該燃料電池10には各単位セルの電圧(以下、セル電圧)を測定するためのセル電圧センサ(検出手段)70が設けられている。
燃料電池システムは、燃料電池20に接続された燃料ガス循環供給系と酸化ガス供給系とを備えている。燃料電池20の燃料ガス循環供給系は、燃料ガス供給源30、燃料ガス供給路31、燃料電池20、燃料ガス循環路32、及びアノードオフガス流路33を含んで構成されている。
燃料ガス供給源30は、例えば、高圧水素タンク又は水素貯蔵タンク等の水素貯蔵源によって構成される。燃料ガス供給路31は燃料ガス供給源30から供給される燃料ガスを燃料電池20のアノード極に導くためのガス流路であり、そのガス流路には上流から下流にかけてタンクバルブH201、高圧レギュレータH9、低圧レギュレータH10、水素供給バルブH200、及びFC入口バルブH21が各々配設されている。高圧に圧縮された燃料ガスは高圧レギュレータH9にて中圧に減圧され、更に低圧レギュレータH10にて低圧(通常運転圧力)に減圧される。
燃料ガス循環路32は未反応燃料ガスを燃料電池20に還流させるための帰還ガス流路であり、そのガス流路には上流から下流にかけてFC出口バルブH22、水素ポンプ(燃料ポンプ)63、及び逆止弁H52が各々配設されている。水素ポンプ63は燃料電池20から排出される未反応燃料ガスの流量を制御する手段であり、該燃料電池20から排出される未反応燃料ガスを適度に加圧し、燃料ガス供給路31に供給する。逆止弁H52は燃料ガス供給路31から燃料ガス循環路32への燃料ガスの逆流を抑制する。アノードオフガス流路33は燃料電池20から排出された水素オフガスをシステム外(外部)に排出するためのガス流路であり、そのガス流路にはパージバルブ(パージ弁)H51が配設されている。
上述したタンクバルブH201、水素供給バルブH200、FC入口バルブH21、FC出口バルブH22、及びパージバルブH51は、後述する制御部50による制御のもと、各ガス流路31〜33又は燃料電池20へ供給、排出等される燃料ガス量を制御するためのシャットバルブであり、例えば、電磁弁によって構成されている。このような電磁弁として、例えば、オンオフ弁、或いはPWM制御で弁開度をリニアに調整できるリニア弁等が好適である。
燃料電池20の酸化ガス供給系は、エアコンプレッサ40、酸化ガス供給路41、及びカソードオフガス流路42を含んで構成されている。エアコンプレッサ40はエアフィルタ61を介して外気から取り込んだ空気を圧縮し、その圧縮エアを酸化ガスとして燃料電池20のカソード極に供給する。燃料電池20の電池反応に供した後の酸素オフガスはカソードオフガス流路42を流れてシステム外に排気される。酸素オフガスは燃料電池20での電池反応により生成された水分を含むため高湿潤状態になっている。加湿モジュール62は酸化ガス供給路41を流れる低湿潤状態の酸化ガスと、カソードオフガス流路42を流れる高湿潤状態の酸素オフガスとの間で水分交換を行い、燃料電池20に供給される酸化ガスを適度に加湿する。燃料電池20に供給される酸化ガスの背圧はカソードオフガス流路42のカソード出口付近に配設された圧力調整弁A4によって調圧される。なお、カソードオフガス流路42を介して外部に排出される酸素オフガスの流量はエアコンプレッサ40によって制御される。
燃料電池20で発電された直流電力の一部はDC/DCコンバータ53によって降圧され、バッテリ(発電機構)54に充電される。トラクションインバータ51及び補機インバータ52は燃料電池20とバッテリ54の双方又は何れか一方から供給される直流電力を交流電力に変換してトラクションモータM3と補機モータM4のそれぞれに交流電力を供給する。補機モータM4は後述の水素循環ポンプ63を駆動するモータM2やエアコンプレッサ40を駆動するモータM1等を総称している。なお、以下の説明では、燃料電池20及びバッテリ54のいずれか一方若しくは双方によって駆動されるものを負荷と総称する。
制御部50はROMやハードディスクなどのメモリに内臓されている各種制御プログラムを実行することにより、燃料システム10の各部を中枢的に制御する。制御部50はアクセルセンサ、車速センサ(いずれも図示略)が検出したアクセル開度、車速等に基づいてシステム要求電力(車両走行電力と補機電力との総和)を求めるとともに、求めたシステム要求電力や燃料電池システム10内の各種センサからの検出信号に基づいて燃料電池20から発生させる電力量、バッテリ54から発生させる電力量等を決定する(詳細は後述)。なお、各種センサとしては、図1に示すセル電圧センサ70のほか、燃料ガス供給路31や酸化ガス供給路41に適宜設けられた圧力センサ、温度センサ(いずれも図示略)がある。以下、図2を参照しながら燃料電池システム10の制御動作について説明する。
(2)実施形態の動作
図2は、発電制御処理を示すフローチャートである。この発電制御処理は、制御部50によって例えば所定期間毎に実行される処理である。制御部50はセル電圧センサ70から供給されるセンサ信号に基づいて各セル電圧を読み取ると、読み取ったセル電圧の中に閾値電圧(例えば0.5V)を下回るものが存在するか否かを判断する(ステップS1)。制御部50は閾値電圧未満のセル電圧が存在すると判定すると、燃料電池20の出力制限を徐々に行い、セル電圧の復帰が可能か否かを判断する。制御部50はセル電圧が正常値に復帰せず、所定の閾値を下回ったことを検知すると、燃料電池20による発電を停止するためにテップS2へ進む。なお、上記例では読み取ったセル電圧の中に閾値電圧を下回るものが存在するか否かを判定したが、例えば各セル毎に前回読み取ったセル電圧と今回読み取ったセル電圧の差分を検出し、検出した差分の中に閾値差分を上回るものが存在するか否かを判定しても良い。要はセル電圧の低下を検出することができれば良く、いずれの方法を採用するかは任意である。
制御部(発電制御手段)50はステップS2において燃料電池20による発電を停止すると、インバータやモータなどの負荷の駆動源を燃料電池20からバッテリ54に切り換える(ステップS3)。詳述すると、制御部(駆動制御手段)50は、燃料電池20による発電を停止するまでは該燃料電池20が発生する電力によって負荷を駆動させる一方、燃料電池20による発電が停止された後は上記負荷の駆動源を燃料電池20からバッテリ54に切り換える。かかる切り換えを行うと、制御部50はステップS4に進み、パージ処理を実行する。詳述すると、制御部(排出手段)50は燃料電池20による発電を阻害する物質(発電阻害物質)を外部に排出するべく、コンプレッサ(排出手段)40や水素ポンプ(排出手段)63の単位時間当たりの回転数を制御(回転数を上げるなど)したり、パージバルブ(排出手段)H51の開度や開閉時間を調整する。具体的には、燃料電池20による発電が停止された後もコンプレッサ40や水素ポンプ63の動作を継続させることで発電阻害物質を外部に排出している。より詳述すると、発電停止後にコンプレッサ40等の動作を継続させる際には、発電停止後のコンプレッサ40等の単位時間当たりの回転数を通常発電時のコンプレッサ40等の回転数よりも高く設定することで発電阻害物質を外部に排出する。なお、「発電阻害物質」とは、燃料電池20のセル面に過剰に付着している水や燃料流路を塞いでいる水(以下、残留水)だけでなく、燃料電池20や各ガス通路に残留している窒素(残留窒素)なども含む。また、上記例では、コンプレッサ40や水素ポンプ63の回転数を通常発電時よりも高く設定することで発電阻害物質を外部に排出しているが、例えば回転数を周期的あるいはランダムに変化させてガス通路内に流体の脈動を発生させることにより、発電阻害物質を外部に排出するようにしても良い。
パージ処理を終えると、制御部(判断手段)50はセル電圧センサ70から供給されるセンサ信号に基づいて各セル電圧を読み取り、低下したセル電圧が正常値に復帰(回復)したか否かを判定する(ステップS5)。一例を挙げて説明すると、制御部(排出手段、判断手段)50は発電阻害物質を設定時間だけ外部に排出した後、セル電圧の低下が検出されたセルについて再度セル電圧を読み取り、読み取ったセル電圧が所定時間内に閾値電圧以上に復帰しているか否かを判断する。制御部(発電制御手段、駆動制御手段)50はセル電圧が正常値に復帰したと判断すると(ステップS5;YES)、燃料電池20による発電を再開し、負荷の駆動源をバッテリ54から燃料電池20に切り換えた後(ステップS6→ステップS7)、処理を終了する。また、制御部50はバッテリ54が許容電力を下回った際にも燃料電池20による発電を再開する。
一方、制御部50は読み取ったセル電圧が閾値電圧以上に復帰していないと判断すると(ステップS5;NO)、燃料電池システム10の出力パワーが低下している旨の警告等を行った後(ステップS8)、燃料電池20による発電を再開することなく処理を終了する。なお、上記例では読み取ったセル電圧が閾値以上に復帰し、かつ、復帰するまでの時間が所定時間(例えば数秒)以内である場合に当該セルが正常な状態に回復したと判断したが、単にセル電圧が閾値電圧以上に復帰している場合に当該セルが正常な状態に回復したと判断しても良い。
以上説明したように、本実施形態によれば、燃料電池の発電を停止してからセル電圧の回復を図るため、セル電圧低下現象による燃料電池システムの停止を抑制することが可能となる。なお、セル電圧の回復を図る際、負荷の駆動源を燃料電池から発電量の小さなバッテリに切り換えるために走行性能(いわゆるドライバビリティ)等は低下するが、システム停止による路上停止等は未然に回避することができる。
B.変形例
(1)燃料電池20のスタック内に存在する残留水量や残留窒素を測定(または推定)する機器を設け、かかる測定結果等に応じて燃料電池20の発電量を制限しても良い。また、該スタック内の各セルに湿度センサや水量センサを取り付け、急電流負荷に耐えられる状態にあるか否かを判断したうえで燃料電池20の発電量を制限しても良い。
(2)また、本実施形態では燃料電池を除く発電機構としてバッテリ54を例示したが、例えばキャパシタ等の蓄電装置やエンジンなどの内燃機関でも良い。
(3)また、制御部50の諸機能は、CPU(若しくはDSP)がメモリに格納されたプログラムを実行することによって実現されるため、かかるプログラムについてCD−ROM等の記録媒体に記録して頒布したり、インターネット等の通信ネットワークを介して頒布しても良い。
第1実施形態に係る燃料電池システムの構成を示す図である。 同実施形態に係る発電制御処理を示すフローチャートである。
符号の説明
10…燃料電池システム 20…燃料電池 30…燃料ガス供給源 31…燃料ガス供給路 32…燃料ガス循環路 33…アノードオフガス流路 40…エアコンプレッサ 41…酸化ガス流路 42…カソードオフガス流路 50…制御部 54…バッテリ 70…セル電圧センサ H201…タンクバルブ H9…高圧レギュレータ H10…低圧レギュレータ H200…水素供給バルブ H21…FC入口バルブ H22…FC出口バルブ H51…パージバルブ

Claims (11)

  1. 供給される酸化ガス及び燃料ガスから負荷を駆動する電力を発生する燃料電池と、
    前記燃料電池のセル電圧を検出する検出手段と、
    前記検出手段によってセル電圧の低下が検出されたとき、前記燃料電池による発電を停止する発電制御手段と、
    前記燃料電池による発電が停止された後に、該燃料電池による発電を阻害する発電阻害物質を外部に排出する排出手段と
    を具備することを特徴とする燃料電池システム。
  2. 前記排出手段は、前記燃料電池から排出される酸化ガスの流量を制御するコンプレッサ、該燃料電池から排出される燃料ガスの流量を制御する燃料ポンプ、該燃料電池から排出される燃料ガス量を制御するパージ弁の少なくともいずれか1つを備えることを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システム。
  3. 前記排出手段は、前記燃料電池から排出される燃料ガスの流量を制御する燃料ポンプを備え、前記燃料電池による発電が停止された後も該燃料ポンプの動作を継続させて前記発電阻害物質を外部に排出し、該発電停止後に燃料ポンプの動作を継続させる際には、発電停止後の燃料ポンプの単位時間当たりの回転数を通常発電時の燃料ポンプの回転数よりも高く設定することを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システム。
  4. 前記排出手段は、前記回転数を高く設定する代わりに、前記回転数を周期的あるいはランダムに変化させてガス通路内に流体の脈動を発生させることにより、前記発電阻害物質を外部に排出することを特徴とする請求項3に記載の燃料電池システム。
  5. 前記排出手段は、前記燃料電池から排出される燃料ガス量を制御するパージ弁を備え、該パージ弁の弁開度、弁の開閉時間の少なくともいずれかを調整することで、前記発電阻害物質を外部に排出することを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システム。
  6. 前記発電阻害物質には、残留水、残留窒素の少なくとも一方が含まれることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1の請求項に記載の燃料電池システム。
  7. 前記発電阻害物質が外部に排出された後に、前記検出手段によって検出されるセル電圧が閾値電圧以上に復帰したか否かを判断する判断手段をさらに具備することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1の請求項に記載の燃料電池システム。
  8. 前記排出手段は、前記発電阻害物質を設定時間だけ外部に排出し、
    前記判断手段は、前記セル電圧が所定時間内に閾値電圧以上に復帰したか否かを判断することを特徴とする請求項7に記載の燃料電池システム。
  9. 前記燃料電池以外の発電機構と、
    前記燃料電池による発電が停止されるまでは該燃料電池が発生する電力によって前記負荷を駆動させる一方、該燃料電池による発電が停止された後は該負荷の駆動源を前記燃料電池から前記発電機構に切り換える駆動制御手段とを具備することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1の請求項に記載の燃料電池システム。
  10. 前記発電制御手段は、前記判断手段によってセル電圧が閾値電圧以上に復帰したと判断された場合に前記燃料電池による発電を再開し、
    前記駆動制御手段は、前記発電が再開された場合に該負荷の駆動源を前記発電機構から前記燃料電池に切り換えることを特徴とする請求項9に記載の燃料電池システム。
  11. 前記発電機構は、蓄電装置であることを特徴とする請求項9または10のいずれかに記載の燃料電池システム。


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