JP4810603B2 - ディスク装置及びそのオフセット制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ハードディスクドライブなどのディスク装置に関し、特に、リードヘッドとライトヘッドの間のオフセットを制御する技術に関する。
一般的に、ハードディスクドライブを代表とするディスク装置(ディスクドライブとも称する)では、記録媒体である磁気ディスク媒体(以下、単に磁気ディスクと称する)に対してデータの記録・再生を行なう磁気ヘッドが設けられている。磁気ヘッドとしては、リードヘッドとライトヘッドとが分離して、同一スライダに実装された複合型ヘッドが使用されている。リードヘッドは、通常では、MR(Magneto Resistive)素子またはGMR(Giant Magneto Resistive)素子からなり、リード動作(データの読み出し動作)を実行するヘッドである。ライトヘッドは、通常では、インダクティブ薄膜ヘッド素子からなり、ライト動作(データの書き込み動作)を実行するヘッドである。
このようなヘッドは、通常では、ロータリ型(回転型)アクチュエータに搭載されている。アクチュエータは、ボイスコイルモータ(VCM)の駆動力により、ディスク媒体上の半径方向に回転駆動して、ヘッドをディスク媒体上の目標位置(目標トラック又は目標シリンダ)に位置決めするように構成されている。
ところで、ロータリ型アクチュエータにより、ヘッドがディスク媒体上に位置決めされる場合に、リードヘッドとライトヘッドとは、分離しているため周方向にギャップ間隔(Grw)が存在する。さらに、アクチュエータの回転角度があるため、リードヘッドとライトヘッドは、ディスク媒体上の半径方向の位置が異なるため、いわゆるオフセットが発生する。
従って、ディスクドライブでは、ディスク上の目標位置に磁気ヘッドを位置決めするときに、リードヘッドとライトヘッドのそれぞれに対して、オフセットに基づいた位置調整を行なうオフセット制御が実行されている。オフセット制御は、ディスク上の半径位置に依存して変化するオフセット値に基づいて実行されている。但し、このオフセット値は、同一トラック内では、ディスクの1回転に亘って変化しない値である。
ところで、ディスクドライブでは、スピンドルモータの取り付け誤差、あるいは外部からの衝撃や振動などにより、ディスク偏心(disk runout)という現象が発生する。ディスク偏心が発生すると、ディスクの回転中心に対する回転円軌跡から、サーボトラックの偏差(サーボトラック偏心)が発生する。このため、同一トラック内では、ディスクの1回転に亘って変化しないオフセット値では、磁気ヘッドに対する正確なオフセット制御を行なうことはできなくなる。
このような問題を解消するために、ディスク偏心量に基づいてオフセット値を変化させて、オフセット制御を行なうダイナミック・オフセット制御(DOC:dynamic offset control)と呼ぶ技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のディスクドライブでは、ディスクのサーボ領域外の非サーボ領域の特定の領域において、オフセット測定用サーボパターンを再生することにより、ディスク1回転内で変化するオフセット値を算出する。ディスクドライブの製造工程において、初回のオフセット値OF(s)の算出処理後に、ディスク偏心が発生していない場合には、算出したオフセット値OF(s)の更新を実行せずに、そのまま維持する。一方、DOC動作によるリードヘッドの位置誤差が基準値である閾値を超える場合には、ディスク偏心が発生していると判定する。この場合には、オフセット測定用位置情報を再度記録して、一連の算出方法により新たなオフセット値OF(s)を再度算出して、メモリに保存しているオフセット値を更新する。
特開2009−176403号公報(段落0081)
しかしながら、特許文献1記載の装置では、再生時のみDOCを行うディスクドライブにおいてディスク偏心の発生前に記録されたデータをディスク偏心の発生後に再生する場合には有効ではない。再生時のみDOCを行う場合、データは記録時のディスク偏心量に応じて記録されている。そのため、ディスク偏心が発生する前に記録されたデータに対しては、記録時のディスク偏心量に応じたオフセット値でリードDOCを行なわなければならない。ディスク偏心発生後のディスク偏心量に応じたオフセット値でリードDOCを行うと、記録時のディスク偏心に合っていない補正を行うことになり、DOCによってさらにデータアクセス性能が劣化し、エラーレート(BER)が悪化する可能性がある。
本発明の目的は、ディスク偏心が発生してもダイナミック・オフセット制御を適切に実行することができるディスク装置及びそのオフセット制御方法を提供することである。
一実施形態によれば、ディスク偏心によるオフトラックの変化に応じてヘッドを位置決めするオフセット制御を実行するディスク装置は、製造時の第1オフセット制御量を記憶するメモリと、ディスク起動後にディスク偏心を検出する検出器と、前記検出器により検出されたディスク偏心に基づいて第2オフセット制御量を求める演算手段と、前記第1オフセット制御量と前記第2オフセット制御量との差の絶対値が、前記第2オフセット制御量より大きい場合はオフセット制御の実行を停止する実行停止手段とを具備する。
他の実施形態によれば、ディスク装置のオフセット制御方法は、ディスク装置の製造時に第1オフセット制御量を求めることと、ディスク起動後にディスク偏心を検出することと、前記検出されたディスク偏心に基づいて第2オフセット制御量を求めることと、前記第1オフセット制御量と前記第2オフセット制御量の差の絶対値が前記第2オフセット制御量より大きい場合はオフセット制御の実行を停止することとを具備する。
本発明によれば、エラーレートが悪化しそうな場合はダイナミック・オフセット制御を実施しないことにより、適切なダイナミック・オフセット制御を実施できるディスク装置を提供することができる。
本発明の実施の形態に係るディスク装置の構成を示すブロック図である。 本実施形態に関するヘッドの構造を説明するための図である。 本実施形態に関するヘッド位置決め動作でのスキュー角を説明するための図である。 本実施形態に関するヘッド位置決め動作でのスキュー角とオフセットとの関係を説明するための図である。 本実施形態に関するリード動作時での位置補正の手順を説明するフローチャートである。 リード時のDOCによりエラーレートが悪化する可能性を説明するための図である。 本実施形態に関するDOCのオン・オフ制御を示すフローチャートである。 リードDOCがオンの時のビットエラーレートを示す図である。 リードDOCがオフの時のビットエラーレートを示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。
(ディスクドライブの構成)
図1は、本実施形態に関するディスクドライブ100の構成を説明するためのブロック図である。
本実施形態のディスクドライブ100は、磁気ヘッド101と、磁気記録媒体であるディスク媒体(以下、磁気ディスクと表記する)103と、当該磁気ディスク103を回転させるスピンドルモータ(SPM)106と、磁気ヘッド101を搭載して磁気ディスク103上の半径方向に移動させるアクチュエータとを含む装置機構(ドライブメカニズム)、及び後述する制御・信号処理系を有する。
磁気ヘッド101は、磁気ディスク103からデータやサーボ情報を読出す(再生する)ためのリードヘッドと、磁気ディスク103にデータやオフセット測定用サーボパターン(オフセット測定用位置情報)を書き込む(記録する)ためのライトヘッドとを有する。磁気ヘッド101は、ヘッド本体である1つのスライダ上に、リードヘッドとライトヘッドとが分離して実装されている。このため、リードヘッドとライトヘッドのそれぞれのトラック軌跡に一定のオフセット(位置ずれ)が発生してしまう。オフセット値はディスク上の半径位置に依存している。ここでは、リードヘッドよりもライトヘッドの方がアクチュエータの先端側に配置され、内周側のトラックについてはライトヘッドの方がリードヘッドよりも内周側に位置し、外周側のトラックについてはライトヘッドの方がリードヘッドよりも外周側に位置するとする。
アクチュエータは、磁気ヘッド101を搭載しているサスペンションおよびアーム102、回転軸となるピボット104、及びコイル、磁石、ヨークを含み、駆動力を発生するボイスコイルモータ(VCM)105から構成されている。アクチュエータは、後述するマイクロプロセッサ(CPU)112のヘッド位置決め制御(サーボ制御)により、磁気ディスク103上の半径方向に移動制御される。これにより、磁気ヘッド101は、磁気ディスク103上の目標位置(目標トラック)に位置決めされる。
磁気ディスク103上には、周方向に所定の間隔を有する放射状の複数のサーボ領域200が設けられており、さらに同心円状の多数のトラック(シリンダ)201が構成される。なお、トラック201は、ライトヘッドによりユーザデータが記録されたデータトラック、あるいは複数のサーボ領域200から構成されるサーボトラックの両方を意味する。
サーボ領域200には、各トラックを識別するためのアドレスコード(シリンダコード)、及びトラック内の磁気ヘッド101の位置を検出するためのサーボバースト信号を含むサーボ情報が記録されている。CPU112は、リードヘッドにより読出されるサーボ情報を使用して、ヘッド位置決め制御(サーボ制御)を実行する。
制御・信号処理系は、モータドライバ107と、ヘッドアンプユニット108と、リード/ライトチャネル109と、ハードディスクコントローラ(HDC)111と、CPU112と、メモリ113とを有する。モータドライバ107は、SPM106に駆動電流を供給するSPMドライバ107A及びVCM105に駆動電流を供給するVCMドライバ107Bを有する。
ヘッドアンプユニット108は、磁気ヘッド101のリードヘッドにより読出されたリード信号RSを増幅してリード/ライトチャネル109に出力するリードアンプ108Aを含む。また、ヘッドアンプユニット108は、リード/ライトチャネル109から出力されるライトデータWDをライト信号(ライト電流)WSに変換して、磁気ヘッド101のライトヘッドに供給するライトドライバ108Bを含む。ライトドライバ108Bは、データ変調/復調ユニット114から出力されるライトゲートDWG2のタイミングで、ライトデータWDをライト信号WSに変換する。
リード/ライトチャネル109は、リード/ライトデータ信号を処理する信号処理ユニットであり、データ変調/復調ユニット114と、オフセット測定用サーボパターン生成ユニット115と、サーボ復調ユニット116とを有する。
データ変調/復調ユニット114は、HDC111からライトゲートDWG1のタイミングで転送される記録データ125をライトデータWDに変調(符号化)する。また、データ変調/復調ユニット114は、リードアンプ108Aから出力されるリードデータ信号RDを、HDC111からのリードゲートDRGのタイミングで再生データ125に復調(復号化)してHDC111に出力する。
オフセット測定用サーボパターン生成ユニット115は、HDC111から出力されるサーボライトゲート信号117(SWG−1)のタイミングで、サーボライトゲート信号121(SWG−2)及びオフセット測定用サーボパターン(オフセット測定用位置情報)を含むサーボ記録データ122を生成する。このとき、ユニット115は、サーボ復調ユニット116から同期信号124を入力する。
サーボ復調ユニット116は、リードアンプ108Aから出力されるサーボ再生信号123から、アドレスコード及びサーボバースト信号(A〜D)を含むサーボデータ120に復調(復号化)してHDC111に出力する。このとき、サーボ復調ユニット116は、HDC111から出力されるサーボリードゲート118(SRG−A)及びサーボリードゲート119(SRG−B)のタイミングで、サーボバースト信号(バーストパターンA,B)を復調する。
HDC111は、ディスクドライブ100とホストシステム(パーソナルコンピュータやディジタル機器)110とのインタフェースを構成し、ホストシステム110とのユーザデータのリード/ライト転送制御などを実行する。また、HDC111は、リード/ライトチャネル109のリード/ライト動作を制御する。
CPU112は、ディスクドライブ100のメインコントローラであり、ヘッド位置決め制御(サーボ制御)を実行するためのサーボシステムのメイン要素である。CPU112は、ヘッド位置決め制御でのシーク動作及びトラック追従動作(位置制御)と共に、本実施形態に関するリードライトギャップの推定、さらにはオフセット制御(DOC)を実行する。
メモリ113は、フラッシュメモリ、ROM、及びRAMを含み、CPU112の制御動作に必要な各種のデータを格納する。
ヘッド101は、図2に示すように、スライダ130上に複合ヘッド素子131が実装されている構造である。複合ヘッド素子131は、リードヘッド132を構成するGMR素子、及びライトヘッド135を構成するインダクティブ薄膜ヘッド素子を含む。
リードヘッド132は、下部シールド133と上部シールド134により、ライトヘッド135と分離されている。ライトヘッド135は、下部磁極136と上部磁極137との間に記録磁界を発生するためのライトギャップ138を有する。
ここで、ヘッド101が磁気ディスク103上に位置決めされると、リードヘッド132とライトヘッド135とは、磁気ディスク1の周方向にギャップ間隔Grwが存在する。
以下図3及び図4を参照して、本実施形態のヘッド101を磁気ディスク103上の目標位置に位置決めするときのオフセットについて説明する。
本実施形態のディスクドライブでは、図1に示すように、ヘッド位置決め用機構として、ロータリ型(回転型)アクチュエータが使用されている。このアクチュエータにより、ヘッド位置決め動作が実行されると、図4に示すように、スキュー角(角度θ)と呼ぶ傾きが発生する。このスキュー角(θ)は、アクチュエータの回転中心(ピボット)と、ヘッド中心点とを結ぶ線と、トラック円弧の接線との角度を表している。
スキュー角は、ヘッド101の位置、SPM106の回転中心位置、及びアクチュエータの回転中心位置により決定される。即ち、スキュー角は、リード動作またはライト動作を行なうトラック位置(シリンダ位置)、換言すれば磁気ディスク1上の半径位置により変化する。
図4に示すように、スキュー角が発生すると、ライトヘッド135によりデータが記録されたデータトラックの中心線と、リードヘッド132により再生されるトラックの中心線との位置ずれに相当するオフセット(OF)が発生する。従って、図3に示すように、スキュー角が0度の場合には、ライトヘッド135による記録中心位置と、リードヘッド132による再生中心位置とは一致する。
オフセット量OFは、スキュー角度をθ、リードヘッド132とライトヘッド135とのギャップ間隔をGrwとすると、下記式(1)のようになる。
オフセット量OF=Grw×sin(θ) (1)
本実施形態では、ディスクドライブの製造工程において、当該オフセット量OFを算出するためのパラメータがメモリ113に保存されている。ここで、当該オフセット量OFは、後述するディスク偏心による影響とは無関係で、磁気ディスク103上のトラック位置(シリンダ番号)毎に計算される。ここで、便宜的に、当該オフセット量OFは、オフセット量OFa(第1のオフセット量)と表記する。
ディスク偏心による影響がない場合には、ヘッド位置決め制御システムは、データの書き込み動作(ライト動作)時には、オフセット量OFaをゼロとして、ライトヘッド135を目標位置であるトラックに位置決めする。そして、データの読み出し動作(リード動作)時には、リードヘッド132の位置決め動作を実行する。
このとき、ヘッド位置決め制御システムは、目標位置であるシリンダ番号に対応するオフセット量OFaを算出して、リードヘッド132の位置補正を実行する(オフセットを与える)。これにより、データが記録されたトラック位置に、リードヘッド132をオントラックさせることができる。
次に、図5を参照して、本実施形態でのディスク偏心の影響を考慮した再生時のヘッド位置決め動作の概略について説明する。
まず、ディスクドライブにおいて、メモリ113には、磁気ディスク103上のトラック位置(シリンダ番号により識別)毎にオフセット量OFa(第1のオフセット量)を算出するためのパラメータが記憶されている。このパラメータとは、スキュー角θ、及びリード/ライトヘッド132、135のギャップ間隔Grwを示す情報が格納されている。また、当該パラメータとしては、スキュー角θを計算するためのパラメータも含まれる。具体的には、SPM106の回転中心位置とアクチュエータの回転中心位置(ピボット)までの距離v、ライトヘッド135のライトギャップ位置と当該ピポットまでの距離g等である。
リード動作時でのヘッド位置決め動作(リードDOC制御)を説明する。
まず、CPU112は、ホストシステム110からリード命令を受けると、リードヘッド132に対して読出し対象のデータが記録されている目標トラックである目標位置TPを設定する(ステップS1)。
CPU112は、アクチュエータを駆動制御して、ヘッド101を目標位置TPの近傍まで移動させるシーク動作を実行した後に、目標位置TPであるトラック位置にオントラックさせるための位置決め動作(トラック追従動作)に移行する。この位置決め動作時に、CPU112は、オフセットに従った位置補正を実行する。
CPU112は、位置補正に必要なオフセット量OFaを、メモリ113に格納されたパラメータを使用して、式(3)により算出する(ステップS2)。なお、予めメモリ113に格納されている場合には、CPU112は、目標位置に対応するオフセット量OFaを読出して取得してもよい。
ここで、ディスクドライブに対して、例えば外部からの衝撃などにより、ディスク偏心が発生した場合、CPU112は、ディスク偏心の影響に応じてオフセット量を補正する処理を実行する(ステップS3,S4)。以下、具体的に説明する。
まず、CPU112は、例えばディスクドライブの起動時に、ディスク偏心量を測定する。偏心量は、ヘッド毎に内周押し付けによってシリンダアドレスを測定し、TPIから算出することができる。ヘッド毎に偏心量を算出することにより、スタックズレ分が解消される。
ここで、ディスク偏心のない場合のスキュー角θzは、余弦定理により下記式(2)により求めることができる。即ち、
θz=ACOS((b+g−v)/(2×b×g))−90 (2)
但し、Aは角度を意味し、bは磁気ディスク1上の半径位置を意味する。
一方、ディスク偏心によるトラック中心からの位置ずれ量pがある場合のスキュー角θeは、式(2)において、「b=b+p」とすることにより求められる。
ディスク偏心のない場合のスキュー角θzに対するオフセット量OFaは、式(1)から式(3)で表すことができる。
OFa=Grw*sin(θz) (3)
式(3)から、ディスク偏心があるスキュー角θeに対するオフセット量OFbは、下記式(4)により求めることができる。
OFb=Grw×sin(θe) (4)
CPU112は、式(3),(4)に基づいて、ディスク偏心に応じたオフセット補正量OFcを下記式(5)に従って計算して算出する(ステップS3)。
OFc=OFb−OFa (5)
CPU112は、算出したオフセット補正量OFcを、例えば磁気ディスク103上を各ゾーンで分割した場合のゾーン毎で、かつ各サーボセクタ毎にメモリ113に記憶する。
以上のような位置決め動作により、リード動作時には、リードヘッド132を目標位置に位置決めすることができる。この場合、目標位置は固定ではなく、ディスク偏心量に応じて変化する。CPU112は、オフセット補正量OFcを使用して、ディスク偏心を考慮した第2のオフセット量OFdを求める(ステップS4)ことにより、リードヘッド132を目標位置に追従させることができる(ステップS5)。ここで、CPU112は、結果としてサーボセクタからサーボデータを検出する毎に、目標位置の設定を行なうことになる。即ち、従来では、リード命令に対して、目標位置の設定は1回のみである。これに対して、本実施形態では、各サーボセクタからサーボデータを検出する毎に、目標位置を補正することになる。
しかしながら、図5のような再生時のDOCでは外部からの衝撃や振動などによるディスク偏心が発生する前に記録されたデータに対しては正しく位置決めすることが出来ない。ディスク偏心の発生前に記録されたデータはディスク偏心の発生前の偏心量に基づいて制御しなければならない。しかし、図5の制御ではディスク偏心前の偏心量は記憶していないので、記録時と再生時とで異なるオフセット値に基づいて補正することになる。ディスク偏心発生後のディスク偏心量に応じたオフセット値でリードDOCを行うと、記録時のディスク偏心に合っていない補正を行うことになり、DOCによってさらにデータアクセス性能が劣化し、エラーレート(BER)が悪化する可能性がある。
この様子を図6に示す。ディスク製造時に求めたディスク偏心に基づく補正量(第2のオフセット量)をDO_initとする。DO_initはディスク製造時に図5のステップS3を実行することにより求められるOFcであり、メモリ113に格納されている。記録後に外部からの衝撃や振動などによりディスク偏心が発生するとする。この後、図5に示すようなリードDOCが行われ、ディスクの起動時に求めたディスク偏心に基づく補正量をDO_curとする。DO_curはリード時に図5のステップS3を実行することにより求められるOFcである。補正量をベクトルで表すと、DO_initによるオフセット補正後のDOCの補正量DOEはDO_init−DO_curとなる。DOEの絶対値がDO_curより大きい場合は、図6の(a)に示すように、DO_initによるオフセット補正とDO_curによるオフセット補正とは異なる補正(例えば、補正の方向が逆である)であり、DO_initに基づくオフセット補正によりオフセットが大きくなっていることを意味する。そのため、この場合はDO_curによるオフセット補正を行わない(DOCを停止する)ことが好ましい。DOEがDO_curと等しい場合(図6の(b))及びDOEがDO_curより小さい場合(図6の(c))は、DO_initによるオフセット補正とDO_curによるオフセット補正とは同じ方向の補正であり、DO_initに基づくオフセット補正によりオフセットが小さくなっていることを意味する。そのため、この場合はDO_curによるオフセット補正を行う(DOCを実行する)ことが好ましい。
図7は図6の原理を用いる本実施形態のリードDOCの処理フローを説明する。起動直後のステップS12で偏心量を測定する。偏心量は、ヘッド毎に内周押し付けによってシリンダアドレスを測定し、TPIから算出することができる。ヘッド毎に偏心量を算出することにより、スタックズレ分が解消される。偏心量が所定の値以上であるかに応じてステップS14でディスクシフトしたか否か判定する。ディスクシフトしていないと判定すると、ステップS20でDOCをオンし、図5のDOC制御を実行する。
ディスクシフトしていると判定すると、ステップS16でDO_initによるオフセット補正後のDOCの補正量DOE=|DO_cur−DO_init|を求める。ステップS18で、DOEと現在(ディスクシフト後)の偏心量に基づく補正量DO_curとを比較して、図6の(a)、(b)、(c)のいずれに該当するかを判定する。図6の(a)に示すようにDOEがDO_curより大きい場合は、DO_initに基づくオフセット補正によりオフセットが大きくなっていると判定できるので、ステップS22でDOCを停止する。図6の(b)に示すようにDOEがDO_curと等しい場合、及びおよび図6の(c)に示すようにDOEがDO_curより小さい場合は、DO_initに基づくオフセット補正によりオフセットが小さくなっていると判定できるので、ステップS20でDOCをオンし、図5のDOC制御を実行する。
このように本実施形態によれば、記録時と再生時で偏心量が異なり、DOCによりエラーレートが悪化する場合はDOCを中止することができ、記録後に外部からの衝撃や振動などによりディスクシフトが発生した場合、DOCを中止し、エラーレートの悪化を防止することが出来る。
図8、図9に記録後にディスク偏心量が変化した時、オフセットを変えながらある1トラックを再生した場合のビットエラーレートを示す。図8はDOCがオンの場合、図9がDOCがオフの場合を示す。それぞれの図において、横軸がセクタ番号を表し、縦軸が製造時のオフセット設定値を0%としたオフセット変化率を表す。図8のDOCオンの場合は、5%程度オフセットを変えると、BER=−6以上となり、読み取りマージンがない。これに対して、図9のDOCをオフにした場合は、10%以上オフセットを変えても十分なBERを確保できており、読み取りマージンがあることがわかる。
なお、この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。また、本発明は、コンピュータに所定の手段を実行させるため、コンピュータを所定の手段として機能させるため、コンピュータに所定の機能を実現させるため、あるいはプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体としても実施することもできる。また、上述の説明は個々の実施例それぞれについて行ったが、複数の実施例を適宜組み合わせてもよい。
101…磁気ヘッド、102…アーム、103…磁気ディスク、104…ピボット、105…ボイスコイルモータ(VCM)、106…スピンドルモータ(SPM)、107…モータドライバ、108…ヘッドアンプユニット、109…リード/ライトチャンネル、110…ホストシステム、111…HDC。

Claims (6)

  1. ディスク偏心によるオフトラックの変化に応じてヘッドを位置決めするオフセット制御を実行するディスク装置であって、
    製造時の第1オフセット制御量を記憶するメモリと、
    ディスク起動後にディスク偏心を検出する検出器と、
    前記検出器により検出されたディスク偏心に基づいて第2オフセット制御量を求める演算手段と、
    前記第1オフセット制御量と前記第2オフセット制御量との差の絶対値が、前記第2オフセット制御量より大きい場合はオフセット制御の実行を停止する実行停止手段と、
    を具備するディスク装置。
  2. リードヘッドとライトヘッドとのギャップ間隔と、スキュー角度とに基づいて前記第1オフセット制御量を求める手段をさらに具備する請求項1記載のディスク装置。
  3. 前記演算手段は、前記検出器により検出されたディスク偏心と、リードヘッドとライトヘッドとのギャップ間隔と、スキュー角度とに基づいて前記第2オフセット制御量を求める請求項1記載のディスク装置。
  4. ディスク装置のオフセット制御方法であって、
    ディスク装置の製造時に第1オフセット制御量を求めることと、
    ディスク起動後にディスク偏心を検出することと、
    前記検出されたディスク偏心に基づいて第2オフセット制御量を求めることと、
    前記第1オフセット制御量と前記第2オフセット制御量の差の絶対値が前記第2オフセット制御量より大きい場合はオフセット制御の実行を停止することと、
    を具備するオフセット制御方法。
  5. 前記第1オフセット制御量は、リードヘッドとライトヘッドとのギャップ間隔と、スキュー角度とに基づいて求められる請求項4記載のオフセット制御方法。
  6. 前記第2オフセット制御量は、前記検出されたディスク偏心と、リードヘッドとライトヘッドとのギャップ間隔と、スキュー角度とに基づいて求められる請求項4記載のオフセット制御方法。
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