JP4810150B2 - 抗菌剤水溶液及びその保存方法 - Google Patents

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本発明はシラン化合物を含む保存安定性に優れた抗菌剤水溶液に関するものであり、本抗菌剤水溶液はチタン、ステンレス等の各種金属、ガラス、セラミックス、樹脂、繊維などの表面に抗菌性を付与するために適用される。
アルコキシシラン化合物はシランカップリング剤として良く知られている表面改質剤である。この化合物に抗菌性官能基を結合したシラン化合物を用いてチタン、ガラス、樹脂などの表面に抗菌性を付与する技術が開示されている(特許文献1)。
特開2004−209241号公報
本発明者らは特許文献1で開示されているシラン化合物として抗菌性に優れるオクタデシルジメチル(3−トリメトキシシリルプロピル)アンモニウムクロライド(以降ODQASと略す)の原液(メタノール溶液)を溶媒で稀釈した抗菌剤溶液を用いて各種材料の表面を抗菌処理する検討を行なって来た。その場合、稀釈する溶媒として有機溶媒よりも環境負荷のない水を用いるのが好ましいと考えて、メタノール原液を水で稀釈して抗菌剤水溶液を調整した。
ところが単に水で稀釈して保存しておくと、その水溶液の粘度が時間と共に増加してくる現象を発見した。粘度の増加はシラン化合物が水溶液中で何らかの化学反応を起こしていることを示唆するものであり、このような変化の起こらない保存安定性に優れた水溶液の調整及びその保存方法を課題として鋭意検討を行なった。
上記課題は下記化学構造を有するシラン化合物を含む抗菌剤水溶液において、前記水溶液のPHを3.5〜2.0に調整することで解決される。また、PHが3.5〜2.0に調整された、下記化学構造を有するシラン化合物を含む抗菌剤水溶液を10℃以下の温度で保存することで解決される。本発明の抗菌剤水溶液に含まれるシラン化合物としては(化1)において、Rn基がオクタデシル基であり、R基がメチル基であるODQASを用いた場合が抗菌特性に優れていて好ましい。
Figure 0004810150
上記の化学構造において、Rn(nは整数)は炭素数4〜22のアルキル基、Rはメチル基またはエチル基である。
抗菌特性を有するシラン化合物水溶液のPHを3.5〜2.0の範囲に調整することで、また、この水溶液を10℃以下で保管することにより、水溶液の粘度の経時変化がなくなり保存安定性に優れた抗菌剤水溶液を調整することができる。これにより、有機溶媒などを使用しない環境汚染のない抗菌剤水溶液の使用が可能となり、各種被抗菌材料の表面を処理することにより抗菌特性を付与した衛生的な製品を簡便に製造することが出来る。
本発明に用いられる抗菌剤は(化1)で示される構造を有するシラン化合物である。この化学構造において、Rn(nは整数)は炭素数4〜22のアルキル基、Rはメチル基またはエチル基である。Rはアルコキシシリル基のアルコール残基で、たとえばメトキシ基の場合シラン化合物は製造過程で使用されるメタノール溶液として得られるのが一般的である。
この抗菌剤はアルコキシシリル基が被抗菌材料の表面に存在する水酸基などの官能基と反応して材料表面に固定化されたり、あるいはアルコシキシリル基の分子間縮合反応により高分子化して材料表面に付着するものと考えられる。抗菌作用は分子内に存在する第4級アンモニウム塩により発現すると考えられる。これらの抗菌剤の中でRnがオクタデシル基、Rがメチル基の化合物、ODQASが優れた抗菌特性をしめすためこの抗菌剤水溶液についてその保存安定性について検討した。
本発明で言う抗菌剤水溶液とは上述の通りメタノール溶液などの抗菌剤原液を水で稀釈したもので、メタノール等の原液溶剤を水に若干含むものである。抗菌剤原液は数十%の抗菌剤を含むアルコール溶液で供給されるため、水で稀釈して水溶液にするとアルコールの濃度は数%以下となり大部分が水の溶液となる。稀釈倍率、即ち水溶液に含まれる抗菌剤濃度は被抗菌材料の種類、形態、表面積等によって適宜選択されるが、0.1〜5wt%の範囲で使用するのが好ましい。抗菌処理はこれらの抗菌剤水溶液を被抗菌材料表面と一定時間接触させた後、洗浄して乾燥することで簡便に行なわれる。
ところが水で希釈した水溶液を保存しておくと、数日の内に水溶液の粘度が増大してくることが判明した。一方、メタノールで希釈した溶液は粘度の経時変化は起こらず安定であった。水溶液中での粘度の経時変化はODQAS分子が水溶液中で分子間あるいは分子内で何らかの反応を起こし構造変化を起こしているものと考えられ、このような変化の起こらない安定な水溶液の保存方法を検討した。また、粘度が増大すると抗菌剤水溶液が被抗菌材料の表面に均一に接触するのが困難となるため好ましいことではない。
抗菌剤水溶液中の抗菌剤濃度を変えて水溶液の増粘現象を調べると、水溶液中の抗菌剤の濃度が高い場合に起こりやすいことが判明した。ODQAS水溶液を用いて抗菌剤濃度が3wt%の場合で粘度の経時変化を約1ヶ月間調べると、水溶液の保存温度が低い場合、例えば冷蔵庫温度や冬場の室温で特に大きく増粘する事が解った。ODQAS水溶液のPHは原液の水稀釈倍率によって若干変化するが、ODQAS濃度が0.1〜5wt%の範囲では5〜6.5の値を示す。この水溶液に塩酸等の酸を少量添加してPHを低下させた水溶液を調整した溶液で粘度の経時変化を調べた。
その結果、粘度の経時変化は水溶液のPHを調整することによって起こらなくなり、PHを3.5以下、好ましくは3.0以下にすると冷蔵庫温度で少なくとも1ヶ月以上は粘度の変化が起こらないことが分かった。PHをさらに下げて1.0以下にするとODQASの縮重合が進行して白濁の沈殿物が発生する。また、PHが2.0以下の場合、沈殿物は発生しないが、水溶液の酸性度が強くなり被抗菌材料によっては抗菌処理の際に酸で腐食することも考えられので、下限は2.0以上が好ましい。即ち水溶液のPHを3.5以下、好ましくは3.0以下、2.0以上に調整することにより、保存安定性の優れた且つ被抗菌材料に対する腐食性の少ない抗菌剤水溶液が得られることが判明した。
一方、水溶液中のODQAS濃度を0.6wt%と低く調整した抗菌剤水溶液ではPHを低い状態に調整しなくても少なくとも1ヶ月間増粘現象は起こら無かった。しかしながら抗菌剤の濃度が低い水溶液においてもPHが高いと潜在的に水溶液中で反応が進行して増粘を示す可能性があり、1ヶ月を越える長期間の保存を考えると抗菌剤濃度の低い水溶液においてもPHを3.5〜2.0の範囲に調整した溶液にして保存する方が好ましい。
PHを3.5〜2.0の範囲に調整した抗菌剤水溶液は低温で保存する場合は増粘を示さないが、夏場など室温が高い場合では少し増粘してくる事が判明した。保存温度を検討した結果10℃以下であれば高濃度の抗菌剤水溶液においても少なくとも1ヶ月間は増粘を示さないことが解った。従がって抗菌剤水溶液をPH3.5〜2.0の範囲に調整して、10℃以下、好ましくは8℃以下の温度で保存する事により増粘のない、言い換えれば化学反応により変性などしない抗菌剤を水溶液の状態で保存する事ができる。
保存温度が及ぼす抗菌剤水溶液の増粘はPHを調整しない水溶液(PH:5〜6.5)においては保存温度が低い場合の方が高い場合に比べて大きく、上述のPHを3.5〜2の範囲に調整した本発明の抗菌剤水溶液と逆の温度依存性を示した。従がって、それぞれの水溶液において増粘に関係する変性反応が異なるものと考えられる。
次に、本発明の抗菌剤水溶液の調整方法について説明する。ODQASの場合、たとえば60wt%メタノール溶液の状態で供給される。このメタノール溶液を精製水でODQASの濃度が0.1〜5wt%の濃度になるように希釈する。希釈した水溶液のPHはODQASの濃度によって変化するがPHは5〜6.5の範囲にある。この水溶液に酸を添加してPHを3.5以下好ましくは3.0以下、2.0以上にPHを調整する。酸としては塩酸、硫酸、硝酸などの無機酸や蟻酸、酢酸、などの有機酸のいずれでも使用可能であるが、塩酸が好ましい。
以下に実施例を援用して本発明をさらに詳しく説明するが、本発明の技術的範囲はこれらの実施例に限定されるものではない。なお、%は特に断りのない限り重量%を示す。
市販のODQAS60%メタノール溶液を精製水でODQAS濃度が3%になるように希釈した。この希釈液のPHは5.35であった(A液とする)。このA液を分割してB液、C液とし、それぞれに1N塩酸を少量添加してPH=4.10(B液)、PH=3.11(C)液とした。A,B,C液をガラス容器に入れて密閉し室温に放置してその粘度の経時変化を測定した。なお、粘度の測定は回転粘時計を使用して20℃で測定した。結果を表1に示した。この結果より、C液はA,B液に比べて1ヶ月後も粘度の経時変化がなく安定であることが分かる。
なお、この実験は2005年1月25日から約1ヶ月広島市内で行なわれたが、この期間の広島市の気温は広島地方気象台のホームページで調べると2月の最高気温、最低気温、平均気温はそれぞれ16.2℃、−4.0℃、4.9℃であった。
Figure 0004810150
実施例1と同様にしてA液を調整した。このA液に酢酸を少量添加してPHを2.99に調整した(D液とする)。D液を実施例1と同じ期間室温に放置して粘度の経時変化を調べたが実施例1のC液とほぼ同じ粘度で1ヶ月後もほとんど変化していなかった。
実施例1と同様にしてA液を調整した。このA液を分割して1N塩酸を少量添加してE液(PH=2.85)を調整した。A,E液をガラス容器に入れて密閉して室温に放置して粘度の経時変化を約1ヶ月測定した。結果を表2に示した。なお、この実験は2005年6月2日から約1ヶ月広島市内で行なわれたが、この期間の広島市の気温は広島地方気象台のホームページで調べると6月の最高気温、最低気温、平均気温はそれぞれ32.4℃、15.6℃、24.5℃であった。
表2の結果からPHを低下させたE液でも保存温度が高い場合は増粘が若干起こる事がわかった。また、A液の増粘の程度は実施例1に比べて低く、PHの高い水溶液は保存温度が高いと逆に増粘しにくいことが解った。
Figure 0004810150
実施例1と同様にしてA液を調整した。このA液を分割して1N塩酸を少量添加してF液(PH=2.85)を調整した。A,F液をガラス容器に入れて密閉して8℃に調温した冷蔵庫に保管して粘度の経時変化を約1ヶ月測定した。結果を図1に示したがA液は実施例1と同様に大きな増粘を示したが、F液の粘度は変化しなかった。
市販のODQAS60%メタノール溶液を精製水でODQAS濃度が0.6%になるように希釈しG液(PH=5.67)を調整した。このG液を分割して1N塩酸を少量添加してH液(PH=2.83)を調整した。G液、H液をそれぞれガラス容器に入れて密閉して8℃に調温した冷蔵庫及び45℃の恒温室に保管して粘度の経時変化を約1ヶ月測定した。G、H液ともに8℃、45℃の保存温度で1ヶ月間粘度変化は起こらなかった。
実施例1で調整したのと同じ条件で調整直後の抗菌剤水溶液A,Cを用意した。被抗菌材料としてチタン板(直径10mm、内径4.5mmのチタン製ワッシャー)を用いて以下の方法で抗菌処理を行い抗菌性試験を行った。
・抗菌処理:A液、C液のそれぞれにチタン板を室温で30分間浸漬して抗菌処理を行いチタン板を取り出して精製水で表面を洗浄して乾燥した。別に、チタン板を精製水に30分浸漬して同様の処理を行い未処理チタン板とした。
・抗菌試験:Nikawaら(Nikawa H, Nishimura H, Yamamoto T, Hamada T, Samarayanake LP, Microbial Ecol Health and Dis 9 :35-48 1996)の方法で行った。チタン板上に1.0x(10の7乗)cfu/ml に調整したカンジダアルビカンスの菌液50μlを接種し、チタン板に菌を付着させるため37℃で2時間放置した。その後サブロー培地2mlを加えて37℃で48時間培養した。培養後、チタン板表面の余剰な菌を水洗して除去し、チタン板に形成されたバイオフイルムからATP量(アデノシン三リン酸)を抽出して定量した。
・結果:A液、C液で処理したチタン板では未処理板に比べてATP量は有意に減少しており、菌の付着は明らかに少なかった。またA液とC液での差はほとんど見られなかった。
本抗菌剤水溶液は環境汚染のない簡単な処理で金属、ガラス、セラミックス、樹脂、繊維等の各種素材の表面に抗菌性を付与することが出来るため、医療分野、食品分野等の抗菌作用が求められる分野に効果的に用いることが出来る。
は抗菌性水溶液の粘度の経時変化を示した図である。(実施例4)

Claims (4)

  1. 下記化学構造を有するシラン化合物を含む抗菌剤水溶液において、前記水溶液のPHが3.11〜2.0に調整され、10℃以下の温度で保存される水溶液であることを特徴とする抗菌剤水溶液。
    Figure 0004810150
    上記の化学構造において、Rnは炭素数4〜22のアルキル基、Rはメチル基またはエチル基である。
  2. シラン化合物がオクタデシルジメチル(3−トリメトキシシリルプロピル)アンモニウムクロライドである請求項1の抗菌剤水溶液。
  3. PHが3.11〜2.0に調整された、下記化学構造を有するシラン化合物を含む抗菌剤水溶液を10℃以下の温度で保存することを特徴とする抗菌剤水溶液の保存方法。
    Figure 0004810150
    上記の化学構造において、Rnは炭素数4〜22のアルキル基、Rはメチル基またはエチル基である。
  4. シラン化合物がオクタデシルジメチル(3−トリメトキシシリルプロピル)アンモニウムクロライドである請求項3の抗菌剤水溶液の保存方法。
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