JP4810104B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、像担持体と転写ローラによって記録材を挟持搬送しつつ、像担持体に形成された現像剤像を転写ローラによって記録材に転写する画像形成装置に関する。
従来の画像形成装置の中には、感光体ドラム110aと転写ローラ111によって記録材を挟持搬送しつつ、感光体ドラム110aに形成された現像剤像を転写ローラ111によって記録材に転写するものがある。この転写ローラ111部の構成について図8を用いて説明する。図8は転写ローラ111の長手方向の構成を示す図である。図8に示すように、転写ローラ111は、感光体ドラム110aと当接する転写ローラ弾性部111bと転写ローラ軸111aを有し、転写ローラ軸111aが転写ローラ軸受121,124に軸支されている。転写ローラ軸受121,124は、転写ローラ111を感光体ドラム110aに当接させるように、フレーム120に対して軸方向と直交する方向に移動可能に支持されている。転写ローラ軸受121,124は転写ローラ加圧ばね119a,119bに付勢されて、転写ローラ111を感光体ドラム110aに圧接している。転写ローラ軸111aの一端には転写ローラギア118が設けられ、この転写ローラギア118に感光体ドラム110aに設けられた駆動ギア117からの駆動力が入力されて転写ローラ111が回転する。前記転写ローラ111は、転写ローラ加圧ばね119a,119bに付勢された転写ローラ軸受121,124により感光体ドラム110aに圧接され、感光体ドラム110aと転写ローラ弾性部111bで転写ニップ部を形成する。そして転写ニップ部を記録材が通過する際に、転写ローラ111によって感光体ドラム110a上のトナー画像が記録材上に転写される。
特開2001−109279号公報
しかしながら、上記従来の画像形成装置では、転写ローラ加圧ばね119aに付勢されている転写ローラ軸受121が、図8に示すようにフレーム120との隙間により傾いてフレーム120に引っ掛かってしまう場合があった。この場合、転写ローラ111は感光体ドラム110aに対して所定の転写圧を付与することができず、転写不良を引き起こす可能性があった。同時に感光体ドラム110aの駆動ギア117と転写ローラギア118の噛み合い不良が発生する可能性もあり、横線などの画像不良が発生しまう可能性もあった。
また、上記画像形成装置は、ジャム等の異常により、感光体ドラム110aと転写ローラ111との間に記録材を狭持した状態で停止してしまう場合がある。この場合、感光体ドラム110aと転写ローラ111とによる記録材の狭持を解除してから、ジャムした記録材を搬送方向に引き抜いて装置外に取り除くジャム処理方法が好ましい。しかしながら、前記ジャム状態において、前記記録材の一部が装置外に露出している場合、ユーザーは前述の感光体ドラム110aと転写ローラ111とにより前記記録材が狭持された状態で、その記録材を搬送方向に引き抜こうとする場合があった。この場合、前記転写ローラ111部に対して、転写ローラギア118に噛み合う駆動伝達系の負荷が、記録材を引き抜こうとする力に抗するように作用する。このため、前記ジャムした記録材を搬送方向に取り除く力は、転写ローラ111部に作用する前述の力により重くなっていた。よって、ジャムした記録材を大きな力で引っ張ることにより、その負荷が前記転写ローラギア118やこれに噛み合う駆動伝達系に悪影響を与えてしまう可能性があり、ジャム処理自体ができない場合もあった。
そこで、本発明の目的は、転写ローラの軸方向の傾きに起因する転写不良や画像不良を防止することである。
また本発明の他の目的は、ジャムした記録材が像担持体と転写ローラに挟持された状態であっても、その記録材を容易に搬送方向に引き抜くことができる、ユーザーに対してジャム処理のしやすい画像形成装置を提供することである。
また本発明の他の目的は、ジャムした記録材を引っ張ることによる画像形成装置への負荷を軽減し、ジャムした記録材の引き抜きが確実かつ容易にできるようにすることである。
上記目的を達成するための本発明の代表的な構成は、トナー像を担持する像担持体と、前記像担持体に当接するように軸受によって軸方向と直交する方向に移動可能に支持された転写ローラと、を有し、前記像担持体と前記転写ローラによって記録材を挟持搬送しつつ、前記像担持体に形成されたトナー像を転写ローラによって記録材に転写する画像形成装置において、一方向への回転力を入力する駆動入力部材と、前記駆動入力部材の一方向への回転時のみ前記駆動入力部材の一方向への回転力を前記転写ローラに伝達する継手部材と、前記軸受を前記像担持体に向かって付勢する第1の付勢部材と、前記継手部材と前記軸受の間に設けられ、前記継手部材を前記駆動入力部材に向けて軸方向に付勢する第2の付勢部材と、前記軸受を支持する支持部材と、を有し、前記軸受は前記第2の付勢部材によって前記支持部材の支持面に向かって付勢され、前記軸受と前記支持面は当接しており、前記第2の付勢部材に付勢された前記継手部材が前記駆動入力部材と係合することによって前記転写ローラは、前記一方向に回転し、前記軸受を介して前記第1の付勢部材によって前記像担持体に向かって付勢される前記転写ローラに対して記録材によって前記一方向への回転力が付与されると、前記継手部材は、前記駆動入力部材に対して空転しつつ前記転写ローラとともに回転することを特徴とする。
また、本発明の他の代表的な構成は、トナー像を担持する像担持体と、前記像担持体に当接するように軸受によって軸方向と直交する方向に移動可能に支持された転写ローラと、転写されたトナー像を記録材に定着させる定着手段を有し、前記像担持体と前記転写ローラによって記録材を挟持搬送しつつ、前記像担持体に形成されたトナー像を転写ローラによって記録材に転写する画像形成装置において、少なくとも1つの凹凸部を有し、一方向への回転力を入力する駆動入力部材と、前記転写ローラの軸方向に移動可能であり、前記駆動入力部材の一方向への回転時のみ前記駆動入力部材の凹凸部と係合する少なくとも1つの凹凸部を有し、前記係合によって前記転写ローラを記録材搬送方向に回転させる継手部材と、前記継手部材と前記軸受の間に設けられ、前記継手部材を前記駆動入力部材に向けて軸方向に付勢する付勢部材と、前記軸受を支持する支持部材と、を有し、前記軸受は前記第2の付勢部材によって前記支持部材の支持面に向かって付勢され、前記軸受と前記支持面は当接しており、前記駆動入力部材に形成されて前記回転方向に隣り合う前記凹凸部間の距離が、前記像担持体と前記転写ローラとによる記録材の第1の搬送速度よりも前記定着手段による記録材の第2の搬送速度の方が速い場合における前記第1の搬送速度と前記第2の搬送速度の速度差に、前記定着手段によって搬送される記録材によって前記転写ローラに搬送力が付与される時間を乗じた距離よりも大きく、前記継手部材の凹凸部が前記駆動入力部材の凹凸部に係合することによって前記転写ローラが記録材搬送方向に回転し、前記転写ローラに対して記録材によって前記一方向への回転力が付与されると、前記継手部材が前記転写ローラとともに回転し、前記継手部材の凹凸部が前記駆動入力部材の凹凸部に対して回転方向に離間するとともに軸方向に移動して前記係合が解除されることを特徴とする。
本発明によれば、駆動入力部材と転写ローラ軸受との間において継手部材を軸方向に付勢する付勢部材により、前記転写ローラ軸受が軸方向に付勢されるため、転写ローラ軸受の移動方向(軸方向と直交する方向)に対する傾きを防止することができる。このため、転写ローラの傾きに起因する転写不良や画像不良を防止することができる。
また、ジャム等により記録材が像担持体と転写ローラとで狭持された状態で停止し、ユーザーが前記挟持状態の記録材を搬送方向に引き抜いたとしても、前記継手部材は前記駆動入力部材に対して空転しつつ前記転写ローラとともに回転する。このため、前記記録材を引き抜く際に該記録材にかかる負荷が、前記転写ローラに駆動入力部材が連結された状態に比べて軽くなる。これにより、ユーザーは前記記録材を軽い力で容易に搬送方向に引き抜くことができ、ユーザーに対してジャム処理のしやすい画像形成装置を提供することが可能となる。
また、前述したように前記挟持状態の記録材を引き抜く力が軽くなることから、ジャム処理時に、ジャムした記録材を引っ張ることにより画像形成装置にかかる負荷も軽減され、ジャムした記録材の引き抜きが確実かつ容易にできる。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、それらの相対配置などは、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
〔第1実施形態〕
第1実施形態に係る画像形成装置について図1〜図3及び図7を用いて説明する。図1〜図3は第1実施形態に係る画像形成装置の転写部の概略構成を示す説明図である。図1は記録材を搬送中または画像形成装置が停止している状態を示している。図2はジャム等により画像形成装置が停止した場合に記録材が外部からの力で搬送方向に引っ張られた時の状態を示している。図3は転写部における転写ローラギアとラチェットの凹凸部を示した斜視図である。図7は画像形成装置の一形態を示す模式断面図である。以下の説明では、まず画像形成装置の概略構成について説明し、次いで画像形成装置における転写部の構成及び動作について説明する。
図7を用いて画像形成装置の概略構成について説明する。記録材としてのシート材Pは、開閉可能な給送トレイ1とシート材幅規制板2と給送板3上に載置され、シート材搬送方向に対して直交する幅方向をシート材幅規制板2によりガイドされる。プリント開始信号によりモータ16が駆動されると、後述する給送ローラ4、搬送ローラ8、プロセスカートリッジ10、転写ローラ11、定着加圧ローラ13、排出ローラ14がシート材搬送方向(矢印P方向)に回転駆動される。
給送ローラ4がシート材搬送方向に回転すると、給送ローラ4と同軸上に設けられた不図示の給送カムも回転し、給送カムに連動した給送板3が回動して、シート材Pを給送ローラに付勢する。そして給送ローラ4とシート材Pの摩擦により、給送ローラ4はシート材Pを給送する。一方、給送ローラ4が回転すると同時に、分離パッドばね7に加圧された分離パッド6によってシート材Pの束から1枚のシート材Pが分離給送される。給送ローラ4の1回転動作終了直前には、給送ローラ4の同軸上に設けられた不図示の給送カムが、給送板3を給送待機の位置まで押し下げる。この給送ローラ4の1回転動作にて給送されたシート材Pは、搬送ローラ8により搬送され、シート材先端検知フラグ9を倒す。このシート材先端検知フラグ9の回動により不図示のフォトセンサがシート材Pの先端位置を検知する。シート材Pの先端を検知してから所定時間後、レーザー露光装置5はプロセスカートリッジ10における感光体ドラム10aにレーザー光を照射する。像担持体としての感光体ドラム10aは矢印方向に回転し、帯電ローラ10cによって一様に帯電される。レーザー露光装置5から発せられたレーザー光により、感光体ドラム10a上には静電潜像が形成される。トナー容器10bの中には現像剤としてのトナーが充填されており、該トナーは現像スリーブ10dにより感光体ドラム10a上に供給される。現像スリーブ10d上のトナーは感光体ドラム10aの静電潜像に付着し、潜像が現像されトナー像(現像剤像)として可視化される。可視化された感光体ドラム10a上のトナー像は転写ローラ11によりシート材P上に転写される。転写されずに感光体ドラム10a上に残った転写残トナーはクリーニングブレード10eより廃トナー容器10fに収納される。表面をクリーニングされた感光体ドラム10aは繰り返し次の画像形成プロセスに入る。トナー像が転写されたシート材Pは、定着加熱部材12と定着加圧ローラ13で構成された定着手段としての定着器によって加熱、加圧を受け、トナー像はシート材P上に永久定着される。トナー像が定着されたシート材Pは、その後、排出ローラ14により装置外に排出され、排出トレイ15上に積載される。
なお、プロセスカートリッジ10は、感光体ドラム10aと、感光体ドラム10aに作用するプロセス手段としての帯電手段(帯電ローラ10c)、現像手段(現像スリーブ10d)、クリーニング手段(クリーニングブレード10e)が一体にまとめられ、画像形成装置本体に対して着脱可能である。
次に第1実施形態に係る転写ローラ11部の構成について説明する。図1〜図3に示すように、図1及び図2に示すように、転写ローラ11は、感光体ドラム10aと当接してニップ部を形成し感光体ドラム10a上に形成されたトナー像をシート材Pに転写する転写ローラ弾性部11bを有している。また転写ローラ11は、転写ローラ弾性部11bに圧入かつ接着されて転写ローラ弾性部11bと共に回転する転写ローラ軸11aを有している。
転写ローラ11は、転写ローラ軸11aが転写ローラ軸受21,24に軸支されている。転写ローラ軸受21,24は、フレーム20に形成された軸受支持部20bに挿入されて、スラスト方向(軸方向)に位置決めされ、転写ローラ11を感光体ドラム10aに当接させるように軸方向と直交する方向に移動可能に支持されている。更に転写ローラ軸受21,24は転写ローラ加圧ばね19a,19bによって感光体ドラム10a方向に付勢されている。この転写ローラ加圧ばね19a,19bの付勢により転写ローラ11は感光体ドラム10aに圧接している。
転写ローラ軸11aの一端には駆動入力部材としての転写ローラギア18が回転可能に設けられている。転写ローラギア18は、感光体ドラム10aに設けられた駆動ギア17と噛合して感光体ドラム10aから駆動(一方向への回転力)が入力される。
前記転写ローラ軸受21と前記転写ローラギア18の間には継手部材としてのラチェット23が設けられている。ラチェット23は、転写ローラ軸11aを挿入するための穴23bを有し、この穴23bは図3に示すように平面部23cを有している。同様に、転写ローラ軸11aの所定範囲には、前記ラチェット23を転写ローラ軸11aに対して回転不能に、かつ転写ローラ軸方向に移動可能に支持するための平面部11cが設けられている。このラチェット23は、転写ローラギア18の一方向(図7に示す矢印P方向)への回転時のみ、その回転力を転写ローラ11に伝達する。更に詳しくは、ラチェット23は、転写ローラギア18と係合又は係合解除可能に転写ローラ軸11a上を軸方向に移動する。
前記ラチェット23と前記転写ローラ軸受21の間には付勢部材としてのラチェットばね22が設けられている。このラチェットばね22は、前記ラチェット23を前記転写ローラギア18に向けて軸方向に付勢している。
前記転写ローラギア18と前記ラチェット23との係合又は係合解除可能な構成について詳しく説明する。図1〜図3に示すように、前記転写ローラギア18のラチェット23との対向面には複数の凹凸部18aが設けられている。前記ラチェット23の転写ローラギア18との対向面には、前記転写ローラギア18の一方向(図7に示す矢印P方向)への回転時のみ前記転写ローラギア18の凹凸部18aと係合する複数の凹凸部23aが設けられている。そして、ラチェット23の凹凸部23aが転写ローラギア18の凹凸部18aと係合することによって転写ローラ11を記録材搬送方向(図7に示す矢印P方向)に回転させる。また、前記転写ローラ11に対してシート材によって前記一方向への回転力が付与されると、前記ラチェット23が前記転写ローラ11とともに回転し、前記ラチェット23の凹凸部23aが前記転写ローラギア18の凹凸部18aに対して回転方向に離間するとともに軸方向に移動して前記係合が解除される。この係合および係合解除の動作については後で詳しく説明する。
また、ここでは転写ローラギア18、ラチェット23ともに複数の凹凸部を設けた場合を例示しているが、図3に示す個数に限定されるものではなく、この凹凸部は少なくとも1つあれば良い。
ここで前記ラチェット23と前記転写ローラギア18との係合およびその係合解除の動作について説明する。図1に示すように、前記感光体ドラム10aと転写ローラ11とによってシート材Pを挟持搬送する際には、感光体ドラム10aの駆動ギア17からの駆動が転写ローラギア18に入力される。複数の凹凸部23aを有するラチェット23は、ラチェットばね22の付勢力により転写ローラギア18に設けられた凹凸部18aと当接係合する。この係合によって前記ラチェット23は転写ローラギア18とともに記録材搬送方向に回転する。転写ローラ軸11a上でラチェット23が転写ローラ軸方向に移動する範囲には、前述したように転写ローラ軸11a上に平面部が設けられている。ラチェット23は前記平面部により転写ローラ軸11aに対して回転不能な構成となっているため、転写ローラ11は転写ローラギア18とラチェット23は共に記録材搬送方向に回転する。このとき、転写ローラ軸受21はラチェットばね22の反力により矢印A方向に付勢され、転写ローラ軸受21はフレーム20における軸受支持部20bの面20aに対して隙間無く当接している。
画像形成装置がジャム等の理由により停止した際に、シート材Pが感光体ドラム10aと転写ローラ11に挟持されている可能性があり、ユーザーが前記挟持状態のシート材Pを搬送方向に引き抜く場合がある。この場合、シート材Pと転写ローラ11の当接部の摩擦力により転写ローラ11には一方向(図7に示す矢印P方向)への回転力が付与される。この時、転写ローラ軸11a上に設けられたラチェット23は、前記転写ローラ11とともに引き抜き方向に回転する。この転写ローラ11とともに回転するラチェット23は、図2に示すように、ラチェット23の凹凸部23aが転写ローラギア18の凹凸部18aに対して回転方向に離間するとともに軸方向(矢印B方向)に移動し、ラチェット23上の凹凸部23aが転写ローラギア18上の凹凸部18aを乗り越える。これにより、前記ラチェット23と前記転写ローラギア18との係合が解除される。この時も転写ローラ軸受21にはラチェットばね22により常に矢印A方向に付勢されているため、転写ローラ軸受21はフレーム20における軸受支持部20bの面20aに対して隙間無く当接している。
このように、本実施形態によれば、転写ローラギア18と転写ローラ軸受21との間においてラチェット23を軸方向に付勢するラチェットばね22により、転写ローラ軸受21は常に軸方向(矢印A方向)に付勢される。このため、転写ローラ軸受21はフレーム20の面20aに対して隙間無く当接され、転写ローラ軸受21とフレーム20との隙間により生じる転写ローラ軸受21の傾きを防止することができる。したがって、前記感光体ドラム10aに対する転写ローラ11の傾きを防止することができ、転写ローラの傾きに起因する転写不良を防止することができる。同様に、感光体ドラム10aと転写ローラギア18のギア噛み合い不良による画像不良を防止することができる。
また画像形成装置がジャム等によりシート材Pが感光体ドラム10aと転写ローラ11とで狭持された状態で停止し、ユーザーが前記挟持状態のシート材Pを搬送方向に引き抜いたとしても、ラチェット23と転写ローラギア18との係合が解除されて前記転写ローラ11が回転する。このため、前記シート材Pを引き抜く際に該シート材Pにかかる負荷が、前記転写ローラ11に転写ローラギア18が連結された状態に比べて軽くなる。これにより、ユーザーは前記シート材Pを軽い力で容易に搬送方向に引き抜くことができ、ユーザーに対してジャム処理のしやすい画像形成装置を提供することが可能となる。
また、前述したように前記挟持状態のシート材Pを引き抜く力が軽くなることから、ジャム処理をする際に、ジャムしたシート材Pを引っ張ることにより画像形成装置にかかる負荷も軽減されるため、ジャムしたシート材Pの引き抜きが確実かつ容易にでき、装置自体のジャム処理に対する耐久性も向上する。
〔第2実施形態〕
第2実施形態に係る画像形成装置について図4及び図5を用いて説明する。図4及び図5は第2実施形態に係る画像形成装置の転写部の概略構成を示す説明図である。図4は記録材を搬送中または画像形成装置が停止している状態を示している。図5は転写部における転写ローラギアとラチェットの凹凸部を示した斜視図である。なお、画像形成装置全体の概略構成は前述した実施形態と同様であるため、同一の機能を有する部材には同一符号を付し、説明は省略する。以下の説明では、本実施形態に係る画像形成装置における転写部の構成及び動作について説明する。
前述した画像形成装置の定着器において、定着加圧ローラ13は定着加熱部材12により熱が付与され、熱膨張により外径がある値まで大きくなる場合がある。この場合、定着加熱部材12と定着加圧ローラ13によるシート材の搬送速度の方が、これよりも搬送方向上流側においてシート材を搬送する感光体ドラム10aと転写ローラ11によるシート材の搬送速度よりも若干速くなる。この状態では、転写部および定着器によって搬送されるシート材Pは転写−定着間で引っ張られた状態となる。この状態で、シート材P後端が感光体ドラム10aと転写ローラ11のニップ部を通過すると、シート材Pは転写部によるテンションが突然なくなり、シート材Pの姿勢が不安定となり、定着加圧ローラ13の位置で横筋等の画像不良が発生してしまう可能性がある。
そこで、本実施形態では、図4及び図5に示すように、前記転写ローラギア18において回転方向に隣り合う凹凸部18a,18a間の距離Dが、前記感光体ドラム10aと前記転写ローラ11とによるシート材Pの搬送速度(以下、転写搬送速度という)よりも前記定着器によるシート材Pの搬送速度(以下、定着搬送速度という)の方が速い場合の速度差に対して、前記定着器によって搬送されるシート材Pによって前記転写ローラ11に搬送力が付与される時間を乗じた距離よりも大きくなるように構成している。
なお、本実施形態では、転写ローラギア18の凹凸部18a、ラチェット23の凹凸部23aを回転方向に2カ所設けた構成を例示しているが、前述の距離Dの条件が満たされるのであれば、その個数は前述の例示に限定されるものではない。
このように、本実施形態によれば、前記定着搬送速度の方が前記転写搬送速度よりも速くなった場合でも、ラチェット23が矢印B方向に移動して転写ローラギア18の凹凸部18aを乗り越えることがないようにラチェット23の凹凸数と転写ローラギア18の凹凸数を決定して配置している。このため、定着搬送速度が転写搬送速度よりも速くなった場合でも、その転写−定着間の速度差はラチェット23と転写ローラギア18とで吸収される。これにより、シート材Pが転写−定着間で弛み無く狭持搬送されて、シート材P後端が転写部を通過した時の衝撃により定着部で発生する画像不良を防止することができる。よって、前述した第1実施形態の効果に加えて、更に画像の優れた画像形成装置を提供することができる。
参考形態〕
参考形態に係る画像形成装置について図6を用いて説明する。図6は第2実施形態に係る画像形成装置の転写部の概略構成を示す説明図である。図6は記録材を搬送中または画像形成装置が停止している状態を示している。なお、画像形成装置全体の概略構成は前述した実施形態と同様であるため、同一の機能を有する部材には同一符号を付し、説明は省略する。以下の説明では、本実施形態に係る画像形成装置における転写部の構成及び動作について説明する。
本実施形態では、駆動入力部材としての転写ローラギア18が、第1の摩擦部材18bを有している。また、継手部材としての移動部材25を有している。この移動部材25は、前記転写ローラギア18の第1の摩擦部材18bと圧接する第2の摩擦部材25aを有している。更に移動部材25は、前述したラチェット23と同様に、転写ローラ軸11aに対して回転不能に、かつ転写ローラ軸方向に移動可能に構成されている。また、移動部材25は、該移動部材25と転写ローラ軸受21の間に設けられた付勢部材としてのばね22により、前記転写ローラギア18に向けて軸方向に付勢されている。
そして、前記ばね22によって圧接された前記第1の摩擦部材18bと前記第2の摩擦部材25aの間に生ずる静止摩擦トルクが、前記転写ローラ11が前記感光体ドラム10aと共にシート材を挟持搬送するのに必要とする回転トルクよりも高くなるように、2つの摩擦部材18b,25aの材料とばね22のばね圧が設定されている。
更に前記2つの摩擦部材18b,25aの材料とばね22のばね圧が設定は、前記転写ローラ11に対してシート材によって前記一方向(図7に示す矢印P方向)への回転力が付与された際の回転トルクが前記静止摩擦トルクより高い場合、前記移動部材25が前記転写ローラギア18に対して空転しつつ前記転写ローラ11とともに回転するように設定されている。
これにより、前記ばね22に付勢された移動部材25は、前記転写ローラギア18に前記一方向(図7に示す矢印P方向)への回転力が入力されると、前記摩擦部材18b,25aの圧接によって前記一方向への回転力を前記転写ローラ11に伝達する。一方、ジャム等により、前記転写ローラ11に対してシート材によって前記一方向への回転力が付与されると、前記移動部材25は、前記転写ローラギア18に対して空転しつつ前記転写ローラ11とともに回転する。
このように、本実施形態によれば、ばね22の付勢によって移動部材25の摩擦部材25aと転写ローラギア18の摩擦部材18bとが圧接している構成であるため、前述した第1実施形態の効果に加えて更に、感光体ドラム10aと転写ローラ11とで狭持された状態のシート材Pを搬送方向に引き抜く際に、より円滑にそのシート材を引き抜くことができる。
〔他の実施形態〕
前述した実施形態では、モノクロ画像が形成可能な画像形成装置を例示して説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、カラー画像が形成可能な画像形成装置であっても有効である。
また前述した実施形態では、画像形成形成装置本体に対して着脱自在なプロセスカートリッジとして、感光体ドラムと、該感光体ドラムに作用するプロセス手段としての帯電手段,現像手段,クリーニング手段を一体に有するプロセスカートリッジを例示したが、これに限定されるものではなく、感光体ドラムの他に、帯電手段、現像手段、クリーニング手段のうち、いずれか1つを一体に有するプロセスカートリッジであっても良い。
更に前述した実施形態では、感光体ドラムを含むプロセスカートリッジが画像形成形成装置に対して着脱自在な構成を例示したが、これに限定されるものではなく、例えば各構成部材がそれぞれ組み込まれた画像形成装置、或いは各構成部材がそれぞれ着脱可能な画像形成形成装置であっても本発明は有効である。
また前述した実施形態では、画像形成装置としてプリンタを例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば複写機、ファクシミリ装置等の他の画像形成装置や、或いはこれらの機能を組み合わせた複合機等の他の画像形成装置であっても良く、該画像形成装置に本発明を適用することにより同様の効果を得ることができる。
第1実施形態に係る画像形成装置の転写部の概略構成を示す説明図である。 第1実施形態に係る画像形成装置の転写部の概略構成を示す説明図である。 第1実施形態の転写部における転写ローラギアとラチェットの凹凸部を示す斜視図である。 第2実施形態に係る画像形成装置の転写部の概略構成を示す説明図である。 第2実施形態の転写部における転写ローラギアとラチェットの凹凸部を示す斜視図である。 参考形態に係る画像形成装置の転写部の概略構成を示す説明図である。 画像形成装置の一形態を示す模式断面図である。 従来の画像形成装置の転写部の概略構成を示す説明図である。
符号の説明
P …シート材
10a …感光体ドラム(像担持体)
11 …転写ローラ
11a …転写ローラ軸
11b …転写ローラ弾性部
11c …平面部
12 …定着加熱部材(定着手段)
13 …定着加圧ローラ(定着手段)
17 …駆動ギア
18 …転写ローラギア(駆動入力部材)
18a …凹凸部
18b …第1の摩擦部材
19a …転写ローラ加圧ばね(駆動側)
19b …転写ローラ加圧ばね(非駆動側)
20 …フレーム
21 …転写ローラ軸受(駆動側)
22 …ばね(付勢部材)
24 …転写ローラ軸受(非駆動側)
23 …ラチェット(継手部材)
23a …凹凸部
23b …穴
23c …平面部
25 …移動部材(継手部材)
25a …第2の摩擦部材

Claims (4)

  1. トナー像を担持する像担持体と、前記像担持体に当接するように軸受によって軸方向と直交する方向に移動可能に支持された転写ローラと、を有し、前記像担持体と前記転写ローラによって記録材を挟持搬送しつつ、前記像担持体に形成されたトナー像を転写ローラによって記録材に転写する画像形成装置において、
    一方向への回転力を入力する駆動入力部材と、
    前記駆動入力部材の一方向への回転時のみ前記駆動入力部材の一方向への回転力を前記転写ローラに伝達する継手部材と、
    前記軸受を前記像担持体に向かって付勢する第1の付勢部材と、
    前記継手部材と前記軸受の間に設けられ、前記継手部材を前記駆動入力部材に向けて軸方向に付勢する第2の付勢部材と、
    前記軸受を支持する支持部材と、を有し、
    前記軸受は前記第2の付勢部材によって前記支持部材の支持面に向かって付勢され、前記軸受と前記支持面は当接しており、
    前記第2の付勢部材に付勢された前記継手部材が前記駆動入力部材と係合することによって前記転写ローラは、前記一方向に回転し、
    前記軸受を介して前記第1の付勢部材によって前記像担持体に向かって付勢される前記転写ローラに対して記録材によって前記一方向への回転力が付与されると、前記継手部材は、前記駆動入力部材に対して空転しつつ前記転写ローラとともに回転することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記継手部材は、ラチェットであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. トナー像を担持する像担持体と、前記像担持体に当接するように軸受によって軸方向と直交する方向に移動可能に支持された転写ローラと、転写されたトナー像を記録材に定着させる定着手段を有し、前記像担持体と前記転写ローラによって記録材を挟持搬送しつつ、前記像担持体に形成されたトナー像を転写ローラによって記録材に転写する画像形成装置において、
    少なくとも1つの凹凸部を有し、一方向への回転力を入力する駆動入力部材と、
    前記転写ローラの軸方向に移動可能であり、前記駆動入力部材の一方向への回転時のみ前記駆動入力部材の凹凸部と係合する少なくとも1つの凹凸部を有し、前記係合によって前記転写ローラを記録材搬送方向に回転させる継手部材と、
    前記継手部材と前記軸受の間に設けられ、前記継手部材を前記駆動入力部材に向けて軸方向に付勢する付勢部材と、
    前記軸受を支持する支持部材と、を有し、
    前記軸受は前記第2の付勢部材によって前記支持部材の支持面に向かって付勢され、前記軸受と前記支持面は当接しており、
    前記駆動入力部材に形成されて前記回転方向に隣り合う前記凹凸部間の距離が、前記像担持体と前記転写ローラとによる記録材の第1の搬送速度よりも前記定着手段による記録材の第2の搬送速度の方が速い場合における前記第1の搬送速度と前記第2の搬送速度の速度差に、前記定着手段によって搬送される記録材によって前記転写ローラに搬送力が付与される時間を乗じた距離よりも大きく、
    前記継手部材の凹凸部が前記駆動入力部材の凹凸部に係合することによって前記転写ローラが記録材搬送方向に回転し、
    前記転写ローラに対して記録材によって前記一方向への回転力が付与されると、前記継手部材が前記転写ローラとともに回転し、前記継手部材の凹凸部が前記駆動入力部材の凹凸部に対して回転方向に離間するとともに軸方向に移動して前記係合が解除されることを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記継手部材は、ラチェットであることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
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