JP4809640B2 - 自動ドア及び自動ドア用調整装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動ドア及び自動ドア用調整装置に関するものである。
従来、下記特許文献1に開示されているように、自動ドアの制御に用いられる各種パラメータを入力するデータ入力装置を自動ドアの制御装置から分離するようにしたものが知られている。すなわち、自動ドアの制御装置とデータ入力装置とをケーブル及びコネクタを介して接続する構成とし、各種パラメータの設定作業時や変更作業時に両者を接続する一方、それ以外のときにはデータ入力装置を取り外すようにしている。これにより、前記作業時に無目カバーや化粧カバーを取り外して各種設定用ボリュームやディップ・スイッチを操作しなければならないといった面倒な作業が不要になるということが同文献に記載されている。
一方、下記特許文献2には、自動ドアの動作データを収集することが開示されている。この文献に開示されたものでは、扉体に長尺状の反射体を貼り付けるとともに、反射式光センサを対向位置に設置し、この光センサにパソコンをつなげて開閉速度等を演算するようにしている。
特開平3−76984号公報 特開2001−214666号公報
現在、自動ドアが顧客の要求仕様に応じた制御動作をするように、前記特許文献1に開示されているような各種パラメータの設定は施工時や、顧客からの要望に応じて保守時に行われる。そして顧客の要求仕様を満たす設定がされたか否かの判断は主に目視に頼っている。
一方、近年、自動ドアに対する安全性確保の要求が高まり、このパラメータの設定によって実際の自動ドアがどのように作動しているか、定量的に判断する必要が生じている。例えば自動ドアの開閉速度などを実際に測定して所定値以下であることを確認する必要が生じている。実測するためには、施工現場に前記特許文献2に開示されているような測定機器などを用意し、パラメータ設定を含む施工作業の段取りとは別に、これらの測定機器を使用するための段取りをする必要がある。
従って施工現場での作業工数が増加するという問題が生じる。特に自動ドアの安全性の指標のひとつとして自動ドアが開閉する力が上げられるが、前記特許文献2に開示されているような測定機器では測定できないため、荷重計などが別途必要となり、更に段取りが増え、作業工数が増大する。そしてこの傾向は測定項目が増えるほど顕著となる。
そこで、本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、扉体の開閉動作に関するパラメータの設定作業に必要な機器以外の機器をできるだけ設置現場に持ち込まないで、開閉動作に関する項目の測定作業を簡便にできるようにすることにある。
前記の目的を達成するため、本発明は、扉体を開閉制御するコントローラと、このコントローラと通信可能な調整装置を備えた自動ドアを前提として、前記調整装置は、前記扉体の開閉動作に関する動作パラメータの設定が可能に構成されるとともに、前記扉体の各種動作項目の中から選択された、閉じ動作中での前記扉体の停止動作又は反転動作における停止距離、閉じ動作中での前記扉体の停止動作又は反転動作における停止時間、及び前記扉体の開閉力の少なくとも1つの動作項目についての測定指示が可能に構成され、前記調整装置による測定指示がなされた動作項目について測定を行う測定実行手段と、前記動作項目についての測定結果を表示する表示手段とが設けられている。
この構成では、各動作パラメータを設定するための調整装置を使用して、各動作項目についての測定指示をすることができる。そして、この調整装置による測定指示に基づいて閉じ動作中での前記扉体の停止動作又は反転動作における停止距離、閉じ動作中での前記扉体の停止動作又は反転動作における停止時間、及び前記扉体の開閉力の少なくとも1つの動作項目についての測定を行い、その測定結果を調整装置に表示することができる。この結果、調整装置以外の機器をできるだけ設置現場に持ち込まないで動作項目の測定を行うことができ、しかも実際に施工されている自動ドアが顧客の要求や所定の基準を満たした動作を行うかどうかについての定量的な測定を簡便に行うことができる。
ここで、前記測定実行手段は、前記コントローラに設けられるとともに、前記調整装置で選択された動作項目に応じて前記扉体を動作させる構成としてもよい。この態様では、調整装置の構成を簡素化することができる。
また、前記測定実行手段は、前記調整装置に設けられるとともに、この調整装置から前記コントローラに転送可能に設けられ、前記調整装置で選択された動作項目に応じて前記コントローラによって前記扉体を動作させる構成としてもよい。この態様では、最新バージョンの測定実行手段(プログラム)格納した調整装置を持ち歩いて自動ドアと接続するだけで、常に最新の測定項目、測定方法についての測定を行うことができるようになる。
また、前記調整装置は、前記コントローラに動作開始指令を送信可能に構成され、前記コントローラが、前記動作開始指令に基づいて、選択された動作項目に応じた動作を開始するように構成されているのが好ましい。
この態様によれば、調整装置から動作指令を送信することにより、扉体に所定の動作を開始させることができるので、測定開始を自動ドアを施工する作業者自身が決めることができ、測定作業を確実なものにすることができる。
さらに、前記測定実行手段は、前記扉体の開速度、前記扉体の閉速度及び前記扉体の開放ストロークの少なくとも1つの動作項目について測定を行うように構成されているのが好ましい。
また、本発明は、扉体の開閉制御を調整するための動作パラメータが記憶されるコントローラと通信可能に構成される自動ドア用調整装置を前提として、前記動作パラメータの設定が可能に構成されるとともに、前記扉体の各種動作項目の中から選択された、閉じ動作中での前記扉体の停止動作又は反転動作における停止距離、閉じ動作中での前記扉体の停止動作又は反転動作における停止時間、及び前記扉体の開閉力の少なくとも1つの動作項目についての測定指示が可能に構成され、測定指示がなされた動作項目について測定を行う測定実行手段と、前記動作項目についての測定結果の表示手段とが設けられている。
以上説明したように、本発明によれば、自動ドアの動作パラメータの設定作業に必要な調整装置以外の機器をできるだけ設置現場に持ち込まないで、開閉動作に関する項目の測定作業をすることができ、しかも実際に施工されている自動ドアが顧客の要求や所定の基準を満たした動作を行うかどうかについての定量的な測定を簡便に行うことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明に係る自動ドア11の一実施形態を概略的に示している。同図に示すように本自動ドア11は、例えば建物の玄関等の開口部に設けられるものであり、扉体15を駆動する開閉駆動機構17と、この開閉駆動機構17を制御するコントローラ19と、自動ドアの動作パラメータを設定するための調整装置の一例としてのハンディターミナル13とを備えている。
前記開閉駆動機構17は、例えばベルト駆動方式のものであり、モータ21の駆動によってエンドレス状のベルト23を周回させて、扉体15を開放位置と閉鎖位置との間を往復移動させるようになっている。モータ21にはエンコーダ25が設けられており、エンコーダ25によって扉体15の開閉位置が分かる。
コントローラ19には、屋外側センサ27と、屋内側センサ28と、補助センサ29とが接続されている。屋外側センサ27及び屋内側センサ28は、所定の検知エリア内で検知を行うエリアセンサによって構成されていてもよく、あるいはタッチセンサによって構成されていてもよい。補助センサ29は、扉体15の軌道上を含む所定領域を検知エリアとして有するセンサである。
コントローラ19は、制御部31と、記憶手段33と、モータ駆動回路35と、接続部37と、図略のタイマとを備えている。制御部31は、例えば図略のCPUやROMやRAMなどからなるMPUによって構成され、記憶手段33は、不揮発性のものであって、例えばEEPROMで構成されている。制御部31には、各センサ27,28,29からの信号が入力されるとともに、エンコーダ25から出力されたパルス信号が入力される。
前記制御部31は、図略のROMに記憶された制御プログラムにしたがって制御動作を行うものであり、図2に概念的に示すように、開閉駆動手段31aと測定実行手段31bと出力手段31cとが機能的に含まれている。
前記開閉駆動手段31aは、屋内側センサ28、屋外側センサ27及び補助センサ29からの信号に基づいてモータ駆動回路35への制御信号を出力制御する。モータ駆動回路35は、この制御信号の入力に基づいてモータ21への印加電圧の極性及び電圧値を制御する。モータ21は、この印加電圧の極性によって回転方向が制御されるとともに、電圧値によって回転数が制御される。更にモータ駆動回路35は、モータを駆動する電流値を測定する回路を備えている。なお電流値の測定は、抵抗を用いた公知の方法を用いることができる。
前記測定実行手段31bは、扉体15の開閉動作に関する動作項目について測定を行う制御を行う。動作項目の詳細については後述する。
前記出力手段31cは、測定実行手段31bによる測定結果を接続部37を通してハンディターミナル13に出力する。
前記記憶手段33には、扉体15の動作に関する各種動作パラメータが記憶されるパラメータ記憶部33aが設けられている。このパラメータ記憶部33aには、例えば動作パラメータとして、扉体15の開速度、扉体15の閉速度、オープン時間、スタートトルク、ブレーキトルク、反転トルク、扉体15の開放ストローク及び扉体15の半開ストローク等に関する情報が記憶されている。これら記憶されている動作パラメータは、後述するようにハンディターミナル13で設定されたものである。
ここで、開速度(閉速度)とは、開き動作(閉じ動作)を開始した後の等速度で開き動作(閉じ動作)するときの速度である。またオープン時間とは、扉体15が開放位置にあるときにセンサ27,28,29によって人等が検知されなくなってから扉体15を閉じ始めるまでの時間である。また、スタートトルクとは、扉体15を開き動作又は閉じ動作を開始するときのモータトルクである。また、ブレーキトルクとは、扉体15が開き動作(閉じ動作)を終える手前の所定位置にきたときに減速制御を行うときのトルクである。また、反転トルクとは、扉体15が前記閉じ動作速度で動作しているときにセンサ27,28,29からの信号が入力された場合に扉体15を減速させるときのトルクである。また、半開ストロークとは、扉体15が全開放されない途中位置まで開放するときのストロークであり、この途中位置は、用途や設置場所等に応じて適宜設定が可能となっている。
前記接続部37は、制御部31に接続されたケーブル37aを備えており、このケーブル37aの先端部にはコネクタ37bが設けられている。
一方、前記ハンディターミナル13は、コントローラ19と通信可能に構成されるものであり、本体部41と、この本体部41から延出された接続部43とを備えている。接続部43は、端部にコネクタ43aが設けられており、コントローラ19の接続部37におけるコネクタ37bに接続、分離可能に構成されている。
本体部41は、図3に示すように、筺体の前面に配設された入力部45と表示手段の一例としての表示部47とを備えている。筺体内には、CPU、RAM、ROM(図示省略)等が収納されており、入力部45及び表示部47は、CPUと電気的に接続されている。入力部45は、シフトボタン45a、エントリーボタン45b、バックボタン45c等を有し、これらボタンを操作することで表示部47の表示画面の切り換え、表示画面に表示された項目の設定変更等ができるようになっている。
ハンディターミナル13は、設定モードと測定モードとを選択的に実行可能に構成されている。設定モードとは、扉体15の開閉動作を規定する各種動作パラメータを設定するためのモードであり、この設定モードでは、動作パラメータの値を段階的に設定可能となっている。例えば、後述する扉体15の開速度の設定では、低速から高速に至る数段階の選択肢の中から設定値を選択することで開速度を変更可能になっている。前記シフトボタン45a、エントリーボタン45bを操作して設定値を選択することにより、設定値が本体部41内のRAMに一時的に記憶されるとともに、コントローラ19に送信されて、制御部31のMPU内のRAMに一時的に記憶されるようになっている。ここで、コントローラ19は、制御部31のMPU内のRAMに一時的に記憶された各設定値に応じた開閉動作を試験的に行うことが出来るように構成されている。そして、ハンディターミナル13がコントローラ19より切り離されたときに、制御部31のMPU内のRAMに記憶されたデータが、パラメータ記憶部33aに記憶されるようになっている。コントローラ19は、この記憶された設定値に応じた開速度で扉体15を動作させるようになっている。他のパラメータについても同様である。
測定モードとは、扉体15の動作項目についての測定を行うときのモードであり、この測定モードでは、開閉動作に関する各種動作項目の中から測定を行う動作項目を選択することが可能となっている。すなわち、測定モードでは、ボタン操作に応じて動作項目が順次表示部47に表示され、測定対象の動作項目を選択できるようになっている。
測定対象の動作項目としては、例えば、扉体15の実際の開速度、扉体15の実際の閉速度、閉じ動作中での扉体15の停止動作又は反転動作における実際に反応するまでの停止時間及び停止距離、扉体15の実際の開放ストローク、半開ストローク、扉体15の実際の開閉力等が挙げられる。これら動作項目の詳細については後述する。
ハンディターミナル13は、選択した動作項目について、送信画面でのエントリーボタン45bの操作により、コントローラ19に動作開始指令を送信するように構成されている。
前記測定実行手段31bは、ハンディターミナル13で選択された動作項目に応じて扉体15を動作させるとともに、その動作によって測定された結果を定量値として算出するように構成されている。
例えば、動作項目として扉体15の開速度が選択された場合、この開速度の測定においては、設定モードで設定されてパラメータ記憶部33aに記憶されているスタートトルク、扉体15の開速度で実際に扉体15を開き動作させ、扉体15が所定ストロークに達するまでにカウントされたタイマのカウント値に基づいて、実際の開速度の値を算出するようになっている。
コントローラ19は、測定結果を出力手段31cからハンディターミナル13へ送信するよう構成されている。一方、ハンディターミナル13では、測定モードにおいて、コントローラ19で測定されて送信されてきた測定結果を表示部47に数値表示するようになっている。言い換えると、ハンディターミナル13は、測定実行手段31bによる測定結果の表示手段を備えている。なお、測定結果を表示部47で表示する構成に限られるものではなく、例えば受信した情報をプリントアウトできるようにしてもよい。
次に、本実施形態に係る自動ドア11の制御動作について説明する。図4は、ハンディターミナル13をコントローラ19に接続したときの制御動作を示すものであり、同図に示すように、まずハンディターミナル13を接続する(ステップST1)と、表示部47にメニュー画面が表示される(ステップST2)。このメニュー画面において、設定モードと測定モードの何れかを選択することができる(ステップST3)。
ステップST3において、例えば設定モードが選択されると、ステップST4へと進み、扉体15の動作に関する各種動作パラメータの入力をすることができる。例えば、扉体15の開速度を設定する場合には、その開速度設定画面へと進み、その設定画面に表示される複数段階の開速度の中から所望値を適宜選択してエントリーボタン45bを操作すれば、その選択値が一時的にハンディターミナル13内に記憶されるとともに、コントローラ19に送信されて、制御部31のMPU内のRAMに一時的に記憶される。そして、ステップST5へと移り、他の動作パラメータ入力を行うべく画面選択を行ったときにはステップST4へ戻る。例えば、反転トルクを設定する場合には、その設定画面へと進み、その画面に表示される複数段階の反転トルクの中から所望値を適宜選択してエントリーボタン45bを操作する。これにより、設定値がハンディターミナル13内に一時的に記憶されるとともに、コントローラ19に送信されて、制御部31のMPU内のRAMに一時的に記憶される。そして、他の動作パラメータを設定する場合には、同様にステップST4〜ST5を繰り返すことで、動作パラメータ設定をすることができる。
全ての動作パラメータの設定を終え、画面選択を行わないときには、ステップST6へ進み、パラメータ設定を完了する。これにより、ステップST7へ移るが、ここでハンディターミナル13をコントローラ19から切り離すとステップST8へと進み、制御部31のMPU内のRAMに記憶されたデータが、パラメータ記憶部33aに上書きされることになる。これにより、パラメータ設定が完了する。
一方、ステップST7においてハンディターミナル13が切り離されないときには、モード選択画面に戻る(ステップST3)。このモード選択画面において測定モードを選択すると、ステップST11に移る。このステップST11では、扉体15の動作項目の中から、実際に測定を行う項目を選択することができる。ここで選択された動作項目について、コントローラ19で測定が行われ(ステップST12)、その測定結果がハンディターミナル13の表示部47に表示される(ステップST13)。そして、他の動作項目についても測定を行うときには、ステップST14からステップST11へと戻り、同様に測定が行われる。他の動作項目の測定を行わないときには、ステップST14からステップST15へと移り、測定完了となる。
ここで、各動作項目の測定時のフローについて説明する。まず図5は、扉体15の開速度を測定するときのハンディターミナル13の制御動作及びコントローラ19の制御動作を示している。なお、扉体15の閉速度を測定する場合もこの制御動作と同様に行うことができる。
扉体15の開速度を測定する場合には、まずハンディターミナル13において、動作項目として扉体15の開速度を選択する(ステップST21)。これにより、コントローラ19では、扉体15の開速度測定ルーチンが実行される。この測定ルーチンにおいてコントローラ19は、動作開始指令待ちの状態となっていて(ステップST22)、ハンディターミナル13において開速度測定開始についてのエントリーボタン45bが操作されると、動作開始指令が送信され(ステップST23)、コントローラ19にこの動作開始指令が入力されると、ステップST22からステップST24へと移り、開動作が開始する。ここでいう開動作とは、扉体15が閉鎖位置から開放動作することを意味しており、この動作開始と同時にタイマカウントが開始される(ステップST25)。この開き動作では、まずモータ21が設定されたスタートトルクで駆動されることによって扉体15の加速動作が開始され、扉体15の移動速度が設定された開速度に相当する速度に達するとその速度を維持するように制御される。
そして、扉体15が所定のストロークに到達したか否かが判定される(ステップST26)。この所定ストロークは、例えば600mmとされている。扉体15は、この所定ストロークに達するまで開き動作を続け、このストロークに達すると、タイマカウントを終了し(ステップST27)、ステップST28において実際の開速度を演算する。この開速度は、扉体15が開き動作を開始して前記ストロークに達するまでにタイマでカウントされた時間(カウント値)に基づいて算出される。すなわち、実際の開速度は所定ストロークを動作するときの平均速度として算出される。
この開速度の測定中は、ハンディターミナル13では、測定中である旨の表示がされたままとなっている(ステップST29)。そして、コントローラ19側において、開速度が演算され、測定結果がハンディターミナル13に送信されると(ステップST30)、表示部47に測定結果が表示される(ステップST31)。このとき、所定ストロークに達するまでに要した時間も表示される。
続いて、図6を参照しながら、動作項目として停止動作又は反転動作における停止時間及び停止距離を測定する場合の制御動作について説明する。この制御動作は、扉体15の閉じ動作中に何れかのセンサ27,28,29が人等を検知した場合に閉じ動作を制限するための制御動作であり、閉じ動作中に扉体15を停止させる停止動作又は開き動作に切り換える反転動作において、扉体15が停止するまでの時間及び距離を測定する場合の制御動作である。以下の説明では、扉体15が停止した後開き動作を行う反転動作を選択する場合について説明する。
扉体15の停止時間及び停止距離を測定する場合には、まずハンディターミナル13において、動作項目として反転動作時の停止時間及び停止距離を選択する(ステップST41)。これにより、コントローラ19では、反転動作測定ルーチンが実行される。この測定ルーチンにおいてコントローラ19は、動作開始指令待ちの状態となっていて(ステップST42)、ハンディターミナル13において反転動作測定開始についてのエントリーボタン45bが操作されると、動作開始指令が送信され(ステップST43)、コントローラ19にこの動作開始指令が入力されると、ステップST42からステップST44へと移り、閉じ動作が開始する。そして、ステップST45において、コントローラ19はエンコーダ25からのパルス信号が入力されて扉体15が所定位置まで移動したか否かを判断し、扉体15が所定位置まで移動すると、タイマカウントを開始する(ステップST46)と同時に減速制御を開始する(ステップST47)。前記所定位置とは、例えば、扉体15が全開となる開放ストロークの半分のストロークに相当する扉位置等が該当する。
前記減速処理は、扉体15が停止するまで行われ(ステップST48)、扉体15が停止するとステップST48からステップST49に移り、扉体15の停止位置が記憶されると同時にそのときのタイマカウント値が記憶されてタイマカウントを終了する(ステップST50)。そして、ステップST51において、減速制御を開始してから扉体15が停止するまで時間及び距離を演算し、ステップST52において、演算結果をハンディターミナル13に送信する。なお、減速制御によって停止した後、扉体15は反転動作して開き動作を行っている。
ハンディターミナル13では、ステップST43において動作指令が送信された後は、表示部47に測定中である旨が表示されている(ステップST53)。そして、コントローラ19から演算結果が入力されるとステップST54に移り、選択された動作項目の測定結果である扉体15の停止時間及び停止距離が表示される。
なお、停止動作が選択された場合には、ステップST48において扉体15が停止した後は、扉体15をその位置に静止させたままする点で異なるのみで、停止時間及び停止距離の測定については同様である。
次に、図7を参照しながら、扉体15の開放ストロークを測定する場合の制御動作について説明する。この扉体15の開放ストロークは、扉体15が全開するときのストロークを意味している。
開放ストロークを測定する場合には、まずハンディターミナル13において、動作項目として開放ストロークを選択する(ステップST61)。これにより、ハンディターミナル13からコントローラ19へ信号が出力され、コントローラ19ではこの信号が入力されることによりパラメータ記憶部33aに記憶されたストローク値を読み出す(ステップST62)。このストローク値は、自動ドア11の据え付け時に扉体15を実際に開き動作したときに開放ストローク値として記憶されたものである。
そして、ステップST63において、読み出されたデータをハンディターミナル13へ送信し、ハンディターミナル13の表示部47に開放ストロークが表示される(ステップST64)。
なお、本実施形態に係る自動ドア11では、扉体15が全開放されずに途中位置までしか開放されない半開放設定が可能となっている。この半開放設定は、例えば通行者数の増減する時間帯に応じてストロークを変更したり、周囲の環境に応じてストロークを変更する等の場合に利用されるものである。この半開放時のストローク(半開ストローク)を測定する場合についても同様の制御動作で行うことができる。
次に、図8を参照しながら、扉体15の開閉力を測定する場合の制御動作について説明する。この開閉力とは、モータ21の駆動力に相当するもので、モータ21による扉体15の開閉駆動中に扉体15の移動を強制的に静止させておくのに要する力を表す。なお、ここでは、扉体15が閉じ動作するときの開閉力を測定する場合について説明するが、扉体15が開き動作するときの開閉力を測定する場合についても同様に測定することができる。
扉体15の開閉力を測定する場合には、まずハンディターミナル13において、動作項目として開閉力を選択する(ステップST71)。これにより、コントローラ19では、開閉力測定ルーチンが実行される。この測定ルーチンにおいてコントローラ19は、動作開始指令待ちの状態となっていて(ステップST72)、ハンディターミナル13において開閉力測定開始についてのエントリーボタン45bが操作されると、動作開始指令が送信され(ステップST73)、コントローラ19にこの動作開始指令が入力されると、ステップST72からステップST74へと移り、閉じ動作が開始する。そして、ステップST75において、手等により扉体15を強制的に止めると、ステップST76において扉体15が完全に停止したか否かが判定され、扉体15が完全に停止したときのモータ電流値を測定する(ステップST77)。そして、ステップST78において、モータ電流とモータトルクとの関係を示す演算式を利用して扉体15の開閉力を演算し、その演算結果をハンディターミナル13に送信する(ステップST79)。なお、扉体15が反転動作するときは、その後モータ電流が低下するので、扉体15の停止時におけるモータ電流の最大値を取得する。ここでは扉体15が完全に停止したときのモータ電流値を測定するようにしているが、一般にモータ電流の最大値は停止時に得られるため、本測定中におけるモータ電流値を常時測定し、そのピーク値を用いるようにしても良い。
ハンディターミナル13では、ステップST73において動作開始指令が送信された後は、表示部47に測定中である旨が表示されている(ステップST80)。そして、コントローラ19から演算結果が入力されるとステップST81に移り、選択された動作項目の測定結果である扉体15の開閉力が表示される。
このように、測定モードにおいては、ハンディターミナル13で指定された動作項目に応じた動作をコントローラ19が行い、その動作に応じて測定された測定結果をハンディターミナル13に表示する。
以上説明したように、本実施形態1によれば、各動作パラメータについてパラメータ値を設定するためのハンディターミナル13を使用して、扉体15の動作項目についての測定指示を行うことができる。そして、このハンディターミナル13による測定指示に基づいて自動ドア11のエンコーダ25やタイマや電流測定回路などを用いてコントローラ19で測定を行い、その測定結果をハンディターミナル13に表示することができる。この結果、ハンディターミナル13があれば、個別の測定機器を施工現場に持ち込む必要が無くなり、個別の段取りを行うことなく各種の動作項目の測定ができる。従って実際に施工された自動ドア11の動作について、定量的な判断が容易にできるようになる。
さらに、本実施形態1では、ハンディターミナル13から動作開始指令を送信することによってコントローラ19で各動作項目に応じた所定の動作が行われるようにしているので、作業者が測定作業の開始を任意に行えるため、動作項目の測定作業を確実なものにすることができる。
また、本実施形態1では、測定実行手段31bがコントローラ19に設けられる構成としているので、ハンディターミナル13の構成を簡素化することができる。
また、本実施形態1では、コントローラ19からハンディターミナル13を取り外せる構成としているので、ハンディターミナル13を持ち歩けば他の設置場所のコントローラ19にも接続することができる。したがって、各自動ドア11に測定結果を表示するための表示装置を設置する必要がなくなり、コスト削減に寄与することができる。
なお、本実施形態1ではコントローラ19に対してハンディターミナル13を有線接続する構成としたが、これに代え、コントローラ19及びハンディターミナル13にそれぞれ発信器及び受信器を設け、無線によって通信可能に構成してもよい。
また、本実施形態1では、ハンディターミナル13が設定モードと測定モードとを選択可能に構成されている例について説明したが、これに限られるものではない。例えば、ハンディターミナル13では、表示画面に各種動作パラメータと各種動作項目とが一覧表示されるようにして、表示された何れかを選択することにより、動作パラメータの設定又は測定する動作項目についての測定指示ができるようにしてもよい。
(実施形態2)
図9は本発明の実施形態2を示す。尚、ここでは、実施形態1と同じ構成要素には同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
前記実施形態1では、測定モードにおいて、閉じ動作中における扉体15の停止動作又は反転動作のための減速制御を予め設定されたドア位置で開始するようにした(図6参照)が、本実施形態2では、減速制御開始をハンディターミナル13から指令するようにしている。その制御動作について図9のフロー図を参照しながら説明する。
同図に示すように、ハンディターミナル13で反転動作を選択して動作開始指令を送信すると(ステップST91,ST93)、動作開始指令待ちの状態にあるコントローラ19が扉体15を閉じ動作させる(ステップST92,ST94)。ハンディターミナル13は、この状態でも動作指令を送信可能な状態にあり、ステップST95において所望の時点で動作指令を送信すると、コントローラ19は、その動作指令を受信し(ステップST96)、その時点でのドア位置を記憶する(ステップST97)。このとき同時にタイマカウントを開始するとともに(ステップST98)、減速制御を開始する(ステップST99)。そして、扉体15が停止すると(ステップST100)、停止位置を記憶するとともにタイマカウント値を記憶してタイマカウントを終了する(ステップST101,ST102)。そして、ステップST97で記憶したドア位置と、ステップST101で記憶した停止位置とから停止距離を演算し(ステップST103)、測定結果をハンディターミナル13に送信すると(ステップST104)、表示部47に測定結果が表示される(ステップST106)。なお、測定結果が表示されるまでは、ハンディターミナル13の表示部47には、「測定中」の表示がなされている。
以上説明したように、本実施形態2では、停止動作又は反転動作のための減速制御を開始するドア位置をハンディターミナル13側で指定するので、減速制御を開始するドア位置を任意に設定することができる。この結果、ドア位置に応じて扉体15の速度が異なる等、種々のドア位置で停止時間及び停止距離を測定する必要が生じた場合に対応できるようになる。これに対し、実施形態1のように予め設定されたドア位置で減速制御を開始するようにプログラミングされているものでは、最初に動作指令を送信するだけで後は自動的に測定を行うので、停止時間及び停止距離を楽に測定できるという利点がある。
なお、その他の構成、作用及び効果はその説明を省略するが前記実施形態1と同様である。
(実施形態3)
図10は本発明の実施形態3を示す。尚、ここでは、実施形態1と同じ構成要素には同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
前記実施形態1では、開放ストロークを測定する場合に、自動ドア11の据え付け時にパラメータ記憶部33aに記憶されたストローク値を読み出す構成としたが(図7参照)、本実施形態3では、測定モードにおいて開放ストロークを測定するように構成されている。その制御動作について図10のフロー図を参照しながら説明する。
同図に示すように、ハンディターミナル13で開放ストロークを選択して動作開始指令を送信すると(ステップST111,ST113)、扉体15が開き動作を開始するとともに(ステップST112,ST114)、エンコーダ25から出力されるパルス信号をカウントする(ステップST115)。そして、扉体15が開放位置で停止すると(ステップST116)、エンコーダ25からのパルス信号のカウントを終了する(ステップST117)。そして、ステップST118において、パルス信号のカウント数からストローク値を演算し、その演算結果をハンディターミナル13に送信すると(ステップST119)、表示部47に測定結果が表示される(ステップST121)。なお、測定結果が表示されるまでは、ハンディターミナル13の表示部47には、「測定中」の表示がなされている。
以上説明したように、本実施形態3によれば、測定モードにおいて開放ストロークを実測するようにしているので、現時点でのストローク値を正確に得ることができる。
なお、その他の構成、作用及び効果はその説明を省略するが前記実施形態1と同様である。
(実施形態4)
前記実施形態1〜3は、何れもコントローラ19に測定実行手段31bが含まれる構成としたが、これに対し、本実施形態4では、図11に示すように、ハンディターミナル13に測定実行手段49が含まれている。コントローラ19は、測定実行手段が含まれていない点を除いて前記実施形態1〜3と同様の構成となっている。
図12に示すように、ハンディターミナル13の本体部41には、CPU50、RAM51、ROM52等が収納されている。そして、ハンディターミナル13は、CPU50がROM52に格納されている制御プログラムにしたがって制御動作することにより、設定モードと測定モードとを選択的に実行可能となっている。またROM52には、測定実行手段49が格納されている。この測定実行手段49は、測定モードで動作項目についての測定を行う際にコントローラ19の制御部31のRAMへ一時的に転送され、制御部31によって実行される。
例えば、測定モードにおいて扉体15の開速度を測定する場合、図13に示すように、測定モードを選択する(ステップST131)ことにより測定実行手段49がコントローラ19の制御部31のRAMへ一時的に転送され、制御部31のCPUによって制御プログラムとして読み出される(ステップST132)。そして、ハンディターミナル13において動作項目として扉体15の開速度を選択すると(ステップST133)、コントローラ19において開速度測定ルーチンが実行され、動作開始指令待ちの状態となる(ステップST134)。そして、ハンディターミナル13から動作開始指令が送信されると(ステップST135)、以降は図5におけるステップST24〜ST31と同様の制御動作が行われる。その他の動作項目についても同様なので、その説明を省略する。
本実施形態4では、ハンディターミナル13に測定実行手段49を格納するとともに、この測定実行手段49を制御部31のRAMへ一時的に転送し、制御プログラムとして読み出すことによってコントローラ19に動作項目に応じた動作を行わせる構成としたので、最新の測定実行手段(プログラム)を格納したハンディターミナル13を持ち歩いて自動ドアのコントローラ19と接続するだけで常に最新の測定実行手段(プログラム)で測定を行うことができ、測定項目の増加や測定方法の変更があっても、既設の自動ドアに対して何ら変更を加える必要が無くなり、柔軟な対応が可能となる。
なお、本実施例においては制御プログラムとしての測定実行手段49全体が制御部31のRAMへ転送されたが、例えば開速度測定ルーチンなど、個別の測定に合わせて、個別の測定ルーチンを転送するようにしても良い。このようにすれば制御部31のRAMの容量が小さい場合でも適用可能となる。
更に、本実施形態4では、測定実行手段49がコントローラ19に読み出される構成としたが、これに代え、コントローラ19と通信しつつ、ハンディターミナル13のCPU50で測定実行手段49が実行されることによって自動ドア11が動作項目に応じた動作を行う構成にしてもよい。その他の構成、作用及び効果は、実施形態1と同様である。
本発明の実施形態1に係る自動ドアの構成を概略的に示す図である。 前記自動ドアに設けられたコントローラの制御部の機能を概念的に示す図である。 前記自動ドアに設けられたハンディターミナルの外観を示す正面図である。 前記自動ドアの制御動作を示すフロー図である。 測定モードで扉体の開速度を測定するときの制御動作を示すフロー図である。 測定モードで扉体の停止時間及び停止距離を測定するときの制御動作を示すフロー図である。 測定モードで扉体の開放ストローク値を取得するときの制御動作を示すフロー図である。 測定モードで扉体の開閉力を測定するときの制御動作を示すフロー図である。 本発明の実施形態2に係る自動ドアにおいて、測定モードで扉体の停止時間及び停止距離を測定するときの制御動作を示すフロー図である。 本発明の実施形態3に係る自動ドアにおいて、測定モードで扉体の開放ストロークを測定するときの制御動作を示すフロー図である。 本発明の実施形態4に係る自動ドアに設けられたハンディターミナルの機能を概念的に示す図である。 前記ハンディターミナルのブロック図である。 本発明の実施形態4に係る自動ドアにおいて、扉体の開速度を測定するときの制御動作を部分的に示すフロー図である。
符号の説明
11 自動ドア
13 ハンディターミナル(調整装置の一例)
15 扉体
19 コントローラ
31b 測定実行手段
33a パラメータ記憶部(パラメータ記憶手段の一例)
47 表示部(表示手段の一例)
49 測定実行手段

Claims (6)

  1. 扉体を開閉制御するコントローラと、このコントローラと通信可能な調整装置を備えた自動ドアであって、
    前記調整装置は、前記扉体の開閉動作に関する動作パラメータの設定が可能に構成されるとともに、前記扉体の各種動作項目の中から選択された、閉じ動作中での前記扉体の停止動作又は反転動作における停止距離、閉じ動作中での前記扉体の停止動作又は反転動作における停止時間、及び前記扉体の開閉力の少なくとも1つの動作項目についての測定指示が可能に構成され、
    前記調整装置による測定指示がなされた動作項目について測定を行う測定実行手段と、
    前記動作項目についての測定結果を表示する表示手段とが設けられていることを特徴とする自動ドア。
  2. 前記測定実行手段は、前記コントローラに設けられるとともに、前記調整装置で選択された動作項目に応じて前記扉体を動作させることを特徴とする請求項1に記載の自動ドア。
  3. 前記測定実行手段は、前記調整装置に設けられるとともに、この調整装置から前記コントローラに転送可能に設けられ、前記調整装置で選択された動作項目に応じて前記コントローラによって前記扉体を動作させることを特徴とする請求項1に記載の自動ドア。
  4. 前記調整装置は、前記コントローラに動作開始指令を送信可能に構成され、
    前記コントローラは、前記動作開始指令に基づいて、選択された動作項目に応じた動作を開始するように構成されていることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の自動ドア。
  5. 前記測定実行手段は、前記扉体の開速度、前記扉体の閉速度及び前記扉体の開放ストロークの少なくとも1つの動作項目について測定を行うように構成されていることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の自動ドア。
  6. 扉体の開閉制御を規定するための動作パラメータが記憶されるコントローラと通信可能に構成される自動ドア用調整装置であって、
    前記動作パラメータの設定が可能に構成されるとともに、前記扉体の各種動作項目の中から選択された、閉じ動作中での前記扉体の停止動作又は反転動作における停止距離、閉じ動作中での前記扉体の停止動作又は反転動作における停止時間、及び前記扉体の開閉力の少なくとも1つの動作項目についての測定指示が可能に構成され、
    測定指示がなされた動作項目について測定を行う測定実行手段と、
    前記動作項目についての測定結果の表示手段とが設けられていることを特徴とする自動ドア用調整装置。
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