JP4808192B2 - 液体貯留装置及び空気清浄機 - Google Patents
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本発明に係る液体貯留装置は、下部に形成された液出口10を閉じるために下方に向けて付勢された開閉作動自在な弁体7を有するタンク1と、装着状態のタンク1の底部及び一側部に接するように位置してタンク1を受け止めるタンク受け4と、タンク1がタンク受け4に受け止められているときに弁体7の下部に当接して弁体7を押し上げる弁操作部9と、弁操作部9によってタンク1の弁体7が押し上げられて液出口10が開けられているときに液出口10から流出する液体を貯留する貯留部16とを備えている。
補給用の水を入れるタンク1は、略直方体に形成され、上下方向を長手方向にした状態において、下方に突き出た筒状の液補充口3と液補充口3の先端外周部にネジ結合される筒状のキャップ2とを備えている。キャップ2の底壁部材11に、キャップ2の筒軸と同心に液出口10が設けられると共に、開閉作動する弁作動方向Jがキャップ2の筒軸方向と一致するように弁体7が支持されている。
この従来の液体貯留装置では、弁体7の弁作動方向J1を、タンク1が前記受止め姿勢にあるときに弁操作部9が弁体7を押し上げる弁押上げ方向Kと一致する方向にしている(図11)。このため、タンク1を受止め姿勢とは角度が異なる姿勢でタンク受け4に着脱する場合に、タンク1が受止め姿勢とは異なる角度と同じ角度、弁体7の弁作動方向J1が弁押上げ方向Kに対して偏倚する(図9では、左側に傾く)ので、弁体7が弁操作部9に対して斜め状態で当接し、弁体7に大きなストレスが加わる。その結果、従来の液体貯留装置では、このような斜め姿勢での着脱を繰り返した場合には、図10に示すように、弁体7が変形して適正な弁作動をしなくなる虞があるのに対し、本発明の液体貯留装置では、前述のように、弁体7が弁操作部9に対して適正な状態で当接して弁作動し、従来の液体貯留装置のような不都合が解消される。
図5は本発明に係る空気清浄機を前面側から見たときの外観の概要を示す斜視図である。本発明の空気清浄機は、奥行きよりも横幅が広く縦長の略直方体に形成された外形を有し、上面部の手前側に、操作スイッチ27a,27b(例えば、電源スイッチ27aと各種の調節スイッチ27b)と表示部28とが設けられている。空気清浄機の側面部にタンク1が装着され、上面部の奥側に加湿空気の吹出口26が設けられている。
液体貯留装置20は空気清浄機のケーシング21の側面に設けられている。空気清浄機は、上側に位置するケーシング21の一部と下側に位置するタンク受け4との間に形成された装着空間Sに対して、該装着空間Sの側方に位置して該装着空間Sの反対側に傾いた姿勢でタンク1が着脱されるように、液体貯留装置20を備えている。このような構成により、タンク1がケーシング21の外方へ突出することが抑制され、構造的及びデザイン的に優れた加湿機能付きの空気清浄機が提供される。
空気清浄機の底部に貯留部16が形成され、円盤型の気化フィルタ23が軸心方向を水平方向に向けた姿勢で下部先端部を貯留部16内の水に浸漬させるように貯留部16の上部に配置されている。気化フィルタ23は水平軸心周りに回転自在に支持され、気化フィルタ23の上部に気化フィルタ23を回転駆動するモータ24が設けられている。この構成により、タンク1(図8において気化フィルタ23の奥側に位置する)から流出して貯留部16に貯留されている水が毛管作用によって気化フィルタ23の内部に浸透するとともに、気化フィルタ23が回転することにより、気化フィルタ23の全体に対して水が供給される。
前述の実施の形態では、タンク1がタンク受け4に受け止められている受止め姿勢を鉛直方向に沿う姿勢とし、着脱するときの姿勢を鉛直方向から傾いた姿勢としたが、これに限るものではなく、種々の角度の姿勢に適用することができる。例えば、タンク1がタンク受け4に受け止められている姿勢を鉛直方向から傾いた姿勢とし、着脱するときの姿勢を鉛直方向に沿う姿勢としてもよい。
前述の実施の形態では、本発明に係る液体貯留装置を空気清浄機に備えたが、加湿器、燃料補給装置等の他の機器に備えてもよい。
1a 底部面
2 キャップ
3 液補充口
4 タンク受け
4a タンク底部受け
4b タンク側部受け
5 パッド
7 弁体
7a 棒状部
7b フランジ部
7c 弁部
9 弁操作部
9a 当接面
10 液出口
11 底壁部材
11a 貫通孔(弁体保持部)
11b 円筒部
11c 弁座
12 ばね
13 切欠部(被係合部、タンク案内部)
14 突出部(係合部、タンク案内部)
16 貯留部
16a 横壁
16b 底部
20 液体貯留装置
21 ケーシング
22 送風ファン
22A ファンモータ
23 気化フィルタ
24 モータ
25 フィルタ
26 吹出口
27a 操作スイッチ
27b 操作スイッチ
28 表示部
29 前面パネル
30 排出部
J 弁作動方向
J1 弁作動方向
K 弁押上げ方向
S 装着空間
Δθ 偏倚量
Claims (5)
- 下部に形成された液出口を閉じるために下方に向けて付勢され、上下方向に移動して前記液出口の開閉作動が自在な弁体を有するタンクと、該タンクを受け止めるタンク受けと、前記タンクが前記タンク受けに受け止められているときに前記弁体の下部に当接する当接面を有し、該当接面に垂直な方向に前記弁体を押し上げる弁操作部と、前記弁操作部によって前記弁体が押し上げられて前記液出口が開けられているときに前記液出口から流出する液体を貯留する貯留部とを備えた液体貯留装置において、
前記タンクは前記タンク受けに受け止められているときの受止め姿勢から一側に傾いた姿勢で前記タンク受けに対して着脱され、前記タンクが前記受止め姿勢にあるときに前記弁体が上下方向に移動する弁作動方向を、前記弁操作部が前記弁体を押し上げる弁押上げ方向に対して、前記タンクが前記受止め姿勢から傾く前記一側の反対側に偏倚した方向とするように構成されていることを特徴とする液体貯留装置。 - 下部に形成された液出口を閉じるために下方に向けて付勢され、上下方向に移動して前記液出口の開閉作動が自在な弁体を有するタンクと、該タンクを受け止めるタンク受けと、前記タンクが前記タンク受けに受け止められているときに前記弁体の下部に当接する当接面を有し、該当接面に垂直な方向に前記弁体を押し上げる弁操作部と、前記弁操作部によって前記弁体が押し上げられて前記液出口が開けられているときに前記液出口から流出する液体を貯留する貯留部とを備えた液体貯留装置において、
前記タンクが前記タンク受けに受け止められているときの受止め姿勢から一側に傾いた着脱姿勢と前記受止め姿勢との間で姿勢変換するように案内するタンク案内部と、前記タンクが前記受止め姿勢にあるときに前記弁体が上下方向に移動する弁作動方向を、前記弁操作部が前記弁体を押し上げる弁押上げ方向に対して、前記タンクが前記受止め姿勢から傾く前記一側の反対側に偏倚した方向とする状態で前記弁体を前記タンクに保持させる弁体保持部とが設けられていることを特徴とする液体貯留装置。 - 前記タンク受けは前記タンクの底部面を受け止めるタンク底部受けを備え、前記タンク案内部は、前記タンクの底部面の前記着脱姿勢で前記タンクがなす方向が前記受止め姿勢での前記弁押上げ方向に対して偏倚するタンク偏倚側に設けられた被係合部と、前記タンク底部受けの前記タンク偏倚側に設けられ、前記被係合部に係合する係合部とを備えている請求項2に記載の液体貯留装置。
- 前記タンクは、下方に突き出た筒状の液補充口と該液補充口の先端外周部にネジ結合される筒状のキャップとを備え、前記液補充口の筒軸方向は、前記タンクが前記受止め姿勢にあるときの前記弁押上げ方向に対して、前記タンク受けに着脱されるときに前記タンクがなす方向の反対側に偏倚した方向であり、前記キャップの底壁部材に、該キャップの筒軸と同心に前記液出口が設けられると共に、前記弁作動方向が前記キャップの筒軸方向と一致するように前記弁体が支持されている請求項1から3のいずれか一項に記載の液体貯留装置。
- 上側に位置するケーシングの一部と下側に位置する前記タンク受けとの間に形成された装着空間に対して、該装着空間の側方に位置して該装着空間の反対側に傾いた姿勢で前記タンクが着脱されるように、請求項1から4のいずれか一項に記載の液体貯留装置を備え、更に、外部の空気を吸い込んで循環させる送風ファンと、前記送風ファンが吸い込んだ空気を通過させて加湿する気化フィルタとを備え、前記貯留部に貯留されている水を前記気化フィルタに供給するように構成されていることを特徴とする空気清浄機。
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