JP4806659B2 - アレーアンテナ装置、アレーアンテナの通信方法、リレー通信システム及びリレー通信方法 - Google Patents
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S.Haykin,"Cognitive radio:brajn-empowered wireless communications,2"IEEE Journal on J-SAC,no.2,vol.23,pp.201--220,Feb.2005
これにより、複数の異なる軸上に複数のアレーアンテナを配置し、異なる軸に配置されるアレーアンテナは同じ方向に干渉除去のためのヌルを形成したとしても、異なる方向にグレーティングヌルが形成されることを逆に利用し、Secondaryノード間の通信品質と全体の与干渉電力を確認しながら、これらのアンテナを選択するようにしたので、他の通信システム(Primaryシステム:優先システム)への与干渉回避のためのアンテナ数が全干渉波の数よりも少ない場合でも、効率的に与干渉を回避できる。また、自システム(Secondaryシステム:新規システム)における通信品質劣化も抑えることができる。
上記構成からなる本発明のアレーアンテナ装置では、2素子からなる第1のアレーアンテナと、第1のアレーアンテナとは略90度異なる方向に直線上に配置される2素子からなる第2のアレーアンテナとを備える。
これにより、与干渉回避と所望信号の保護を、最も簡単な構成で、かつ最も少ないアンテナ数で実現できる。
上記構成からなる本発明のアレーアンテナ装置では、正三角形状に3素子のアンテナ(#1、#2、#3)を配置し、3種類のアレーアンテナ(#1,#2)、(#2,#3)、(#3,#1)を構成し、3入力2出力スイッチにより、所望のアレーアンテナを選択できるようにする。
これにより、与干渉回避と所望信号の保護を、最も簡単な構成で、かつ最も少ないアンテナ数でより効果的に実現できる。
上記構成からなる本発明のアレーアンテナ装置では、2素子のアンテナが直線上に配置される第1のアレーアンテナと、第1のアレーアンテナと1素子は共有し、かつ第1のアレーアンテナとは略120度異なる方向に直線上に配置される2素子の第2のアレーアンテナと、第1および第2のアレーアンテナと1素子は共有し、それぞれと略120度異なる方向に直線上に配置される2素子の第3のアレーアンテナを備える。
これにより、与干渉回避と所望信号の保護を、簡単な構成で、かつ少ないアンテナ数で効果的に実現できる。
これにより、他の通信システム(Primaryシステム:優先システム)への与干渉回避のためのアンテナ数が全干渉波の数よりも少ない場合でも、効率的に与干渉を回避できる。また、干渉回避による自システム(Secondaryシステム:新規システム)における通信品質劣化も抑えることが可能となる。
これにより、送信局、中継局、および受信局において、他の通信システム(Primaryシステム:優先システム)への与干渉回避のためのアンテナ数が全干渉波の数よりも少ない場合でも、効率的に与干渉を回避できる。また、自システム(Secondaryシステム:新規システム)における通信品質劣化も抑えることができ、送信局、中継局、および受信局において、与干渉回避と所望信号の保護を、簡単な構成で、かつ少ないアンテナ数で効果的に実現できる。
図1と図2を用いて、本発明の第1の実施の形態に係るCognitive無線のSecondaryシステムの端末装置となるアレーアンテナ装置を説明する。
最初に、(M−1)分岐スイッチをアンテナ#N側に選択する(ステップS1)。図1に示す構成の場合は、N(構成できるアレーアンテナの数)=2、M(アンテナ素子数)=3であり、2分岐スイッチ21となる。
h1d+h1N+x1,h2d+h2N+x2,・・・・,hId+hIN+xI、
のそれぞれを順に、x1,x2,・・・・,xIに代入する。
図4は、本発明の実施の形態に係わるアレーアンテナ装置のアンテナ部の構成例を示す図である。図1に示した第1の実施の形態では、切替がx,yの2個の軸であったが、図3で説明した効果をより得ることができるアンテナ構成を示す。
以上説明した例では、アンテナの切り替えのみにより、異なるグレーティングヌルを選択することで、できるだけ与干渉を回避しながら所望信号を保護することを示していた。
以下、図8に示すフローチャートを参照して、リレー通信制御部43を使用した処理の流れについて説明する。
図8に示すように、最初のフロー(ステップS21)は、図2に示す第1の実施の形態におけるフローチャート(ステップS1〜S9)と同じである。ここでは、このフローをフローAと呼ぶ。このフローAの処理の後、リレー通信制御部41Aでは、通信品質がある所望の閾値β(本発明の所定の閾値)を満たすかどうかを判定する(ステップS22)。
Claims (12)
- N本のアンテナ素子と、
前記アンテナ素子にそれぞれ接続されるN個(N≧2)の送信機とN個の受信機と、
異なる軸上に直線状に配置されるN本(N≧2)のアンテナ素子を有するM個(M≧2)のアレーアンテナ群と、
前記アレーアンテナ群のうちから、通信に用いるアレーアンテナを選択するアレー選択部と、
通信相手の伝達関数を推定すると共に、与干渉となる可能性を有する他の通信システムからの信号の伝搬チャネル情報を推定する伝達関数推定部と、
前記伝達関数推定部より推定された与干渉となる可能性を有する前記他の通信システムの受信局数を推定する干渉数推定部と、
前記他の通信システムから受信した干渉波の最大電力を測定する最大干渉電力測定部と、
前記アレーアンテナ群に含まれるアレーアンテナごとに、前記アレーアンテナから得られるそれぞれの受信信号の情報を基に、前記アレーアンテナのそれぞれに対し、前記他の通信システムの受信局への干渉波を除去するための重みづけ値を算出するウエイト計算部と、
前記ウエイト計算部で算出された重みづけ値と前記受信信号を乗算し、また、前記算出された重み付け値と前記伝達関数推定部で推定した与干渉となる可能性を有する前記他の通信システムからの信号の伝搬チャネル情報とを乗算し、これらを合成して出力情報を生成するウエイト乗算・合成部と、
前記アレー選択部にて選択されるアレーアンテナに対応する前記ウエイト計算部で算出された重みづけ値を用いて送信信号に乗算する送信信号乗算部と、
を備え、
前記ウエイト計算部は、
算出する前記重みづけ値として、前記最大干渉電力測定部で得られた最大電力となる前記干渉波の干渉除去を行う前記重みづけ値を算出し、
前記アレー選択部は、
前記ウエイト乗算・合成部より得られる出力情報と、前記アレーアンテナごとに得られる前記他の通信システムの受信局への与干渉信号量と、自装置が属する通信システムの通信品質情報とに基づき、選択するアレーアンテナを判定する
ことを特徴とするアレーアンテナ装置。 - 前記アレーアンテナ群は、
直線上に配置される2素子からなる第1のアレーアンテナと、
前記第1のアレーアンテナと1素子を共有し、かつ前記第1のアレーアンテナとは略90度異なる方向に直線上に配置される2素子からなる第2のアレーアンテナとからなり、
前記第1のアレーアンテナと第2のアレーアンテナのうち、前記第1のアレーアンテナと第2のアレーアンテナとで共有されない2素子のアンテナのうちから1素子のアンテナを選択する2分岐スイッチを備え、
前記送信機と前記受信機は、
前記第1のアレーアンテナと第2のアレーアンテナとで共有されるアンテナ素子に接続される第1の送信機と第1の受信機と、
前記2分岐スイッチにより選択されたアンテナ素子に接続される第2の送信機と第2の受信機と、からなり、
前記アレー選択部は、
前記2分岐スイッチを切り替えることにより前記アレーアンテナ群のうちから、通信に用いるアレーアンテナを選択する
ことを特徴とする請求項1に記載のアレーアンテナ装置。 - 前記アレーアンテナ群は、
正三角形状に3本のアンテナ素子を配置し、前記正三角形の各辺のアンテナ素子により3つのアレーアンテナからなり、
前記3本のアンテナ素子から2本のアンテナ素子を選択する3入力2出力スイッチを備え、
前記送信機と前記受信機は、
前記3入力2出力スイッチの一方の出力に接続される第1の送信機と第1の受信機と、
前記3入力2出力スイッチの他方の出力に接続される第2の送信機と第2の受信機と、からなり、
前記アレー選択部は、
前記3入力2出力スイッチを切り替えることにより前記アレーアンテナ群のうちから、通信に用いるアレーアンテナを選択する
ことを特徴とする請求項1に記載のアレーアンテナ装置。 - 前記アレーアンテナ群は、
2素子のアンテナを直線上に配置した第1のアレーアンテナと、
前記第1のアレーアンテナと1素子は共有し、かつ前記第1のアレーアンテナとは略120度異なる方向に直線上に配置される2素子のアンテナからなる第2のアレーアンテナと、
前記第1のアレーアンテナおよび第2のアレーアンテナと1素子は共有し、かつ前記第1および第2アレーアンテナのそれぞれと略120度異なる方向に直線上に配置される2素子のアンテナからなる第3のアレーアンテナとからなり、
前記第1、第2および第3のアレーアンテナうち、前記第1、第2および第3のアレーアンテナで共有されない3つのアンテナ素子のうちから1つのアンテナ素子を選択する3分岐スイッチを備え、
前記送信機と前記受信機は、
前記第1、第2、および第3のアレーアンテナで共有されるアンテナ素子に接続される第1の送信機と第1の受信機と、
前記3分岐選択スイッチにより選択された1つのアンテナ素子に接続される第2の送信機と第2の受信機と、からなり、
前記アレー選択部は、
前記3分岐スイッチを切り替えることにより前記アレーアンテナ群のうちから、通信に用いるアレーアンテナを選択する
ことを特徴とする請求項1に記載のアレーアンテナ装置。 - N本のアンテナ素子と、前記アンテナ素子にそれぞれ接続されるN個(N≧2)の送信機とN個の受信機とを有し、前記受信機に入力された入力信号の情報を基に、他の通信システムへの干渉波を除去するアレーアンテナ装置におけるアレーアンテナの通信方法であって、
異なる軸上に直線状に配置されるN本(N≧2)のアンテナ素子を有するM個(M≧2)のアレーアンテナ群のうちから、通信に用いるアレーアンテナを選択するアレー選択手順と、
前記アレーアンテナ群に含まれるアレーアンテナごとに、前記アレーアンテナから得られるそれぞれの受信信号の情報を基に、前記アレーアンテナのそれぞれに対し、他の通信システムの受信局への干渉波を除去するための重みづけ値を算出するウエイト計算手順と、
通信相手の伝達関数を推定すると共に、与干渉となる可能性を有する前記他の通信システムからの信号の伝搬チャネル情報を推定する伝達関数推定手順と、
前記推定された与干渉となる可能性を有する前記他の通信システムの受信局数を推定する干渉数推定手順と、
前記他の通信システムから受信した干渉波の最大電力を測定する最大干渉電力測定手順と、
前記ウエイト計算手順にて、前記最大干渉電力測定手順で得られた最大電力となる前記干渉波の干渉除去を行う前記重みづけ値を算出する手順と、
前記算出された重みづけ値と前記受信信号を乗算し、また、前記算出された重み付け値と前記伝達関数推定手順にて推定された与干渉となる可能性を有する前記他の通信システムからの信号の伝搬チャネル情報とを乗算し、これらを合成して出力情報を生成するウエイト乗算・合成手順と、
前記ウエイト乗算・合成手順より得られる出力情報と、前記アレーアンテナ群から得られる他の通信システムへの与干渉信号量と、自装置が属する通信システムの通信品質情報とを基に、前記アレー選択手順にて選択されるアレーアンテナを判定する判定手順と、
を含むことを特徴とするアレーアンテナの通信方法。 - 直線上に配置される2素子からなる第1のアレーアンテナと、前記第11のアレーアンテナ群と1素子を共有し、かつ前記第1のアレーアンテナとは略90度異なる方向に直線上に配置される2素子からなる第2のアレーアンテナと、前記第1のアレーアンテナと第2のアレーアンテナのうち、前記第1のアレーアンテナと第2のアレーアンテナとで共有されない2素子のアンテナのうちから1素子のアンテナを選択する2分岐スイッチと、前記2分岐スイッチで選択された1素子のアンテナと接続される第1の送信機と第1の受信機と、前記第1のアレーアンテナと第2のアレーアンテナとで共有されるアンテナ素子に接続される第2の送信機と第2の受信機と、を備えるアレーアンテナ装置におけるアレーアンテナの通信方法であって、
対象とするアレーアンテナに前記2分岐スイッチを切り替えるアレー選択手順と、
前記アレーアンテナ群に含まれるアレーアンテナごとに、前記アレーアンテナから得られるそれぞれの受信信号の情報を基に、前記アレーアンテナのそれぞれに対し、他の通信システムの受信局への干渉波を除去するための重みづけ値を算出するウエイト計算手順と、
通信相手の伝達関数を推定すると共に、与干渉となる可能性を有する前記他の通信システムからの信号の伝搬チャネル情報を推定する伝達関数推定手順と、
前記推定された与干渉となる可能性を有する前記他の通信システムの受信局数を推定する干渉数推定手順と、
前記他の通信システムから受信した干渉波の最大電力を測定する最大干渉電力測定手順と、
前記ウエイト計算手順にて、前記最大干渉電力測定手順で得られた最大電力となる前記干渉波の干渉除去を行う前記重みづけ値を算出する手順と、
前記算出された重みづけ値と前記受信信号を乗算し、また、前記算出された重み付け値と前記伝達関数推定手順にて推定された与干渉となる可能性を有する前記他の通信システムからの信号の伝搬チャネル情報とを乗算し、これらを合成して出力情報を生成するウエイト乗算・合成手順と、
前記ウエイト乗算・合成手順より得られる出力情報と、前記アレーアンテナ群から得られる他の通信システムへの与干渉信号量と、自装置が属する通信システムの通信品質情報とを基に、前記アレー選択手順にて選択されるアレーアンテナを判定する判定手順と、
を含むことを特徴とするアレーアンテナの通信方法。 - 正三角形状に3本のアンテナ素子を配置し、前記正三角形の各辺のアンテナ素子により3つのアレーアンテナを形成すると共に、前記3本のアンテナ素子から2本のアンテナ素子を選択する3入力2出力スイッチと、前記3入力2出力スイッチの一方の出力に接続される第1の送信機と第1の受信機と、前記3入力2出力スイッチの他方の出力に接続される第2の送信機と第2の受信機と、を備えるアレーアンテナ装置におけるアレーアンテナの通信方法であって、
対象とするアレーアンテナに前記2分岐スイッチを切り替えるアレー選択手順と、
前記アレーアンテナ群に含まれるアレーアンテナごとに、前記アレーアンテナから得られるそれぞれの受信信号の情報を基に、前記アレーアンテナのそれぞれに対し、他の通信システムの受信局への干渉波を除去するための重みづけ値を算出するウエイト計算手順と、
通信相手の伝達関数を推定すると共に、与干渉となる可能性を有する前記他の通信システムからの信号の伝搬チャネル情報を推定する伝達関数推定手順と、
前記推定された与干渉となる可能性を有する前記他の通信システムの受信局数を推定する干渉数推定手順と、
前記他の通信システムから受信した干渉波の最大電力を測定する最大干渉電力測定手順と、
前記ウエイト計算手順にて、前記最大干渉電力測定手順で得られた最大電力となる前記干渉波の干渉除去を行う前記重みづけ値を算出する手順と、
前記算出された重みづけ値と前記受信信号を乗算し、また、前記算出された重み付け値と前記伝達関数推定手順にて推定された与干渉となる可能性を有する前記他の通信システムからの信号の伝搬チャネル情報とを乗算し、これらを合成して出力情報を生成するウエイト乗算・合成手順と、
前記ウエイト乗算・合成手順より得られる出力情報と、前記アレーアンテナ群から得られる他の通信システムへの与干渉信号量と、自装置が属する通信システムの通信品質情報とを基に、前記アレー選択手順にて選択されるアレーアンテナを判定する判定手順と、
を含むことを特徴とするアレーアンテナの通信方法。 - 2素子のアンテナを直線上に配置した第1のアレーアンテナと、前記第1のアレーアンテナと1素子は共有し、かつ前記第1のアレーアンテナとは略120度異なる方向に直線上に配置される2素子のアンテナからなる第2のアレーアンテナと、前記第1のアレーアンテナおよび第2のアレーアンテナと1素子は共有し、かつ前記第1および第2アレーアンテナのそれぞれと略120度異なる方向に直線上に配置される2素子のアンテナからなる第3のアレーアンテナと、前記第1、第2および第3のアレーアンテナうち、前記第1、第2および第3のアレーアンテナで共有されない3つのアンテナ素子のうちから1つのアンテナ素子を選択する3分岐スイッチと、前記第1、第2、および第3のアレーアンテナで共有されるアンテナ素子に接続される第1の送信機と第1の受信機と、前記3分岐選択スイッチにより選択された1つのアンテナ素子に接続される第2の送信機と第2の受信機と、を備えるアレーアンテナ装置におけるアレーアンテナの通信方法であって、
対象とするアレーアンテナに前記2分岐スイッチを切り替えるアレー選択手順と、
前記アレーアンテナ群に含まれるアレーアンテナごとに、前記アレーアンテナから得られるそれぞれの受信信号の情報を基に、前記アレーアンテナのそれぞれに対し、他の通信システムの受信局への干渉波を除去するための重みづけ値を算出するウエイト計算手順と、
通信相手の伝達関数を推定すると共に、与干渉となる可能性を有する前記他の通信システムからの信号の伝搬チャネル情報を推定する伝達関数推定手順と、
前記推定された与干渉となる可能性を有する前記他の通信システムの受信局数を推定する干渉数推定手順と、
前記他の通信システムから受信した干渉波の最大電力を測定する最大干渉電力測定手順と、
前記ウエイト計算手順にて、前記最大干渉電力測定手順で得られた最大電力となる前記干渉波の干渉除去を行う前記重みづけ値を算出する手順と、
前記算出された重みづけ値と前記受信信号を乗算し、また、前記算出された重み付け値と前記伝達関数推定手順にて推定された与干渉となる可能性を有する前記他の通信システムからの信号の伝搬チャネル情報とを乗算し、これらを合成して出力情報を生成するウエイト乗算・合成手順と、
前記ウエイト乗算・合成手順より得られる出力情報と、前記アレーアンテナ群から得られる他の通信システムへの与干渉信号量と、自装置が属する通信システムの通信品質情報とを基に、前記アレー選択手順にて選択されるアレーアンテナを判定する判定手順と、
を含むことを特徴とするアレーアンテナの通信方法。 - 他の通信システムに与干渉を与えることなく通信を行う、送信局と、中継局と、受信局とで構成されるリレー通信システムであって、
前記送信局、中継局と、および受信局は、
それぞれ請求項1に記載のアレーアンテナ装置を備えており、
それぞれの前記アレーアンテナ装置は、
前記受信機に入力された入力信号の情報を基に、前記他の通信システムの受信局への干渉波を除去するように構成されており、
前記アレー選択部は、
前記ウエイト乗算・合成部より得られる出力情報と、前記アレーアンテナ群から得られる他の通信システムへの与干渉信号量と、自装置が属する通信システムの通信品質情報とを基に、選択するアレーアンテナを判定するリレー通信制御部と、
を備え、
前記送信局の前記リレー通信制御部が、前記アレー選択部にてアレーアンテナの選択を行った際に、いずれのアレーアンテナにおいても所望波に対する通信品質が所定の閾値を満たさないと判定した場合は、
前記中継局において、前記リレー通信制御部の判定に基づく前記アレー選択部によるアレーアンテナの選択を行い、
前記受信局において、前記リレー通信制御部の判定に基づく前記アレー選択部によるアレーアンテナの選択を行い、
前記中継局及び前記受信局の前記アレー選択部にて選択されたアレーアンテナを用いて、前記中継局を介することにより所望波に対する通信品質が所定の閾値を満たすアレーアンテナがあると前記リレー通信制御部にて判定された場合は、該アレーアンテナを選択し、前記送信局から前記中継局、前記中継局から前記受信局へと通信を行う
ことを特徴とするリレー通信システム。 - 前記中継局及び前記受信局の前記アレー選択部にて選択されたアレーアンテナを用いて、前記中継局を介することにより所望波に対する通信品質が所定の閾値を満たすアレーアンテナがあると前記リレー通信制御部にて判定されない場合は、前記アレー選択部は候補となる他の中継局を選択する
ことを特徴とする請求項9に記載のリレー通信システム。 - 他の通信システムに与干渉を与えることなく通信を行う、送信局と、中継局と、受信局とで構成される通信システムにおけるリレー通信方法であって、
請求項5に記載のアレーアンテナの通信方法に含まれる手順と、
前記判定手順によって判定された結果に基づいて、前記アレー選択手順にて選択されるアレーアンテナを判定するリレー通信制御手順と、
を含み、
前記送信局が、前記アレーアンテナの選択を行った際に、いずれのアレーアンテナにおいても所望波に対する通信品質が所定の閾値を満たさないと前記リレー通信制御手順にて判定した場合は、
前記中継局において、前記リレー通信制御手順の判定に基づく前記アレー選択手順によるアレーアンテナの選択を行い、
前記受信局において、前記リレー通信制御手順の判定に基づく前記アレー選択手順によるアレーアンテナの選択を行い、
前記中継局及び前記受信局の前記アレー選択手順にて選択されたアレーアンテナを用いて、前記中継局を介することにより所望波に対する通信品質が所定の閾値を満たすアレーアンテナがあると前記リレー通信制御手順にて判定された場合は、該アレーアンテナを選択し、前記送信局から前記中継局、前記中継局から前記受信局へと通信を行う
ことを特徴とするリレー通信方法。 - 前記中継局及び前記受信局の前記アレー選択部にて選択されたアレーアンテナを用いて、前記中継局を介することにより所望波に対する通信品質が所定の閾値を満たすアレーアンテナがあると前記リレー通信制御手順にて判定されない場合は、前記アレー選択手順にて候補となる他の中継局を選択する
ことを特徴とする請求項11に記載のリレー通信方法。
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