JP4802506B2 - 自動車用ワイヤーハーネス固定用粘着シート及び自動車用成型部品 - Google Patents

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Description

本発明は、成型天井(ルーフライニング)、バンパー、ドアトリムといった給電が必要な機構が設置されている自動車用成型部品に、自動車ワイヤーハーネス(組み電線)を固定するために用いられる粘着シートと該粘着シートを用いて、自動車用ワイヤーハーネスを固定した自動車用成型部品に関するものである。
自動車の組み立てラインでの所要工数を低減させるため、成型天井、バンパー、ドアトリムといった給電が必要な機構が設置されている自動車用成型部品の裏面側に、ルームランプ等への給電用の電線束(以下、「ワイヤーハーネス」という。)を予め固着しモジュール化してから供給することがなされている。
これら成型天井、バンパー、ドアトリムといった給電が必要な機構が設置されている自動車用成型部品の裏面側へのワイヤーハーネスの固定には、作業の簡便性やワイヤーハーネスのレイアウトやワイヤーハーネスの固定位置等の設計変更が容易に行える等の理由から塩化ビニルやポリオレフィン系プラスチックフィルムなどの基材の片面に粘着層が設けられた粘着シートやこれら各種基材層に両面テープを貼付した粘着テープなどをワイヤーハーネスの周囲を回り込むように貼着される方法が用いられている。
また、成型天井、ドアトリム等を構成する材料は、従来、車外の騒音を遮断するために、硬い樹脂素材にプラスチックフィルムやシートを貼り合わせた構造となっていた。しかし、近年、より高レベルの車内静粛性が要求され、成型天井、ドアトリム等を構成する材料は、ウレタン樹脂などの柔軟素材に、通気性が高い不織布や紙系などの材料が貼り合わされた構造に変わってきている。
このような表面が起毛した不織布や、表面が粗い紙系などの材料は、粘着シートの接触面が点接着となるため、成型天井、ドアトリム等のモジュール部品を立てかけて、組み立てラインまで輸送する際に、粘着シートに負荷がかかって粘着テープが剥がれてしまうという問題があった。特に、自動車成型部品は凹凸形状を有しており、この凹凸に沿ってワイヤーハーネスを固着しようとすると、ワイヤーハーネスが直線形状になろうとする反発力が粘着シートに働き、粘着シートが短時間で剥がれてしまうという問題があった。
そこで、接着テープと超音波溶着や高周波溶着等の溶着ガンでの溶着を併用する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、溶着ガンによる工程が増え作業性が悪くなるほか、作業には熟練を要する問題があった。
また、成型天井、バンパー、ドアトリムといった自動車の内装部品に使用される材料は、搭乗者の安全面から、火災予防または延焼を防ぐことを目的に、難燃性や着火した場合の自己消化性(以下まとめて難燃性と略す)が要求され、成型天井等の裏面側にワイヤーハーネスを固定する粘着シートについてもこのような難燃性が付与されることが好ましい。粘着シートに難燃性を付与する方法としては、難燃性を有する基材の使用または粘着剤中への難燃剤の添加などがあり、難燃性を有する基材としては、金属箔や難燃剤を添加した樹脂シートなどが挙げられる。ところが、金属箔のみを基材として用いた場合は、粘着剤層を形成する粘着剤中に難燃剤を添加しなくても金属箔が粘着剤の延焼を防止する利点はあるが、金属箔は樹脂シートに比較して硬い基材であり、腰が強いため被着体への追従性が悪く、粘着シートに負荷がかかった際に剥がれるという問題があった。また、難燃剤を添加した樹脂シートを基材として用いた場合は、粘着剤層も難燃性を有していないと燃えてしまう懸念があるため、併せて粘着剤中への難燃剤の添加が必要である。しかしながら、難燃剤を粘着剤中へ添加すると初期接着性が低下し、耐剥がれ性に劣る問題があった。このように、従来の技術では、表面が起毛した不織布や表面が粗い紙系などの材料を表面に有する自動車用成型品への初期接着強度や耐剥がれ性と共に難燃性を両立させるという、現在求められている高い技術レベルにおいて、決して満足できるものではなかった。
特開2004−306741号公報
したがって、本発明の目的は、上記従来技術の問題点に鑑み、起毛した不織布や面の粗い紙系などの材料を表面に有する自動車用成型部品に対する優れた接着力、自動車用成型部品の凹凸形状に対する優れた追従性、及びワイヤーハーネスが直線形状になろうとする反発力に対抗するための高い耐反発性を有し、それによりワイヤーハーネスを自動車用成型部品に安定に固着することが可能であり、かつ難燃性を有する自動車用ワイヤーハーネス固定用粘着シートを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、上記自動車用ワイヤーハーネス固定用粘着シートを用いて、自動車用ワイヤーハーネスを固定した自動車用成型部品を提供することにある。
本発明者等は、かかる課題を解決するため鋭意検討した結果、本発明を完成させた。即ち、本発明は、自動車用ワイヤーハーネスを自動車成型部品に固定するために用いる粘着シートであって、
該粘着シートが、軟質金属箔と、発泡樹脂層と、粘着剤層とをこの順に積層した構造を備えた粘着シートであることを特徴とする自動車用ワイヤーハーネス固定用粘着シートを提供するものである。
また、本発明は、上記自動車用ワイヤーハーネス固定用粘着シートを用いて、自動車用ワイヤーハーネスを固定したことを特徴とする自動車用成型部品を提供するものである。
本発明の自動車用ワイヤーハーネス固定用粘着シート(以下、本発明の粘着シートという)は、軟質金属箔と発泡樹脂層とが積層された二層構造の基材層を使用している。このように基材層の一部に軟質金属箔を使用することにより、本発明の粘着シートはワイヤーハーネスの反発力に対して十分に対抗しうる高い耐反発性を有するばかりではなく、発泡樹脂層及び粘着剤層の燃焼、或いは延焼を防ぐことができる。また、発泡樹脂層は適度な弾力を有しているため、自動車用成型部品の起毛した不織布や面の粗い紙系などの材料の表面に粘着剤層が接した際に、自動車用成型部品の凹部においては粘着剤層を押さえつけるためのバネとして働き、凸部においては凸部を吸収するためのクッションとして働く。このような機能により本発明の粘着シートは、起毛した不織布や面の粗い紙系などの材料を表面に有する自動車用成型部品に対する優れた接着力、及び自動車用成型部品の凹凸形状に対する優れた追従性を有することができる。
[自動車用ワイヤーハーネス固定用粘着シート]
本発明の粘着シートは、自動車用ワイヤーハーネスを自動車用成型部品に固定するために用いられる粘着シートであって、基材と、該基材の上に設けられた粘着剤層とから構成されている。
この基材は、軟質金属箔からなる層と発泡樹脂層の2層構造を有している。2層構造を形成する方法としては、例えば、軟質金属箔と発泡樹脂層を接着剤やプライマー等を介して接着する方法、加熱して発泡樹脂層を溶融しながら軟質金属箔をラミネートする方法などが挙げられる。このような2層構造とすることにより、起毛した不織布や面の粗い紙系などの材料を表面に有する自動車用成型部品にワイヤーハーネスを良好に接着することができ、形状保持性に優れ、粘着剤の接着性を補助することができ。かつ、難燃性を付与することができる。
軟質金属箔としては、具体的には、アルミニウム、鉛、マグネシウム、銅、銀等が挙げられる。その中でも、軟質アルミニウム箔が好ましい。また、軟質金属箔の厚さは、2〜30μmであるのが好ましく、5〜20μmであるのがより好ましい。軟質金属箔の厚さを2〜30μmとすることにより、粘着シート生産時や輸送時及び自動車用ワイヤーハーネス貼付作業時などに軟質金属箔の層を破壊することがなく、かつ、ワイヤーハーネスに追従させて粘着シートを貼り込み易くすることができる。また、軟質金属箔の厚みが上記の範囲であると、例えば、軟質金属箔と、発泡樹脂層の2層構造基材に粘着層を設け、粘着層上に離型紙を貼り合わせた粘着シートを製造した場合でも、軟質金属箔や離型紙が折れ難く、ロール化適性に優れている。
発泡樹脂層としては、例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等のポリオレフィン樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリスチレン樹脂、アクリル樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリカーボネート樹脂などのプラスチック類や、イソプレン、ブタジエン、クロロプレン、EPDM(エチレン−プロピレン−ジエンモノマー)などのゴム類、オレフィン系、ウレタン系、スチレン系などの熱可塑性エラストマー類、及び、それらのブレンド物などを、化学発泡、機械発泡等の手段を用いて発泡し、シート状にしたものが挙げられる。なお、発泡樹脂層の凝集力を向上させるために、化学架橋、電子線架橋などの架橋を行うことが好ましい。その中でも、柔軟性と強度のバランス及びコスト面からポリエチレンフォームが好ましい。
また、発泡樹脂層に難燃性を付与することにより、粘着シートとしての難燃性がより向上する。発泡樹脂層に難燃性を付与する方法としては、塩化ビニルなど難燃性を有する材料を発泡プラスチックまたは発泡ゴム層として選定する方法や、発泡樹脂層中に難燃剤や難燃助剤を添加する方法などが挙げられる。難燃剤や難燃助剤については、公知のものが使用できる。
発泡樹脂層の厚さは、0.4〜4.0mmであるのが好ましく、1.2〜3.0mmであるのがより好ましい。発泡樹脂層の厚さを0.4〜4.0mmとすることにより、起毛した不織布や表面が粗い紙系などの材料を有する自動車用成型部品にワイヤーハーネスを良好に接着することができ、かつ、ワイヤーハーネスに追従させて粘着シートを貼り込み易くすることができる。また、発泡樹脂層の厚さがこの範囲であると、例えば、軟質金属箔と、発泡樹脂層の2層構造基材に粘着層を設け、粘着層上に離型紙を貼り合わせた粘着シートを製造した場合でも、軟質金属箔や離型紙が折れ難く、ロール化適性に優れている。
発泡樹脂層の25%圧縮強度は、10〜150MPaであることが好ましく、20〜80MPaであることがより好ましい。発泡樹脂層の25%圧縮強度を10〜150MPaとすることにより、起毛した不織布や表面が粗い紙系などの材料を有する自動車用成型部品にワイヤーハーネスを良好に接着することができ、かつ、ワイヤーハーネスに追従させて粘着シートを貼り込み易くすることができる。また、粘着シートを誤った位置に貼付してしまった際に粘着シートを剥がして再度貼付する貼り直しを行う場合があるが、発泡樹脂層の25%圧縮強度が上記の範囲であると発泡樹脂層が層間破壊又はちぎれたりすることがなく、また貼り直しも容易である。更に、発泡樹脂層が硬くなることもなく、起毛した不織布や表面が粗い紙系などの材料を有する自動車用成型部品への接着性を損なうことがない。
この基材の上に設けられた粘着剤層は、公知のアクリル系、ゴム系、シリコーン系などの各種粘着剤が使用できるが、起毛した不織布や表面が粗い紙系材料を有する自動車用成型部品への初期接着強度を付与するためには、合成ゴム系粘着剤がより好適である。
その中でも、粘着剤層が、スチレン−イソプレンブロックコポリマーと、粘着付与樹脂とを含有し、スチレン−イソプレンブロックコポリマーのシブロック量が、30〜80質量%であって、粘着付与樹脂が、C系石油樹脂、C系/C系石油樹脂、及び脂環族系石油樹脂からなる群から選択される少なくとも1種以上を含有する粘着剤層であることが好ましい。
粘着剤層に含有するスチレン−イソプレンブロックコポリマーは、そのジブロック量が30〜80質量%とすることにより、自動車成型部品に対する接着性に優れ、かつ、保持性にも優れた粘着シートが得られる。また、スチレン−イソプレンブロックコポリマーの分子量は、1万〜80万の範囲にあることが好ましく、3万〜50万の範囲にあるのがより好ましい。分子量の範囲を1万〜80万の範囲とすることにより、粘着剤の凝集力を向上することができ、かつ、自動車成型部品に良好に接着することができる。
また、粘着付与樹脂は、C系石油樹脂、C系/C系石油樹脂、及び脂環族系石油樹脂からなる群から選択される少なくとも1種以上を含有することが好ましい。これらの粘着付与樹脂は、スチレン−イソプレンブロックコポリマーのイソプレン層に相溶し、接着性を向上させ、自動車用成型部品に良好に接着することができる。C系石油樹脂は脂肪族系石油樹脂であるが、例えば、エスコレッツ1202、1304、1401(トーネックス製)、ウイングタック95(グッドイヤー製)、クイントンK100、R100、F100(日本ゼオン製)、ピコタック95、ピコペール100(理化ハーキュレス製)等が挙げられる。また、C系/C系石油樹脂は、C系と芳香族系であるC系石油樹脂を共重合して得られるが、例えば、エスコレッツ2101(トーネックス製)、クイントンS195(日本ゼオン製)、ハーコタック1149(理化ハーキュレス製)等が挙げられる。また、脂環族系石油樹脂は、C(芳香族)系石油樹脂に水素添加して得られるが、例えば、エスコレッツ5300(トーネックス製)、アルコンP−100(荒川化学製)、リガライトR101(理化ハーキュレス製)などが挙げられる。
系石油樹脂、C系/C系石油樹脂、及び脂環族系石油樹脂以外の粘着付与樹脂として、公知の粘着付与樹脂を使用することができる。このような公知の粘着付与樹脂としては、例えば、C系石油樹脂、テルペン系樹脂、ロジン系樹脂、テルペン−フェノール樹脂、スチレン樹脂、クマロン−インデン樹脂、キシレン樹脂、フェノール樹脂などが挙げられる。その中でも、重合ロジンエステル樹脂又はテルペン系樹脂を使用することが好ましい。
粘着付与樹脂の含有量は、スチレン−イソプレンブロックコポリマー100質量部に対して、60〜200質量部であることが好ましい。粘着付与樹脂の含有量を60〜200質量部とすることにより、自動車成型部品への接着性と耐湿劣化後の接着性を向上することができ、かつ、十分な耐熱保持力を得ることができる。
また、粘着付与樹脂として、室温で液状の粘着付与樹脂を使用することもできる。このような室温で液状の粘着付与樹脂は、公知の上記粘着付与樹脂の中から選択することが好ましい。この液状の粘着付与樹脂の含有量は、粘着付与樹脂の総量に対して、10〜30質量%であるのが好ましい。液状の粘着付与樹脂の含有量を10〜30質量%とすることにより、自動車成型部品への濡れ性を向上させ良好に接着することができ、かつ、十分な耐熱保持力を得ることができる。
また、粘着付与樹脂として、軟化剤を含有するのが好ましい。このような軟化剤としては、例えば、プロセスオイル、ポリエステル系可塑剤、ポリブテン等の低分子量の液状ゴムが挙げられる。この軟化剤の含有量は、粘着付与樹脂の総量に対して、10〜30質量%であるのが好ましい。軟化剤の含有量を10〜30質量%とすることにより、自動車成型部品への濡れ性を向上させ良好に接着することができ、かつ、十分な耐熱保持力を得ることができる。
本発明においては、他のポリマー成分や、架橋剤を使用することができる。また、粘着剤に一般に用いられる各種添加剤、例えば、酸化防止剤、紫外線吸収剤、充填剤、顔料、増粘剤等を、接着性を低下しない範囲で使用することができる。
このようにして調整した粘着剤を、通常、トルエン、ヘキサン等の有機溶剤に希釈し、溶液状で使用する。この粘着剤を有機溶剤に溶解させて調整した粘着剤層用塗工溶液を、基材に塗布し、粘着剤層を形成する。
この粘着剤層を形成するには、粘着剤層用塗工溶液をロールコーターやダイコーター等で基材に直接塗布乾燥して剥離処理面と貼り合わせる方法でもよいし、剥離紙の離型処理面上に塗布乾燥して一旦粘着剤層を形成した後、これを基材面と貼り合わせて基材側に転写する方法でもよい。
粘着剤層は、2層構造基材の発泡樹脂層の上に設けられることが好ましい。発泡樹脂層の上に粘着剤層を設けることにより、起毛した不織布や面の粗い紙系などの材料を表面に有する自動車用成型部品にワイヤーハーネスを良好に接着することができる。軟質金属箔層の上に粘着剤層を設けた場合は、軟質金属箔層が硬いため起毛した不織布や面の粗い紙系などの材料を表面に有する自動車用成型部品への接着が点接着になり、粘着シートが剥がれる懸念がある。
本発明における粘着剤層の厚さは、40〜200μmであるのが好ましく、生産性の点から50〜100μmであるのがより好ましい。粘着剤層の厚さを40〜200μmとすることにより、接着性を高くすることができ、かつ、短時間で塗工処理することができる。
粘着剤層厚さが40〜100μmである場合には、単層構造の粘着剤層であってもよいが、厚さが100μmを越える場合には、不織布等の繊維状の支持体を粘着剤層の中間部に備えた粘着剤層とすることが好ましい。粘着剤層の厚さが200μmの単層の粘着剤層を基材上に設けるとすると、例えば、粘着剤層用塗工溶液を仮支持体上に塗工して、有機溶剤を乾燥させ、乾燥後の粘着剤層を仮支持体から基材上に転写する方法があるが、膜厚が厚いため粘着剤層中に有機溶剤が残留しやすく、気泡等も発生しやすい問題があるからである。
不織布等の繊維状の支持体を粘着剤層の中間部に設けて、厚さが100μmを越える粘着剤層を製造する方法としては、例えば、粘着剤を不織布の内部まで含浸させるために、粘着剤層用塗工溶液を不織布に直接塗布し、有機溶剤を乾燥させ、内部まで粘着剤が含浸した不織布の層を含め約100μmの膜厚の粘着剤層を形成する。その後、別の仮支持体上に形成した約100μmの粘着剤層を、該仮支持体上から該不織布の片側に設けた粘着剤層と反対側の面に転写し、合計200μmの膜厚の粘着剤層を形成する。さらに、この200μmの膜厚の粘着剤層を基材上に転写することにより、粘着シートを作製する方法がある。
あるいは、剥離紙上に塗工した粘着剤層用塗工溶液を乾燥後、不織布に貼合する工程を2回行い、不織布の両側に粘着剤層を設け、その後、片側の剥離紙を基材と貼合する方法を用いてもよい。
不織布等の繊維状の支持体を粘着剤層の中間部に備えた厚さが200μmの粘着剤層の場合、上記単層の厚い粘着剤層(200μm)を乾燥する場合に比較して、2層構造の薄い膜厚の粘着剤層(100μm)を乾燥することになるので、粘着剤層中に有機溶剤が残留することがなく、また、気泡等の発生が少ないため、均一な粘着剤層を形成することができる。
このような不織布等の繊維状の支持体としては、綿、麻、レーヨン等を用いることができる。この支持体の厚さは20〜80μmであるのが好ましい。なお、不織布等の繊維状の支持体は弾性が小さいため、自動車成型部品への追従性や密着性、及び、粘着シートの耐反発性を損なうことはない。
本発明に用いられる剥離紙は、公知公用の剥離紙が使用できる。例えば、上質紙、クラフト紙、グラシン紙の上にポリエチレンをラミネートし、その上に離型処理を施したものや、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート(PET)等の合成樹脂フィルム上に離型処理を施したものなどが挙げられる。その中でも、生産性、貼り作業性の点から、上質紙、クラフト紙、グラシン紙の上にポリエチレンをラミネートし、その上に離型処理を施したものが好ましい。
なお、本発明の粘着シートの形態は特に限定されるものではなく、枚葉、ロール状の製品形態であっても良く、またテープ状であっても良い。
[自動車用成型部品]
本発明の自動車用成型部品は、上記自動車用ワイヤーハーネス固定用粘着シートを用いて、自動車用ワイヤーハーネスを固定してなるものである。このような自動車用成型部品としては、成型天井(ルーフライニング)、バンパー、ドアトリム、インストルメントパネル、テールゲートライニングといった給電が必要な機構が設置されている成型部品が挙げられる。
図1に、成型天井2の裏側面に、本発明の自動車用ワイヤーハーネス固定用粘着シート1を用いて、ワイヤーハーネス3を固定した概略図を示し、(a)は成型天井2の全体概略図、(b)は成型天井2の裏側に、粘着シート1を用いて、ワイヤーハーネス3を固定した拡大概略図である。ワイヤーハーネス3を成型天井2の裏側面の形状に沿って這わせて、ワイヤーハーネス3の上から、本発明の自動車用ワイヤーハーネス固定用粘着シート1を適宜間隔で貼付して固着する。粘着シート1をワイヤーハーネス3の上から空気があまり残らないようにワイヤーハーネス3の形状に沿って貼付するのが好ましい。この成型天井2の裏面側は、一般的に、表面が起毛した不織布やオレフィン目止め樹脂、表面が粗い紙系材料からなる、接着しにくい材料である。本発明の自動車用ワイヤーハーネス固定用粘着シート1は、基材に上記のような特定の材料を用いているため、このような被着体にも良好に接着することができる。また、ワイヤーハーネス3は複数本の電線が束ねられた状態で固定することがあるため、成型天井2の裏側面から剥がれて直線上になろうとする反発力が粘着シート1に働く。また、成型天井2へワイヤーハーネス3を粘着シート1で固定した後に、モジュールとして組み立てたものを輸送する場合、輸送時の振動、衝撃などが粘着シート1に加わる。更に、このモジュールを立てかけて輸送する場合、ワイヤーハーネス端部が垂れ下がり、粘着シート1にワイヤーハーネス3の自重が負荷として加わる。本発明の自動車用ワイヤーハーネス固定用粘着シート1は、基材に上記のような特定の材料を用いていることにより、この反発力、輸送時の振動、衝撃、輸送時のワイヤーハーネス3の自重等に耐えて、成型天井2の凹凸形状に追従してワイヤーハーネス3を安定に保持して固着することができる。
従って、本発明の自動車成型用部品は、上記粘着シートを用いて、自動車用ワイヤーハーネスを固定したことにより、組み立て工程前にワイヤーハーネスが剥がれてしまうことはない。
また、成型天井2及びワイヤーハーネス3は、一般的に、搭乗者の安全対策として、火災防止または着火時の延焼防止を目的に難燃材料を用いている。そこで、本発明のワイヤーハーネス固定用粘着シート1を用いてワイヤーハーネス3を固定することにより、全て難燃材料となり、火災の予防または着火した場合でも延焼を防止することができる。
以下、実施例により、本発明を更に詳しく説明する。本発明は、下記実施例に何ら制限されるものではない。
[実施例1]
(基材の作製)
12μm厚さの軟質アルミニウム箔と2.0mm厚さの難燃タイプポリエチレンフォーム(積水化学工業製 ソフトロンFR3002)を接着剤によって貼り合わせた。
(粘着剤層用塗工溶液の調整)
スチレン−イソプレンブロックコポリマー(重量平均分子量17万、スチレン量16質量%、ジブロック量52質量%)100質量部、C5系石油樹脂(数平均分子量110、軟化点96℃)40質量部、重合ロジンエステル樹脂(数平均分子量1200、軟化点125℃)40質量部、低分子量ポリブテン20質量部、及びヒンダードフェノール2質量部を配合し、トルエンに溶解させて粘着剤層用塗工溶液(粘着剤Aの溶液)を調整した。
(固定用粘着シートの作製)
粘着剤層用塗工溶液をアプリケーターにより乾燥後の厚さが60μmになるように離型紙上に塗布し、80℃3分間乾燥した。これを基材の発泡樹脂層面に貼り合わせ、0.2MPaの加圧にてラミネートを行い、粘着シートを作製した。
[実施例2]
基材の発泡樹脂層を1.1mm厚さの非難燃タイプポリエチレンフォーム(東レ製 ペフ07011NM00)に変えた以外は実施例1と同様にして、粘着シートを作製した。
[実施例3]
基材の発泡樹脂層を2.0mm厚さの難燃タイプCRゴムスポンジ(イノアック製 C−4205)に変えた以外は実施例1と同様にして、粘着シートを作製した。
[実施例4]
(粘着剤層用塗工溶液の調整)
アクリル系粘着剤(綜研化学製 SK−1717)100質量部に対し、イソシアネート系架橋剤(日本ポリウレタン社製 コロネートL−45)を1.3質量部配合し、15分間攪拌して粘着剤層用塗工溶液(粘着剤Bの溶液)を調整した。
(固定用粘着シートの作製)
上記粘着剤配合とした以外は実施例1と同様にして、粘着シートを作製した。
[実施例5]
基材を50μm厚さの軟質アルミニウム箔と2.0mm厚さの難燃タイプポリエチレンフォーム(積水化学工業製 ソフトロンFR3002)を接着剤によって貼り合わせたものに変えた以外は実施例1と同様にして、粘着シートを作製した。
[実施例6]
基材を12μm厚さの軟質アルミニウム箔と6.0mm厚さの非難燃タイプポリエチレンフォーム(東レ製 ペフ13060NM00)を接着剤によって貼り合わせたものに変えた以外は実施例1と同様にして、粘着シートを作製した。
[比較例1]
基材を20μm厚さの軟質アルミ箔に変え、粘着層を軟質アルミ箔に貼り合わせた以外は実施例1と同様にして、粘着シートを作製した。
[比較例2]
基材を2.0mm厚さの難燃タイプポリエチレンフォーム(積水化学工業製 ソフトロンFR3002)に変えた以外は実施例1と同様にして、粘着シートを作製した。
[比較例3]
粘着層を基材の軟質アルミ箔層面に貼り合わせた以外は実施例1と同様にして、粘着シートを作製した。
上記で得られた粘着シートについて、以下の評価方法にて試験した。結果を表1と表2に示す。
Figure 0004802506
Figure 0004802506
(評価試験方法)
(1)耐反発性
粘着シートを100mm×50mmの大きさに切断した。23℃50%RH雰囲気下で、70mm長さ、直径8mmφの電線結束用コルゲートチューブ(デンカエレクトロン製)を粘着シートの中央となる位置に配置し、図2に示すように、粘着シートでコルゲートチューブをルーフライニングに貼付した。図2は、ルーフライニング2上に、コルゲートチューブ4を粘着シート1で固定した概略図である。ルーフライニングには、ルーフライニングA(TSテック社製、固定用粘着シート貼付面:ポリプロピレン(PP)スパンボンド不織布)と、ルーフライニングB(エムテック社製、粘着シート貼付面:紙材)とを使用した。
粘着シート1がルーフライニング2に接触している面を2kgローラー1往復加圧した。加圧直後、粘着シート1が下向きになるように設置し、図3に示すように、コルゲートチューブ4の片端に200gの荷重5をぶらさげて、コルゲートチューブ4の落下時間を測定した。図3は、本発明の自動車用ワイヤーハーネス固定用粘着シートの耐反発性試験方法の概略図である。48時間以上落下しなかった場合を、表1〜2では「>48」と表示した。
(2)接着強度
粘着シートを25mm幅×100mm長さに切断し、23℃50%RH雰囲気下でステンレス板(360番耐水研磨紙でヘアライン研磨処理)、及びポリプロピレン板(日本テストパネル社製)に2kgローラー1往復加圧貼付し、1時間経過後に引っ張り試験機(オリエンテック製 RTA100)にて引張り速度300mm/分で、180°方向に剥がし、接着強度(N/25mm)を測定した。
(3)保持力
粘着シートを25mm幅×100mm長さに切断し、23℃50%RH雰囲気下でステンレス板(360番耐水研磨紙でヘアライン研磨処理)に、貼付面積25mm×25mmとなるように2kgローラー1往復加圧で貼付した。1時間経過後、40℃雰囲気下で0.5kgの荷重を掛け、落下時間を測定した。24時間以上保持した場合を、表1〜2では「>24」と表示した。
(4)難燃性(FMVSS No.302に準じた試験)
粘着シートを70mm幅×200mm長さに切断し、燃焼試験用治具に粘着剤層面を下向きにして水平に取り付けた。ガスバーナーの炎の高さを40mmに設定し、粘着シートの先端に15秒間着火した際の難燃性を評価した。なお、粘着シート端部から38mmの位置に標線を引き、標線に達する前に消火した場合、標線を通過後60秒以内に消火した場合、または、標線を通過後50mm以内に消火した場合に自己消化性と表示した。また、炎を15秒間当てても着火しないものを難燃性と表示し、それ以外については燃焼と表示した。
(5)粘着シート ロール化適性
上記で作製した粘着シートを外径約4インチの紙管に巻き取った際の巻き取り状態を目視にて評価した。巻き取り品の軟質金属箔層や剥離紙に大きな折れ等の不具合がない、または、基材表面と剥離紙裏面の間に隙間なく、巻き取れている場合は「○」と表示した。また、多少軟質金属箔や剥離紙に折れがあるものの、基材表面と剥離紙裏面にほとんど隙間がなく巻き取られている場合は「△」と表示し、巻き取り品の軟質金属箔層や剥離紙に大きな折れ等の不具合が発生、または、基材表面と剥離紙裏面の間に大きな隙間ができ、きっちりと巻き取れていない場合は「×」と表示した
(6)貼付作業性
上記の耐反発試験と同様に、ルーフライニング上にコルゲートチューブを粘着シートで固定した時の貼付作業のし易さを官能評価した。大きな力をかけることなく、コルゲートチューブに沿わせて大きな隙間なく貼付できた場合を「○」と表示した。また、基材の腰が強いものの、多少力をかければ、粘着シートを隙間なくコルゲートチューブに沿わせて貼付できる場合を「△」と表示し、基材の腰が強く粘着シートの貼付に大きな力をかける必要がある場合、または、コルゲートチューブと粘着シートに大きな隙間が発生した場合は「×」と表示した。
表1〜2の結果によれば、比較例1〜3の固定用粘着シートは、実施例1〜6の粘着シートと比較して、耐反発性が48時間未満、難燃性が不十分であり、自動車用ワイヤーハーネス固定用粘着シートの必要性能を満足していないことがわかった。
成型天井の裏面側に、本発明の自動車用ワイヤーハーネス固定用粘着シートを用いて、ワイヤーハーネスを固定した概略図であり、(a)は成型天井の全体概略図、(b)は成型天井の裏面側に、本発明の自動車用ワイヤーハーネス固定用粘着シートを用いて、ワイヤーハーネスを固定した拡大概略図である。 ルーフライニング上に、コルゲートチューブを本発明の自動車用ワイヤーハーネス固定用粘着シートで固定した概略図である 本発明の自動車用ワイヤーハーネス固定用粘着シートの耐反発性の試験方法の概略図である
符号の説明
1 自動車用ワイヤーハーネス固定用粘着シート
2 ルーフライニング
3 ワイヤーハーネス
4 コルゲートチューブ
5 荷重

Claims (8)

  1. 自動車用ワイヤーハーネスを自動車成型部品に固定するために用いる粘着シートであって、
    該粘着シートが、軟質金属箔と、発泡樹脂層と、粘着剤層とをこの順に積層した構造を備えた粘着シートであり、
    前記軟質金属箔の軟質金属が、アルミニウム、鉛、マグネシウム、銅又は銀であり、
    前記発泡樹脂層の25%圧縮強度が10〜150MPaであることを特徴とする自動車用ワイヤーハーネス固定用粘着シート。
  2. 前記軟質金属箔の厚みが2〜30μmである請求項1に記載の自動車用ワイヤーハーネス固定用粘着シート。
  3. 前記発泡樹脂層の厚みが0.4〜4.0mmである請求項1又は2のいずれかに記載の自動車用ワイヤーハーネス固定用粘着シート。
  4. 前記軟質金属箔が、軟質アルミニウム箔である請求項1、2又は3のいずれかに記載の自動車用ワイヤーハーネス固定用粘着シート。
  5. 前記発泡樹脂層がポリエチレンフォームである請求項1、2、3又は4のいずれかに記載の自動車用ワイヤーハーネス固定用粘着シート。
  6. 発泡樹脂層が難燃剤を含有する請求項1、2、3、4又は5のいずれかに記載の自動車用ワイヤーハーネス固定用粘着シート。
  7. 前記粘着剤層が、スチレン−イソプレンブロックコポリマーと粘着付与樹脂とを含有し、
    前記スチレン−イソプレンブロックコポリマーのシブロック量が30〜80質量%であって、
    前記粘着付与樹脂が、C5系石油樹脂、C5系/C9系石油樹脂、及び脂環族系石油樹脂からなる群から選択される少なくとも1種以上を含有し、
    前記粘着付与樹脂の含有量が、前記スチレン−イソプレンブロックコポリマー100質量部に対して、60〜200質量部である請求項1、2、3、4、5又は6のいずれかに記載の自動車用ワイヤーハーネス固定用粘着シート。
  8. 請求項1、2、3、4、5、6又は7のいずれかに記載の自動車用ワイヤーハーネス固定用粘着シートを用いて、自動車用ワイヤーハーネスを固定したことを特徴とする自動車用成型部品。
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