JPH09125542A - 目地テープ - Google Patents

目地テープ

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JPH09125542A
JPH09125542A JP30646895A JP30646895A JPH09125542A JP H09125542 A JPH09125542 A JP H09125542A JP 30646895 A JP30646895 A JP 30646895A JP 30646895 A JP30646895 A JP 30646895A JP H09125542 A JPH09125542 A JP H09125542A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
joint tape
aluminum film
aluminum
joint
tape
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP30646895A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Fukuchi
保雄 福地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Corp
Asahi Tsusho Co Ltd
Original Assignee
Asahi Corp
Asahi Tsusho Co Ltd
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Publication date
Application filed by Asahi Corp, Asahi Tsusho Co Ltd filed Critical Asahi Corp
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Publication of JPH09125542A publication Critical patent/JPH09125542A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 防火性、防水性に優れた目地部材を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 反発弾性体からなるテープ基材の一側面
に粘着剤層を備えると共にその反対側面に樹脂フィルム
の表面にアルミ被膜を設けたアルミフィルム層を備えて
なる目地テープ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は建築物の外壁継ぎ目
等の目地の防水に使用される、防水、防火機能を備えた
目地部材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建築物の外壁継ぎ目等の目地はコ
ーキング材やガスケット、或いはスポンジ等の目地部材
によって継がれ、水の浸入を防ぐようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、コーキ
ング材の場合は、ウレタン系、シリコン系材料で構成さ
れているため、材料自体が燃焼するので外壁は防火でき
ても目地が燃焼し火を室内に取り入れてしまうという問
題がある。また、ガスケットの場合は、押し出し成形品
であり、外壁に挟まれて取り付けられているだけなの
で、施工後の収縮で目地に隙間を作ってしまうため防水
上問題がある。また、スポンジの場合は、柱と外壁に挟
まれて施工されるので収縮による水の浸入は少ないが、
発泡セルの破壊により、スキン層があっても、また、独
立気泡であっても経年で水を吸収する様になり、凍結、
融解が始まり、柱と外壁間に隙間を作るとういう問題が
ある。また、スポンジは石油系の原料から製造されるの
で自己燃焼するという問題もある。そこで、本発明は、
前記従来の目地部材の欠点を解消し、防火性、防水性に
優れた目地部材を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の目地テープは、
前記課題を解決するべく、反発弾性体からなるテープ基
材の一側面に粘着剤層を備えると共にその反対側面に樹
脂フィルムの表面にアルミ被膜を設けたアルミフィルム
層を備えてなることを特徴とする。請求項2記載の発明
は前記目地テープのアルミフィルム層のアルミ被膜の厚
味が5〜10μmであることを特徴とする。請求項3記
載の発明は前記目地テープの反発弾性体が連続発泡ポリ
ウレタンであることを特徴とする。請求項4記載の発明
は前記目地テープの反発弾性体が独立発泡ポリエチレン
であることを特徴とする。請求項5記載の発明は前記目
地テープのアルミフィルム層のアルミ被膜をテープの外
面側に向けるようにしたことを特徴とする。請求項6記
載の発明は前記目地テープのアルミフィルム層のアルミ
被膜をテープの内面側に向けるようにしたことを特徴と
する。
【0005】前記テープ基材を構成する反発弾性体とし
ては、連続発泡ポリウレタンや、独立発泡ポリエチレン
等の発泡樹脂が用いられ、例えば、外壁を柱に取り付け
る力が弱いときには反発力の少ない連続発泡ポリウレタ
ンの使用が好ましく、また、外壁と柱が強く接合される
ような場合には反発力の大きな独立発泡ポリエチレンの
使用が好ましい。これら発泡体の発泡倍率、或いは発泡
体の厚味は、必要とされる反発力に応じ適宜選択すれば
よい。
【0006】本発明の目地テープの防火性はアルミフィ
ルム層のアルミ被膜が有する防火、放熱性によるもので
あるが、防水は上記反発弾性体と、粘着剤層と、アルミ
フィルム層の組み合わせにより得られるものであり、ア
ルミフィルム層のアルミ被膜の膜厚は5〜10μm程度
の厚味とするのが好ましい。これは5μm未満であると
アルミ被膜が破壊し易く、また、10μmを越えると硬
過ぎて水密性に問題が生ずるからである。また、アルミ
フィルム層の樹脂フィルムとしてはポリエチレンフィル
ムやポリ塩化ビニルフィルム等の各種樹脂フィルムが使
用可能であるが、防火性の観点からはポリ塩化ビニルフ
ィルム等の難燃性フィルムの使用が好ましい。尚、前記
アルミフィルム層はアルミ箔を樹脂フィルムでラミネー
トしたものであっても、アルミ真空蒸着フィルムからな
るものであってもよい。
【0007】前記アルミフィルム層は、外壁にセメント
等のアルカリ成分が含まれる場合には、アルミ被膜を目
地テープの内面側に向けてアルミ被膜の腐食を樹脂フィ
ルムで保護するようにするのが好ましく、また、そのよ
うな畏れがない場合には、アルミ被膜を目地テープの外
面に向けるようにして、アルミ被膜の通電性を利用し
て、漏電等による火災発生を防ぐようにすることが好ま
しい。
【0008】また、粘着剤層を構成する粘着剤として
は、耐水性、水密性は当然として、耐熱性にも優れた粘
着剤の使用が好ましく、アクリル糊等のアクリル系粘着
剤の使用が好ましい。
【0009】前記目地テープの粘着剤層には剥離紙等の
セパレータを設けるようにしてもよいが、アルミフィル
ム層の表面にシリコン若しくはピーロイルの離型処理を
施してセパレータを使用しないで巻物製品としてもよ
い。但し、目地テープを重ね貼りするような場合には離
型処理は好ましくないのでセパレータの使用となる。
【0010】
【実施例】以下、添付図面に従って本発明目地テープの
実施例について説明する。図1は本発明目地テープの一
実施例の断面図を示すもので、図中1は発泡倍率30倍
の連続発泡ポリウレタンからなる厚味5mmの反発弾性
体からなるテープ基材を示し、その裏面側にはアクリル
糊からなる厚味5μmの粘着剤層2が設けられ、また、
テープ基材1の表面側には厚味100μmの低密度ポリ
エチレンからなる樹脂フィルム3に厚味7μmのアルミ
箔からなるアルミ被膜4を設けたアルミフィルム層5が
設けられている。尚、本実施例ではアルミ被膜4は目地
テープの外面側に向けるようにした。
【0011】前記実施例の目地テープは、アルミフィル
ム層5のアルミ被膜4を目地テープの外面側に向けるよ
うにしたので、外壁にアルカリ成分が含まれない場合の
使用に適しており、また、反発弾性体の反発力を小さめ
にしてあるので、外壁が柱に強く接合されない場合の使
用に適している。
【0012】図2は前記目地テープ10の使用状態を示
すもので、柱20に取り付けられる外壁21,21間の
目地部22に本発明目地テープ10を介装し、外壁2
1,21間の防火、防水を図るようにしてある。
【0013】図3は本発明目地テープの他実施例を示す
もので、図中1は発泡倍率30倍の独立発泡ポリエチレ
ンからなる厚味3mmの反発弾性体からなるテープ基材
を示し、その裏面側にはアクリル糊からなる厚味5μm
の粘着剤層が設けられ、また、反発弾性体1の表面側に
は厚味100μmのポリ塩化ビニルフィルムからなる樹
脂フィルム3に厚味5μmのアルミ箔からなるアルミ被
膜4を設けたアルミフィルム層5が設けられている。
尚、本実施例ではアルミ被膜4は目地テープの内面側に
向けるようにした。
【0014】前記実施例の目地テープは、アルミフィル
ム層5のアルミ被膜4を目地テープの内面側に向けるよ
うにしたので、外壁にアルカリ成分が含まれる場合の使
用に適しており、また、反発弾性体の反発力を大きめに
してあるので、外壁が柱に強く接合される場合の使用に
適している。また、アルミ被膜4を目地テープの内面側
に向けるようにしたので、アルミ被膜4の厚味を前記実
施例のものより薄くすると共に樹脂フィルム3を難燃性
のポリ塩化ビニルフィルムとした。
【0015】
【発明の効果】このように、本発明によれば、目地部に
貼着するだけで簡単に施工できる、防火性、防水性に優
れた目地テープが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明目地テープの一実施例の断面図
【図2】前記実施例の使用状態を示す断面図
【図3】本発明目地テープの他実施例の断面図
【符号の説明】
1 テープ基材(反発弾性体) 2 粘着剤層 3 樹脂フィルム 4 アルミ被膜 5 アルミフィルム層 10 目地テープ 20 柱 21 外壁 22 目地部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反発弾性体からなるテープ基材の一側面
    に粘着剤層を備えると共にその反対側面に樹脂フィルム
    の表面にアルミ被膜を設けたアルミフィルム層を備えて
    なる目地テープ。
  2. 【請求項2】 前記アルミフィルム層のアルミ被膜の膜
    厚は5〜10μmであることを特徴とする請求項1記載
    の目地テープ。
  3. 【請求項3】 前記反発弾性体は連続発泡ポリウレタン
    であることを特徴とする請求項1または2記載の目地テ
    ープ。
  4. 【請求項4】 前記反発弾性体は独立発泡ポリエチレン
    であることを特徴とする請求項1または2記載の目地テ
    ープ。
  5. 【請求項5】 前記アルミフィルム層のアルミ被膜を目
    地テープの外面側に向けるようにしたことを特徴とする
    請求項1乃至4の何れかに記載の目地テープ。
  6. 【請求項6】 前記アルミフィルム層のアルミ被膜を目
    地テープの内面側に向けるようにしたことを特徴とする
    請求項1乃至4の何れかに記載の目地テープ。
JP30646895A 1995-10-31 1995-10-31 目地テープ Withdrawn JPH09125542A (ja)

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JPH09125542A true JPH09125542A (ja) 1997-05-13

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001173124A (ja) * 1999-12-20 2001-06-26 Sekisui Chem Co Ltd 耐火性部材
JP2006206820A (ja) * 2005-01-31 2006-08-10 Dainippon Ink & Chem Inc 自動車用ワイヤーハーネス固定用粘着シート及び自動車用成型部品
BE1025773B1 (fr) * 2017-12-14 2019-07-11 Filippo Tudisco Système de fixation des membranes étanches pour les maçonneries

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001173124A (ja) * 1999-12-20 2001-06-26 Sekisui Chem Co Ltd 耐火性部材
JP2006206820A (ja) * 2005-01-31 2006-08-10 Dainippon Ink & Chem Inc 自動車用ワイヤーハーネス固定用粘着シート及び自動車用成型部品
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Effective date: 20030107