JP4800807B2 - コネクタ固定具 - Google Patents

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Description

本発明は、基板に実装されるコネクタを基板に固定するためのコネクタ固定具に関する。
プリント配線板等の基板に実装されるコネクタを基板に固定するために、コネクタ固定用金具が用いられている。コネクタ固定用金具は、ハウジングから突出した脚体の先端部に形成された爪部を基板の取付け穴に挿入し取付け穴の周縁に爪部を係止させ、ハウジングを基板に仮止めするようになっている。そして、取付け穴の周縁に係止させた爪部を基板にはんだ付けすることで、ハウジングが基板に固定されるようになっている。
実開昭63−199473号公報
しかしながら、このコネクタ固定用金具には、爪部が2つしかないため、コネクタを基板へ固定する強度が低い。このため、大きな負荷がかかるコネクタは別途基板へネジ止めする必要があり、実装工程での工数が増えていた。
本発明は、上記事実を考慮して、コネクタを基板に十分な強度で固定することができるコネクタ固定具を得ることを課題とする。
本発明の請求項1に係るコネクタ固定具は、基板に実装されるコネクタのハウジングを前記基板に取り付けると共に、前記ハウジングから突出して取り付けられ前記基板に形成された取付け穴に挿入される3つ以上の脚体と、前記脚体の先端部に設けられ前記取付け穴の周縁に係止される爪部と、前記脚体の基端部に形成され、前記脚体の前記取付け穴への挿入方向とは異なる方向において相互に組み合わされて前記脚体同士を結合させる結合部と、を備えることを特徴とする。
上記構成によれば、コネクタのハウジングを基板に取り付けるためのコネクタ固定具には、基板の取付け穴へ挿入される3つ以上の脚体が設けられている。この脚体の先端部にはそれぞれ爪部が設けられている。すなわち、3つの以上の爪部が取り付け穴の周囲に係止されるため、従来の2つの爪部で固定するのと比較すると、ハウジングを基板に仮止めする強度が増す。また、はんだと爪部の接合面積が増えるため、コネクタのハウジングを基板に十分な強度で固定することができる。
さらに、脚体の結合部同士を結合させることで、先端部に爪部が形成された脚体の数を複雑な加工をすることなく増やすことができる。
本発明のコネクタ固定具によれば、コネクタのハウジングを基板に十分な強度で固定することができる。
本発明のコネクタ固定具10が採用されたコネクタ30の実施形態について、図1〜図7に従って説明する。なお、コネクタの開口方向を前方向として矢印A、基板にコネクタが載置される方向を上方向として矢印Bとして説明する。
図7(A)及び(B)に示されるように、コネクタ30は、相手側のコネクタと嵌合する開口部(図示省略)を有する略矩形箱状のハウジング32を備えている。また、開口部の上下左右の縁部は、天板16、底板18、左右一対の側板20によって構成されている。さらに、天板16、底板18、及び左右一対の側板20は、開口部とは反対側の後端部で背板23によって互いに連結されている。これにより、ハウジング32が箱状に形成されている。
また、背板23には、その面上にベース板24が取り付けられ、ベース板24から、複数の下端コネクタ端子26A及び上端コネクタ端子26Bが外部へと延びて設けられている。
さらに、このハウジング32の側板20には、図5に示されるように、側方から見て、上端が屈曲したコネクタ固定具10が圧入によって取付けられている。つまり、コネクタ固定具10は、基端部が側板20に固定されている。
図1〜図4に示されるように、コネクタ固定具10は、2部品を結合させることで形成されている。
コネクタ固定具10を構成する第一固定具12は、平板パネルを打ち抜いて成形され、全体形状が略L字とされている。基部12Hには前後方向に延びるスリット12Aが切り込まれている。また、基部12Hから下方へは、スリット12Bによって二つに分けられた脚体12Eが延設され、脚体12Eは互いに接近する方向に弾性変形可能とされている。
さらに、脚体12Eの先端部には、基板22に設けられた取付け穴22A(図7(A)参照)の周縁に係止される爪部12Fが設けられている。この爪部12Fが取付け穴22Aに係止されることでコネクタ30は基板22に仮止めされる。
詳細には、爪部12Fは、外側へ突出した形状とされており、さらに爪部12Fの上面には、斜め下側へ延びるテーパー面12Gが設けられている。また、このテーパー面12Gと連結して下側へ向って、狭巾とされたガイド面12L形成されている。
図6(A)に示されるように、脚体12Eを取付け穴22Aに挿入するとガイド面12Lが穴壁に当り、脚体12Fを互いに接近させ、取付け穴22Aを貫通すると脚体12Fが弾性復帰してテーパー面12Gが取付け穴22の周縁に係止される。これにより、脚体12Eは基板22に仮止めされる。
さらに、図4には、第一固定具12と同様にコネクタ固定具10を構成する第二固定具14が示されている。この第二固定具14は、平板パネルを打ち抜いて板厚方向に略直角に折り曲げられており、全体形状が上向面14Aを備えた略L字とされている。上向面14Aには、後端部が開放した前後方向に延びるスリット14Bが切り込まれている。また、上向面14Aから下方へは、スリット14Bの延長上に設けられたスリット14Cによって二つに分けられた脚体14Eが延設され、脚体14Eは互いに接近する方向に弾性変形可能とされている。
さらに、脚体14Eの先端部には、基板22に設けられた取付け穴22A(図7参照)の周縁に係止される爪部14Fが設けられている。この爪部14が取付け穴22Aに係止されることでコネクタ30は基板22に仮止めされる。
詳細には、爪部14Fは、外側へ突出した形状とされており、さらに爪部14Fの上面には、斜め下側へ延びるテーパー面14Gが設けられている。また、このテーパー面14Gと連結して下側へ向って、狭巾とされたガイド面14L形成されている。脚体14Eを取付け穴22A(図7参照)に挿入するとガイド面14Lが穴壁に当り、脚体14Fを互いに接近させ、取付け穴22Aを貫通すると脚体14Fが弾性復帰してテーパー面14Gが取付け穴22の周縁に係止される。これにより、脚体14Eは基板22に仮止めされる。
図1及び図2に示されるように、スリット14Bへスリット12Aをはめ込んで第一固定具12と第二固定具14を結合させると脚体12E及び脚体14Eは互いに直交し、爪部は2方向に配置される。このため、従来のように一方向だけで固定するのと比較すると、捩れに対して強くなっている。また、従来の2点で係止させるのと比較すると、4点で係止させているためコネクタ固定具10の基板へ固定する強度が2倍になっている。
さらに、基板22の下面と接するテーパー面12G、14Gが斜め下側に延びているため、基板22の厚さバラツキを吸収できる。
また、第一固定具12と第二固定具14の2部品を結合させることで、4つの脚体12E、14Eが設けられているため、一つの部品に4つの脚体を加工するのと比較すると複雑な加工をすることなく4つの脚体12E、14Eと4つの爪部12F、14Fを設けることができる。
以下、コネクタ30の基板22への取付けについて説明する。
まず、図6(A)に示されるように、コネクタ30に設けられたコネクタ固定具10を基板22に設けられた取付け穴22Aに挿入する。この挿入時において、ガイド面12Lが穴壁に当り脚体12Eは、互いに接近する方向に弾性変形する。同様に脚体14Eも、互いに接近する方向に弾性変形し、取付け穴22Aの内周部を撫でながら取付け穴22A内を移動する。
なお、スリット12Bとスリット14Cの隙は、脚体12Eと脚体14Eが互いに弾性変形した時に干渉しないように設けられている。
図7(B)に示されるように、脚体12E及び脚体14Eが取付け穴22Aに挿入されてハウジング32の底板18が基板22上に載置されると、脚体12E及び脚体14Eの先端部に設けられた爪部12F及び爪部14Fが基板22の下方に突出し、脚体12E及び脚体14Eの弾性力によって弾性変形した状態から自然状態に復帰する。
これにより、爪部12Fのテーパー面12G、及び爪部14Fのテーパー面14Gが基板22の取付け穴22Aの下端側周縁に係合し、ハウジング32が基板22に仮止めされる。
次いで、図6(A)及び(B)に示されるように、基板22の下方から爪部12F、14Fが基板22にはんだ40にてはんだ付けされる。この結果、ハウジング32が基板22に固定される。
ここで、従来のように2つの爪部で基板22に固定するコネクタ固定具と比較すると、全体としてはんだ40とコネクタ固定具10の爪部12F、14Fとの接合面積は約2倍となる。
従って、本コネクタ固定具10は、ハウジング32を基板22に固定するのに十分な強度を確保することができる。
また、従来のように2つの爪部のみで基板22に固定する場合には、ハウジング32を基板22に固定する固定強度を補強するためハウジング32を別途基板22へネジ止めする場合があったが、ネジ止めを廃止することも可能である。
また、従来のように2つの爪部で仮止めしていたときに使用していた基板22の取付穴をそのまま使用できる。
なお、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、上記実施形態では、爪部12F、14Fのテーパー面12G、14Gの上下方向の位置を同じ位置に配置して、取付け穴22Aの内周縁と係合させたが、例えば、テーパー面12Gの上下方向の位置をテーパー面14Gの位置と変えることで、基板22の板厚違いに対応させてもよい。
また、上記実施形態では、4つの爪部を備えたコネクタ固定具について説明したが、3つ以上の爪部を備えればよく、特に4つに限定されることはない。
(A)本発明の実施形態に係るコネクタ固定具を示し、前方斜め上方から見た斜視図である。(B)本発明の実施形態に係るコネクタ固定具を示し、後方斜め上方から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係るコネクタの分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る第一固定具を示し、前方斜め上方から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係る第二固定具を示し、前方斜め上方から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係るコネクタの側面図である。 (A)本発明の実施形態に係るコネクタ及び基板を示し、側方から見た断面図である。(B)本発明の実施形態に係るコネクタ固定具及び基板を示し、図5(A)のB−B線断面図である。 (A)本発明の実施形態に係るコネクタを基板に取り付けようとしている状態を示した斜視図である。(B)本発明の実施形態に係るコネクタと基板が取り付いた状態を示した斜視図である。
符号の説明
10 コネクタ固定具
12 第一固定具
12A スリット(結合部)
12E 脚体
12F 爪部
12J 爪部
14 第二固定具
14B スリット(結合部)
14E 脚体
14F 爪部
14J 爪部
22 基板
30 コネクタ
32 ハウジング
60 コネクタ固定具

Claims (1)

  1. 基板に実装されるコネクタのハウジングを前記基板に取り付けると共に、前記ハウジングから突出して取り付けられ前記基板に形成された取付け穴に挿入される3つ以上の脚体と、
    前記脚体の先端部に設けられ前記取付け穴の周縁に係止される爪部と、
    前記脚体の基端部に形成され、前記脚体の前記取付け穴への挿入方向とは異なる方向において相互に組み合わされて前記脚体同士を結合させる結合部と、
    を備えることを特徴とするコネクタ固定具。
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