JP4800784B2 - 眼鏡レンズ加工装置および眼鏡レンズ - Google Patents

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本発明は、眼鏡レンズ加工装置および眼鏡レンズに関し、さらに詳しくは眼鏡レンズの外周(以下、コバ面という)に溝加工を施す眼鏡レンズ加工装置と、この加工装置によって製作された眼鏡レンズに関するものである。
眼鏡フレーム、特にナイロールフレームにおいては、眼鏡レンズの上側部分を円弧状のハーフリムで保持し、下側部分を高張力糸で保持し、この高張力糸の両端をハーフリムに止着するようにしている(例えば、特許文献1参照)。このため、眼鏡レンズのコバ面に高張力糸を係止するための溝を形成している。高張力糸としては、チタン、ステンレス、ピアノ線、ナイロン糸等が用いられる。
眼鏡レンズのコバ面に高張力糸用の溝掘り加工を行う際には、通常被加工レンズをレンズ回転軸によって垂直に挾持して回転させるとともに、レンズ形状に応じて上下および左右方向に移動させる一方、カッターを一定高さに保持して回転させることにより、所定の溝深さと溝幅の溝を加工するようにしている。すなわち、被加工レンズの上下移動によって所定深さの溝を加工することができ、被加工レンズの左右方向移動によって所定の溝幅の溝を加工することができる。
溝掘り加工用のカッターとしては、ミーリングタイプ(エンドミル)と、ディスクタイプ(円盤状のダイヤモンドカッター)の2種類があり、後者のカッターを用いた従来装置としては、例えば特許文献2〜4に開示されている加工装置が知られている。
特許文献2に記載されている眼鏡レンズ加工装置は、レンズのコバ面に形成する溝掘り軌跡の動径角に対応させて溝掘り砥石の回転軸の傾斜角を求め、その傾斜角になるように溝掘り砥石の回転軸の動作を制御することにより、溝掘り軌跡のカーブ(コバ面に形成される溝のカーブ値で、以下溝カーブともいう)の違いや場所の違いによっても均一な溝幅の溝掘りを可能にしたものである。
特許文献3に記載されている眼鏡レンズ加工装置は、ヤゲン仕上げ加工、平仕上げ加工、鏡面加工、溝掘り加工が可能な装置であって、複数の研削具を備え、部分的に溝幅または溝深さが異なる溝掘り加工を行うためのレンズ周縁に施す仕上げ加工を部分的に変更する範囲のデータおよびその加工種別(溝掘りの幅、深さ)を入力する入力手段を設け、部分的に溝幅または溝深さが異なる溝掘り加工を行うことができるようにしたものである。
特許文献4に記載されている眼鏡レンズ加工装置は、溝掘り砥石による溝掘り加工がレンズカーブに沿い易くするために、溝掘り砥石の回転軸をレンズを挟持するレンズ回転軸の軸線方向に対して所定角度(8°程度)傾けて配置したものである。
特開平09−258141号公報 特開2003−145400号公報 特開2001−353649号公報 特開2001−18154号公報
しかしながら、前記特許文献3,4に記載されている従来の眼鏡レンズ加工装置は、いずれも被加工レンズのコバ面に対するカッターの角度を固定しているので、溝掘り軌跡のカーブの違いや場所の違いによっては溝幅が広がってしまい、全周にわたって溝幅を一定にすることができないという問題があった。
そこで、このような問題を解決するために、前記特許文献2に記載されている眼鏡レンズ加工装置では、被加工レンズの玉型形状に基づいてレンズのコバ面に形成する溝掘り軌跡を求め、この溝掘り軌跡の動径角に対応させて砥石の回転軸のコバ面に対する傾斜角を求め、その傾斜角になるように砥石の回転軸の傾斜角を制御することにより、溝掘り軌跡のカーブの違いや場所の違いによっても均一な溝幅の溝掘り加工を可能にしている。
しかしながら、被加工レンズのコバ面に対して砥石の回転軸の傾斜角度を溝掘り軌跡の動径角に対応させて変更すると、溝幅は一定でも溝の傾斜角度が変化する。すなわち、動径長が長い溝部分ではコバ面に対する溝の傾斜角度が小さく、動径長が短い溝部分では溝の傾斜角度が大きくなる。このため、高張力糸を溝に押し込んで係止したとき、高張力糸に対する係止力にばらつきが生じて高張力糸が抜け易くなり、眼鏡レンズを安定した状態で保持することができないという新たな問題が発生する。
本発明は上記した従来の問題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、溝掘り軌跡のカーブの違いや場所の違いに拘わらず全周にわたって均一な溝幅の溝掘り加工を可能にするとともに、高張力糸に対する係止力を一定にすることができ、レンズの安定した保持を可能にした眼鏡レンズ加工装置、およびこの加工装置によって製作された眼鏡レンズを提供することにある。
上記目的を達成するために本発明に係る眼鏡レンズ加工装置は、ディスク状カッターを備えた溝掘り加工手段によって被加工レンズのコバ面を溝掘り加工する眼鏡レンズ加工装置において、前記被加工レンズを保持するレンズ回転軸を回転させる駆動装置と、
前記レンズ回転軸をその軸線方向である第1の方向に移動させる第1のレンズ回転軸移動機構と、
前記レンズ回転軸を軸線と直交する方向である第2の方向に移動させる第2のレンズ回転軸移動機構と、
前記溝掘り加工手段を前記第1の方向および第2の方向の双方に対して直交する方向である第3の方向に移動させる加工手段移動機構と、
前記カッターを保持するカッター回転軸を回転させる駆動装置と、
前記第1の方向と前記第3の方向とを含む平面と直交する方向に前記カッター回転軸を傾斜させるカッター角度可変機構と、
前記第1、第2のレンズ回転軸移動機構がレンズ回転軸を移動させる動作および前記加工手段移動機構が溝掘り加工手段を移動させる動作に合わせて、前記溝堀り加工手段を前記平面内において旋回させることにより、前記カッターの向きを前記被加工レンズの溝カーブに一致させる加工手段旋回機構とを備えたものである。
また、本発明に係る眼鏡レンズ加工装置は、前記加工手段移動機構が前記溝掘り加工手段を移動させる移動テーブルを備え、前記加工手段旋回機構が、前記溝掘り加工手段を保持するカッター用旋回軸と、このカッター用旋回軸を回動させる駆動装置と、この駆動装置の回転を前記カッター用旋回軸に伝達する回転伝達手段とを備え、前記移動テーブルに搭載されているものである。
また、本発明に係る眼鏡レンズ加工装置は、前記カッター角度可変機構が自在継手からなり、前記溝掘り加工手段をその旋回面と直交する方向に回動可能に保持するものである。
さらに、本発明に係る眼鏡レンズは、前記眼鏡レンズ加工装置によって溝掘り加工されているものである。
本発明においては、溝掘り加工手段を旋回させる加工手段旋回機構を備えているので、カッターの向きを溝カーブと一致させることができる。したがって、溝掘り軌跡のカーブの違いや場所の違いによって溝の傾斜角度を変化させる必要がなく、コバ面の全周にわたって均一な溝幅の溝を形成することができる。また、溝の傾斜角度が一定であるため、高張力糸に対する係止力を一定にすることができ、眼鏡レンズを安定した状態で保持させることができる。
溝カーブとは、溝掘り軌跡のカーブ(被加工レンズのコバ面に形成される溝のカーブ値)であり、例えばレンズの表面(凸面)カーブと一致している。
また、本発明においては、加工手段旋回機構の構造が簡単で部品点数が少なく、安価に製作することが可能である。
また、本発明においては、カッター角度可変機構を備えているので、コバ面に対する溝の傾き角度を最適な角度に設定することができ、溝モードによっては溝の傾き角度の方向をレンズ外周部の厚さ方向中心線に一致させることができる。
さらに、本発明においては、カッター角度可変機構が自在継手であるため、構造が簡単である。
以下、本発明を図面に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明に係る眼鏡レンズ加工装置の内部構造を示す一部を破断して示す斜視図、図2は同加工装置の上部駆動部を示す斜視図、図3は同加工装置のレンズ加工部を示す斜視図、図4は同加工装置の上部駆動部の一部破断正面図、図5は同上部駆動部の平面図、図6は加工手段旋回機構の平面図、図7は同加工手段旋回機構の正面図、図8(a)はカッターの正面図、(b)は断面図、図9はカッターによる溝加工時の状態を示す正面図、図10は同じくカッターによる溝加工時の状態を示す平面図、図11(a)〜(h)は、同溝加工時における被加工レンズとカッターの動きを示す図である。
本実施の形態においては、レンズ回転軸と溝掘り加工手段の動作方向をそれぞれ3方向とし、合計6方向の動作を数値制御して被加工レンズの溝掘り加工を行う眼鏡レンズ加工装置に適用した例について説明する。レンズ回転軸の3方向の動作は、回転、左右方向の移動、および上下方向の移動であり、溝掘り加工手段の3方向の動作は、前後方向の移動、水平面内での旋回および垂直面内での回動である。なお、本発明においては、説明の便宜上眼鏡レンズ加工装置の左右方向をX方向、上下方向をY方向、前後方向をZ方向として示す。前記X方向が本発明でいう「第1の方向」であり、前記Y方向が本発明でいう「第2の方向」であり、前記Z方向が本発明でいう「第3の方向」である。
図1〜図5において、全体を符号1で示す眼鏡レンズ加工装置は、床面に設置される箱型の筐体2を備えている。筐体2は、底板3と、上板4と、底板3と上板4を連結する複数本の支柱5と、底板3と上板4間の周囲を覆うカバープレート6と、底板3の下面四隅部にそれぞれ設けられた4本の脚7と、上板4の上方を覆う図示を省略した上カバー等を備え、底板3と上板4との間の空間には加工槽8が設けられている。この加工槽8は、内部に被加工レンズ10を回転自在に保持するレンズ回転軸11と、被加工レンズ10のコバ面10aを溝掘り加工する溝掘り加工手段13と、溝掘り加工時に被加工レンズ10に向けてエアを吹き付けるエアブロア管14等が配設されており、前記被加工レンズ10の加工室15を形成している。
前記被加工レンズ10は、予め円形の未加工レンズを縁摺り加工することにより、ナイロールフレームの枠形状と一致する形状に加工形成されており、例えばフレームセンターの位置、または光学中心を前記レンズ回転軸11の軸線と一致させて同レンズ回転軸11に装着される。
前記レンズ回転軸11は、前記加工槽8内に軸線を一致させて水平に配置された左右一対の回転軸11A,11Bとで構成されている。一方の回転軸11Aは、内端に被加工レンズ10の凸面を保持するレンズホルダー18が着脱可能に設けられ、他端が前記加工槽8の外部側方に突出してレンズ回転用駆動モータ19に連結されている。他方の回転軸11Bは、内端に前記被加工レンズ10をレンズホルダー18に押し付けるレンズ押え20が設けられ、他端が加工槽8の外部側方に突出して後述する第2のレンズ回転軸移動機構33により保持されている。駆動モータ19としては、パルスモータが用いられる。
図3、図4および図7において、前記溝掘り加工手段13は、カッター回転軸22と、このカッター回転軸22を回転させるカッター回転用駆動モータ23と、前記カッター回転軸22の先端部に装着された溝掘り加工用カッター(以下、カッターともいう)24とで構成され、後述する加工手段旋回機構44によって保持されている。
図8において、前記溝掘り加工用カッター24としては、ディスク状の溝掘り用ダイヤモンドカッターが用いられる。また、このカッター24は、厚さが0.6mm、外径が16mm程度で、外周に例えば16枚の鋸歯状刃24aを有し、また中心にはカッター回転軸22が嵌合する中心孔25を有している。なお、本眼鏡レンズ加工装置1は、必要に応じて溝掘り加工用カッター24を縁摺り加工用カッターや面取り加工用カッターに交換することにより、円形な未加工レンズの縁摺り加工や、被加工レンズ10の面取り加工等を行うことができる汎用型のレンズ加工装置を構成することもできる。
図1において、前記筐体2の内部には、さらに被加工レンズ10の溝掘り加工時に前記レンズ回転軸11を直交する2方向、すなわちレンズ回転軸11をX方向に移動させる第1のレンズ回転軸移動機構32と、レンズ回転軸11をY方向に移動させる前記第2のレンズ回転軸移動機構33が設けられている。
前記第1のレンズ回転軸移動機構32は、前記底板3上に平行に設置されたX方向に長い前後一対のリニアガイド35と、これらのリニアガイド35に沿ってX方向に移動するX方向テーブル36と、このX方向テーブル36をリニアガイド35に沿って移動させるX方向テーブル用駆動モータ37等で構成されている。
前記第2のレンズ回転軸移動機構33は、前記X方向テーブル36の左右両端部にそれぞれ1本ずつ立設された合計2本のリニアガイド38と、これらのリニアガイド38に上下動自在に設けられたY方向テーブル39と、このY方向テーブル39をリニアガイド38に沿って移動させるY方向テーブル用駆動モータ40等で構成されている。前記Y方向テーブル39は、前記加工槽8の両側面および背面を取り囲むように平面視コ字状に形成され、前記レンズ回転軸11Bを回転自在にかつ軸線方向に移動自在に軸支するとともに、前記レンズ回転用駆動モータ19が搭載されている。
図2、図4および図5において、前記上板4の上面側には前記溝掘り加工手段13を移動させる加工手段移動機構43と、溝掘り加工手段13を旋回させる加工手段旋回機構44が設けられている。
前記加工手段移動機構43は、溝掘り加工時においてレンズのコバ面10aとカッター24が接する点(切削点)K1 〜K8 (図11)とカッター24の回転中心Nとを結ぶ直線が常に垂直になるように被加工レンズ10に対して溝掘り加工手段13を前記レンズ回転軸11の軸線方向(X方向)および軸線と直交する方向(Y方向)の双方に対して直交する方向、すなわちZ方向に移動させるための機構である。この加工手段移動機構43は、前記上板4上に固定されたテーブル用駆動モータ46と、この駆動モータ46の回転がタイミングベルト47とプーリ48を介して伝達されるボールねじ49と、このボールねじ49の両端を回転自在に軸支する一対の軸受50と、前記ボールねじ49に螺合するナット51を有する移動テーブル52と、この移動テーブル52をZ方向に移動自在に支持する左右一対のリニアガイド53等で構成されている。
前記移動テーブル52の下面側には、前記溝掘り加工手段13が取付けられ、上面側には前記加工手段旋回機構44が搭載されている。また、移動テーブル52のナット51側とは反対側の側面には、センサ板55が取付けられており、このセンサ板55に対応して原点センサ56とリミットセンサ57が前記上板4上に移動テーブル52の移動方向(Z方向)に所定距離離間して固定されている。このため、移動テーブル52は、原点センサ56とリミットセンサ57との間の範囲内でZ方向に移動することができ、装置後方側の初期位置において原点センサ56がセンサ板55を検知している。なお、原点センサ56とリミットセンサ57としては、フォトセンサが用いられる。
図2および図4〜図7において、前記加工手段旋回機構44は、被加工レンズ10の溝掘り加工時に、前記レンズ回転軸11と前記溝掘り加工手段13の動きに合わせて、前記溝掘り加工手段13を前記レンズ回転軸11の軸線方向(X方向)と直交する方向(Y方向)に対して直交する面内、すなわちX方向とZ方向を含む水平面内において、カッター用旋回軸61を中心としてZ方向に旋回させ、前記カッター24の向きを被加工レンズ10の溝カーブ60に一致させることにより、溝100(図9)の溝幅を一定にする機構である。このため、加工手段旋回機構44は、前記カッター用旋回軸61と、このカッター用旋回軸61を正逆方向に回動させる旋回軸用駆動モータ62と、この駆動モータ62の回転を前記カッター用旋回軸61に伝達する回転伝達手段63等を備えている。駆動モータ62としては、パルスモータが用いられる。
前記溝カーブ60は、被加工レンズ10のコバ厚に応じて溝位置または溝カーブ値として指定される。溝位置で指定する場合は、例えば、「溝位置指定」や「1:1」、「1:2」等の比率を指定する。「溝位置指定」は、溝100をレンズ前面からどれだけ後方にするかを数値で指定するモードであり、「1:1」は溝100をレンズ表面と裏面の中間に位置させるモードであり、「1:2」は溝100をレンズ表面から裏面側に1/3後退した位置とするモードである。これらの比率も数値で自由に指定できるものである。溝カーブ値で指定する場合は、プラス度数レンズ等のように狭いコバ厚の場合は制限されるが、マイナス度数レンズ等のように広いコバ厚の場合には、数値で指定する。例えば、1カーブから8カーブを0.5ステップで指定する。なお、レンズカーブや溝カーブとは、(屈折率−1)/曲率半径で表されるものである。
前記カッター用旋回軸61は、前記上板4および移動テーブル52に設けた貫通孔を貫通して設けられ、上端部61Aが複数個の軸受68によって回転自在に軸支されている。軸受68はスラストベアリングとラジアルベアリングとからなり、移動テーブル52上に固定された筒状のケース69に収納されている。一方、カッター用旋回軸61の下端部61Bは、前記上板4の貫通孔71を貫通して前記加工槽8内に挿入され、前記溝掘り加工手段13をホルダー72を介して保持している。前記貫通孔71はZ方向に長い長孔からなり、溝掘り加工手段13のZ方向の移動を可能にしている。
前記ホルダー72は、上下に2分割形成された上ホルダー72Aと下ホルダー72Bとからなり、前記溝掘り加工手段13がカッター角度可変機構74を介して取付けられている。前記上ホルダー72Aの上端面には前記カッター用旋回軸61の下端部61Bが圧入されており、下端面には凹面状の球面座76aが形成されている。下ホルダー72Bの上面には、同じく凹面状の球面座76bが形成されている。球面座76aと球面座76bは、同一の球径を有している。
前記カッター角度可変機構74は、レンズ回転軸11に対するカッター回転軸22の傾斜角度γを可変設定する機構である。このカッター角度可変機構74としては、前記カッター回転用駆動モータ23を保持するボール75と、前記上ホルダー72Aと下ホルダー72Bに設けられ前記ボール75を前記溝掘り加工手段13の旋回面(水平面)と直交する方向、すなわちY方向に回動可能に保持する前記球面座76a,76bと、前記上ホルダー72Aと下ホルダー72Bを連結する左右一対のボルト77およびナット78(図7)とからなるボールジョイントが用いられる。ボール75は、前記球面座76a,76bの球径と略同一の球径を有している。上ホルダー72Aと下ホルダー72Bの両側面には、連結部79a,79bが互いに対向するように一体に突設されている。上ホルダー72Aの連結部79aには、前記ボルト77が挿通される挿通孔が形成されている。一方、下ホルダー72Bの連結部79bには、前記ボルト77が螺合するねじ孔が形成されている。カッター回転軸22の傾斜角度γは、手動操作によってナット78とボルト77を緩め、ボール75をY方向に回動させることにより調整される。なお、前記カッター角度可変機構74は、カッター回転軸22を回動してその傾斜角度γを可変する駆動部および制御部を設けた構成としてもよい。
前記駆動モータ62はパルスモータからなり、前記移動テーブル52上に下向きに固定されることにより、その出力軸80が移動テーブル52に設けた小孔83を通って移動テーブル52の下方に突出している。
前記回転伝達手段63は、前記駆動モータ62の出力軸80に固定された駆動ギヤ81と、この駆動ギヤ81に噛合するセグメントギヤ82とで構成されている。前記セグメントギヤ82は、図6に示すように平面視形状が略扇形で、前記モータ62側とは反対側端部が前記カッター用旋回軸61に固定されており、モータ側端面には前記駆動ギヤ81に噛合する歯82aが形成され、中間部にカッター用旋回軸61を中心とする円弧状の長穴84が形成されている。一方、前記移動テーブル52の下面には、前記長穴84に挿入されるストッパピン85が垂設されており、このストッパピン85と長穴84とによりセグメントギヤ82の回動を一定角度以内に制限している。
さらに、前記カッター用旋回軸61の上端には、旋回センサ板87が固定されている。一方、前記移動テーブル52の上面で前記ケース69の周囲には、前記溝掘り加工手段13が原点位置に在るか否かを検出する旋回原点センサ88と、安全のために溝掘り加工手段13の旋回角を一定の角度以内に制限する一対一組からなるリミットセンサ89A,89Bが前記旋回センサ板87に対応してそれぞれ配設されている。前記旋回センサ板87の外周には、周方向に長い2つの切欠部91A,91Bが前記旋回原点センサ88とリミットセンサ89A,89Bに対応してそれぞれ形成されている。旋回原点センサ88は、一方の切欠部91Aの一側壁を検知することにより、溝掘り加工手段13が原点位置に在ることを検知する。リミットセンサ89A,89Bは、旋回センサ板87の回転方向に離間して切欠部91bにそれぞれ配置されており、切欠部91Bの近接する側壁をそれぞれ検知することにより溝掘り加工手段13のそれ以上の旋回を制限する。なお、93は旋回原点センサ88とリミットセンサ89A,89Bの取付板である。また、旋回原点センサ88とリミットセンサ89A,89Bとしては、フォトセンサが用いられる。
次に、このような構造からなる眼鏡レンズ加工装置1による被加工レンズ10の溝掘り加工について説明する。
先ず、眼鏡レンズ加工装置1の電源を立ち上げると、第1、第2のレンズ回転軸移動機構32,33を作動させてレンズ回転軸11を初期位置高さに復帰させる。また、セット釦を操作すると駆動モータ37が駆動してレンズ回転軸11を回転させ、初期位置状態にする。
次に、図示していないレンズコバ厚測定機構によって測定された被加工レンズ10の形状、溝掘り加工に必要な加工データや設定値などの加工情報、例えばレンズ回転軸11を中心とした動径情報(動径角、動径長)、コバ厚、溝モード、溝カーブ、レンズ表面カーブ、溝位置、溝深さ、溝幅、傾斜角度、レンズ材質、レンズ1回転毎の研削量(溝深さ、溝幅)等をレンズ加工装置1の制御部に入力する。
加工情報等の制御部への入力は、例えば、通信ネットワーク回線によるデータ送信によるものや、タッチ式パネル等の直接入力手段によるもの等でも容易に行うことができる。
次に、溝掘り加工手段13の旋回角θが、先に入力された加工データと被加工レンズ10の大きさと溝カーブ等によって演算され、制御部に入力される。因みに、被加工レンズ10のレンズカーブが8カーブ、溝カーブの半径Rが65mm、溝掘り加工手段13のZ方向の直線移動距離Hが±25mmの場合は、溝掘り加工手段13の旋回角θ=±22.62°、旋回中心PのZ方向の移動距離M=94.2mmとなる。同じく被加工レンズ10のレンズカーブが4カーブ、溝カーブの半径Rが130.7mm、溝掘り加工手段13のZ方向の直線移動距離Hが±25mmの場合は、溝掘り加工手段13の旋回角θ=±11.03°、旋回中心PのZ方向の直線移動距離M=71.98mmとなる。
溝掘り加工に必要な情報の入力が終了すると、次に被加工レンズ10をレンズ回転軸11に装着する。装着に際しては、予めレンズホルダー18によって被加工レンズ10の凸面を保持し、このレンズホルダー18を一方の回転軸11Aに取付ける。そして、他方の回転軸11Bをレンズ側に移動させてレンズ押え20を被加工レンズ10の凹面に所定圧で押し付け、レンズホルダー18とレンズ押え20とで被加工レンズ10を挟持する。
図11(a)はレンズ回転軸11の回転角が0°の初期位置状態を示す。この状態において、被加工レンズ10は、長軸が水平で、上端点K1 がレンズ回転軸11の中心OからZ方向にずれている。この上端点K1 は、レンズ回転軸11を通る水平線に対して平行で、かつレンズ端面に外接する上方の点であり、カッター24の下面が接する点(切削点)と一致している。
また、セット釦を操作すると加工手段移動機構43が作動して溝掘り加工手段13を初期位置に復帰させる。また、溝掘り加工手段13を下方に回動させてレンズ回転軸11に対するカッター回転軸22の傾斜角度γを所定の角度に設定する。カッター回転軸22の傾斜角度γは、6〜8°程度であり、これによりカッター24のコバ面10aに対するレンズ凹面側への傾斜角度(90°−γ)をレンズ周縁部におけるレンズ表面の傾斜角度と略一致させる。このように、カッター24の傾斜角度をレンズ表面の傾斜角度と略一致させておくと、カッター24をレンズカーブに沿い易くすることができ、また溝モードをモード「1:1」に設定した場合、レンズコバ面10aに形成される溝100の中心線をレンズ周縁部の厚さ方向中心線と略一致させることができる。なお、前記カッター角度可変機構74に、傾斜角度γを可変する駆動部および制御部を設けた場合には、前記入力手段によって得られた傾斜角データより、カッター回転軸22の傾斜角度γを設定できる。
このようにして溝掘り加工の準備が完了すると、スタートボタンを操作して被加工レンズ10の溝掘り加工を開始する。溝掘り加工を開始すると、駆動モータ19が駆動してレンズ回転軸11を図11において矢印方向(反時計方向)に回転させる。また、第1、第2のレンズ回転軸移動機構32,33が駆動してレンズ回転軸11を溝カーブ60に応じてX方向およびY方向に移動させる。レンズ回転軸11が回転すると、被加工レンズ10の切削点は、点K1 から点K8 に向かって順次移動するが、これらの切削点K1 〜K8 の高さはレンズ回転軸11が被加工レンズ10の動径角に応じて上下動することにより常に一定高さに保持される。
一方、溝掘り加工手段13は、加工手段移動機構43の作動により、レンズ端面とカッター24が接する点K1 〜K8 と、カッター24の回転中心Nとを結ぶ直線が常に垂直になるようにZ方向に移動する。また、溝掘り加工手段13は、加工手段旋回機構44の作動によってカッター24の向きが溝カーブ60と一致するようにカッター用旋回軸61を旋回中心として水平面内においてZ方向に旋回する。そして、カッター24は駆動モータ23によって図11において反時計方向に回転されることにより、被加工レンズ10の溝カーブ60に沿った切削点K1 〜K8 を順次研削する。これにより、コバ面10aに溝カーブ60に沿った溝100が形成される。
この場合、刃厚が0.6mmのカッター24を使用すると、1回の回転による溝幅は0.6mm(ただし、溝カーブによって若干異なる)となるため、刃厚より溝幅が大きな溝100を形成するときは、被加工レンズ10を複数回回転させ、レンズ回転軸11のX方向の移動を制御することにより所望の溝幅の溝を形成する。溝深さについても同様であり、その場合はY方向の移動を制御する。
カッター24によって切削点K1 〜K8 を研削するとき、カッター24はコバ面10aに一定深さ食い込むため、線接触状態で研削する。このため、カッター24を溝カーブ60に沿って移動させると、切削される溝100の溝幅はカッター24の刃厚より若干大きくなる。この溝幅は、フレームの玉型形状によっても異なるが、例えば、刃厚が0.6mm、直径が16mmのカッター24を使用した場合、溝カーブ60が2〜5の場合は、溝幅が0.61mmとなり、溝カーブ60が6〜8カーブの場合は、0.62mmとなる。したがって、制御部に加工情報等を入力する際には、回転数と1回転毎の研削量を、溝カーブに応じて入力する必要がある。
このように、本発明に係る眼鏡レンズ加工装置1によれば、加工手段旋回機構44によって溝掘り加工手段13をレンズ回転軸11と溝掘り加工手段13の動きに合わせて旋回させることにより、カッター24の向きを被加工レンズ10の溝カーブ60に一致させるようにしたので、ディスクタイプのカッター24を用いているにも拘わらず、また溝の傾斜角度を変化させることなく一定な溝幅の溝100を研削することができる。また、溝100の傾斜角度をコバ面10aの全周にわたって一定にすることができるため、高張力糸を溝100に押し込んで係止したとき、高張力糸に対する係止力がばらつかず、眼鏡レンズを安定した状態で保持することができる。
また、本発明に係る眼鏡レンズ加工装置1は、溝掘り加工情報に基づいて6軸の数値制御、すなわちレンズ回転軸11の回転、X方向の移動およびY方向の移動、溝掘り加工手段13のZ方向の移動、旋回角θおよびカッター回転軸22の傾斜角度γを数値制御して溝掘り加工を行うようにしているので、安定かつ高精度な溝掘り加工を行うことができる。
本実施の形態においては、レンズ回転軸の3方向の動作として、回転、左右方向の移動(X方向)および上下方向の移動(Y方向)とし、溝掘り加工手段の3方向の動作として、前後方向の移動(Z方向)、水平面内での旋回(θ)および垂直面内での回動(γ)として説明したが、これに限定されるものでなく、レンズ回転軸11に装着した被加工レンズ10とカッター24のそれぞれが相対的に動作すればよいので、種々の変更が可能である。例えば、レンズ回転軸11をY方向に移動させる代わりにカッター24をY方向に移動させたり、レンズ回転軸11をX方向に移動させる代わりにカッター24をX方向に移動させたり、あるいはカッター24をZ方向に移動させる代わりにレンズ回転軸11をZ方向に移動させたり、あるいはまた加工手段旋回機構44を旋回させる代わりに被加工レンズ10を旋回させることも可能である。
また、本実施の形態で定義したX,Y,Z,θ,γの方向が保たれれば、その全体の配置はどのようにレイアウトされてもよい。
本発明に係る眼鏡レンズ加工装置の内部構造を示す一部を破断して示す斜視図である。 同加工装置の上部駆動部を示す斜視図である。 同加工装置のレンズ加工部を示す斜視図である。 同加工装置の上部駆動部の一部破断正面図である。 同上部駆動部の平面図である。 加工手段旋回機構の平面図である。 同加工手段旋回機構の正面図である。 (a)はカッターの正面図、(b)は断面図である。 カッターによる溝加工時の状態を示す正面図である。 同じくカッターによる溝加工時の状態を示す平面図である。 (a)〜(h)は同溝加工時における被加工レンズとカッターの動きを示す図である。
符号の説明
1…眼鏡レンズ加工装置、10…被加工レンズ、10a…コバ面、11…レンズ回転軸、13…溝掘り加工手段、19…駆動モータ、22…カッター回転軸、23…駆動モータ、24…カッター、32…第1のレンズ回転軸移動機構、33…第2のレンズ回転軸移動機構、43…加工手段移動機構、44…加工手段旋回機構、52…移動テーブル、61…カッター用旋回軸、62…駆動モータ、63…回転伝達手段、74…カッター角度可変機構。

Claims (4)

  1. ディスク状カッターを備えた溝掘り加工手段によって被加工レンズのコバ面を溝掘り加工する眼鏡レンズ加工装置において、
    前記被加工レンズを保持するレンズ回転軸を回転させる駆動装置と、
    前記レンズ回転軸をその軸線方向である第1の方向に移動させる第1のレンズ回転軸移動機構と、
    前記レンズ回転軸を軸線と直交する方向である第2の方向に移動させる第2のレンズ回転軸移動機構と、
    前記溝掘り加工手段を前記第1の方向および第2の方向の双方に対して直交する方向である第3の方向に移動させる加工手段移動機構と、
    前記カッターを保持するカッター回転軸を回転させる駆動装置と、
    前記第1の方向と前記第3の方向とを含む平面と直交する方向に前記カッター回転軸を傾斜させるカッター角度可変機構と、
    前記第1、第2のレンズ回転軸移動機構がレンズ回転軸を移動させる動作および前記加工手段移動機構が溝掘り加工手段を移動させる動作に合わせて、前記溝堀り加工手段を前記平面内において旋回させることにより、前記カッターの向きを前記被加工レンズの溝カーブに一致させる加工手段旋回機構と、
    を備えたことを特徴とする眼鏡レンズ加工装置。
  2. 請求項1記載の眼鏡レンズ加工装置において、
    前記加工手段移動機構は前記溝掘り加工手段を移動させる移動テーブルを備え、
    前記加工手段旋回機構は、前記溝掘り加工手段を保持するカッター用旋回軸と、このカッター用旋回軸を回動させる駆動装置と、この駆動装置の回転を前記カッター用旋回軸に伝達する回転伝達手段とを備え、前記移動テーブルに搭載されていることを特徴とする眼鏡レンズ加工装置。
  3. 請求項記載の眼鏡レンズ加工装置において、
    前記カッター角度可変機構は自在継手からなり、前記溝掘り加工手段をその旋回面と直交する方向に回動可能に保持することを特徴とする眼鏡レンズ加工装置。
  4. 請求項1〜のうちのいずれか1つに記載の眼鏡レンズ加工装置によって溝掘り加工されていることを特徴とする眼鏡レンズ。
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