JP4800053B2 - シールド電線の接続構造 - Google Patents

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Description

本発明は、シールド電線に組み込まれた編組線を接地するのに用いられるシールド電線の接続構造に関する。
従来のシールド電線の接続構造として、シールド電線の被覆部を皮剥ぎして編組線を露出させ、その編組線をよじってからバレルで加締めたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
図8に示すように、特許文献1に開示されたシールド電線の接続構造は、シールド電線101の被覆部101を皮剥ぎして編組線102を露出させ、その編組線102をまとめたうえで、バレル103により一体に加締め、バレル103から離れた位置でドレーン線104にバレル105で加締めている。
特開平8−340615号公報(図1)
ところが、上記特許文献1に開示された従来のシールド電線の接続構造においては、露出した編組線102をまとめる作業、所謂よじり作業がし難いために、熟練の度合いによっては編み込みされている編組編102がばれて、本数が少なくなったり、容量が小さくなったりする等、作業性が良好ではなく、自動化を図って生産性を向上させることが難しい。
一般的に、導体に微小の電圧信号や電流信号を流す場合、周囲りに生じている外乱が導体に入り込まないようにするために、接地された編組線を、導体の周りを覆って組み付けることで外乱を編組線に取り込み、編組線に取り込まれた外乱を接地回路に積極的に流すようにしている。そのため、編組線は、導体の外周全体を覆った状態で容量が確定されている。これを踏まえると、特許文献1では、まとめられることで導体の外周全体を覆っていない非シールド部が多くなり、その結果、外乱に対する信頼性の面で懸念が残る。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、編組線の接地経路を確実に保障することができるとともに作業性を良好にすることができるシールド電線の接続構造を提供することにある。
1)本発明に係るシールド電線の接続構造は、導体と該導体の周りを覆う内側被覆部と該内側被覆部の周りで編回された編組線と、該編組線の周りを覆う外側被覆部と、を有するシールド電線の該編組線を、絶縁被覆部で被覆されたアース電線に接続するシールド電線の接続構造であって、
導電性金属板が折り曲げられて、底板と、該底板の一端部の両側縁から上方に向けて立設された一対の加締め片から成る第1加締部と、該底板の他端部の両側縁から上方に向けて立設された一対の加締め片から成る第2加締部と、前記第1加締部と前記第2加締部との間で前記底板から上方に向けて立設された2枚合わせの折曲部と、が成形された接続部材を有し、
前記折曲部は、上方から前記シールド電線が圧接刃間に圧入される第1圧接部と、該第1圧接部の下側中央部が下方に向けてスリット形状に切除されて形成された、前記アース電線が圧接刃間に圧入される第2圧接部とを備え、前記第1圧接部の圧接刃は、前記シールド電線の編組線の外径よりもわずかに小さい間口寸法を有し、前記第2圧接部の圧接刃は、前記アース電線の絶縁被覆部で被覆された内部導体の外径よりもわずかに小さい間口寸法を有し、前記第1加締部は、前記第1圧接部に圧入された前記シールド電線を前記一対の加締め片で加締めて前記接続部材に固定し、前記第2加締部は、前記第2圧接部に圧入された前記アース電線、または、該アース電線と前記シールド電線との両方を前記一対の加締め片で加締めて前記接続部材に固定することを特徴とする。
上記1)に記載の発明によれば、シールド電線を第1圧接部に押圧挿入させることでシールド電線の編組線が第1圧接部に電気的に接続され、このシールド電線の挿入方向に同一の方向からアース電線を第2圧接部に押圧挿入させることでアース電線の導体が第2圧接部に電気的に接続される。これにより、編組線は、まとめたり、よじったり、されることなく編回されたままで第1圧接部及び第2圧接部を通じてアース電線に接続されるので、十分な容量を維持して接地される。また、シールド電線を露出させることがなく、編組線に覆われたままで接続されるために、外乱を受けることがない。また、シールド電線とアース電線とは、同一の方向に差し込むだけでそれぞれの接続が行われるために、作業性を飛躍的に向上させることができる。従って、編組線の接続経路を確実に保障することができるとともに作業性を良好にすることができる。
2)また、本発明に係るシールド電線の接続構造は、上記1)に記載のシールド電線の接続構造において、少なくとも前記第1圧接部または前記第2圧接部に、傾斜状の挿入誘導部を有することを特徴とする。
上記2)に記載の発明によれば、シールド電線及びアース電線は、挿入誘導部を介して第1圧接部または第2圧接部に挿入されるために、スムースで確実な挿入を行うことができ、それによって、不確実な挿入を防止して作業ミスを排除することができる。
3)また、本発明に係るシールド電線の接続構造は、上記1)または2)に記載のシールド電線の接続構造において、前記第1圧接部及び前記第2圧接部の間に、相互の変形防止用の切欠部を有することを特徴とする。
上記3)に記載の発明によれば、アース電線が第2圧接部に圧接された後に、シールド電線が第1圧接部に圧接される際に、切欠部によってシールド電線の挿入応力が第2圧接部に伝わることがない。これにより、第1圧接部とシールド電線の編組線及び、第2圧接部とアース電線の導体が、位置ずれ等を生ずることなく確実な接続状態を維持することができる。
本発明のシールド電線の接続構造によれば、まとめたり、よじったり、する作業により作業性が良好ではない、外乱に対する信頼性が低い、という問題を解決でき、これにより、編組線の接続経路を確実に保障することができるとともに作業性を良好にすることができるという効果が得られる。
以下、本発明に係る複数の好適な実施の形態例を図面に基づいて詳細に説明する。
(第1実施形態)
まず、図1〜図4を参照して本発明のシールド電線の接続構造の第1実施形態について説明する。
図1は本発明のシールド電線の接続構造の第1実施形態を用いた接続部材の外観斜視図、図2は図1に示す接続部材にシールド電線とアース電線とを接続した側面図、図3は1実施形態の変形例を示す接続部材の側面図、図4は図2のV−V線断面図である。
図1に示すように、本発明のシールド電線の接続構造の第1実施形態を用いた接続部材10は、底板12を有する接続部材本体11と、接続部材本体11の一端部において底板12の両側縁から上方に向けて立設された1対の第1電線加締部13,13と、接続部材本体11の中央部において底板12から上方に向けて立設された2対の第1圧接部14,14,14,14と、2対の第1圧接部14,14,14,14の下側に配置された2対の第2圧接部15,15,15,15と、接続部材本体11の他端部において底板12の両縁部から上方に向けて立設された1対の第2電線加締部16,16と、を備えている。
1対の第1電線加締部13,13は、シールド電線(図2参照)60を間に配置してからシールド電線60の外側を覆って加締められることで、シールド電線60を接続部材10に固定する。
2対の第1圧接部14,14,14,14は、底板12から上方に向けて逆U字形状に折り曲げ成形された2枚の板部17,17の中央部に上部を開放して形成されており、上端部に形成された傾斜面状の第1挿入誘導部18,18に連設されている。第1圧接部14,14,14,14は、シールド電線60に有する外側被覆部(図2参照)61の外径よりも小さく、同じくシールド電線60に有する編組線(図2参照)62の外径よりもわずかに小さい間口寸法を有する圧接刃形状に形成されているために、シールド電線60を上方から下方に向けて押圧挿入させることでシールド電線60の外側被覆部61を貫いて編組線62にそれぞれ電気的に接続される。
2対の第2圧接部15,15,15,15は、板部17における第1圧接部14,14,14,14の下側中央部に下方に向けてスリット形状に切除されている。第2圧接部15,15,15,15は、第1圧接部14,14,14,14と同様にして、アース電線(図2参照)70に有する導体(図2参照)71の外径よりもわずかに小さい間口寸法を有する圧接刃形状に形成されているために、シールド電線60を第1圧接部14,14,14,14に挿入する以前に、アース電線70を上方から下方に向けて押圧挿入させることでアース電線70に有する被覆部(図2参照)72を貫いて導体71に電気的に接続される。
板部17,17の外側縁には、一方の板部17から他方の板部17に係止されたフック19,19がそれぞれ形成されており、これらフック19,19によって両板部17,17が一体的に結合されている。また、板部17,17における第2圧接部15,15,15,15の上端部には、傾斜面状の1対の第2挿入誘導部20,20がそれぞれ形成されている。
1対の第2電線加締部16,16は、シールド電線60とアース電線70とをいっしょに間に配置してからシールド電線60の外側被覆部61とアース電線70の被覆部72との外側を覆って加締められることで、シールド電線60とアース電線70とを接続部材10に固定する。
この接続部材10は、予め定められた厚さを有する導電金属製板部材を、所定の展開形状に切断した後に、1対の板部17,17を2枚合わせに折り曲げ成形するとともに、底板12を中心として、1対の第1電線加締部13,13と、1対の第2電線加締部16,16と、が対向位置から折り曲げ成形することにより作成されるために、複雑な加工工程を含まない既存の設備にて製造される。
図2に示すように、シールド電線60は、2本の電線63,63を外側被覆部61に内装しており、2本の電線63,63は、それぞれの内側被覆部64,64内に,純Cu(銅)や純Cuにスズ(Sn)めっきを施した導体65,65を内装している。そして、内側被覆部64,64の外周に、編組線62が筒形状に編み回されて配置されている。シールド電線60は、導体65が、例えば、制御回路と電装部品との間での信号を送給するのに用いられる。接続部材10は、2本の電線63,63を内装したシールド電線60に代えて、3本以上の複数本の電線63を内装したシールド電線60にも適用可能である。もちろん、その場合に、編組線62は、複数本の電線63に編回される。
アース電線70は、被覆部72の内部に導体71を内装しており、樹脂製のケースを用いた電装部品等における接地回路を形成するために、例えば、車体パネル等の金属製部品に電気的に接続される。この接続部材10には、単一のアース電線70が適用される。アース電線70は、接続部材10から車体パネルまでの間での所定の通電容量とインピーダンスとを有する。
組み込みに際しては、まず、アース電線70が、板部17,17の上方から第2圧接部15,15,15,15内に押圧挿入される。押圧挿入されたアース電線70は、被覆部72が貫かれて導体71が第2圧接部15,15,15,15に電気的に接続されることで接続部材10に電気的に接続される。このとき、アース電線70は、第2圧接部15,15,15,15の上端部に配置された第2挿入誘導部20,20によって誘導されながら挿入されるために、スムースで確実な挿入が行われる。アース電線70は、図2中の右方向に引き出される。
次に、シールド電線60が、アース電線70と同一の方向である板部17,17の上方から、第1圧接部14,14,14,14内に押圧挿入される。押圧挿入されたシールド電線60は、外側被覆部61がそれぞれ貫かれて編組線62が第1圧接部14,14,14,14にそれぞれ電気的に接続される。このとき、シールド電線60は、第1圧接部14,14,14,14の上端部に配置された第1挿入誘導部18,18によって誘導されながら挿入されるために、スムースで確実な挿入が行われる。シールド電線60は、回路内の中間部分であるために、図2中の左方向及び右方向にそれぞれ引き出されている。
そして、シールド電線60における図2中の左方向に引き出されている部分が第1電線加締部13,13によって加締め固定され、シールド電線60における図2中の右方向に引き出されている部分とアース電線70における図2中の右方向に引き出されている部分とが第2電線加締部16,16によって加締め固定される。
なお、図3に示すように、シールド電線60は第1電線加締部13で加締められているので、第2電線加締部16がアース電線70のみを加締め固定する形態も可能である。
図4に示すように、第2圧接部15,15,15,15内に押圧挿入されたアース電線70は、第2圧接部15,15,15,15がアース電線70の導体71の外径よりもわずかに小さい間口寸法を有するために、その導体71が第2圧接部15,15,15,15に大きな接触面積で接続されることで、板部17,17との間で大きな通電容量が確保される。
また、第1圧接部14,14,14,14内に押圧挿入されたシールド電線60は、第1圧接部14,14,14,14がシールド電線60の編組線62の外径よりもわずかに小さい間口寸法を有するために、編組線62が第1圧接部14,14,14,14に大きな接触面積で接続されることで、板部17,17との間で大きな通電容量が確保される。このとき、シールド電線60は、外側被覆部61が第2挿入誘導部20,20にそれぞれ当接することで、板部17,17に確実に支持される。
このように、接続部材10は、シールド電線60の外側被覆部61を切除することなく、また編組線62を露出させることなく、編組線62に大きな接触面積で電気的に接続されるとともに、アース電線70の被覆部72を切除することなく、また導体71を露出させることなく、導体71に大きな接触面積で電気的に接続される。これにより、このシールド電線60の周りに外乱が発生したとしても、編組線62に取り込まれた外乱成分が、第1圧接部14,14,14,14及び第2圧接部15,15,15,15を通じてアース電線70に積極的に流れることで、電線63,63の導体65,65に外乱を与えないように保護することができる。
ここで、2対の第1圧接部14,14,14,14と2対の第2圧接部15,15,15,15とにおける、シールド電線60の編組線62とアース電線70の導体71との接触抵抗は、編組線62と第1圧接部14,14,14,14との間での抵抗値R1と、アース電線70の導体71と第2圧接部15,15,15,15との間での抵抗値R2と、の合算値である。そして、接続部材10は、編組線62に大きな接触面積で電気的に接続されるとともに、アース電線70の導体71に大きな接触面積で電気的に接続されるために、これらの間での接圧が低下することがなく、接圧が低下した場合に接触抵抗R1及びR2が上昇するようになるのを抑制することができる。
以上説明したように、シールド電線の接続構造の第1実施形態によれば、アース電線70を第2圧接部15,15,15,15に押圧挿入させることでアース電線70の導体71が第2圧接部15,15,15,15に電気的に接続され、アース電線70の挿入方向に同一の方向からシールド電線60を第1圧接部14,14,14,14に押圧挿入させることでシールド電線60の編組線62が第1圧接部14,14,14,14に電気的に接続される。これにより、編組線62は、まとめたり、よじったり、されることなく編回されたままで第1圧接部14,14,14,14及び第2圧接部15,15,15,15を通じてアース電線70に接続されるので、十分な容量を維持して接地される。
また、信号送給用の電線63,63を露出させることがなく、編組線62に覆われたままで接続することができるので、外乱を受けることがない。また、アース電線70とシールド電線60とは、同一の方向に差し込むだけでそれぞれの接続が行われるために、作業性を飛躍的に向上させることができる。これにより、編組線62の接続経路を確実に保障することができるとともに作業性を良好にすることができる。
また、シールド電線の接続構造の第1実施形態によれば、シールド電線60は、第1挿入誘導部18,18を介して第1圧接部14,14,14,14に導かれるとともに、アース電線70は、第2挿入誘導部20,20を介して第2圧接部15,15,15,15に導かれるために、スムースで確実な挿入を行うことができ、それによって、不確実な挿入を防止して作業ミスを排除することができる。
(第2実施形態)
次に、図5〜図7を参照して本発明のシールド電線の接続構造の第2実施形態について説明する。なお、以下の実施形態において上述したシールド電線の接続構造の第1実施形態と重複する構成要素や機能的に同様な構成要素については、図中に同一符号あるいは相当符号を付すことによって説明を簡略化あるいは省略する。
図5は本発明のシールド電線の接続構造の第2実施形態を用いた接続部材の外観斜視図、図6は図5に示す接続部材にシールド電線とアース電線とを接続した側面図、図7は図5のVI−VI線断面図である。
図5に示すように、本発明のシールド電線の接続構造の第2実施形態を用いた接続部材30は、板部17,17における、第1圧接部14,14,14,14の下方側であって、第2圧接部15,15,15,15の上方側に、横方向に切除された1対の切欠部31,31を有し、他の部位は第1実施形態と同一に構成されている。
切欠部31,31は、第1圧接部14,14,14,14と、第2圧接部15,15,15,15と、の間において、両者を分割するような空間状に切除されているために、第2圧接部15,15,15,15にアース電線70の導体71を電気的に接続した後に、第1圧接部14,14,14,14にシールド電線60を押圧挿入するに際し、シールド電線60や電線63が大径であったとしても、シールド電線60を押圧するための大きな応力を第2圧接部15,15,15,15に伝えないようにする。これにより、第2圧接部15,15,15,15に既に圧接されているアース電線70の導体71と第2圧接部15,15,15,15とに、位置ずれや、第2圧接部15,15,15,15の倒れが生ずることがなく、所定の接圧を維持して電気的な接続を確保する。
シールド電線の接続構造の第2実施形態によれば、アース電線70が第2圧接部15,15,15,15に圧接された後に、シールド電線60が第1圧接部14,14,14,14に圧接される際に、切欠部31,31によってシールド電線60の挿入応力が第2圧接部15,15,15,15に伝わることがないので、第2圧接部15,15,15,15とアース電線70の導体71及び、第1圧接部14,14,14,14とシールド電線60の編組線62に位置ずれ等を生ずることなく確実な接続状態を維持することができる。それによって、品質を保障することができる。
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良等が自在である。例えば、第1圧接部及び第2圧接部の形状は一例であって何ら限定されるものではなく、これらを接続部材本体に並列に配置することで、各電線を複数列にして接地するようにしても良い。
また、第1挿入誘導部と第2挿入誘導部とにおける傾斜角度は、この接続部材に適用されるシールド電線及びアース電線の外径に応じて適宜選択設定されれば良い。
また、切欠部は、図示した1対に代えて複数対を設けても良く、その開口幅は、適用されるシールド電線に与えられる応力に応じて適宜選択設定されれば良い。
さらに、他方の電線として、接地用のアース電線に代えて、信号戻し用の電線を適用しても良い。
本発明のシールド電線の接続構造の第1実施形態を用いた接続部材の外観斜視図である。 図1に示した接続部材にシールド電線とアース電線とを接続した側面図である。 図2の変形例を示す側面図である。 図2のV−V線断面図である。 本発明のシールド電線の接続構造の第2実施形態を用いた接続部材の外観斜視図である。 図5に示した接続部材にシールド電線とアース電線とを接続した側面図である。 図6のVI−VI線断面図である。 従来のシールド電線の接続構造の概観図である。
符号の説明
10,30 接続部材
11 接続部材本体
13 第1電線加締部(加締部)
14 第1圧接部
15 第2圧接部
16 第2電線加締部(加締部)
18 第1挿入誘導部
20 第2挿入誘導部
31 切欠部
60 シールド電線
61 外側被覆部
62 編組線
63 電線(一方の電線)
64 内側被覆部
65 導体
70 アース電線(他方の電線)
71 導体

Claims (3)

  1. 導体と該導体の周りを覆う内側被覆部と該内側被覆部の周りで編回された編組線と、該編組線の周りを覆う外側被覆部と、を有するシールド電線の該編組線を、絶縁被覆部で被覆されたアース電線に接続するシールド電線の接続構造であって、
    導電性金属板が折り曲げられて、底板と、該底板の一端部の両側縁から上方に向けて立設された一対の加締め片から成る第1加締部と、該底板の他端部の両側縁から上方に向けて立設された一対の加締め片から成る第2加締部と、前記第1加締部と前記第2加締部との間で前記底板から上方に向けて立設された2枚合わせの折曲部と、が成形された接続部材を有し、
    前記折曲部は、上方から前記シールド電線が圧接刃間に圧入される第1圧接部と、該第1圧接部の下側中央部が下方に向けてスリット形状に切除されて形成された、前記アース電線が圧接刃間に圧入される第2圧接部とを備え
    前記第1圧接部の圧接刃は、前記シールド電線の編組線の外径よりもわずかに小さい間口寸法を有し、
    前記第2圧接部の圧接刃は、前記アース電線の絶縁被覆部で被覆された内部導体の外径よりもわずかに小さい間口寸法を有し、
    前記第1加締部は、前記第1圧接部に圧入された前記シールド電線を前記一対の加締め片で加締めて前記接続部材に固定し、
    前記第2加締部は、前記第2圧接部に圧入された前記アース電線、または、該アース電線と前記シールド電線との両方を前記一対の加締め片で加締めて前記接続部材に固定することを特徴とするシールド電線の接続構造。
  2. 少なくとも前記第1圧接部または前記第2圧接部に、傾斜状の挿入誘導部を有することを特徴とする請求項1に記載したシールド電線の接続構造。
  3. 前記第1圧接部及び前記第2圧接部の間に、相互の変形防止用の切欠部を有することを特徴とする請求項1または2に記載したシールド電線の接続構造。
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