JPH0745313A - シールド電線の端末処理構造 - Google Patents

シールド電線の端末処理構造

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Publication number
JPH0745313A
JPH0745313A JP5189690A JP18969093A JPH0745313A JP H0745313 A JPH0745313 A JP H0745313A JP 5189690 A JP5189690 A JP 5189690A JP 18969093 A JP18969093 A JP 18969093A JP H0745313 A JPH0745313 A JP H0745313A
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JP
Japan
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wire
electric wire
crimped
net
wires
Prior art date
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Pending
Application number
JP5189690A
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English (en)
Inventor
Katsuhiko Onoda
勝彦 小野田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Publication of JPH0745313A publication Critical patent/JPH0745313A/ja
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  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業の容易化及び部品点数の減少を図り、一
体感及び信頼性の高いシールド電線の端末処理構造を提
供する。 【構成】 シールド電線30の端末処理構造において、
内部電線31A,31Bを複数本配設してそのうちの1
本をアース用内部電線31Aとし、シールド電線30の
外被33を剥離して編組32を露出させ、該露出した編
組32に接続金具40の一端側の加締部42を加締める
と共に、接続金具40の他端側の圧接部45をアース用
内部電線31Aに圧接して該圧接部45をアース用内部
電線31Aの内部導体35に導通させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シールド電線の端末処
理構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、特開平4−269470号公報
に記載された従来のシールド電線の端末処理構造を示
す。図において、1はシールド電線、2は芯線(内部導
体)、3は芯線2を絶縁被覆した内部電線、4は内部電
線3の外周を包囲する編組(シールド部材)、5は編組
4の外側を包む外被である。この端末処理構造では、シ
ールド部材である編組4をアースするために、外被5を
中剥きして編組4を露出させ、その露出した編組4にジ
ョイント金具6の一端を加締めている。そして、このジ
ョイント金具6の他端に、別途用意したジョイント電線
7の基端を加締め、このジョイント電線7の先端と前記
芯線2の先端にそれぞれ接続用の端子10を加締めた構
成としている。
【0003】図7は、別の従来例を示す。この例では、
シールド電線11が、2本の内部電線12A、12Bと
その外側の編組13を備えており、露出した編組13を
1本の撚線状に束ねて、その先端に直接端子10を加締
めた構成としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図6の従来
例では、シールド電線1の外被5の中剥き作業、及びジ
ョイント電線7の芯線をジョイント金具6に加締める作
業が必要であり、作業が面倒であった。また、ジョイン
ト電線7を別途用意しなくてはならず、部品点数が多く
なっていた。さらに、シールド電線1とは別に短尺のジ
ョイント電線7を設けるので、シールド電線1との一体
感が欠けていた。
【0005】また、図7の従来例では、編組13の端部
を1本の撚線状に束ねる作業が必要であり、作業が面倒
であった。また、編組13に直接端子10を加締めてい
るので、図8に示すように加締部の根元14で断線しや
すく、信頼性に欠けるという問題があった。
【0006】本発明は、上記事情を考慮し、端末処理作
業が簡単にでき、部品点数が少なくて済み、しかも一体
感があって、信頼性が高いシールド電線の端末処理構造
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数本配設し
た内部電線のうちの1本をアース用電線とし、シールド
電線の外被を剥離してシールド部材を露出させ、該露出
したシールド部材に接続金具の一端に設けた加締部を加
締めると共に、接続金具の他端側に設けた圧接部をアー
ス用電線に圧接して該圧接部をアース用電線の内部導体
に導通させたことを特徴としている。
【0008】
【作用】上記構成の端末処理構造では、接続金具により
シールド部材とアース用の内部電線が導通されている。
したがって、シールド部材のアースのために、別にジョ
イント電線を設けたり、シールド部材を撚り合わせたり
する必要がない。また、露出させたシールド部材に接続
金具の一端を加締め、アース用内部電線に接続金具の他
端を圧接するだけで作業を完了するので、余計な皮剥き
や加締め作業を省くことができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0010】図1は、実施例の端末処理構造の斜視図、
図2は同構造に用いる接続金具の拡大図、図3及び図4
は同構造の製造途中の状態を示す斜視図である。
【0011】これらの図において、30はシールド電
線、40は接続金具、10は端子である。シールド電線
30は、2本の内部電線31A、31Bを有し、その外
周を編組(シールド部材)32で包囲し、さらにその外
側に外被33を設けたものである。各内部電線31A、
31Bは、内部導体(芯線)35の外周に絶縁被覆を設
けたものであり、ここでは一方の内部電線31Aがアー
ス用電線とされ、他方の内部電線31Bが信号用電線と
されている。
【0012】図2に示すように、接続金具40は、基板
41の長手方向一端側にシールド部材に対する第1加締
部42、他端側にアース用内部電線31Aに対する2個
の第2加締部43、44を有している。また、アース用
内部電線31Aに対する2個の第2加締部43、44の
中間に圧接部45を有している。圧接部45は、圧接溝
46の両側に圧接刃47を持つもので、絶縁被覆を有し
た内部電線31Aを圧接溝46に圧入することで、圧接
刃47が絶縁被覆に食い込んで、内部導体35と導通す
るようになっている。
【0013】図1に示す端末処理構造を得るには、ま
ず、図3に示すようにシールド電線1の外被33を適当
な長さだけ剥離し、編組32を露出させる。同時に2本
の内部電線31A、31Bのうち、信号用内部電線31
Bを90度折り曲げて、2本の内部電線31A、31B
を分離し、各内部電線31A、31Bの端末に端子10
をそれぞれ加締める。そして、接続金具40の第1加締
部42に、露出した編組32を挿入し、圧接部45の圧
接溝46にアース用内部電線31Aを圧入し、その状態
で図4に示すように、第1加締部42を編組32の外周
に加締め、第2加締部43、44を圧接部45の両側で
内部電線31Aの外周に加締める。これにより、圧接部
45がアース用内部電線31Aの内部導体35と導通
し、接続金具40を介して内部電線31Aと編組32と
が導通する。
【0014】この端末処理構造によれば、1本の内部電
線31Aをアース用として用いているので、一体感があ
り、別にジョイント電線を設けたり、編組を撚り合わせ
る必要がない。また、接続金具40の一端を編組32に
加締め、他端を内部電線31Aに圧接するだけで、簡単
に作業を完了することができる。さらに、圧接部45の
両側に第2加締部43、44があるので、圧接状態が確
実に保持され、信頼性が高まる。
【0015】なお、本発明は信号線の本数に関係なく適
用可能である。図5に示す例では、シールド電線50が
3本の内部電線51A、51B、51Cを有し、そのう
ちの1本の内部電線51Aがアース用電線として、接続
金具40により外被53から露出した編組52と導通さ
れている。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ジョイント電線が不要であるため、部品点数が少なくて
済む。また、ジョイント電線が不要であり、シールド部
材を撚り合わせる必要もないので、端末処理作業が簡単
にできる。また、別に設けたジョイント電線ではなく、
内部電線の1本をアース用電線としているので、一体感
がある。さらに、シールド部材に直接端子を加締める必
要がないので、断線のおそれがなく、信頼性が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の完成状態を示す斜視図であ
る。
【図2】本発明の一実施例に用いる接続金具の斜視図で
ある。
【図3】本発明の一実施例の製造途中の状態を示す斜視
図である。
【図4】本発明の一実施例の製造途中の状態を示す部分
拡大斜視図である。
【図5】本発明の他の実施例の完成状態を示す斜視図で
ある。
【図6】従来のシールド電線の端末処理構造の一例を示
す斜視図である。
【図7】従来のシールド電線の端末処理構造の他の例を
示す斜視図である。
【図8】従来のシールド電線の端末処理構造の他の例の
問題点の説明図である。
【符号の説明】
30,50 シールド電線 31A,31B,51A,51B,51C 内部電線 32,52 編組(シールド部材) 33,53 外被 35 内部導体 40 接続金具 42 第1加締部(加締部) 45 圧接部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部電線をシールド部材で包囲したシー
    ルド電線の端末処理構造において、前記内部電線を複数
    本配設してそのうちの1本をアース用電線とし、前記シ
    ールド電線の外被を剥離してシールド部材を露出させ、
    該露出したシールド部材に接続金具の一端側の加締部を
    加締めると共に、前記接続金具の他端側の圧接部を前記
    アース用電線に圧接して該圧接部をアース用電線の内部
    導体に導通させたことを特徴とするシールド電線の端末
    処理構造。
JP5189690A 1993-07-30 1993-07-30 シールド電線の端末処理構造 Pending JPH0745313A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5189690A JPH0745313A (ja) 1993-07-30 1993-07-30 シールド電線の端末処理構造

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JP5189690A JPH0745313A (ja) 1993-07-30 1993-07-30 シールド電線の端末処理構造

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JPH0745313A true JPH0745313A (ja) 1995-02-14

Family

ID=16245559

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5189690A Pending JPH0745313A (ja) 1993-07-30 1993-07-30 シールド電線の端末処理構造

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JP (1) JPH0745313A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007207566A (ja) * 2006-02-01 2007-08-16 Yazaki Corp シールド電線の接続構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007207566A (ja) * 2006-02-01 2007-08-16 Yazaki Corp シールド電線の接続構造

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