JP4799968B2 - プレスブレーキ - Google Patents

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本発明は、プレスブレーキに係り、さらに詳細には、複数の移動バックゲージを前後,左右,上下に個別に移動位置決めしてワークの位置決めを行う場合と、複数の固定バックゲージを位置調節可能に備えた左右方向に長いストレッチを使用してワークの位置決めを行う場合とに使い分けを行うことのできるプレスブレーキに関する。
プレスブレーキは、左右のサイドフレームの上部に上部テーブルを備え、下部に下部テーブルを備えた構成である。そして、上部テーブルに装着した上型と下部テーブルに装着した下型とによって板状のワークの折曲げ加工を行うために、前記上部テーブル又は下部テーブルの適宜一方を上下動自在なラムに構成してある。上下の金型によってワークの折曲げ加工を行うとき、金型に対してワークの前後方向の位置決めを行うために、下部テーブルの後方には、バックゲージが前後方向へ移動位置決め自在に備えられている(例えば特許文献1,2参照)。
実開昭62−34926号公報 特開平10−34242号公報
前記特許文献1に記載の構成は、図5に示すごとき構成である。すなわち、プレスブレーキ1は、左右のサイドフレーム3L,3Rの上側に上部テーブル5を備え、下側に下部テーブル7を備えている。そして、下部テーブル7が上下動するラムに構成してある。
前記上部テーブル5及び下部テーブル7に装着した上下の金型(図示省略)によって板状のワークの折曲げ加工を行う際、ワークの前後方向の位置決めを行うためのバックゲージ装置9が前記下部テーブル7の後側に設けてある。すなわち、前記サイドフレーム3L,3Rの内側で、前記下部テーブル7の両側付近には、前後方向(Y方向)に長いガイド機構11L,11Rが設けてある。このガイド機構11L,11Rには、それぞれ装着したY軸モータMY及びボールネジ機構(図示省略)によって前後方向へ移動位置決めされるY軸スライダ13L,13Rが備えられている。
そして、前記各Y軸スライダ13L,13Rに立設した支柱15L,15Rにはそれぞれカラー17L,17Rが回動自在に嵌合してあり、このカラー17L,17Rには左右方向に長いストレッチ19の両端側付近が支持されている。上記一方のカラー17L(又は17R)と前記ストレッチ19は一体的に連結してあり、他方のカラー17R(又は17L)と前記ストレッチ19は、ストレッチ19の長手方向へ移動可能に支持してある。すなわち、ストレッチ19を前後方向に傾斜可能に構成してある。
上記ストレッチ19には、ワークを当接して前後方向の位置決めを行うための当接部材としての複数のバックゲージ21L,21Rが左右方向へ移動位置決め可能に装着してある。
前記構成においては、複数のバックゲージ21L,21Rをストレッチ19に対して予め位置決めを行った状態でもって使用するものであるから、例えば、上部テーブル5,下部テーブル7の複数箇所に金型を装着してステップベンドを行うようなとき、各金型装着位置に対応して予めバックゲージを配置することができ、ステップベンドを能率よく行うことができることや、左右方向に長いワークの左右両端付近や中央部付近でもってワークの当接を行うことができる。
しかし、ワークの後側に前後方向の段差部が形成してある場合には、上記段差部に対応して各バックゲージを前後方向へ個別に移動位置決めすることができないという問題がある。
前記特許文献2に記載の構成は、図5に示すごとき構成である。すなわち、特許文献2に記載の構成においては、前記ガイド機構11L,11Rに相当する左右のガイド部材23L,23Rを、下部テーブル7の後側に設けた左右方向(X軸方向)のガイドレール25に沿って個別に移動自在に設けてある。そして、前記左右のガイド部材23L,23Rには、前後移動体27L,27Rがそれぞれ前後方向へ移動自在に装着してあり、かつ各前後移動体27L,27Rにはそれぞれバックゲージ29L,29Rが上下動自在に装着してある。
そして、前記各ガイド部材23L,23Rには当該ガイド部材23L,23Rを左右方向へ移動するためのX軸モータMXが装着してあると共に、前記各移動体27L,27Rを前後動するためのY軸モータMYが装着してある。さらに、各前後移動体27L,27Rには、バックゲージ29L,29Rを上下動するためのZ軸モータMZがそれぞれ装着してある。
したがって、特許文献2に記載の構成においては、左右のバックゲージ29L,29Rを個別に前後,左右,上下方向へ移動することができる。したがって、例えばワークの後側に前後方向の段差部が形成してあるような場合であっても、上記段差部に対応して各バックゲージ29L,29Rを個別に前後方向に位置決めすることができ、前記段差部に対して容易に対応することができる。
しかし、前記構成においては、ワークの位置決めは2つのバックゲージ29L,29Rによって行われるものであるから、例えば左右に長いワークの中央部を保持してワークの左右両端部付近を前記バックゲージに当接すると、ワークの中央部の後側が凸となるように湾曲することがあるという問題がある。また、ステップベンドを行うようなときには、バックゲージ29L,29Rをステップベンドに対応してその都度前後左右に位置決めを行わなければならず、能率向上を図る上において問題がある。
本発明は、前述のごとき従来の問題点に鑑みてなされたもので、左右のサイドフレームの上下に上部テーブルと下部テーブルとを上下に対向して備えると共に適宜一方のテーブルを上下動可能に備え、かつ前記上下のテーブルに装着した上下の金型によって折曲げ加工されるワークの前後方向の位置決めを行うための複数の移動バックゲージを、前後,左右,上下方向へ個別に移動可能に備えているプレスブレーキであって、左右方向に長くかつ前記移動バックゲージに着脱可能なストレッチを備え、このストレッチに、複数の固定バックゲージを位置調節可能にそなえ、前記ストレッチは、前記左右のサイドフレームの間で前記下部テーブルの後方位置に備えたストレッチ格納部に対して格納自在に設けられていることを特徴とするものである。
また、前記プレスブレーキにおいて、前記ストレッチ格納部に格納されたストレッチに支持されている固定バックゲージに対して前記移動バックゲージを係合離脱可能に設けてあることを特徴とするものである。
また、前記プレスブレーキにおいて、前記移動バックゲージは、上下動自在な上下動部材の最上部に備えられていることを特徴とするものである。
本発明によれば、複数の移動バックゲージを個別に前後,左右,上下方向に移動する場合と、左右方向に長いストレッチを使用する場合とに使い分けすることができ、前述したごとき従来の問題を解消し得るものである。
図1,図2に概念的,概略的に示すように、本発明の実施形態に係るプレスブレーキ31は、前述した従来のプレスブレーキと同様に左右のサイドフレーム33L,33Rを備えており、このサイドフレーム33L,33Rの上部には上部テーブル35が装着してあり、下部には上部テーブル35と対向した下部テーブル37が取付けてある。そして、前記上部テーブル35に装着した上型39と下部テーブル37に装着した下型41によってワークWの折曲げ加工を行うために、上部テーブル35が上下動するように構成してあると共に、左右のサイドフレーム33L,33Rには、例えば油圧シリンダ或いはサーボモータ等のごとき上下動用アクチュエータ43が装着してある。
前記ワークWの前後方向の位置決めを行うために、前記下部テーブル37の後側には、左右のバックゲージ装置45(一方のバックゲージ装置のみが図示してある)が配置してある。左右のバックゲージ装置45の構成は同一又は左右対称形に構成してあるから、一方のバックゲージ装置について説明し、他方のバックゲージ装置についての説明は省略する。
バックゲージ装置45は、前記下部テーブル37の背面に設けた左右方向(X軸方向;図1において紙面に垂直な方向)のガイド部材47に左右方向へ移動自在に支持されている。なお、ガイド部材47は、下部テーブル37の背面に限ることなく、左右のサイドフレーム33L,33R間に設けたベースプレート等に設けた構成とすることも可能である。
前記ガイド部材47には、前後方向(Y軸方向;図1において左右方向)に長い左右移動部材49が左右方向へ移動自在に支持されており、この左右移動部材49を左右方向に移動し位置決めするためのX軸モータMXが設けられている。すなわち、上記X軸モータMXは左右移動部材49に装着してあり、このX軸モータMXによって回転されるピニオン51が左右方向に長いラック53に噛合してある。
したがって、X軸モータMXを回転駆動することにより、左右移動部材49はガイド部材47に沿って左右方向へ移動位置決め自在なものである。なお、前記左右移動部材49を左右方向に移動する構成は、前記構成に限ることなく、例えばボールネジ機構,リニアモータ,左右方向に長く設けたタイミングベルト等を利用した構成とすることも可能である。
前記左右移動部材49には前後方向のガイド部材55が設けてあり、このガイド部材55には前後移動部材57が移動自在に支持されている。また、前記左右移動部材49には、前記移動部材57を前後方向に移動するために、前後移動機構が備えられている。すなわち、前後移動機構の一例として、前記左右移動部材49には前後方向に長いボールネジ59が回転自在に備えられており、このボールネジ59には、前記前後移動部材57に備えたボールナット(図示省略)が移動自在に螺合してある。さらに、前記左右移動部材49には、前記ボールネジ59を回転するためのY軸モータMYが装着してある。
したがって、Y軸モータMYによってボールネジ59を回転することにより、前記前後移動部材57がガイド部材55に沿って前後方向(図1において左右方向)に移動位置決めされるものである。
前記前後移動部材57には上下方向(Z軸方向)に移動する上下動部材61が備えられており、この上下動部材61の最上部に移動バックゲージ63が備えられている。前記上下動部材61の一例としてボールネジが例示してあり、このボールネジ61には前記前後移動部材57に回転自在に備えたボールナット部材65が螺合してある。そして、前記ボールナット部材65を回転するためのZ軸モータMZが前記前後移動部材57に装着してある。
なお、上下動部材61を上下動する構成としては、前述のごときボールネジ機構に限ることなく、ラックが上下動する構成のラックピニオン機構や流体圧シリンダのピストンロッドを上下動する構成など、種々の構成を採用することができる。
前記移動バックゲージ63には、ワークWを突き当てて前後方向の位置決めを行うためのワーク当接部67が設けてあると共に、左右方向に長いストレッチ69を支持するストレッチ支持部71が備えられている。また、前記移動バックゲージ63には、前記ストレッチ69に装着した固定バックゲージ73に係合離脱可能なバックゲージ係合部75が設けてある。さらに、前記移動バックゲージ63には、前記ストレッチ69を支持するためのストレッチ保持手段77を備えている。このストレッチ保持手段77には、ミニシリンダ等のごときアクチュエータ78によって上下動される係合ピン78Aを備えている。なお、上記係合ピン78Aは上下動することなく固定状態であってもよいものである。
前記ストレッチ69は、前記左右のサイドフレーム33L,33Rの間で前記下部テーブル37の後方位置に備えたストレッチ格納部79に格納自在に設けられている。より詳細には、前記ストレッチ格納部79は、左右のサイドフレーム33L,33Rの内に左右の支持ブラケット81(図2参照)をそれぞれ対向して備えた構成であって、前記各ブラケット81の上面には、前記ストレッチ69の左右両端に形成した係合孔83に係合自在な係合ピン85が設けてある。したがって、常態においては、ストレッチ69は支持ブラケット81に不動状態に支持された状態にある。
前記ストレッチ69の前面などの適宜位置には左右方向に長い支持ガイド部87が設けてあり、この支持ガイド部87には、少なくとも2個以上の複数の前記固定バックゲージ73が位置調節可能に取付けてある。より詳細には、図3に示すように、前記固定バックゲージ73には、前記支持ガイド部87に係合して支持される被係合支持部73Aを備えている。さらに、前記固定バックゲージ73には、前記ストレッチ69の上面,前面又は下面に先端部が当接したロック部材89が枢軸91を介して回動可能に枢着してある。
上記ロック部材89は、例えばトーションスプリングなどのごとき付勢手段(図示省略)により、図3において反時計回り方向へ付勢されている。換言すれば、上記付勢手段の付勢力により、ロック部材89の先端部はストレッチ69へ圧接されている。したがって、前記ストレッチ69とロック部材89との間の摩擦によって、固定バックゲージ73はストレッチ69に固定されている。
前記ロック部材89による固定バックゲージ73の固定を解除するために、前記固定バックゲージ73には、前記移動バックゲージ63に備えたピン状の前記バックゲージ係合部75が係合可能な貫通孔73Bが水平に設けてある。この貫通孔73Bは前記枢軸91よりも前記ロック部材89の基部側に形成してある。すなわち、貫通孔73Bに前記バックゲージ係合部75が係合し貫通すると、バックゲージ係合部75の先端部でもって、前記付勢力に抗して前記ロック部材89を僅かに逆方向へ回動するように構成してある。したがって、前記バックゲージ係合部75を貫通孔73Bに係合してロック部材89を回動することにより、固定バックゲージ73の固定が解除されるものである。
さらに、前記ストレッチ69の左右両端側の下面には、左右のバックゲージ装置45における前記係合ピン78Aが係合可能な係合孔69Aが形成してある。そして、適宜一方の係合孔69Aは、ストレッチ69の長手方向に長い長孔に形成してある。すなわち、左右のバックゲージ装置45における係合ピン78Aがストレッチ69の前記係合孔69Aに係合した状態において、ストレッチ69を前後方向に傾斜可能に構成してある。
以上のごとき構成により、制御装置の制御の下に、左右のバックゲージ装置45における左右の移動バックゲージ63を前後,左右,上下方向へ個別に移動位置決めして使用することができる。したがって、ワークWの後部に前後方向の段差があるような場合には、上記段差に対して左右の移動バックゲージ63を位置決めすることができ、ワークWの後部に段差があるような場合であってもワークWを移動バックゲージ63に当接して位置決めすることができる。
そして、ストレッチ69がストレッチ格納部79に格納支持されているとき、前記ストレッチ69の高さ位置に対応して移動バックゲージ63を上下動する。そして、ストレッチ69に装着した固定バックゲージ73の貫通孔73Bに、前記移動バックゲージ63に備えたバックゲージ係合部75を係合することにより、ストレッチ69に対する固定バックゲージ73の固定を、前述したように解除することができる。
したがって、ストレッチ69に対する固定バックゲージ73の固定を解除した状態において、バックゲージ装置45を左右方向に移動することにより、ストレッチ69に対して固定バックゲージ73を左右方向に移動位置決めすることができる。すなわち、ストレッチ69に装着した複数(例えば3個)の固定バックゲージ73を、ストレッチ69の左右両側付近及び中央部付近に自動的に位置決めすることができる。
換言すれば、例えばプレスブレーキ31における上下のテーブル35,37の複数箇所に上下の金型39,41を装着してステップベンドを行うようなとき、ストレッチ69に予め装着した複数の固定バックゲージ73を、前記ステップベンドを行う各金型に対応した位置へ自動的に位置決めすることができるものである。すなわち、ストレッチ格納部79に格納支持されているストレッチ69に対しての複数の固定バックゲージ73の位置決めを、バックゲージ装置45を利用して自動的に行うことが可能なものである。なお、ストレッチ69に対する複数の固定バックゲージ73の位置決めは手動的に行うことも可能である。
前述のごとく、ストレッチ69に対して複数の固定バックゲージ73の位置決めが行われた後、左右のバックゲージ装置45における移動バックゲージ63を、ストレッチ69の下面に備えた左右の係合孔69Aに対応した位置に位置決めし、左右の移動バックゲージ63を上昇せしめて、左右の移動バックゲージ63に備えたストレッチ支持部71によってストレッチ69を支持すると共に、左右の前記係合孔69Aに左右の係合ピン78Aを係合することにより、左右の移動バックゲージ63に対してストレッチ69を一体化することができる。
したがって、左右のバックゲージ装置45における左右の移動バックゲージ63を同期して前後,上下に移動することにより、ストレッチ69の移動位置決めを行うことができる。この際、ストレッチ69を前後方向に傾斜することも可能である。すなわち、ストレッチ69に装着した左右両側及び中央側の複数の固定バックゲージ73にワークWを当接してワークWの位置決めを行うことができるので、例えば位置決め時に前後方向に撓みを生じ易いワークの場合であっても、上記撓みを抑制した状態でもってワークの位置決めを行うことができる。
また、ステップベンドを行う場合には、ストレッチ69を前後動して、各ステップベンド毎に前後方向の位置決めを行えばよいものであり、バックゲージを左右方向に移動位置決めする必要がなく、バックゲージの位置決めを迅速に行うことができ、ステップベンドによる折曲げ加工の能率向上を図ることができるものである。
以上のごとき説明より理解されるように、左右のバックゲージ装置45における左右の移動バックゲージ63を前後,左右,上下に個別に移動位置決めしてワークWの当接位置決めを行うことができる。また、左右方向に長いストレッチ69に複数の固定バックゲージ73を装着し、上記ストレッチ69の位置決めを、前記移動バックゲージ63を利用して行うことができる。したがって、前述したごとき従来の問題を解消することができるものである。
なお、本発明は、前述のごとき実施形態に限ることなく、適宜の変更を行うことにより、その他の態様でもって実施可能である。すなわち、前記移動バックゲージ63によってストレッチ69を保持する構成としては、例えば図4に示すように、ストレッチ69の下面に下方向へ突出して備えた被把持部93を、移動バックゲージ63に備えたクランプ爪95A,95Bによって把持する構成とすることができる。
より詳細には、前記クランプ爪95A,95Bは、ベルクランク状に形成してあって、ピン97によって回動可能に支持されている。そして、クランプ爪95A,95Bは、例えばトーションスプリング等の付勢手段によって上部側が互いに接近する方向に付勢されている。そして、前記付勢手段の付勢力に抗して前記クランプ爪95A,95Bの上部を開くために、付勢力に抗してクランプ爪95A,95Bの下部側を押圧自在な押圧部材99が流体圧シリンダ等のごときアクチュエータ101によって上下動可能に備えられている。
上記構成においては、アクチュエータ101によって押圧部材99を上昇し、クランプ爪95A,95Bの下端側を押圧することにより、クランプ爪95A,95Bの上部側が開かれるので、クランプ爪95A,95Bの間に、ストレッチ69の被把持部93を位置せしめ、クランプ爪95A,95Bによって把持することができる。
すなわち、移動バックゲージ63によってストレッチ69を保持する構成としては種々の構成を採用することができるものである。
本発明の実施形態に係るプレスブレーキを概念的,概略的に示した側断面説明図である。 本発明の実施形態に係るプレスブレーキの主要部を示した背面説明図である。 ストレッチに対する固定バックゲージの装着状態を示す説明図である。 移動バックゲージによってストレッチを保持する第2の実施形態の構成を示す説明図である。 プレスブレーキにおける従来のバックゲージ装置の構成を示す斜視説明図である。 プレスブレーキにおける従来のバックゲージ装置の構成を示す斜視説明図である。
符号の説明
33L,33R サイドフレーム
35 上部テーブル
37 下部テーブル
39 上型
41 下型
45 バックゲージ装置
49 左右移動部材
57 前後移動部材
61 上下動部材
63 移動バックゲージ
67 ワーク当接部
69 ストレッチ
73 固定バックゲージ
75 バックゲージ係合部
77 ストレッチ保持手段
79 ストレッチ格納部

Claims (3)

  1. 左右のサイドフレームの上下に上部テーブルと下部テーブルとを上下に対向して備えると共に適宜一方のテーブルを上下動可能に備え、かつ前記上下のテーブルに装着した上下の金型によって折曲げ加工されるワークの前後方向の位置決めを行うための複数の移動バックゲージを、前後,左右,上下方向へ個別に移動可能に備えているプレスブレーキであって、左右方向に長くかつ前記移動バックゲージに着脱可能なストレッチを備え、このストレッチに、複数の固定バックゲージを位置調節可能に備え、前記ストレッチは、前記左右のサイドフレームの間で前記下部テーブルの後方位置に備えたストレッチ格納部に対して格納自在に設けられていることを特徴とするプレスブレーキ。
  2. 請求項に記載のプレスブレーキにおいて、前記ストレッチ格納部に格納されたストレッチに支持されている固定バックゲージに対して前記移動バックゲージを係合離脱可能に設けてあることを特徴とするプレスブレーキ。
  3. 請求項1又に記載のプレスブレーキにおいて、前記移動バックゲージは、上下動自在な上下動部材の最上部に備えられていることを特徴とするプレスブレーキ。
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