JP4799115B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真画像形成装置における現像剤量検知方法及び画像形成装置に関するものである。そして、電子写真画像形成装置の例としては、電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えば、レーザービームプリンタ、LEDプリンタ等)、ファクシミリ装置及びワードプロセッサ等が含まれる。
従来の現像剤量検知方法及び画像形成手段には現像手段の近傍に導電性のアンテナを設け、現像手段及びアンテナ間の現像剤量変化に基づく静電容量の変化を検出する手段によって現像剤量を検知する画像形成装置が知られている(例えば特許文献1参照。)。
また、像担持体を帯電する帯電手段を備え、この帯電手段に印加される帯電バイアスにより、現像剤量検知手段の検知結果に影響するのを防止する。そのため、現像装置における現像剤規制部材を静電的シールドとして兼用することが知られている(例えば特許文献1参照。)。
特許第3082936号公報(第2〜3項、図1)
近年、カラー画像の形成を行うことができるカラー電子写真式の画像形成装置の需要が増大しており、特にカラー画像を高速にて出力が可能な、複数の画像形成手段を有する、いわゆるタンデムカラー画像形成装置の需要が増大している。更にこのようなタンデムカラー画像形成装置に対しても小型化へ、低コスト化への要求は更に高まってきている。
また、静電容量による現像剤量検知方法はアンテナの配置位置や形状によって現像剤量の検知範囲を比較的自由に設定することが可能な現像剤量検知方法である。特に現像剤量を逐次検知するには非常に有効な方法であることが知られている。
ところが、上記タンデムカラー画像形成装置において更なる小型化を実現するためには、前記複数の画像形成手段をより接近させて配置する必要がある。前記複数の画像形成手段には各々現像剤を収容する現像剤収容部があり、これらに対応する現像剤量検知手段も当然のことながら、接近して配置される。
前記特許文献1に示したような静電容量による現像剤量検知方法を行う場合、近接する画像形成手段や近接する他の現像剤量検知手段にバイアスが印加される。そのバイアスの影響によって、静電容量の検知に悪影響を及ぼすため、正確な現像剤量検知を行うための種々の対策が望まれていた。
また前記特許文献1に示したような静電的シールドによる静電容量検知を行うには、前記静電的シールドの配置に制限がある。特にカラー画像形成装置においては、前述したように複数の画像形成手段を有する。そのため、前記特許文献1に示すように、例えば現像規制部材による静電的シールドではシールド効果が得られない場合がある。また、静電的シールドにより前記悪影響を防止するためには、より大掛かりな静電的シールドを設ける必要があり、装置の大型化やコストアップを招いてしまうという問題がある。
本発明は、以上の点に着目して成されたもので、より小型化及び低コスト化した複数の画像形成手段を有する画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、つぎの(1)ないし()の構成を備えるものである。
(1)現像剤を収容する現像剤収容部前記現像剤を用いて像担持体に現像剤像を形成する現像ローラと、前記現像剤収容部に設けられたアンテナ電極と、を備える現像手段を各々が有する第1、第2の画像形成手段と、
前記第2の画像形成手段に振動バイアスを印加するバイアス印加手段と、
前記第1の画像形成手段における前記アンテナ電極と前記現像ローラとの間の静電容量に関する値を検出して前記第1の画像形成手段における前記現像剤収容部の現像剤量を検知する現像剤量検知手段であって、前記第2の画像形成手段に前記振動バイアスが印加されている第1の期間に検出した第1基準値と、前記第2の画像形成手段に前記振動バイアスが印加されていない第2の期間に検出した第2基準値と、に基づいて、前記第2の画像形成手段に前記振動バイアスが印加されている第3の期間に検出した検出値を補正して前記現像剤量を検知する現像剤量検知手段と
を有することを特徴とする画像形成装置。
(2)現像剤を収容する現像剤収容部と、前記現像剤を用いて像担持体に現像剤像を形成する現像ローラと、前記現像剤収容部に設けられたアンテナ電極と、を備える現像手段を各々が有する第1、第2の画像形成手段と、
前記第2の画像形成手段に振動バイアスを印加するバイアス印加手段と、
前記第1の画像形成手段における前記アンテナ電極と前記現像ローラとの間の静電容量に関する値を検出して前記第1の画像形成手段における前記現像剤収容部の現像剤量を検知する現像剤量検知手段であって、前記第2の画像形成手段に第1の振動バイアスが印加されている第1の期間に検出した第1基準値と、前記第2の画像形成手段に前記第1の振動バイアスよりも抑制された振動バイアスが印加されている第2の期間に検出した第2基準値と、に基づいて、前記第2の画像形成手段に前記第1の振動バイアスが印加されている第3の期間に検出した検出値を補正して前記現像剤量を検知する現像剤量検知手段と、
を有することを特徴とする画像形成装置。
(3)前記第1基準値と前記第2基準値とから算出された補正値を記憶する記憶手段を有し、
前記現像剤量検知手段は、前記第3の期間に検出した検出値を前記記憶手段に記憶された補正値により補正して前記現像剤量を検知することを特徴とする前項(1)または(2)に記載の画像形成装置。
(4)前記振動バイアスは、前記現像ローラに印加される現像バイアスであることを特徴とする前項(1)乃至(3)のいずれか1項に記載の画像形成装置。
(5)前記第1、第2の画像形成手段の各々は、静電潜像を担持する像担持体と、前記像担持体を帯電する帯電手段と、を有し、前記振動バイアスは、前記帯電手段に印加される帯電バイアスであることを特徴とする前項(1)乃至(3)のいずれか1項に記載の画像形成装置。
本発明によれば、複数の画像形成手段を有する、画像形成装置において、以下の効果を奏する。検知対象として選択された現像剤量検知手段の静電容量を検知する際に、装置の大型化やコストアップをすることがなく、高精度な現像剤量の検知が可能とな
以下に図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
[画像形成装置の全体の説明]
まず、電子写真画像形成装置の全体構成について、図1を参照して概略説明する。図1は電子写真画像形成装置(以下画像形成装置と称す)の一形態であるレーザービームプリンタの全体構成説明図である。
この画像形成装置の画像形成部は、画像形成手段1(1Y、1M、1C、1K)と、この画像形成手段1の上方に、露光手段2(2Y、2M、2C、2K)が配置されている。
本形態において、画像形成手段1Y、1M、1C、1Kはそれぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの現像剤像を形成可能であり、それぞれの画像形成手段1に対応した露光手段2Y、2M、2C、2Kを有している。
この画像形成部の下方には、記録媒体である転写材31を送り出す給紙部32と、給紙部32から送り出された転写材31を吸着し、前記画像形成手段1Yから1Kに向かう方向に搬送する搬送手段33が配置される。
更に、画像形成手段1で形成された現像剤像を転写材31に転写する転写ローラ34(34Y、34M、34C、34K)が前記画像形成手段1Y、1M、1C、1Kに対応して配置されている。
本構成において画像形成手段1(1Y、1M、1C、1K)は前記搬送手段33が転写材31を搬送するにしたがって、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの現像剤像を順次形成することでカラー画像を高速にて出力可能となっている。このような画像形成装置の構成をタンデム構成と言う。
更に、転写材31に転写された現像剤像を定着させるための定着手段35、転写材31を装置外へ排出する排出手段36が配置されている。ここで転写材31としては、例えば紙、OHPシート、あるいは布等である。
[画像形成手段の説明]
次に本画像形成装置における画像形成手段1について、図2、3、4を用いて説明する。図2は画像形成装置の一形態であるレーザービームプリンタの画像形成手段1の構成説明図である。
画像形成手段1は前述したようにイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックを使用するが、これらはいずれも同様の構成である。
まず、画像形成手段1は、前記露光手段2より照射された露光により静電潜像を形成する感光ドラム11を備える。前記感光ドラム11の静電潜像を現像する現像手段13、前記現像手段13によって形成された現像剤像を転写材31に、転写ローラ34によって転写できる。そしてその後、感光ドラム11に残留した現像剤をクリーニングするためのクリーニング手段14、そして感光ドラム11に静電潜像を形成するために、感光ドラム11を帯電するための帯電手段12、を有している。
同図における現像手段13は、非磁性1成分現像方式の現像手段を例にあげて説明するが、本発明における現像方式は磁性1成分現像、2成分現像のいずれの方式を用いても良い。
現像手段13は現像剤tを収容する現像容器130、現像剤tを担持できる。そして感光ドラム11に現像するための現像ローラ131、現像ローラ131の現像剤の層厚を規制できる。そして摩擦帯電により現像剤に電荷を付与する現像ブレード132、現像ローラ131に対して現像剤の供給及び剥ぎ取りを行う供給ローラ133より構成される。
また、同図におけるクリーニング手段14はカウンターブレード方式のクリーニング手段である。クリーニング手段14は感光ドラム11の表面に残留した現像剤を掻き取るためのクリーニングブレード141とクリーニングブレード141によって掻き取られた現像剤を収容するためのクリーニング容器140より構成される。
クリーニング手段については省略されることも可能である。図3はいわゆるクリーナレスの画像形成手段1を示している。同図において前記残留した現像剤は帯電手段12によって電荷が付与され、再び現像手段13に回収される(図示せず)。
このような構成により、クリーニングブレード及びクリーニング容器のスペースを大幅に削減することが可能となる。本構成においては、図4に示すように画像形成手段1(1Y、1M、1C、1K)の間隔を詰めることが可能となり装置本体の小型化に対して非常に有効である。
本実施例では、画像形成手段1の帯電手段12に帯電バイアス印加手段41によって印加されるバイアスが振動バイアス成分を含んでいる。かつ、現像ローラ131に現像バイアス印加手段42によって印加される現像バイアスも振動バイアス成分を含む、いわゆるAC帯電方式、AC現像方式の画像形成装置である。また、現像ローラ131と感光ドラム11は、非接触状態のジャンピング現像方式を採用している。また、本実施例においては現像ローラ131に現像バイアス印加手段42によって印加される現像バイアスを後述する現像剤量検知手段の検知用バイアスとして利用する。
また、本実施例における画像形成手段1は、画像形成装置に対し着脱可能な構成となっており、感光ドラム11、現像手段13、クリーニング手段14、帯電手段12を一体としたプロセスカートリッジになっている。
[バイアス制御手段]
続いて、本画像形成装置におけるバイアス制御手段について、図2を用いて説明する。
電子写真画像形成を行う上で、画像形成手段1には様々なバイアスが印加される。本画像形成手段1においては、図2に示すように帯電手段12に印加される帯電バイアス、現像ローラ131に印加される現像バイアス、更に転写ローラ34に印加される転写バイアスがある。そして前記帯電バイアスを帯電手段12に印加するための帯電バイアス印加手段41がある。前記現像バイアスを前記現像ローラ131に印加するための現像バイアス印加手段42がある。転写バイアスを転写ローラ34に印加するための転写バイアス印加手段43がある。そして、それぞれ帯電手段12、現像ローラ131、転写ローラ34に電気的に接続され、更にこれらのバイアスの制御を行うのは不図示のバイアス制御手段である。前記バイアス制御手段は前記各バイアスの出力値やon−offの制御を行う。
[静電容量変化による現像剤量検知の概略]
続いて、本画像形成装置における現像剤量検知手段Xについて、図2を用いて説明する。前述したように現像手段13は、現像剤収容部130を有し、ここに現像剤tが収容される。更に前記現像剤収容部130にはアンテナ電極134が配設され、更に前記アンテナ電極134は検知手段44と電気的に接続される。
一方、現像ローラ131には現像バイアス印加手段42によって現像バイアスが印加される。このとき前記現像バイアスが振動バイアスであれば、この現像バイアスを検知用バイアスとして用いられる。そして前記現像剤収容部130に収容される現像剤tの量に対応して前記アンテナ電極134にて誘起される信号を検知手段44にて検知することで現像剤量を検知する。
本実施例はAC現像方式の画像形成装置であるため、画像形成中に交流の現像バイアスを印加するので画像形成時に現像剤量を検知する。
また、前記検知用バイアスは現像ローラ131以外の、例えば現像ブレード132、供給ローラ133、のいずれのパーツに印加しても良い。このとき、これら全てのパーツに印加することでより広範囲に渡り現像剤量の検知が可能となることは言うまでもない。
また、同図において前記アンテナ電極134は現像剤収容部130内部に配設している。しかし前記検知用バイアスが印加されるパーツと前記アンテナ電極134間の電気力線が及ぶ範囲内で現像剤tの量を検知することが可能であれば、前記現像剤収容部130の外部に配設しても良い。
以上説明したように静電容量による現像剤量検知手段Xを前記画像形成装置に搭載することで現像剤量検知が行えるため、現像剤の補給、もしくは現像剤収容部、画像形成手段の交換を適切なタイミングで行うことが可能となる。
[現像剤量の検知回路について]
次に、現像剤量の検知回路について図10を用いて、詳細に説明する。
図10において、現像バイアス印加手段42としての現像バイアス回路150から所定の交流バイアスを出力すると、そのバイアスは固定の静電容量を有するリファレンスコンデンサ151と、現像ローラ131とにそれぞれ印加される。
比較検出回路152では、リファレンスコンデンサ151(静電容量C1:固定値)の両端に発生する基準値に対して発生する電圧V1がある。現像ローラ131・出力側アンテナ電極134の静電容量(C2:トナー残量によって可変)に対して発生する電圧V2がある。更にそれぞれの電圧V1,V2との電圧差から電圧V3を生成する。この電圧V3はAD変換部153に入力され、ここで、アナログ電圧V3をデジタル変換し(以下この値を残検出力電圧と呼ぶ。単位は(V))、その結果を演算・制御部154に送り現像剤量を算出する。
[静電容量の干渉]
次に残検出力電圧の外部バイアスによる干渉について説明する。
前記複数の画像形成手段1にはそれに対応した現像剤収容部130と、それぞれの現像剤収容部130には各々現像剤量検知手段Xが備えられる。現像剤量検知手段Xは、前述したように現像ローラ131には現像バイアスを印加する。そして静電容量の変化を検知することで現像剤量の検知を行う。しかし図1(もしくは図4)に示すように画像形成手段1が並設されている場合、検知対象となる現像剤量検知手段X以外の現像剤量検知手段(Xa,Xb,Xc……)にバイアスが印加される。このバイアスが印加されていると、検知対象となる現像剤量検知手段Xのアンテナ電極134と干渉するため現像剤量の検知が正確に行うことが出来ない場合がある。
図5は検知対象となる現像剤量検知手段X以外の現像剤量検知手段Xaに検知用バイアスが印加された状態を模式化した図である。
すなわち検知対象となる現像剤量検知手段Xの現像ローラ131aに検知用バイアスが印加されると、現像ローラ131aとこれに対応するアンテナ電極134aの間で形成されるコンデンサCa1に電気信号が誘起される。この部分の静電容量の変化を検知することで現像剤量の検知を行う。ところが、このとき隣接する画像形成手段の現像ローラ131b、131cに同様に検知用バイアス(もしくは振動バイアス成分を含む現像バイアス)が印加されているとコンデンサCb1、Cc1にも電気信号が誘起される。
その結果、検知対象のコンデンサCa1以外の静電容量による信号も検知手段44が検知してしまい、実際よりも現像剤量を多めに検出してしまう。
例えば検知対象となる現像剤量検知手段Xが図1に示す画像形成手段1Mである場合、コンデンサCb1及びCc1は、画像形成手段1C及び1Yにおけるそれぞれの現像ローラと画像形成手段1Mのアンテナ電極の間で形成されるコンデンサである。そして画像形成手段1C、1Yの現像ローラに検知用バイアスが印加されることにより、電気信号を誘起することとなる。
このとき、コンデンサCb1には画像形成手段1Cの現像剤収容部に収容される現像剤(すなわちシアンの現像剤)及び画像形成手段1Mのクリーニング容器に回収された現像剤の影響を受けている。また、コンデンサCc1においては同様に画像形成手段1Yのクリーニング容器に回収された現像剤の影響を受けている。
つまり、コンデンサCb1、Cc1は本来測定すべき現像剤量である画像形成手段1Mの現像剤収容部130に収容される現像剤量がある。そしてそのほかに、画像形成手段1C、1Yの現像剤収容部130に収容される現像剤及びクリーニング容器140に回収された現像剤の量を同時に測定することとなる。
その結果、前記コンデンサCa1にて静電容量の検知を行っている最中に現像ローラ131b、131cにバイアスが印加されると、コンデンサCa1に印加されるバイアスと、コンデンサCb1、Cc1に印加されたバイアスが重畳される。このため、検知手段44にて検知される信号はこれらが干渉した状態で入力されるため、現像剤量検知を正確に行うには支障をきたす可能性がある。
また、前記画像形成手段1に帯電バイアスが印加される場合においても、本実施例では帯電バイアスとして交流バイアスを用いるため干渉する可能性がある。
図6には、帯電部材12a、12b、12cとアンテナ電極134aの間に形成されるコンデンサCa2、Cb2、Cc2を図示した。帯電バイアスと現像バイアスを印加した際には、Cb1、Cc1、Ca2、Cb2、Cc2の5つのコンデンサによる、他の現像剤量検知手段Xa,Xb,Xc,Xd,Xeが形成されて、電気信号の影響を受けることとなる。
実際に図6の構成で帯電バイアス及び現像バイアスを変えて、残検出力電圧を測定したところ、干渉による残検出力電圧は、下の3つのパラメーターに依存することがわかった。
1)帯電バイアス及び現像バイアスの周波数が高いほど、干渉の影響が大きい。
2)帯電バイアス及び現像バイアスの振幅のピーク巾(Vpp)が大きいほど干渉の影響が大きい。
3)コンデンサCb1、Cc1、Ca2、Cb2、Ccの容量が大きいほど干渉の影響が大きい。
また、上記5つのコンデンサの容量は、画像形成手段の現像剤収容部に収容される現像剤及びクリーニング容器に回収された現像剤の量によって変動する。
[残検出力電圧の干渉に対する補正方法]
前述したように本実施例においては画像形成手段1に印加される帯電バイアス、現像バイアスは振動バイアス成分を含んでいる。そのため、検知対象として選択されたアンテナ電極134には、前述したようにこれに対応する検知用バイアス以外のバイアスが干渉している。
したがって、画像形成を行っているときに、現像剤量検知を行う際に現像バイアスの干渉の影響分を補正しなければならない。また、バイアスによる干渉の量は一定ではなく、上で述べた3つのパラメーターに依存する。そのため、画像形成装置内の現像剤量の変化や、プロセスカートリッジの交換時や、画像形成バイアス条件等の変更に応じて補正量を変更しなければならない。
図7は画像形成時の、画像形成バイアスである帯電バイアス(CHy、CHm、CHc、CHk)、検知用バイアスとして用いられる現像バイアス(DEy、DEm、DEc、DEk)の印加タイミングを示すタイミングチャートである。
その際に各色の現像剤量検知手段Xから出力される残検出力電圧を(TRy1、TRm1、TRc1、TRk1)とする。同図において各画像形成手段1Y、1M、1C、1Kに印加される帯電バイアスをそれぞれCHy、CHm、CHc、CHkとする。現像バイアスをDEy、DEm、DEc、DEkとしてあらわす。それぞれのバイアス値の大小に関係なく、チャートが上にあるときはバイアスが印加されていて、下にあるときはバイアスが抑制されているか停止している状態を表し、横軸は時間軸をあらわしている。
画像形成中において、残検出力電圧を(TRy1、TRm1、TRc1、TRk1)は、振動バイアス成分を含む帯電バイアス(CHy、CHm、CHc、CHk)、現像バイアス(DEy、DEm、DEc、DEk)と干渉する。そのため、干渉の影響を補正して現像剤量検知を行う。そこで画像形成開始前に、干渉の影響を実測する補正シーケンスを実行する。
[干渉の影響を実測するシーケンスの説明]
干渉の影響を実測する補正シーケンスは毎回実行する必要は無く、濃度制御等で画像形成バイアスが変更したときや現像剤量の残量が所定量以上変化した場合など、干渉の影響が変わるタイミングで実行する。
ただし、本実施例では、現像剤量の干渉の影響は無視するが、現像剤量の残量による影響が大きい場合には、現像剤量が所定の量減るごと補正にシーケンスを実行しても良い。本発明の補正シーケンスとしては、大きく3つのステップがある。
(1)ステップ1(第1基準値の検出)
画像形成動作中と同じ干渉状態になるように画像形成バイアスを印加する。その際、画像形成時と完全に同じ状態が望ましい。しかし、本実施例では、転写手段と定着手段等など残検出力電圧に影響がないバイアスは抑制もしくは停止している。
上記ステップによる残検出力電圧を(TRy2、TRm2、TRc2、TRk2)とする。
(2)ステップ2(第2基準値の検出)
検知対象となる現像剤量検知手段Xに印加される検知用バイアス(現像バイアス)以外のバイアスによる干渉がない状態における各残検出力電圧(TRy3、TRm3、TRc3、TRk3)を検知する。その際には、検知対象として選択された現像剤量検知手段Xに印加する検知用バイアス以外のバイアスは停止することが望ましい。
しかし、電源容量に充分な余裕がない場合は停止したバイアスを再び起動する際に、バイアス値を所定の値にするのにタイムラグが発生する。したがって、このような場合には前記検知用バイアス以外のバイアスは停止するのではなく、前記干渉の影響を与えない程度に抑制しても良い。
以上2つのステップで得られた検出電圧の差分を取ることで干渉の影響による電圧変動を知ることが出来る。
図8は、本実施例の補正シーケンスのステップ1とステップ2のタイミングチャートを示している。
ここで、ステップ2のシーケンスでは、現像剤量検知を行うため現像ローラ131に現像バイアスを印加する。したがって、このとき現像ローラ131に担持された現像剤が感光ドラム11に現像されてしまうことが懸念される。しかし感光ドラム表面の現像ローラ131と対向する部分はすでに帯電手段12によって帯電されているので、この帯電電荷が減衰するまでの間に現像剤検知を行えば問題ない。
上記懸念点を解決するための方法として、所定の直流バイアスを帯電手段12に印加してもよい。このとき現像剤量検知を行っているときには、前記所定の直流の帯電バイアス、現像バイアスの出力を常に一定に保っておけば、前述した干渉による静電容量の影響は発生しない。
また、本実施例において、それぞれの画像形成手段1Y、1M、1C、1Kにおいて現像剤検知は一つずつ行っている。しかし現像剤検知時に干渉が問題にならないレベルであれば、検知対象となる現像剤量検知手段Xと隣接する画像形成手段に印加するバイアスのみを抑制する。もしくは停止することにより各残検出力電圧(TRy3、TRm3、TRc3、TRk3)を決定することも可能である。
例えば、図9のタイミングチャートのように、画像形成手段1Yと1Cの残検出力電圧であるTRy3とTRc3を同時に検知する。そして、その後画像形成手段1M、1Kの残検出力電圧であるTRm3とTRk3を同時に検知することでステップ2に要する時間を短縮することも可能である。
(3)干渉量の算出
以上の2つのステップから、干渉による残検出力電圧値の変動量を補正値として記憶手段に記憶する。
各色の補正値を(ΔTRy、ΔTRm、ΔTRc、ΔTRk)とすると、
ΔTRy=TRy2−TRy3
ΔTRm=TRm2−TRm3
ΔTRc=TRc2−TRc3
ΔTRk=TRk2−TRk3
であらわせる。
上記補正値値を画像形成装置に設置された記憶手段に記憶する。
[現像剤量の決定]
次に、現像剤量の決定について説明する。
画像形成装置本体に設けられたCPU内のROM(読み取り専用記憶手段)には、干渉の影響のない時の残検出力値(TRy3、TRm3、TRc3、TRk3)と現像剤量を関係づけた現像剤量変換テーブルが収容されている。
CPUは中央演算処理装置であり、格納されたプログラムや各種データを読み出し、必要な演算や判断を行い、各種制御を行うものである。
画像形成時において、現像バイアス印加時の残検出力電圧を(TRy1、TRm1、TRc1、TRk1)とすると、
各残検出力電圧(TRy1、TRm1、TRc1、TRk1)から干渉の影響を除去する。そのために、(TRy1、TRm1、TRc1、TRk1)から画像形成手段の記憶手段に記憶された補正値(ΔTRy、ΔTRm、ΔTRc、ΔTRk)を引いた差分データ(TRy1−ΔTRy、TRm1−ΔTRm、TRc1−ΔTRc、TRk1−ΔTRk)を算出する。
(TRy1−ΔTRy、TRm1−ΔTRm、TRc1−ΔTRc、TRk1−ΔTRk)と現像剤量変換テーブルにより現像剤量を算出する。
最後に、実施例1の現像剤量を決定する流れをフローチャートを図13に示す。
CPUは、不図示のコンピュータからJOB信号を受け印字を要求される(S101)。
記憶手段から記憶手段に記憶された補正値(ΔTRy、ΔTRm、ΔTRc、ΔTRk)を呼び出す(S102)。
画像形成動作中の残検出力電圧(TRy1、TRm1、TRc1、TRk1)を検出する(S103)。
各残検出力電圧(TRy1、TRm1、TRc1、TRk1)から補正値(ΔTRy、ΔTRm、ΔTRc、ΔTRk)の差分データを算出する(S104)。
ROMに格納された現像剤量変換テーブルと差分データから現像剤量を決定する(S105)。
現像剤量検知手段の検知結果を画像形成装置の表示部に表示する(S106)。
画像形成装置はJOBを終了する(S107)。
以上説明したように、タンデム構成の画像形成装置において、静電容量による現像剤量検知手段を行う際、特別な静電的シールドを設ける等を行うことがない。そして更に、検知対象となる現像剤量検知手段Xに印加する検知用バイアス以外のバイアスによる干渉を受けないで印刷動作中に現像剤量検知が正確に行える。したがって、現像剤補給や現像剤が消費されたことによる現像手段13、画像形成手段1の交換が適切なタイミングで行うことが可能となる。
次に本発明の実施例2の画像形成装置について説明する。
実施例1の画像形成装置と異なる点は、画像形成装置に装着する画像形成手段1の公称寿命が大きい点である。そのため、高寿命化のために、帯電バイアス(CHy、CHm、CHc、CHk)と現像バイアスの印加時間を短くしている点が異なっている。
帯電バイアスの印加時間を短くすることで、感光ドラムの表層の削れを軽減することができる。
図11は画像形成時の、画像形成バイアスである帯電バイアス(CHy、CHm、CHc、CHk)、検知用バイアスとして用いられる現像バイアス(DEy、DEm、DEc、DEk)の印加タイミングを示すタイミングチャートである。帯電バイアスと現像バイアスの印加を画像形成手段1Y、1M、1C、1Kの順で順次行っている。
画像形成時において、検知対象となる現像剤量検知手段Xに印加される検知用バイアス(現像バイアス)以外のバイアスの印加状況が変化している点が実施例1と異なっている。
この点に関して、画像形成手段1Mの現像剤検知手段を例に説明する。
図11のチャートによると、画像形成手段1Mに現像バイアスDEmが印加されるのは、時刻t4〜t9までの間である。その間に他の画像形成手段の帯電バイアスと現像バイアスの印加状況は時間により、変化しており表にまとめると下の表1のようになる。
Figure 0004799115
その結果、時刻t4〜t9の間で、画像形成手段1Mの残検出力電圧に対する他の画像形成手段1による干渉が変化してしまう。
イエローにしか帯電バイアスと現像バイアスが印加されていない時刻t4〜t5が干渉の影響が小さい。
反対に、隣接する画像形成手段1Y、1Cの両方ともに帯電バイアスと現像バイアスが印加される時刻t6〜t7がもっとも干渉の影響が大きい。
そこで、本実施例では、残検出力電圧の干渉の影響が小さい時間に、画像形成手段の残検出力電圧をサンプリングする。画像形成手段1Y、1M、1C、1Kが、残検出力電圧をサンプリングするタイミングを表2にまとめた。画像形成手段1Yと1Mには、残検出力電圧をサンプリングしているときに他の画像形成手段にバイアスが印加されていないが、自身の画像形成手段の帯電バイアスによる干渉の影響をなくすために補正シーケンスを実施する。
Figure 0004799115
[干渉の影響を実測するシーケンスの説明]
次に干渉の影響を実測するシーケンスを説明する。
干渉の影響を実測する補正シーケンスは実施例1と同様ステップ1〜3によって決定する。実施例1と同様、干渉の影響を実測するシーケンスは毎回実行する必要は無く、濃度制御等で画像形成バイアスが変更したときとプロセスカートリッジ交換時に実行する。
補正シーケンスとしては、実施例1同様3つのステップがある。
(1)ステップ1(第1基準値の検出)
画像形成動作中と同じ干渉状態になるように画像形成バイアスを印加する。その際、画像形成時と完全に同じ状態が望ましい。本実施例では、転写手段と定着手段等など残検出力電圧に影響がないバイアスは抑制もしくは停止している。
上記ステップによる残検出力電圧を(TRy2、TRm2、TRc2、TRk2)とする。
(2)ステップ2(第2基準値の検出)
検知対象となる現像剤量検知手段Xに印加される検知用バイアス(現像バイアス)以外のバイアスによる干渉がない状態における各残検出力電圧(TRy3、TRm3、TRc3、TRk3)を検知する。その際には、検知対象として選択された現像剤量検知手段Xに印加する検知用バイアス以外のバイアスは停止することが望ましい。しかし電源容量に充分な余裕がない場合には停止したバイアスを再び起動する際に、バイアス値を所定の値にするのにタイムラグが発生する。したがって、このような場合には前記検知用バイアス以外のバイアスは停止するのではなく、前記干渉の影響を与えない程度に抑制しても良い。
本実施例の補正シーケンスのタイムチャートは図12のようになる。画像形成手段1Y、1M、1C、1Kのステップ1とステップ2を検知する時刻を下の表にまとめた。
Figure 0004799115
(3)ステップ3
補正値の算出
以上の2つのステップから、干渉による残検出力電圧値の変動量を記憶手段に記憶する。
各色の補正値を(ΔTRy、ΔTRm、ΔTRc、ΔTRk)とすると、
ΔTRy=TRy2−TRy3
ΔTRm=TRm2−TRm3
ΔTRc=TRc2−TRc3
ΔTRk=TRk2−TRk3
であらわせる。
上記補正値を画像形成装置に設置された記憶手段に記憶する。
表2の画像形成動作中における残検出力電圧値と補正値から現像剤量を決定するプロセスは、実施例1と同様なので省略する。
次に本発明の実施例の画像形成装置について説明する。
図14は、実施例3の画像形成装置を示している。
実施例2の画像形成装置と異なる点は、現像剤収容部130に攪拌部材45があることである。攪拌部材45により現像剤収容部130の現像剤tを攪拌、かき回すのと供給ローラ133に現像剤tを送るのが目的である。
図15は、実施例3における画像形成手段1Mの残検出力電圧値である。
干渉の影響を受けた画像形成時の残検出力電圧値と、干渉の影響のない時の残検出力電圧値を示している。横軸は,時間を表している。画像形成手段に印加するバイアスのタイミングは、図11のチャートと同じである。
図14には、他の画像形成手段による干渉の影響のない場合も時間周期で残検出力電圧値が変動している。
攪拌部材45は現像バイアス印加中(t4〜t9)に4.5周回転駆動しているので、残検出力電圧値も4.5周期で変動している。理由としては、攪拌部材45の回転駆動の影響で、残検出力電圧が攪拌部材45の周期で変動したためである。この原因として、現像剤tの攪拌部材45の周期で変動しており、攪拌部材45の位置によりコンデンサ内の現像剤tの分布が変わっているためである。
Figure 0004799115
画像形成時の残検出力電圧値は、干渉の影響のない時の残検出力電圧値に対し、平行シフトしておらず時間に対しシフト量が変化している。これは、表4のように、画像形成手段1M以外の画像形成手段のバイアス印加状態が時間で変化しているためである。
[現像剤量の決定方法]
本実施例では、攪拌部材45の周期による誤差と干渉の影響をなくすために、現像剤量検知を実行する時間としては、下表に記載したように画像形成時に現像バイアスを印加している間は常時行う。
Figure 0004799115
次に、補正値の算出方法を説明する。
(1)ステップ1
画像形成動作中と同じ干渉状態になるように画像形成バイアスを印加する。その際、画像形成時と完全に同じ状態が望ましい。本実施例では、転写手段と定着手段等など残検出力電圧に影響がないバイアスは抑制もしくは停止している。
(2)ステップ2
検知対象となる現像剤量検知手段Xに印加される検知用バイアス(現像バイアス)以外のバイアスによる干渉がない状態における各残検出力電圧(TRy3、TRm3、TRc3、TRk3)を検知する。残検出力電圧の攪拌部材の影響をなくすために検知時間は、攪拌部材の周期の倍数にする。
上記ステップ1と2からえられた補正値から現像剤量を決定するプロセスは、実施例2と同様なので省略する。
次に本発明の実施例4の画像形成装置について説明する。
実施例1の画像形成装置と異なる点は、ステップ1において検出した第1基準値をプリント動作中に行う点が異なっている。
補正シーケンスでは第2基準値のみを決定する。補正シーケンスを図16に示す。
補正シーケンスを入れるタイミングは、実施例1と同様に濃度制御等で画像形成バイアスが変更したときやカートリッジ交換時や現像剤量の残量が変化等で、干渉の影響が変わるタイミングで実行する。
第1基準値は、補正シーケンス実行後、最初のJOBにおいて、1枚目のプリント動作時に実行する。
第1基準値と第2基準値の差分から干渉量を算出し、補正シーケンス2枚目以降は実施例1同様補正値を用いて残量検知を行う。
また、補正シーケンス実行後、最初のJOBが行われるまでの待機時間が長い場合には、その間に現像剤の吸湿状態がかわる可能性がある。そのため、干渉量に現像剤の吸湿による静電容量の変動による誤差が含まれてしまう。補正値に対し、現像剤の吸湿状態による影響を排除したい場合には、待機時間に応じてJOBのプリント動作前に補正シーケンスを実行しても構わない。
本発明に係る画像形成装置の一形態である画像形成装置の全体構成説明図である。 本発明に係る画像形成装置の一形態である画像形成装置の画像形成手段1の構成説明図である。 クリーナレス画像形成手段1の構成説明図である。 クリーナレス画像形成手段を有する画像形成装置の全体構成説明図である。 検知対象となる現像剤量検知手段以外の現像剤量検知手段に検知用バイアスが印加された状態を模式化した図である。 検知対象となる現像剤量検知手段以外の現像剤量検知手段に検知用バイアスが印加されるとともに、帯電バイアスが印加された状態を模式化した図である。 画像形成バイアスである帯電バイアス(CHy、CHm、CHc、CHk)、現像バイアス、及び検知用バイアスとして用いられる現像バイアス(DEy、DEm、DEc、DEk)の印加タイミングを示すタイミングチャートである。 実施例1の補正シーケンスのステップ1とステップ2のタイミングチャートである。 実施例1の補正シーケンスのステップ1とステップ2のタイミングチャートの例である。 本発明における現像剤量の検知回路図である。 実施例2における画像形成時のバイアスのタイミングチャートである。 実施例2の補正シーケンスのステップ1とステップ2のタイミングチャートの例である。 実施例1の現像剤量を決定する流れのフローチャートである。 実施例3の攪拌部材を備えた画像形成手段1の構成説明図である。 実施例3における画像形成手段の残検出力電圧値のグラフである。 実施例4の補正シーケンスのタイミングチャートである。
符号の説明
1(1Y,1M,1C,1K) 画像形成手段
11(11Y,11M,11C,11K) 感光ドラム(像担持体に相当)
12(12Y,12M,12C,12K) 帯電手段
13(13Y,13M,13C,13K) 現像手段
130(130Y,130M,130C,130K) 現像剤収容部
131(131Y,131M,131C,131K) 現像ローラ
132(132Y,132M,132C,132K) 現像ブレード
133(133Y,133M,133C,133K) 供給ローラ
134(134Y,134M,134C,134K) アンテナ電極
135 検知用電極
14 クリーニング手段
140 クリーニング容器
141 クリーニングブレード
150 現像バイアス回路
151 リファレンスコンデンサ
152 比較検出回路
153 AD変換部
154 演算・制御部
2 露光手段
31 転写材
32 給紙部
33 搬送手段
34 転写ローラ
35 定着手段
36 排出手段
41 帯電バイアス印加手段
42 現像バイアス印加手段
43 転写バイアス印加手段
44 検知手段
45 攪拌部材
Ca1、Ca2、Cb1、Cb2、Cc1、Cc2 コンデンサ
CHy、CHm、CHc、CHk 帯電バイアスのタイミングチャート
DEy、DEm、DEc、DEk 現像バイアスのタイミングチャート
Sy、Sm、Sc、Sk 検知用バイアスのタイミングチャート
X 現像剤量検知手段
Xa、Xb、Xc、Xd、Xe その他の現像剤量検知手段
t 現像剤

Claims (5)

  1. 像剤を収容する現像剤収容部前記現像剤を用いて像担持体に現像剤像を形成する現像ローラと、前記現像剤収容部に設けられたアンテナ電極と、を備える現像手段を各々が有する第1、第2の画像形成手段と、
    前記第2の画像形成手段に振動バイアスを印加するバイアス印加手段と、
    前記第1の画像形成手段における前記アンテナ電極と前記現像ローラとの間の静電容量に関する値を検出して前記第1の画像形成手段における前記現像剤収容部の現像剤量を検知する現像剤量検知手段であって、前記第2の画像形成手段に前記振動バイアスが印加されている第1の期間に検出した第1基準値と、前記第2の画像形成手段に前記振動バイアスが印加されていない第2の期間に検出した第2基準値と、に基づいて、前記第2の画像形成手段に前記振動バイアスが印加されている第3の期間に検出した検出値を補正して前記現像剤量を検知する現像剤量検知手段と
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 現像剤を収容する現像剤収容部と、前記現像剤を用いて像担持体に現像剤像を形成する現像ローラと、前記現像剤収容部に設けられたアンテナ電極と、を備える現像手段を各々が有する第1、第2の画像形成手段と、
    前記第2の画像形成手段に振動バイアスを印加するバイアス印加手段と、
    前記第1の画像形成手段における前記アンテナ電極と前記現像ローラとの間の静電容量に関する値を検出して前記第1の画像形成手段における前記現像剤収容部の現像剤量を検知する現像剤量検知手段であって、前記第2の画像形成手段に第1の振動バイアスが印加されている第1の期間に検出した第1基準値と、前記第2の画像形成手段に前記第1の振動バイアスよりも抑制された振動バイアスが印加されている第2の期間に検出した第2基準値と、に基づいて、前記第2の画像形成手段に前記第1の振動バイアスが印加されている第3の期間に検出した検出値を補正して前記現像剤量を検知する現像剤量検知手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記第1基準値と前記第2基準値とから算出された補正値を記憶する記憶手段を有し、
    前記現像剤量検知手段は、前記第3の期間に検出した検出値を前記記憶手段に記憶された補正値により補正して前記現像剤量を検知することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記振動バイアスは、前記現像ローラに印加される現像バイアスであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記第1、第2の画像形成手段の各々は、静電潜像を担持する像担持体と、前記像担持体を帯電する帯電手段と、を有し、前記振動バイアスは、前記帯電手段に印加される帯電バイアスであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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