JP4798096B2 - カラオケ装置 - Google Patents
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Description
まず、受信強度に応じて発信位置からの距離を推定可能な無線信号を発信する無線信号出力手段がマイクロホンに取り付けられており、このマイクロホンからの無線信号を受信する信号受信手段が、スピーカを備えた筐体の前面側、後面側、左面側及び右面側の各箇所に取り付けられている。
[1.カラオケ装置(宴会向けモデル)の構成の説明]
図1は、実施形態のカラオケ装置(宴会向けモデル)の外観を模式的に示す説明図であり、(a)はカラオケ装置の前面側、(b)は後面側、(c)は上面側から見た様子を示している。なお、ここでは、カラオケ装置を宴会場等に設置する際に、カラオケ本体1を聴衆の方(つまり、宴会場の中の方)へ向ける面を前面と定義し、この面に向かって反対側の面を後面、左側の面を左面、右側の面を右面と定義する。
図2に示すように、カラオケ本体1は、上述のとおり筐体10の前面、後面、左面及び右面にそれぞれ設置された赤外線受光部15a〜15dと、これらによって受信した赤外線信号から得られた情報を制御部19へ入力する赤外線信号入力部16と、カラオケ楽曲データに基づくカラオケ演奏を行うMIDI音源18と、MIDI音源18から出力された演奏データによる音声信号と、各マイク3から入力された音声信号とを混合・増幅して平面スピーカ11へ出力する音声制御部17と、CPU,ROM,RAM,メモリ,I/Oインタフェース及びこれらを接続するバスライン等からなる周知のコンピュータで構成された制御部19とを備える。
赤外線信号入力部16は、各赤外線受光部15a〜15dそれぞれに対応する個別の処理系統を有しており、それぞれの処理系統ごとにアンプ161a〜161d、レベル検出部162a〜162d、ID抽出部163a〜163d、アナログデジタルコンバータ(以下、ADC)164a〜164dを備える。
マイク3の外観的特徴は、図3(a)に示すように、マイクコード36の先端部にマイクコネクタ32と、マイク本体31の頂上部に赤外線発光部35とを備える点にある。このうち、マイクコネクタ32は、GND端子32a、電源端子32b、赤外線送信制御信号入力端子32cと、音声信号出力端子32dとで構成されている。
アブソリュートエンコーダ付きボリューム174は、図5(a)に示すように、使用者が平面スピーカ11のボリュームを調節する操作を行うためのロータリスイッチであるつまみ174aと、つまみ174aの回転軸と可動部が連結された可変抵抗器(図5(b)参照)で構成されるボリューム174bと、現在のボリュームの絶対位置(ボリューム値)を出力するアブソリュートエンコーダ174cとを備える。
つぎに、カラオケ本体1の制御部19が実行する上述の「受信強度測定処理」、「ハウリング時受信強度記録処理」、「ミュート制御処理」の各処理の詳細な内容について、図7〜図12を参照しつつ説明する。
図7は、カラオケ本体1の制御部19が実行する「受信強度測定処理」の手順を示すフローチャートである。この処理は、カラオケ演奏中において、マイク3a,3bからそれぞれ出力される赤外線信号のIDを基に、それぞれのマイク3a,3bを対象に個別に実行されるものである。
図8は、カラオケ本体1の制御部19が実行する「ハウリング時受信強度記録処理」の手順を示すフローチャートである。この処理は、カラオケ演奏中において、マイク3a,3bからそれぞれ出力される赤外線信号のIDを基に、それぞれのマイク3a,3bを対象に個別に実行されるものである。
IRmaxテーブルは、図9に示すように、カラオケ演奏中のハウリングを検出したときの各箇所におけるレベルのうち、値が最大であったものを方向別(前面、後面、左面、右面)に記憶するテーブルであり、制御部19のメモリ内に個々のマイク3のIDごとにそれぞれ記憶されている。つまり、ハウリングを検出したときに、例えばIRF15a(前面)における赤外線信号のレベルが最大であったなら、そのレベルが当該マイク3に対応するIRmaxテーブルのIRF(前面)の欄に記録される。なお、演奏中に一度もハウリングを検出していない場合においては、各IRmaxテーブルには適宜な初期値が記憶されているものとする。この初期値については、例えば、標準的な演奏環境において行う試験等によって得られたレベルを登録しておくことが考えられる。
図10は、カラオケ本体1の制御部19が実行する「ミュート制御処理」の第1実施形態の手順を示すフローチャートである。この処理は、カラオケ演奏中において、マイク3a,3bからそれぞれ出力される赤外線信号のIDを基に、それぞれのマイク3a,3bを対象に個別に実行されるものである。
補正テーブルは、図11に示すように、カラオケ演奏中にボリュームが変更されたときの変更前と変更後の差分の値ごとの、IRmaxテーブルの各レベルに対する補正値δが記述されており、制御部19のメモリや図示しない外部記憶装置等に格納されている。この補正テーブルにおける補正値δは、ボリュームが小さくなったときには、IRmaxテーブルにおける各レベルを上方補正(補正値δが正)し、ボリュームが大きくなったときには、IRmaxテーブルにおける各レベルを下方補正(補正値δが負)するような値に設定されている。また、ボリュームの差分の絶対値の大きさに応じて、補正値δの絶対値も大きくなっている。そして、制御部19は、検出したボリュームの差分に該当する補正値δをIRmaxテーブルの各レベルに加算することで補正を行う。
図12は、カラオケ本体1の制御部19が実行する「ミュート制御処理」の第2実施形態の手順を示すフローチャートである。この処理は、カラオケ演奏中において、マイク3a,3bからそれぞれ出力される赤外線信号のIDを基に、それぞれのマイク3a,3bを対象に個別に実行されるものである。なお、第2実施形態の「ミュート制御処理」と、上述の第1実施形態の「ミュート制御処理」(図10参照)とでは、カラオケ演奏中にボリュームが変更されたときの処置がそれぞれ異なる。
上記実施形態のカラオケ装置(宴会向けモデル)によれば、以下のような効果を奏する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に何ら限定されるものではなく、様々な態様にて実施することが可能である。
3…マイク、31…マイク本体、32…マイクコネクタ、32a…GND端子、32b…電源端子、32c…赤外線送信制御信号入力端子、32d…音声信号出力端子、33…マイクユニット、34…送信アンプ、35…赤外線発光部
Claims (4)
- 歌唱者によるカラオケ歌唱の音声信号を入力するためのマイクロホンと、スピーカとを備え、前記マイクロホンからの音声信号とカラオケ楽曲の音声信号とを混合して前記スピーカから音声を出力し、かつ前記マイクロホンと前記スピーカがそれぞれ個別の筐体で構成されたカラオケ装置において、
前記マイクロホンに取り付けられ、受信強度に応じて発信位置からの距離を推定可能な無線信号を発信する無線信号出力手段と、
前記スピーカを備えた筐体の前面側、後面側、左面側及び右面側の各箇所に取り付けられ、前記マイクロホンからの無線信号をそれぞれ受信する信号受信手段と、
前記各信号受信手段による受信強度を各別に検出する受信強度検出手段と、
ハウリングの発生を検知するハウリング検知手段と、
前記スピーカの各箇所それぞれに対応する受信強度データを記憶する受信強度記憶手段と、
前記ハウリング検知手段によりハウリングを検知した場合、その時に前記受信強度検出手段により検出した前記スピーカの各箇所における受信強度を比較し、受信強度が最大である箇所における受信強度を、当該箇所に対応する受信強度データとして前記受信強度記憶手段に記録する記録手段と、
歌唱時に前記受信強度検出手段が検出する前記スピーカの各箇所における受信強度のうち、現時点で受信強度が最大である箇所の受信強度と、前記受信強度記憶手段に記憶されている当該箇所に対応する受信強度データに基づく所定の基準値とを比較し、この受信強度が前記基準値以上であると判定した場合、前記マイクロホンから入力される音声信号による前記スピーカからの音声出力を抑圧する音声出力制御手段とを備えること
を特徴とするカラオケ装置。 - 請求項1に記載のカラオケ装置において、
前記スピーカから出力される音量のレベルを調節するための音量レベル調節手段と、歌唱中に前記音量レベル調節手段によって音量のレベルが変更されたことを検出するレベル変更検出手段とを更に備え、
前記スピーカの各箇所それぞれに対応する受信強度データには、それぞれ所定の初期値が設定されており、歌唱中に前記レベル変更検出手段が前記音量レベル調節手段による音量のレベルの変更を検出した場合、前記受信強度記憶手段に記憶されている前記各受信強度データをそれぞれの初期値に再設定し、その後、ハウリング検知手段によりハウリングが検知されれば前記記録手段により音量変更後における受信強度データを記録すること
を特徴とするカラオケ装置。 - 請求項1に記載のカラオケ装置において、
前記スピーカから出力される音量のレベルを調節するための音量レベル調節手段と、歌唱中に前記音量レベル調節手段によって音量のレベルが変更された場合、そのレベルの変更量を検出するレベル変更量検出手段とを更に備え、
前記音声出力制御手段は、前記レベル変更量検出手段により検出された音量のレベルの変更量に応じて、受信強度との比較に用いる前記基準値を変更すること
を特徴とするカラオケ装置。 - 請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載のカラオケ装置において、
複数のマイクロホンによって同時に歌唱可能に構成されており、
前記複数のマイクロホンそれぞれに前記無線信号出力手段が取り付けられており、この各無線信号出力手段は、自身が取り付けられている前記マイクロホンを識別可能な識別情報を含んだ前記無線信号を出力し、
前記受信強度検出手段は、前記識別情報に基づいて個々のマイクロホン単位で前記スピーカの各箇所の受信強度を検出し、
前記ハウリング検知手段は、個々のマイクロホン単位でハウリングの発生を検知し、
前記受信強度記憶手段は、個々のマイクロホン単位で前記スピーカの各箇所それぞれに対応する受信強度データを記憶可能に構成されており、
前記記録手段は、前記ハウリング検知手段によりハウリングを検知した場合、その時に前記受信強度検出手段により検出した前記スピーカの各箇所における当該マイクロホンからの受信強度を比較し、受信強度が最大である箇所における受信強度を、当該マイクロホンに対応する当該箇所の受信強度データとして前記受信強度記憶手段に記録し、
前記音声出力制御手段は、個々のマイクロホン単位で、現時点で受信強度が最大である箇所の受信強度と、前記受信強度記憶手段に記憶されている当該マイクロホンにおける当該箇所に対応する受信強度データに基づく所定の基準値とを比較し、この受信強度が前記基準値以上であると判定した場合、当該マイクロホンから入力される音声信号による前記スピーカからの音声出力のみを抑圧すること
を特徴とするカラオケ装置。
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