JP4795183B2 - 処理装置及びその制御方法、並びにプログラム - Google Patents

処理装置及びその制御方法、並びにプログラム Download PDF

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Description

本発明は、デジタル複合機などの処理装置及びその制御方法、並びに前記制御方法を実行するためのプログラムに関する。
従来、ユーザが特定の時間帯においてデジタル複合機を優先的に使用する技術(以下、このような使用を「占有使用」或いは「占有」と省略する)として、占有予約サービスというものがあった。この占有予約サービスでは、デジタル複合機に対してユーザが印刷ジョブの予約を行うことにより、当該ユーザは、予約したジョブについて、特定の時間帯において優先的にデジタル複合機を占有して利用することが可能になる(例えば、特許文献1参照)。
上述した占有予約サービスは、1台のデジタル複合機において、ジョブ処理の優先順位操作や他のユーザのジョブの処理拒否を行うものである。このような占有予約サービスを可能にする従来のデジタル複合機を複数で構成した印刷システムにおいては、各機器が独立して占有予約サービスを受け付けることになる。
特開2000−242460公報
しかしながら、上記従来のデジタル複合機の占有予約サービスは、大量ジョブ印刷を行うユーザの利便性を高めることができるものの、数ページの少量ジョブを不定期に印刷するユーザの利便性に制限をかけてしまうという問題があった。
即ち、上記従来の印刷システムでは、デジタル複合機の占有予約が機器間で連携される構成となっていない。そのため、大量ジョブ印刷を行うユーザは占有時間枠を確保するために、ある特定の時間帯に全てのデジタル複合機において占有予約を設定してしまう可能性がある。これに対して、少量ジョブを不定期に印刷する一般ユーザはそもそも占有予約サービスを利用しないので、占有予約の設定がなされていないデジタル複合機を利用しようとする。しかし、全てのデジタル複合機に占有予約が設定されてしまうと、一般ユーザは、その時間帯の間、全ての機器の利用ができなくなる。
本発明は上記従来の問題点に鑑み、占有予約が可能なシステムにおいて、ある特定の期間の占有予約が複数の機器の全てにおいて設定されてしまうのを排除し、前記複数の機器における一部の機器においてはその特定の期間の占有予約を受け付けることを禁止にすることにより、占有予約サービスを利用しない一般ユーザの利便性を向上させた処理装置を提供することを目的とする。また、そのような制御方法、並びにプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の処理装置は、複数の機器と通信可能な処理装置であって、ユーザがある期間機器を優先的に使用する優先使用の予約に関する予約情報を、前記複数の機器それぞれについて記憶する記憶手段と、前記予約情報を参照して、前記複数の機器のうち特定の期間に優先使用の予約が無いものの数を検出する検出手段と、前記検出手段により検出される数が所定数である場合、前記特定の期間に優先使用の予約が無い前記機器に対する当該特定の期間の優先使用の予約を受け付けないように制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の処理装置は、他の処理装置と通信可能な処理装置であって、ある期間に特定の機器を使用する予約に関する予約情報を、前記処理装置および前記他の処理装置それぞれについて記憶する記憶手段と、前記予約情報を参照して、前記処理装置および前記他の処理装置のうち特定の期間に予約が無いものの数を検出する検出手段と、前記検出手段により検出される数が所定数である場合、前記特定の期間に予約が無い処理装置に対して当該特定の期間の予約を受け付けないように制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、ある特定の期間の占有予約が複数の機器の全てにおいて設定されてしまうのを排除し、前記複数の機器における一部の機器においてはその特定の期間の占有予約を受け付けることを禁止にすることにより、機器の占有予約を利用しない一般ユーザの利便性を向上させることが可能になる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
[第1の実施の形態]
<印刷システムの構成>
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る処理装置であるデジタル複合機を含む印刷システムの構成を示すブロック図である。
この印刷システムは、デジタル複合機10,20,30及びホストコンピュータ40,50がローカルエリアネットワーク(LAN)90で接続されている。
デジタル複合機10,20,30は、スキャナやプリンタが搭載され画像の入出力機能を有するものであり、紙原稿からの画像の入力及び紙への画像の印刷出力を行うものである。入力した画像を紙に印刷したり、入力した画像をデジタルデータとして保存したり、そのデジタルデータをLANを経由して他の機器への転送したりすることも可能である。また、これらデジタル複合機は、ホストコンピュータ40,50からのプリントデータや他のデジタル複合機からの画像情報を受信し、紙への画像の印刷出力も可能である。
このように、印刷システムにおいては、LAN90で各機器を接続することにより、従来から処理していた単体での処理に加え、機器間で連携した処理が行われるようになっている。
<コントローラユニットの構成>
図2は、図1中のデジタル複合機のコントローラユニットの構成を示すブロック図である。
コントローラユニット100は、スキャナ130やプリンタ140と接続される一方、LAN90に接続されることで、画像データやデバイス情報の入出力の制御を行う。
コントローラユニット100の内部モジュールは、内部バス1000で接続されている。CPU1100は、システム全体を制御するプロセッサである。RAM1110は、CPU1100を動作するためのシステムワークメモリであり、また画像データを一時記憶するための画像メモリでもある。
ROM1120はブートROMであり、システムのブートプログラムが格納されている。HDD1130はハードディスクドライブで、システムソフトウェア(bootable)や、画像データ、ソフトウェアカウンタ値などを格納する。システムソフトウェアは、コピー・スキャン・プリンタ等の機能を実現するためのプログラムであり、RAM1110上に展開されて動作する。
ソフトウェアカウンタ値は、用紙サイズ別カウンタ領域とデータ処理容量別カウンタ領域が設定されており、画像出力枚数やCPU1100が処理したデータ容量に基づき予め設定した任意の基準容量値を基準に算出してカウントアップが行われる。カウンタ値は、HDD1130に限らず電源が切れても記憶保持することができれば、図示しないEEPROM等にその記憶領域を持ってもよい。
LANC1200はLAN90に接続し、画像データの入出力や機器制御に関わる情報の入出力を行う。また、ネットワーク上のホストコンピュータ40、50及び他のデジタル複合機20、30との間で出力用画像データを受信して画像出力を行うことや、逆に自機器で入力した画像データを送信することも可能である。
プリンタI/F1400は、プリンタ140と接続し、プリンタ140のCPUとそれぞれ通信を行うと共に、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。スキャナI/F1300は、スキャナ130と接続し、スキャナ130のCPUとそれぞれ通信を行うと共に、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。また、スキャナ130の先にはドキュメントフィーダー160が接続され、紙原稿を複数枚セットして連続的に原稿を入力することを可能としている。
操作部I/F1500は、操作部180とのインターフェース部で、操作部180に表示する画像データを出力する。また、操作部180から本システム使用者が入力した情報を、CPU1100に伝える役割をする。操作部180における入力操作は、操作部IF1500を通じてCPU1100が実行するプログラムにより認識・処理され、機器全体の設定や機能の実行指示を行うことで複写やスキャン処理を行うことが可能である。
時計1600は、日時情報を提供するものである。CPU1100からアクセスすることが可能であり、本実施の形態の特徴である予約情報と日時情報とに基づいて、ユーザによる占有予約サービスの利用を可能とするものである。図には示さないが電池によるバックアップを可能とする構成とし機器の電源OFF時にも日時情報を保持する。
ユーザテーブル1650は、機器を利用するユーザを管理するためのテーブルである。
予約管理テーブル1700は、本実施の形態の特徴的な部分であり、占有予約情報を保持するものである。テーブルで管理する情報は予約マスタフラグ1720の設定値に応じて異なる。詳細は後述する。
予約連携リスト1710は、占有予約サービスについて連携するデジタル複合機を特定する情報を保持するリストであり、デジタル複合機を特定する情報であれば形式は限定するものではない。例えば、機器の固有名称やIPアドレスなどが考えられる。印刷システム導入時に各機器の設定を操作部180により行うものとする。
予約マスタフラグ1720は、占有予約サービスにおいて、機器をマスタ機に設定する場合は「true」、予約スレーブ機に設定する場合は「false」の情報を保持するフラグである。本フラグは操作部180によって設定が可能な構成とする。初期値としては「false」を保持し、印刷システム導入時にマスタ機となる機器のみ「true」に設定するものとする。
予約マスタ機器名保持部1730は、占有予約サービスにおけるマスタ機を特定する情報であり、予約要求の要求先となる機器を特定するために利用する。操作部180は、タッチパネルや押しボタンで構成する。タッチパネルは画像を表示すると共に、ユーザが表面を触れることで指示を入力する入力装置を兼ねるものである。押しボタンはテンキーによる数値の入力や、コピー処理の開始などの操作を指示するものである。また、ユーザテーブル1650は、ユーザ名と暗証番号とを組みで保持するテーブルである。予約連携リスト1710は、占有予約サービスについて連携する機器の固有名称を保持するリストである。
<予約管理テーブル>
図3は、図2中の予約管理テーブル1700の内容の一例を示す図である。
同図に示す通り、予約管理テーブル1700は、予約日、予約開始時刻、予約終了時刻、予約ステータス、機器名、及びユーザ名をリスト化したものである。
予約ステータスの示す「予約」は予約有りを示し、「禁止」は占有予約ができないことを示す。本実施の形態に係る占有予約サービスは、1台のマスタ機と複数のスレーブ機で構成する。マスタ機においては同予約管理テーブル1700に自機を含め、連携する全ての機器の予約状況を1つのテーブルで管理する。スレーブ機においては自機のみの予約状況をテーブルにて管理する。
<占有予約サービスにおけるユーザ操作>
次に、本実施の形態における占有予約サービスにおいてユーザが行う操作について、図4〜図10を参照して説明する。なお、図4〜図10は、本実施の形態に係る占有予約サービスの操作に関するユーザインターフェース(UI)、つまり操作部180のタッチパネル181の表示を示している。
(A)レディ状態
図4は、上記デジタル複合機のレディ画面を示す図である。
上記デジタル複合機のレディ画面では、図4に示すように“コピーできます”と表示されており、デジタル複合機はコピー動作が可能なレディ状態である。
図4中の2001はコピータブ、2002は送信タブ、2003は占有予約タブである。各タブ部分のタッチパネルをユーザが押下することでメニューが切り替わり、各機能が利用可能となる。コピー機能を利用する場合はコピータブ2001を押下する。スキャンした画像のデータをLAN90上の他の機器に送信する場合は、送信タブ2002を押下する。本実施の形態の特徴である占有予約サービスを行う場合は、占有予約タブ2003を押下する。
(B)占有予約のログイン
図5は、上記デジタル複合機において占有予約サービスを利用する場合のユーザログイン画面を示す図である。
ユーザログイン画面では、図5に示すように、ユーザ名がエリア2051に表示され、スクロールボタン2052でユーザ名を選択する構成とする。選択可能なユーザ名は、ユーザテーブル1650に保持されるユーザ名に基づくものである。ログインの暗証番号は、テンキーで入力する構成である。暗証番号は表示されず“*”記号でマスクされる。
ユーザはユーザ名を選択し、暗証番号を入力したならば、確認ボタン2054を押下し、次に説明する図6の空き時間確認画面へ進む。占有予約サービスを中止し図4のレディ画面に復帰させたい場合はキャンセルボタン2055を押下する。
(C)占有予約の空き時間確認
図6は、上記デジタル複合機において占有予約サービスを利用する場合の空き時間確認画面を示す図である。
予約日は、操作部180のテンキーを利用して入力する。入力した日付は日付表示部2101に反映される。日付の変更はスクロールボタン2102で前後させることも可能である。予約日の選択を行うと予約状況が表示される。ユーザは、表示されるべき時間帯をスクロールボタン2104で上下し、希望する時間帯の空き状況を確認する。同図の例では、7:00から10:00までが空き状態であることを、10:00から11:00までが予約済みであることを、11:00から12:00までが占有予約が禁止されていることを示す。空き状態を示す領域2103をユーザが押下することで同時間帯での占有予約を行う画面へ進む。
なお、希望する時間が予約済みであった場合には、占有予約サービスの利用をキャンセルしたい場合がある。その場合には、ユーザはキャンセルボタン2105を押下し、図4のレディ画面に復帰することができる。
(D)占有予約の実行
図7は、上記デジタル複合機において占有予約サービスを利用する場合の予約実行画面を示す図である。
この予約実行画面では、図6の空き時間確認画面で選択した時間帯を元に予約する時間帯を微調整し、予約を実行する。図中の2201は開始時刻を示す。開始時刻はスクロールボタン2202を操作し空き時間帯の範囲で調整することが可能である。2203は終了時刻を示す。終了時刻はスクロールボタン2204を操作し空き時間帯の範囲で調整することが可能である。希望する時間帯を決定したならば予約実行ボタン2210を押下し、予約を実行に移す。
なお、空き時間を再度確認し変更したい場合には、戻るボタン2211を押下し図6の空き時間確認画面に戻る。
(E)占有予約の結果確認
図8及び図9は、上記デジタル複合機において占有予約サービスを利用する場合の占有予約の実行結果の確認画面を示す図である。図8は、予約が正常に受け付けられた場合に表示される画面を示し、図9は、予約が受け付けられなかった場合に表示される画面を示す。いずれの場合にも終了ボタン2401又は2601を押下することで、図4のレディ画面に復帰する。
(F)予約開始時刻での状態
図10は、上記デジタル複合機において、予約開始時刻に到達した時に表示される画面を示す図である。
予約開始時刻に到達した時は、図10に示した通り、ユーザ名、予約開始時刻・予約終了時刻を画面に表示する。
図中の2801は占有予約タブであり、占有予約に基づいて占有中であることを示す。2802は現在の日時を示す。図10の例では、「2006/06/06」の「9:05」であることを示す。
占有予約を実行したユーザは、機器を利用するためにテンキーを利用して暗証番号を暗証番号表示部2803に入力し、確認ボタン2804を押下する。有効な暗証番号が入力されると図4のレディ画面が表示され、ユーザはデジタル複合機を予約開始時刻から予約終了時刻までの間、他のユーザからのジョブを排除して占有可能になる。
<占有予約処理の流れ>
次に、第1の実施の形態に係る占有予約サービスで実行される処理(以下、占有予約処理と記す)の流れについて、図11〜図15を参照して説明する。
図11は、第1の実施の形態に係る印刷システム上で利用される占有予約処理の流れを示す模式図である。図12(a),(b)は、各デジタル複合機が占有予約されている時間帯を示す図であり、同図(a)は、ある占有予約が行われる前の印刷システムの予約状況を示し、同図(b)はある占有予約が行われた後の印刷システムの予約状況を示す。ユーザは、同図(a)の状態で、MFP−Bの占有予約を試みる。
また、図13(a),(b),(c)は、占有予約処理に使用される占有予約関連コマンドのフォーマットを示す図であり、同図(a)は予約要求コマンド、同図(b)は予約応答コマンド、同図(c)は予約禁止コマンドを示している。また、図14(a),(b)及び図15は、予約管理テーブル1700の変遷を示す図であり、図14(a)は初期状態、図14(b)は予約受付後、図15は占有予約が禁止された後の状態を示している。
図11に示す例では、占有予約サービスのマスタ機としてデジタル複合機10(MFP−A)が割り当てられ、占有予約のスレーブ機としてデジタル複合機20(MFP−B)と30(MFP−C)とが割り当てられている。
そして、例えばユーザ20aがデジタル複合機20を9:00から10:00までの間に占有したい旨の占有予約をしたとする。すると、デジタル複合機20での占有予約が完了すると共に、デジタル複合機30が9:00から10:00までの間の占有予約を受け付け禁止にすることになる(占有予約が行われる前の予約状況を示す図12(a)と、占有予約が行われた後の予約状況を示す図12(b)を参照)。これにより、ある時間帯の占有予約が全ての機器(ここで、MFP−A、MFP−B及びMFP−C)でなされるのを防止する。図12(b)の場合では、MFP−Cにおいて9:00から10:00までの間の占有予約は禁止され、その結果、この時間帯の占有予約は受け付けられなくなる。
以下、このような結果を得るための本実施の形態の占有予約処理について、次の3つのフェーズで順に説明する。
(A)予約要求フェーズ
(B)予約応答フェーズ
(C)予約禁止フェーズ
(A)予約要求フェーズ
ユーザ20aはデジタル複合機20の操作部180を操作し、前述した図4から図7までの手順に従い、占有予約を実行する。すると、デジタル複合機20は、マスタ機であるデジタル複合機10(MFP−A)に対して予約要求コマンドを送出する(図11のT1)。予約要求コマンドは、図13(a)に示したように、ユーザ名、予約日、予約開始時刻、予約終了時刻のパラメータで構成する。
この状態では、予約管理テーブル1700は図14(a)の状態である。
(B)予約応答フェーズ
予約要求コマンドを受信したデジタル複合機10は、予約管理テーブル1700を参照して、予約要求コマンドが示す時間帯が予約可能か否かをチェックし、予約応答コマンドをデジタル複合機20に返答する(図11のT2)。予約応答コマンドは、図13(b)に示したように、ユーザ名、予約日、予約開始時刻、予約終了時刻、及び予約状況のステータスのパラメータで構成する。
予約状況のステータスは、マスタ機の予約管理テーブル1700をチェックした結果の“OK”又は“NG”を反映する。占有予約が可能な場合には、予約状況のステータスは“NG”となる。一方、占有予約が不可能な場合には、予約状況のステータスは“OK”となる。予約応答コマンドを受信したデジタル複合機20は、前述の図8と図9に示したように、予約完了又は予約不可いずれかの状態となる。本例では、デジタル複合機10からデジタル複合機20に対して“OK”を含む予約応答コマンドが送信され、デジタル複合機20は予約完了状態となる。予約管理テーブル1700は図14(b)の状態になる。
そして、デジタル複合機10及び20は、その占有予約を予約管理テーブル1700に追加することになる。即ち、マスタ機であるデジタル複合機10は、「予約日:2006/06/06、予約開始時刻:9:00、予約終了時刻:10:00、機器名:MFP−B(デジタル複合機20)、ユーザ名:tanaka」を示す予約レコードを追加する。スレーブ機であるデジタル複合機20は、「予約日:2006/06/06、予約開始時刻:9:00、予約終了時刻:10:00、機器名:MFP−B(デジタル複合機20)、ユーザ名:tanaka」を示す予約レコードを追加する。
(C)予約禁止フェーズ
マスタ機であるデジタル複合機10は、予約要求コマンドを受けた結果、予約要求コマンドが示す時間帯に占有予約が無しの機器が残り1台であるかをチェックする。チェックした結果、残りが1台であった場合には、残り1台に当たる機器に向けて、予約禁止コマンドを送出する(図11のT3)。下記では、占有予約が無しの機器が残り1台であるかをチェックするが、これを、占有予約が無しの機器が所定数(1以上の数)であるかをチェックするようにしても良いことは言うまでもない。
本例では、デジタル複合機20に対して9:00から10:00までの時間帯に予約が追加され、結果としてその時間帯に占有予約がなされていない機器はデジタル複合機30(MFP−C)の1台になる。そのため、デジタル複合機30に対して予約禁止コマンドを送出する。予約禁止コマンドは、図13(c)に示したように、禁止日、禁止開始時刻、禁止終了時刻のパラメータで構成する。
予約管理テーブル1700は図15の状態になる。デジタル複合機30(MFP−C)は予約禁止状態を予約管理テーブル1700に追加する。即ち、マスタ機であるデジタル複合機10には、「予約日:2006/06/06、予約開始時刻:9:00、予約終了時刻:10:00、機器名:MFP−C、ステータス:禁止」を示す予約禁止レコードを追加する。同様に、スレーブ機であるデジタル複合機30(MFP−C)も、「予約日:2006/06/06、予約開始時刻:9:00、予約終了時刻:10:00、機器名:MFP−C、ステータス:禁止」を示す予約禁止レコードを追加する。
<占有予約処理に関する機器内部の処理>
(A)予約実行フロー
図16は、第1の実施の形態に係る予約実行処理を示すフローチャートである。
本処理は、ユーザが占有予約サービスの実行操作を行うデジタル複合機で実行されるものである。この処理は、ユーザの操作により占有予約の実行を受け、マスタ機に対して予約要求コマンドを送出した後、予約応答コマンドを受信し、予約の完了・不可を判断した上で予約管理テーブル1700を更新し、ユーザに通知するまでの処理である。以下、図16を参照して具体的に説明する。
まずステップS1000では、ユーザからの占有予約の実行を受け付け、ステップS1001へ進む。このステップは、図7の予約実行ボタン2210を押下した状態である。次のステップS1001では、予約マスタ機器名保持部1730に保持される占有予約のマスタ機に対して予約要求コマンドを送付し、ステップS1002へ進む。このステップS1001は、図11で説明した予約要求フェーズT1である。
ステップS1002では、占有予約のマスタ機から送付された予約応答コマンドを受信しステップS1003へ進む。このステップS1002は、図11で説明した予約応答フェーズT2に相当する。
ステップS1003では、マスタ機から受信した予約応答コマンドのステータスが予約可を示しているか否かを判断し、ステータスがOKであればステップS1004へ進み、ステータスがNGであればステップS1006へ進む。ステップS1004では、予約管理テーブル1700に予約情報として予約レコードを追加し、ステップS1005へ進む。ステップS1005では、予約完了をユーザに通知し処理を終了する。このときは、図8に示す予約完了画面が表示される。ステップS1006では予約不可をユーザに通知し処理を終了する。このときは、図9に示す予約不可の画面が表示される。
(B)予約受付フロー
図17は、第1の実施の形態における予約受付処理を示すフローチャートである。本処理は、マスタ機に割り当てたデジタル複合機で実行されるものである。
本処理では、予約要求コマンドを受信し、予約管理テーブル1700を参照して予約の可否を判断して予約応答コマンドを送出する。その上で占有予約を連携する機器のうち、予約要求コマンドが示す時間帯に占有予約が無しの機器が残り1台になった場合に、残り1台の機器に対して予約禁止コマンドを送出する。以下、図17を参照して具体的に説明する。
まずステップS2000では、予約要求コマンドを受信しステップS2001へ進む。次にステップS2001では、予約要求コマンドが示す情報と、予約管理テーブル1700の予約情報とを基に占有予約が可能か否かをチェックする。例えば、予約要求コマンドが示す時間帯が占有予約が禁止されている時間帯になっている場合には、占有予約が不可であると判断する。占有予約が可能であれば、ステップS2003へ進み、占有予約が不可であれば、ステップS2009へ進む。ステップS2002で予約が可能と判断した場合は、まず、ステップS2003において、予約要求コマンドの送出元へ予約ステータスをOKとした予約応答コマンドを送出しステップS2004へ進む。
ステップS2004で、予約管理テーブル1700に予約情報として予約レコードを追加し、ステップS2005へ進む。ステップS2005では、受信した予約要求コマンド・予約連携リスト・予約管理テーブル1700を参照し、予約完了した時間帯において占有予約がない機器の残数を確認しステップS2006へ進む。
ステップS2006では、予約完了した時間帯において占有予約がない機器の残数が1つであればステップS2007の処理へ進み、そうでなければ処理を終了する。ステップS2007では、予約完了した時間帯において占有予約がない1つの機器に対して予約禁止コマンドを送出し、ステップS2008へ進む。ステップS2008では、予約管理テーブル1700に予約禁止情報として予約禁止レコードを追加し処理を終了する。
一方、前記ステップS2002で予約が不可と判断した場合には、ステップS2009で、予約要求コマンドの送出元へ予約ステータスをNGとした予約応答コマンドを送出し処理を終了する。
(C)予約禁止フロー
図18は、第1の実施の形態に係る予約禁止処理を示すフローチャートである。
本処理は、予約禁止コマンドを受信したデジタル複合機で実行されるものである。
まずステップS3000において、予約禁止コマンドを受信し、ステップS3001へ進む。ステップS3001では、予約管理テーブル1700に予約禁止情報として予約禁止レコードを追加し処理を終了する。
<本実施の形態の利点>
図19及び図20は、従来の印刷システムにおける問題点を説明するための図である。
従来の印刷システムのように、占有予約が機器間で連携しないため、全機器が占有予約されてしまう時間帯が生じる様子を示している。
図20の9:00の時間帯を注目した場合、デジタル複合機10’(MFP−A’)についてはユーザ10a、デジタル複合機20’(MFP−B’)についてはユーザ20aが、それぞれ占有予約を行った上で占有利用している。また、デジタル複合機30’(MFP−C’)についてはユーザ30aが、占有予約を行った上で占有利用している。その間、ユーザ50aがホストコンピュータ50からデジタル複合機30’に印刷処理を行おうとしても、デジタル複合機30’はユーザ30aが占有予約中であるため印刷が不可能である。
デジタル複合機10’とデジタル複合機20’も同様に占有予約中であるため、結局ユーザ50aはデジタル複合機30’が占有予約されていない10:00になるまで印刷処理が行えない(図20のW11)。
これに対して、本実施の形態に係る印刷システムでは、次のような利点を有している。
図21及び図22は、本実施の形態に係る印刷システムにおける利点を説明するための図である。
図21及び図22の例では、デジタル複合機10(MFP−A),20(MFP−B)が予約された時点でデジタル複合機30(MFP−C)の占有予約が禁止され、デジタル複合機30を共有機器として一般ユーザに開放する状態を示している。
図22の9:00の時間帯に注目した場合、デジタル複合機10についてはユーザ10a、デジタル複合機20についてはユーザ20aがそれぞれ占有予約を行った上で占有利用している。また、デジタル複合機30は占有予約が禁止されているため共有機器として解放されている。そのため、ユーザ30aが利用すると共にホストコンピュータ50のユーザ50aからの印刷も処理できる。
デジタル複合機30について、ユーザ30aは占有利用することはできないが、ホストコンピュータ50を利用する一般ユーザが、印刷処理を行うのに長時間利用することができないような状況を回避することができる。
このように、本実施の形態によれば、機器間で連携して占有予約を整理することで必ず1台の占有予約が無い共有機器を残すことが可能になる。これにより、予約無しの印刷ジョブを実行する一般ユーザが、大量ジョブの実行中に長時間待たされることが無くなる。
[第2の実施の形態]
第1の実施の形態では、予約情報を一元管理する1台のマスタ機と、自機器の予約情報のみを保持する複数台のスレーブ機で印刷システムを構成する例を説明した。第2の実施の形態では、第1の実施の形態のようなマスタ機、スレーブ機という区別を無くし、予約情報は個別の機器のみで管理し、予約実行時に連携する機器間で予約情報の収集を行うように構成したものである。
<コントローラユニット>
図23は、本発明の第2の実施の形態に係る処理装置であるデジタル複合機のコントローラユニットの構成を示すブロック図である。
図2に示した第1の実施の形態との差異は、予約マスタフラグ1720と予約マスタ機器名保持部1730の2つを省略し、代わりに予約状態一時格納テーブル1750を設けた点にある。
予約状態一時格納テーブル1750は、予約実行時に連携する機器からの予約情報を収集した結果を一時的に格納するものである。ここには予約実行する時間帯における連携機器の予約状態を格納し、予約無しの機器数や機器名をチェックするために使う。
図24は、図23中の予約状態一時格納テーブルの一例を示す図である。
予約状態一時格納テーブルは、後述する予約状態応答コマンドの情報を格納するテーブルであり、図24に示すように、予約日、予約開始時刻、予約終了時刻、予約状況のステータス、及び機器名で構成する。
<占有予約サービスにおけるユーザ操作>
占有予約サービスにおけるユーザの操作に関しては、第1の実施の形態と変わらない。ユーザは図4〜図10で説明した第1の実施の形態と同一の操作になる。
<占有予約処理の流れ>
次に、第2の実施の形態に係る占有予約処理の流れについて、図25〜図29を参照して説明する。
図25は、第2の実施の形態に係る印刷システム上で利用される占有予約処理の流れを示す模式図である。図26(a),(b)は、各デジタル複合機が占有予約されている時間帯を示す図であり、同図(a)は、ある占有予約が行われる前の印刷システムの予約状況を示し、同図(b)はある占有予約が行われた後の印刷システムの予約状況を示す。ユーザは、同図(a)の状態で、MFP−Bの占有予約を試みる。
また、図27(a),(b),(c)は、占有予約処理に使用される占有予約関連コマンドのフォーマットを示す図であり、同図(a)は予約状態確認コマンド、同図(b)は予約状態応答コマンド、同図(c)は予約禁止コマンドを示している。また、図28(a),(b)及び図29は、予約管理テーブル1700の変遷を示す図であり、図28(a)は初期状態、図28(b)は予約受付後、図29は占有予約が禁止された後の状態を示している。
例えばデジタル複合機20のユーザ20aがデジタル複合機20を9:00から10:00までの間に占有したい旨の占有予約をしたとする。すると、デジタル複合機20での占有予約が完了すると共に、デジタル複合機30が9:00から10:00までの間の占有予約を受け付け禁止にすることになる(占有予約が行われる前の予約状況を示す図26(a)のW21と、占有予約が行われた後の予約状況を示す図26(b)のW22を参照)。これにより、ある時間帯の占有予約が全ての機器(ここで、MFP−A、MFP−B及びMFP−C)でなされるのを防止する。図12(b)の場合では、MFP−Cにおいて9:00から10:00までの間の占有予約は禁止され、その結果、この時間帯の占有予約は受け付けられなくなる。
以下、このような結果を得るための本実施の形態の占有予約処理について、次の3つのフェーズで順に説明する。
(A)予約状態収集フェーズ
(B)予約状態確認フェーズ
(C)予約禁止フェーズ
(A)予約状態収集フェーズ
ユーザ20aはデジタル複合機20の操作部180を操作し、前述した図4から図7までの手順に従い、占有予約を実行する。すると、デジタル複合機20は予約連携リストにて示される連携する全機器に対して予約状態確認コマンドを送出する(図11のT11)。本例の場合、デジタル複合機10とデジタル複合機30に対して予約状態確認コマンドを送出する。
予約状態確認コマンドは、図27(a)に示したように、予約日、予約開始時刻、予約終了時刻のパラメータで構成する。本状態では、予約管理テーブル1700は図28(a)の初期状態のままである。
(B)予約状態確認フェーズ
まず、予約状態確認コマンドを受信した機器の処理について説明する。
予約状態確認コマンドを受信した機器は、自機器の予約管理テーブル1700を参照し、予約状態確認コマンドが示す時間帯が予約済みか否かをチェックし、予約状態応答コマンドを予約状態確認コマンドの送出元へ返答する(図11のT12、T22)。
予約状態応答コマンドは、図27(b)に示したように、予約日、予約開始時刻、予約終了時刻、及び予約状況のステータスのパラメータで構成する。予約状況のステータスは、予約管理テーブル1700をチェックした結果の“OK”又は“NG”を反映する。予約済みの場合には、予約状況のステータスは“NG”となる。一方、予約済みでない場合には、予約状況のステータスは“OK”となる。
次に、予約状態応答コマンドを受信した機器の処理について説明する。
予約状態応答コマンドを受信した機器は、予約状態応答コマンドが示す予約状況を予約状態一時格納テーブル1750に格納する。その予約状態一時格納テーブル1750と予約連携リストの情報から、占有予約が無しの機器が自機器以外に1台以上あるか否かをチェックする。そして、占有予約が無しの機器が自機器以外に1台以上存在する場合には予約完了とし、占有予約が無しの機器が自機器以外には無ければ予約不可と判断する。前述した図8及び図9に示したように、予約完了又は予約不可のいずれかの状態となる。
図24の例では、デジタル複合機20以外にデジタル複合機30が占有予約が無しであるため、デジタル複合機20は予約完了状態にする。予約管理テーブル1700は図28(b)の状態になる。同図28(b)に示すように、デジタル複合機20は、「予約日:2006/06/06、予約開始時刻:9:00、予約終了時刻:10:00、機器名:MFP−B、ユーザ名:tanaka」を示す予約レコードを追加する。
(C)予約禁止フェーズ
まず、予約状態応答コマンドを受信した機器の処理について説明する。
予約状態応答コマンドを受信した機器は、予約状態応答コマンドが示す予約状況から、占有予約が無しの機器が残り1台であるかをチェックする。チェックした結果、残り1台であった場合には残り1台の機器に向け予約禁止コマンドを送出し、占有予約の受け付けを禁止させる。
本例では、デジタル複合機20以外で9:00から10:00の時間帯に占有予約されていない機器はデジタル複合機30(MFP−C)の1台である。そのため、デジタル複合機20はデジタル複合機30に対して予約禁止コマンドを送出する。
予約禁止コマンドは、図27(c)に示したように、禁止日、禁止開始時刻、禁止終了時刻のパラメータで構成する。予約管理テーブル1700は、図29の状態になる。デジタル複合機30は予約禁止状態を予約管理テーブル1700に追加する。図29に示すように、デジタル複合機30は、「予約日:2006/06/06、予約開始時刻:9:00、予約終了時刻:10:00、機器名:MFP−C、ステータス:禁止」を示す予約禁止レコードを追加する。
<占有予約処理に関する機器内部の処理>
なお、予約禁止フローは、図18で説明した第1の実施の形態と同一である。
(A)予約実行フロー
図30は、第2の実施の形態に係る予約実行処理を示すフローチャートである。
本処理は、ユーザが占有予約サービスの実行操作を行うデジタル複合機で実行されるものである。
この処理は、ユーザの操作により占有予約の実行を受け、連携する全機器に対して予約状態確認コマンドを送出した後、予約状態応答コマンドを受信し、占有予約される時間帯における連携機器の予約状態を格納する。次に、占有予約無しの機器の残数やその機器の機器名をチェックし、予約の完了・不可を判断した上で予約管理テーブル1700を更新し、ユーザに通知する。最後に、再度占有予約無しの機器数をチェックし、予約禁止の必要性を判断し、必要であれば予約禁止指示を行う。以下、図30を参照して具体的に説明する。
まず、ステップS4000では、ユーザからの占有予約の実行を受け付け、ステップS4001へ進む。このステップは、図7の予約実行ボタン2210を押下した状態である。次のステップS4001では、予約連携リストに示される連携する全機器に対して予約状態確認コマンドを送出し、ステップS4002へ進む。予約状態確認コマンドは、図27(a)に示すように、予約日、予約開始時刻、予約終了時刻のパラメータで構成する。
ステップS4002では、予約状態応答コマンドを受信して、予約状態応答コマンドが示す予約状況を予約状態一時格納テーブル1750に格納しステップS4003へ進む。ステップS4003では、予約状態一時格納テーブル1750と予約連携リストの情報から、占有予約が無しの機器が自機器以外に1台以上あるか否かをチェックする。占有予約が無しの機器が自機器以外に1台以上存在する場合にはステップS4004へ進み、そうでなければステップS4008へ進む。
ステップS4004では、予約管理テーブル1700に予約情報として予約レコードを追加し、ステップS4005へ進む。ステップS4005では、再度、予約状態一時格納テーブル1750と予約連携リストの情報から、占有予約が無しの機器の残数をチェックする。占有予約が無しの機器が1台だけならばステップS4006へ進み、そうでなければステップS4007へ処理を進める。
ステップS4006では、予約状態一時格納テーブル1750に格納される唯一の占有予約無しの機器に対して予約禁止コマンドを送出しステップS4007へ進む。ステップS4007では、予約完了をユーザに通知し処理を終了する。このときは、図8の予約完了画面が表示される。
一方、ステップS4008では予約不可をユーザに通知し処理を終了する。このときは、図9に示す予約不可の画面が表示される。
本実施の形態においても、上記第1の実施の形態と同様の利点を得ることができる。
また、本発明の目的は、以下の処理を実行することによって達成される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出す処理である。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、次のものを用いることができる。例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等である。又は、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記実施の形態の機能が実現される場合も本発明に含まれる。加えて、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、前述した実施形態の機能が以下の処理によって実現される場合も本発明に含まれる。即ち、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行う場合である。
第1の実施の形態に係る処理装置であるデジタル複合機を含む印刷システムの構成を示すブロック図である。 図1中のデジタル複合機のコントローラユニットの構成を示すブロック図である。 図2中の予約管理テーブルの内容の一例を示す図である。 デジタル複合機のレディ画面を示す表示画面図である。 デジタル複合機において占有予約サービスを利用する場合のユーザログイン画面を示す表示画面図である。 デジタル複合機において占有予約サービスを利用する場合の空き時間確認画面を示す表示画面図である。 デジタル複合機において占有予約サービスを利用する場合の予約実行画面を示す表示画面図である。 デジタル複合機において占有予約サービスを利用する場合の占有予約の実行結果の確認画面を示す表示画面図である。 デジタル複合機において占有予約サービスを利用する場合の占有予約の実行結果の確認画面を示す表示画面図である。 デジタル複合機において占有予約サービスを利用する場合の占有予約時刻に到達した時に表示される画面を示す表示画面図である。 第1の実施の形態に係る印刷システム上で利用される占有予約処理の流れを示す模式図である。 各デジタル複合機に設定された占有予約時刻の時間帯を示す図である。 占有予約処理に使用される占有予約関連コマンドのフォーマットを示す図である。 予約管理テーブルの変遷を示す図である。 予約管理テーブルの変遷を示す図である。 第1の実施の形態に係る予約実行処理を示すフローチャートである。 第1の実施の形態に係る予約受付処理を示すフローチャートである。 第1の実施の形態に係る予約禁止処理を示すフローチャートである。 従来の印刷システムにおける問題点を説明するための図である。 従来の印刷システムにおける問題点を説明するための図である。 実施の形態に係る印刷システムにおける利点を説明するための図である。 実施の形態に係る印刷システムにおける利点を説明するための図である。 本発明の第2の実施の形態に係る処理装置であるデジタル複合機のコントローラユニットの構成を示すブロック図である。 図23中の予約状態一時格納テーブルの一例を示す図である。 第2の実施の形態に係る印刷システム上で利用される占有予約処理の流れを示す模式図である。 各デジタル複合機に設定された占有予約時刻の時間帯を示す図である。 占有予約処理に使用される占有予約関連コマンドのフォーマットを示す図である。 予約管理テーブルの変遷を示す図である。 予約管理テーブルの変遷を示す図である。 第2の実施の形態に係る予約実行処理を示すフローチャートである。
符号の説明
10,20,30 デジタル複合機
40,50 ホストコンピュータ
90 ローカルエリアネットワーク
1700 予約管理テーブル
1710 予約連携リスト
1720 予約マスタフラグ
1730 予約マスタ機器名保持部
1750 予約状態一時格納テーブル

Claims (11)

  1. 複数の機器と通信可能な処理装置であって、
    ある期間に特定の機器を使用する予約に関する予約情報を記憶する記憶手段と、
    前記予約情報を参照して、前記複数の機器のうち特定の期間に予約が無いものの数を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出される数が所定数である場合、前記特定の期間に予約が無い機器に対して当該特定の期間の予約を受け付けないように制御する制御手段とを備えたことを特徴とする処理装置。
  2. 前記制御手段は、前記検出手段により検出される数が所定数である場合、前記特定の期間に予約が無い機器に対して当該特定の期間の予約を受け付けなくするための指示を発行することによって、当該機器に対する当該特定の期間の予約を受け付けないように制御することを特徴とする請求項1に記載の処理装置。
  3. 前記特定の期間における前記機器の予約を求める予約要求を前記機器から受け付ける受け付け手段と、
    前記予約要求に従って、前記記憶手段に記憶されている予約情報を参照して予約の可否を判断する判断手段と、
    前記判断手段により予約が可能であると判断された場合に、前記特定の期間における前記機器の予約を示す予約情報を前記記憶手段に追加する更新手段とを備えたことを特徴とする請求項1或いは2に記載の処理装置。
  4. 前記複数の機器はそれぞれ印刷機能を備えた印刷装置であることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の処理装置。
  5. 他の処理装置と通信可能な処理装置であって、
    ある期間に特定の機器を使用する予約に関する予約情報を、前記処理装置および前記他の処理装置それぞれについて記憶する記憶手段と、
    前記予約情報を参照して、前記処理装置および前記他の処理装置のうち特定の期間に予約が無いものの数を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出される数が所定数である場合、前記特定の期間に予約が無い処理装置に対して当該特定の期間の予約を受け付けないように制御する制御手段とを備えたことを特徴とする処理装置。
  6. 前記制御手段は、前記検出手段により検出される数が所定数である場合、前記特定の期間に予約が無い処理装置に対して当該特定の期間の予約を受け付けなくするための指示を発行することによって、当該処理装置に対する当該特定の期間の予約を受け付けないように制御することを特徴とする請求項5記載の処理装置。
  7. 前記特定の期間における前記他の処理装置の予約を求める予約要求を前記他の処理装置から受け付ける受け付け手段と、
    前記予約要求に従って、前記記憶手段に記憶されている予約情報を参照して予約の可否を判断する判断手段と、
    前記判断手段により予約が可能であると判断された場合に、前記特定の期間における前記他の処理装置の予約を示す予約情報を前記記憶手段に追加する更新手段とを備えたことを特徴とする請求項5或いは6に記載の処理装置。
  8. 前記処理装置及び前記他の処理装置は、印刷処理機能を備える印刷装置であることを特徴とする請求項5乃至7の何れかに記載の処理装置。
  9. 複数の機器と通信可能な処理装置の制御方法であって、
    ある期間に特定の機器を使用する予約に関する予約情報を記憶する記憶工程と、
    前記予約情報を参照して、前記複数の機器のうち特定の期間に予約が無いものの数を検出する検出工程と、
    前記検出工程により検出される数が所定数である場合、前記特定の期間に予約が無い機器に対して当該特定の期間の予約を受け付けないように制御する制御工程とを有することを特徴とする制御方法。
  10. 他の処理装置と通信可能な処理装置の制御方法であって、
    ある期間に特定の機器を使用する予約に関する予約情報を、前記処理装置および前記他の処理装置それぞれについて記憶する記憶工程と、
    前記予約情報を参照して、前記処理装置および前記他の処理装置のうち特定の期間に予約が無いものの数を検出する検出工程と、
    前記検出工程により検出される数が所定数である場合、前記特定の期間に予約が無い処理装置に対して当該特定の期間の予約を受け付けないように制御する制御工程とを有することを特徴とする制御方法。
  11. 請求項9又は10に記載の制御方法コンピュータに実行させるためのプログラム。
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