JP4794775B2 - 光伝送システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、光増幅装置を用いて光信号の中継増幅を行う光伝送システムに関し、特に光伝送路の断線および復旧を行う光伝送システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の光伝送システムは、例えば図10に示すように、2本の光伝送路10,11と、これら光伝送路10,11の端部に接続されて光信号の通信を行う光送信器13,17と光受信器14,16をそれぞれ有する通信装置12,15と、光伝送路10,11上にそれぞれ2つずつ設けられた光アンプ21,26および22,25を有し、光伝送路10,11を伝送する光信号を増幅する光増幅装置20,24とから構築されている。この光伝送システムでは、通信装置12,15と光増幅装置を組み合わせ、光伝送路10,11を介して上りまたは下りの双方向の光信号の通信を行っている。
【0003】
このような構成において、光信号の中継機能を有する光増幅装置20,24では、光信号の増幅を行うため、強い出力パワーの光信号が例えばエルビウムドープファイバからなる光伝送路に送出されることとなる。一般的に、このような高出力の光信号が伝送される伝送システムでは、光伝送路の障害、例えば断線時には、人体、特に切断された光伝送路端面から放出されるレーザ光が、作業者などの目に悪影響を及ぼすのを防ぐ安全性のために、光出力を停止するとともに、光伝送路の復旧時には、断線が確実に修復されたことを検出し、光出力を再開させて光信号の通信を行うことができるものが望まれていた。
【0004】
そこで、従来では、光増幅装置に監視制御部を配設し、主信号に監視情報用のチャネル(Optical Supervisory Channel:以下「OSC」という)を利用して、監視制御部が断線や断線箇所の障害検出および復旧を行うものがあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例では、OSCの光信号を出力させるための発光部やOSCと主信号を多重化するための多重化部が必要となり、部品点数が増加して装置が大型化するとともに、製作コストが増加するという問題点があった。
【0006】
また、この通信装置では、ALS(Automatic Laser Shutdown)という安全に関する手順がITU−T(Telecommunication standardization sector of ITU)G.681で規定されており、例えば断線時にレーザ発振をシャットダウンさせることにより、安全機能を実現することも考えられているが、このALS機能は、現実的には全ての通信装置に設けられているわけではない。したがって、このALS機能を備えていない通信装置と光増幅装置を組み合わせて上述した光伝送システムを構築した場合には、人体に対する安全上の配慮が必要であった。
【0007】
この発明は、上記問題点に鑑みなされたもので、OSCを使用することなく、光伝送路の障害検出や光信号の送出停止および修復時の復旧検出や光信号の送出再開を確実に、かつ迅速に行うことができ、これにより人体への悪影響を防止できる光伝送システムを提供することを目的とする。
【0008】
また、この発明の他の目的は、通信装置とはまったく独立した光増幅装置の動作で、光信号の障害や復旧検出、光信号の送出停止や再開を実現させることで、例えALSのような安全機能のない通信装置を用いても、上述した動作を確実に、かつ迅速に行うことができる光伝送システムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この発明は、複数の光伝送路と、該各光伝送路を介して接続され、それぞれ光信号の通信を行う通信装置と、前記光伝送路上に設けられ、前記光信号を増幅して伝送する複数の光増幅装置とを有して、双方向の光信号の中継増幅を行う光伝送システムにおいて、前記光増幅装置は、一方向に光信号を伝送する一方の光伝送路から入力される光信号を検出する検出手段と、他方向に光信号を伝送する他方の光伝送路の光信号を光増幅する光増幅手段と、前記検出手段による検出結果に基づいて光の断状態を判断する判断手段と、前記判断手段によって判断された断状態に応じて前記光増幅手段による光信号の増幅を中止するとともに、該中止から第1の所定時間後に前記光増幅手段による光信号の増幅を再開し、かつ該再開後、第2の所定時間内に前記検出手段が光信号を検出しない場合に、再度前記光増幅手段による光信号の増幅を中止する増幅制御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0011】
また、この発明は、上述した発明において、前記増幅制御手段は、前記検出手段が前記第1の所定時間内に光信号を検出した場合には該光信号の検出後、第3の所定時間内に光信号を検出できなくなった場合、あるいは、前記検出手段が前記第2の所定期間内に光信号を検出した場合にはさらに該光信号の検出後、第3の所定時間内に光信号を検出できなくなった場合、再度前記光増幅手段による光信号の増幅を中止することを特徴とする。
【0013】
また、この発明は、上述した発明において、前記光増幅装置は、前記検出手段の下流側に配置され、前記一方の光伝送路の光信号を光増幅する検出側光増幅手段を備え、前記増幅制御手段は、前記判断手段によって判断された断状態に応じて前記検出側光増幅手段による光信号の増幅を中止することを特徴とする。
【0015】
また、この発明は、上述した発明において、前記光増幅装置は、前記検出手段の下流側に配置され、前記一方の光伝送路を接続または断状態に切り替える切替手段と、前記判断手段によって判断された断状態に応じて、前記切替手段を切り替えて前記一方の光伝送路を断状態にする伝送路制御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0017】
また、この発明は、上述した発明において、前記第3の所定時間は、前記第2の所定時間よりも長いことを特徴とする。
【0019】
また、この発明は、上述した発明において、前記第2の所定時間、あるいは前記第2の所定時間と前記第3の所定時間との加算時間は、所定時間幅以内であることを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下に添付する図1乃至図10の図面を参照して、この発明に係る光伝送システムの好適な実施の形態を説明する。なお、以下の図において、図10と同様の構成部分に関しては、説明の都合上、同一符号を付記するものとする。
【0022】
(実施例1)
図1は、この発明にかかる光伝送システムの実施例1の概略構成を示す構成図である。図1においては、図10と同様に、2本の光伝送路10,11の端部には通信装置12,15が、また光伝送路10,11上には光増幅装置20,24が設けられ、これら組み合わされた通信装置12,15と光増幅装置20,24によって光伝送路10,11上の双方向の光信号の通信を可能にしている。
【0023】
このような構成において、光増幅装置20,24は、図2に示すように同様の構成部分からなっている。すなわち、光増幅装置20(24)は、2つの光アンプ21(26),22(25)と、監視回路23(27)とから構成されている。
【0024】
この光アンプ21(26)は、光伝送路10に接続され、光信号を分岐する光カプラ21a(26a)と、この発明の検出手段を構成し、分岐された光を受光するホトディテクタ(以下、「PD」という)21b(26b)と、PD21b(26b)からの光電流をアナログ/デジタル(以下、「A/D」という)変換して監視回路23(27)に出力するA/D変換部21c(26c)と、光伝送路10に接続され、光増幅のために光の合波を行う光カプラ21d(26d)と、光カプラ21d(26d)と接続され、光伝送路10に伝送される光信号を光増幅用の出射光によって直接増幅するポンプ−レーザダイオード(以下、「Pump−LD」という)21e(26e)と、監視回路23(27)から出力される動作制御用の信号をデジタル/アナログ(以下、「D/A」という)変換してPump−LD21e(26e)に供給するD/A変換部21f(26f)とから構成されている。
【0025】
また、光アンプ22(25)も、光アンプ21(26)と同様に、光伝送路11に接続され、光信号を分岐する光カプラ22a(25a)と、この発明の検出手段を構成し、分岐された光を受光するPD22b(25b)と、PD22b(25b)からの光電流をA/D変換するA/D変換部22c(25c)と、光伝送路11に接続され、光増幅のために光の合波を行う光カプラ22d(25d)と、光カプラ22d(25d)と接続され、光伝送路11に伝送される光信号を光増幅用の出射光によって直接増幅するPump−LD22e(25e)と、動作制御用の信号をD/A変換してPump−LD22e(25e)に供給するD/A変換部22f(25f)とから構成されている。
【0026】
監視回路23(27)は、この発明の判断手段と増幅制御手段とを構成している。この監視回路23(27)には、A/D21c(26c),22c(25c)を介して光信号のレベルに対応した光電流が入力しており、この光電流から光の断状態を判断している。そして、監視回路23(27)は、光が断状態であると判断した場合には、Pump−LD21e(26e),22e(25e)への動作制御用の信号の供給を停止し、光伝送路10,11上の光信号の増幅を中止する。
【0027】
また、監視回路23(27)は、内部にタイマ機能を有し、この光増幅の中止から第1の所定時間T1の間隔で光送信器13(17)側の光アンプ21(25)による光増幅を再開し、さらにこの光増幅の再開から第2の所定時間T2で障害の復旧を監視している。
【0028】
次に、この光伝送システムにおける障害発生時の動作を、図3の状態遷移図に基づいて説明する。なお、この実施例では、光増幅装置20と24間の光伝送路10のP点で断線が発生した場合を示す。
【0029】
通常状態の光信号の伝送時に、光伝送路10のP点で断線が発生すると、光増幅装置24の光アンプ26では、PD26bによる光信号の検出ができなくなるので、監視回路27は、光の断状態(光伝送路の断線状態)と判断し、Pump−LD25eへの動作制御用信号の供給を停止し、光信号の送出を抑制する。また、監視回路27は、この光信号の抑制と同時に、タイマを起動させて第1の所定時間T1を計時して、状態を「1」の中止状態に遷移する。なお、ここで、T1は、復旧動作のインターバルの時間で、この実施例では1分程度の設定になっている。
【0030】
なお、この際に光アンプ26でも、Pump−LD26eへの動作制御用信号の供給を停止し、光信号の送出を抑制することが望ましい。これにより、通信装置15の光受信器16は、光入力断を検出し、異常が発生したことを知ることが可能となる。
【0031】
光アンプ25の光信号の送信抑制により、光増幅装置20の光アンプ22でも、光信号入力の断が発生し、PD22bによる光信号の検出ができなくなるので、監視回路23は、光の断状態と判断し、Pump−LD21eへの動作制御用信号の供給を停止し、光信号の送出を抑制する。なお、この際も、光アンプ22でPump−LD22eへの動作制御用信号の供給を停止し、光信号の送出を抑制することが望ましいことは言うまでもない。これにより、この実施例では、断線した光伝送路10に光信号が送出されることがなくなり、人体などに対する安全性が確保されることとなる。
【0032】
次に、時間T1の起動中にINアラームの復旧がなされると、光アンプ21の送信抑制を解除し、時間T1を停止させて状態を「0」の通常状態に遷移する。また、時間T1が経過すると、監視回路27は、光アンプ25のPump−LD25eへの動作制御用信号の供給を行い、光信号の送出の抑制を一旦解除する。また、監視回路27は、この解除後に、タイマを起動させて第2の所定時間T2を計時させて、状態を「2」の復旧試行中に遷移する。なお、ここで、T2は、復旧の断念を示すタイムであり、この実施例では、例えば1秒程度に設定する。
【0033】
光アンプ25の光信号の送出抑制の解除により、光アンプ22のPD22bでは、光信号の検出ができるので、監視回路23は、光検出と判断し、Pump−LD21eへの動作制御用信号の供給を行い、光信号の送出抑制を解除する。これにより、光伝送路10の復旧を確認するための光信号が光アンプ21から送出されることとなる。なお、光伝送路10に送出される光信号のパワーは、例え目に入射しても安全な時間幅に設定されている。
【0034】
そして、この時間T2内に光伝送路10の断線が修復されない場合には、光入力断が復旧せず(以下、「INアラーム」という)、所定時間T2はタイムオーバーになってしまうので、状態を「2」の復旧試行中に遷移し、再度光アンプ25の光信号送出を抑制し、タイマを起動させて第1の所定時間T1の計時を行う。
【0035】
また、この時間T2内に光伝送路10の断線が修復された場合には、光入力断が復旧し、光信号が光増幅装置20の光アンプ21から光増幅装置24の光アンプ26に届くので、監視回路27は、光アンプ25の光信号の送出抑止の解除を行い、T2の計時を停止し、状態を「0」の通常状態に遷移する。
【0036】
このように、この実施例では、光伝送路から入力する光信号の断を判断し、光入力が断である場合には、光信号の増幅を中止して光信号の送出を抑制し、第1の所定時間後に、光信号の増幅を再開し、第2の時間内にこの光信号の検出ができない場合には、再度光信号の増幅を中止して光信号の送出を抑制するので、OSCを使用することなく、光伝送路の障害検出や光信号の送出停止および修復時の復旧検出や光信号の送出再開を確実に、かつ迅速に行うことができる。そして、このように光伝送路の障害検出や光信号の送出停止などを確実に行うことで、切断端面から伝送パワーの高い光信号が送出されることがなくなり、人体へ与える悪影響を防止できる。
【0037】
また、この実施例では、通信装置とはまったく独立した光増幅装置の動作で、光信号の障害や復旧検出、光信号の送出停止や再開を実現させることができるので、例えALSのような安全機能のない通信装置を用いても、上述した動作を確実に、かつ迅速に行うことができる。
【0038】
ところで、この実施例では、光アンプ22のINアラームが復旧した場合には、光伝送路が復旧したものとみなしている。しかしながら、同じ光増幅装置20内の対向する光アンプ21も定期的(T1周期)に光信号の送出の解除を行っているため、光アンプ22のINアラーム復旧で必ず光伝送路が復旧されたことが確認できるわけではない。
【0039】
図1に示した実施例では、光伝送路10の修復がなされていないにもかかわらず、光増幅装置20では、定期的にINアラームの復旧と光信号の送出と停止が繰り返されることになる。したがって、光アンプ22では、INアラームの復旧によって、直ちに光信号の送出抑制を解除することは望ましくない。
【0040】
すなわち、INアラームの復旧後、監視回路23が直ちに光信号の送出抑制を解除すると、光アンプ22は、通信装置12の光受信器14への光信号の送出と停止を繰り返すことがあり、これによって通信装置12において不要なアラームの発生と復旧が繰り返される可能性があるためである。
【0041】
そこで、この発明では、実施例2において、不要なアラームの発生と復旧の繰り返しを防ぐことができる光伝送システムを提供する。
【0042】
(実施例2)
この実施例におけるシステム構成は、図1と同様であるが、この実施例では、監視回路23(27)に上述した第1および第2の所定時間T1,T2の他に、復旧確認用の第3の所定時間T3を設定して、INアラームの復旧後、このT3時間を計時して、INアラーム状態がこのT3時間継続するかどうか監視を行う。そして、この時間T3が経過して初めて光信号の送出抑制を解除する。
【0043】
なお、この第3の所定時間T3は、T3>T2となるのが好ましく、この実施例では、例えば2秒程度に設定されている。またT2+T3は、光アンプ21からの光信号が目に入射しても安全な時間幅に設定されている。
【0044】
次に、この光伝送システムにおける障害発生時の動作を、図4の状態遷移図に基づいて説明する。図において、通常状態の光信号の伝送時に、光伝送路10のP点で断線が発生すると、実施例1と同様に、光増幅装置24の監視回路27によって光アンプ25,26に対する光信号の送出抑制が行われるとともに、光増幅装置20の監視回路23によって光アンプ21,22に対する光信号の送出抑制が行われ、第1の所定時間T1を起動させて状態を「1」の中止状態に遷移する。
【0045】
次に、時間T1が経過すると、実施例1と同様に、監視回路27は、光アンプ25に対する光信号の送出抑制を一旦解除し、光アンプ25から光信号の送出を行う。これにより、光アンプ22では、光信号を検出するので、監視回路23は、光アンプ21に対する光信号の送出抑制を解除し、光信号を光アンプ21から送出させる。そして、時間T2を計時させ、状態を「2」の復旧試行中に遷移する。
【0046】
また、時間T1の起動中にINアラームの復旧がなされると、光アンプ21に対する光信号の送出抑制を解除し、時間T1を停止させ、かつ時間T3を起動させて状態を「3」の復旧確認中に遷移する。
【0047】
ここで、T3がタイムオーバーになった場合は、監視回路23は、光伝送路10の修復が完了したと判断し、光アンプ22に対する光信号の送出抑制を解除し、状態を「0」の通常状態に遷移させる。また、T3時間の計時中にINアラームが発生した場合には、光アンプ21に対して光信号の送出を抑制し、時間T3の計時を停止させるとともに、時間T1を起動させて、状態を「1」の中止状態に遷移させる。
【0048】
このように、この実施例では、光信号の送出再開後、第2の所定時間T2内に光信号が検出されてINアラームの復旧がなされても、第3の所定時間T3の経過するのを待って、光信号の送出抑制を解除するので、実施例1と同様の効果が得られるとともに、光アンプからの光信号の送出・停止の繰り返しがなくなるので、通信装置による不要なアラームの発生と復旧を抑止できる。そして、このように光伝送路の障害検出や光信号の送出停止などを確実に行うことで、切断端面から伝送パワーの高い光信号が送出されることがなくなり、人体へ与える悪影響を防止できる。
【0049】
(実施例3)
図5は、この発明にかかる光伝送システムの実施例3の概略構成を示す構成図である。図において、この実施例では、実施例1で示した光アンプ22,26の代わりに、PD31,35と光スイッチ33,37を用いて通信装置12,15への光信号の送出を抑制するように構成されている。
【0050】
すなわち、この実施例では、光伝送路10,11上に光カプラ30,34を設け、この光カプラ30,34で分岐された光信号をPD31,35で受光し、A/D変換部32,36でディジタル変換して監視回路23,27に出力している。監視回路23,27は、入力した信号から光の断状態を判断している。そして、監視回路23,27は、実施例1と同様に、光が断状態であると判断した場合には、光アンプ21,25のPump−LD21e,25eへの動作制御用の信号の供給を停止して光信号の増幅を中止するとともに(図2参照)、光伝送路10,11上に設けられ、この発明の切替手段を構成する光スイッチ33,37をオフ状態にして光伝送路10,11を断状態にする。
【0051】
次に、この光伝送システムにおける障害発生時の動作を、図6の状態遷移図に基づいて説明する。なお、この実施例でも、光増幅装置20と24間の光伝送路10のP点で断線が発生した場合を示す。
【0052】
通常状態の光信号の伝送時に、光伝送路10のP点で断線が発生すると、光増幅装置24では、PD35による光信号の検出ができなくなるので、監視回路27は、光の断状態と判断し、Pump−LD25eへの動作制御用信号の供給を停止し、光伝送路11への光信号の送出を抑制するとともに、光スイッチ37をオフ状態にして光伝送路10を断状態にする。さらに、監視回路27は、タイマを起動させて第1の所定時間T1を計時して、状態を「1」の中止状態に遷移する。
【0053】
また、監視回路27による光伝送路11への光信号の送出抑制により、光増幅装置20では、PD31による光信号の検出ができなくなるので、監視回路23は、光の断状態と判断し、Pump−LD21eへの動作制御用信号の供給を停止し、光伝送路10への光信号の送出を抑制するとともに、光スイッチ33をオフ状態にして光伝送路11を断状態にする。
【0054】
次に、時間T1が経過すると、実施例1と同様に、監視回路27は、光アンプ25に対する光信号の送出抑制を一旦解除し、光アンプ25から光信号の送出を行う。これにより、光増幅装置20のPD31は、光信号を検出するので、監視回路23は、光アンプ21に対する光信号の送出抑制を解除し、光信号を光アンプ21から送出させる。そして、時間T2を計時させ、状態を「2」の復旧試行中に遷移する。
【0055】
また、時間T1の起動中にINアラームの復旧がなされると、光アンプ21に対する光信号の送出抑制を解除し、時間T1を停止させ、かつ時間T3を起動させて状態を「3」の復旧確認中に遷移する。
【0056】
ここで、T3がタイムオーバーになった場合は、監視回路23は、光伝送路10の修復が完了したと判断し、光スイッチ33をオン状態に制御して光伝送路11を接続させ、状態を「0」の通常状態に遷移させる。また、T3時間の計時中にINアラームが発生した場合には、光アンプ21に対して光信号の送出を抑制し、時間T3の計時を停止させるとともに、時間T1を起動させて、状態を「1」の中止状態に遷移させる。
【0057】
このように、この実施例では、断線などの障害が発生すると、光スイッチを用いて光伝送路を光増幅装置内部で物理的に切断してしまうので、実施例1と同様の効果を得るとともに、光増幅装置の外部にレーザ光が放出されることがなくなり、さらに人体へ与える悪影響を防止することが可能となる。
【0058】
(実施例4)
図7は、この発明にかかる光伝送システムの実施例4の概略構成を示す構成図である。図において、この実施例では、実施例3で示した光スイッチを用いずに、光アンプ21,25のみを制御して光信号の送出を抑制するように構成されている。
【0059】
すなわち、この実施例では、光伝送路10,11上に光カプラ30,34を設け、この光カプラ30,34で分岐された光信号をPD31,35で受光し、A/D変換部32,36でディジタル変換して監視回路23,27に出力している。監視回路23,27は、入力した信号から光の断状態を判断している。そして、監視回路23,27は、実施例3と同様に、光が断状態であると判断した場合には、光アンプ21,25のPump−LD21e,25eへの動作制御用の信号の供給を停止して光信号の増幅を中止している。
【0060】
この光伝送システムにおける障害発生時の動作は、図8に示すように、通常状態の光信号の伝送時に、光伝送路10のP点で断線が発生すると、光増幅装置24では、PD35による光信号の検出ができなくなるので、監視回路27は、光の断状態と判断し、Pump−LD25eへの動作制御用信号の供給を停止し、光伝送路11への光信号の送出を抑制する。
【0061】
また、監視回路27による光伝送路11への光信号の送出抑制により、光増幅装置20では、PD31による光信号の検出ができなくなるので、監視回路23は、光の断状態と判断し、Pump−LD21eへの動作制御用信号の供給を停止する。
【0062】
次に、時間T1が経過すると、実施例3と同様に、監視回路27は、光アンプ25に対する光信号の送出抑制を一旦解除し、光アンプ25から光信号の送出を行う。これにより、光増幅装置20のPD31は、光信号を検出するので、監視回路23は、光アンプ21に対する光信号の送出抑制を解除し、光信号を光アンプ21から送出させる。そして、時間T2を計時させ、状態を「2」の復旧試行中に遷移する。
【0063】
そして、この時間T2内に光伝送路10の断線が修復されない場合には、INアラームとなって、所定時間T2はタイムオーバーになってしまうので、状態を「1」の中止状態に遷移し、再度光アンプ25の光信号送出を抑制し、タイマを起動させて第1の所定時間T1の計時を行う。
【0064】
また、この時間T2内に光伝送路10の断線が修復された場合には、光入力断が復旧し、光信号が光増幅装置20の光アンプ21から光増幅装置24のPD35に届くので、監視回路27は、光アンプ25の光信号の送出抑止の解除を行い、T2の計時を停止し、状態を「0」の通常状態に遷移する。
【0065】
このように、この実施例では、光受信器側の光アンプを用いず、かつ通信装置への光信号の送出抑制が不要な場合には、光スイッチなどの通信装置に対する光信号の送出抑制が不要となるので、実施例1と同様の効果を得ることができるとともに、光アンプや光スイッチが不要となるので、部品点数が削減できてこれにより製作コストの低減化を図ることができる。
【0066】
(実施例5)
図9は、この発明にかかる光伝送システムの実施例5の概略構成を示す構成図である。図において、この実施例では、上記の実施例と異なる点は、通信装置12,15間に3台以上の光増幅装置20,24,40を介在させて光伝送システムを構成させている。なお、この実施例では、説明の都合上、各光増幅装置内の監視回路の図示を省略してある。
【0067】
このような構成において、例えば光増幅装置20,40間の光伝送路10のP1点で断線が発生したものとすると、光増幅装置40の光アンプ41で光信号の入力がなくなり、上記の実施例と同様に、結果的に光信号の出力もなくなる。
【0068】
このように、光増幅装置40での光出力が断になると、光増幅装置24では、これに伴う光アンプ26の光入力の断を検出して、光アンプ25の光信号の送出を抑制する。この抑制により、光増幅装置40に対する光信号の入力がなくなり、結果的には光アンプ42からの光信号の出力もなくなる。なお、光信号の復旧の検出および送出再開の動作は、上述した実施例と同様なので、ここでは省略する。
【0069】
このように、この実施例では、光増幅装置が複数存在する場合に、光増幅装置20,40間で光入力の断が発生した時でも、上記の実施例と同様に、光増幅装置24の光信号の送出を抑制することができるので、断線した光伝送路の端面から光信号が外部に放出されることがなくなるので、上記の実施例と同様の効果を得ることができる。
【0070】
また、図9に示した上記の構成において、光増幅装置40の一方の光アンプ41に光信号入力がなくなった場合、他方の光アンプ42の光信号の送出を抑制する上述の機能を設けるとともに、いずれかの光アンプの光信号入力が回復した場合、両方の光アンプの光信号の送出抑制を解除する上述の機能を、この光増幅装置40に設けるようにすることも可能である。
【0071】
このような構成において、例えば光増幅装置20,40間の光伝送路10のP1点で断線が発生したものとすると、光増幅装置40の光アンプ41で光信号の入力がなくなり、この際に光増幅装置40では、光アンプ42の光信号の送出抑制を行う。
【0072】
これにより、光増幅装置20の光アンプ22でも、光入力の断が発生し、同様に光アンプ21の光信号の送出抑制も行われる。この結果、断線した光伝送路10に光信号が送出されることがなくなり、迅速に断線した光伝送路への光信号の送出が停止でき、人体に対する安全性が確保されることとなる。
【0073】
また、光信号の復旧の検出および送出再開の動作においては、光増幅装置20または24に光アンプ21,25より送出される光伝送路10の復旧の確認のための光信号を、光増幅装置40で受信することにより、光増幅装置40の両光アンプ41,42の光信号の送出抑制は解除される。
【0074】
このように、この実施例では、システムを構成するそれぞれの光増幅装置に上述した実施例と同様の機能を持たせることが可能であり、このため光伝送路の障害検出や光信号の送出停止および修復時の復旧検出や光信号の送出再開を確実に、かつ迅速に行うことができ、これにより人体への悪影響を防止できる。
【0075】
この発明は、これら実施形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形実施が可能である。
【0076】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明では、光伝送路から入力する光信号を検出して光の断状態を判断し、この断状態に応じて光信号の増幅を中止する制御を行い、第1の所定時間後に光信号の送出を再開しさらに第2の所定時間内にこの光信号が検出できない場合に再び光信号の送出を中止するので、OSCを使用することなく、光伝送路の障害検出や光信号の送出停止および修復時の復旧検出や光信号の送出再開を確実に、かつ迅速に行うことができ、これにより人体への悪影響を防止できる。
【0077】
また、この発明では、通信装置とはまったく独立した各光増幅装置で、光信号の障害や復旧検出、光信号の送出停止や再開を行うので、例えALSのような安全機能のない通信装置を用いても、上述した動作を確実に、かつ迅速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる光伝送システムの実施例1の概略構成を示す構成図である。
【図2】図1に示した光増幅装置の構成を示す構成図である。
【図3】図1に示した光伝送システムの実施例1における障害発生時の動作を説明するための状態遷移図である。
【図4】同じく、実施例2における障害発生時の動作を説明するための状態遷移図である。
【図5】この発明にかかる光伝送システムの実施例3の概略構成を示す構成図である。
【図6】図5に示した実施例3における障害発生時の動作を説明するための状態遷移図である。
【図7】この発明にかかる光伝送システムの実施例4の概略構成を示す構成図である。
【図8】図7に示した実施例4における障害発生時の動作を説明するための状態遷移図である。
【図9】この発明にかかる光伝送システムの実施例5の概略構成を示す構成図である。
【図10】従来の光伝送システムの概略構成を示す構成図である。
【符号の説明】
10,11 光伝送路
12,15 通信装置
13,17 光送信器
14,16 光受信器
20,24,40 光増幅装置
21,22,25,26,41,42 光アンプ
21a,21d,22a,22d,25a,25d,26a,26d,30,34 光カプラ
21c,22c,25c,26c,32,36 A/D変換部
21f,22f,25f,26f D/A変換部
23,27 監視回路
33,37 光スイッチ

Claims (6)

  1. 複数の光伝送路と、該各光伝送路を介して接続され、それぞれ光信号の通信を行う通信装置と、前記光伝送路上に設けられ、前記光信号を増幅して伝送する複数の光増幅装置とを有して、双方向の光信号の中継増幅を行う光伝送システムにおいて、
    前記光増幅装置は、
    一方向に光信号を伝送する一方の光伝送路から入力される光信号を検出する検出手段と、
    他方向に光信号を伝送する他方の光伝送路の光信号を光増幅する光増幅手段と、
    前記検出手段による検出結果に基づいて光の断状態を判断する判断手段と、
    前記判断手段によって判断された断状態に応じて前記光増幅手段による光信号の増幅を中止するとともに、該中止から第1の所定時間後に前記光増幅手段による光信号の増幅を再開し、かつ該再開後、第2の所定時間内に前記検出手段が光信号を検出しない場合に、再度前記光増幅手段による光信号の増幅を中止する増幅制御手段と、
    を備えたことを特徴とする光伝送システム。
  2. 前記増幅制御手段は、
    前記検出手段が前記第1の所定時間内に光信号を検出した場合には該光信号の検出後、第3の所定時間内に光信号を検出できなくなった場合、あるいは、前記検出手段が前記第2の所定期間内に光信号を検出した場合にはさらに該光信号の検出後、第3の所定時間内に光信号を検出できなくなった場合、再度前記光増幅手段による光信号の増幅を中止することを特徴とする請求項1に記載の光伝送システム。
  3. 前記光増幅装置は、
    前記検出手段の下流側に配置され、前記一方の光伝送路の光信号を光増幅する検出側光増幅手段を備え、
    前記増幅制御手段は、前記判断手段によって判断された断状態に応じて前記検出側光増幅手段による光信号の増幅を中止することを特徴とする請求項1または2に記載の光伝送システム。
  4. 前記光増幅装置は、
    前記検出手段の下流側に配置され、前記一方の光伝送路を接続または断状態に切り替える切替手段と、
    前記判断手段によって判断された断状態に応じて、前記切替手段を切り替えて前記一方の光伝送路を断状態にする伝送路制御手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の光伝送システム。
  5. 前記第3の所定時間は、前記第2の所定時間よりも長いことを特徴とする請求項2に記載の光伝送システム。
  6. 前記第2の所定時間、あるいは前記第2の所定時間と前記第3の所定時間との加算時間は、所定時間幅以内であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の光伝送システム。
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