JP4213219B2 - Otdrを使ったインターロック高出力ファイバシステム - Google Patents

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Description

発明の背景
本発明は、光ファイバ通信システムに関し、特にOTDRを使った安全にインターロックされた高出力ファイバシステムに関する。
ファイバ光技術はレーザの発明以来、著しい進歩を遂げている。半導体レーザ、ファイバ及び装置は、ますます複雑化するファイバ通信システムを支えるものとして改良されつづけている。しばらくの間、実際のファイバ通信システムは、10mWより低い光出力レベルを用いていた。新しい世代のレーザ及び装置は現在、一層大きい出力を生成することが可能である。
かつては数ミリワットの光出力しか生成できなかった半導体レーザダイオードは、現在は数百ミリワットを伝搬することができる。高出力のクラスIVレーザは、赤外線コヒーレントファイバ結合出力のワット数よりも多く出力するよう希土類ドープファイバ増幅器およびファイバレーザにポンピングするために、単独で、あるいは組み合わせて使うことができる。
高出力ファイバ伝送システムを実際に実現するために、扱われるべき1つの問題は、高出力搬送ファイバの安全配置である。ある国の工業基準及び法律は、レーザからの高エネルギー光レベルの不本意な放出を避けるために、いくつかのタイプのインターロック安全システムなしでのクラスIVレーザの動作あるいは取り付けを禁止している。出願人が知る限りは、閉ファイバ伝送システムに対して除外は特に存在しない。高出力ファイバ伝送システムにおけるファイバ接続の場合、破断されたファイバからの有害なレーザ放射は極端な危険をもたらし、網膜の燃焼あるいは他の生体組織へのダメージといったような重大な障害を引き起こしかねず、また火災あるいは他の財産への障害を引き起こすかもしれない。さらに、破断されたファイバを有するシステムに高出力レーザを注入することは、ファイバの溶断を起因とする重大なダメージを光ファイバシステムにもたらしかねない。従って、多くの理由のために、延長されたファイバシステムにおいて破断あるいは故障が発生したあとはできるだけ早く高出力レーザをシャットダウンすることが重要である。ファイバに破断があるときは、高出力レーザを自動的にシャットダウンするための延長されたファイバシステムにおいて使われる安全システムは存在しない。
従って、延長ファイバシステムにおいて故障あるいは破断が検出されたときレーザを自動的にシャットダウンあるいはディスエーブルするための、高出力レーザにインターロックする安全インターロックシステムの存在が必要となる。
発明の概要
本発明のファイバ内安全インターロックシステムは、拡張ファイバシステムを監視し、ファイバ経路の保全性(integrity)の検出に基づいて高出力レーザ源を自動的にイネーブルあるいはディスエーブルするためのシステムを提供する。
本発明の実施例によれば、高出力(クラスIV)レーザは、(局部的で行きやすい、例えば沿岸の)端子部及び、(遠隔で行きにくい、例えば海底の)延長部を有するファイバシステム上で高出力光信号を伝送する。複数のWDMデータ信号は、ファイバシステムを介して伝送され得る。端子部は局部光増幅器を有し、延長部は遠隔光増幅器を有してもよい。レーザは、光増幅のためのポンプエネルギーを提供する。
レーザは光時間領域反射計(optical time domain reflectometer:OTDR)にインターロックされ、このOTDRは端子部及び延長部の両方を有するファイバシステムの保全性を監視する。OTDRは周期的又は連続的な低出力(クラスI)光パルス列を伝送することによって光経路の保全性を監視し、リターン信号を監視する。この手法では、OTDRは、ファイバシステムにおける経路の保全性及び、ファイバ破断あるいは構成部品の問題のような、あらゆる故障の存在を検出することができる。
制御回路はレーザ及びOTDRの両方に接続される。OTDRが経路の保全性を感知したとき、高出力レーザ源はイネーブルされる。OTDRが光伝送経路における故障を検出したとき、OTDR及び制御回路はレーザを自動的にディスエーブル(イネーブルの中止)あるいはシャットダウンするよう動作する。この手法では、本発明は、高出力レーザが安全に用いられるように延長ファイバシステムの保全性を連続的に感知するOTDRを使ったファイバ内インターロックシステムを提供する。
本発明の別の実施例では、異なる波長でそれぞれ動作する複数の高出力レーザが単一のファイバシステムに接続されており、このシステムは遠隔光増幅器を有してもよい。各レーザは、ユニークな波長を有するそれ自身の感知中のOTDRに個別にインターロックされる。各OTDRは、それ自身のリターン信号だけを監視するように選別バンドパスフィルタ(discriminating bandpass filter)に接続される。
また別の実施例では、複数の冗長高出力レーザが局部増幅器に接続されており、その増幅器は、単一のファイバシステムにおいて高い信号出力を生成する。各レーザはそれ自身のOTDRにインターロックされる。OTDRによって監視される経路は、高い出力に増幅された信号を搬送するファイバ経路の延長部を有する。レーザは、一緒に又は個別に動作してもよい。レーザの動作は、ファイバシステムの出力要件とレーザのいずれがディスエーブルであるかとに基づいて自動的に調節あるいは協調されてもよい。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明の第1の実施例によるファイバ内安全インターロックシステムのブロック図である。
図2は、本発明の第2の実施例によるファイバ内安全インターロックシステムのブロック図である。
図3は、本発明の第3の実施例によるファイバ内安全インターロックシステムのブロック図である。
詳細な説明
類似の参照符号は類似の要素を示す図面を詳細に参照すると、図1は、本発明の第1の実施例によるファイバ内安全インターロックシステムのブロック図を例示している。安全インターロックシステム10は、複数の光信号を搬送又は伝送するための、端子部14及び延長部16を有する光ファイバシステム12を有する。端子部14は局部光増幅器15を有してもよく、一方で延長部16は遠隔光増幅器17を有してもよい。増幅器15及び17は、例えばドープされたファイバ増幅器又は誘発ラマン増幅器を備えてもよい。ファイバシステム12は、例えば長距離運搬海底ファイバ光伝送システムにおいて使われてもよく、このシステムでは端子部14は沿岸に位置し延長部16は海底に位置する。ファイバシステム12の延長部16は、40〜60kmあるいはそれより長く海底に延長されてもよい。それぞれが異なる波長で動作する1つあるいはそれより多い光信号を、波長分割多重(wavelength division multiplexing:WDM)を使ってファイバシステム12上を同時に伝送することができる。
波長λ1,λ2,...,λnを有する複数のWDMデータ信号18はデータ信号経路20上を搬送される。データ信号18は光結合器22によってファイバシステム12に接続される。信号経路20及びファイバシステム12は双方向性であり得る。本発明はまた、代わりとなる光ファイバ構成で動作することもできる。
安全インターロックシステム10はまた、波長λpで高電力を伝送する高出力(クラスIV)レーザ24も有する。レーザ24を、データ信号18を増幅するためのファイバシステム12内の光増幅器15及び/又は光増幅器17へ光エネルギーをポンピングするためのポンプレーザとして使ってもよい。光時間領域反射計(optical time-domain reflectometer:OTDR)26は、光経路の導通(continuity)又は保全性を監視するが、その光経路はOTDR26の出力並びに(端子部14及び延長部16を有する)ファイバシステム12から延長されるファイバを有してもよい。OTDR26は、波長λsでの周期的あるいは連続的に低出力光パルスの列を伝送し、OTDR26への波長λsの少量の後方散乱光を監視することによって、光経路の導通又は保全性を監視する。特に、OTDR26内の検出回路、しきい値回路及び/又は比較回路は、システムの光ファイバ経路の導通又は保全性及び/又は経路の導通における重大な変化、又は光ファイバ経路のある長さのそれらを検出する。OTDR26は、終端点38へ延長される光経路の、導通あるいは保全性、及び/又は導通における変化、を検出することができる。結果として、インターロックシステム10の保護範囲は終端点38へ延長されるのみである。
OTDR26は、システムの費用を低減するため、市販のOTDRにある特徴あるいは能力の部分集合を有するだけの簡略化されたOTDRを備えてもよい。商用のOTDRは一般的に多くの特徴及び能力を有するが、本発明は、特定の距離の光経路の保全性を決定する能力を有するOTDRを必要とするのみでよい。本発明のいくつかの態様はまた、システムにおいて検出されるあらゆる故障やファイバの破断の位置も識別するOTDRを必要としても(あるいはそのようなOTDRから利益を得ても)よい。
光結合器28は、ファイバによってレーザ24、OTDR26及び結合器22に接続され、レーザ24(λp)及びOTDR26(λs)によって伝送される光信号を結合する。結合器22は、ファイバシステム12上での伝送に対してOTDR出力信号(λs)、レーザ出力信号(λp)及びデータ信号18(λ1,λ2,...,λn)を結合する。これらの信号のそれぞれは、異なる波長を有する。
制御回路30は、OTDR26から受信される情報に基づいてレーザ24を選択的にイネーブル又はディスエーブルするためにレーザ24及びOTDR26に接続される。制御回路30はマイクロプロセッサ及び/又は他の回路を備えてもよい。制御回路30からの「試験距離(test distance)」入力32は、OTDR26に対し、監視されるべき光経路の距離を示す。OTDR26は、内蔵自己試験(built-in self test)を実行することができ、OTDRが適切に動作していることを示す「OTDR OK」信号を出力34上に出力する。OTDR26の検出及びしきい値回路は、導通あるいは保全性の有無、及び/又は「試験距離」入力32によって特定される、OTDR26からの距離を延長する光経路の光経路損失における重大な変化の有無を検出し、出力34上に「クリア経路の有/無(clear-path present/absent)」信号を出力する。制御回路30は、OTDR26が(「OTDR OK」信号の状態に基づいて)適切に動作し、かつOTDR26が(「クリア経路の有/無」信号の状態に基づいて)光経路の保全性又は導通を確認しているときのみ、出力36上に「レーザイネーブル」信号を出力することによってレーザ24をイネーブルにする。そうでなければ、制御回路30は、出力36上に「レーザディスエーブル」信号を出力することによってレーザ24をディスエーブルあるいはシャットダウンする。
本発明の第1の実施例によるファイバ内安全インターロックシステムの動作は、図1を参照することにより理解できる。高出力レーザ24は、制御回路30を介してOTDR26にインターロックされる。レーザ24を起動する前に、システムにおける破断されたファイバ又はその他の故障からの有害レーザ放射を避けるために、OTDRは自己試験されなければならず、システムのファイバ経路の保全性を確認しなければならない。
動作の前、及び/又はその動作の間、OTDR26は内蔵自己試験を実行する。OTDRがその内蔵自己試験で不合格とされた場合、OTDR26が適切には動作していないことを示す信号が、出力34上をOTDR26から制御回路30へ出力される。故障しているOTDR26では、システムの光経路の保全性を正確に監視することについて当てにすることができないので、制御回路は「クリア経路無」信号をレーザ24に対して出力34上に出力し、それによって、レーザ24はディスエーブルする(あるいはイネーブルしない)。代わりに、制御回路30を削除してもよく、出力34上の「クリア経路有/無」信号を直接レーザ24に入力してもよい。
OTDR26がその内蔵自己試験に合格したとき、OTDR26は制御回路30に対して、OTDR26が適切に動作していることを示す「OTDR OK」信号を出力34上に出力する。次に、OTDR26は制御回路30から「試験距離」入力32を受信する。上述のように、「試験距離」入力32は、OTDR26が監視すべき特定の光経路距離を示している。
次に、OTDR26はシステムの光経路、すなわち、結合器28及び22、並びにファイバシステム12を通じて、OTDR26から延長される光経路の特定の距離の初期の保全性を確認する。システムの光経路の、保全性を確認するために、OTDR26は、光経路に沿って波長λsで複数の光パルスを伝送する。OTDR26における検出及びしきい値回路は、波長λsでの拡散光の戻りに基づいて、光ファイバ経路の保全性を判定する。
OTDR26が、光経路におけるファイバの破断又はその他の故障を検出する場合には、OTDR26は制御回路30に対して、「クリア経路無」信号を出力34上に出力する。「クリア経路無」信号に応答して、制御回路30は、出力36上に、レーザ24をディスエーブルするための「レーザディスエーブル」信号を出力する。
OTDR26が光経路の保全性を確認する場合(すなわち、経路において検出される破断及び故障がない場合)、OTDR26は制御回路30に対して「クリア経路有」信号を出力34上に出力する。「クリア経路有」信号に応答して、制御回路30は、出力36上に、レーザ24をイネーブルあるいは起動するための「レーザイネーブル」信号を出力する。
一度レーザ24がイネーブルされると、OTDR26は、複数の光パルスを伝送し、リターン信号を監視することにより連続的に光経路の保全性を監視する。OTDR26が、光経路のどのような場所に対しても(延長部16を含む)ファイバ破断あるいはその他の故障をどのようなときにおいても検出する場合、OTDR26は、出力34上に「クリア経路無」信号を直ちに出力する。それに応答して、制御回路30は、出力36上に、レーザ24をディスエーブルするための「レーザディスエーブル」信号を出力する。この手法においては、高出力レーザ24は、OTDR26を監視する光経路と、ファイバ破断あるいはその他の故障が光経路において検出されたあと直ちにレーザ24を自動的にシャットダウンあるいはディスエーブルするための制御回路30とにインターロックされる。
OTDR26の波長λsは、ラマンクロストーク(Raman crosstalk)及び、ファイバシステム12の延長部16における非線形結合を最小限にするため、高出力レーザ24の波長(λp)よりもかなり小さいものとして選択されるべきである。例えば、レーザ24に対して1480nmの波長(λp)では、非線形結合を最小限にするため、OTDR26に対する波長(λs)を1310nm又は1360nmに選んでもよい。
図2は、本発明の第2の実施例によるファイバ内安全インターロックシステムのブロック図を例示する。図2に例示されたファイバ内インターロックシステム40は、ファイバシステム12上で伝送する複数の高出力(クラスIV)レーザ源24a,24bを有する。ファイバシステムは、端子部14及び延長部16を有する。第1のレーザ24aは波長λp1で動作し、一方で、第2のレーザ24bは波長λp2で動作する。レーザ24a及び24bのそれぞれは、OTDR、すなわちOTDR26a及び26bのそれぞれを監視するそれ自身の光経路にインターロックされる。第1のOTDR26aは波長λs1で動作し、一方で、第2のOTDR26bは波長λs2で動作する。
第1の実施例(図1)の制御回路30と同様に、第1の制御回路30aは、第1のOTDR26aから受信する情報に基づいて第1のレーザ24aをイネーブルするかディスエーブルするか選択するために、第1のOTDR26a及び第1のレーザ24aに接続される。同様に、第2の制御回路30bは、第2のOTDR26bから受信する情報に基づいて第2のレーザ24bをイネーブルするかディスエーブルするか選択するために、第2のOTDR26b及び第2のレーザ24bに接続される。
光バンドパスフィルタ42aは、第1のOTDR26aの出力経路に接続され、第1のOTDR26aによって出力される波長(λs1)だけを通し、他の波長は拒絶する。バンドパスフィルタ42aは、第2のOTDR26bからのリターン信号を有する他の全ての波長(λs2)を拒絶することによって、第1のOTDR26aがそれ自身のリターン信号を感知するであろうということを保証する。第2のバンドパスフィルタ42bは第2のOTDR26bに接続され、同様に第2のOTDR26bの波長(λs2)だけを通す。バンドパスフィルタ42bは、第2のOTDR26bがそれ自身のリターン信号(λs2)だけを感知するであろうということを保証する。この手法で、バンドパスフィルタ42a及び42bによって、異なる波長で動作する複数のOTDR26a及び26bが、互いに干渉することなく同じ(すなわち共通の)光学経路を監視することができる。
光結合器28aは、第1のレーザ24aから出力される信号λp1と第1のOTDR26aから出力される信号λs1とを結合する。同様に、光結合器28bは第2のレーザ24bの出力と第2のOTDR26bの出力とを結合する。2つのレーザ及びOTDRだけが図1に例示されているが、付加的な高出力レーザ、OTDR、関連する制御回路及びバンドパスフィルタが、図2のファイバ内インターロックシステム40に接続されてもよい。
光結合器44は、第1のレーザ24a及び第1のOTDR26aからの信号(λp1,λs1)を信号(λp2,λs2)に結合する。光結合器46は複数のOTDR及びレーザ(λp,λs)からの信号を、ファイバシステム12を介した伝送に対して信号経路20で搬送される波長λ1,λ2,...,λnを有する1つあるいはそれより多いWDMデータ信号18に結合する。
本発明の第2の実施例によるファイバ内安全インターロックシステムの動作は、図2を参照することにより理解できる。第1のOTDR26a及び第1のレーザ24aは、第1の実施例で既に説明したOTDR26及びレーザ24と同じ手法で動作する。第1のOTDR26aは、バンドパスフィルタ42aと経路48aと結合器28a、44及び46と端子部14とファイバシステム12の延長部16とを有する第1の光経路の保全性を連続的に監視する。第1のOTDR26aが第1の光経路におけるファイバ破断あるいは他の故障を検出する場合、OTDR26a及び制御回路30aは、第1のレーザ24aをディスエーブルするよう動作する。
同様に、第2のOTDR26bは、バンドパスフィルタ42bと経路48bと結合器28b、44及び46と端子部14とファイバシステム12の延長部16とを有する第2の光経路の保全性を連続的に監視する。第2のOTDR26bが第2の光経路におけるファイバ破断あるいは他の故障を検出する場合、OTDR26b及び制御回路30bは、第2のレーザ24bをディスエーブルするように動作する。
OTDR26a,26bの両方は、別個の(共通ではない)ファイバ部(それぞれ、経路48a及び経路48b)と、(結合器46、端子部14及びファイバシステム12の延長部16を通じて延長される)それぞれの光経路と、を同時に監視する。ファイバ破断が第1のOTDR26aによって経路48aにおいてのみ検出される場合、第1のOTDR26a及び第1の制御回路30aは第1のレーザ24aを直ちにディスエーブルあるいはシャットダウンするよう動作する。しかしこのような場合、第2のレーザ24bは連続して動作する。なぜなら、第2の光経路においては破断あるいは故障はないからである。
同様に、ファイバ破断が第2のOTDR26bによって経路48bにおいて検出されたとき、第2のOTDR26b及び第2の制御回路30bは第2のレーザ24bを直ちにディスエーブルあるいはシャットダウンするよう動作するが、第1のレーザ24aは通常動作を続ける。
ファイバ破断がレーザ24a,24bに対して共通である光経路のあらゆる部分において検出されるとき、全レーザはディスエーブルあるいはシャットダウンされなければならない。破断が2つあるいはそれより多い光経路の共通部分において存在するとき、共通のセクションを監視する全OTDRは、破断を検出し、各レーザを直ちにディスエーブルあるいはシャットダウンしなければならない。さらなる安全のために、感知しているOTDRのいずれか1つによって経路の共通部分上に破断が検出されたとき全レーザがディスエーブルされることを確実にするために、個別のコントローラあるいは回路(図示せず)は全制御回路及び全OTDRに接続されてもよい。従って、この個別のコントローラは、正常に動いていないOTDR又は他の回路を検出するよう動作してもよい。
OTDR26a及び26bの波長(λs1,λs2)は、ラマン拡散及び、ファイバシステム12の延長部における非線形結合を最小限にするため、高出力レーザ24a及び24bの波長(λp1,λp2)の両方に対してよりもかなり小さいものとして選択すべきである。例えば、それぞれ1475nm及び1495nmであるようなレーザ24a及び24bの波長λp1,λp2で、OTDR26a及び26bに対する波長(λs1,λs2)を1310nm及び1360nmとして選択してもよい。また例えば、データ信号18の1つの波長は1555nmとして選択してもよい。
図3は、本発明の第3の実施例によるファイバ内安全インターロックシステム50のブロック図を例示する。図3に例示されたファイバ内インターロックシステム50は、端子部14及び延長部16を有する局部ファイバシステム上で伝送する複数の高出力(クラスIV)レーザ源24a,24bを有する。レーザ24a及び24bの両方は同じ波長すなわち類似の波長λpで動作する。レーザ24a及び24bのそれぞれは、OTDR、すなわちOTDR26a及び26bのそれぞれを監視するそれ自身の光経路にインターロックされる。第1のOTDR26aは波長λs1で動作し、一方で、第2のOTDR26bは波長λs2で動作する。制御回路30a及び30bは、それぞれOTDR26a及び26bから受信する情報に基づいてレーザ24a及び24bをイネーブルするかディスエーブルするか選択する。必ずしも必要ではないが、インターロックシステム50はまた、レーザ24a及び24bの動作を監視し協調させるために、レーザ24a,24b及び制御回路30a及び30bに接続された監視回路70を有してもよい。
結合器28aは第1のレーザ24aからの出力λpを第1のOTDR26aからの出力λs1に結合する。
結合器28bは第2のレーザ24bからの出力λpを第2のOTDR26bからの出力λs2に結合する。レーザ24a及び24bは共にあるいは別個に動作してもよいので、光結合器60は、光スプリッタ/結合器として動作し、レーザ24a及び24bからの両方の出力λpを単一の信号に結合し、そしてこの結合されたλp信号を経路62及び63の両方にわたって分離する。結合器60はまた、第1のOTDR26aからの出力λs1と第2のOTDR26bからの出力λs2とを結合し、この結合された信号を経路62上に出力する。
光結合器52は、スプリッタ/結合器として動作し、かつ出力62からの結合された信号λs1,λs2,λpを分離し、信号λp,λs1及びλs2,が経路64上に出力され、信号λpが経路65に出力される。結果として、光結合器52は、感知信号λs1及びλs2を局部増幅器15に通すように動作し、OTDR26a及び26bが延長部16のさらに長い距離を監視できるようになる。
感知信号λs1及びλs2の両方を共に(結合器52及び経路64を使って)増幅器15及び17に通すようにする代わりに、信号λs1及びλs2を、結合器60の後ろの(左側の)経路上に2つの結合器を挿入することによって光増幅器15及び17に個別に通してもよい。
結合器58は、信号経路66上の波長λ1,λ2,...,λnを有するWDMデータ信号を経路63上の信号λpに結合する。データ信号18は局部増幅器15によって増幅されるが、そこでは、信号λpは増幅器15に対してポンプエネルギーとして振る舞う。光結合器56は増幅器15を通過する信号をデータ信号18(λ1,λ2,...,λn)と経路65上の信号λpに分離するスプリッタとして動作する。2つの経路は増幅信号λpを増幅器15に供給するために形成される。第1の経路は、結合器60、経路63及び結合器58から延長される。第2の経路は、結合器60、経路62、結合器52、経路65及び結合器56から形成される。結果として、増幅信号λpは両方向から増幅器15へ供給され得る。
結合器54は、結合器56からのデータ信号18(λ1,λ2,...,λn)を経路64上のOTDR信号λs1及びλs2に結合する。結合された信号(λs1,λs2及びλ1,λ2,...,λn)は、延長部16に供給される。
OTDR26a及び26bは、伝送信号λs1及びλs2の後方散乱(リターン信号)を監視することによって光経路の保全性を試験するので、伝送信号は双方向性である。結果として、結合器60,52及び54はそれぞれ、OTDRの信号フローの方向に依存してスプリッタ及び結合器の両方として動作する。
本発明の第3の実施例によるファイバ内安全インターロックシステム50の動作は、図3を参照することにより理解できる。レーザ24a及び24bはそれぞれ、OTDR26a及び26bにインターロックされる。第1のOTDR26aは、バンドパスフィルタ42aと経路48aと結合器28aと(結合器60、経路62、結合器52、経路64、結合器54及び延長部16を通じて延長される)両OTDRに対する共通経路とにわたって延長される第1の光経路を監視する。同様に、第2のOTDR26bは、バンドパスフィルタ42bと経路48bと結合器28bと共通経路とにわたって延長される第2の光経路の保全性を監視する。
第1のOTDR26aが第1の光経路(延長部16も含む)における故障を検出する場合、OTDR26a及び制御回路30aは、直ちにレーザ24aをディスエーブルあるいはシャットダウンするよう動作する。故障が共通経路に含まれないならば、第2のレーザ24bがディスエーブルされる必要はなく、動作したままであろう。
第2のOTDR26bが第2の光経路(延長部16も含む)における故障を検出する場合、OTDR26b及び制御回路30bは、直ちにレーザ24bをディスエーブルあるいはシャットダウンするするよう動作する。この場合、故障が共通経路に含まれないならば、第1のレーザ24aがディスエーブルされる必要はなく、動作したままであろう。
レーザ24a及び24bが冗長なレーザポンプ源として動作してもよい。レーザ24a及び24bは局部増幅器15をそれぞれ別個にポンプすることができる。結果として、一度に1つだけのレーザを動作する必要がある。レーザ24a及び24bのうちの1つだけが動作しているとき、イネーブルのレーザは100%の出力で動作する。両レーザが動作しているとき、両レーザは例えば50%の出力で動作する。代わりに、増幅器15のゲインを増加させるために、両レーザ24a及び24bが同時に100%の出力で動作してもよい。
例えばマイクロプロセッサ及び/又は他の回路のような監視回路70を、各レーザ24a及び24bの出力電力のパーセンテージを監視し、各レーザ24a及び24bの出力電力を自動的に調節あるいは協調するのに使ってもよい。監視回路70は両レーザ24a及び24bからの電気信号を受信するが、その電気信号は各レーザがオンであるかどうかと各レーザの出力電力とを示す。監視回路70はまた、制御回路30a及び30bからの信号を受信してもよく、その信号は破断あるいは故障が検出されたかどうかと故障の位置とを示す。
例えば、初めに両レーザ24a及び24bは50%の電力で動作していてもよい。そのいくらか後に、第1のOTDR26aが第1の光経路の非共通経路における破断あるいは故障を検出し、直ちに第1のレーザ24aをシャットダウンする。そして監視回路70は、第2のレーザ24b及び制御回路30bを制御して第2のレーザ24bの電力出力を増加させ、第1のレーザ24aの損失を補償する。この手法では、増幅器15は、第1の光経路の故障にもかかわらず十分なポンプエネルギーが提供され、第1のレーザ24aをディスエーブルする。システムを監視し電力出力を調節するための監視回路70を使うことを、図2に例示されたシステムに同様に適用することができる。
もちろん、本発明は特定のハードウェア構成を参照して説明されてはいるが、代わりの構成も可能であることは理解すべきである。例えば、結合器を使う代わりに、本発明の実施例は、適切であるような、結合器、スプリッタ、波長マルチプレクサ、偏光マルチプレクサあるいは無線スプリッタ結合器を用いてもよい。

Claims (13)

  1. OTDRを使ったファイバ内安全インターロックシステムであって、
    端子部及び延長部を有するファイバシステムの光増幅器へ光エネルギーをポンピングするために結合された高出力レーザと、
    前記ファイバシステムの前記延長部における非線形結合を最小限にするように選択された波長を有するレーザ送信機を有するOTDRシステムと、
    前記高出力レーザと前記ORDRシステムとを共通経路上で結合する第1の結合器と、
    前記高出力レーザ及び前記OTDRシステムを、前記共通経路上で、前記光増幅器を備える光経路に結合する波長選択結合器と、
    前記高出力レーザ及び前記OTDRシステムに接続された制御回路であって、前記OTDRシステムが前記共通経路及び前記ファイバシステムの前記光経路の保全性を検出するときのみ前記高出力レーザをイネーブルする制御回路とを備えるファイバ内安全インターロックステム。
  2. OTDRを使ったファイバ内安全インターロックシステムであって、
    増幅器へ光エネルギーをポンピングするためにファイバシステムの端子部に結合された高出力レーザであって、前記ファイバシステムはまた延長部も有する高出力レーザと、
    前記ファイバシステムの前記端子部に接続されたOTDRシステムであって、前記ファイバシステムの前記延長部における非線形結合を最小限にするように選択された波長を有するレーザ送信機を有するOTDRシステムと、
    前記高出力レーザと前記ORDRシステムとを共通経路上で結合する第1の結合器と、
    前記高出力レーザ及び前記OTDRシステムを、前記共通経路上で、前記光増幅器を備える光経路に結合する波長選択結合器と、
    前記高出力レーザ及び前記OTDRシステムに接続された制御回路であって、前記OTDRシステムが前記共通経路及び前記ファイバシステムの前記光経路の保全性を検出するときのみ前記高出力レーザをイネーブルする制御回路とを備えるファイバ内安全インターロックシステム。
  3. OTDRを使ったファイバ内安全インターロックシステムであって、
    ファイバシステムに結合された第1の高出力レーザと、
    前記ファイバシステムにおける非線形結合を最小限にするように選択された第1の波長を有するレーザ送信機を有する第1のOTDRシステムと、
    前記第1の高出力レーザ及び前記第1のOTDRシステムを前記ファイバシステムに結合する第1の波長選択結合器と、
    前記第1の高出力レーザ及び前記第1のOTDRシステムに結合された第1の制御回路であって、前記第1のOTDRシステムが前記ファイバシステムの光経路の保全性を検出するとき前記第1の高出力レーザをイネーブルする第1の制御回路と、
    前記ファイバシステムに結合された第2の高出力レーザと、
    前記ファイバシステムにおける非線形結合を最小限にするように選択された第2の波長を有するレーザ送信機を有する第2のOTDRシステムであって、前記第2の波長は前記第1の波長とは異なる第2のOTDRシステムと、
    前記第2の高出力レーザ及び前記第2のOTDRシステムを前記ファイバシステムに結合する第2の波長選択結合器と、
    前記第2の高出力レーザ及び前記第2のOTDRシステムに結合された第2の制御回路であって、前記第2のOTDRシステムが前記ファイバシステムの光経路の保全性を検出するとき前記第2の高出力レーザをイネーブルする第2の制御回路とを備えるファイバ内安全インターロックシステム。
  4. 前記第1の波長選択結合器からの信号と前記第2の波長選択結合器からの信号とを前記ファイバシステムに結合する第3の波長選択結合器を更に備える請求項3に記載のシステム。
  5. 前記第1のOTDRシステムと前記第1の波長選択システムとに結合された第1の光バンドパスフィルタであって、おおよそ前記第1の波長だけ光信号を通過させる第1の光バンドパスフィルタと、
    前記第2のOTDRシステムと前記第2の波長選択システムとに結合された第2の光バンドパスフィルタであって、おおよそ前記第2の波長だけ光信号を通過させる第2の光バンドパスフィルタとを更に備える請求項3に記載のシステム。
  6. 前記ファイバシステムの前記光経路は、前記第1のOTDRシステムによって監視される第1の光経路と前記第2のOTDRシステムによって監視される第2の光経路とを有し、前記第1の光経路の少なくとも一部分は前記第2の光経路と共通である請求項3に記載のシステム。
  7. 前記第1及び第2の高出力レーザと前記第1及び第2の制御回路とに結合された監視回路であって、前記第1及び第2の制御回路から提供される信号に基づいて前記第1及び第2の高出力レーザの動作を協調する監視回路とを更に備える請求項3に記載のシステム。
  8. 前記監視回路は、前記第2の高出力レーザがイネーブルであるか否かに基づいて前記第1の高出力レーザの出力を調節し、前記第1の高出力レーザがイネーブルであるか否かに基づいて前記第2の高出力レーザの出力を調節する請求項7に記載のシステム。
  9. ファイバ内安全インターロックシステムであって、
    ファイバシステムの光増幅器をポンピングするための高出力レーザ信号を伝送する伝送手段と、
    前記ファイバシステム上に複数の低出力光パルスを伝送する伝送手段であって、前記低出力光パルスの波長は前記ファイバシステムの前記延長部における非線形結合を最小限にするように選択される伝送手段と、
    前記高出力レーザと前記ORDRシステムとを共通経路上で結合する結合手段と、
    前記光増幅器を備える光経路に対して前記高出力レーザ信号と前記低出力光パルスとを前記共通経路上において結合する結合手段と、
    前記低出力光パルスのリターン信号に基づいて前記共通経路及び前記光経路の保全性を検出する検出手段と、
    前記ファイバシステムの前記光経路の保全性が検出された場合だけ前記高出力レーザをイネーブルするイネーブル手段とを備えるファイバ内安全インターロックシステム。
  10. ファイバシステムの保全性を監視する方法であって、
    前記ファイバシステム上に複数の低出力光パルスを第1の波長で伝送するために第1のOTDRを使うステップであって、前記第1のOTDRは第1の別個部分と共通部分とを有する前記ファイバシステムの第1の光経路を監視するようなステップと、
    前記第1の波長で前記低出力光パルスのリターン信号に基づいて前記第1の光経路の保全性を検出するために前記第1のOTDRを使うステップと、
    前記ファイバシステムの前記第1の光経路の保全性が検出された場合だけ前記第1の高出力レーザを使って前記ファイバシステム上に第1の高出力レーザ信号を伝送するステップと、
    前記ファイバシステム上に前記第1の高出力レーザ信号と前記第1の波長の前記低出力光パルスとを結合するステップと、
    前記ファイバシステム上に複数の低出力光パルスを第2の波長で伝送するために第2のOTDRを使うステップであって、前記第2の波長は前記第1の波長とは異なり、前記第2のOTDRは第2の別個部分と前記共通部分とを有する前記ファイバシステムの第2の光経路を監視するようなステップと、
    前記第2の波長で前記低出力光パルスのリターン信号に基づいて前記第2の光経路の保全性を検出するために前記第2のOTDRを使うステップと、
    前記ファイバシステムの前記第2の光経路の保全性が検出された場合だけ前記第2の高出力レーザを使って前記ファイバシステム上に第2の高出力レーザ信号を伝送するステップと、
    前記ファイバシステム上に前記第2の高出力レーザ信号と前記第2の波長の前記低出力光パルスとを結合するステップとを備える、ファイバシステムの保全性を監視する方法。
  11. 前記第1の波長で前記低出力光パルスだけを通過させるために、前記第1のOTDRへのあらゆるリターン信号入力をフィルタするステップと、
    前記第2の波長で前記低出力光パルスだけを通過させるために、前記第2のOTDRへのあらゆるリターン信号入力をフィルタするステップとを更に備える請求項10に記載の方法。
  12. 前記第1の光経路における故障の位置をもしあるなら検出するために前記第1のOTDRを使うステップと、
    前記第2の光経路における故障の位置をもしあるなら検出するために前記第2のOTDRを使うステップとを更に備える請求項10に記載の方法。
  13. 前記第1の別個部分においてのみ故障が検出される場合、前記第1の高出力レーザのみディスエーブルするステップと、
    前記第2の別個部分においてのみ故障が検出される場合、前記第2の高出力レーザのみディスエーブルするステップと、
    前記共通部分において故障が検出される場合、前記第1及び第2の高出力レーザをディスエーブルするステップとを更に備える請求項12に記載の方法。
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