JP2003188837A - 光中継器及び光通信システム - Google Patents

光中継器及び光通信システム

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JP2003188837A
JP2003188837A JP2001382015A JP2001382015A JP2003188837A JP 2003188837 A JP2003188837 A JP 2003188837A JP 2001382015 A JP2001382015 A JP 2001382015A JP 2001382015 A JP2001382015 A JP 2001382015A JP 2003188837 A JP2003188837 A JP 2003188837A
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optical
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JP2001382015A
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Masaki Nakaoka
正喜 中岡
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1つのサブ回路部中の監視制御部において単
にコマンド復調部に障害が発生しただけで、演算処理部
自体は正常に動作していても、コマンド復調部に障害が
発生したサブ回路部における監視制御機能は全く機能し
なくなってしまうという課題があった。 【解決手段】 光伝送路上を伝送する光信号を増幅する
光増幅器と、光伝送路を介してコマンド信号を受信する
コマンド受信部と、該コマンド信号に応じて光増幅器を
監視・制御する監視制御部とからなるサブ回路部と、複
数の監視制御部間の信号を送受すると共に、一のサブ回
路部内のコマンド受信部に故障が発生すると、他のサブ
回路部を介して一のサブ回路部にコマンド信号を与える
信号接続部とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は光中継器及びこれ
を用いた光通信システムに係り、特に双方向に通信可能
なN(Nは2以上の整数)系統の光伝送路を備える光通
信システムに用いられる光中継器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の光中継器の構成を示すブロ
ック図であり、この光中継器は双方向に通信可能な2系
統の光伝送路を備える光通信システムで用いられる。図
において、1は光中継器、2及び3は監視制御部、4及
び6は光増幅器、8及び9は給電回路である。光中継器
1には光信号ケーブル10が接続され、この光信号ケー
ブル10には光伝送路である光ファイバ10a〜10d
が備えられるとともに給電線として用いられる給電路1
0eが備えられている。図示の例においては、光ファイ
バ10a及び10cはそれぞれ光信号を図中上側から下
側に伝送するものとし、光ファイバ10b及び10dは
それぞれ光信号を図中下側から上側に伝送するもとす
る。そして、光ファイバ10a及び10bによって伝送
される光信号を第1の光信号、光ファイバ10c及び1
0dによって伝送される光信号を第2の光信号と呼ぶこ
とにする。
【0003】光増幅器4は第1の光信号を増幅し、光増
幅器6は第2の光信号を増幅する。監視制御部2及び3
はそれぞれ光増幅器4及び6を監視制御しており、例え
ば、監視制御部2及び3はメモリ(図示せず)に格納さ
れた監視制御プログラムに応じて光増幅器4及び6を監
視制御している。
【0004】給電回路8及び9は給電路10eを介して
電力を受けており、給電回路8は光増幅器4及び監視制
御部2に電力を供給している。一方、給電回路9は光増
幅器6及び監視制御部3に電力を供給している。なお、
給電回路8及び9は給電路10eに縦列(直列)に接続
されている関係上、図示の例では、給電回路9は給電回
路8の後段に位置することになるので、給電回路9に与
えられる電位は給電回路8の電位より低くなる。
【0005】上述した監視制御部2、光増幅器4、及び
給電回路8によってサブ回路部(中継部)11が構成さ
れ、同様にして、監視制御部3、光増幅器6、及び給電
回路9によってサブ回路部(中継部)12が構成され
る。そして、図示の光中継器はサブ回路部11及び1
2、つまり、2つのサブ回路部を有している。
【0006】図4は図3中の光増幅器及び監視制御部の
構成を示すブロック図である。いま、サブ回路部11に
注目すると、監視制御部2は演算処理部2a及びコマン
ド復調部30を備えており、光増幅器4は、WDMカプ
ラ23a及び23b、エルビウム添加増幅用光ファイバ
21a及び21b、光アイソレータ27a及び27b、
励起光発生部24、励起光分岐部26、及びレーザダイ
オード(LD)駆動回路25を有している。
【0007】入力側光ファイバ10aは光カプラ20a
に接続され、この光カプラ20aはWDMカプラ23a
に接続されるとともに光/電気変換器22aに接続され
ている。そして、光/電気変換器22aはコマンド復調
部30に接続される。一方、光アイソレータ27aは光
カプラ28aを介して出力側光ファイバ10aに接続さ
れ、この光カプラ28aはさらに光/電気変換器29a
を介して演算処理部2aに接続される。
【0008】同様にして、入力側光ファイバ10bは光
カプラ20bに接続され、この光カプラ20bはWDM
カプラ23bに接続されるとともに光/電気変換器22
bに接続されている。そして、光/電気変換器22bは
コマンド復調部30に接続される。一方、光アイソレー
タ27bは光カプラ28bを介して出力側光ファイバ1
0bに接続され、この光カプラ28bはさらに光/電気
変換器29bを介して演算処理部2aに接続される。な
お、図示はしないが、サブ回路部12についてもサブ回
路部11と同様に構成される。
【0009】次に動作について説明する。ここで、光中
継器1が海底に配置されたものとして説明する。サブ回
路部11に注目すると、光信号ケーブル10の一端(末
端)が接続された陸上局では、光送信装置(図示せず)
が光信号ケーブル10に光信号を送出する。この光信号
は主信号と主信号に重畳された副信号とを有しており、
主信号によって伝送情報が伝送され、副信号によって、
例えば特定の光中継器に対する指令信号(コマンド信
号)が伝送される。
【0010】光ファイバ10aに上述の光信号が伝送さ
れているものとすると、光ファイバ10aによって伝送
される光信号は光中継器1に入力して増幅される。入力
側光ファイバ10aから光中継器1に入力した光信号
は、光カプラ20aによって分岐される。この際、光信
号の大部分(光信号強度の90%以上)は光増幅器4側
に与えられ、光信号の一部(光信号強度の数%)が光/
電気変換器22a側に与えられる。
【0011】光増幅器4では、WDMカプラ23aで光
信号を受ける。LD駆動回路25は演算処理部2aの制
御下で励起光発生部24を駆動しており、励起光発生部
24から出力された励起光は励起光分岐部26によって
分岐されて(50%ずつに分岐する)、WDMカプラ2
3a及び23bに与えられ、この励起光は光信号ととも
にエルビウム添加増幅用光ファイバ21aに入力され
る。そして、光信号は励起光によって増幅され、光アイ
ソレータ27aを介して光カプラ28aに与えられる。
つまり、光増幅器4では入力側光ファイバ10aから受
けた光信号を所定量増幅することになる。
【0012】なお、エルビウム添加光ファイバを用いた
光増幅については、例えば「エルビウム添加光ファイバ
増幅器」、オプトロニクス社平成11年11月刊に記載
されているので、ここでは、詳細な説明は省略する。
【0013】光カプラ28aは増幅後の光信号の大部分
(光信号強度の90%以上)を出力側光ファイバ10a
に分岐するとともに、増幅後の光信号の一部(光信号強
度の数%)を光/電気変換器29aに分岐する。そし
て、出力側光ファイバ10aに分岐された光信号は、次
段の光中継器(図示せず)又は陸上局の光受信装置(図
示せず)に伝送されることになる。
【0014】ところで、光/電気変換器22a側に分岐
された光信号は、光/電気変換器22aで電気信号に変
換されて、コマンド復調部30に与えられる。このコマ
ンド復調部30は、例えば、フィルタ及び復調回路(と
もに図示せず)を有しており、フィルタによって電気信
号から副信号に相当する成分をフィルタリングして(濾
波して)、復調回路で副信号成分を復調して復調信号と
する。この復調信号は演算処理部2aに与えられ、演算
処理部2aでは監視制御プログラムに応じて復調信号に
含まれる指令(動作指令)を解読する。そして、この解
読結果に基づいて光中継器1自体を監視するとともに、
LD駆動回路25を制御する。
【0015】例えば、監視制御部2では、励起光発生部
24による励起光出力強度、LD駆動回路25から励起
光発生部24に与えられる駆動電流、サブ回路部11に
入力する光信号の強度、及びサブ回路部11から出力さ
れる光信号の強度等を測定しており、その測定結果を監
視情報としている。さらに、監視制御部2では、例え
ば、LD駆動回路25の駆動電流制御を行うとともに前
述の監視情報を送出する際の変調度制御等を行ってい
る。なお、図3及び図4には、このような監視及び制御
のための系統はLD駆動回路25の制御を除いて図示さ
れていない。
【0016】いま、監視制御部2が、例えば光送信装置
からの指令が監視情報の出力であると解読したとする
と、監視情報を所定の変調度で変調して監視信号として
LD駆動回路25に出力する。LD駆動回路25では監
視信号に応じて励起光発生部24を駆動して励起光を変
調する。これによって、エルビウム添加増幅用光ファイ
バ21bの利得を変化させて、主信号を変調し、監視信
号が重畳された光信号を生成する。そして、主信号に監
視信号が重畳された光信号は、光受信装置により受信さ
れることになる。光受信装置では、光信号を主信号と監
視信号とに分離して、監視信号を復調して監視情報を得
る。
【0017】なお、上述の説明では、光ファイバ10a
上を伝送される光信号について説明したが、光ファイバ
10b上を伝送される光信号についても同様にして光増
幅器4で増幅されることなり、監視制御部2では光ファ
イバ10b上を伝送される光信号についても監視制御を
行うことになる。また、サブ回路部12についてもサブ
回路部11と同様にサブ回路部11とは独立して動作す
ることになる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】従来の光中継器は以上
のように構成されていたので、複数のサブ回路部は互い
に独立して動作していることから、1つのサブ回路部中
の監視制御部において単にコマンド復調部に障害が発生
しただけで、演算処理部自体は正常に動作していても、
コマンド復調部に障害が発生したサブ回路部における監
視制御機能は全く機能しなくなってしまうという課題が
あった。
【0019】このため、従来の光中継器では、コマンド
復調部に障害が発生しただけで、当該コマンド復調部を
有するサブ回路部が実質的に機能しなくなってしまうの
で、信頼性が極めて低い等の課題があった。
【0020】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、一つのサブ回路部において、コ
マンド復調部が故障しても、当該サブ回路部における監
視制御機能が失われることのない光中継器及びこれを用
いた光通信システムを得ることを目的とする。
【0021】また、この発明は信頼性の高い光中継器及
びこれを用いた光通信システムを得ることを目的とす
る。
【0022】
【課題を解決するための手段】この発明に係る光中継器
は、光伝送路上を伝送する光信号を増幅する光増幅器
と、光伝送路を介してコマンド信号を受信するコマンド
受信部と、該コマンド信号に応じて光増幅器を監視・制
御する監視制御部とからなるサブ回路部と、複数の監視
制御部間の信号を送受すると共に、一のサブ回路部内の
コマンド受信部に故障が発生すると、他のサブ回路部を
介して一のサブ回路部にコマンド信号を与える信号接続
部とを備えるものである。
【0023】この発明に係る光通信システムは、光伝送
路上を伝送する光信号を増幅する光増幅器と、光伝送路
を介してコマンド信号を受信するコマンド受信部と、該
コマンド信号に応じて光増幅器を監視・制御する監視制
御部とからなるサブ回路部と、複数の監視制御部間の信
号を送受すると共に、一のサブ回路部内のコマンド受信
部に故障が発生すると、他のサブ回路部を介して一のサ
ブ回路部にコマンド信号を与える信号接続部とを有する
光中継器と、サブ回路部との通信状態に基づいてコマン
ド受信部の故障を判断し、信号接続部によるコマンド信
号伝送経路の切り替えを実行させる制御装置とを備える
ものである。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による光
中継器を示すブロック図である。図において、1aは光
中継器であり、双方向に通信可能な2系統の光伝送路を
備える光通信システムで用いられる。この2系統の光伝
送路として、第1の系統の伝送路には第1の光信号が伝
送され、第2の系統の伝送路には第2の光信号が伝送さ
れる。また、光中継器1aは信号接続部5を有してお
り、信号接続部5によってサブ回路部11及び12が接
続され、監視制御部2及び3は信号接続部5によって互
いに信号の送受を行う。なお、図3に示す光中継器と同
一の構成要素については同一の参照番号を付す。
【0025】図2は図1中の光増幅器及び監視制御部の
構成を示すブロック図である。図において、監視制御部
2は演算処理部2a及びコマンド復調部30を備えてい
る。また、光増幅器6は、WDMカプラ23c及び23
d、エルビウム添加増幅用光ファイバ21c及び21
d、光アイソレータ27c及び27d、励起光発生部3
3、励起光分岐部34、及びレーザダイオード(LD)
駆動回路32を有している。入力側光ファイバ10cは
光カプラ20cに接続される。この光カプラ20cはW
DMカプラ23cに接続されるとともに光/電気変換器
22cに接続されている。そして、光/電気変換回路2
2cはコマンド復調部31に接続される。一方、光アイ
ソレータ27cは光カプラ28cを介して出力側光ファ
イバ10cに接続される。この光カプラ28cはさらに
光/電気変換器29cを介して演算処理部3aに接続さ
れる。
【0026】同様にして、入力側光ファイバ10dは光
カプラ20dに接続され、この光カプラ20dはWDM
カプラ23dに接続されるとともに光/電気変換器22
dに接続されている。そして、光/電気変換回路22d
はコマンド復調部(コマンド受信部)31に接続する。
一方、光アイソレータ27dは光カプラ28dを介して
出力側光ファイバ10dに接続され、この光カプラ28
dは光/電気変換器29dを介して演算処理部3aに接
続する。
【0027】次に動作について説明する。コマンド復調
部30及び31に故障が発生していない場合には、図3
及び図4で説明したように、サブ回路部11及び12は
動作する。
【0028】いま、コマンド復調部30が故障したとす
る。コマンド復調部30が故障すると、例えば、光ファ
イバ10aを用いて不図示の陸上局の光送信装置(制御
装置)がサブ回路部11に対する指令信号(コマンド信
号:つまり、第1のコマンド信号)となる監視制御信号
を送信しても、サブ回路部11は、監視制御信号を受信
・復調することができないから、演算処理部2aにおい
て指令を実行することができなくなってしまう。この際
には、サブ回路部11から何ら応答が得られないから、
陸上局(光受信装置)側では、中継器1aのコマンド復
調部30に異常が発生したことを検知できることにな
る。
【0029】不図示の陸上局の光送信装置(制御装置)
では、上述のようにして、コマンド復調部30の異常を
検知すると、例えば光送信装置から光ファイバ10c
に、サブ回路部11に対する指令である監視制御信号
(副信号)を送出する。この監視制御信号を含む光信号
は光カプラ20cで受信され、光カプラ20cは、前述
したようにして、この光信号の一部(光信号強度の数
%)を光/電気変換器22cに分岐する。光/電気変換
器22cでは光信号を電気信号に変換して、コマンド復
調部31に与える。
【0030】コマンド復調部31は、電気信号から副信
号(監視制御信号)をフィルタリングして、監視制御信
号を得て、この監視制御信号を復調して復調監視制御信
号とする。そして、演算処理部3aは復調監視制御信号
を解読することになる。解読の結果、演算処理部3aは
この監視制御信号がサブ回路部11に対する指令である
ことを検出することになる。
【0031】上述のようにして、監視制御信号がサブ回
路部11に対する指令であることを検出すると、演算処
理部3aでは信号接続部5のインタフェース部52に復
調監視制御信号を送出する。そして、インタフェース部
52ではこの復調監視制御信号を演算処理部2aに与え
る。そして、演算処理部2aでは復調監視制御信号を解
読して、図2で説明したようにして指令に応じて監視制
御を実行することになる。
【0032】いま、復調監視制御信号で示される指令が
監視情報の送出であると、演算処理部2aは前述のよう
して得た監視情報を信号接続部5のインタフェース部5
1に送出する。これによって、インタフェース部51は
この監視情報を演算処理部3aに与える。そして、演算
処理部3aは監視情報を予め定められた変調度で変調し
て監視信号を生成し、この監視信号をLD駆動回路32
に与える。
【0033】LD駆動回路32では監視信号に基づいて
励起光発生部33を駆動して励起光を変調する。これに
よって、エルビウム添加増幅用光ファイバ21dの利得
を変化させて、主信号を変調し、監視信号が重畳された
光信号を生成する。そして、主信号に監視信号が重畳し
た光信号は、光ファイバ10dによって伝送されて、光
受信装置により受信されることになる。光受信装置で
は、光信号を主信号と監視信号とに分離して、監視信号
を復調して監視情報を得る。
【0034】このようにして、サブ回路部11におい
て、コマンド復調部30が故障しても、サブ回路部11
は、信号接続部5及びサブ回路部12を介して陸上局と
監視制御信号及び監視信号の送受を行うことができるこ
とになる。
【0035】同様にして、サブ回路部12において、コ
マンド復調部31が故障した際においても、サブ回路部
12は信号接続部5及びサブ回路部11を介して陸上局
と監視制御信号及び監視信号の送受を行うことができる
ことになる。
【0036】図2で説明した例では、サブ回路部11に
おいて、コマンド復調部30が故障した際、サブ回路部
11では信号接続部5及びサブ回路部11を介して陸上
局に対して監視信号を送付するようにしたが、監視信号
を送付する際に、演算処理部2aが監視情報を予め定め
られた変調度で変調して監視信号を生成して、この監視
信号をLD駆動回路25に与えるようにしてもよい。こ
の際には、LD駆動回路25が監視信号に応じて励起光
発生部24を駆動して励起光を変調する。これによっ
て、エルビウム添加増幅用光ファイバ21bの利得を変
化させて、主信号を変調し、監視信号が重畳された光信
号を生成する。そして、主信号に監視信号が重畳された
光信号は、光受信装置により受信されることになる。光
受信装置では、光信号を主信号と監視信号とに分離し
て、監視信号を復調して監視情報を得る。
【0037】なお、インタフェース部51及び52はフ
ォトカプラで構成するようにしてもよく、この際には、
インタフェース部51及び52の各々には電気/光変換
器及び光/電気変換器が備えられ、これら電気/光変換
器及び光電気変換器を介して演算処理部2a及び3aは
フォトカプラに接続されることになる。
【0038】この実施の形態1においては、2系統の伝
送路を有する光通信システムに用いられる光中継器につ
いて説明したが、N(Nは2以上の整数)系統の伝送路
を有する光通信システムにおいては、N個のサブ回路部
を有する光中継器が用いられる。この際においても、各
監視制御部は信号接続部によって相互に接続され、一つ
の監視制御部においてコマンド復調部に故障が発生した
際には、陸上局側で選択された中継部(つまり、監視制
御部)に対して当該故障したコマンド復調部を有する監
視制御部に与えるべきコマンド信号が、選択された中継
部に対応する伝送路を介して与えられることになる。
【0039】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、複数の監視制御部を相互に信号接続部を介して接続
して、監視制御部間で信号の送受を行うようにしたの
で、一つの監視制御部においてコマンド復調部に故障が
発生しても、他の監視制御部で、故障が発生したコマン
ド復調部を有する監視制御部に対するコマンド信号を受
けて、故障が発生したコマンド復調部を有する監視制御
部にこのコマンド信号を与えることができるという効果
がある。その結果、故障が発生したコマンド復調部を有
する監視制御部においても正常に監視制御を行えること
になる。
【0040】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、光伝
送路上を伝送する光信号を増幅する光増幅器と、光伝送
路を介してコマンド信号を受信するコマンド受信部と、
該コマンド信号に応じて光増幅器を監視・制御する監視
制御部とからなるサブ回路部と、複数の監視制御部間の
信号を送受する信号接続部によって、一のサブ回路部内
のコマンド受信部に故障が発生すると、他のサブ回路部
を介して一のサブ回路部にコマンド信号を与えるので、
コマンド受信部に故障が発生した監視制御部においても
正常に監視制御を行うことができるという効果がある。
その結果、光通信を中継する際の信頼性を高くすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による光中継器の構
成を示すブロック図である。
【図2】 図1中の光増幅器及び監視制御部の構成を示
すブロック図である。
【図3】 従来の光中継器の構成を示すブロック図であ
る。
【図4】 図3中の光増幅器及び監視制御部の構成を示
すブロック図である。
【符号の説明】
1a 光中継器、2,3 監視制御部、2a,3a 演
算処理部、4,6 光増幅器、5 信号接続部、8,9
給電回路、10 光信号ケーブル、10a〜10d
光ファイバ、10e 給電路、11,12 サブ回路
部、20a〜20d,28a〜28d 光カプラ、21
a〜21d エルビウム添加増幅用光ファイバ、22a
〜22d,29a〜29d 光/電気変換器、23a〜
23d WDMカプラ、24,33 励起光発生部、2
5,32 LD駆動回路、26,34 励起光分岐部、
27a〜27d 光アイソレータ、30,31 コマン
ド復調部(コマンド受信部)、51,52 インタフェ
ース部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光伝送路上を伝送する光信号を増幅する
    光増幅器と、上記光伝送路を介してコマンド信号を受信
    するコマンド受信部と、該コマンド信号に応じて上記光
    増幅器を監視・制御する監視制御部とからなるサブ回路
    部と、 複数の上記監視制御部間の信号を送受すると共に、一の
    サブ回路部内のコマンド受信部に故障が発生すると、他
    のサブ回路部を介して上記一のサブ回路部にコマンド信
    号を与える信号接続部とを備えた光中継器。
  2. 【請求項2】 光伝送路上を伝送する光信号を増幅する
    光増幅器と、上記光伝送路を介してコマンド信号を受信
    するコマンド受信部と、該コマンド信号に応じて上記光
    増幅器を監視・制御する監視制御部とからなるサブ回路
    部と、複数の上記監視制御部間の信号を送受すると共
    に、一のサブ回路部内のコマンド受信部に故障が発生す
    ると、他のサブ回路部を介して上記一のサブ回路部にコ
    マンド信号を与える信号接続部とを有する光中継器と、 上記サブ回路部との通信状態に基づいて上記コマンド受
    信部の故障を判断し、上記信号接続部によるコマンド信
    号伝送経路の切り替えを実行させる制御装置とを備えた
    光通信システム。
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