JP2010177781A - アラーム制御方法 - Google Patents

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哲也 渕
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Abstract

【課題】 親局装置と複数の子局装置との間で通信を行う情報伝送システムにおいて、子局装置を新たに設定する際に、親局装置のアラームの抑制の解除を、子局装置での設定が完了した後に簡易に実施すること。
【解決手段】 情報伝送システムは、第1装置と、第1装置に通信可能に接続される複数の第2装置とを有している。例えば、第2装置を新たに設定する場合、第1装置は、少なくとも、新たに設定される第2装置での設定が完了するまで、新たに設定される第2装置に対応するアラームの出力を抑制する。そして、第1装置は、新たに設定される第2装置との間で通信可能であることを検出したときに、新たに設定される第2装置に対応するアラームの抑制を解除する。これにより、親局装置のアラームの抑制の解除を、子局装置での設定が完了した後に簡易に実施できる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、情報伝送システムにおけるアラーム制御方法に関する。
親局装置と複数の子局装置との間で通信を行う情報伝送システムでは、親局装置は、断線等により子局装置と通信ができない場合に、アラームを出力する。この種の情報伝送システムでは、例えば、子局装置を増設する場合、親局装置で不必要なアラーム(作業によるアラーム)が出力されることを防止するために、親局装置での増設作業(増設される子局装置を認識させる設定作業等)は、子局装置が増設される日に合わせて実施される。
なお、例えば、親局装置の増設作業と子局装置の増設作業とを同じ日に実施できず、親局装置の増設作業が先に完了した場合、親局装置は、増設作業が完了していない子局装置からの情報が受信できないため、受信異常等のアラームを出力する。したがって、複数の子局装置の増設作業が異なる日に実施される場合、親局装置での増設作業は、子局装置が増設されるそれぞれの日に合わせて実施される。
また、例えば、子局装置を修理するために子局装置を停止させた場合、親局装置は、修理対象の子局装置からの情報が受信できないため、受信異常等のアラームを出力する。この場合、情報伝送システムの運用者は、発生したアラームが作業によるアラームか否かを、アラームが発生する度に確認する。なお、回線障害のアラーム出力を回線毎に抑止するか否かを設定するためのアラーム抑止回線テーブルを設け、回線登録時にアラーム出力の抑止の可否を予め設定するアラーム制御方式が提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、現用よび予備の端局ユニットを有するシステムでは、現用の端局ユニットに入力信号がある場合、予備の端局ユニットのアラームを抑制するアラーム制御方式が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特許文献1のアラーム制御方式では、子局装置の増設作業が完了した場合、アラーム出力の抑止を解除するためにアラーム抑止回線テーブルの設定を変更する必要があり、親局装置での再作業が必要である。このため、親局装置側の運用業務の効率を阻害するおそれがある。また、複数の子局装置の増設作業や修理作業が実施される場合、子局装置の作業の開始および終了に合わせて、アラーム抑止回線テーブルの設定を複数回変更する必要があり、親局装置での作業が煩雑になるおそれがある。すなわち、親局装置側の運用業務の効率を阻害するおそれがある。
本発明の目的は、親局装置と複数の子局装置との間で通信を行う情報伝送システムにおいて、子局装置を新たに設定する際に、親局装置のアラームの抑制の解除を、子局装置での設定が完了した後に簡易に実施することである。また、本発明の目的は、親局装置と複数の子局装置との間で通信を行う情報伝送システムにおいて、親局装置のアラームの抑制および抑制の解除を、簡易に実施することである。
情報伝送システムは、第1装置と、第1装置に通信可能に接続される複数の第2装置とを有している。例えば、第2装置を新たに設定する場合、第1装置は、少なくとも、新たに設定される第2装置での設定が完了するまで、新たに設定される第2装置に対応するアラームの出力を抑制する。そして、第1装置は、新たに設定される第2装置との間で通信可能であることを検出したときに、新たに設定される第2装置に対応するアラームの抑制を解除する。
本発明では、親局装置と複数の子局装置との間で通信を行う情報伝送システムにおいて、子局装置を新たに設定する際に、親局装置のアラームの抑制の解除を、子局装置での設定が完了した後に簡易に実施できる。また、本発明では、親局装置と複数の子局装置との間で通信を行う情報伝送システムにおいて、親局装置のアラームの抑制および抑制の解除を、簡易に実施できる。
一実施形態における情報伝送システムの概要を示す図である。 図1に示した情報伝送システムにおけるアラーム制御方法の概要を示す図である。 別の実施形態における情報伝送システムの概要を示す図である。 図3に示した情報伝送システムにおけるアラーム制御方法の概要を示す図である。 別の実施形態における情報伝送システムのアラーム制御方法の概要を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施形態を示している。親局10と複数の子局40(40A、40B)との間で通信を行う情報伝送システムでは、親局10は、親局装置(第1装置)20を有し、各子局40は、子局装置(第2装置)50(50A、50B)を有している。例えば、複数の子局装置50は、親局装置20と物理的に1対1の回線でそれぞれ接続される。すなわち、子局装置50は、親局装置20に通信可能に接続される。なお、親局10と通信する子局40は、3つ以上設けられてもよい。すなわち、親局装置20に通信可能に接続される子局装置50は、3つ以上でもよい。ここで、例えば、親局装置20が子局装置50と始めて通信を行う前に、互いの装置を認識するための通信設定が、親局装置20および子局装置50にそれぞれ実施される。
親局装置20は、例えば、複数の子局装置50と通信するための制御部30(30A、30B)を有している。この実施形態では、説明を簡単にするために、子局装置50毎に区別して制御部30を記載している。例えば、制御部30Aは、子局装置50Aと通信するための制御を実施する。なお、制御部30は、複数の子局装置50と通信するための制御ができればよく、子局装置50毎に区別されていなくてもよい。また、制御部30は、ハードウエアで実現されてもよく、コンピュータ等をソフトウエアで制御することにより実現されてもよい。
さらに、この実施形態では、制御部30は、子局装置20から信号を正しく受信できる状態か否かを監視する受信監視処理を実施する。例えば、制御部30は、子局装置50から信号を正しく受信できない場合に、アラームを出力する。なお、例えば、情報伝送システムに子局装置50を増設する場合、制御部30は、増設される子局装置50との間で通信可能であることを検出するまで、増設される子局装置50に対応するアラームの出力を抑制する。これにより、この実施形態では、増設予定の未設置の子局装置50に対応する不必要なアラームが出力されることを防止できる。
図2は、上述した図1に示した情報伝送システムにおけるアラーム制御方法の概要を示している。なお、図2は、子局40Aを開設した後に、子局40Bを開設する際のアラーム制御方法の概要を示している。すなわち、図2は、子局装置50Bを新たに設定する際のアラーム制御方法の概要を示している。なお、図中の制御部30内の丸印は、制御部30が受信監視処理を実施している状態を示し、三角印は、制御部30が受信監視処理を停止している状態を示している。また、図2(a)、(b)中の破線は、通信設定(増設作業)が完了していないことを示し、図2(c)中の破線の矢印は、信号の流れを示している。
子局装置50Bを認識するための通信設定が親局装置20で実施されていない状態(例えば、図の制御部30Bが実装されていない状態)では、制御部30は、子局装置50Bと通信するための制御および子局装置50Bに対する受信監視処理を実施しない(図2(a)の三角印)。すなわち、制御部30は、子局装置50Bに対応するアラームの出力を抑制する。なお、制御部30Aは、上述した図1で説明したように、子局装置50Aと通信するための制御および子局装置50Aに対する受信監視処理を実施している。
子局装置50Bでの通信設定が完了する前に、親局装置20での子局装置50B用の通信設定が完了した場合でも、制御部30Bは、子局装置50Bとの間で通信可能であることを検出するまで、受信監視処理を実施しない(図2(b)の三角印)。なお、制御部30Bは、子局装置50Bからの信号SIGを検出できる状態である。
そして、子局装置50Bでの通信設定が完了したとき、子局装置50Bと親局装置20とが物理的な回線で接続された状態になるため、例えば、子局装置50Bおよび親局装置20間の信号線が立ち上がり、子局装置50Bから信号SIGが出力される(図2(c))。
制御部30Bは、子局装置50Bからの信号SIGの立ち上がりを検出することにより、親局装置20と子局装置50Bとの間で通信可能であることを検出する。また、制御部30Bは、子局装置50Bからの信号SIGの立ち上がりを検出したときに、子局装置50Bに対する受信監視処理を開始し(図2(c)の三角印から丸印への移行)、子局装置50Bと通信するための制御を実施する。これにより、この実施形態では、子局40側での設定が完了していない子局装置50に対応する不必要なアラームが出力されることを防止できる。なお、制御部30Bは、子局装置50Bに対する受信監視処理を開始する前(例えば、図2(b))に、子局装置50Bと通信するための制御を実施してもよい。
このように、制御部30Bは、子局装置50Bでの通信設定が完了するまで、子局装置50Bに対応するアラームの出力を抑制し、子局装置50Bとの間で通信可能であることを検出したときに、子局装置50Bに対応するアラームの抑制を解除する。なお、子局装置50Bは、子局装置50Bでの通信設定が完了したときに、後述する図4に示す通信要求信号RSIGを親局装置20に送信してもよい。この場合、制御部30Bは、子局装置50Bからの通信要求信号RSIGを受信することにより、親局装置20と子局装置50Bとの間で通信可能であることを検出し、子局装置50Bに対する受信監視処理を開始する。
以上、この実施形態では、親局装置20は、子局装置50が新たに設定される場合、新たに設定される子局装置50との間で通信可能であることを検出したときに、新たに設定される子局装置50に対する受信監視処理を開始する。したがって、この実施形態では、親局装置20と複数の子局装置50との間で通信を行う情報伝送システムにおいて、子局装置50を新たに設定する際に、親局装置20のアラームの抑制の解除を、子局装置50での設定が完了した後に簡易に実施できる。これにより、この実施形態では、他の子局装置50に影響されること無くアラームの出力の抑制を簡易に解除でき、作業効率を向上できる。また、親局装置20と子局装置50とで作業日を合わせる必要が無いため、作業者の調整を容易にでき、情報伝送システムの運用者の工数を削減できる。
図3は、別の実施形態における情報伝送システムの概要を示している。この実施形態の情報伝送システムは、上述した図1に示した情報伝送システムに、子局40C、50Dが追加されて構成されている。その他の構成は、上述した実施形態(図1−図2)と同じである。上述した実施形態(図1、図2)で説明した要素と同一の要素については、同一の符号を付し、これ等については、詳細な説明を省略する。
子局40C、40Dは、ネットワークNWを介して親局装置20と通信する子局装置(第2装置)50C、50Dをそれぞれ有している。すなわち、例えば、子局装置50A、50Bは、物理的に1対1の回線で親局装置20と通信可能に接続され、子局装置50C、50Dは、ネットワークNWを介して親局装置20と通信可能に接続される。なお、物理的に1対1の回線で親局装置20と通信可能に接続される子局40(より詳細には、子局装置50)は、1つでもよいし、3つ以上設けられてもよい。また、ネットワークNWを介して親局装置20と通信可能に接続される子局40(より詳細には、子局装置50)は、1つでもよいし、3つ以上設けられてもよい。この実施形態でも、上述した図1で説明したように、例えば、親局装置20が子局装置50と始めて通信を行う前に、互いの装置を認識するための通信設定が、親局装置20および子局装置50にそれぞれ実施される。
例えば、この実施形態の親局装置20は、図1に示した親局装置20に、子局装置50C、50Dとネットワークを介して通信するための制御部30C、30Dが追加されて構成されている。親局装置20のその他の構成は、上述した実施形態(図1−図2)と同じである。例えば、親局装置20は、ネットワークNWを介して子局装置50C、50Dと通信パスを張ることにより、子局装置50C、50Dとそれぞれ通信する。この実施形態では、説明を簡単にするために、子局装置50毎に区別して制御部30を記載している。なお、制御部30は、複数の子局装置50と通信するための制御ができればよく、子局装置50毎に区別されていなくてもよい。また、制御部30は、ハードウエアで実現されてもよく、コンピュータ等をソフトウエアで制御することにより実現されてもよい。
図4は、上述した図3に示した情報伝送システムにおけるアラーム制御方法の概要を示している。なお、図4は、子局40A、40Cを開設した後に、子局40B、40Dを開設する際のアラーム制御方法の概要を示している。すなわち、図4は、子局装置50B、50Dを新たに設定する際のアラーム制御方法の概要を示している。なお、図中の制御部30内の丸印は、制御部30が受信監視処理を実施している状態を示し、三角印は、制御部30が受信監視処理を停止している状態を示している。また、図4(a)中の破線は、通信設定(増設作業)が完了していないことを示し、図4(b)中の破線の矢印は、信号の流れを示している。
子局装置50B、50Dでの通信設定が完了する前に、子局装置50A、50B、50C、50Dを認識するための通信設定が親局装置20で実施された状態では、制御部30B、30Dは、子局装置50B、50Dに対する受信監視処理を実施しない(図4(a)の三角印)。すなわち、制御部30は、子局装置50B、50Dにそれぞれ対応するアラームの出力を抑制する。なお、制御部30B、30Dは、子局装置50B、50Dからの信号(例えば、通信要求信号RSIG)を検出できる状態である。また、制御部30A、30Cは、子局装置50A、50Cと通信するための制御をそれぞれ実施している。さらに、制御部30A、30Cは、子局装置50A、50Cに対する受信監視処理をそれぞれ実施している。
次に、例えば、子局装置50Dでの通信設定が完了したとき、子局装置50Dは、通信設定が完了したことを示す通信要求信号RSIGを、ネットワークNWを介して親局装置20に送信する(図4(b))。例えば、通信要求信号RSIGは、通信の開始を要求する信号である。制御部30Dは、子局装置50Dからの通信要求信号RSIGを受信することにより、親局装置20と子局装置50Dとの間で通信可能であることを検出する。また、制御部30Dは、子局装置50Dからの通信要求信号RSIGを受信したときに、子局装置50Dに対する受信監視処理を開始し(図4(b)の三角印から丸印への移行)、子局装置50Dと通信するための制御を実施する。なお、制御部30Dは、子局装置50Dに対する受信監視処理を開始する前(例えば、図4(a))に、子局装置50Dと通信するための制御を実施してもよい。
また、例えば、子局装置50Bでの通信設定が完了したとき、子局装置50Bは、通信要求信号RSIGを親局装置20に送信する(図4(b))。なお、制御部30Bの動作は、制御部30Dの動作説明において、子局装置50Dを子局装置50Bに読み替えることで説明される。すなわち、制御部30は、通信要求信号RSIGを受信することにより、親局装置20と通信要求信号RSIGを送信した子局装置50との間で通信可能であることを検出し、通信要求信号RSIGを送信した子局装置50に対する受信監視処理を開始する。これにより、この実施形態では、子局40側での設定が完了していない子局装置50に対応する不必要なアラームが出力されることを防止できる。
このように、制御部30は、新たに設定される子局装置50での通信設定が完了するまで、新たに設定される子局装置50に対応するアラームの出力を抑制する。そして、制御部30は、新たに設定された子局装置50との間で通信可能であることを検出したときに、新たに設定された子局装置50に対応するアラームの抑制を解除する。
なお、例えば、物理的に1対1の回線で親局装置20と接続される子局装置50Bは、子局装置50Bでの通信設定が完了したときに、通信要求信号RSIGを親局装置20に送信しなくてもよい。この場合、制御部30Bは、上述した図2で説明したように、子局装置50Bからの信号SIGの立ち上がりを検出することにより、親局装置20と子局装置50Bとの間で通信可能であることを検出し、子局装置50Bに対する受信監視処理を開始する。すなわち、この場合、制御部30は、子局装置50からの信号SIGの立ち上がりを検出すること、あるいは、子局装置50からの通信要求信号RSIGを受信することにより、親局装置20と子局装置50との間で通信可能であることを検出する。
以上、この実施形態においても、上述した実施形態と同様の効果を得ることができる。
図5は、別の実施形態における情報伝送システムのアラーム制御方法の概要を示している。この実施形態の情報伝送システムは、上述した図3に示した親局装置20および子局装置50の代わりに親局装置22および子局装置52がそれぞれ設けられて構成されている。その他の構成は、上述した図3および図4で説明した実施形態と同じである。上述した実施形態(図1−図4)で説明した要素と同一の要素については、同一の符号を付し、これ等については、詳細な説明を省略する。なお、図中の制御部30内の丸印は、制御部30が受信監視処理を実施している状態を示し、三角印は、制御部30が受信監視処理を停止している状態を示している。また、図中の破線の矢印は、信号の流れを示している。
例えば、親局装置22は、図4に示した制御部30の代わりに制御部32(32A、32B、32C、32D)を有している。この実施形態では、説明を簡単にするために、子局装置52(52A、52B、52C、52D)毎に区別して制御部32を記載している。例えば、制御部32Aは、子局装置52Aと通信するための制御を実施する。なお、制御部32は、複数の子局装置52と通信するための制御ができればよく、子局装置52毎に区別されていなくてもよい。また、制御部32は、ハードウエアで実現されてもよく、コンピュータ等をソフトウエアで制御することにより実現されてもよい。
制御部32は、各子局装置52からアラーム制御信号ACNT(ACNT1、ACNT2)を受信し、アラーム制御信号ACNTに基づいて、各子局装置52に対する受信監視処理を実施する。制御部32の動作は、受信監視処理を除いて、制御部30と同じである。例えば、制御部32(図5では、制御部32A、32C)は、アラーム制御信号ACNT1を受信したときに、アラーム制御信号ACNT1を送信した子局装置52(図5では、子局装置52A、52C)に対する受信監視処理を停止する(図5(a)の丸印から三角印への移行)。
ここで、アラーム制御信号ACNT1は、例えば、アラームの出力を抑制するためのアラーム抑制信号である。例えば、子局装置52A、52Cを点検するために、子局装置52A、52Cを停止させる場合、子局装置52A、52Cを停止させる前に、アラーム制御信号ACNT1は、子局装置52A、52Cから親局装置22に送信される。そして、親局装置22(より詳細には、制御部32A、32C)は、アラーム制御信号ACNT1を受信したときに、アラーム制御信号ACNT1を送信した子局装置52A、52Cに対応するアラームの出力を抑制する。なお、制御部32B、32Dは、子局装置52B、52Dに対する受信監視処理をそれぞれ実施している。
これにより、子局装置52A、52Cの点検作業や修理作業により、子局装置52A、52Cが停止する場合でも、作業により停止した子局装置52A、52Cに対応する不必要なアラームが出力されることを防止できる。また、子局装置52A、52Cを停止させずに作業する場合でも、作業の開始前に、アラーム制御信号ACNT1を、子局装置52A、52Cから親局装置22に送信することにより、不必要なアラームが出力されることを防止できる。例えば、作業により発生した信号(正常な信号と異なる信号)が、子局装置52A、52Cから親局装置22に送信された場合(子局装置52A、52Cから信号を正しく受信できない場合)でも、親局装置22は、子局装置52A、52Cに対応するアラームを出力しない。したがって、出力されるアラームが作業によるアラームか否かを親局装置22の運用者が確認する必要がないため、作業効率を向上できる。
また、例えば、制御部32(図5では、制御部32A、32C)は、アラーム制御信号ACNT2を受信したときに、アラーム制御信号ACNT2を送信した子局装置52(図5では、子局装置52A、52C)に対する受信監視処理を再開する(図5(b)の三角印から丸印への移行)。ここで、アラーム制御信号ACNT2は、例えば、アラームの抑制を解除するためのアラーム抑制解除信号である。
例えば、子局装置52A、52Cの点検が終了したときに、アラーム制御信号ACNT2は、子局装置52A、52Cから親局装置22に送信される。そして、親局装置22(より詳細には、制御部32A、32C)は、アラーム制御信号ACNT2を受信したときに、アラーム制御信号ACNT2を送信した子局装置52A、52Cに対応するアラームの抑制を解除する。なお、例えば、新たに子局装置52を増設する場合、制御部32は、初期状態では、子局40側での設定が完了していない子局装置52に対する受信監視処理を停止し、アラーム制御信号ACNT2を受信してから、受信監視処理を開始する。
このように、制御部32は、各子局装置52からアラーム制御信号ACNT(ACNT1、ACNT2)を受信し、アラーム制御信号ACNTに基づいて、各子局装置52に対応するアラームの出力の抑制および抑制の解除を実施する。これにより、この実施形態では、複数の子局装置52の増設作業や修理作業が実施される場合、子局装置52の作業の開始および終了に合わせて、アラームの出力の抑制および抑制の解除を簡易に実施することができる。この結果、親局装置22での作業が繁雑になることを防止でき、作業効率を向上できる。
以上、この実施形態においても、上述した実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、この実施形態では、制御部32は、アラーム制御信号ACNT1を受信したときに、アラーム制御信号ACNT1を送信した子局装置52に対応するアラームの出力を抑制する。そして、制御部32は、アラーム制御信号ACNT2を受信したときに、アラーム制御信号ACNT2を送信した子局装置52に対応するアラームの抑制を解除する。したがって、この実施形態では、親局装置22は、アラーム制御信号ACNTを受信することにより、アラームの抑制および抑制の解除を簡易に実施できる。
なお、上述した図3および図4に示した実施形態では、ネットワークNWを介して親局装置20と通信可能に接続される子局装置50Dが、子局装置50Dでの通信設定が完了したときに、通信要求信号RSIGを親局装置20に送信する例について述べた。本発明は、かかる実施形態に限定されるものではない。例えば、ネットワークNWを介して親局装置20と通信可能に接続される子局装置50Dは、子局装置50Dでの通信設定が完了したときに、通信要求信号RSIGを親局装置20に送信しなくてもよい。この場合、例えば、制御部30Dは、ネットワークNWを監視し、ネットワークNWに子局装置50Dが接続されたことを検出することにより、親局装置20と子局装置50Dとの間で通信可能であることを検出する。この場合にも、上述した図3および図4に示した実施形態と同様の効果を得ることができる。
上述した図3および図4に示した実施形態では、物理的に1対1の回線で親局装置20と接続される子局装置50と、ネットワークNWを介して親局装置20と通信可能に接続される子局装置50との両方が情報伝送システムに設けられる例について述べた。本発明は、かかる実施形態に限定されるものではない。例えば、ネットワークNWを介して親局装置20と通信可能に接続される子局装置50のみが情報伝送システムに設けられてもよい。この場合にも、上述した図3および図4に示した実施形態と同様の効果を得ることができる。
上述した図5に示した実施形態では、物理的に1対1の回線で親局装置22と接続される子局装置52と、ネットワークNWを介して親局装置22と通信可能に接続される子局装置52との両方が情報伝送システムに設けられる例について述べた。本発明は、かかる実施形態に限定されるものではない。例えば、ネットワークNWを介して親局装置22と通信可能に接続される子局装置52のみが情報伝送システムに設けられてもよいし、物理的に1対1の回線で親局装置22と接続される子局装置52のみが情報伝送システムに設けられてもよい。この場合にも、上述した図5に示した実施形態と同様の効果を得ることができる。
上述した図5に示した実施形態では、制御部32が、アラーム制御信号ACNT2を受信したときに、アラーム制御信号ACNT2を送信した子局装置52に対応するアラームの抑制を解除する例について述べた。本発明は、かかる実施形態に限定されるものではない。例えば、子局装置52は、アラームの出力の抑制および抑制の解除のスケジュール(アラームの出力を抑制する日時および抑制を解除する日時等)を示す情報が含まれるアラーム制御信号ACNTを親局装置20に送信してもよい。この場合、制御部32は、子局装置52から受信したアラーム制御信号ACNTが示すスケジュールにしたがって、アラーム制御信号ACNTを送信した子局装置52に対応するアラームの出力の抑制および抑制の解除を実施する。この場合にも、上述した図5に示した実施形態と同様の効果を得ることができる。
以上、本発明について詳細に説明してきたが、上記の実施形態およびその変形例は発明の一例に過ぎず、本発明はこれに限定されるものではない。本発明を逸脱しない範囲で変形可能であることは明らかである。
本発明は、情報伝送システムにおけるアラーム制御方法に利用できる。
10‥親局;20、22‥親局装置;30、32‥制御部;40‥子局;50、52‥子局装置;NW‥ネットワーク
特開平6−30114号公報 特開平4−123528号公報

Claims (6)

  1. 第1装置と、前記第1装置に通信可能に接続される複数の第2装置とを備え、前記第1装置が前記第2装置から信号を正しく受信できない場合に、前記第1装置がアラームを出力する情報伝送システムにおけるアラーム制御方法であって、
    前記第2装置を新たに設定する場合、前記第1装置は、
    少なくとも、新たに設定される前記第2装置での設定が完了するまで、前記新たに設定される第2装置に対応するアラームの出力を抑制し、
    前記新たに設定される第2装置との間で通信可能であることを検出したときに、前記新たに設定される第2装置に対応するアラームの抑制を解除することを特徴とするアラーム制御方法。
  2. 請求項1記載のアラーム制御方法において、
    前記複数の第2装置は、前記第1装置と物理的に1対1の回線でそれぞれ接続され、
    前記第1装置は、前記新たに設定される第2装置からの信号の立ち上がりを検出することにより、前記新たに設定される第2装置との間で通信可能であることを検出することを特徴とするアラーム制御方法。
  3. 請求項1記載のアラーム制御方法において、
    前記新たに設定される第2装置での設定が完了した後に、前記第1装置に通信要求信号を送信し、
    前記第1装置は、前記通信要求信号を受信することにより、前記新たに設定される第2装置との間で通信可能であることを検出することを特徴とするアラーム制御方法。
  4. 請求項1記載のアラーム制御方法において、
    前記新たに設定される第2装置がネットワークを介して前記第1装置に接続される場合、前記新たに設定される第2装置での設定が完了した後に、前記第1装置に通信要求信号を送信し、前記第1装置は、前記通信要求信号を受信することにより、前記新たに設定される第2装置との間で通信可能であることを検出し、
    前記新たに設定される第2装置が物理的に1対1の回線で前記第1装置に接続される場合、前記第1装置は、前記新たに設定される第2装置からの信号の立ち上がりを検出することにより、前記新たに設定される第2装置との間で通信可能であることを検出することを特徴とするアラーム制御方法。
  5. 第1装置と、前記第1装置に通信可能に接続される複数の第2装置とを備え、前記第1装置が前記第2装置から信号を正しく受信できない場合に、前記第1装置がアラームを出力する情報伝送システムにおけるアラーム制御方法であって、
    前記第1装置は、前記各第2装置からアラーム制御信号を受信し、前記アラーム制御信号に基づいて、前記各第2装置に対応するアラームの出力の抑制および抑制の解除を実施することを特徴とするアラーム制御方法。
  6. 請求項5記載のアラーム制御方法において、
    前記第1装置は、
    アラームの出力を抑制するための前記アラーム制御信号を受信したときに、アラームの出力を抑制するための前記アラーム制御信号を送信した前記第2装置に対応するアラームの出力を抑制し、
    アラームの抑制を解除するための前記アラーム制御信号を受信したときに、アラームの抑制を解除するための前記アラーム制御信号を送信した前記第2装置に対応するアラームの抑制を解除することを特徴とするアラーム制御方法。
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