JP4794010B2 - タッチセンサ装置、制御方法、タッチパネル装置、及びプログラム - Google Patents

タッチセンサ装置、制御方法、タッチパネル装置、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、タッチセンサ装置、制御方法、タッチパネル装置、及びプログラムに関する。
近年、様々な産業機器に用いられているタッチパネルは、人間がタッチパネルのどの部分に接触したかを検出するタッチセンサを用いている。タッチセンサは、タッチパネル上の電極に人間が接触すると、電極に、人体と等価な静電容量をもつコンデンサが接続されたことと同じ状態になることを利用し、この電極と接地(アース)との間で形成される静電容量の変化を電気信号として検出する。
この場合に、検出される電気信号が閾値より高い電圧かどうかで接触の有無が判断されるが、タッチセンサの周囲の温度や湿度によっても変化してしまう。従って、閾値を固定すると、人体の接触がなくても温度変化により電気信号が閾値を超えてしまい接触ありと判断されることや、また、人体の接触があった場合でも電気信号が閾値を超えられずに接触なしと判断されてしまうことがある。
従来では、このような問題を解決すべく、タッチセンサ装置に温度変化検出手段を設けて、温度変化が検出されると、この温度変化に従って閾電圧を補正するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平08−22361号公報(請求項1及び図2参照)
しかしながら、上記従来技術では、物理的手段により温度変化を検出する必要があり、追加の電子部品が必要でコストアップとなるという問題があった。また、複数のタッチセンサが備えられた多入力の回路においては、温度変化に基づいて各入力に別々の閾値を設定することが困難であるという問題がある。
そこで、本発明の課題は、上記従来技術の問題点を解消することにあり、誤作動の少ないタッチセンサ装置及びこれを用いたタッチパネル装置を、コストアップすることなく提供することにある。また、本発明の課題は、上記従来技術の問題点を解消することにあり、誤作動の少ないタッチセンサを用いた制御方法及びプログラムを提供することにある。
本発明のタッチセンサ装置は、タッチセンサと、前記タッチセンサの出力部から送出された出力電圧の平均値を算出する平均値算出手段と、前記平均値に基づいて閾値を算出する閾値算出手段と、前記出力電圧と前記閾値とを比較して前記出力電圧が閾値を超えていると判定した場合には判定信号を出力する比較判定手段とを備え、前記平均値算出手段が、周期的に前記出力電圧をサンプリングして記録部に出力電圧データとして記録するサンプリング手段と、前記記録部に記録された出力電圧の移動平均値を算出し、前記閾値算出手段に送出する算出手段とからなり、前記出力部に電圧低下検出手段が接続され、前記電圧低下検出手段は、前記出力電圧が低下したことを検出した場合に電圧の低下を示す信号を出力する検出手段と、前記電圧の低下を示す信号にしたがって前記記録部の前記出力電圧データを消去する記録データ消去手段とを備えることを特徴とする。本発明によれば、閾値を簡易に、かつ確実に補正することができるので、誤作動の少ないタッチセンサ装置とすることができる。かつ、物理的手段を新たに用いる必要がないので、コストアップを抑制することが可能である。
また、周期的に出力電圧をサンプリングしその値から移動平均値を算出することで、環境変化による緩やかな出力電圧の変化に対して適切な閾値を算出することができる。他方で、誘電体(例えば人体)の接触等で出力電圧が急激に増加した場合には、出力電圧をサンプリングしこの値から移動平均値を算出しているので、移動平均値に基づく閾値は、この出力電圧の急激な増加に対してすぐには変動しない。従って、この場合にも適切な閾値を算出することができる。また、サンプリングすることで、効率的に出力電圧の移動平均値を算出することができる。
また、電圧の増加方向の変化に対して移動平均値を算出し、電圧の低下方向の変化に対しては、電圧の低下を示す信号に従って記録部の出力電圧データを消去、即ち誤作動の原因となる人体接触の開放前の出力電圧データを消去することで、新たに上記平均値算出手段及び閾値算出手段で適切な閾値を算出でき、誤作動を防止できる。
さらに、前記電圧低下検出手段が、前記検出手段に接続されたリセット手段を有し、前記電圧の低下を示す信号にしたがって前記リセット手段が前記サンプリング手段に設けられたカウンタをリセットするように構成されていることが好ましい。電圧低下を検出した場合、カウンタをリセットすることで、その時点から新たに出力電圧の平均値を算出することができるので、より閾値を適正なものに補正することが可能だからである。
本発明のタッチセンサを用いた制御方法は、タッチセンサの出力部からの出力電圧の平均を算出する平均値算出工程と、算出された平均値から閾値を算出する閾値算出工程と、前記出力電圧と前記閾値とを比較し出力電圧が閾値を超えていると判定した場合に機器のON動作を決定する判定信号を送出する比較判定工程と、を備え、前記平均値算出工程が、前記出力電圧を周期的にサンプリングし、記録部に出力電圧データとして記録するサンプリング工程と、記録された出力電圧の移動平均値を算出する算出工程とからなり、前記出力部から、前記出力電圧の低下を検出した場合に出力電圧の低下を示す信号を出力する判断工程と、前記出力電圧の低下を示す信号が出力された場合には、前記記録部に記録された前記出力電圧データを消去する記録データ消去工程とを備えたことを特徴とする。本発明によれば、閾値を簡易に補正することができるので、誤作動が少ない。
また、このようにサンプリングを周期的に行うことで、効率的に環境変化に応じた移動平均値、即ち閾値を求めることが可能となる。
また、このように、出力電圧の低下が検出された場合には、記録部に記録された記録データを消去することで、周囲の環境に応じた的確な閾値を求めることができ、その結果誤作動を防止することが可能である。
また、前記出力電圧の低下を示す信号が出力された場合には、前記サンプリング工程で用いるカウンタをリセットすることが好ましい。電圧低下を検出した場合、カウンタをリセットすることで、その時点から新たに出力電圧の平均値を算出することができるので、より閾値を適正なものに補正することが可能だからである。
本発明のタッチパネル装置は、前記タッチセンサ装置と、パネル部と、制御部とを備えたタッチパネル装置であって、前記タッチセンサ装置の入力部としての接触電極がパネル部に設けられ、かつ、前記比較判定手段が、前記制御部に接続されていることを特徴とする。誤作動が少なく、かつ、コストを抑制したタッチセンサ装置を用いていることで、本発明のタッチパネル装置は、誤作動が少なく、かつ、コストを抑制したものとなっている。
また、本発明のプログラムは、前記タッチセンサを用いた制御方法の手順がコンピュータで実行可能となるようにプログラムコードとして記述されたことを特徴とする。誤作動が少ないタッチセンサを用いた制御方法を用いていることで、本発明のプログラムは、誤作動が少ない。
本発明によれば、誤作動の少ないタッチセンサ装置及びこれを用いたタッチパネル装置を、コストアップすることなく提供することが可能であるという優れた効果を奏する。また、本発明のタッチセンサを用いた制御方法及び制御方法の手順がプログラムコードとして記述された本発明のプログラムは、閾値を簡易に、かつ確実に補正することができるので、誤作動が少ないという優れた効果を奏する。
第1の実施の形態にかかるタッチセンサ装置について、図1を用いて説明する。図1は、本形態のタッチセンサ装置の構成の概略を示すブロック図である。なお、図1〜図6において、同一の構成要素については同一の符号を付してある。
本形態のタッチセンサ装置1は、タッチセンサ装置に設けられた外部機器の動作を決定するためのものであり、タッチセンサ11と、タッチセンサ11の出力部111に接続される平均値算出手段12と、平均値算出手段12に接続される閾値算出手段13と、タッチセンサ11の出力部111及び閾値算出手段13に接続される比較判定手段14とを備えている。
タッチセンサ11は、例えば多入力のタッチセンサであり、多数の接触電極を有し、誘電体(例えば人体)の接触電極への接触により、この接触電極と接地(アース)との間で形成される静電容量が変化するので、これを電気信号として検出し、出力部111から出力するものである。このタッチセンサ11は、誘電体の接触がある場合には、誘電体の接触がない場合の電圧よりもVtだけ高い電圧を出力するように構成されているが、上述したように温度変化等により、その出力電圧値が一定とはならない。
平均値算出手段12は、出力部111から出力された出力電圧を記録すると共に、記録された出力電圧に基づいて所定の時間当たりの出力電圧の平均値を算出するように構成されている。
閾値算出手段13は、閾値算出手段13に入力された値、即ち、平均値算出手段12により算出された出力電圧の平均値に所定の値を加算して閾値を算出するように構成されている。
比較判定手段14は、タッチセンサ11の出力部111から送出された出力電圧と閾値算出手段13で得られた閾値とを比較して、出力電圧が閾値より高いか否かを判定し、高い場合には、ON状態を示す信号を出力し、低い場合には、OFF状態を示す信号を出力して、比較判定手段14に接続されている図示しない外部機器の制御部に接続され、外部機器のON−OFF動作を決定するように構成されている。
上記構成のタッチセンサ装置1は、タッチセンサ11からの出力電圧の平均値を平均値算出手段12により算出し、この出力の平均値から閾値算出手段13によって閾値を算出して、比較判定手段14で、タッチセンサ11からの出力電圧と閾値算出手段13で算出された閾値とを比較して、外部機器の動作を決定する出力信号を出力する。
即ち、上記構成のタッチセンサ装置1は、タッチセンサ11周囲の温度変化などによりタッチセンサ11の出力特性が変化しても、平均値算出手段12により、この変化に合わせて出力電圧の所定の時間当たりの平均を求め、この平均値に基づいて閾値を求めることができるので、閾値を簡易に補正することができる。従って、温度変化検出手段などの他の物理的手段がなくても、誘電体の接触検出感度が高く、誤作動を防止することができる。
かかる平均値算出手段12は、具体的には、出力部111に接続されたサンプリング手段121と、サンプリング手段121に接続された記録部122と、サンプリング手段121及び記録部122に接続された算出手段123と、サンプリング手段121に接続されたカウンタ124とからなる。
サンプリング手段121は、カウンタ124により周期をカウントし、この周期に従って出力部111からの出力電圧を周期毎に(例えば時刻t=0、n、2n、・・・とn秒ごとに)サンプリングして記録部122に記録するように構成されている。
記録部122は、周期的にサンプリングされた各出力電圧値を出力電圧データとして記録できるように構成されている。
算出手段123は、記録部122に記録された出力電圧値の所定の時間(N秒)当たりの移動平均値を算出し、算出手段123に接続された閾値算出手段13に出力するように構成されている。即ち、算出手段123は、n秒ごとにサンプリングされて記録部122に記録された出力電圧データのN秒当たりでの移動平均値を算出するように構成されている。
即ち、上記構成の平均値算出手段12においては、サンプリングされた出力電圧の移動平均値は、時刻n毎に求められる離散的な値となり、例えば時刻t=0で求めた平均値が閾値算出手段13に出力され閾値が算出された後、時刻tが0<t<nの場合の間は平均値、即ち閾値は変化せず、t=nの時にt=n時での平均値に基づいて閾値は再度算出され、再設定される。このような平均値算出手段12の構成によれば、周期的にサンプリングした値のみで移動平均値を求めるので、効率よく平均値を算出することができる。
上記構成によるタッチセンサ装置1を用いた外部機器の制御方法について以下説明する。
タッチセンサ装置1を用いた外部機器の制御方法は、タッチセンサ11の出力部111からの出力電圧の平均を計算し、算出された平均値から閾値を算出して、タッチセンサからの出力電圧が閾電圧より高いかどうかにより外部機器のON−OFF動作を決定するものである。
図2を用いて、この制御方法を詳細に説明する。図2は、タッチセンサ装置1の制御方法を説明するためのフローチャートである。
図2に示すように、ある時刻t=xにタッチセンサ11の出力部111からの出力電圧が平均値算出手段12に入力される(センサ出力工程:S11)と、まず、サンプリング手段121により、時刻t=xがサンプリング周期(t=0、n、2n、・・・)であるかどうか、即ちサンプリングのタイミングであるかどうかが判断される(サンプリング判断工程:S12)。
時刻t=xがサンプリングのタイミングである場合には、サンプリング手段121によりその出力電圧値がサンプリングされて(サンプリング工程:S13)、記録部122に記録される(記録工程:S14)。次いで、算出手段123により、記録部122に記録された出力電圧データが呼び出されて(記録データ呼出工程:S15)、このデータの移動平均を算出する(平均値算出工程:S16)。
次に、平均値算出工程で算出された移動平均値に基づいて、閾値算出手段13により、閾値が算出され(閾値算出工程:S17)、この算出された閾値は比較判定手段14に入力される。次いで、比較判定手段14の図示しない記録部に記録されている閾値が算出された閾値に書き換えられて記録される(閾値書き換え工程:S18)。これにより、算出された閾値は次回のサンプリングのタイミングまで変更されない。
最後に、タッチセンサ11からの出力電圧と、比較判定手段14に入力されている閾値とが比較され、出力電圧の方が閾値を超えているかどうかが比較判定される(比較判定工程:S19)。出力電圧の方が閾値を超えている場合には、ON動作を示す信号が出力され(ON信号出力工程:S20)、外部機器へ送出される。出力電圧の方が閾値よりも小さい場合には、OFF動作を示す信号が出力され(OFF信号出力工程:S21)、外部機器へ送出される。
他方で、サンプリングタイミングではなかった場合(サンプリング工程S12参照)、タッチセンサ11の出力電圧が比較判定手段14に入力され、比較判定手段14において、出力電圧と比較判定手段14に入力され記録されている閾値とが比較される。比較の結果、出力電圧の方が大きいと判定された場合には、ON動作を示す信号が出力され、外部機器へ出力される。出力電圧の方が小さい場合には、OFF動作を示す信号が出力され、外部機器へ出力される。
このようなS11〜S21の各工程を繰り返し、所定の時間当たりでの出力電圧の移動平均値が求められこれに基づいて閾値を算出できるので、本制御方法では周囲の環境変化に応じた最適な閾値に補正することができる。
図3(a)は、本発明のタッチセンサ装置の作動を示すタイミングチャートである。時刻t=0〜t1では、人体の接触はないがタッチセンサ周囲の環境により出力電圧が不安定となっている。時刻t=t1において人体の接触があるためタッチセンサ11からの出力は急激に増加し、t1<t<t2で一定であり、t=t2において人体の接触が開放されて(人体がタッチセンサから離れて)出力が急激に低下している。この場合に、平均値算出手段12により周期的(t=0、n、2n、・・・)に平均値が算出され、これに基づいて閾値が算出されているので、閾値は離散的な値となっている。人体の接触動作があった時刻t1<t<t2では出力電圧が閾値を超えているので、比較判定手段14は、時刻t1<t<t2でのみON動作を示す信号を出力する。
他方で、図3(b)に示す従来のタッチセンサ装置の場合には、閾値が固定されているので、人体の接触がない場合であっても温度変化により出力電圧が変化して閾値よりも高くなり、誤作動が起こる。
このように、本発明によれば、タッチセンサの周囲温度変化等により出力電圧が変化した場合であっても、閾値がこの出力電圧の変化に併せて補正されるので、簡易な構成であるが、誤作動を効果的に防止することができる。
ところで、上記構成において、例えばタッチセンサ装置の電源が投入される以前からタッチセンサに誘電体としての人体が接触している場合には、電源投入時からタッチセンサからの出力電圧が高いため、平均値が高くなる。その結果、閾値も高くなってしまい、一度人体の接触が開放されたとしても(例えば、タッチセンサから手を離しても)、次の閾値の計算のタイミングまで閾値が下がらずに誤作動が生じることを防止する必要がある。
そこで、図4に示すように、第2の実施形態におけるタッチセンサ装置2では、タッチセンサ11の出力電圧が低下したことを検出する電圧低下検出手段21を設け、出力電圧の低下が検出された場合には、すぐに閾値を計算するための平均値をリセットするように構成されている。なお、図4は本発明の第2の態様のタッチセンサ装置2の構成を概略的に示すブロック図である。
電圧低下検出手段21は、具体的には、検出手段211、並びに検出手段211に接続された記録データ消去手段212及びリセット手段213からなる。検出手段211は、タッチセンサ11の出力部111に接続され、タッチセンサ11からの出力電圧が低下していることを検出するように、即ち出力電圧が低下していることを検出するように構成されている。具体的には、時間毎の出力電圧のデータから、出力電圧の変化を算出し、変化がマイナスであれば電圧低下を示す信号を出力するように構成されている。
記録データ消去手段212は、記録部122にも接続されており、検出手段211から電圧低下を示す信号が入力されると記録部122に記録されている出力電圧データを全て消去するように構成されている。このように記録部122のデータを消去することで、電圧低下を示す信号が入力された時点、例えば人体の接触の開放があった時点までの誤作動の原因になる出力電圧データを消去し、この時点から新たにサンプリングを開始して出力電圧の移動平均値の算出を開始することができるので、適切な閾値を算出でき、誤作動を防ぐことが可能である。
リセット手段213は、サンプリング手段121のカウンタ124にも接続されており、検出手段211から電圧低下を示す信号が入力されるとカウンタ124をリセットするように構成されている。即ち、カウンタ124は、検出手段211から電圧低下を示す信号が入力されると、t=0に再設定されるように構成されている。記録部122のデータを消去することと合わせてカウンタ124をリセットすることで、出力電圧の移動平均値を新たに所定の時間当たりで算出することができるので、より適切な閾値を算出でき、誤作動を防ぐことが可能となる。
このようなタッチセンサ装置2を用いた外部機器の制御方法について図5を用いて説明する。図5に示すタッチセンサ装置2を用いた外部機器の制御方法を示すフローチャートは、電圧低下検出工程S22、記録部データ消去工程S23、リセット工程S24を有する点で、図2に示すタッチセンサ装置1を用いた制御方法を示すフローチャートとは異なっている。
詳細に説明すると、図5に示すフローチャートでは、タッチセンサ11の出力部111から出力電圧が出力される(センサ出力工程:S11)と、電圧低下検出手段21の検出手段211により人体の接触の開放等により出力電圧が低下したかどうかが判断される(判断工程:S22)。電圧が低下したと判断された場合には、検出手段211から、電圧の低下を示す信号が記録データ消去手段212及びリセット手段213に送出されて、記録データ消去手段212により記録部122のデータが消去され(記録データ消去工程:S23)、次いでカウンタ124がリセットされ、時刻t=0に再設定される(リセット工程:S24)。
リセット工程によりタイミングがt=0とされると、サンプリング判断工程(S12)でサンプリングのタイミングであると判断されるので、出力電圧値はサンプリングされ、算出手段123により、平均値としての出力電圧値が算出され、閾値算出手段13へ送出される。
電圧低下時の出力電圧が平均値として入力された閾値算出手段13で閾値が算出され、比較判定手段14に出力される。比較判定手段14において、タッチセンサ11からの出力電圧と、閾値との比較により、出力電圧の方が大きい場合には、ON動作を示す信号が出力され、外部機器へ出力される。出力電圧の方が小さい場合には、OFF動作を示す信号が出力される。
他方で、出力電圧が低下していないと判断された場合には、出力電圧はそのままサンプリング手段121に入力され、上述した図2に示す工程(S12〜S21)と同一の工程が実行される。
このように、本制御方法においては、周囲の環境変化に応じた閾値を求めるに当たり、出力電圧の低下があるか否かを検出し、出力電圧の低下を示す信号が検出されれば、その時点で記録部に記録されていた誤作動の原因となるデータを消去し、かつ、カウンタをリセットすることで、より正確に閾値を求めることができ、タッチセンサの誤作動を防止することが可能である。
図6は、第2の実施形態にかかるタッチセンサ装置2の作動を示すタイミングチャートである。時刻0<t<t1では、人体が接触したままであり出力電圧は徐々に変化している。次いで、t=t1において人体の接触の開放により、出力電圧が急激に低下している。次に、時刻t=t2において人体の接触があるためタッチセンサ11からの出力電圧は急激に増加し、t2<t<t3で一定であり、t=t3で出力電圧は急激に低下している。そして、t=t3まで出力電圧は低下し続けているのでこのt3≦t<t3’までの間、検出手段の出力信号は電圧低下を示す信号を出力し続けている。t=t3以降、人体の接触がなく出力電圧は徐々に増加し、閾値もこれにともなって徐々に増加する。次いで、時刻t=t4において人体の接触があるためタッチセンサ11からの出力電圧は急激に増加し、t4<t<t5で一定であり、t=t5において人体の接触が開放されて出力電圧が急激に低下している。
閾値は、0<t<t1、t3’<t<t4までは出力電圧の緩やかな増加に合わせて増加する。他方で、検出手段211では、時刻t=t1、t3〜t3’、t5において電圧の低下を示す信号が送出されている。これらの信号に基づいて、これらの時刻で記録部122のデータが消去されるとともにカウンタ124がリセットされていることから、閾値は時刻t=t1、t3〜t3’、t5の時点で、それぞれ新たに算出されている。
比較判定手段14は、人体の接触動作があった時刻t2<t<t3、t4<t<t5では出力電圧が閾値を超えていることから、時刻t=t2<t<t3、t=t4<t<t5でのみON動作を示す信号を出力している。
このように、タッチセンサ装置2は、電源投入時からタッチセンサからの出力電圧が高いかったとしても、誘電体としての人体の接触の開放(例えば、タッチセンサから手を離して)に伴って、その時点までに記録されたデータが消去され、カウンタもリセットされるので、その時点で閾値が補正され、誤作動が生じることを防止できる。
上記タッチセンサ装置1及びタッチセンサ装置2と、パネル部と、制御部とを備えたタッチパネル装置、即ち前記タッチセンサの入力部としての接触電極がパネル部に設けられ、かつ、前記比較判定手段14が、前記制御部に接続されているタッチパネル装置は、誤作動を防止でき、かつ、コストアップも防止できる。
また、上記制御方法は、いずれもプログラムとしてコンピュータで実行可能であるので、この場合、タッチパネル装置を、前記タッチセンサの入力部としての接触電極をパネル部に設け、タッチパネル装置自体に設けられたコンピュータで制御方法を実行するように構成することも可能であり、コストアップを防止できる。
本タッチセンサ装置は、有機ELシート、タッチパネル(例えば、車両に搭載される機器の表示パネルやオーディオ用スイッチ)などのタッチセンサ装置として用いることが可能である。従って、産業機器分野で利用可能である。
第1の実施形態にかかるタッチセンサ装置1を説明するためのブロック図である。 第1の実施形態にかかる制御方法を説明するためのフローチャートである。 図2に示すタッチセンサ装置1の作動を説明するためのタイミングチャートである。 第2の実施形態にかかるタッチセンサ装置2を説明するためのブロック図である。 第2の実施形態にかかる制御方法を説明するためのフローチャートである。 図4に示すタッチセンサ装置2の作動を説明するためのタイミングチャートである。
符号の説明
1、2 タッチセンサ装置
11 タッチセンサ
12 平均値算出手段
13 閾値算出手段
14 比較判定手段
21 電圧低下検出手段

Claims (6)

  1. タッチセンサと、前記タッチセンサの出力部から送出された出力電圧の平均値を算出する平均値算出手段と、前記平均値に基づいて閾値を算出する閾値算出手段と、前記出力電圧と前記閾値とを比較して前記出力電圧が閾値を超えていると判定した場合には判定信号を出力する比較判定手段とを備え
    前記平均値算出手段が、周期的に前記出力電圧をサンプリングして記録部に出力電圧データとして記録するサンプリング手段と、前記記録部に記録された出力電圧の移動平均値を算出し、前記閾値算出手段に送出する算出手段とからなり、
    前記出力部に電圧低下検出手段が接続され、前記電圧低下検出手段は、前記出力電圧が低下したことを検出した場合に電圧の低下を示す信号を出力する検出手段と、前記電圧の低下を示す信号にしたがって前記記録部の前記出力電圧データを消去する記録データ消去手段とを備えることを特徴とするタッチセンサ装置。
  2. 前記電圧低下検出手段が、前記検出手段に接続されたリセット手段を有し、前記電圧の低下を示す信号にしたがって前記リセット手段が前記サンプリング手段に設けられたカウンタをリセットするように構成されていることを特徴とする請求項1記載のタッチセンサ装置。
  3. タッチセンサの出力部からの出力電圧の平均を算出する平均値算出工程と、算出された平均値から閾値を算出する閾値算出工程と、前記出力電圧と前記閾値とを比較し出力電圧が閾値を超えていると判定した場合に機器のON動作を決定する判定信号を送出する比較判定工程と、を備え、
    前記平均値算出工程が、前記出力電圧を周期的にサンプリングし、記録部に出力電圧データとして記録するサンプリング工程と、記録された出力電圧の移動平均値を算出する算出工程とからなり、
    前記出力部から、前記出力電圧の低下を検出した場合に出力電圧の低下を示す信号を出力する判断工程と、前記出力電圧の低下を示す信号が出力された場合には、前記記録部に記録された前記出力電圧データを消去する記録データ消去工程とを備えたことを特徴とするタッチセンサを用いた制御方法。
  4. 前記出力電圧の低下を示す信号が出力された場合には、前記サンプリング工程で用いるカウンタをリセットすることを特徴とする請求項3記載のタッチセンサを用いた制御方法。
  5. 請求項1又は2に記載したタッチセンサ装置と、パネル部と、制御部とを備えたタッチパネル装置であって、
    前記タッチセンサ装置の入力部としての接触電極がパネル部に設けられ、かつ、前記比較判定手段が、前記制御部に接続されていることを特徴とするタッチパネル装置。
  6. 請求項3又は4に記載されたタッチセンサを用いた制御方法の手順がコンピュータで実行可能となるようにプログラムコードとして記述されたことを特徴とするプログラム。
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