JP4793243B2 - 楽曲再生装置、楽曲再生方法、及びプログラム - Google Patents
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これによれば、再生パラメータの制御内容を設定値としてフレーズの種類ごとに記憶しておくことができる。また、これによれば、車両状態に対して設定値を一意に決めることができる。また、これによれば、複数種類のフレーズを再生しておき、かつフレーズの種類ごとに車両状態に応じて再生パラメータを独立制御することもできるので、同時に発音される音楽のパターンが様々に変化し、その結果聴者は、車両状態の変化を体感しつつ、音楽自体を楽しむことができる。
これによれば、音楽のパターンのトラック毎の変化を楽しむことができる。
これによれば、複数種類のフレーズを再生しておき、かつフレーズの種類ごとに車両状態に応じて再生パラメータを独立制御することができるため、同時に発音される音楽のパターンが様々に変化するため、聴者は、車両状態の変化を体感しつつ、音楽自体を楽しむことができる。
これによれば、各トラックにより再生されるフレーズ、すなわち再生手段により再生される複数のフレーズを適宜変更することも可能になる。
「音響環境または音により創られた環境」を示す「サウンドスケープ」という言葉がある。ここでは、この「サウンドスケープ」を、「音響環境または音により創られた環境」を表現する音、つまり、波の音や鳥の鳴き声など環境に存在する音を指す言葉として用いる。
上記従来技術においては、再生対象を上記サウンドスケープとすることが可能である。しかしながら、このようにフレーズがサウンドスケープであると特に、再生音が聴く者にとって不自然なものとなってしまう場合が生ずる。
すなわち、サウンドスケープを利用する場合は特に、再生パラメータの制御のみによっては自然さを演出しきれないことがあり、この場合、音源自体を車両状態に応じて適宜切り替えて自然さを演出する必要がある。一例では、低速時には凪の音、高速時には荒波の音にすることが考えられる。その一方、上記従来技術において、車両状態の閾値判定によりサウンドスケープの音源を切り替えることとすると、切り替えタイミングの前後で音の断絶が生じ、聴く者は逆に不自然さを感じてしまうのである。
この点、上記楽曲再生装置によれば、複数種類のサウンドスケープを再生しておき、かつサウンドスケープの種類ごとに車両状態に応じて再生パラメータを独立制御することができるので、車両状態に応じてサウンドスケープの音源を切り替える際、自然な切り替えを演出できる。
車速センサー201は車両の走行速度(車速)を検知する。エンジン回転数センサー202はエンジンの回転数を検知する。アクセル開度センサー203はアクセルの開度(踏み込み度合)を検知する。ブレーキ開度センサー204はブレーキの開度(踏み込み度合)を検知する。ギア・サイドブレーキセンサー205は、ギア比の現在値及びサイドブレーキの係り度合を検知する。そして、車両状態情報取得部20は、以上のようにして各センサーにより検知された情報を含む車両状態情報を取得し、発音制御部50に出力する。
ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。また、この「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」には、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
さらに、上記プログラムは、上述した各機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上述した各機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
Claims (6)
- 車速に対応付けて複数のフレーズの夫々を再生する夫々の音量の設定値を記憶する設定値記憶手段と、
車速を示す車両状態情報を取得する車両状態情報取得手段と、
前記車両状態情報取得手段により取得される前記車両状態情報が示す車速に対応する前記設定値に従って各フレーズを再生する再生手段と
を備え、
前記設定値記憶手段は、
フレーズ毎に定めた車速の所定の範囲内の最低車速において音量ゼロであり、前記最低車速から車速の増加に連れて増加し、前記範囲内の所定車速から車速の増加に連れて減少し、前記範囲内の最高車速において音量ゼロとなるフレーズ毎の前記設定値を、フレーズ毎の前記範囲内の車速に対応付けて記憶し、
前記再生手段は、
音量ゼロから各フレーズの再生を開始し、音量ゼロにて各フレーズの再生を終了することを特徴とする楽曲再生装置。 - 請求項1に記載の楽曲再生装置において、
前記再生手段は、
前記設定値に従って、トラック毎に各フレーズを再生する、
ことを特徴とする楽曲再生装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の楽曲再生装置において、
前記再生手段は、
夫々の設定値に従って、複数のフレーズを合成して再生する、
ことを特徴とする楽曲再生装置。 - 請求項1から3までのいずれかに記載の楽曲再生装置において、
車両の走行環境を示す走行環境情報に対応付けて、夫々のフレーズを記憶するフレーズ記憶手段と、
前記走行環境情報を取得する走行環境情報取得手段と
を備え、
前記再生手段は、
前記走行環境情報取得手段により取得される前記走行環境情報に対応する前記フレーズを、前記設定値に従って再生する、
ことを特徴とする楽曲再生装置。 - 複数のフレーズの夫々を再生する夫々の音量の設定値であって、フレーズ毎に定めた車速の所定の範囲内の最低車速において音量ゼロであり、前記最低車速から車速の増加に連れて増加し、前記範囲内の所定車速から車速の増加に連れて減少し、前記範囲内の最高車速において音量ゼロとなるフレーズ毎の音量の設定値を、フレーズ毎の前記範囲内の車速に対応付けて記憶し、前記設定値に従って各フレーズを再生する楽曲再生装置における、楽曲再生方法であって、
前記楽曲再生装置の車両状態情報取得手段が、車速を示す車両状態情報を取得し、
前記楽曲再生装置の再生手段が、前記車両状態情報取得手段により取得される前記車両状態情報が示す車速に対応する前記設定値に従って各フレーズを再生することによって、音量ゼロから各フレーズの再生を開始し、音量ゼロにて各フレーズの再生を終了することを特徴とする楽曲再生方法。 - 複数のフレーズの夫々を再生する夫々の音量の設定値であって、フレーズ毎に定めた車速の所定の範囲内の最低車速において音量ゼロであり、前記最低車速から車速の増加に連れて増加し、前記範囲内の所定車速から車速の増加に連れて減少し、前記範囲内の最高車速において音量ゼロとなるフレーズ毎の前記設定値を、フレーズ毎の前記範囲内の車速に対応付けて記憶し、前記設定値に従って各フレーズを再生する楽曲再生装置のコンピュータに、
車速を示す車両状態情報を取得する車両状態情報取得ステップと、
前記車両状態情報取得手段により取得される前記車両状態情報が示す車速に対応する前記設定値に従って各フレーズを再生する再生ステップと、
を実行させるプログラムであって、
前記再生ステップは、
音量ゼロから各フレーズの再生を開始し、音量ゼロにて各フレーズの再生を終了することを特徴とするプログラム。
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