JP4790985B2 - 独立して変更可能な一体的なロードロックを有する基板処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、基板処理装置に関し、より詳細には、独立して変更可能な一体的なロードロックを有する基板処理装置に関する。
さまざまな基板処理装置が、従来から知られている。従来の基板処理装置のある実施例が、米国特許第5,611,655号において提供されており、ここで気密構造を有する搬送チャンバと、該搬送チャンバ構造に接続された予備真空チャンバと、該搬送チャンバ構造に接続された真空処理チャンバと、かかる種々のチャンバの間で部品を搬送するアーム装置とを備えた真空プロセス装置が開示されている。上述した真空処理装置の構成は、従来の基板処理装置の構成を典型的に表しており、種々の装置チャンバ(例えば、真空チャンバ、プレ真空またはロードロックチャンバおよび処理チャンバ)が互いに接続されている分離構造を有している。基板処理装置のチャンバに対して分離した分離構造を提供することによって、チャンバ群ならびに該チャンバ群の各チャンバに関連するシステムの組み立ておよび製造が容易になる。それにもかかわらず、基板処理装置のチャンバを別々の構造として有することは、装置構造の実質的な重複化を招いて、装置の製造費用を押し上げている。さらに、従来の如き、独立構造を有するその様々なチャンバを備えた基板処理装置は、大なる装置面積を有し、この結果、所定の基板製造工場に設置されることができる装置の数が減り、小なる設置面積を有する基板処理装置と比較して基板製造の容易性が制限される。本発明は、以下により詳細に記載するように、従来の課題を解決するべく一体的なチャンバを備えた一体的な構造を提供する。
本発明の第1実施例において、基板処理装置が提供される。該基板処理装置は、フレームと、少なくとも一つの処理モジュールと、基板搬送装置と、を含む。該フレームは、第1のチャンバを画定し、該第1のチャンバと該フレームの外部との間で基板を搬送するための外側基板搬送開口部が設けられている。該処理モジュールは、該フレームの外部に接続されていて、該外側開口部のうちの少なくとも1つを介して該フレームの該第1のチャンバと通じている。該基板搬送装置は、該第1のチャンバと該フレームの外部の該処理モジュールとの間で基板を搬送するべく該フレームに接続されている。該フレームは、その中に形成されている第2の一体的なチャンバを有する。該フレームにおける該第2の一体的なチャンバは、該フレームの内部基板搬送開口部を介して該第1のチャンバに通じている。該フレームの該第2の一体的なチャンバは、幾つかの所定の構成から選択可能な構成を有する。該第2の一体的なチャンバの構成は、該基板処理装置の所定の特性に従って選択されている。
本発明の第2の実施例において、基板処理装置が提供される。該基板処理装置は、フレームと、少なくとも一つの処理モジュールと、基板搬送装置と、所定の交換可能なモジュールと、を含む。該フレームは、第1のチャンバを画定し、該第1のチャンバと該フレームの外部との間で基板が搬送するための外側基板搬送開口部が設けられている。該フレームは、その中に形成されている少なくとも1つの第2の一体的なチャンバを有する。該フレームの該第2の一体的なチャンバは、該第2の一体的なチャンバと該フレームの該第1のチャンバとの間で基板を搬送するための該フレーム中の内部基板搬送開口部を介して該第1のチャンバに通じている。該処理モジュールは、該フレームの外部に接続されていて、該外側開口部のうちの少なくとも1つを介して該フレームの該第1のチャンバに通じている。該基板搬送装置は、該フレームの該第1のチャンバと該処理モジュールとの間で基板を搬送するべく該フレームに接続されている。該所定の交換可能なモジュールは、着脱自在に該フレームに接続されていて、該フレームの該第2の一体的なチャンバ内に取り付けられている。該所定の交換可能なモジュールは、該基板処理装置の所定の動作に対応する。
本発明の方法において、基板処理装置を構成する方法が提供される。該方法は、装置にフレームを供給するステップと、所定の交換可能なモジュールを選択するステップと、当該選択された所定の交換可能なモジュールを該フレームに取り付けるステップと、を含む。装置フレームは、第1のチャンバを画定し、該第1のチャンバと該フレームの外側の処理モジュールとの間で基板を搬送するための外側基板搬送開口部を有する。該フレームは、その中に形成されている第2の一体的なチャンバを有する。該第2の一体的なチャンバは、該フレーム中の内部基板搬送開口部を介して該第1のチャンバに通じている。該所定の交換可能なモジュールは、該基板搬送装置の所定の作動状態に従って、受動的なロードロックモジュール、能動的なロードロックモジュール、バッチロードロックモジュールおよび能動的なヒーター・モジュールのうちの少なくとも1台から選択される。当該選択された所定の交換可能なモジュールは、該フレームの該第2の一体的なチャンバに取り付けられている。
本発明の第3の実施例において、基板処理装置が提供される。該基板処理装置は、真空部と、該真空部に接続された少なくとも一つの処理モジュールと、基板搬送装置と、を含む。該真空部は、真空チャンバを形成しているフレームを有する。該処理モジュールは、該真空チャンバに通じている該真空部に接続されている。該基板搬送装置は、該真空チャンバと該処理モジュールと間で基板を移動させるように該フレームに接続されている。該真空部の該フレームは、該真空チャンバ内で維持されている真空雰囲気と該真空部の外側の異なる雰囲気との間で基板を搬送するように、該真空部に一体となって少なくとも1つのロードロックチャンバを形成している。
本発明の上述した形態および他の特徴は、図面を参照しつつ以下の説明において記載されている。
図1を参照すると、本発明の特徴が組み込まれている基板処理装置10の分解透視図が示されている。なお、本発明は図面に示されている単一の実施例を参照して説明されているものの、本発明は多くの変形例を実施することができることを理解されたい。さらに、あらゆる適切なサイズ、形状、または要素若しくは材料の種類が、使用されても良い。
基板処理装置10は、概して前方部もしくは大気部12と、隣接した後方部若しくは真空部14と、を含む。前方部12は、概してフレーム16、基板保持カセット22および基板搬送装置24を有する。後方部14は、メイン部18、処理モジュール36および真空基板搬送装置34を有する。前方部12のフレーム16は、基板処理装置10の後方部14に隣接させることができる。前方部のフレーム16は、概して複数の基板Sをその中で保持できる基板保持カセット22を幾つか支持している。基板は、たとえば半導体ウェーハ、フラット・パネルディスプレイ基板または他のいかなる適切なタイプの基板であることとしても良い。前方部12のフレーム16は、大気にさらされている。大気基板搬送装置24は、フレーム16に取り付けられて、装置10の真空の後方部14と保持カセット22との間で基板を搬送する。後方部14のメイン部18は、中央チャンバ26および中間チャンバ28,30を含む。処理モジュール36は、概してメイン部18の周囲に配置されており、該メイン部の外側開口部を介して中央チャンバ26に通じている。中間チャンバ28は、該メイン部における内部開口部を介して中央チャンバ26に通じている。メイン部18は、中間チャンバ28,30が隣接している大気前方部12に通じることができる外側開口部も有している。真空基板搬送装置34は、中間チャンバ28と処理モジュール36との間を中央チャンバ26を介して基板を搬送できるように該メイン部に取り付けられている。処理モジュール36は、スパッタリング、コーティング、エッチング、均熱、若しくはチャンバ内で成膜された基板に対する他の適切な処理などの工程を実施するための適切なシステムを備えた1以上のチャンバを含む。後方部14の中央チャンバ26は、基板が中間チャンバ28,30と処理モジュール36との間で搬送されるときに、かかる基板の汚染を防止するように、実質的に真空に維持される。後方部の外側開口部32は、中央チャンバ26を処理モジュール36から分離するべく閉じることができる。内部開口部38は中央チャンバ26を中間チャンバ28,30から分離するべく閉じることができて、メイン部18の外側開口部40は該中間チャンバを当該チャンバの外側の大気雰囲気から分離するべく閉じることができる。基板処理装置10は、装置10の動作を制御するコントローラ400を更に含む。コントローラ400からの命令に従って、大気搬送装置24は、カセット22から中間チャンバ28,30へ新しい基板を搬送し、かつ該中間チャンバからカセット22へ処理済み基板を戻す。中間チャンバ28,30の一方または両方は、更に詳細に後述する如きロードロックとして構成されることができる。コントローラ400は、ロードロックをサイクル動作させて、中間チャンバ28,30から中央チャンバを介して処理モジュール36へと基板を搬送するべく真空基板搬送装置34を作動せしめる。その後、基板は処理されて、中間チャンバを介してカセット22へ戻される。
好適な実施例において、さらに図1を参照すると、前方部12のフレーム16は、該フレームのフロントエンド20において2つのカセット22を支持している。かかるカセット22は、一般に並列する構成で保持されている。カセットは、好適な実施例において略26枚の200/300ミリ半導体基板を保持することができる前部開口統一ポッド(FOUP)とすることができる。変形例において、当該前方部のフレームは、所望の数の基板保持カセットを支持することができる。カセットは、あらゆる適切なタイプのものでありかつあらゆる所望の数の基板を保持することができる。他の変形例において、基板保持カセットは、前方にある場合と同様に該前方部のフレームの側部に配置されても良い。各カセット22は、前方部12のフレーム16に向かい合っている前端面22Fを有する。前端面22Fは、基板Sが個々のカセット22から取り出され若しくは挿入される開口部(図示せず)を有する。図1に示す如く、大気基板搬送装置24は、カセット22と装置10の後方部14との間でフレーム16に取り付けられている。好適な実施例において、基板搬送装置24は、上部スカラアーム44を動かす駆動部42を含む。同様の基板搬送装置は98年9月30日に出願された米国特許出願第09/163,844号に記載されており、それは完全に本願明細書に組み込まれたものとする。変形例において、大気基板搬送装置は、例えばフロッグレグ(frog leg)型の基板搬送装置または双対称形の搬送装置などの他のあらゆる適切なタイプのものとしても良い。好適な実施例において、搬送装置24の駆動部42は、当該搬送装置の中心が並列しているカセット22間(図1参照)にある状態で、フレーム16に固定的に取り付けられている。該駆動部は、スカラアーム44を垂直に上昇および下降せしめる適切な駆動装置(図示せず)を含む。スカラアーム44は、上部アームリンク44Uと、前方アームリンク44Lと、基板を保持するためのエンドエフェクタ44Eと、を含む。駆動部42は、連結されているスカラアームリンク44U、44Lおよびエンドエフェクタ44Eに対して、当該アームを伸長/収縮させかつ当該アームをピボットさせるための適切な駆動装置(図示せず)を含む。大気基板搬送装置24の運動がコントローラ400によって制御されている。コントローラ400は、装置24を作動させて、カセット22の内部へ及び外部へ該カセットの前方開口部を介して基板を移動せしめる。コントローラ400からの命令に応じて、駆動部42は、エンドエフェクタ44Eを基板S若しくはカセット22の基板棚に対して垂直方向に整列させるように、スカラアームを垂直に上昇もしくは下降せしめる。その後、スカラアーム44は、アームアセンブリをピボットさせる間に伸長若しくは収縮されて、その結果、エンドエフェクタ44Eによって保持された基板が軸X1、X2に沿って対応するカセット22の内部へ若しくは外部へ移動する。変形例において、大気基板搬送装置の駆動部が前方部のフレームに可動状態で取り付けられた台車で移動することとしても良く、その結果、該基板搬送装置がフレームに対して縦方向若しくは横方向に移動できる。
好適な実施例において、後方部14のメイン部18は、一般的に矩形状のフレーム19を有する。フレーム19は、2つの側壁46と、これらの間をつないでいる前方壁47及び後方壁48とを有する。さらに、該後方部のフレーム19は、中央チャンバ26および2つの一体的な中間チャンバ28、30を形成するための後方部14のフレーム19の内部を分割する内部仕切り壁52,54,56を含む。フレーム19は、アルミニウム等の適切な材料からなる鋳造物もしくはキャスティングなどの1個部品であることとしても良い。変形例において、該後方部の該フレームは、たとえば溶接、ブライジング(braising)、若しくは一体的な構造を形成するためのあらゆる他の適切な機械的な接続によって、互いに実質的に連結された幾つかの部材からなる一体的な構造体であることとしても良い。図1に示す如く、中央チャンバ26は、フレームの後方壁48と内部仕切り壁52,54との間の、フレーム19の後方に配置されている。フレーム19は、中央チャンバ26(図2−5も参照)を囲むべく実質的に気密の上部および底部カバー58,60を取り付けるために、中央チャンバ26の周辺部62の周囲に取り付け表面を有する。側壁46は、該側壁を介して中央チャンバ26へアクセスできるように形成されている2つの隣り合う基板搬送開口部32を有する。後方壁48にも、2つの基板搬送開口部32が形成されている。好ましい実施例において、3台の処理モジュール36が後方部の側壁46及び後方壁48に接続されている。各処理モジュール36は、2つの分離したチャンバ36A、36Bを有することとしても良く、各チャンバは側壁及び後方壁46,48における対応している開口部32を介して後方部14の中央チャンバ26に通じている。変形例において、中央チャンバの側壁および後方壁が適切な数の基板搬送開口部を有することとしても良く、適切な数の処理モジュールが処理装置の後方部に接続されても良く、各処理モジュールは適切な数の処理チャンバを有することとしても良い。例えば、(図1に示される好適な実施例と同様に)フレームの側壁が2つの開口部を有する場合、2台の分離した処理モジュールでありかつその各々がその中で1つの処理チャンバのみを有するモジュールが側壁に接続されることとしても良い。スロット弁64は、各開口部32でフレーム19に取り付けられている。スロット弁64は、ソレノイド弁、液圧弁及びあらゆる他の適切な遠隔作動弁とすることができて、コントローラ400によって開閉される。所定の開口部32のスロット弁64を閉じることによって、当該開口部32が閉じられる。閉じられた弁64は、中央チャンバ26を隣りあっている処理モジュール36から分離して実質的に気密封止を形成する。スロット弁64を開けることによって、該フレームにおける開口部32を介して処理モジュール36と中央チャンバ26との間で基板を搬送するための自由なアクセスが提供される。各内部仕切り壁52,54も、その中に形成されていて中央チャンバ26と各中間チャンバ28,30との間でアクセスすることができる開口部38を有する。内部仕切り壁52,54における各開口部38も該開口部を閉じるためのスロット弁66を有し、該スロット弁が閉じたときに、対応する中間チャンバ28,30と中央チャンバ26との間で実質的に気密封止が形成される。スロット弁66は、後方部14の後方壁と側壁の開口部32において使用されたスロット弁64と実質的に同様であることとしても良い。スロット弁66は、コントローラ400による開位置及び閉位置の間でサイクル動作されて、弁の位置を示すようにコントローラへ適切な信号を送る。
好適な実施例において、後方部14の中央チャンバ26は真空に維持されているものの、中央チャンバが他のいかなる所望の制御された雰囲気にすることができる。後方部14は、中央チャンバ26において真空を生成しかつ維持するための適切なシステムおよび配管(図示せず)を含むことが好ましい。例として、高真空ポンプ(図示せず)がフレーム19に取り付けられ、適切な配管類を用いてチャンバ26の入り口に接続されて、当該チャンバ内を所望の真空状態へと吸引することとしても良い。中央チャンバ26における真空状態は、真空チャンバ内に存在する非常に低い圧力を正確に示すことができる圧力計の如き適切な監視装置とポンプと(図示せず)を使用してコントローラ400によって調節されても良い。好適な実施例において、基板搬送装置34は、大気基板搬送装置24と実質的に同様のスカラアーム68と、駆動部70と、を含む。変形例において、駆動部は、フロッグレグ型結合部または双対称形のアーム装置などの他のあらゆる適切な搬送アーム装置を動かすことができる。真空基板搬送装置34の駆動部70は、フレームまたは後方部14のあらゆる適切な部品に固定して取り付けられても良い。駆動部70は、スカラアーム68を回転せしめ、かつ該アームを伸長若しくは収縮するために上部アームリンク68U、下部アームリンク68Lおよびエンドエフェクタ68Eを連結するための適切なモーター(図示せず)を含む。駆動部70が、スカラアーム68を上昇及び下降せしめるのに適切な駆動装置も含むこととしても良い。コントローラ400は、所望の処理モジュール36の内部へ若しくは外部へ、開口部32を介して軸Yに沿ってエンドエフェクタ68Eによって保持された基板Sを移動せしめるべく駆動部70を作動させる。後方部14における基板搬送装置34のスカラアーム68は、内部開口部38を介して所望の中間チャンバ28,30の内部へ若しくは外部へ、軸Z1に沿ってエンドエフェクタ68Eによって保持された基板Sを移動せしめるべくコントローラ400によって、連結されている。
図1に示すように、後方部のフレーム19の前方壁47は、2つの開口部40を有し、後方部の2つの中間チャンバ28,30のそれぞれに対して1つの開口部がある。各開口部40は、後方部14の外側の開口部32に対するスロット弁64と同様の動力を供給されたスロット弁72を有する。スロット弁72は、コントローラ400によって遠隔作動される。スロット弁72が、開位置にある場合、対応する中間チャンバ28,30と処理装置10の大気前方部12との間で開口部40を介して基板Sが移動できるようにアクセスが提供される。前方部12の大気基板搬送装置24のスカラアーム44を用いて開口部40を介して中間チャンバ28、30の内部へ若しくは外部へ基板Sが移動される。スカラアーム44は、図1に示す如く、概してZ2軸に沿ってエンドエフェクタ44E上の基板Sを取り外すべく回転されかつ伸長され若しくは収縮される。スロット弁72が閉位置にある場合、開口部40は閉じられている。閉じられたスロット弁72は、各中間チャンバ28を処理装置10の後方部14の外側の大気圧から分離して実質的な気密封止を提供する。スロット弁72は、当該弁が開いていること若しくは閉じていることを示すように、コントローラ400へ適切な信号を送信する。
図2−5も参照すると、後方部14のフレーム19に一体的に形成された中間チャンバ28,30は、そこにおいて、幾つかの交換可能な差込式のモジュール74−80のうちの1つを収容できるように上部及び底部が開くことが好ましい。変形例において、後方部のフレームは、該フレームの各中間チャンバにおいて交換可能なモジュールの設置を許容するように、他のあらゆる適切なタイプの通路を有することができる。中間チャンバ28,30に取り付けられる差込式のモジュール74−80は、フレーム19の壁46、47、52、54、56から支持されても良い。たとえば、フレーム壁46、47、52、54、56は、チャンバ28、30に配置されたモジュール74‐80の嵌合フランジ(図示せず)を収容するように各中間チャンバ28,30の周囲に上部収容表面82,84を有することとしても良い。各差込式のモジュール74−80は、中間チャンバ28、30に取り付けられて後方部14の該フレームに固定された場合に、フレーム19と実質的に気密装着を形成する。小ねじ(図示せず)または他のあらゆる適切な機械式の留め具が、中間チャンバ28,30に取り付けられた差込式のモジュール74‐80をフレーム19に固定するために使用されても良い。
図2は、ロードロックモジュール74が取り付けられている後方部14の左側の一体的な中間チャンバ28の断面図を示している。ロードロックモジュール74は、受動的な通過ロードロックである。該ロードロックモジュールは外側及び内側のエントリポート84O、84Iを有する。チャンバ28に取り付けられた場合、モジュール74の外側エントリポート84Oは前面壁47における対応する開口部40に概して整列され、内側ポート84Iは対応する開口部38と後方部14の内部壁54に概して整列されている。好適な実施例において、ロードロックモジュール74は、該ロードロックモジュールにおいて基板を支持するための2段の固定された基板支持棚86を含むものの、該ロードロックモジュールは任意の適当な数の支持棚を有することができる。ロードロックモジュール74も、該ロードロックを中央チャンバ26の真空状態と実質的に同様の真空状態にあら引きするためのおよび該ロードロックを前方部12の大気圧状態に戻すための適切な配管88及びシステム90を含むことが好ましい。実施例として、配管88が、中央チャンバ26に真空状態を提供するべく使用された高真空ポンプ(図示せず)へ、継ぎ手若しくは他のあらゆる適切な機械式の取り付け部品を使用することによって、着脱自在に接続されたパイプ/チューブ(図示せず)を含むこととしても良い。配管88における適切な弁(図示せず)が、該真空ポンプからロードロック74を分離するように使用されても良い。当該弁はコントローラ400によって、遠隔操作されても良い。別な方法では、あら引き専用のポンプがロードロックモジュール74のシステム90に導入されても良く、かかるポンプが該ロードロックを大まかに引くようにコントローラ400によって動作されても良い。かかるロードロック配管88は、該ロードロック内に大気圧状態をコントローラ400によって制御された状態で再導入するための吸い込みパイプ及び弁(図示せず)を更に含むこととしても良い。
ロードロックモジュール74は、ロードロック配線を処理装置のコントローラ400に接続するためのコネクタ94を有する適切な配線92を備えていることが好ましい。コントローラ400は該ロードロックモジュールの配線92を用いて様々な配管部品及びシステムを動作しかつアクセスすることとしても良い。加えて、コネクタ94を該コントローラに接続すると、即座に、コントローラ400はロードロックモジュール74のプログラマブル読出し専用メモリー96(PROM)にアクセスすることができる。アクセスされたときに、PROM96がコントローラ400へ信号を送り、ロードロックモジュール74が受動的な通過ロードロックであることを該コントローラに示す。変形例において、処理装置の使用者が、コントローラ400に適切な指令を入力して、後方部の中間チャンバにおけるモジュールが受動的な通過ロードロックモジュールであることを処理装置のコントローラを示すこととしても良い。コントローラ400は、適切に基板処理装置10を作動させるために内部メモリ(図示せず)から適切なプログラムをロードすることとしても良い。たとえば、コントローラ400はロードロックモジュール74を保持している中間チャンバ28から中央チャンバ26を分離するべくスロット弁66を閉じることとしても良い。コントローラ400は、ロードロックモジュール74に大気圧の状態を制御可能なように導入して、その後に、中間チャンバ28および大気前方部12との間の外側のスロット弁72を開ける。コントローラ400は、適当な垂直高さでスカラアーム44を伸長しかつ前方部12によって保持されたFOUPカセット22中の基板Sを捕獲するべく、大気基板搬送装置24を作動する。スカラアーム44のエンドエフェクタ44Eによって捕獲された基板Sが、FOUPカセット22から軸X1、X2(図1参照)に沿って取り出され、そして、(図2の矢印Aによって示されるように)中間チャンバ28中の受動的なロードロックモジュール74内へ開口部40を介して軸Z2に沿って導入される。中間チャンバ28に導入される前に、必要に応じて、基板Sが後方部14(図1参照)の外部に取り付けられている基板アライナ200へとスカラアーム44で搬送されても良い。基板Sがロードロックモジュール74に導入された後、コントローラ400はエンドエフェクタ44Eによって保持された基板Sを固定の支持棚86上にリリースする。コントローラ400は、エンドエフェクタによって保持された基板Sを支持棚86上に正確に配置するように支持棚86の3次元位置を用いてプログラムされている。コントローラ400は、ロードロックモジュール74の第2棚86に第2基板Sを配置するように上述した工程を繰り返すことが好ましい。コントローラ400は、フロントエンド部12から該ロードロックを分離するようにスロット弁72を閉じて、該ロードロックのあら引きを開始することとしても良い。コントローラ400は、スカラアーム44が収縮されたという指示をコントローラ400が受信するまでスロット弁72が閉じることを防止し、かつスロット弁72が閉じられたという指示の後にロードロック74のあら引きを開始するというインターロックを伴うプログラミングを含むこととしても良い。ロードロック74をあら引きした後、コントローラ400は内側のスロット弁66を開ける。(なお、該ロードロックが該後方部の中央チャンバ26中の状態と実質的に同じ真空状態になるまで、該コントローラのインターロックは該内側のスロット弁を開けることを妨げる。)コントローラ400は、真空基板搬送装置34のスカラアームに連結しており、そのエンドエフェクタ68Eが開口部38を介して中間チャンバ28内へ伸長してロードロックモジュール74の棚86群のうちの1つの上にある基板Sを捕獲する。当該基板は、軸Z1(図2において矢印Bによって示されている)に沿って中間チャンバ28から取り出されて、処理モジュール36の所望のチャンバへスカラアーム68によって搬送されて、開けられた外側スロット弁64を介して処理モジュールチャンバ内に配される。その後、外側スロット弁64は閉じられて、その後に基板処理を始めることができる。処理済み基板は、処理モジュール36から中間チャンバ28のロードロックモジュール74まで(図2において矢印Cによって示されているように)、上述の如き方法を実質的に逆の手順で戻される。後方部14における処理モジュール36の数によって、複数の基板を異なる処理ステージに置くことができる。この結果、真空基板搬送装置34は、運転開始後、プロセスモジュール36へ新規基板を搬送しかつロードロック74へ処理基板を戻すことを連続して行うことができる。2つの処理基板Sがロードロックモジュール74の支持棚86に配置された場合、コントローラ400が内側スロット弁66を閉じる。(なお、該コントローラが該基板搬送装置34からアーム68が収縮されたという信号を受信するまで、該コントローラにおけるインターロックが該弁を閉じることを防止する。)その結果、中央チャンバ26が中間チャンバ28から分離される。その後、コントローラ400は、ロードロックモジュール74内を再度大気圧状態にして、大気基板搬送装置24を用いて該ロードロック中の処理済み基板Sの取り出しができるように外側スロット弁72を開ける。処理済み基板は、(図2の矢印Dによって示されるように)該ロードロックからスカラアーム44を使用して、再び取り出されて、FOUPカセット22に戻される。全工程は、その後に、新規な基板によって繰り返されても良い。
図3は、能動的な通過ロードロックモジュール76が取り付けられている後方部14の右側の一体的な中間チャンバ30の断面面を示している。能動的な通過ロードロックモジュール76は受動的な通過ロードロックモジュール74と交換可能であり、そして、各ロードロックが、左側若しくは右側の中間チャンバ28,30のいずれかにおいて装置10の後方部14に対して一体的に取り付けられても良い。実施例として、能動的な通過ロードロックモジュール76は、右側の中間チャンバ30に取り付けられて示されている。図3に示されている能動的な通過ロードロック76は、下記の点を除いて、図2に示されて上述された受動的なロードロックモジュール74と実質的に同じである。図2および3中のモジュール74,76の同様の特徴部分には、類似の番号が付されている。能動的なロードロックモジュール76は、1つの固定支持棚96と可動基板支持棚98とを有することが好ましい。変形例において、該能動的なロードロックモジュールは、その中で任意の適当な数の固定棚を有することとしても良い。可動支持棚98は、図3において矢印Eによって示されるように、ロードロックモジュール76において当該可動支持棚を上下に移動せしめる駆動装置100に接続シャフト102によって接続されても良い。駆動装置100は、モジュール76の底部106に取り付けられている液圧もしくは気圧の動力機構を含むこととしても良く、かかる機構は加圧によってシャフト102を上昇及び下降せしめる。変形例として、該駆動装置は、可動棚支持シャフトに接続されたラックを順に動かすことができる遊星歯車を回転せしめる電気モータを含むこととしても良い。コントローラ400は、上下に棚98を移動せしめるべく駆動装置100を作動せしめるためのプログラム指示を含む。コントローラ400は、コネクタ付き配線92Aを経て駆動装置100へ指令を送る。能動的なロードロックモジュール76は、該モジュールの底部106に取り付けられた冷却プレート104を含むことが好ましい。冷却プレート104は、該冷却プレートの平均温度を所望の温度に制御するべく循環されている冷却液が通過する1以上の冷却通路(図示せず)を含むこととしても良い。変形例において、該冷却プレートの温度はラジエータ・フィン、冷却ファン、フレームへの伝導体若しくはこれらの組み合わせ等のあらゆる適切な手段よって制御されても良い。冷却プレート104は、可動棚98に配置された処理済み基板を冷却するために使用されてもよい。たとえば、処理済み処理基板Sは、受動的なロードロックモジュール74に関連して上記した様なスカラアーム68を使用してロードロックモジュール76内に導入されてもよい。基板Sは、エンドエフェクタ68Eによって、能動的なロードロックモジュール76の可動棚98(図3参照)上に配置されてもよい。その後、可動棚98は、棚98上の基板Sの温度よりも低い所望の温度に維持されている冷却プレート104上に配置されるように、下降することとしても良い。アルミニウム合金やスチール等の適切な熱伝導性材料から作られる棚98は、当該棚上の基板Sと冷却プレート104との間の熱伝導を行うことができる。基板Sは、熱プレートの冷却能力に基づいて、該基板の温度を所望のレベルに低下させるのに十分な所定の時間の間、冷却される。冷却時間は、該ロードロックモジュールを真空チャンバ26から分離しかつ冷却プレート104と可動棚98との間に熱伝導を改善するべくこれらの間に低圧ガスを導入することによって、短縮することができる。基板Sが冷却されたあと、可動棚98が上昇され、該ロードロックモジュールを大気へ通じさせ、外側弁72が開けられ、基板SがFOUPカセット22(図1参照)へ搬送されるように大気基板搬送装置24によって取り除かれる。
図4は、後方部14の左側の一体的なチャンバ28の断面図である。かかる実施例において、バッチロードロックモジュール78が、その中に取り付けられている。バッチロードロックモジュール78は、受動的若しくは能動的なロードロックモジュール74,76(図2および図3参照)と交換可能であり、右側若しくは左側の中間チャンバ28,30の何れかに設置されても良い。実施例として、バッチロードロックモジュール78は、図4に示されているように、左側チャンバ28に取り付けられている。バッチロードロックモジュール78は、下記の点を除いて、図2および図3の能動的若しくは受動的なロードロックモジュール74,76の双方と実質的に同じであり、かかるモジュールと同様の特徴部分には類似の参照番号が付されている。バッチロードロックモジュール78は、中間チャンバ28内の状態を、後方部14の中央チャンバ26における真空状態と大気圧状態との間を繰り返すための適切な配管88Bおよびシステム90Bを有する。モジュール78は、コントローラ400にモジュールPROM96Bを接続するためのコネクタ94Bを有する適切な配線92Bを有し、該チャンバ内に導入されたモジュールがバッチロードロックモジュールであることを該コントローラへ信号を供給する。好適な実施例において、バッチロードロックモジュール78は、略26段の基板支持棚110を有しているものの、該バッチロードロックモジュールは任意の適切な数の支持棚を有することができる。図4に示されるように、支持棚110は、可動シャフト112に固定して取り付けられている。シャフト112は、シャフト112の移動を可能にする駆動機構114に接続されており、その結果、棚110は、矢印Fにより示される如く、モジュール78に対して上昇若しくは下降する。駆動機構114は、気圧式もしくは液圧式の動力ピストン又は電気的な歯車駆動などの棚110を支持するシャフト112を上昇若しくは下降するためのあらゆる適切な駆動機構とすることができる。フレーム19における外側若しくは内側の開口部40,38の大きさは、大気基板搬送装置24と真空基板搬送装置34の両方のエンドエフェクタ44E、68Eがバッチロードロックモジュール78における26段の棚110の一部にアクセスできるようになっている。したがって、コントローラ400は棚110を上下に移動せしめるようにプログラムされており、その結果、基板搬送装置24,34が該フレームの開口部40,38を介して全ての棚110にアクセスできる。例えば、バッチロードロックモジュール78内に新しい基板Sが導入される場合、上部の幾つかの棚が開口部40を介してアクセスできるように、支持棚110が最初に下降位置にあることとしても良い。外側スロット弁72が開けられて内側スロット弁が閉じられる。続いて、大気基板搬送装置44は、(図4において矢印A”で示される如く)フレーム19における開口部40とモジュール78における開口部84O”を介してアクセス可能な棚110に基板を導入する。棚110は、その後、基板搬送装置24がフレーム18の開口部40においてそれまではアクセスできなかった棚にアクセスできるように、上昇される。そして、アクセス可能になった棚110に基板を配置することを続けることで基板を導入する動作を続けることができる。26段の全ての棚110およびモジュール78が基板で充填されるまで、上記のステップが繰り返されても良い。その後、外側スロット弁72が、バッチロードロック78を大気圧状態から分離して閉じることができる。その後、該ロードロックは、中央チャンバ26における真空状態にあら引きされることができる。新しい基板Sおよびロードロックモジュール78は、ロード工程と実質的に同様の方法で中央チャンバ26内へ取り出される。内側スロット弁66が開けられて、真空基板搬送装置34がアクセス可能な棚110から、図4において矢印B”によって示されるように、開口部38を介して順番に基板を取り出す。棚110は、開口部38を介して新たな棚110を露出せしめるように、駆動装置114によって段階的に下げられる。全ての基板がロードロックモジュール78から除去されるまで、当該工程が繰り返される。処理済み基板を有するバッチロードロック78のロード方法及びアンロード方法は、処理基板がまず後方部14からモジュール78にロードされて、該ロードロックを大気に通じさせた後に外側開口部40を介して前方部12(図1参照)内にアンロードされる点を除いて、実質的に同様の方法で実施される。バッチロードロックモジュール78から処理基板を除去する前に、該ロードロックが大気に通じた後にロードロックモジュール78をパージングすることが、該ロードロックの処理済み基板のバッチ冷却のために使用されても良い。
図5は、能動的なヒーター・モジュール80が左側チャンバに取り付けられている後方部14の左側の一体的なチャンバ28の断面図を示している。能動的なヒーター・モジュール80は、受動的なロードロックモジュール74、能動的なロードロックモジュール76若しくはバッチロードロックモジュール78の何れとも交換可能であり、かつ後方部14の左側若しくは右側の一体的なチャンバ28,30の何れにも取り付けることができる。実施例として、ヒーター・モジュール80は、左側チャンバ28に取り付けられて示されている。図5に示す如く、能動的なヒーター・モジュール80は1つの開口部118を有することとしても良く、該モジュールがチャンバ28に差し込まれた場合に、該開口部は中間チャンバ28の内部開口部38と一致して該後方部の中央チャンバ26内へ通じる。能動的なヒーター・モジュール38は、ロードロックとして動作できなくても良い。従って、能動的なヒーター・モジュール80が後方部14の一体的なチャンバ28,30のうちの一方に設置される場合、ロードロック(例えば受動的なロードロック、能動的なロードロック、バッチロードロック)モジュール74−78が、他方の一体的なチャンバ28,30に取り付けられることが好ましい。この結果、基板が一方の中間チャンバ28,30を介して前方部と後方部12,14との間(図1参照)を搬送されることができる。ヒーター・モジュール80は、シャフト120によって駆動部122に接続されている可動基板支持棚116を有する。駆動部122はモジュール80の底部132に取り付けられても良く、かつ図5の矢印Gによって示される如く、上下にシャフト116を動かすことができる。駆動部122は、該シャフトを上昇若しくは下降せしめるためにシャフト120に接続された液圧式若しくは気圧式の動力ポペット(図示せず)または他の電気的な歯車駆動を含むこととしても良い。好適な実施例において、加熱モジュール80は、加熱プレート124が該モジュールの底部132に配置されていることが好ましい。該加熱プレートは、電気抵抗の発熱体等のヒーター(図示せず)を含むことができる。そして、該ヒータは該プレート上で実質的に均一な温度分布を提供するようにプレート124に配置されている。変形例において、加熱モジュールは、支持棚上の基板Sを熱するための加熱ランプまたは他のあらゆる適切な加熱装置からなることとしても良い。加熱モジュール80は、駆動機構122および加熱プレート124の動作を制御するべく、コントローラ400をモジュール80に接続するためのコネクタ128で終端している適当な配線130を含む。モジュール80は、コントローラ400に適切な信号を送るようにプログラムされたPROM126も含むことが好ましく、左側のチャンバ中のモジュールが能動的なヒーター・モジュール80であることを該コントローラへ配線130を経て指示することができる。信号に応答して、該コントローラは後方部の左側の中間チャンバ28にあるヒーター・モジュール80を有する基板処理装置10を作動するための指示を含むプログラミングをロードすることができる。前述したように、例えば、コントローラ400は右側の中間チャンバ30(図1および図3参照)に設置されたロードロックモジュール76を介して前方部12のカセット22から後方部14へ、新しい基板Sを導入することができる。基板処理プロトコルが基板の予熱若しくは後処理均熱を採用する場合、基板Sが真空基板搬送装置34を用いてチャンバ28の加熱モジュール80へ移動させられる。加熱モジュール80は、1回に1つの基板を熱する。基板Sは、基板搬送装置34のエンドエフェクタ68Eによって開口部38を介して(図5において矢印C’’’により示されるように)モジュール80内に挿入されて、可動基板棚116に配置される。図5に示す如く、最初、棚116は上位置にある。棚116上に未加熱基板Sを載せたまま、コントローラ400はチャンバ28を中央チャンバ26から分離するスロット弁66を閉じる。コントローラ400は、棚116が加熱プレート124に接触する位置まで棚116を下降せしめるように駆動機構122を動作させて、その結果、基板Sと加熱プレートとの間に熱伝導経路が形成される。加熱モジュール80は、加熱プレート124と棚116との間の熱伝導を改善するようにこれらの間に少量の非常に低い圧力のガスを導入するための適当な配管(図示せず)が設けられていることとしても良い。コントローラ400は、所望の期間、基板Sの温度を上昇せしめるべく加熱プレート116中の発熱体を動作させる。その後、棚116はコントローラ400によって上昇されて、スロット弁66が開けられて真空基板搬送装置34がエンドエフェクタ68Eで基板Sを捕獲するためにアクセスすることができて、開口部38を介して(図5において矢印B’’’で示されるように)加熱モジュール80から基板Sが取り出される。その後、基板Sは、更なる処理を行うために処理モジュール36のうちの1台へ、または後方部14から除去されてFOUPカセット22に戻されるようにロードロックの右側チャンバ30へ搬送されても良い。
基板処理装置の使用者が交換可能な差込式モジュール74−80のうちの1つを選択して装置10の後方部14の一体的な中間チャンバ28,30の何れかに取り付けることができることは、本発明の範囲内にある。使用者は、同じ種類のモジュール74−80をチャンバ28,30の両方に取り付けるように選択することができるだけでなく、異なるモジュール74−80を各チャンバ28,30に取り付けるように選択することができる。たとえば、使用者は受動的なロードロックモジュール74を左側及び右側チャンバ28,30の両方に設置するように選択することができる。また、使用者は左側または右側のチャンバ28,30の何れかに受動的なロードロックモジュール74を取り付け、かつチャンバ28,30の他方に能動的なロードロックモジュール76若しくはバッチロードロックモジュール78若しくはヒーター・モジュール80を取り付けるように選択することができる。使用者は、基板処理装置10に所望の性能特性を提供するために所望の交換可能な差込式モジュール74−80を選択する。高いスループットが処理装置10から所望される場合には、受動的なロードロックモジュール74が中間チャンバ28,30の両方に取り付けられても良い。この結果、毎時略150枚以上の基板のスループットを生成することができる基板処理装置が得られ、1つの受動的なロードロックを有する構成に対しては毎時略75枚以上の基板のスループットが生成される。基板の冷却が望まれている場合には、能動的なロードロックモジュール76が、チャンバ28、30の両方に取り付けられることができて、毎時略120枚以上の基板のスループットを冷却と共に提供することができる。能動的なロードロックモジュールがチャンバ28,30の一方に取り付けられる場合、毎時略60枚以上の基板のスループットが提供される。処理基板の一括したポンプダウン(pumpdown)が望まれている場合、バッチロードロックモジュール78がチャンバ28,30の一方または両方に取り付けられても良い。基板の前加熱若しくは後加熱が望まれている場合、ヒーター・モジュール80が選択されかつ処理装置10の左側若しくは右側のチャンバ28,30の何れかに取り付けられる。
本発明は、一体的なロードロックチャンバ28,30を備えた真空チャンバフレーム19を有する処理装置10を提供する。さらに、装置10の一体的なロードロックチャンバ28,30は、幾つかの異なる交換可能な差込式のモジュール74−78から1つを取り付けることによって、または所望の性能特性に該装置の構成を調整するべく差込式のヒーター・モジュール80をチャンバ28,30に取り付けることによって、独立して形成されることができる。比較すると、従来の処理装置は、真空チャンバのフレームの部分ではなく(すなわち一体的ではなく)、該フレームに隣接して配置されている外付けのロードロックを有することによってのみ、モジューラーの性能を提供している。すなわち、従来の装置は、必然的に、本発明の一体的なロードロックチャンバ28,30を有する装置10より非常に大きい設置面積を有する。加えて、独立したロードロックチャンバおよび真空チャンバを製造するためのコストも、(別々の独立したチャンバを形成するために必要な追加の材料および労働力により、)本発明に記載の一体的なロードロックおよび真空チャンバ28,30,26を有する単一のフレーム19を製造するためのコストに比べて、大きくなる。より小なる設置面積の処理装置10によって、多数の装置が所定の基板製造工場に導入されることができて、装置あたりのコストが低くなることに関連して、従来の装置と比較して基板製造において大きなコスト効果が提供される。
前述の説明が本発明の単なる実施例であることを理解されたい。様々な変形および変更が、本発明から逸脱することなく、当業者によって行うことができる。したがって、本発明は、特許請求の範囲内にある変形、変更及び変化を包含することを企図している。
図1は、本発明の特徴が組み込まれている基板装置の概略上面図である。 図2は、第1の選択可能な構成を有していて受動的な通過ロードロックモジュールが取り付けられている図1の基板処理装置の後方部の第1の部分断面図である。 図3は、第2の選択可能な構成を有していて能動的な通過ロードロックが取り付けられている後方部の第2の部分断面図である。 図4は、第3の選択可能な構成を有していてバッチロードロックモジュールが取り付けられている後方部の第3の部分断面図である。 図5は、第4の選択可能な構成を有していてヒーター・モジュールが取り付けられている後方部の第4の部分断面図である。

Claims (11)

  1. 基板処理装置(10)であって、
    第1の一体的なチャンバ(26)を画定しているフレーム(19)を含み、
    前記第1の一体的なチャンバ(26)は、前記第1の一体的なチャンバと前記フレームの外側との間で基板(S)を搬送するための外側基板搬送開口部(32)を有し、
    前記基板処理装置はさらに、
    前記フレーム(19)の外部に接続されていて、少なくとも1つの前記外側基板搬送開口部(32)を介して前記フレームの前記第1の一体的なチャンバ(26)に通じている少なくとも1つの処理モジュール(36)と、
    前記第1の一体的なチャンバ(26)と前記フレームの外部の前記処理モジュール(36)との間で基板を搬送するために前記フレーム(19)に接続された基板搬送装置(34)と、を含み、
    前記フレーム(19)は前記フレームの中に形成されている第2の一体的なチャンバ(28)を有し、前記フレーム中の前記第2の一体的なチャンバは前記フレームの開閉可能な内部基板搬送開口部(38)を介して前記第1の一体的なチャンバ(26)に通じており、前記第2の一体的なチャンバ(28)は大気部(12)内の搬送装置(24)から基板(S)を受け取り且つ基板を前記搬送装置(24)に戻すために開閉可能な開口部(40)を介して前記大気部(12)に通じており、前記フレームの前記第2の一体的なチャンバ(28)複数の異なる所定の構成(74,76,78,80)から選択可能な構成を有し、前記第2の一体的なチャンバ(28)の前記選択可能な構成は、前記第2の一体的なチャンバを前記フレーム(19)に一体的にしたままで選択可能であり、前記構成は前記基板処理装置の所定の特性に従って選択され、
    前記選択可能な構成は、受動的な通過ロードロック構成(74)、能動的な通過ロードロック構成(76)、バッチロードロック構成(78)または基板ヒータ構成(80)であることを特徴とする基板処理装置。
  2. 前記第2の一体的なチャンバ(28)が前記能動的な通過ロードロック構成(76)を有する場合に、前記フレームの前記第2の一体的なチャンバは冷却プレート(104)を含み、前記冷却プレート(104)は前記ロードロックの基板支持部材上の基板と接触するように移動することができることを特徴とする請求項1記載の基板処理装置。
  3. 前記第2の一体的なチャンバ(28)が前記能動的な通過ロードロック構成(76)を有する場合若しくは前記受動的な通過ロードロック構成(74)を有する場合、前記フレームの前記第2の一体的なチャンバ(28)が前記第2の一体的なチャンバの中で基板を保持する少なくとも1つの固定支持棚(86)を有することを特徴とする請求項1記載の基板処理装置。
  4. 前記フレーム(19)の前記第2の一体的なチャンバ(28)を構成するために前記フレームの前記第2の一体的なチャンバ内で前記フレームに所定のモジュールが着脱自在に取り付けられており、前記所定のモジュールが受動的な通過ロードロックモジュール(74)、能動的な通過ロードロックモジュール(76)、バッチロードロックモジュール(78)、若しくは基板ヒータモジュール(80)のうちの少なくとも1つから選択されることを特徴とする請求項1記載の基板処理装置。
  5. 前記フレーム(19)は前記フレームの第2の内部基板搬送開口部(38)を介して前記第1の一体的なチャンバ(26)に通じている第3の一体的なチャンバ(30)を有し、前記フレームの前記第3の一体的なチャンバ(30)は選択可能な構成(74,76,78,80)を有し、前記第3の一体的なチャンバの構成は前記第2の一体的なチャンバ(28)の選択された構成(74,76,78,80)とは無関係に前記複数の所定の構成から選択されることを特徴とする請求項1記載の基板処理装置。
  6. 前記フレームの前記第3の一体的なチャンバ(30)と前記第2の一体的なチャンバ(28)は並べて配置されており、前記第2の一体的なチャンバは、基板搬送軸(Z1)を有し、基板は前記フレームの前記第1の一体的なチャンバ(26)と前記第2の一体的なチャンバ(28)との間を前記基板搬送軸(Z1)に沿って搬送され、前記搬送軸は、前記第3の一体的なチャンバ(30)の基板搬送軸(Z1)に実質的に平行であり、基板は前記第3の一体的なチャンバと前記第1の一体的なチャンバとの間で前記第3の一体的なチャンバの基板搬送軸に沿って搬送されることを特徴とする請求項5記載の基板処理装置。
  7. 前記フレーム(19)は前記第1の一体的なチャンバ(26)を前記フレームの前記第3の一体的なチャンバ(30)及び前記第2の一体的なチャンバ(28)から分離するように前記フレームの中に取り付けられているスロット弁(66)を有することを特徴とする請求項5記載の基板処理装置。
  8. 前記基板搬送装置(10)は前記第1の一体的なチャンバ(26)に取り付けられかつ前記第2及び第3の一体的なチャンバの前記基板搬送軸(Z1)に沿って前記フレームの前記第2及び第3の一体的なチャンバの内部へ若しくは外部へそれぞれ基板を搬送することができるスカラアーム(68)を含み、前記スカラアーム(68)は前記スカラアームの肩の接合部において回転軸を有し、前記スカラアームが前記第2及び第3の一体的なチャンバ(28,30)の内部へもしくは外部へそれぞれ基板を搬送する場合に前記回転軸の位置が前記フレーム(19)に対して実質的に変化しないように維持されていることを特徴とする請求項5記載の基板処理装置。
  9. 基板処理装置(10)を製造する方法であって、
    前記基板処理装置(10)に第1の一体的なチャンバ(26)を画定するフレーム(19)を設けるステップを含み、
    前記第1の一体的なチャンバ(26)は前記第1の一体的なチャンバと前記フレームの外側の処理モジュール(36)との間で基板(S)を搬送するための外側基板搬送開口部(32)を有し、前記フレーム(19)は前記フレームにおける内部基板搬送開口部(38)を介して前記第1の一体的なチャンバに通じている第2の一体的なチャンバ(28)を有し、前記第2の一体的なチャンバ(28)は大気部(12)内の搬送装置(24)から基板(S)を受け取り且つ基板を前記搬送装置(24)に戻すために開閉可能な開口部(40)を介して前記大気部(12)に通じており、
    前記方法はさらに、
    前記基板処理装置(10)の所定の動作状態に応じて、受動的なロードロックモジュール(74)、能動的なロードロックモジュール(76)、バッチロードロックモジュール(78)及び能動的なヒーター・モジュール(80)のうちの少なくとも1つから所定の交換可能なモジュールを選択するステップと、
    前記フレームの前記第2の一体的なチャンバ(28)に前記選択された所定の交換可能なモジュール(74,76,78,80)を取り付けるステップと、を含み、
    前記選択された所定の交換可能なモジュールは、前記第2の一体的なチャンバ(28)を前記フレーム(19)に一体的にしたままで選択可能であることを特徴とする方法。
  10. 前記フレーム(19)が、前記フレームの中に形成された第3の一体的なチャンバ(30)を有し、前記第3の一体的なチャンバが前記第2の一体的なチャンバ(28)に並んで配置されていることを特徴とする請求項9記載の方法。
  11. 受動的なロードロックモジュール(74)、能動的なロードロックモジュール(76)、バッチロードロックモジュール(78)および能動的なヒーター・モジュール(80)のうちの少なくとも1つから、他の交換可能なモジュールを選択するステップと、前記フレームの前記第2の一体的なチャンバ(28)に取り付けられた前記所定の交換可能なモジュールとは無関係に前記フレームの前記第3の一体的なチャンバ(30)に前記選択された他のモジュールを取り付けるステップと、を更に含むことを特徴とする請求項10記載の方法。
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