JP4789633B2 - 給紙搬送制御方法及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、印刷機あるいはこれら複合機等の画像形成装置の給紙搬送制御方法、及び画像形成装置に関するものである。
給紙搬送装置は一般的に、積載された用紙束から用紙を繰り出すピックアップロラと、その下流に位置し、用紙搬送方向に回転するフィドロラと逆転方向に回転するリバスロラとからなる分離ロラ対と、さらにその下流に位置するグリップロラ対によって構成されている。ピックアップロラにより、積載された用紙束の最上紙が繰り出され、分離ロラ対により、繰り出された用紙が1枚に分離され、グリップロラ対により分離された用紙が画像形成部方向に搬送される。給紙搬送の一連の動作が所定の間隔で繰り返されることにより、給紙トレイに積載された用紙は次々と画像形成部内に搬送される。次用紙の繰り出しは、先行用紙後端と後行用紙先端の間の搬送間隔を一定値に保つことを目的として、搬送路中に設けられたセンサを先行用紙の後端が通過したことをトリガとして、その直後または所定時間後に行なわれるのが一般的である。ここでトリガとは、次の動作の開始起点となる、時間的に前に存在する動作またはセンサ検知またはそれに準ずるイベントのことを指す。
方、給紙搬送装置の下流には、用紙の主走査方向および副走査方向の位置合わせやスキュの補正を行なうレジスト装置が配置されており、レジストロラ対のニップに用紙を突き当てることにより補正が行なわれるのが一般的である。レジストロラ対のニップに突き当てられた用紙は前記の補正がなされた状態で一度停止し、レジスト装置下流に位置する転写体に描かれた画像と副走査方向に対して位置合わせされたタイミングにて再給送される。
近年、単位時間当たりの印刷枚数を増やすことを目的として給紙搬送過程において用紙間隔を詰めることが積極的に行なわれており、例えば給紙搬送部での搬送速度Vfを画像形成部での搬送速度Vpよりも速い速度とすることなどは公知の技術である。この場合、給紙搬送装置で所定の間隔で給紙搬送された先行用紙は、レジスト装置で一度停止し、その後画像形成速度Vpで搬送されるが、その後続用紙は所定の間隔で給紙された後、搬送速度Vf(>Vp)で追いかけることになり、用紙間隔を詰めて生産性をあげるというものである。また、この他にも用紙間隔をばらつき無く詰めるために各種の発明がなされている。
特許文献1には、用紙を積載する用紙積載部と、連続給紙時に上記用紙積載部から先に送り出される先行用紙と後から送り出される後行用紙との間隔をあけずに連続給紙する給紙ローラと、上記給紙ローラから送り出された用紙を1枚に分離する分離手段と、上記給紙ローラよりも下流に配置されて回転駆動されて用紙を搬送する第1搬送ローラと、上記第1搬送ローラの位置よりも下流側に配置されて回転駆動されて用紙を搬送する第2搬送ローラとからなり、先行用紙の後端が上記第1搬送ローラを抜けた後に、上記第1搬送ローラの回転駆動を停止して先行用紙と後行用紙との間隔を形成する用紙搬送装置が、開示されている。これにより、連続給紙される用紙の線速が安定な状態で空ける紙間の間隔のばらつきを小さく押さえて、搬送される紙間の間隔が小さく短縮されて生産性が向上した、簡易な構成で安価である用紙搬送装置を提供することができる。
また、特許文献2には、電子写真方式等の画像形成装置における用紙搬送装置において、用紙を用紙積載部から送り出すための給紙用ローラと、用紙を1枚に分離するための分離手段と、用紙ローラより下流に設けられた用紙を搬送するための第1の搬送ローラと、前記第1の搬送ローラの下流に設けられた第2の搬送ローラと、前記第1の搬送ローラの下流に設けられ、用紙の有無を検知する搬送センサとを備えた用紙搬送装置において、連続して給紙を行う場合には、前記搬送センサにより、先行用紙後端が搬送センサ位置を通過してから後行用紙先端が搬送センサ位置を通過するまでの時間T1を測定し、この時間T1の値により、後行用紙を先行用紙速度V1より速い速度V2で送る時間を決定することを特徴とする用紙搬送装置が、開示されている。これにより、紙間時間T1を測定し、後行用紙の増速時間T2を変更することで、紙間のバラツキを抑えることができ、紙間のバラツキを考慮して設定していた紙間の設定値を小さくすることが可能となる。
さらに、特許文献3には、先行シートがシート搬送手段により搬送されている間は、シート給送手段、接離切替え手段、分離手段、シート搬送手段のそれぞれが第一の速度で駆動されて後続シートを給送し、先行シートのシート搬送装置による搬送が終了してから所定時間後に、第一の速度よりも速い第二の速度でシート給送手段、接離切替え手段、分離手段、シート搬送手段のそれぞれが駆動されて後続シートを搬送するように制御することが、開示されている。これにより、パス長が短い小型機においてもシートの間隔を狭くすることが可能となり生産性を損なうことなく、安定したシートの給紙搬送が実現される。
特開2004−331357号公報 特開2004−315177号公報 特開2005−75479号公報
しかしながら上記従来例においては装置の小型化を図った場合、給紙搬送装置とレジスト装置との距離が短くなり、給紙搬送装置を複数段備える画像形成装置の場合には最もレジスト装置からの距離が短い給紙段では、レジスト装置にて先行用紙が停止する時に用紙後端が給紙搬送装置にまたがって停止して、次用紙の給紙開始トリガとなるセンサを通過するタイミングが、先行用紙がレジストロラにて再スタトした後となるため、レジスト装置から遠い距離に位置する給紙段から給紙搬送された用紙と比較して用紙間隔が詰められず、生産性が低下するという問題があった。
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その課題は、給紙搬送された用紙がレジスト装置で停止する際に給紙搬送装置にまたがって停止するような給紙手段においても、生産性を損なうことなく安定した用紙の給紙搬送が行なえる給紙搬送制御方法、及び画像形成装置を提供することである。
上記課題を解決する手段である本発明の特徴を以下に挙げる。
本発明は、レジスト手段と、用紙を収納した用紙収納手段と、各用紙収納手段から用紙を1枚ずつ送り出す給紙手段と、給紙手段から前記レジスト手段に至る用紙搬送路中に、搬送手段と、用紙を検知する用紙センサと、を備える画像形成装置用の給紙搬送装置の給紙搬送制御方法において、前記給紙搬送制御方法は、先行用紙の先端がレジスト手段で停止するときに、前記用紙センサが、前記先行用紙の後端の、前記用紙センサあるいは前記搬送手段の通過の有無を検知し、前記先行用紙の後端が前記用紙センサ、あるいは前記搬送手段を通過すると判断した場合、次用紙の給紙開始タイミングを計るトリガを、先行用紙の後端が、前記用紙センサ、あるいは前記搬送手段を、通過するタイミングとし、前記先行用紙の後端が、前記用紙センサ、あるいは前記搬送手段を通過しないと判断した場合、次用紙の、給紙開始タイミングを計るトリガを、先行用紙のレジスト停止後の再スタートとすることを特徴とする給紙搬送制御方法である。
なお、本発明における用紙センサとは、用紙を検知できるセンサであり、具体的には、給紙センサ、搬送センサ、中継センサなどである。また、搬送手段とは、用紙を搬送する手段であり、具体的には、中継ロラ、ピックアップロラ、フィドロラ、リバスローラ、第1グリップロラ、第2グリップロラ、レジストロラなどである。
また、本発明は、レジスト手段と、用紙を収納した用紙収納手段と、各用紙収納手段から用紙を1枚ずつ送り出す給紙手段と、給紙手段から前記レジスト手段に至る用紙搬送路中に、搬送手段と、用紙を検知する用紙センサと、を備える画像形成装置用の給紙搬送装置の給紙搬送制御方法において、前記給紙搬送制御方法は、前記用紙収納手段に収納した用紙のサイズを検知するサイズ検知手段を有し、先行用紙の先端がレジスト手段で停止するときに、前記先行用紙の後端の、前記用紙センサ、あるいは前記搬送手段の通過の有無を、前記サイズ検知手段で検知した用紙サイズ情報から判断し、前記先行用紙の後端が前記用紙センサ、あるいは前記搬送手段を通過すると判断した場合、次用紙の給紙開始タイミングを計るトリガを、先行用紙の後端が、前記用紙センサ、あるいは前記搬送手段を、通過するタイミングとし、前記先行用紙の後端が、前記用紙センサ、あるいは前記搬送手段を通過しないと判断した場合、次用紙の、給紙開始タイミングを計るトリガを、先行用紙のレジスト停止後の再スタートとすることを特徴とする給紙搬送制御方法である。
さらに、本発明は、レジスト手段と、用紙を収納した用紙収納手段と、各用紙収納手段から用紙を1枚ずつ送り出す給紙手段と、給紙手段から前記レジスト手段に至る用紙搬送路中に、搬送手段と、用紙を検知する用紙センサと、を備える画像形成装置用の給紙搬送装置の給紙搬送制御方法において、前記給紙搬送制御方法は、前記用紙収納手段に収納した用紙のサイズを予め入力する手段を有し、先行用紙の先端がレジスト手段で停止するときに、前記先行用紙の後端の、前記用紙センサ、あるいは前記搬送手段の通過の有無を、前記入力する手段で入力された用紙サイズ情報から判断し、前記先行用紙の後端が前記用紙センサ、あるいは前記搬送手段を通過すると判断した場合、次用紙の給紙開始タイミングを計るトリガを、先行用紙の後端が、前記用紙センサ、あるいは前記搬送手段を、通過するタイミングとし、前記先行用紙の後端が、前記用紙センサ、あるいは前記搬送手段を通過しないと判断した場合、次用紙の、給紙開始タイミングを計るトリガを、先行用紙のレジスト停止後の再スタートとすることを特徴とする給紙搬送制御方法である。
本発明は、レジスト手段と、用紙を収納した用紙収納手段と、各用紙収納手段から用紙を1枚ずつ送り出す給紙手段と、給紙手段から前記レジスト手段に至る用紙搬送路中に、搬送手段と、用紙を検知する用紙センサと、を備える画像形成装置用の給紙搬送装置の給紙搬送制御方法において、前記給紙搬送制御方法は、前記レジスト手段から異なる距離に複数個の前記用紙収納手段を備え、用紙収納手段のレジスト手段からの距離がある特定の長さよりも長い場合、前記用紙収納手段から給紙搬送させる用紙の給紙開始タイミングを計るトリガを、先行用紙の後端が、前記用紙センサ、あるいは前記搬送手段を、通過するタイミングとし、用紙収納手段のレジスト手段からの距離がある特定の長さよりも短い場合、前記用紙収納手段から給紙搬送させる用紙の、給紙開始タイミングを計るトリガを、先行用紙のレジスト停止後の再スタートとする
ことを特徴とする給紙搬送制御方法である。
また、本発明は、前記給紙搬送制御方法において、レジスト手段上流まで給紙搬送するローラの回転速度Vfとレジスト停止後に用紙を再給送するローラの回転速度Vpとが、Vf≧Vpの関係を満たすことを特徴とする給紙搬送制御方法である。これにより、給紙分離部にて開いた用紙間隔をレジスト部前までの搬送速度の差分だけ詰めて生産性を上げることを可能にする。
本発明は、前記給紙搬送制御方法を用いることを特徴とする画像形成装置である。
また、本発明は、前記給紙搬送制御方法を用いる画像形成装置において、全給紙段の給紙搬送ローラの回転速度が給紙開始トリガの違いに関わらず同一速度であることを特徴とする画像形成装置である。
本発明は、上記解決するための手段によって、給紙搬送された用紙がレジスト装置で停止する際に給紙搬送装置にまたがって停止するような給紙手段においても、生産性を損なうことなく安定した用紙の給紙搬送が行なえる給紙搬送制御方法、及び画像形成装置を提供することを提供することが可能となった。
以下に、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。なお、いわゆる当業者は特許請求の範囲内における本発明を変更・修正をして他の実施形態をなすことは容易であり、これらの変更・修正はこの特許請求の範囲に含まれるものであり、以下の説明はこの発明における最良の形態の例であって、この特許請求の範囲を限定するものではない。
以下、図1〜8を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図1に本発明の実施形態に係る画像形成装置の模式断面図を示す。
画像形成装置は、画像形成装置本体100と、その上部に配置されている原稿読取装置101を備えている。画像形成装置本体100の内部には、画像形成部90と、画像形成部90の感光体ドラム50へと画像を書き込むためのレスキャナ60と、画像形成部90に用紙を供給するための給紙搬送部91とが配置されている。
給紙搬送部91は、用紙搬送の最上流に位置し、本実施形態の画像形成装置では、装置下部に給紙トレイ1と給紙ユニット10とが3箇所設けられており、給紙トレイ1に積載された用紙Pを最上紙から1枚ずつ給紙する。
図2、図3に本発明の実施形態に関連する給紙トレイの模式図を示す。この図において、給紙トレイ1はその搬送方向後ろ方向に積載した用紙の後端位置を規制するエンドフェンス2を有している。またエンドフェンス2には、リンク部材3が係合しており、積載した用紙長さに応じてエンドフェンス2の位置を移動させると、その移動位置に応じてリンク部材3が回動する。リンク部材3に対向する画像形成装置本体100内には、プッシュスイッチ4があり、積載した用紙サイズ情報に対応したパタンを形成したリンク部材3が、プッシュスイッチ4を押し、プッシュスイッチ4のON/OFFするパタンを検知することにより、給紙トレイ1に積載した用紙サイズを検知する。
給紙搬送部91で送り出された用紙は、縦搬送パス40を通って下流側へと搬送される。縦搬送パス40の最下流位置には、レジスト部30があり、ここで用紙の斜行補正と、画像形成部90での画像書き込みと用紙搬送のタイミング合わせを行なう。
図4に本発明の実施形態に関連する給紙ユニット10およびレジスト部30の模式図を示す。この図において給紙ユニット10は、積載された用紙の最上紙Pを繰り出すピックアップロラ11と、ピックアップロラ11により繰り出された用紙を搬送するフィドロラ12と、フィドロラ12と逆方向に回転して繰り出された用紙を1枚に分離して搬送するリバスロラ13と、前記フィリバスニップの下流側に配置されて用紙を搬送する第1グリップロラ対14−a/bと、フィド/リバスニップ後方に設けられた給紙センサ15と、縦搬送パス40を通る用紙を搬送する第2グリップロラ16と、給紙ユニットから用紙が排出されたことを検知する搬送センサ17とから構成されている。
また、この図においてレジスト部30は、搬送された用紙を突き当てて斜行補正するレジストロラ対31−a/bと、レジストロラ対31−a/bの動きを制御するためのレジストセンサ32とから構成されている。また、本実施形態に関連する画像形成装置では、レジスト部30と給紙ユニット10との間に中継ロラ対9−a/bおよび同ロラを制御するための中継センサ8を具備している。
給紙搬送プロセスは、以下のシケンスにより連続実行される。まず最初に積載された用紙の最上紙がピックアップロラ11によりフィドロラ12とリバスロラ13から構成されるニップ部に搬送される。フィド/リバスニップでは、ピックアップロラ11により繰り出された用紙が1枚であった場合はリバスロラ13は用紙送り方向に連れ周り、繰り出された用紙が2枚以上であった場合はリバスロラ13が用紙戻し方向に回転して、ニップ部内にある用紙が1枚になるまで戻し方向に回転しつづける。フィド/リバスニップにて一枚に分離された用紙の先端がニップ直後に位置する給紙センサ15を切ると、ピックアップロラ11は積載用紙Pから接離し用紙の連送りを防ぐ。用紙はフィドロラ12に搬送された後、第1グリップロラ対14で搬送されて、用紙先端が第2グリップロラ16直後に位置する搬送センサ17を切ると、フィドロラ12は停止し、第1グリップロラ対14−a/bと第2グリップロラ16とによって搬送される。用紙はそのまま中継ロラ9を経由してレジストセンサ32に到達し、レジストロラ対31−a/bにて斜行補正された後、レジストセンサ32到達から所定の時間後に全搬送ロラが一度停止し、用紙にたるみを形成する。画像書き込み位置と用紙が一致するタイミングになったら、レジストロラ31および用紙を搬送する全搬送ロラは再給送を開始して、画像形成部90内に用紙が搬送される。以上で一枚の用紙に対する給紙搬送部91から画像形成部90への搬送シケンスが終了し、次の用紙に対しても同様のシケンスが繰り返される。
ここで、本発明の次用紙の給紙開始タイミングの取り方について説明する。
図5は、先行用紙がレジスト部にて停止した時に、用紙の後端が給紙ユニットの第2グリップロラ16を越えていない場合の模式図である。また、図6は、先行用紙がレジスト部にて停止した時に、用紙の後端が給紙ユニットの第2グリップロラ16を越えている場合の模式図である。このとき、図5の場合と図6の場合では、次用紙の給紙開始タイミングの取り方を変更する。すなわち、図5の場合の給紙搬送制御動作は、図7に示すタイミングチャトの制御を行い、図6の場合の給紙搬送制御動作は、図8に示すタイミングチャトの制御を行なう。
まず、図7に示すタイミングチャトについて説明する。
図7は、レジスト停止時に用紙の停止位置が図5の位置になる給紙段の任意のN(≧2)枚目の用紙の給紙動作のタイミングチャトである。N−1枚目の用紙が、給紙センサ15を切ったことを検知したら(T0)、ピックアップロラ11にリンクしているソレノイドをONして、ピックアップロラ11を用紙Pに接地する(T1)。N−1枚目の用紙がレジストロラ31にて停止している間はソレノイドをONしたまま待機して、N−1枚目用紙のレジストスタト時刻と同時にピックアップロラ11、フィドロラ12、リバスロラ13、第1グリップロラ14、第2グリップロラ16をそれぞれ回転させて給紙動作を開始する(T2)。用紙がピックアップロラ11により繰り出されて搬送され、用紙先端が給紙センサ15をOFFしたことを検知したら(T4)、ピックアップロラ11にリンクしているソレノイドをOFFしてピックアップロラ11を用紙から離間して(T5)、その後搬送センサ17のOFFを検知したら(T6)、フィドロラ12の回転を停止する(T7)。用紙は第1グリップロラ14、第2グリップロラ16により搬送され、搬送される用紙以外の用紙は、例え引きずられてフィリバスニップに進入したとしても、リバスロラ13の回転で戻し方向の力が働いて常に1枚の用紙だけ送られる状態となる。搬送された用紙の後端が給紙センサ15を切ると、再びピックアップロラ11にリンクしているソレノイドをONして、以下同じ動作を繰り返す。
図8は、レジスト停止時に用紙の停止位置が図6の位置になる給紙段の任意のN(≧2)枚目の用紙の給紙動作のタイミングチャトである。N−1枚目の用紙後端が、給紙センサ15を切ったことを検知したら(T0)、ピックアップロラ11にリンクしているソレノイドをONして、ピックアップロラ11を用紙Pに接地する(T1)。N−1枚目の用紙後端が、搬送センサ17を切ったことを検知したら(T2)、ピックアップロラ11、フィドロラ12、リバスロラ13、第1グリップロラ14、第2グリップロラ16をそれぞれ回転させて給紙動作を開始する(T3)。用紙がピックアップロラ11により繰り出されて搬送され、用紙先端が給紙センサ15をOFFしたこと検知したら(T4)、ピックアップロラ11にリンクしているソレノイドをOFFしてピックアップロラ11を用紙Pから離間して(T5)、その後搬送センサ17のOFFを検知したら(T6)、フィドロラ12の回転を停止する(T7)。用紙は第1グリップロラ14、および第2グリップロラにより搬送され、搬送される用紙以外の用紙は、例え引きずられてフィド/リバスニップに進入したとしても、リバスロラ13の回転で戻し方向の力が働いて常に1枚の用紙だけ送られる状態となる。搬送された用紙の後端が給紙センサ15を切ると、再びピックアップロラ11にリンクしているソレノイドをONして、以下同じ動作を繰り返す。
図7および図8のチャトを比較すると、図7は先行紙のレジストスタトを給紙開始のトリガにすることにより、先行紙後端が搬送センサを越えるより前に給紙開始することができるのに対し、図8は先行紙後端が搬送センサを越えることを給紙開始のトリガとしているため、先行紙後端が搬送センサを越えた後にしか給紙開始することができず、その分だけ用紙間隔が開くことになる。
以上より、本発明では、搬送パス長の短い給紙段では、給紙間隔が開きすぎず、生産性を落さない制御を可能にし、搬送パス長の長い給紙段では、給紙段のレジストからの距離とは無関係に、同一制御で安定した給紙搬送制御を行なうことを可能にする。
本発明の実施形態に関係する画像形成装置の模式断面図である。 本発明の実施形態に関係する給紙トレイの模式図である。 本発明の実施形態に関係する給紙トレイの上面模式図である。 本発明の実施形態に関係する画像形成装置の給紙搬送部、レジスト部の模式断面図である。 レジスト停止時の用紙停止状態を示す図である。 レジスト停止時の用紙停止状態を示す図である。 給紙動作タイミングチャトを示す図である。 給紙動作タイミングチャトを示す図である。
符号の説明
1 給紙トレイ
2 エンドフェンス
3 リンク部材
4 プッシュスイッチ
5 サイドフェンス
8 中継センサ
9 中継ロ
10 給紙ユニット
11 ピックアップロ
12 フィドロ
13 リバスロ
14 第1グリップロ
15 給紙センサ
16 第2グリップロ
17 搬送センサ
30 レジスト部
31 レジストロ
32 レジストセンサ
40 縦搬送パス
50 感光体ドラム
60 レスキャナ
90 画像形成部
91 給紙搬送部
100 画像形成装置本体
101 原稿読み取り装置
P 積載用紙束
S 搬送用紙

Claims (7)

  1. レジスト手段と、
    用紙を収納した用紙収納手段と、
    各用紙収納手段から用紙を1枚ずつ送り出す給紙手段と、
    給紙手段から前記レジスト手段に至る用紙搬送路中に、搬送手段と用紙を検知する用紙センサと、
    を備える画像形成装置用の給紙搬送装置の給紙搬送制御方法において、
    前記給紙搬送制御方法は、
    先行用紙の先端がレジスト手段で停止するときに、
    前記用紙センサが、前記先行用紙の後端の、前記用紙センサあるいは前記搬送手段の通過の有無を検知し、
    前記先行用紙の後端が前記用紙センサ、あるいは前記搬送手段を通過すると判断した場合、次用紙の給紙開始タイミングを計るトリガを、
    先行用紙の後端が、前記用紙センサ、あるいは前記搬送手段を、通過するタイミングとし、
    前記先行用紙の後端が、前記用紙センサ、あるいは前記搬送手段を通過しないと判断した場合、次用紙の、給紙開始タイミングを計るトリガを、
    先行用紙のレジスト停止後の再スタートとする
    ことを特徴とする給紙搬送制御方法。
  2. レジスト手段と、
    用紙を収納した用紙収納手段と、
    各用紙収納手段から用紙を1枚ずつ送り出す給紙手段と、
    給紙手段から前記レジスト手段に至る用紙搬送路中に、搬送手段と、用紙を検知する用紙センサと、
    を備える画像形成装置用の給紙搬送装置の給紙搬送制御方法において、
    前記給紙搬送制御方法は、
    前記用紙収納手段に収納した用紙のサイズを検知するサイズ検知手段を有し、
    先行用紙の先端がレジスト手段で停止するときに、
    前記先行用紙の後端の、前記用紙センサ、あるいは前記搬送手段の通過の有無を、
    前記サイズ検知手段で検知した用紙サイズ情報から判断し、
    前記先行用紙の後端が前記用紙センサ、あるいは前記搬送手段を通過すると判断した場合、次用紙の給紙開始タイミングを計るトリガを、
    先行用紙の後端が、前記用紙センサ、あるいは前記搬送手段を、通過するタイミングとし、
    前記先行用紙の後端が、前記用紙センサ、あるいは前記搬送手段を通過しないと判断した場合、次用紙の、給紙開始タイミングを計るトリガを、
    先行用紙のレジスト停止後の再スタートとする
    ことを特徴とする給紙搬送制御方法。
  3. レジスト手段と、
    用紙を収納した用紙収納手段と、
    各用紙収納手段から用紙を1枚ずつ送り出す給紙手段と、
    給紙手段から前記レジスト手段に至る用紙搬送路中に、搬送手段と、用紙を検知する用紙センサと、
    を備える画像形成装置用の給紙搬送装置の給紙搬送制御方法において、
    前記給紙搬送制御方法は、
    前記用紙収納手段に収納した用紙のサイズを予め入力する手段を有し、
    先行用紙の先端がレジスト手段で停止するときに、
    前記先行用紙の後端の、前記用紙センサ、あるいは前記搬送手段の通過の有無を、
    前記入力する手段で入力された用紙サイズ情報から判断し、
    前記先行用紙の後端が前記用紙センサ、あるいは前記搬送手段を通過すると判断した場合、次用紙の給紙開始タイミングを計るトリガを、
    先行用紙の後端が、前記用紙センサ、あるいは前記搬送手段を、通過するタイミングとし、
    前記先行用紙の後端が、前記用紙センサ、あるいは前記搬送手段を通過しないと判断した場合、次用紙の、給紙開始タイミングを計るトリガを、
    先行用紙のレジスト停止後の再スタートとする
    ことを特徴とする給紙搬送制御方法。
  4. レジスト手段と、
    用紙を収納した用紙収納手段と、
    各用紙収納手段から用紙を1枚ずつ送り出す給紙手段と、
    給紙手段から前記レジスト手段に至る用紙搬送路中に、搬送手段と、用紙を検知する用紙センサと、
    を備える画像形成装置用の給紙搬送装置の給紙搬送制御方法において、
    前記給紙搬送制御方法は、
    前記レジスト手段から異なる距離に複数個の前記用紙収納手段を備え、
    用紙収納手段のレジスト手段からの距離がある特定の長さよりも長い場合、
    前記用紙収納手段から給紙搬送させる用紙の給紙開始タイミングを計るトリガを、
    先行用紙の後端が、前記用紙センサ、あるいは前記搬送手段を、通過するタイミングとし、
    用紙収納手段のレジスト手段からの距離がある特定の長さよりも短い場合、
    前記用紙収納手段から給紙搬送させる用紙の、給紙開始タイミングを計るトリガを、
    先行用紙のレジスト停止後の再スタートとする
    ことを特徴とする給紙搬送制御方法。
  5. 請求項1乃至のいずれか一つに記載の給紙搬送制御方法において、
    前記給紙搬送制御方法は、
    レジスト手段上流まで給紙搬送するローラの回転速度Vfとレジスト停止後に用紙を再給送するローラの回転速度Vpとが、Vf≧Vpの関係を満たす
    ことを特徴とする給紙搬送制御方法。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一つに記載の給紙搬送制御方法を用いる
    ことを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項4に記載の給紙搬送制御方法を用いる画像形成装置において、
    全給紙段の給紙搬送ローラの回転速度が給紙開始トリガの違いに関わらず同一速度である
    ことを特徴とする画像形成装置。
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