JP4789611B2 - スライドドアのロアアーム構造 - Google Patents

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Description

この発明は、車体側部に設けられた乗降用開口部を車体前後方向へのスライド動作によって開閉するスライドドアのロアアーム構造に関するものである。
車体側面に沿ってスライドするスライドドアは、スライドドアの上部に設けられたアッパアーム及びスライドドアの下部に設けられたロアアームの先端部に取り付けられたローラが車体に配設されたアッパガイドレール、ロアガイドレールにそれぞれスライド可能に係合すると共にスライドドアの上下方向の中間部に設けられたセンタアームの先端部に取り付けられたローラが車体の外壁に配設されたセンタガイドレールにスライド可能に係合することにより、スライドドアが開閉可能に構成されている。ここで、スライドドアの下部に設けられたロアアームの先端部には、スライドドアの荷重を受ける垂直ローラと、スライドドアの車幅方向の位置を規制する水平ローラが備えられている(特許文献1参照)。
特開平8−312246号公報
ところで近年、車体の美観の向上を図るために、車体の外壁に備えられていたセンタガイドレールを廃止し、センタガイドレールをスライドドア内部に設け、スライドドア全閉時のドア後端部の車体にセンタアームを配設し、センタアームの先端部に取り付けられたローラがスライドドア内部のセンタガイドレールにスライド可能に係合するスライドドアが開発されている。
このようなスライドドアにおいては、スライドドアの全開時には、車体に設けられているセンタアームの位置よりもスライドドアの重心が車体の後方に位置することになり、スライドドアに後方に転倒しようとする力が発生しスライドドアのがたつき発生の原因となっていた。
この発明は、スライドドアの後方転倒を防止しスライドドアのがたつきの発生を防止することができるスライドドアのロアアーム構造を提供することを目的とする。
請求項1記載のスライドドアのロアアーム構造は、スライドドア全閉時のドア後端部の車体に配設されたセンタアームの先端部に取付けられたローラにスライド可能に係合されるセンタガイドレールを有するスライドドアのロアアーム構造において、前記ロアアームは、スライドドアの下部に設けられ、先端部に車体に配設されたロアガイドレールにそれぞれスライド可能に係合する前記スライドドアの荷重を保持する第1垂直ローラ及び前記スライドドアの車幅方向の位置を規制する水平ローラと備えると共に、前記第1垂直ローラと同軸上に、上面が前記車体に配設された後転防止ガイドレールにスライド可能に係合する第2垂直ローラを備え、前記ロアガイドレールは前記第1垂直ローラの下面に接し、前記後転防止ガイドレールは前記第2垂直ローラの上面に接することを特徴とする。
この請求項1記載のスライドドアのロアアーム構造によれば、スライドドアを全開状態にすることにより、車体に設けられているセンタアームの位置よりもスライドドアの重心が車体の後方に位置する場合に、スライドドアに後方に転倒しようとする力が発生した場合であっても、スライドドアの後方転倒を防止することができる。
また、請求項2記載のスライドドアのロアアーム構造は、第2垂直ローラが第1垂直ローラの直径よりも小さい直径を有することを特徴とする。
この請求項2記載のスライドドアのロアアーム構造によれば、スライドドアが車幅方向に傾いた場合においても第1垂直ローラ及び第2垂直ローラがスムーズに回転するためスライドドアの開閉を容易に行うことができる。
この発明のスライドドアのロアアーム構造によれば、スライドドアを全開状態にすることにより、車体に設けられているセンタアームの位置よりもスライドドアの重心が車体の後方に位置する場合に、スライドドアに後方に転倒しようとする力が発生した場合であっても、スライドドアの後転を防止することができ、スライドドアのがたつきの発生を防止することができる。
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態に係るスライドドアのロアアーム構造について説明する。図1は、この発明の実施の形態に係るスライドドアのロアアームを備える車体の後部側面図であり、図2は、ロアアームを車体前方方向から視た図(図1のA−A矢視図)である。
図1及び図2に示すように車体2の側部に設けられ、車体前後方向へのスライド動作によって開閉するスライドドア4の前下部には、車内側に延びるロアアーム6が設けられており、ロアアーム6の先端部には、車体8に配設され車体8の前後方向に延びるロアガイドレール10にスライド可能に係合しスライドドア4の荷重を保持する第1垂直ローラ12が設けられている。また、第1垂直ローラ12と同軸上には、車体8に配設され車体8の前後方向に延びる後転防止ガイドレール14に上面が接しスライド可能に係合する第2垂直ローラ16が設けられている。ここで第2垂直ローラ16は、第1垂直ローラ12の直径よりも小さい直径を有している。
また、ロアアーム6の先端部には、車体8に配設されたロアガイドレール10にスライド可能に係合しスライドドア4の車幅方向の位置を規制する水平ローラ18が設けられている。なお、後転防止ガイドレール14は、ロアガイドレール10と一体的に形成されている。
また、スライドドア4の前上部には、アッパアーム(図示せず)が設けられており、アッパアーム(図示せず)の先端部には、車体8に配設され車体8の前後方向に延びるアッパガイドレール(図示せず)にスライド可能に係合しスライドドアの車幅方向の位置を規制するローラ(図示せず)が設けられている。
更に、スライドドア4の上下方向の中間部のスライドドア内部には、車体8の前後方向に延びるセンタガイドレール(図示せず)が設けられており、スライドドア全閉時のドア後端部の車体8に設けられたセンタアーム(図示せず)の先端部に取り付けられたローラがセンタガイドレールにスライド可能に係合されている。
この実施の形態に係るスライドドアのロアアーム構造によれば、スライドドアを車体後方側にスライドさせスライドドア4を全開状態にすることにより、車体に設けられているセンタアームの位置よりもスライドドアの重心が車体の後方に位置する場合に、スライドドアに後方に転倒しようとする力が発生した場合であっても、第2垂直ローラの上面が後転防止ガイドレールに押し当てられるため、スライドドアの後転を防止することができスライドドアのがたつきの発生を防止することができる。
また、スライドドアの後転を防止するための第2垂直ローラがスライドドアの荷重を保持する第1垂直ローラと同軸上に設けられているため、乗降用開口部の大きさを犠牲にすることなくスライドドアの後転を防止することができる。
また、第2垂直ローラが第1垂直ローラの直径よりも小さい直径を有するため、スライドドアが車幅方向に傾いた場合においても第1垂直ローラ及び第2垂直ローラが固定されることなくスムーズに回転するためスライドドアの開閉を容易に行うことができる。
また、後転防止ガイドレールがロアガイドレールと一体的に形成されているため、ロアガイドレール及び後転防止ガイドレールの車体への組み付け等を容易に行うことができる。
この発明の実施の形態に係るスライドドアのロアアームを備える車体の後部側面図である。 この発明の実施の形態に係るロアアームを車体前方方向から視た図(図1のA−A矢視図)である。
符号の説明
2…車体、4…スライドドア、6…ロアアーム、10…ロアガイドレール、12…第1垂直ローラ、14…後転防止ガイドレール、16…第2垂直ローラ、18…水平ローラ

Claims (2)

  1. スライドドア全閉時のドア後端部の車体に配設されたセンタアームの先端部に取付けられたローラにスライド可能に係合されるセンタガイドレールを有するスライドドアのロアアーム構造において、
    前記ロアアームは、スライドドアの下部に設けられ、先端部に車体に配設されたロアガイドレールにそれぞれスライド可能に係合する前記スライドドアの荷重を保持する第1垂直ローラ及び前記スライドドアの車幅方向の位置を規制する水平ローラと備えると共に、
    前記第1垂直ローラと同軸上に、上面が前記車体に配設された後転防止ガイドレールにスライド可能に係合する第2垂直ローラを備え
    前記ロアガイドレールは前記第1垂直ローラの下面に接し、前記後転防止ガイドレールは前記第2垂直ローラの上面に接することを特徴とするスライドドアのロアアーム構造。
  2. 前記第2垂直ローラは、前記第1垂直ローラの直径よりも小さい直径を有することを特
    徴とする請求項1記載のスライドドアのロアアーム構造。
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