JP4786414B2 - 電気部品用ソケット - Google Patents

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この発明は、半導体装置(以下「ICパッケージ」という)等の電気部品を所定の位置に収容する電気部品用ソケットに関するものである。
従来から、この種のものとしては、特許文献1に記載されたようなものがある。この特許文献1には、図8に示すように、複数のスプリングプローブ1を設けた本体2と、この本体2上に上下動可能に取り付けられ、かつ、上方へ弾圧されているフローティングプレート3と、このフローティングプレート3上に検査されるべきIC4を挟んで載置される図示省略のカバー板とを備えたICソケットにおいて、フローティングプレート3上面に形成されたIC載置区画の複数の隅部にそれぞれ少なくとも1つの前記IC4のバンプ4aが嵌入すべき位置決め用凹部5を穿設したことを特徴とするICソケットが記載されている。
また、このフローティングプレート3の上面には、ここに載置されるIC4の外形に合った形状の凹部3aが形成され、図8においては、この凹部3aにIC4が嵌合された状態が示されている。
特公平3−61997号公報。
しかしながら、このような従来のものにあっては、IC4が、このIC4の外形に合った形状の凹部3aに嵌合されるようになっているため、このIC4の底面部4bがそのフローティングプレート3の凹部3aの底面に当接して擦れることから、特に、そのIC4の底面部4bの表面に回路が形成されているようなものにあっては、その回路が損傷する虞があった。
そこで、この発明は、電気部品の底面が損傷することなく、電気部品を所定の位置に位置決めできる電気部品用ソケットを提供することを課題としている。
かかる課題を達成するために、請求項1に記載の発明は、板状の電気部品本体の下面に複数の端子を有する電気部品が、収容面部上に収容されるソケット本体と、該ソケット本体に配設され、前記収容面部上に収容された前記電気部品の端子に接触されて電気的に接続されるコンタクトピンとが設けられた電気部品用ソケットにおいて、前記電気部品の下面に形成された下方に突出する位置決め突部を、内壁面に当接させることにより位置決めする位置決め凹部が、前記収容面部に形成されると共に、該電気部品が位置決めされた状態で、該電気部品の周囲が他の部品と非接触状態となるように構成されており、前記収容面部は、上下動自在で、付勢手段により上方に付勢されたフローティングプレートに形成されると共に、前記ソケット本体には、前記電気部品を上方から押圧する押圧部材が、回動自在に設けられ、前記フローティングプレートには、前記押圧部材を閉じたときに、該押圧部材が当接する当接部が形成され、当接初期の状態では、前記電気部品本体上面と前記押圧部材下面との間には、隙間があり、更に、前記押圧部材を閉じて行くと、前記フローティングプレートが下降して、前記複数のコンタクトピンが前記電気部品端子に接触して、該複数のコンタクトピンにより、前記電気部品が持ち上げられて、前記位置決め凹部から前記位置決め突部が上方に離間すると共に、前記電気部品本体の上面が前記押圧部材の下面に当接して前記電気部品端子と前記コンタクトピンとが所定の接圧で接触されるようにしたことを特徴とする
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の構成に加え、前記電気部品の位置決め突部が、前記収容面部の位置決め凹部に挿入されて内壁面に当接して位置決めされた状態で、前記電気部品本体が前記位置決め突部で支持されることにより、前記電気部品本体の下面が前記収容面部から上方に離間していることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の構成に加え、前記位置決め凹部は略円錐形状で、前記位置決め突部は略球形状であり、該略球形状の位置決め突部は、前記略円錐形状の位置決め凹部の傾斜した内壁面に案内されて、略円錐形状の中心軸上に位置決めされることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至の何れか一つに記載の構成に加え、前記収容面部は、上下動自在で、付勢手段により上方に付勢されたフローティングプレートに形成される一方、前記位置決め突部は前記端子の一つで、前記コンタクトピンの上端部が、前記位置決め凹部に形成されたスリットを介して、前記フローティングプレートの上下動に応じて該位置決め凹部内に出没自在に設けられたことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、電気部品の下面に形成された下方に突出する位置決め突部が位置決めされる位置決め凹部が、収容面部に形成されると共に、電気部品が位置決めされた状態で、電気部品の周囲が他の部品と被接触状態となるように構成されているため、電気部品の周囲を擦ることなく、電気部品を所定の位置に位置決めできる。
また、請求項1に記載の発明によれば、収容面部は、上下動自在で、付勢手段により上方に付勢されたフローティングプレートに形成されると共に、ソケット本体には、電気部品を上方から押圧する押圧部材が、回動自在に設けられ、フローティングプレートには、押圧部材を閉じたときに、押圧部材が当接する当接部が形成され、当接初期の状態では、電気部品本体上面と押圧部材下面との間には、隙間があり、更に、押圧部材を閉じて行くと、フローティングプレートが下降して、複数のコンタクトピンが電気部品端子に接触して、複数のコンタクトピンにより、電気部品が持ち上げられて、電気部品本体の上面が押圧部材の下面に当接することにより、電気部品端子とコンタクトピンとが所定の接圧で接触されるようにしたため、電気部品の位置決め突部に大きな力が作用することなく、且つ、電気部品端子とコンタクトピンとの接圧を確保することができる。
請求項2に記載の発明によれば、電気部品の位置決め突部が、収容面部の位置決め凹部に挿入されて内壁面に当接して位置決めされた状態で、電気部品本体が位置決め突部で支持されることにより、電気部品本体の下面が収容面部から上方に離間しているため、位置決め状態で、電気部品本体の下面の接触も防止でき、この下面側の損傷も防止できると共に、そのように離間させて電気部品本体を浮き上がらせているため、位置決め案内途中で、電気部品本体が収容面部に当接することがなく、位置決め動作が途中で停止することなく、位置決めを確実に行うことができる。
請求項3に記載の発明によれば、位置決め凹部は略円錐形状で、位置決め突部は略球形状であり、該略球形状の位置決め突部は、前記略円錐形状の位置決め凹部の傾斜した内壁面に案内されて、略円錐形状の中心軸上に位置決めされることにより、両者が協働して、より確実に位置決めできる。
請求項に記載の発明によれば、収容面部は、上下動自在で、付勢手段により上方に付勢されたフローティングプレートに形成される一方、位置決め突部は端子の一つで、コンタクトピンの上端部が、位置決め凹部に形成されたスリットを介して、フローティングプレートの上下動に応じて位置決め凹部内に出没自在に設けられたため、検査を必要とする端子を位置決め用として使用できると共に、コンタクトピン上端部を板状とし、スリットに挿入することにより、位置決め凹部によるガイド性能に影響を与えることがなく、良好に所定位置に案内して位置決めができる。
以下、この発明の実施の形態について説明する。
[発明の実施の形態1]
図1乃至図4には、この発明の実施の形態1を示す。
まず構成を説明すると、図中符号11は「電気部品用ソケット」としてのICソケットで、このICソケット11は、「電気部品」としてのICパッケージ12を収容して、このICパッケージ12を配線基板13と電気的に接続することにより、そのICパッケージ12のバーンイン試験等を行うためのものである。
このICパッケージ12は、方形状の「電気部品本体」としてのパッケージ本体12aの下面に、複数の略球形状の「端子」としての半田ボール12bが形成されている。また、このパッケージ本体12aの周縁部側には、その端子としての半田ボール12bと同形状で同じ材質の位置決め用の「位置決め突部」としての位置決めボール12cが形成されている。なお、この位置決めボール12cは検査の必要がないものである。
一方、ICソケット11は、ソケット本体15に複数のコンタクトピン16が配設されると共に、このソケット本体15上に収容されたICパッケージ12を押さえる押圧部材17が設けられている。
そのコンタクトピン16は、ICパッケージ12の半田ボール12bに接触する導通性を有する上側プランジャ部16aと、配線基板13の電極部13aに接触する導通性を有する下側プランジャ部16bと、これら両プランジャ部16a,16bの間に介在されて両プランジャ部16a,16bを互いに離間する方向に付勢するコイルスプリング16cとを有している。
また、そのソケット本体15は、コンタクトピン16を保持するベース部材18を有すると共に、このベース部材18の上側にフローティングプレート21が上下動自在で、且つ、図示していないスプリングにより、上方に付勢されている。
より詳しくは、そのベース部材18は、上板19と下板20とを有し、これら板19,20には、それぞれ挿通孔19a,20aが形成され、これら各挿通孔19a,20aには、それぞれ径の大きい大径部19b,20bと、これより径の小さな小径部19c、20cとが連続して形成されている。これら挿通孔19a,20aにコンタクトピン16が挿入されて、上板19と下板20とで挟まれた状態で保持されるようになっている。
また、フローティングプレート21は、上面部に、ICパッケージ12を収容する収容面部21aが形成されると共に、上側プランジャ部16aが挿通される挿通孔21fが形成されている。
さらに、このフローティングプレート21には、周縁部に上方に突出するガイド部21bが形成され、このガイド部21bには、傾斜面21cが形成されている。
さらにまた、このフローティングプレート21の収容面部21aには、このガイド部21bの内側近傍に、「位置決め凹部」としての円錐凹形状のボールガイド21dが形成され、このボールガイド21dに、ICパッケージ12の位置決めボール12cが挿入されて位置決めされるようになっている。このボールガイド21dの上端縁21eは、挿通孔21fの上端縁21gより高い位置に設定されている。
そして、図1に示すように、ICパッケージ12の位置決めボール12cが、フローティングプレート21のボールガイド21dに挿入されることにより、位置決めボール12cが、略円錐形状のボールガイド21dの傾斜した内壁面に案内されて、略円錐形状の中心軸O上に位置決めされるようになっている。
この位置決めされた状態では、パッケージ本体12aの周囲に形成された側面部12dが、フローティングプレート21のガイド部21b(他の部品)と被接触状態となるように構成されていると共に、パッケージ本体12aが位置決めボール12cにて支持されることにより、パッケージ本体12aの下面が収容面部21aから上方に離間するように構成されている。
また、押圧部材17は、図示省略の基端部側がソケット本体15に回動軸を介して回動自在に設けられ、この押圧部材17を閉じることにより、この押圧部材17の先端部17aが、「当接部」であるガイド部21bの上端部に当接するようになっている。
そして、当接初期の状態では、図4(b)に示すように、パッケージ本体12a上面と押圧部材17下面との間には、隙間Cがあり、更に、押圧部材17を閉じて行くと、フローティングプレート21が下降して、図4(c)に示すように、複数のコンタクトピン16が半田ボール12bに接触する。この状態から押圧部材17を閉じて行くと、図4(d)に示すように、複数のコンタクトピン16により、ICパッケージ12が持ち上げられて、パッケージ本体12aの上面が押圧部材17の下面に当接することにより、半田ボール12bとコンタクトピン16とが所定の接圧で接触されるように構成されている。
次に、作用について説明する。
まず、ICパッケージ12を収容する場合について説明すると、ICソケット11が配線基板13上に複数配設された状態で、このICソケット11の押圧部材17を開いた状態とする。
この状態から、図示省略の自動機により、ICパッケージ12を搬送して、フローティングプレート21上に収容する。この場合には、例えば図1に示すように、位置決めボール12cがフローティングプレート21のボールガイド21dの円錐形状の中心軸Oより多少ずれた位置に当接した場合には、この円錐形状の傾斜した内壁面に案内されて、位置決めボール12cの中心が円錐形状のボールガイド21bの中心軸Oと一致した位置まで案内される。
これにより、図2及び図4(a)に示すように、ICパッケージ12が所定の位置まで案内されて位置決めされ、各半田ボール12bがフローティングプレート21の各挿通孔21fの上方に臨む位置で、各コンタクトピン16の真上に対応した位置に位置決めされることとなる。これは、略球形状の位置決めボール12cに対してボールガイド21dを円錐形状とすることにより得られる作用効果であり、特許文献1のような形状の位置決め用凹部5では得られないものである。
このように、この発明ではボールガイド21bでICパッケージ12を所定の位置に案内して位置決めできるため、特許文献1と異なり、ICパッケージ12の側面部12dがフローティングプレート21のガイド部21bに接触してガイドされるものではない。従って、この側面部12dが擦られることなく、特に、フリップチップのように回路がこの側面部12d表面に形成されているようなものにおいても、この回路を損傷させるようなことがない。
また、この位置決め状態で、パッケージ本体12aがフローティングプレート21の収容面部21aから離間(浮いた)状態となっているため、パッケージ本体12aの下面の表面に回路が形成されている場合でも、この回路を損傷させるようなことがない。しかも、そのように浮いた状態にあるため、ボールガイド21bで、位置決めボール12cの中心が円錐形状の中心軸O上に確実に案内されるものである。すなわち、パッケージ本体12aが収容面部21aに当接するような構成では、成形誤差等により、ボールガイド21bで、位置決めボール12cを円錐形状の中心に案内している途中で、パッケージ本体12aが収容面部21aに当接する可能性があり、この場合には、位置決めボール12cの中心はボールガイド21bの中心軸O上に確実に案内されることがなく、位置決め精度が低下する虞がある。
その後、押圧部材17を回動させて閉じて行き、この押圧部材17の先端部17aをガイド部21bの上端部に当接させる。そして、当接初期の状態では、図4(b)に示すように、パッケージ本体12a上面と押圧部材17下面との間には、隙間Cがある。さらに、押圧部材17を下降させることにより、この押圧部材17とパッケージ本体12aとの間には隙間Cが設けられているため、この押圧部材17で、直接ガイド部21bを押圧してフローティングプレート21を下降させる。
ちなみに、その押圧部材17で、直接パッケ−ジ本体12aを押圧するようにすると、パッケージ本体12aはフローティングプレート21の収容面部21aから浮いた状態にあるため、位置決めボール12cに大きな力が作用してしまう。これに対して、この実施の形態のように、位置決めボール12cに直接力が作用しないようにすると、その位置決めボール12cをより小さくでき、フリップフロップのように半田ボール12bのピッチ間隔がより狭いものにあっても適用できる。
さらに、押圧部材17を閉じて行くと、フローティングプレート21が下降して、図4(d)に示すように、複数のコンタクトピン16が半田ボール12bに接触して、複数のコンタクトピン16により、ICパッケージ12が持ち上げられて、パッケージ本体12aの上面が押圧部材17の下面に当接することにより、半田ボール12bとコンタクトピン16とが所定の接圧で接触されることとなる。
この接触状態では、コンタクトピン16の上側プランジャ部16aの接触部16dは、断面が略V字形状を呈しており、このV字の中心軸と半田ボール12bの中心を通る鉛直線とが一致するように半田ボール12bが位置決めされるため、両者の接触状態において、半田ボール12bの最下端部が損傷することを防止できる。
この状態で、ICパッケージ12のバーンイン試験が行われることとなる。
[発明の実施の形態2]
図5には、この発明の実施の形態2を示す。
この実施の形態2は、ICパッケージ12をボールガイド21dで案内して位置決めした状態で、パッケージ本体12aの下面が、フローティングプレート21の収容面部21aの上面に接触するように構成されている。
この場合でも、ICパッケージ12の側面部12dが、フローティングプレート21のガイド部21bと離間しているため、その側面部12dを損傷するようなことがない。
[発明の実施の形態3]
図6には、この発明の実施の形態3を示す。
上記実施の形態1では、位置決めボール12c(検査する必要のない半田ボール)に対してボールガイド21dを形成したが、この実施の形態3では、「端子」の一つである検査を必要とする半田ボール12bに対して「位置決め凹部」としてのボールガイド21dが形成されている。
このボールガイド21dは、実施の形態1と同様に、略円錐の凹部形状を呈しており、コンタクトピン23が挿入されている。
このコンタクトピン23は、上端部23aが長板形状を呈し、ボールガイド21が形成された部位のスリット21hに上下動自在に挿入されており、この上端部23aに形成された接触部23bが略V字形状を呈している。
そして、フローティングプレート21の上下動に応じてボールガイド21内に、コンタクトピン接触部23bが出没するように構成されている。
つまり、図6(a)及び図6(b)に示すように、半田ボール12bがボールガイド21に位置決めされた状態から押圧部材17により、フローティングプレート21のガイド部21bが押圧されると、フローティングプレート21が下降されて、コンタクトピン接触部23bが、ボールガイド21内に突出して、半田ボール12bに接触して、半田ボール12bを押し上げる。この場合でも、その接触部23bはV字形状を呈しているため、半田ボール12bの最下端が接触することなく、この部分の損傷を防止できる。
このように、この実施の形態3では、検査を必要とする半田ボール12bを位置決め用として使用できると共に、コンタクトピン上端部23aを板状とし、スリット21hに挿入することにより、ボールガイド21によるガイド性能に影響を与えることがなく、良好に所定位置に案内して位置決めができる。
なお、上記各実施の形態では、「位置決め突部」として略球形状のものが開示されているが、これに限らず、図7に示すように、パッケージ本体12aから下方に突出した球体を扁平にしたような形状の位置決め突部12eとすることもできる。また、電気部品用ソケットとしてICソケット11にこの発明を適用したが、これに限らず、他のものにも適用できる。
この発明の実施の形態1に係るICソケットの要部拡大断面図で、ICパッケージ収容途中の状態を示す図である。 同実施の形態1に係るICソケットの要部拡大断面図で、ICパッケージ収容した状態を示す図である。 同実施の形態1に係るICソケットの要部拡大断面図で、ICパッケージ収容し、フローティングプレートを下降させた状態を示す図である。 同実施の形態1に係るICパッケージ収容時の作用を示す断面図である。 この発明の実施の形態2に係るICパッケージ収容時の作用を示す図4に相当する断面図である。 この発明の実施の形態3に係るICパッケージ収容時の作用を示す断面図である。 この発明の他の例を示す拡大断面図である。 従来例を示す断面図である。
符号の説明
11 ICソケット(電気部品用ソケット)
12 ICパッケージ(電気部品)
12a パッケージ本体
12b 半田ボール(端子)
12c 位置決めボール(位置決め突部)
12d 側面部
12e 位置決め突部
13 配線基板
15 ソケット本体
16 コンタクトピン
16a 上側プランジャ部
16b 下側プランジャ部
16c コイルスプリング
16d 接触部
17 押圧部材
18 ベース部材
21 フローティングプレート
21a 収容面部
21b ガイド部(当接部)
21d ボールガイド(位置決め凹部)
23 コンタクトピン
23a 上端部
23b 接触部

Claims (4)

  1. 板状の電気部品本体の下面に複数の端子を有する電気部品が、収容面部上に収容されるソケット本体と、
    該ソケット本体に配設され、前記収容面部上に収容された前記電気部品の端子に接触されて電気的に接続されるコンタクトピンとが設けられた電気部品用ソケットにおいて、
    前記電気部品の下面に形成された下方に突出する位置決め突部を、内壁面に当接させることにより位置決めする位置決め凹部が、前記収容面部に形成されると共に、該電気部品が位置決めされた状態で、該電気部品の周囲が他の部品と非接触状態となるように構成されており、
    前記収容面部は、上下動自在で、付勢手段により上方に付勢されたフローティングプレートに形成されると共に、前記ソケット本体には、前記電気部品を上方から押圧する押圧部材が、回動自在に設けられ、
    前記フローティングプレートには、前記押圧部材を閉じたときに、該押圧部材が当接する当接部が形成され、当接初期の状態では、前記電気部品本体上面と前記押圧部材下面との間には、隙間があり、更に、前記押圧部材を閉じて行くと、前記フローティングプレートが下降して、前記複数のコンタクトピンが前記電気部品端子に接触して、該複数のコンタクトピンにより、前記電気部品が持ち上げられて、前記位置決め凹部から前記位置決め突部が上方に離間すると共に、前記電気部品本体の上面が前記押圧部材の下面に当接して前記電気部品端子と前記コンタクトピンとが所定の接圧で接触されるようにしたことを特徴とする電気部品用ソケット。
  2. 前記電気部品の位置決め突部が、前記収容面部の位置決め凹部に挿入されて内壁面に当接して位置決めされた状態で、前記電気部品本体が前記位置決め突部で支持されることにより、前記電気部品本体の下面が前記収容面部から上方に離間していることを特徴とする請求項1に記載の電気部品用ソケット。
  3. 前記位置決め凹部は略円錐形状で、前記位置決め突部は略球形状であり、該略球形状の位置決め突部は、前記略円錐形状の位置決め凹部の傾斜した内壁面に案内されて、略円錐形状の中心軸上に位置決めされることを特徴とする請求項1又は2に記載の電気部品用ソケット。
  4. 前記収容面部は、上下動自在で、付勢手段により上方に付勢されたフローティングプレートに形成される一方、前記位置決め突部は前記端子の一つで、前記コンタクトピンの上端部が、前記位置決め凹部に形成されたスリットを介して、前記フローティングプレートの上下動に応じて該位置決め凹部内に出没自在に設けられたことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一つに記載の電気部品用ソケット。
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