JP4785367B2 - 移動棚装置 - Google Patents

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Description

この発明は、整列した複数の移動棚をその整列方向に移動させ、各移動棚間に適宜通路を形成する技術に関する。
従来の移動棚装置として、複数の移動棚を移動自在に整列配置すると共に、各移動棚に移動用のモータを搭載したものがある。そして、所望の移動棚間に作業通路を形成するように、各モータを制御して各移動棚を移動させるようになっている。
また、上記のような移動棚装置では、作業通路間における物体の有無を検知する検知センサが設けられている。そして、各移動棚の移動に際して検知センサを通じて作業通路における物体が検知されると、該作業通路両側の移動棚の移動を禁止するようにしている。
本願発明に関連する先行技術としては、例えば特許文献1に記載のものがある。
特開平8−12024号公報
ところで、上記のような移動棚装置では、作業通路における物体の存在が検知されたような場合には、各移動棚の移動を確実に停止して、作業通路が不用意に閉じられないようにする必要がある。
そこで、本発明は、移動棚間の通路が不用意に閉じることを防止できる技術を提供することを目的とする。
この発明の第1の態様に係る移動棚装置は、所定の配列方向に沿って移動自在に配設された複数の移動棚と、前記各移動棚に設けられ、前記各移動棚を前記所定の配列方向に沿って移動させるための複数の棚移動手段と、前記各移動棚の周辺状況を検出する棚状況検出手段と、前記棚状況検出手段の検出結果に基づいて前記各移動棚毎に移動の許否を判定すると共に、前記各棚移動手段の駆動により前記各移動棚のうち移動許可状態とされているものを移動させる移動制御手段と、前記棚移動手段とは別に設けられ、前記各移動棚の実際の移動の有無を検出する棚移動検出手段と、を備え、前記各移動棚について、前記移動制御手段の制御に応じた前記棚移動手段の動作状態又は前記移動制御手段の判定結果である移動許否判定内容と、前記棚移動検出手段の検出結果に基づく前記移動棚の実際の移動の有無状態とを比較し、前記棚移動手段が動作停止中である状態で前記移動棚が移動していると判断された場合、又は、前記各移動棚の移動が不許可と判定されている状態で前記移動棚が移動していると判断された場合に、全ての前記移動棚の移動を停止させるものである。
この発明の第2の態様に係る移動棚装置は、所定の配列方向に沿って移動自在に配設された複数の移動棚と、前記各移動棚に設けられ、前記各移動棚を前記所定の配列方向に沿って移動させるための複数の棚移動手段と、前記各移動棚の周辺状況を検出する棚状況検出手段と、前記棚状況検出手段の検出結果に基づいて前記各移動棚毎に移動の許否を判定すると共に、この移動許否の判定結果に基づいて前記各棚移動手段の駆動により前記各移動棚を移動させる移動制御手段と、を備え、前記各移動棚について、前記棚移動手段の動作状態と移動許否判定内容とを比較し、前記各移動棚の移動が不許可と判定されている状態で前記棚移動手段が動作していると判断された場合に、全ての前記移動棚の移動を停止させるものである。
これらの場合において、全ての前記各移動棚の移動を停止させる動作として、全ての前記各棚移動手段への共通給電路を遮断する動作を行うとよい。
この発明の第1の態様に係る移動棚装置によると、まず、前記各移動棚のうち移動許可状態とされているものを移動させるため、ある特定の移動棚について移動不許可とされている場合であっても、他の移動棚を移動させることができ、効率的な棚移動を行わせることができる。そして、各移動棚について、前記棚移動手段の動作状態又は移動許否判定内容と、前記棚移動検出手段の検出結果に基づく移動の有無状態とを比較し、前記棚移動手段が動作停止中である状態で前記移動棚が移動していると判断された場合、又は、前記各移動棚の移動が不許可と判定されている状態で前記移動棚が移動していると判断された場合に、全ての前記移動棚の移動を停止させることができる。従って、移動棚間の通路が不用意に閉じることを防止できる。特に、特定の移動棚について移動不許可とされ又は動作停止状態とされているにも拘らず、他の移動棚からの力が加えられて該特定の移動棚が移動してしまうような事態に対して、全ての移動棚の移動を停止させることで有効に対処できる。
この発明の第2の態様による移動棚装置によると、各移動棚について、前記棚移動手段の動作状態と移動許否判定内容とを比較し、前記各移動棚の移動が不許可と判定されている状態で前記棚移動手段が動作していると判断された場合に、全ての移動棚の移動を停止させるため、移動棚間の通路が不用意に閉じることを防止できる。特に、移動許否の判定結果と、移動制御手段により制御される棚移動手段の動作状態との不整合に対応して、全ての移動棚の移動を停止させて有効に対処できる。
これらの場合において、全ての前記各移動棚の移動を停止させる動作として、全ての前記各棚移動手段への共通給電路を遮断する動作を行うと、より確実に、全ての移動棚を停止させることができる。
以下、この発明の実施形態に係る移動棚装置及びその制御方法について説明する。
図1は、移動棚装置の全体概略構成を示す図である。この移動棚装置は、所定の配列方向に沿って配設された複数(図1では3つのみ図示)の移動棚10を備えている。
この移動棚10が設置されるエリアの床面には、所定方向に沿ってレール15が敷設されており、このレール15に沿って上記各移動棚10が往復移動自在に配設されている。また、各移動棚10は、駆動用モータ37(図2参照)を備えており、この駆動用モータ37がレール15上の車輪を駆動することにより、各移動棚10がレール15上を前記所定の配列方向に沿って往復移動する構成となっている。
また、各移動棚10の一方側外側面には、作業通路14の形成を指示するための通路形成スイッチ11が設けられている。そして、このうちの一つの通路形成スイッチ11を操作することによって、各移動棚10が自動的に移動し、当該一つの通路形成スイッチ11に対応する所定の移動棚10とその隣の移動棚10間に、作業通路14が形成される。作業通路14の開幅を適宜設定することによって、複数の作業通路14を形成することができる(図8参照)。
図2は移動棚装置の電気的構成を示すブロック図である。
この移動棚装置は、主制御部20と複数の副制御部30とを備えており、これら主制御部20と副制御部30とは所定の通信ライン18を介して相互通信可能に構成されている。主制御部20は、例えば、いずれか一つの移動棚10に設けられており、各副制御部30は各移動棚10に設けられている。そして、主制御部20が移動棚装置全体の制御を行い、各副制御部30が各移動棚10の個別制御を行う。勿論、上記例に限らず、上記主制御部20を省略し、各移動棚10に設けられた制御部が相互通信を行って互いに連携制御しつつ、本移動棚装置の全体制御及び各移動棚10の制御を行ってもよいし、また、本装置の全体制御及び各移動棚10の制御を集中して行う単一の集中制御部を、いずれか一つの移動棚10或はその他の箇所に設けてもよい。
主制御部20は、例えば、CPU、ROM及びRAM等を備える一般的なコンピュータにより構成されており、予め格納されたソフトウェアプログラムに従って本装置全体の動作制御を行う。本実施形態における主制御部20は、例えば、各移動棚10の副制御部30から後述する通路形成信号、インターロック信号及び棚間隔検出信号等を受取って、移動対象となる移動棚10や移動棚10の移動方向等を決定する。そして、主制御部20は、当該決定内容に従って、各移動棚10の副制御部30に対して通路形成に必要な指令を与える。
また、主制御部20は、いずれかの副制御部30から非常停止信号を受取り、これを電源回路部50に与える。
本移動棚装置は、各移動棚10の駆動用モータ37に電力供給するための電源回路部50を備えている。この電源回路部50は、上記主制御部20からの非常停止指令に応じて、各駆動用モータ37への電力供給を遮断する機能を有している。この電源回路部50は、例えば、いずれか一つの移動棚10に組込まれる。
副制御部30は、例えば、CPU等を備える一般的なコンピュータにより構成されており、予め格納されたソフトウェアプログラムに従って各移動棚10の制御を行う。
より具体的には、副制御部30は、通信ライン18を介して他の副制御部30及び主制御部20と通信可能とされている。また、副制御部30には、通路形成スイッチ11,棚周辺状況検出部32及び棚間隔検出部34からの信号が入力される。また、副制御部30からの制御信号がインバータ36に出力されると共に、副制御部30からのインターロック信号が異常動作検出部40に出力される構成となっている。
本実施形態では、主制御部20と各副制御部30との組合わせにより、各移動棚10の移動許否(インターロックをかけるかどうか)を判定すると共に、その判定結果に基づいて各移動棚10の移動を制御する移動制御手段が構成される。
棚間隔検出部34は、隣合う移動棚10間の間隔寸法を検出する手段であり、例えば、エンコーダ等を利用したものや、光電式の距離センサ等を利用した周知構成により実現される。また、通路形成スイッチ11は、作業通路14の形成を指示するための手段であり、例えば、一般的なプッシュスイッチにより構成される。
そして、棚間隔検出部34からの棚間隔検出信号及び通路形成スイッチ11からの通路形成信号が副制御部30に入力される。また、これらの棚間隔検出信号及び通路形成信号が、通信ライン18を介して主制御部20にも与えられる。これらの信号に基づいて主制御部20は、移動対象となる移動棚10や移動棚10の移動方向等を決定し、また、これらの決定内容が再び通信ライン18を通じて各移動棚10の副制御部30に指令される。
また、副制御部30は、主制御部20からの指令等に応じて、インバータ36を制御して駆動用モータ37を駆動させる。これにより、所定のタイミングで所定方向に向けて移動棚10が移動する。そして、例えば、移動方向前方に停止した移動棚10があり、これに接するタイミング、或は、指定された移動棚10間の間隔が指令された棚間隔と略同一になったときに、副制御部30は移動棚10の移動を停止させる。これにより、所定の移動棚10間に作業通路14が形成されることとなる。
インバータ36及び駆動用モータ37は、各移動棚10に設けられており、共通の電源ライン19を介して電力供給を受けている。インバータ36は、上記副制御部30による制御に応じて駆動用モータ37を駆動し、これにより、各移動棚10が所定の配列方向に沿って移動する。すなわち、インバータ36及び駆動用モータ37は、各移動棚を個別に所定の配列方向に沿って移動させるための棚移動手段として機能する。なお、このインバータ36は、その棚移動手段としての動作状態を示す信号として、インバータ36が運転中であるか否かを示す動作状態信号を出力する。
棚周辺状況検出部32は、各移動棚10の周辺状況、特に、移動棚10間の通路14における物体の有無を検出する手段である。かかる棚周辺状況検出部32は、例えば、透過型又は反射型の光センサを利用して移動棚10間の物体の有無を検出するセンサ、接触型のセンサ等を用いて実現されている。そして、副制御部30は、棚周辺状況検出部32からの検出信号に基づいて、移動棚10の移動許否を判定し、移動不許可と判定された場合に、インターロックをかける。例えば、棚周辺状況検出部32からの検出信号に基づいて、移動棚10の周辺状況の異常(特に、移動棚10間における物体の存在)有りと判断された場合に、インターロックをかける。インターロック状態になると、副制御部30は、主制御部20及び異常動作検出部40にインターロック信号を出力すると共に、インバータ36を制御して駆動用モータ37を停止状態にする。すなわち、副制御部30は、棚周辺状況検出部32の検出結果に基づいて、各移動棚10毎に、移動の許否を判定する移動許否判定手段としても機能する。かかる移動許否判定手段としての機能は、副制御部30とは別の制御手段によって構成されていてもよい。
異常動作検出部40は、例えば、CPU等を備える一般的なコンピュータにより構成されており、所定のソフトウェアプログラムに従って異常動作の検出を行う。
より具体的には、副制御部30からのインターロック信号、インバータ36からの動作状態信号、棚移動検出部46からの棚移動検知信号が異常動作検出部40に入力されている。異常動作検出部40は、これらのインターロック信号、動作状態信号及び棚移動検知信号に基づいて、該移動棚10の異常動作の有無を判別する。
ここでは、次の2つの場合に、異常動作であると判断する。
第1に、インターロック状態(移動許否の判定内容)又はインバータ36の動作状態(棚移動手段の動作状態)と、棚移動の有無状態とが不整合と判断された場合に、異常動作有りと判断する。ここでは、インバータ36の動作状態と、棚移動の有無状態とが不整合と判断された場合、より具体的には、インバータ36より動作停止中である旨の信号が出力されている状態で、移動棚10の移動が検出された場合に、異常動作であると判断する。
なお、インターロック状態とインバータ36の動作状態とのいずれを比較対象としてもよい。もっとも、前者を比較対象とすると、仮にインターロックの有無に拘らず各移動棚10を移動できるような強制移動手段を組込んだような場合には、インターロック状態であるにも拘らず移動棚10の移動が検知され、異常動作であると判別されてしまうことになる。これを回避するためには、インバータ36の動作状態と棚移動の有無状態との整合性を判断することが好ましい。
第2に、インターロック状態とインバータ36の動作状態とが不整合と判断された場合に、異常動作有りと判断する。より具体的には、インターロック状態であるにも拘らず、インバータ36から動作中である旨の信号が出力されている場合に、異常動作であると判断する。つまり、所定の移動棚10について、インターロック状態であると判別されると、本来であれば、該移動棚10は停止するように制御される筈である。ところが、何らかの不都合により、インターロック状態である移動棚10のインバータ36が動作してしまったような場合に、これを異常動作として検出する。
異常動作検出部40が異常動作を検出すると、非常停止信号を主制御部20に与える。これを受けた主制御部20は、電源回路部50を制御して、全ての移動棚10におけるインバータ36及び駆動用モータ37への電源供給経路を遮断する。これにより、全ての移動棚10の移動が強制停止される。
なお、本実施形態では、各インバータ36及び駆動用モータ37への供給元となる一つの電源回路部50で電源供給を遮断するようにしているが、各移動棚10に非常停止電源回路を設置し、所定の移動棚10から非常停止信号が送信されたときに、各移動棚10の非常停止電源回路でインバータ36及び駆動用モータ37への電源供給を遮断するようにしてもよい。
図3及び図4は、棚移動検出部46の一例を示す図である。
すなわち、図3に示すように、レール15に沿って上下2列のカウントマーカ47が付着されている。カウントマーカ47は、反射テープ等の反射部材であり、レール15の上側には、所定長Lの帯状のカウントマーカ47が、前記所定長Lと同寸である一定間隔Lをあけて複数付着されている。また、レール15の下側にも、一定長Lの帯状のカウントマーカ47が、一定間隔Lをあけて複数付着されている。レール15の上側と下側とでは、カウントマーカ47が前記所定長Lの半分L/2だけずらすように付着されている。
これにより、上下2列のカウントマーカ47が、レール15に沿って所定パターンを繰返すようになっている。
また、各移動棚10側には、これら上下のカウントマーカ47に対応して上下2つのカウントセンサ48が設けられている。カウントセンサ48は、例えば、反射型の光センサであり、移動棚10の移動に伴い、カウントマーカ47による反射光の有無を検知する。
なお、カウントマーカ47は、レール15以外の部分、例えば、床面や壁面、これらに取付けられたプレートに付着されていてもよい。要するに、移動棚10の移動方向に沿って配列するように付着されていればよい。
図5は、レール15に付着されたカウントマーカ47と、移動棚10の移動に伴うカウントセンサ48の出力状態との関係を示す図である。
例えば、移動棚10が図5の位置P(0)にある場合、上側のカウントセンサ48では反射光が検知されてオン信号が出力されると共に、下側のカウントセンサ48では反射光が検知されずオフ信号が出力される。この後、移動棚10が所定量Mだけ移動すると、上側のカウントセンサ48については、オフ信号、オン信号を交互に出力する。また、下側のカウントセンサ48については、オン信号、オフ信号を交互に出力する。そして、位置P(0)における上下2列のカウントマーカ47のパターンと比較して、同様のパターンを呈する位置P(1)で、位置P(0)と同じ出力状態、即ち、上側のカウントセンサ48からオン信号が出力されると共に、下側のカウントセンサ48からオフ信号が出力される。例えば、所定長Lを40mmに設定したときには、60〜80mm移動した状態で、再度同じ出力状態となる。
このように、所定の停止状態における両カウントセンサ48のオン/オフ出力が変化し、再度同じ出力状態となったときに、該移動棚10の移動を検知する。
なお、棚移動検出部46として、上記構成の他、エンコーダ等種々の移動検知手段を採用することができる。
以上のように構成された移動棚装置の動作について説明する。
図6は移動棚装置の通路形成動作を説明するためのフローチャートである。
まず、各移動棚10間に1又は複数の通路14が形成されている。この状態で、所定の移動棚10間に対応する通路形成スイッチ11がオンされたとする(図8の矢符A参照)。
するとステップS1において、インターロックされた移動棚10の有無が判定される。ここで、インターロックされた移動棚10無しと判断されると、ステップS2において、全ての移動棚10が移動対象とされる。
一方、ステップS1において、インターロックされた移動棚10有りと判断されると、ステップS5において、インターロックされた移動棚10を除いて移動対象となる移動棚10が決定される(図8及び図11参照)。
続く、ステップS3では、上記移動対象内で、各移動棚10の移動内容が決定される。つまり、上記オンされた通路形成スイッチ11に対応する位置に作業通路を形成するために、実際に移動させる移動棚10の絞り込みや各移動棚10の移動方向等が決定される。なお、実際に移動させる移動棚10の絞り込みはどのような基準で行ってもよい。例えば、これから形成しようとする通路14に最も近い通路14を閉じるように、実際に移動させる移動棚10を絞り込んでもよいし、また、これから形成しようとする通路14を含む前後の一定範囲内で移動棚10を絞り込んでもよい。また、各移動棚10の移動方向は、例えば、近くの作業通路14を閉じる方向に決定される。
そして、ステップS4では、インバータ36の制御により各駆動用モータ37を駆動させて、各移動棚10を移動させて、所望の移動棚10間に作業通路14を形成する。これにより、通路形成処理が終了する。
図8及び図9は、ステップS5において、インターロックされた移動棚10を除いて移動対象となる移動棚10を決定する例を示している。
すなわち、通路形成を指示された位置(矢符A参照)の一方側のみにインターロックが生じている場合には、次のようにして移動対象となる移動棚10を決定することができる。図8において、左側から4番目と5番目の移動棚10間に何らかの物Xが存在している場合には、その物Xの存在により、当該4番目と5番目の移動棚10がインターロックされた状態となる。この場合、インターロックされた移動棚10を基準にして、複数の移動棚10を、1〜3番目の移動棚10と6〜11番目の移動棚10とに分け、形成対象となる通路14を含む6〜11番目の移動棚10を移動対象として決定する。さらに、インターロックされた5番目の移動棚10と接している6番目の移動棚10については、新しい通路形成に寄与しないので、これを移動対象から排除している。結果、7番目〜11番目の移動棚10を移動対象として決定する。
この場合、ステップS3では、7番目〜11番目の移動棚10を移動させることで、所望の位置に作業通路14を形成する。例えば、図9では、7番目の移動棚10を左方に移動させ、8番目〜11番目の移動棚10を右方に移動させることで、所望の移動棚10間に作業通路14を形成する。なお、実際にどの移動棚10を移動させるかは、既存の作業通路14の位置や幅等に応じて、適宜決定される。
図11及び図12は、ステップS5において、インターロックされた移動棚10を除いて移動対象となる移動棚10を決定する他の例を示している。
すなわち、通路形成を指示された位置(矢符A参照)の両側にインターロックが生じている場合には、次のようにして移動対象となる移動棚10を決定することができる。図11において、左から4番目と5番目の移動棚10間と、10番目と11番目の移動棚10間に何らかの物Xが存在している場合に、その物Xの存在により、当該4番目及び5番目の移動棚10、さらに、10番目及び11番目の移動棚10がインターロックされた状態となる。この場合、インターロックされた移動棚10の間に存在する6番目〜9番目の移動棚10を移動対象として決定する。さらに、インターロックされた5番目の移動棚10と接している6番目の移動棚10については、新しい通路形成に寄与しないので、これを移動対象から排除する。結果、7番目〜9番目の移動棚10を移動対象として決定する。
この場合、ステップS3では、7番目〜9番目の移動棚10を移動させることで、所望の位置に作業通路14を形成する。例えば、図11では、7番目の移動棚10を左方に移動させ、8番目及び9番目の移動棚10を右方に移動させることで、所望の移動棚10間に作業通路14を形成する。勿論、実際にどの移動棚10を移動させるかは、既存の作業通路14の位置や幅等に応じて、適宜決定される。
図7は、異常動作検出部40の動作を示すフローチャートである。
異常動作検出部40は、動作開始後、ステップS11に示すように、インバータ36の動作状態と棚移動状態との整合性判定を行う。そして、ステップS11において不整合と判断された場合、即ち、インバータ36より動作停止中である旨の信号が出力されている状態で、移動棚10の移動が検出されたような場合に、異常動作であると判断し、ステップS13に進んで非常停止信号を出力する。
一方、ステップS11において、整合有りと判断されると、ステップS12に進んで、インターロック状態とインバータ36の動作状態との整合性判定を行う。そして、ステップS12において不整合と判断された場合、即ち、インターロック状態であるにも拘らず、インバータ36から動作中である旨の信号が出力されている場合に、異常動作であると判断する。そして、ステップS13に進んで非常停止信号を出力する。
また、ステップS12において整合性有りと判断されると、ステップS11に戻って、以降の動作を繰返し行う。
なお、上記ステップS11及びステップ12の処理は、先後逆に行ってもよい。
上記ステップS11の処理は、次のような非常状態に有効である。すなわち、図10に示すように、6番目と7番目の移動棚10間に、通常想定し得ない態様で物Yが存在しており、この物Yの存在を棚周辺状況検出部32で検出できなかったとする。また、その他の状態については、図8で示す場合とほぼ同様であるとする。すると、図9を参照して説明したように、7番目の移動棚10を左方に移動させ、8番目〜11番目の移動棚10を右方に移動させることで、所望の移動棚10間に作業通路14を形成することになる。この場合、5番目及び6番目の移動棚10を停止させたままの状態であっても、7番目の移動棚10は、物Yを介して5番目及び6番目の移動棚10を押して左方に移動させてしまう。これにより、4番目及び5番目の移動棚10間の通路14を不用意に閉じてしまうことになる。特に、移動対象となった移動棚10を、移動方向前方の移動棚10に接するまで移動させるような制御を行う構成にあっては、物Yの存在により6番目及び7番目の移動棚10は接しないようになる。このため、7番目の移動棚10は、1〜6番目の移動棚10を際限なく押続けることになる。
これに対して、上記ステップS11の処理では、インターロックされた5番目の移動棚10が、他の移動棚10により押されて動くと、非常停止信号を出力して全移動棚10の移動を停止させる。このため、5番目の移動棚10の移動も停止する。
以上のように構成された移動棚装置によると、各移動棚10のうちインターロックされていないものを移動させて所望の通路14を形成するため、ある特定の移動棚10についてインターロックされている場合であっても、他の移動棚10を移動させて通路14を形成することができ、効率的な棚移動を行わせることができる。そして、各移動棚10について、インバータ36の動作状態又はインターロック状態と、棚移動検出部46の検出結果に基づく移動棚10の移動の有無状態とを比較し、不整合と判断された場合、即ち、インターロック状態或はインバータ36が動作停止中である状態で、移動棚10の移動が検出されると、異常動作であると判断する。そして、非常停止信号を出力して全ての移動棚10の移動を停止させることができる。従って、移動棚10間の作業通路14が不用意に閉じることを防止できる。特に、特定の移動棚10について移動不許可とされ又は動作停止状態とされているにも拘らず、他の移動棚10からの力が加えられて該特定の移動棚10が移動してしまうような事態に対して、全ての移動棚10の移動を停止させることで有効に対処できる。
また、各移動棚10について、インバータ36の動作状態とインターロック状態とを比較し、両者が不整合と判断された場合、即ち、インターロック状態であるにも拘らず、インバータ36が動作している状態で、異常状態と判別する。そして、異常停止信号を出力して、全ての移動棚10の移動を停止させる。従って、移動棚間の作業通路14が不用意に閉じることを防止できる。特に、インターロック状態と、そのインターロック状態に基づく主制御部20や副制御部30の制御内容との不整合に対して、全ての移動棚10の移動を停止させて有効に対処できる。
しかも、各移動棚10の移動制御を司る主制御部20及び各副制御部30と、異常動作を判定して異常停止信号を出力する異常動作検出部40とを別の制御手段によって実現しているため、異常動作に対してより的確に対処できる。
なお、本実施形態では、各移動棚10について、インバータ36の動作状態又はインターロック状態と、棚移動検出部46の検出結果に基づく移動棚10の移動の有無状態との整合性を判別する機能(ステップS11参照)と、インバータ36の動作状態とインターロック状態との整合性を判別する機能(ステップS12参照)との両者を組込んだ構成について説明したが、これらの一方の機能のみが組込まれた構成であってもよい。特に、後者の機能については、インターロックされていない条件で各移動棚を移動させるようにした種々の移動棚装置に適用できる。
また、全ての各移動棚10の移動を停止させる動作として、全てのインバータ36及び駆動用モータ37への共通給電経由路である電源回路部50で給電を遮断する動作を行っているため、より確実に、全ての移動棚10を停止させることができる。
移動棚装置の全体概略構成を示す図である。 移動棚装置の電気的構成を示すブロック図である。 棚移動検出部を示す側面図である。 棚移動検出部を示す正面図である。 カウントマーカと移動棚の移動に伴うカウントセンサの出力状態との関係を示す図である。 移動棚装置の通路形成動作を説明するためのフローチャートである。 異常動作検出部の動作を示すフローチャートである。 インターロックされた移動棚を除いて移動対象となる移動棚を決定する例を示す説明図である。 図8に示す例において移動後の状態を示す説明図である。 インターロックされた移動棚が他の移動棚によって押されて移動する例を示す説明図である。 インターロックされた移動棚を除いて移動対象となる移動棚を決定する他の例を示す説明図である。 図11に示す例において移動後の状態を示す説明図である。
符号の説明
10 移動棚
11 通路形成スイッチ
14 作業通路
20 主制御部
30 副制御部
32 棚周辺状況検出部
34 棚間隔検出部
36 インバータ
37 駆動用モータ
40 異常動作検出部
46 棚移動検出部
50 電源回路部

Claims (3)

  1. 所定の配列方向に沿って移動自在に配設された複数の移動棚と、
    前記各移動棚に設けられ、前記各移動棚を前記所定の配列方向に沿って移動させるための複数の棚移動手段と、
    前記各移動棚の周辺状況を検出する棚状況検出手段と、
    前記棚状況検出手段の検出結果に基づいて前記各移動棚毎に移動の許否を判定すると共に、前記各棚移動手段の駆動により前記各移動棚のうち移動許可状態とされているものを移動させる移動制御手段と、
    前記棚移動手段とは別に設けられ、前記各移動棚の実際の移動の有無を検出する棚移動検出手段と、
    を備え、
    前記各移動棚について、前記移動制御手段の制御に応じた前記棚移動手段の動作状態又は前記移動制御手段の判定結果である移動許否判定内容と、前記棚移動検出手段の検出結果に基づく前記移動棚の実際の移動の有無状態とを比較し、前記棚移動手段が動作停止中である状態で前記移動棚が移動していると判断された場合、又は、前記各移動棚の移動が不許可と判定されている状態で前記移動棚が移動していると判断された場合に、全ての前記移動棚の移動を停止させる、移動棚装置。
  2. 所定の配列方向に沿って移動自在に配設された複数の移動棚と、
    前記各移動棚に設けられ、前記各移動棚を前記所定の配列方向に沿って移動させるための複数の棚移動手段と、
    前記各移動棚の周辺状況を検出する棚状況検出手段と、
    前記棚状況検出手段の検出結果に基づいて前記各移動棚毎に移動の許否を判定すると共に、この移動許否の判定結果に基づいて前記各棚移動手段の駆動により前記各移動棚を移動させる移動制御手段と、
    を備え、
    前記各移動棚について、前記棚移動手段の動作状態と移動許否判定内容とを比較し、前記各移動棚の移動が不許可と判定されている状態で前記棚移動手段が動作していると判断された場合に、全ての前記移動棚の移動を停止させる、移動棚装置。
  3. 請求項1又は請求項2記載の移動棚装置であって、
    全ての前記各移動棚の移動を停止させる動作として、全ての前記各棚移動手段への共通給電路を遮断する動作を行う、移動棚装置。
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