JP4865203B2 - 移動棚装置及びその制御方法 - Google Patents

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Description

この発明は、整列した複数の移動棚をその整列方向に移動させ、各移動棚間に適宜作業通路を形成する技術に関する。
従来の移動棚装置として、特許文献1に開示のものがある。
この移動棚装置では、電源スイッチをオンすることで各移動棚が移動可能な状態となる。そして、この後、続けて、操作スイッチを操作することで、移動棚が移動し、所望の移動棚間に作業通路が形成され、或は、各移動棚間に均等間隔で複数の通路が形成される。
特開平8−150814号公報
しかしながら、上記移動棚装置では、電源オフ状態から移動棚装置を利用するにあたっては、電源スイッチをオンした後、さらに、操作スイッチを操作して所望の移動棚間に作業通路を形成する必要がある。このため、電源オフ状態から利用に至るまでの作業が非常に面倒である。
そこで、本発明は、移動棚装置を、電源オフ状態から容易な操作で利用することができるようにすることを目的とする。
この発明の移動棚装置は、所定の配列方向に沿って移動自在に配設された複数の移動棚と、前記各移動棚を前記所定の配列方向に沿って移動させるための棚移動手段と、前記棚移動手段の駆動により前記各移動棚を移動させる移動制御手段と、電源オン・オフ操作の入力を受付可能な電源操作スイッチ部を有し、前記棚移動手段及び前記移動制御手段への電力供給ラインに介挿されて電力供給状態及び電力遮断状態に切替え可能な電源オンオフ手段と、を備え、前記電源操作スイッチを通じて電源オン操作入力を受付けることで、前記電源オンオフ手段が電力供給状態に切替ると共に、前記移動制御手段が、前記電源オンオフ手段の切替え動作による電力供給を受けて入力操作による前記各移動棚に対する移動指令を受けること無しに、予め設定された利用初期配列状態に前記各移動棚が位置するように、前記棚移動手段の駆動により前記各移動棚を移動させるようにしたものである。
この場合、前記電源操作スイッチを通じて電源オフ操作入力を受付けることで、前記移動制御手段が、予め設定された非利用配列状態に前記各移動棚が位置するように、前記棚移動手段の駆動により前記各移動棚を移動させた後、前記電源オンオフ手段が電力遮断状態に切替るようにしてもよい。
なお、前記利用初期配列状態は、例えば、少なくとも一つの前記移動棚間に、通路を形成する状態であってもよい。
さらに、前記各移動棚の移動に関する異常状態を検出する異常検出手段をさらに備え、前記異常検出手段の検出結果に基づいて前記各移動棚の移動が停止された場合に、前記移動制御手段は、移動指令に応じて前記各移動棚を移動させる通常移動処理に移行するようにしてもよい。
また、前記電源操作スイッチ部は、オフ位置と中立位置とオン位置との間で移動可能な操作部を有し、前記電源オンオフ手段は、前記操作部が前記オン位置から前記中立位置に戻ることで、電力供給状態に切替るようにしてもよい。
さらに、この発明の移動棚装置の制御方法は、所定の配列方向に沿って複数の移動棚が移動自在に配設され、前記各移動棚を前記所定の配列方向に沿って移動させるための棚移動手段と、前記棚移動手段の駆動により前記各移動棚を移動させる移動制御手段とを備えた移動棚装置の制御方法であって、電源をオンにする工程と、前記電源をオンにする工程の後、前記棚移動手段及び前記移動制御手段への電力供給路を確立する工程と、前記棚移動手段及び前記移動制御手段への電力供給路を確立する工程による電力供給を受けて、入力操作による前記各移動棚に対する移動指令を受けること無しに、予め設定された利用初期配列状態に前記各移動棚を移動させる工程と、を備えたものである。
この発明の移動棚装置によると、前記電源操作スイッチを通じて電源オン操作入力を受付けることで、前記電源オンオフ手段が電力供給状態に切替ると共に、前記移動制御手段が、予め設定された利用初期配列状態に前記各移動棚が位置するように、前記棚移動手段の駆動により前記各移動棚を移動させるため、電源操作スイッチ部を通じて電源オン操作入力するだけで、各移動棚を所定の利用初期配列状態に移動させることができる。このため、移動棚装置を、電源オフ状態から容易な操作で利用することができる。
また、前記電源操作スイッチを通じて電源オフ操作入力を受付けることで、前記移動制御手段が、予め設定された非利用配列状態に前記各移動棚が位置するように、前記棚移動手段の駆動により前記各移動棚を移動させた後、前記電源オンオフ手段が電力遮断状態に切替るようにすると、電源オン状態から容易な操作で、所定の非利用配列状態にした後電源をオフにして利用を終了することができる。
さらに、前記利用初期配列状態は、少なくとも一つの前記移動棚間に、通路を形成する状態であると、電源オン後、すぐに、通路を通って移動棚を利用できる。
また、前記異常検出手段の検出結果に基づいて前記各移動棚の移動が停止された場合に、前記移動制御手段は、移動指令に応じて前記各移動棚を移動させる通常移動処理に移行するようにすると、利用初期配列状態に移動させる場合に異常が生じた場合でも、個別の移動指令に応じて各移動棚を移動させることができ便利である。
さらに、前記電源操作スイッチ部は、オフ位置と中立位置とオン位置との間で移動可能な操作部を有し、前記電源オンオフ手段は、前記操作部が前記オン位置から前記中立位置に戻ることで、電力供給状態に切替る構成とすれば、例えば、電源からの電力供給が絶たれた後復帰したときに、電源操作スイッチ部は、電力遮断状態を継続する。このため、電源からの電力供給が絶たれた後復帰したときに、各移動棚を停止させたままにすることができる。
この発明の移動棚装置の制御方法によると、電源をオンにする工程と、前記電源をオンにする工程の後、電力供給路を確立する工程と、電力供給を受けて、入力操作による前記各移動棚に対する移動指令を受けること無しに、前記各移動棚を移動させる工程と、を備えているため、電源をオンにするだけで、電力供給路を確立し、かつ、各移動棚を移動させることができるため、電源オフ状態から容易な操作で利用することができる。
以下、この発明の実施形態に係る移動棚装置について説明する。
図1は、移動棚装置の全体概略構成を示す図である。
この移動棚装置は、所定の配列方向に沿って配設された複数(図1では3つのみ図示)の移動棚10を備えている。
この移動棚10が設置されるエリアの床面には、所定方向に沿ってレール15が敷設されており、このレール15に沿って上記各移動棚10が往復移動自在に配設されている。また、各移動棚10は、棚移動手段としての駆動用モータ32(図2参照)を備えており、この駆動用モータ32がレール15上の車輪を駆動することにより、各移動棚10がレール15上を前記所定の配列方向に沿って往復移動する構成となっている。
また、各移動棚10の一方側外側面には、作業通路の形成を指示するための棚動作入力部11が設けられている。そして、このうちの一つの棚動作入力部11を操作することによって、対応する移動棚10が自動的に移動し、当該一つの棚動作入力部11に対応する所定の移動棚10とその隣の移動棚10間に、作業通路が形成される。
また、他の棚動作入力部11を操作すると、現在形成中の作業通路14を閉じるようにして、各移動棚10が移動し、当該次に操作された棚動作入力部11に対応する移動棚10とその隣の移動棚10間に新たな作業通路14が形成される。
図2は移動棚装置の制御に係る電気的構成を示すブロック図である。
この移動棚装置は、主制御ユニット20と複数の副制御部30とを備えており、これら主制御ユニット20と副制御部30とは、所定の通信ライン18を介して相互通信可能に構成されている。主制御ユニット20は、例えば、いずれか一つの移動棚10に設けられており、各副制御部30は各移動棚10に設けられている。そして、主制御ユニット20が本移動棚装置全体の制御を行い、各副制御部30が各移動棚10の個別の制御を行う。勿論、上記例に限らず、上記主制御ユニット20を省略し、各移動棚10に設けられた制御部が相互通信を行って互いに連携制御しつつ、本移動棚装置の全体制御及び各移動棚10の制御を行ってもよいし、また、本装置の全体制御及び各移動棚10の制御を集中して行う単一の集中制御部を、いずれか一つの移動棚10或はその他の箇所に設けてもよい。
主制御ユニット20は、例えば、CPU等を含む主制御部22と記憶部24とを備えており、予め格納されたソフトウェアプログラムによって本装置全体の動作制御を行う。本実施形態における主制御ユニット20は、例えば、各移動棚10の副制御部30から後述する棚間隔検出信号及び通路形成信号を受取って、各移動棚10の移動方向や移動方向前方における隣りの移動棚10との間に形成すべき棚間隔、移動タイミング等を決定する。そして、主制御ユニット20は、当該決定内容に従って、各移動棚10の副制御部30に対して通路形成に必要な所定の指令を与える。さらに、本主制御ユニット20は、本装置の電源オン及びオフに際して、各移動棚10の移動を制御する機能を有している。この電源オン及びオフに際する動作制御の内容については後に詳述する。なお、この主制御ユニット20は、例えば、いずれか一つの移動棚10に組込まれる。
副制御部30は、例えば、CPU等により構成されており、予め格納されたソフトウェアプログラムによって各移動棚10の移動制御を行う。
より具体的には、副制御部30は、通信ライン18を介して他の副制御部30及び主制御ユニット20と通信可能とされている。また、副制御部30には、棚動作入力部11、異常検出部34及び棚間隔検出部36からの信号が入力されると共に、副制御部30からの制御信号が駆動用モータ32側に出力される構成となっている。
棚間隔検出部36は、隣合う移動棚10間の間隔寸法を検出する手段であり、例えば、エンコーダ等を利用したものや、光電式の距離センサ等を利用した周知構成により実現される。また、棚動作入力部11は、作業通路の形成を指示するための手段であり、例えば、一般的なプッシュスイッチにより構成される。
そして、棚間隔検出部36からの棚間隔検出信号及び棚動作入力部11からの通路形成信号が副制御部30に入力される。また、これらの棚間隔検出信号及び通路形成信号が、通信ライン18を介して主制御ユニット20にも与えられる。これらの信号に基づいて主制御ユニット20は、各移動棚10の移動方向や移動方向前方における隣りの移動棚10との間に形成すべき棚間隔、移動タイミング等を決定し、これらの決定内容が再び通信ライン18を通じて各移動棚10の副制御部30に指令されるようになっている。
副制御部30は、主制御ユニット20からの指令に応じて、図示省略の駆動回路を通じて駆動用モータ32を駆動させることにより、所定の移動タイミングで所定方向に向けて移動棚10の移動を行う。そして、移動方向前方の移動棚10の間の棚間隔が、指令された棚間隔と略同一になると、移動棚10の移動を停止させる。主制御ユニット20からの指令に基づき各移動棚10の移動が終了すると、所定の移動棚10間に作業通路14が形成されることとなる。
また、異常検出部34は、各移動棚10を移動させるにあたって異常の有無を検出する手段であり、例えば、透過型又は反射型の光センサを利用して移動棚10間の物体の有無を検出するセンサ、接触型のセンサ等を用いて実現されている。そして、例えば、移動棚10間における物体の存在が検知された場合に、異常信号を出力する。そして、移動棚10の停止中に、異常検出部34からの異常信号が副制御部30に入力されると、移動棚10は、移動を禁止された状態(インターロック状態)になる。また、移動棚10の移動中に、異常検出部34からの異常信号が副制御部30に入力されると、副制御部30は、移動棚10を停止させる。
図3は、移動棚装置の電力供給系に係る電気的構成を示すブロック図である。
本移動棚装置では、電力供給源40(例えば交流電源)からの電力が、電力供給ライン42を介して、各移動棚10における副制御部30や駆動用モータ32等に供給される。また、電力供給源40からの電力は、電力供給ライン42から電源回路部44を介して主制御ユニット20にも供給される。
上記電力供給ライン42の途中には、電源オンオフ手段として電源オンオフ部46が介挿されている。この電源オンオフ部46は、電源オン・オフ操作の入力を受付可能な電源操作スイッチ部として第1スイッチ部50を有している。そして、この第1スイッチ部50を通じて電源オン操作入力を受付けることで、電源オンオフ部46が電力供給状態に切替り、この電力供給を受けて主制御ユニット20が後述する所定の動作制御を行う。また、第1スイッチ部50を通じて電源オフ操作入力を受付けることで、主制御ユニット20が後述する所定の動作制御を行った後、電源オンオフ部46が電力遮断状態に切替るように構成されている。
本実施形態では、電源オンオフ部46は、第1スイッチ部50と第2スイッチ部48とを備えており、これら第1スイッチ部50と第2スイッチ部48とは並列接続されて、電力供給ライン42の途中に介挿されている。
第1スイッチ部50は、外部からの利用者による電源オンオフ操作入力を受付ける機能、及び、電源オンオフ操作入力に応じてオンオフする機能を有している。また、第1スイッチ部50は、自らのオンオフ状態を出力するオンオフ状態出力部50aとしての機能も有している。第2スイッチ部48は、リレーや半導体スイッチング素子等で構成されており、外部からの指令に応じてオンオフする機能を有している。
そして、第1スイッチ部50及び第2スイッチ部48がオフとなっている状態で、第1スイッチ部50が利用者による電源オン操作入力を受付けることで、第1スイッチ部50はオン状態になる。これにより、第1スイッチ部50を通じて、各移動棚10側の機器及び主制御ユニット20への電力供給路が確立される。また、主制御ユニット20は、起動後、後述するように、各移動棚10を散開させる制御を行うと共に、第2スイッチ部48にオン指令を与える。これにより、第2スイッチ部48もオン状態になる。
つまり、第1スイッチ部50が電源オン操作入力を受付けることで、該第1スイッチ部50自体がオンになり、電源オンオフ部46が電力供給状態となる。この際、第2スイッチ部48もオン状態になる。
また、この状態で、第1スイッチ部50が利用者による電源オフ操作入力を受付けることで、第1スイッチ部50はオフ状態になり、第2スイッチ部48を通じて電力供給路が確立されている状態となる。そして、この第1スイッチ部50におけるオフ状態である旨を示す信号がオンオフ状態出力部50aから主制御ユニット20に出力される。すると、主制御ユニット20は、後述するように、各移動棚10を集束させる制御を行い、この制御終了後に、第2スイッチ部48にオフ指令を与える。これにより、第2スイッチ部48もオフ状態となり、電源オンオフ部46が電力遮断状態に切替り、各移動棚10側の機器及び主制御ユニット20への電力供給路が遮断される。
つまり、第2スイッチ部50が電源オフ操作入力を受付けることで、該第1スイッチ部50自体がオフになり、この後、所定の動作制御後、第2スイッチ部48がオフになることで、電源オンオフ部46が電力遮断状態になる。
第1スイッチ部50についてより具体的に説明する。図4は第1スイッチ部50の外観構成を示す図であり、図5は第1スイッチ部50の電気的構成を示すブロック図である。
この第1スイッチ部50は、スイッチ本体部52と、リレー58との組合わせにより構成されている。
スイッチ本体部52は、操作部53と複数の接点機構54A,54B,54Cを有している。
操作部53は、オフ位置”1”と中立位置”0”とオン位置”2”との間で移動自在で、かつ、オン位置”2”から中立位置”0”に向けて復帰するようにバネ等の弾性手段により付勢された構成とされている。本実施形態では、第1スイッチ部50はいわゆるキースイッチと呼ばれるものであり、オフ位置”1”に位置する状態で操作部53に形成された鍵穴53hに所定の鍵を差込むことができ、また、鍵を差込んだ状態で操作部53を回して操作できるようになっている。
また、各接点機構54A,54B,54Cは、操作部53への操作に応じてオンオフされるように構成されている。図5では、操作部53の各位置”1”、”0”、”2”と、各接点機構54A,54B,54C(図5では”A”、”B”、”C”と示している)のオンオフ状態を示しており、オン状態となる組合わせ部分に黒塗りがなされている。
同図に示すように、接点機構54Aは、操作部53がオフ位置”1”及び中立位置”0”にある状態でオフ状態となり、操作部53がオン位置”2”にある状態でオン状態となる。また、接点機構54B,54Cは、操作部53がオフ位置”1”にある状態でオフ状態となり、中立位置”0”及びオン位置”2”にある状態でオン状態となる。
リレー58は、リレーコイル58aと、2つのリレー接点部58b,58cとを備えている。リレー接点部58b,58cは、メーク接点であり、リレーコイル58aに通電して励磁させることでオンになり、リレーコイル58aへの電流を遮断して非励磁状態にすることでオフになる。
本第1スイッチ部50では、接点機構54Bの一方側の接点54Baが電力供給源40に接続されている。この接点機構54Bの他方側の接点54Bbは、接点機構54Aの他方側接点54Abに接続されている。接点機構54Aの他方側接点54Abは、リレー接点部58bを経由して接点機構54Aの一方側の接点54Aaに接続されている。この接点機構54Aの一方側の接点54Aaは、リレーコイル58aを経由して主制御ユニット20及び各移動棚10側の各機器側への電力供給ラインに接続されている。
また、本実施形態では、リレー接点部58cの一方側接点に所定の電位が与えられると共に、リレー接点部58cの他方側接点はオンオフ状態出力を出力する端子に接続されると共に、プルダウン抵抗Rを介してアース接続されている。そして、例えば、リレー接点部58cの他方側接点の電位がローレベルかハイレベルかを判定することで、本第1スイッチ部50におけるオンオフ状態を検出できるようになっている。つまり、リレー接点部58cに、第1スイッチ部50のオンオフ状態を出力するオンオフ状態出力部50aとしての機能を持たせることができる。勿論、電流センサ等で、オンオフ状態出力部50aを構成してもよい。
第1スイッチ部50における動作を図6のタイムチャートを参照しつつ説明する。
まず、初期状態では、操作部53がオフ位置”1”にあり、接点機構54A,54Bはオフ状態、リレーコイル58aは非励磁状態、リレー接点部58b,58cもオフ状態となっている。つまり、この状態としては、第1スイッチ部50全体としてオフ状態となっている。
この状態から操作者等による操作により操作部53が中立位置”0”に位置するようになると、接点機構54Bがオン状態となる。続けて、操作部53がオン位置”1”に位置すると、接点機構54Aがオン状態になり、これにより、リレーコイル58aが励磁して、リレー接点部58b,58cがオン状態になる。この後、操作部53が中立位置”0”に復帰すると、接点機構54Aはオフ状態になる。この状態では、リレーコイル58aの励磁によりリレー接点部58bはオン状態を継続し、また、リレー接点部58bがオン状態を継続するのでリレーコイル58aの励磁状態も継続する。
つまり、本第1スイッチ部50は、操作部53をオフ位置”1”から中立位置”0”に移動させるだけでは、オン状態には切替らず、操作部53を一旦オン位置”2”に移動させた後中立位置”0”に戻すことで、オン状態に切替る構成となっている。
また、そして、第1スイッチ部50がオン状態に切替た状態で、本移動棚装置の利用がなされた後、利用終了時には、利用者の操作により、操作部53が中立位置”0”からオフ位置”1”に移動する。これにより、接点機構54Bがオフ状態になり、リレーコイル58aへの通電が停止して非励磁状態になると共に、リレー接点部58b,58cもオフ状態になる。そして、第1スイッチ部50はオフ状態になる。
また、この第1スイッチ部50では、電力供給が一時的に絶たれた後復帰した場合(以下、瞬停という)、次のように動作する。すなわち、第1スイッチ部50がオン状態にある状態で、瞬停が生じると、まず、リレーコイル58aへの通電が停止し非励磁状態となり、これに合わせて、リレー接点部58b,58cもオフ状態となる。この後、電力供給が復帰しても、操作部53は中立位置”0”に位置しているので接点機構54Aはオフ状態であり、また、リレー接点部58bもオフ状態であるから、リレーコイル58aの非励磁状態は継続する。従って、電力供給は遮断されたままとなる。
なお、瞬停により、主制御ユニット20への電力供給が絶たれるので、主制御ユニット20から第2スイッチ部48への指令信号も無信号状態となり、第2スイッチ部48もオフ状態となる。
図7は、本移動棚装置における主制御ユニット20の動作を示すフローチャートである。また、図8は各移動棚が集束した状態を示す説明図であり、図9は各移動棚が散開した状態を示す説明図である。
すなわち、電力供給が遮断された状態で、利用者の操作により操作部53がオフ位置”1”からオン位置”2”を経由して中立位置”0”に移動することで、第1スイッチ部50を通じて電源オン操作入力が受付けられ、第1スイッチ部50がオン状態になると共に電源オンオフ部46が電力供給状態になる。これにより、ステップS1に示すように、主制御ユニット20及び各移動棚10における各機器に給電が開示される。そして、ステップS2において、主制御ユニット20等において所定の初期処理がなされ、次に、ステップS3において、主制御ユニット20の指令により第2スイッチ部48をオン状態にする。
続いて、ステップS4において、主制御ユニット20は散開処理を行う。すなわち、本移動棚装置には、非利用時における各移動棚10の位置を規定した非利用配列状態と、利用開始当初における各移動棚10の位置を規定した利用初期配列状態とが予め設定されている。非利用配列状態は、例えば、図8に示すように、各移動棚10を配列方向一端側に密接状に寄せるように集束させた状態である。利用初期配列状態は、例えば、図9に示すように、少なくとも一つの移動棚10間に通路14を形成した状態である(図9では2つの通路14を形成している)。これらの状態は、例えば、所定の入力手段や、各移動棚10を強制的に移動させた状態で、所定の設定スイッチを操作すること等で、適宜設定され、その設定内容は記憶部24に記憶されている。主制御ユニット20は、初期処理後、各移動棚10の副制御部30に対して、前記利用初期配列状態に配列させるのに必要な所定の指令を与える。これにより、各駆動用モータ32の駆動により各移動棚10が移動し、各移動棚10が上記利用初期配列状態に位置するようになる。
なお、各移動棚10の移動開始前又は移動途中に、異常検出部34からの異常信号が副制御部30に入力され、移動棚10が停止した場合、散開処理を終了して、次のステップS5である通常移動処理に移行する。
そして、ステップS5において、通路形成すべき移動棚10間等を個別に指定して、所望の移動棚10間に作業通路14を形成する通常移動動作(通常の移動棚装置としての通常動作)がなされる。
次に、ステップS6において、操作部53がオフにされたか否かが判断される。すなわち、操作部53が中立位置”0”に位置する状態では、再度ステップS5に戻って通常移動動作がなされる。一方、利用者の操作により操作部53がオフ位置”1”に移動すると、第1スイッチ部50を通じて電源オフ操作入力が受付けられる。これにより、接点機構54Bがオフ状態になって、リレーコイル58aが非励磁状態になると共に、リレー接点部58b,58cもオフ状態になる。これにより、第1スイッチ部50はオフ状態になると共に、オンオフ状態出力部50aから主制御ユニット20にオフ状態である旨を示す信号が出力される。そしてステップS7に移行する。
ステップS7では、主制御ユニット20は集束処理を開始する。すなわち、各移動棚10の副制御部30に対して、上記非利用配列状態に配列させるのに必要な所定の指令を与える。これにより、各副制御部30は、各駆動用モータ32を駆動させて各移動棚10の移動を開始させる。
次に、ステップS8で、集束動作が正常に完了したか否かが判定される。ここで、例えば、各移動棚10の移動開始時又は移動途中に、異常検出部34で異常が検出されて移動棚10の移動が停止した状態である場合には、集束動作が正常に完了していないと判定され、ステップS9に進む。ステップS9では、操作部53の再操作の有無が判定される。例えば、接点機構54Cにおけるオンオフ状態に基づいて、操作部53が再度中立位置”0”からオフ位置へ移動したか否かが判定される。そして、再操作されるまでステップS9の処理を繰返す。そして、障害物の除去後等に、再操作されると、上記ステップS7に戻って集束処理を開始する。
一方、ステップS8で、各移動棚10が上記利用初期配列状態に移動し集束動作が正常完了したと判断されると、ステップS10に示すように、電源遮断処理を行う。ここでは、第2スイッチ部48にオフ指令を与えて該第2スイッチ部48をオフ状態にする。これにより、電源オンオフ部46が電力遮断状態となり、主制御ユニット20及び各移動棚10の機器に対する電力供給が遮断されることになる。
なお、上記ステップS7〜S10に示す処理では、異常が除去されるまでは、電力遮断処理が行われない。そこで、電力供給ライン42の途中に、電力供給を強制的に遮断するオンオフスイッチを設けてもよい。
以上のように構成された移動棚装置によると、第1スイッチ部50を通じて電源オン操作入力を受付けることで、電源オンオフ部46が電力供給状態に切替ると共に、主制御ユニット20が予め設定された利用初期配列状態に各移動棚10が位置するように、副制御部30を介して駆動用モータ32の駆動により各移動棚10を移動させるため、第1スイッチ部50を通じて電源オン操作入力するだけで、各移動棚10を所定の利用初期配列状態に移動させることができる。このため、移動棚装置を、電源オフ状態から容易な操作で所定の配列状態で利用開始することができる。
例えば、利用初期配列状態が、少なくとも一つの移動棚10間に通路14を形成する状態であると、電源オン後、すぐに、当該通路14を通って移動棚10を利用できる。
また、第1スイッチ部50を通じて電源オフ操作入力を受付けることで、主制御ユニット20が、予め設定された非利用配列状態に各移動棚10が位置するように、副制御部30の駆動により各移動棚10を移動させた後、電源オンオフ部46を電力遮断状態に切替えているため、電源オン状態から容易な操作で、所定の非利用配列状態にした後電源をオフにして利用を終了することができる。
さらに、各移動棚10の移動に関する異常状態を検出する異常検出部34を備え、この検出結果に基づいて移動棚10の移動が停止された場合に、主制御ユニット20は、個別の移動指令に応じて各移動棚10を移動させる通常移動処理に移行するようにすると、利用初期配列状態に移動させる場合に異常が生じた場合でも、個別の移動指令に応じて各移動棚10を移動させることができ便利である。
また、第1スイッチ部50は、オフ位置”1”と中立位置”0”とオン位置”2”との間で移動自在で、かつ、オン位置”2”から中立位置”0”に向けて復帰するように付勢された操作部を有し、第1スイッチ部50は、操作部53がオン位置”2”から中立位置”0”に戻ることで、電力供給状態に切替る構成であるため、例えば、電源からの電力供給が絶たれた後復帰したときに、第1スイッチ部50は、電力遮断状態を継続する。このため、電源からの電力供給が絶たれた後復帰したときに、各移動棚10を停止させたままとすることができる。
移動棚装置の全体概略構成を示す図である。 移動棚装置の制御系に係る電気的構成を示すブロック図である。 移動棚装置の電力供給系に係る電気的構成を示すブロック図である。 第1スイッチ部の外観構成を示す図である。 第1スイッチ部の電気的構成を示すブロック図である。 第1スイッチ部における動作を説明するためのタイムチャートである。 移動棚装置における主制御ユニットの動作を示すフローチャートである。 各移動棚が集束した状態を示す説明図である。 各移動棚が散開した状態を示す説明図である。
符号の説明
10 移動棚
14 作業通路
20 主制御ユニット
22 主制御部
24 記憶部
30 副制御部
32 駆動用モータ
34 異常検出部
40 電力供給源
42 電力供給ライン
46 電源オンオフ部
48 第2スイッチ部
50 第1スイッチ部
50 第1スイッチ部
50a オンオフ状態出力部
52 スイッチ本体部
53 操作部
54A,54B,54C 接点機構
58 リレー
58a リレーコイル
58b,58c リレー接点部

Claims (6)

  1. 所定の配列方向に沿って移動自在に配設された複数の移動棚と、
    前記各移動棚を前記所定の配列方向に沿って移動させるための棚移動手段と、
    前記棚移動手段の駆動により前記各移動棚を移動させる移動制御手段と、
    電源オン・オフ操作の入力を受付可能な電源操作スイッチ部を有し、前記棚移動手段及び前記移動制御手段への電力供給ラインに介挿されて電力供給状態及び電力遮断状態に切替え可能な電源オンオフ手段と、
    を備え、
    前記電源操作スイッチを通じて電源オン操作入力を受付けることで、前記電源オンオフ手段が電力供給状態に切替ると共に、前記移動制御手段が、前記電源オンオフ手段の切替え動作による電力供給を受けて入力操作による前記各移動棚に対する移動指令を受けること無しに、予め設定された利用初期配列状態に前記各移動棚が位置するように、前記棚移動手段の駆動により前記各移動棚を移動させる、移動棚装置。
  2. 請求項1記載の移動棚装置であって、
    前記電源操作スイッチを通じて電源オフ操作入力を受付けることで、前記移動制御手段が、予め設定された非利用配列状態に前記各移動棚が位置するように、前記棚移動手段の駆動により前記各移動棚を移動させた後、前記電源オンオフ手段が電力遮断状態に切替る、移動棚装置。
  3. 請求項1又は請求項2記載の移動棚装置であって、
    前記利用初期配列状態は、少なくとも一つの前記移動棚間に、通路を形成する状態である、移動棚装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の移動棚装置であって、
    前記各移動棚の移動に関する異常状態を検出する異常検出手段をさらに備え、
    前記異常検出手段の検出結果に基づいて前記各移動棚の移動が停止された場合に、前記移動制御手段は、移動指令に応じて前記各移動棚を移動させる通常移動処理に移行する、移動棚装置。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の移動棚装置であって、
    前記電源操作スイッチ部は、オフ位置と中立位置とオン位置との間で移動可能な操作部を有し、
    前記電源オンオフ手段は、前記操作部が前記オン位置から前記中立位置に戻ることで、電力供給状態に切替る、移動棚装置。
  6. 所定の配列方向に沿って複数の移動棚が移動自在に配設され、前記各移動棚を前記所定の配列方向に沿って移動させるための棚移動手段と、前記棚移動手段の駆動により前記各移動棚を移動させる移動制御手段とを備えた移動棚装置の制御方法であって、
    電源をオンにする工程と、
    前記電源をオンにする工程の後、前記棚移動手段及び前記移動制御手段への電力供給路を確立する工程と、
    前記棚移動手段及び前記移動制御手段への電力供給路を確立する工程による電力供給を受けて、入力操作による前記各移動棚に対する移動指令を受けること無しに、予め設定された利用初期配列状態に前記各移動棚を移動させる工程と、
    を備えた移動棚装置の制御方法。
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