JP2005020863A - 配電盤における引出型遮断器ユニットの位置確認装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】引出型遮断器ユニットの動作位置を制御所において確実に確認することができる配電盤における引出型遮断器ユニットの位置確認装置を提供する。
【解決手段】配電盤本体と、配電盤本体に運転位置と該運転位置から所定距離引き出された作業位置との間を移動可能に配設された引出型遮断器ユニットと、を具備する配電盤における引出型遮断器ユニットの位置確認装置であって、引出型遮断器ユニットが運転位置から引き出された状態を検出する第1の検出手段と、作業位置に引き出された引出型遮断器ユニットを検出する第2の検出手段と、第1の検出手段と第2の検出手段からの検出信号に基づいて引出型遮断器ユニットの動作位置を判定する制御手段と、表示手段とを具備している。
【選択図】 図2
【解決手段】配電盤本体と、配電盤本体に運転位置と該運転位置から所定距離引き出された作業位置との間を移動可能に配設された引出型遮断器ユニットと、を具備する配電盤における引出型遮断器ユニットの位置確認装置であって、引出型遮断器ユニットが運転位置から引き出された状態を検出する第1の検出手段と、作業位置に引き出された引出型遮断器ユニットを検出する第2の検出手段と、第1の検出手段と第2の検出手段からの検出信号に基づいて引出型遮断器ユニットの動作位置を判定する制御手段と、表示手段とを具備している。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、変電所の配電盤における引出型遮断器の位置確認装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
変電所には、変圧器によって所定の電圧に降下された電力を配電盤を介して需要者側に送電する。配電盤は、需要者側に送電する電線の点検・修理等を実施するために送電を遮断する必要があり、送電を行う運転状態と送電を遮断する作業状態に切替え可能に構成されている。即ち、図5に示すように配電盤Aは運転状態と作業状態を機械的に確実に切り替えるために、配電盤本体Bと、該配電盤本体に図において実線で示す運転位置と該運転位置から所定距離引き出された図において2点鎖線で示す作業位置との間を移動可能に配設された引出型遮断器ユニットCとを具備している。そして、引出型遮断器ユニットCは電動モータDを駆動源とする駆動機構Eによって該運転位置と作業位置に作動せしめられる。この引出型遮断器ユニットCの動作位置を確認するために、上記電動モータDの駆動回路に配設されたリミットスイッチが利用されている。このリミットスイッチは図5に示すように引出型遮断器ユニットCに装着された第1のリミットスイッチF1と第2のリミットスイッチF2を備え、配電盤本体B側に配設されたスイッチ作動カムG上を移動可能に構成されている。この第1のリミットスイッチF1と第2のリミットスイッチF2は、引出型遮断器ユニットCが運転位置に位置する状態では第1のリミットスイッチF1がONして第2のリミットスイッチF2がOFFし、引出型遮断器ユニットCが作業位置に引き出されると第1のリミットスイッチF1がOFFして第2のリミットスイッチBがONするようになっている。そして、引出型遮断器ユニットの動作位置の確認は、第2のリミットスイッチBのON−OFF信号に基づいて判定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
而して、引出型遮断器ユニットの動作位置を第2のリミットスイッチF2のON−OFF信号に基づいて判定する場合、引出型遮断器ユニットCが作業位置に位置付けられたことを正確に検知することはできるが、引出型遮断器ユニットCが運転位置に向けて作動すると作動直後に第2のリミットスイッチF2が反転してしまうので、引出型遮断器ユニットCが運転位置に位置付けられたことを検知することができない。従って、引出型遮断器ユニットCが運転位置に位置付けられたか否かを、制御所から作業員が変電所に出向いて目視にて確認している。
【0004】
本発明は上記事実に鑑みてなされたもので、その主たる技術課題は、引出型遮断器ユニットの動作位置を制御所において確実に確認することができる配電盤における引出型遮断器ユニットの位置確認装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、上記技術的課題を解決するために、配電盤本体と、該配電盤本体に運転位置と該運転位置から所定距離引き出された作業位置との間を移動可能に配設された引出型遮断器ユニットと、を具備する配電盤における引出型遮断器ユニットの位置確認装置において、
該引出型遮断器ユニットが該運転位置から引き出された状態を検出する第1の検出手段と、該作業位置に引き出された該引出型遮断器ユニットを検出する第2の検出手段と、該第1の検出手段と該第2の検出手段からの検出信号に基づいて該引出型遮断器ユニットの動作位置を判定する制御手段と、該制御手段の判定結果を表示する表示手段と、を具備し、
該制御手段は、該第1の検出手段および該第2の検出手段のいづれもが該引出型遮断器ユニットの存在を検出しない場合には該引出型遮断器ユニットが該運転位置に位置付けられていると判定し、該第1の検出手段および該第2の検出手段のいづれもが該引出型遮断器ユニットの存在を検出した場合には該引出型遮断器ユニットが該作業位置に位置付けられていると判定する、
ことを特徴とする配電盤における引出型遮断器ユニットの位置確認装置が提供される。
【0006】
上記制御手段は、上記引出型遮断器ユニットが運転位置から作業位置に向けて作動する際に、上記第1の検出手段が引出型遮断器ユニットの存在を検出した後、所定時間経過しても上記第2の検出手段が該引出型遮断器ユニットの存在を検出しない場合には故障信号を上記表示手段に出力する。また、上記制御手段は、上記引出型遮断器ユニットが作業位置から運転位置に向けて作動する際に、上記第2の検出手段が引出型遮断器ユニットの存在を検出しなくなった後、所定時間経過しても上記第1の検出手段が該引出型遮断器ユニットの存在を検出している場合には故障信号を上記表示手段に出力する。
【0007】
上記第1の検出手段および第2の検出手段は、反射形赤外線センサからなっていることが望ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に従って構成された配電盤における引出型遮断器ユニットの位置確認装置の好適実施形態を図示している添付図面を参照して、更に詳細に説明する。
【0009】
図1には、変電所の配電盤の斜視図が示されている。図示の実施形態における配電盤2は、配電盤本体3と該配電盤本体3に引出し可能に配設さた引出型遮断器ユニット4とを具備している。引出型遮断器ユニット4は、図2に示すように実線で示す運転位置と2点鎖線で示す作業位置に移動可能に配設されている。そして、引出型遮断器ユニット4は、従来周知の電動モータ51(M)を駆動源とする駆動機構5によって運転位置と作業位置に作動されるように構成されている。この引出型遮断器ユニット4が図2において実線で示す運転位置に位置付けられると、図において右端に設けられたソケット41が配電盤本体3に設けられたソケット31と接続される。一方、引出型遮断器ユニット4が図2において2点鎖線で示す作業位置に位置付けられると、ソケット41が配電盤本体3に設けられたソケット31との接続が遮断される。
【0010】
図示の実施形態における引出型遮断器ユニットの位置確認装置は、引出型遮断器ユニット4が図2に示す状態から配電盤本体3の左方に引き出された状態を検出する第1の検出手段6a(SW1)と、2点鎖線で示す作業位置に引き出された引出型遮断器ユニット4を検出する第2の検出手段6b(SW2)を具備している。この第1の検出手段6a(SW1)および第2の検出手段6b(SW2)は、図示の実施形態においては反射形赤外線センサからなっており、配電盤本体3の上壁に配設された支持部材7によって支持されている。反射形赤外線センサからなる第1の検出手段6a(SW1)および第2の検出手段6b(SW2)は検出距離が7〜10cm程度のものが用いられ、引出型遮断器ユニット4の上面から5cm程度上方に配置されており、その検出信号を制御手段8に送る。
【0011】
制御手段8は、マイクロコンピュータからなり制御プログラムに従って所定の演算を実行する中央処理装置(CPU)、制御プログラム等を格納するリードオンリーメモリ(ROM)、演算結果等を格納するランダムアクセスメモリ(RAM)、タイマー(T)および入出力インターフェース等を備えている。この制御手段8は、上記第1の検出手段6a(SW1)および第2の検出手段6b(SW2)等から検出信号を入力し、変電所を制御する制御所に設置されている制御用のコンピュータ9に制御信号を出力する。このコンピュータ9は、上記制御手段8による引出型遮断器ユニット4の動作位置等の判定結果を表示手段91(DSP)に表示する。なお、制御所に設置されている制御用のコンピュータ9は、入力手段92を具備しており、該入力手段92から入力される上記駆動機構5の駆動指令信号に基づいて電動モータ51(M)を制御する。
【0012】
図示の実施形態における引出型遮断器ユニットの位置確認装置は以上のように構成されており、以下その作用について図3および図4に示すフローチャートを参照して説明する。
先ず、図3に示すフローチャートに基づいて、引出型遮断器ユニット4が図2において実線で示す運転位置から作業位置へ作動する際の引出型遮断器ユニット4の動作位置を確認する手順について説明する。なお、引出型遮断器ユニット4が図2において実線で示す運転位置に位置付けられている状態においては、第1の検出手段6a(SW1)および第2の検出手段6b(SW2)共に引出型遮断器ユニット4の存在を検出しないため、OFFされている。需要者側に送電する電線の点検・修理等を実施するために引出型遮断器ユニット4を図2において2点鎖線で示す作業位置に位置付けるべく、作業者が制御所のコンピュータ9の入力手段92から駆動指令信号を入力する。この駆動指令信号に基づきコンピュータ9は、駆動機構5の電動モータ51(M)を例えば正転駆動せしめる制御信号を出力する。この結果、電動モータ51(M)が正転駆動し、引出型遮断器ユニット4が図2において実線で示す運転位置から2点鎖線で示す作業位置に向けて移動せしめられる。
【0013】
図3に基づいて説明すると、制御手段8はステップS1において、第1の検出手段6a(SW1)がON、即ち第1の検出手段6a(SW1)が引出型遮断器ユニット4の存在を検出したか否かをチェックする。上述したように引出型遮断器ユニット4が図2において実線で示す運転位置から2点鎖線で示す作業位置に向けて移動し始めると、引出型遮断器ユニット4が配電盤本体3から引き出されるので、第1の検出手段6a(SW1)は引出型遮断器ユニット4の存在を検出してONする。ステップS1において第1の検出手段6a(SW1)がONされたならば、制御手段8は引出型遮断器ユニット4が配電盤本体3から引き出されたものと判断し、ステップS2に進んでタイマー(T)を所定時間(T1)にセットする。なお、所定時間(T1)は、駆動機構5によって引出型遮断器ユニット4を運転位置から作業位置に移動させるために要する時間で、例えば20秒に設定されている。
【0014】
ステップS2においてタイマー(T)を所定時間(T1)にセットしたならば、制御手段8はステップS3に進んでタイマー(T)を所定時間(T1)にセットしてからの経過時間(TS)が所定時間(T1)に達したか否かをチェックする。ステップS3において上記経過時間(TS)が所定時間(T1)に達しなければ待ち、上記経過時間(TS)が所定時間(T1)に達したならば制御手段8はステップS4に進んで第2の検出手段6b(SW2)がON、即ち第2の検出手段6b(SW2)が引出型遮断器ユニット4の存在を検出したか否かをチェックする。ステップS4において第2の検出手段6b(SW2)がONしたならば、制御手段8は引出型遮断器ユニット4が作業位置に位置付けられたものと判断し、ステップS5に進んで作業位置信号を制御所に設置されている制御用のコンピュータ9に出力する。制御用のコンピュータ9は、この作業位置信号に基づいて引出型遮断器ユニット4が作業位置に位置付けられたことを表示手段91(DSP)に表示する。これにより、作業者は引出型遮断器ユニット4が作業位置に位置付けられたことを確認することができる。なお、駆動機構5の電動モータ51(M)は、引出型遮断器ユニット4が作業位置に位置付けられた時点で駆動回路に配設されたリミットスイッチが作動して停止される。
【0015】
なお、ステップS4においてタイマー(T)を所定時間(T1)にセットしてからの経過時間(TS)が所定時間(T1)に達しても第2の検出手段6b(SW2)がONしない場合は、所定時間(T1)が経過しても引出型遮断器ユニット4が作業位置に達していないので、制御手段8は駆動機構5が故障である判断し、ステップS6に進んで故障警報信号を制御用のコンピュータ9に出力する。制御用のコンピュータ9は、この故障警報信号に基づいて駆動機構5が故障していることを表示手段91(DSP)に表示する。
【0016】
次に、図4に示すフローチャートに基づいて、引出型遮断器ユニット4が図2において2点鎖線で示す作業位置から運転位置へ作動する際の引出型遮断器ユニット4の動作位置を確認する手順について説明する。なお、引出型遮断器ユニット4が図2において2点鎖線で示す作業位置に位置付けられている状態においては、上述したように第1の検出手段6a(SW1)および第2の検出手段6b(SW2)共に引出型遮断器ユニット4の存在を検出しており、ONされている。需要者側に送電する電線の点検・修理等の作業が終了して、引出型遮断器ユニット4を図2において実線で示す運転位置に位置付けるべく、作業者が制御所のコンピュータ9の入力手段92から駆動指令信号を入力する。この駆動指令信号に基づきコンピュータ9は、駆動機構5の電動モータ51(M)を例えば逆転駆動せしめる制御信号を出力する。この結果、電動モータ51(M)が逆転駆動し、引出型遮断器ユニット4が図2において2点鎖線で示す作業位置から実線で示す運転位置に向けて移動せしめられる。
【0017】
図4に基づいて説明すると、制御手段8はステップP1において、第2の検出手段6b(SW2)がOFF、即ち第2の検出手段6b(SW2)が引出型遮断器ユニット4の存在を検出しないか否かをチェックする。上述したように引出型遮断器ユニット4が図2において2点鎖線で示す作業位置から実線で示す運転位置に向けて移動し始めると、その直後に第2の検出手段6b(SW2)は引出型遮断器ユニット4の存在を検出しなくなりOFFする。ステップP1において検出手段6b(SW2)がOFFしたならば制御手段8は引出型遮断器ユニット4が作業位置から運転位置に向けて移動し始めたものと判断し、ステップP2に進んでタイマー(T)を所定時間(T1)にセットする。なお、所定時間(T1)は、駆動機構5によって引出型遮断器ユニット4を作業位置から運転位置に移動させるために要する時間で、例えば20秒に設定されている。
【0018】
ステップP2においてタイマー(T)を所定時間(T1)にセットしたならば、制御手段8はステップP3に進んでタイマー(T)を所定時間(T1)にセットしてからの経過時間(TS)が所定時間(T1)に達したか否かをチェックする。ステップS2において上記経過時間(TS)が所定時間(T1)に達しなければ待ち、上記経過時間(TS)が所定時間(T1)に達したならば制御手段8はステップP4に進んで第1の検出手段6a(SW1)がOFF、即ち第1の検出手段6a(SW1)が引出型遮断器ユニット4の存在を検出しなくなったか否かをチェックする。ステップP4において第1の検出手段6a(SW1)がOFFしたならば、制御手段8は引出型遮断器ユニット4が運転位置に位置付けられたものと判断し、ステップP5に進んで運転位置信号を制御所に設置されている制御用のコンピュータ9に出力する。制御用のコンピュータ9は、この運転位置信号に基づいて引出型遮断器ユニット4が運転位置に位置付けられたことを表示手段91(DSP)に表示する。これにより、作業者は引出型遮断器ユニット4が運転位置に位置付けられたことを確認することができる。なお、駆動機構5の電動モータ51(M)は、引出型遮断器ユニット4が運転位置に位置付けられた時点で駆動回路に配設されたリミットスイッチが作動して停止される。
【0019】
なお、ステップP4においてタイマー(T)を所定時間(T1)にセットしてからの経過時間(TS)が所定時間(T1)に達しても第1の検出手段6a(SW1)がOFFしない場合は、所定時間(T1)が経過しても引出型遮断器ユニット4が運転位置に達していないので、制御手段8は駆動機構5が故障である判断し、ステップP6に進んで故障警報信号を制御用のコンピュータ9に出力する。制御用のコンピュータ9は、この故障警報信号に基づいて駆動機構5が故障していることを表示手段91(DSP)に表示する。
【0020】
以上のように図示の実施形態においては、引出型遮断器ユニット4が運転位置から引き出された状態を検出する第1の検出手段6a(SW1)と、作業位置に引き出された引出型遮断器ユニット4を検出する第2の検出手段6b(SW2)のON−OFF状態を組み合わせることにより、引出型遮断器ユニット4の動作位置を確実に判定することができるとともに、駆動機構5に故障が発生した場合にはこれを検出することができる。また、上記第1の検出手段6a(SW1)と第2の検出手段6b(SW2)は反射形赤外線センサを用いているので、通常照明が消灯されている変電所においても引出型遮断器ユニット4の動作位置を検出することができる。
【0021】
【発明の効果】
本発明に従って構成された配電盤における引出型遮断器ユニットの位置確認装置は以上のように構成されており、引出型遮断器ユニットが運転位置から引き出された状態を検出する第1の検出手段と、作業位置に引き出された引出型遮断器ユニットを検出する第2の検出手段とを備え、この両検出手段の検出状態を組み合わせることにより引出型遮断器ユニットの動作位置を判定し、これを表示手段に表示するようにしたので、引出型遮断器ユニットが運転位置または作業位置に位置付けられたことを制御所において確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成された引出型遮断器ユニットの位置確認装置を備えた配電盤の斜視図。
【図2】本発明に従って構成された配電盤における引出型遮断器ユニットの位置確認装置のブロック構成図。
【図3】図2に示す引出型遮断器ユニットの位置確認装置を構成する制御手段の動作手順を示す一部フローチャート。
【図4】図2に示す引出型遮断器ユニットの位置確認装置を構成する制御手段の動作手順を示す一部フローチャート。
【図5】従来の配電盤を示す概略構成図。
【符号の説明】
2:配電盤
3:配電盤本体
31:ソケット
4:引出型遮断器ユニット
41:ソケット
5:駆動機構
51:電動モータ(M)
6a:第1の検出手段(SW1)
6b:第2の検出手段(SW2)
7:支持部材
8:制御手段
9:制御用のコンピュータ
91:表示手段(DSP)
92:入力手段
【発明の属する技術分野】
本発明は、変電所の配電盤における引出型遮断器の位置確認装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
変電所には、変圧器によって所定の電圧に降下された電力を配電盤を介して需要者側に送電する。配電盤は、需要者側に送電する電線の点検・修理等を実施するために送電を遮断する必要があり、送電を行う運転状態と送電を遮断する作業状態に切替え可能に構成されている。即ち、図5に示すように配電盤Aは運転状態と作業状態を機械的に確実に切り替えるために、配電盤本体Bと、該配電盤本体に図において実線で示す運転位置と該運転位置から所定距離引き出された図において2点鎖線で示す作業位置との間を移動可能に配設された引出型遮断器ユニットCとを具備している。そして、引出型遮断器ユニットCは電動モータDを駆動源とする駆動機構Eによって該運転位置と作業位置に作動せしめられる。この引出型遮断器ユニットCの動作位置を確認するために、上記電動モータDの駆動回路に配設されたリミットスイッチが利用されている。このリミットスイッチは図5に示すように引出型遮断器ユニットCに装着された第1のリミットスイッチF1と第2のリミットスイッチF2を備え、配電盤本体B側に配設されたスイッチ作動カムG上を移動可能に構成されている。この第1のリミットスイッチF1と第2のリミットスイッチF2は、引出型遮断器ユニットCが運転位置に位置する状態では第1のリミットスイッチF1がONして第2のリミットスイッチF2がOFFし、引出型遮断器ユニットCが作業位置に引き出されると第1のリミットスイッチF1がOFFして第2のリミットスイッチBがONするようになっている。そして、引出型遮断器ユニットの動作位置の確認は、第2のリミットスイッチBのON−OFF信号に基づいて判定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
而して、引出型遮断器ユニットの動作位置を第2のリミットスイッチF2のON−OFF信号に基づいて判定する場合、引出型遮断器ユニットCが作業位置に位置付けられたことを正確に検知することはできるが、引出型遮断器ユニットCが運転位置に向けて作動すると作動直後に第2のリミットスイッチF2が反転してしまうので、引出型遮断器ユニットCが運転位置に位置付けられたことを検知することができない。従って、引出型遮断器ユニットCが運転位置に位置付けられたか否かを、制御所から作業員が変電所に出向いて目視にて確認している。
【0004】
本発明は上記事実に鑑みてなされたもので、その主たる技術課題は、引出型遮断器ユニットの動作位置を制御所において確実に確認することができる配電盤における引出型遮断器ユニットの位置確認装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、上記技術的課題を解決するために、配電盤本体と、該配電盤本体に運転位置と該運転位置から所定距離引き出された作業位置との間を移動可能に配設された引出型遮断器ユニットと、を具備する配電盤における引出型遮断器ユニットの位置確認装置において、
該引出型遮断器ユニットが該運転位置から引き出された状態を検出する第1の検出手段と、該作業位置に引き出された該引出型遮断器ユニットを検出する第2の検出手段と、該第1の検出手段と該第2の検出手段からの検出信号に基づいて該引出型遮断器ユニットの動作位置を判定する制御手段と、該制御手段の判定結果を表示する表示手段と、を具備し、
該制御手段は、該第1の検出手段および該第2の検出手段のいづれもが該引出型遮断器ユニットの存在を検出しない場合には該引出型遮断器ユニットが該運転位置に位置付けられていると判定し、該第1の検出手段および該第2の検出手段のいづれもが該引出型遮断器ユニットの存在を検出した場合には該引出型遮断器ユニットが該作業位置に位置付けられていると判定する、
ことを特徴とする配電盤における引出型遮断器ユニットの位置確認装置が提供される。
【0006】
上記制御手段は、上記引出型遮断器ユニットが運転位置から作業位置に向けて作動する際に、上記第1の検出手段が引出型遮断器ユニットの存在を検出した後、所定時間経過しても上記第2の検出手段が該引出型遮断器ユニットの存在を検出しない場合には故障信号を上記表示手段に出力する。また、上記制御手段は、上記引出型遮断器ユニットが作業位置から運転位置に向けて作動する際に、上記第2の検出手段が引出型遮断器ユニットの存在を検出しなくなった後、所定時間経過しても上記第1の検出手段が該引出型遮断器ユニットの存在を検出している場合には故障信号を上記表示手段に出力する。
【0007】
上記第1の検出手段および第2の検出手段は、反射形赤外線センサからなっていることが望ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に従って構成された配電盤における引出型遮断器ユニットの位置確認装置の好適実施形態を図示している添付図面を参照して、更に詳細に説明する。
【0009】
図1には、変電所の配電盤の斜視図が示されている。図示の実施形態における配電盤2は、配電盤本体3と該配電盤本体3に引出し可能に配設さた引出型遮断器ユニット4とを具備している。引出型遮断器ユニット4は、図2に示すように実線で示す運転位置と2点鎖線で示す作業位置に移動可能に配設されている。そして、引出型遮断器ユニット4は、従来周知の電動モータ51(M)を駆動源とする駆動機構5によって運転位置と作業位置に作動されるように構成されている。この引出型遮断器ユニット4が図2において実線で示す運転位置に位置付けられると、図において右端に設けられたソケット41が配電盤本体3に設けられたソケット31と接続される。一方、引出型遮断器ユニット4が図2において2点鎖線で示す作業位置に位置付けられると、ソケット41が配電盤本体3に設けられたソケット31との接続が遮断される。
【0010】
図示の実施形態における引出型遮断器ユニットの位置確認装置は、引出型遮断器ユニット4が図2に示す状態から配電盤本体3の左方に引き出された状態を検出する第1の検出手段6a(SW1)と、2点鎖線で示す作業位置に引き出された引出型遮断器ユニット4を検出する第2の検出手段6b(SW2)を具備している。この第1の検出手段6a(SW1)および第2の検出手段6b(SW2)は、図示の実施形態においては反射形赤外線センサからなっており、配電盤本体3の上壁に配設された支持部材7によって支持されている。反射形赤外線センサからなる第1の検出手段6a(SW1)および第2の検出手段6b(SW2)は検出距離が7〜10cm程度のものが用いられ、引出型遮断器ユニット4の上面から5cm程度上方に配置されており、その検出信号を制御手段8に送る。
【0011】
制御手段8は、マイクロコンピュータからなり制御プログラムに従って所定の演算を実行する中央処理装置(CPU)、制御プログラム等を格納するリードオンリーメモリ(ROM)、演算結果等を格納するランダムアクセスメモリ(RAM)、タイマー(T)および入出力インターフェース等を備えている。この制御手段8は、上記第1の検出手段6a(SW1)および第2の検出手段6b(SW2)等から検出信号を入力し、変電所を制御する制御所に設置されている制御用のコンピュータ9に制御信号を出力する。このコンピュータ9は、上記制御手段8による引出型遮断器ユニット4の動作位置等の判定結果を表示手段91(DSP)に表示する。なお、制御所に設置されている制御用のコンピュータ9は、入力手段92を具備しており、該入力手段92から入力される上記駆動機構5の駆動指令信号に基づいて電動モータ51(M)を制御する。
【0012】
図示の実施形態における引出型遮断器ユニットの位置確認装置は以上のように構成されており、以下その作用について図3および図4に示すフローチャートを参照して説明する。
先ず、図3に示すフローチャートに基づいて、引出型遮断器ユニット4が図2において実線で示す運転位置から作業位置へ作動する際の引出型遮断器ユニット4の動作位置を確認する手順について説明する。なお、引出型遮断器ユニット4が図2において実線で示す運転位置に位置付けられている状態においては、第1の検出手段6a(SW1)および第2の検出手段6b(SW2)共に引出型遮断器ユニット4の存在を検出しないため、OFFされている。需要者側に送電する電線の点検・修理等を実施するために引出型遮断器ユニット4を図2において2点鎖線で示す作業位置に位置付けるべく、作業者が制御所のコンピュータ9の入力手段92から駆動指令信号を入力する。この駆動指令信号に基づきコンピュータ9は、駆動機構5の電動モータ51(M)を例えば正転駆動せしめる制御信号を出力する。この結果、電動モータ51(M)が正転駆動し、引出型遮断器ユニット4が図2において実線で示す運転位置から2点鎖線で示す作業位置に向けて移動せしめられる。
【0013】
図3に基づいて説明すると、制御手段8はステップS1において、第1の検出手段6a(SW1)がON、即ち第1の検出手段6a(SW1)が引出型遮断器ユニット4の存在を検出したか否かをチェックする。上述したように引出型遮断器ユニット4が図2において実線で示す運転位置から2点鎖線で示す作業位置に向けて移動し始めると、引出型遮断器ユニット4が配電盤本体3から引き出されるので、第1の検出手段6a(SW1)は引出型遮断器ユニット4の存在を検出してONする。ステップS1において第1の検出手段6a(SW1)がONされたならば、制御手段8は引出型遮断器ユニット4が配電盤本体3から引き出されたものと判断し、ステップS2に進んでタイマー(T)を所定時間(T1)にセットする。なお、所定時間(T1)は、駆動機構5によって引出型遮断器ユニット4を運転位置から作業位置に移動させるために要する時間で、例えば20秒に設定されている。
【0014】
ステップS2においてタイマー(T)を所定時間(T1)にセットしたならば、制御手段8はステップS3に進んでタイマー(T)を所定時間(T1)にセットしてからの経過時間(TS)が所定時間(T1)に達したか否かをチェックする。ステップS3において上記経過時間(TS)が所定時間(T1)に達しなければ待ち、上記経過時間(TS)が所定時間(T1)に達したならば制御手段8はステップS4に進んで第2の検出手段6b(SW2)がON、即ち第2の検出手段6b(SW2)が引出型遮断器ユニット4の存在を検出したか否かをチェックする。ステップS4において第2の検出手段6b(SW2)がONしたならば、制御手段8は引出型遮断器ユニット4が作業位置に位置付けられたものと判断し、ステップS5に進んで作業位置信号を制御所に設置されている制御用のコンピュータ9に出力する。制御用のコンピュータ9は、この作業位置信号に基づいて引出型遮断器ユニット4が作業位置に位置付けられたことを表示手段91(DSP)に表示する。これにより、作業者は引出型遮断器ユニット4が作業位置に位置付けられたことを確認することができる。なお、駆動機構5の電動モータ51(M)は、引出型遮断器ユニット4が作業位置に位置付けられた時点で駆動回路に配設されたリミットスイッチが作動して停止される。
【0015】
なお、ステップS4においてタイマー(T)を所定時間(T1)にセットしてからの経過時間(TS)が所定時間(T1)に達しても第2の検出手段6b(SW2)がONしない場合は、所定時間(T1)が経過しても引出型遮断器ユニット4が作業位置に達していないので、制御手段8は駆動機構5が故障である判断し、ステップS6に進んで故障警報信号を制御用のコンピュータ9に出力する。制御用のコンピュータ9は、この故障警報信号に基づいて駆動機構5が故障していることを表示手段91(DSP)に表示する。
【0016】
次に、図4に示すフローチャートに基づいて、引出型遮断器ユニット4が図2において2点鎖線で示す作業位置から運転位置へ作動する際の引出型遮断器ユニット4の動作位置を確認する手順について説明する。なお、引出型遮断器ユニット4が図2において2点鎖線で示す作業位置に位置付けられている状態においては、上述したように第1の検出手段6a(SW1)および第2の検出手段6b(SW2)共に引出型遮断器ユニット4の存在を検出しており、ONされている。需要者側に送電する電線の点検・修理等の作業が終了して、引出型遮断器ユニット4を図2において実線で示す運転位置に位置付けるべく、作業者が制御所のコンピュータ9の入力手段92から駆動指令信号を入力する。この駆動指令信号に基づきコンピュータ9は、駆動機構5の電動モータ51(M)を例えば逆転駆動せしめる制御信号を出力する。この結果、電動モータ51(M)が逆転駆動し、引出型遮断器ユニット4が図2において2点鎖線で示す作業位置から実線で示す運転位置に向けて移動せしめられる。
【0017】
図4に基づいて説明すると、制御手段8はステップP1において、第2の検出手段6b(SW2)がOFF、即ち第2の検出手段6b(SW2)が引出型遮断器ユニット4の存在を検出しないか否かをチェックする。上述したように引出型遮断器ユニット4が図2において2点鎖線で示す作業位置から実線で示す運転位置に向けて移動し始めると、その直後に第2の検出手段6b(SW2)は引出型遮断器ユニット4の存在を検出しなくなりOFFする。ステップP1において検出手段6b(SW2)がOFFしたならば制御手段8は引出型遮断器ユニット4が作業位置から運転位置に向けて移動し始めたものと判断し、ステップP2に進んでタイマー(T)を所定時間(T1)にセットする。なお、所定時間(T1)は、駆動機構5によって引出型遮断器ユニット4を作業位置から運転位置に移動させるために要する時間で、例えば20秒に設定されている。
【0018】
ステップP2においてタイマー(T)を所定時間(T1)にセットしたならば、制御手段8はステップP3に進んでタイマー(T)を所定時間(T1)にセットしてからの経過時間(TS)が所定時間(T1)に達したか否かをチェックする。ステップS2において上記経過時間(TS)が所定時間(T1)に達しなければ待ち、上記経過時間(TS)が所定時間(T1)に達したならば制御手段8はステップP4に進んで第1の検出手段6a(SW1)がOFF、即ち第1の検出手段6a(SW1)が引出型遮断器ユニット4の存在を検出しなくなったか否かをチェックする。ステップP4において第1の検出手段6a(SW1)がOFFしたならば、制御手段8は引出型遮断器ユニット4が運転位置に位置付けられたものと判断し、ステップP5に進んで運転位置信号を制御所に設置されている制御用のコンピュータ9に出力する。制御用のコンピュータ9は、この運転位置信号に基づいて引出型遮断器ユニット4が運転位置に位置付けられたことを表示手段91(DSP)に表示する。これにより、作業者は引出型遮断器ユニット4が運転位置に位置付けられたことを確認することができる。なお、駆動機構5の電動モータ51(M)は、引出型遮断器ユニット4が運転位置に位置付けられた時点で駆動回路に配設されたリミットスイッチが作動して停止される。
【0019】
なお、ステップP4においてタイマー(T)を所定時間(T1)にセットしてからの経過時間(TS)が所定時間(T1)に達しても第1の検出手段6a(SW1)がOFFしない場合は、所定時間(T1)が経過しても引出型遮断器ユニット4が運転位置に達していないので、制御手段8は駆動機構5が故障である判断し、ステップP6に進んで故障警報信号を制御用のコンピュータ9に出力する。制御用のコンピュータ9は、この故障警報信号に基づいて駆動機構5が故障していることを表示手段91(DSP)に表示する。
【0020】
以上のように図示の実施形態においては、引出型遮断器ユニット4が運転位置から引き出された状態を検出する第1の検出手段6a(SW1)と、作業位置に引き出された引出型遮断器ユニット4を検出する第2の検出手段6b(SW2)のON−OFF状態を組み合わせることにより、引出型遮断器ユニット4の動作位置を確実に判定することができるとともに、駆動機構5に故障が発生した場合にはこれを検出することができる。また、上記第1の検出手段6a(SW1)と第2の検出手段6b(SW2)は反射形赤外線センサを用いているので、通常照明が消灯されている変電所においても引出型遮断器ユニット4の動作位置を検出することができる。
【0021】
【発明の効果】
本発明に従って構成された配電盤における引出型遮断器ユニットの位置確認装置は以上のように構成されており、引出型遮断器ユニットが運転位置から引き出された状態を検出する第1の検出手段と、作業位置に引き出された引出型遮断器ユニットを検出する第2の検出手段とを備え、この両検出手段の検出状態を組み合わせることにより引出型遮断器ユニットの動作位置を判定し、これを表示手段に表示するようにしたので、引出型遮断器ユニットが運転位置または作業位置に位置付けられたことを制御所において確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成された引出型遮断器ユニットの位置確認装置を備えた配電盤の斜視図。
【図2】本発明に従って構成された配電盤における引出型遮断器ユニットの位置確認装置のブロック構成図。
【図3】図2に示す引出型遮断器ユニットの位置確認装置を構成する制御手段の動作手順を示す一部フローチャート。
【図4】図2に示す引出型遮断器ユニットの位置確認装置を構成する制御手段の動作手順を示す一部フローチャート。
【図5】従来の配電盤を示す概略構成図。
【符号の説明】
2:配電盤
3:配電盤本体
31:ソケット
4:引出型遮断器ユニット
41:ソケット
5:駆動機構
51:電動モータ(M)
6a:第1の検出手段(SW1)
6b:第2の検出手段(SW2)
7:支持部材
8:制御手段
9:制御用のコンピュータ
91:表示手段(DSP)
92:入力手段
Claims (4)
- 配電盤本体と、該配電盤本体に運転位置と該運転位置から所定距離引き出された作業位置との間を移動可能に配設された引出型遮断器ユニットと、を具備する配電盤における引出型遮断器ユニットの位置確認装置において、
該引出型遮断器ユニットが該運転位置から引き出された状態を検出する第1の検出手段と、該作業位置に引き出された該引出型遮断器ユニットを検出する第2の検出手段と、該第1の検出手段と該第2の検出手段からの検出信号に基づいて該引出型遮断器ユニットの動作位置を判定する制御手段と、該制御手段の判定結果を表示する表示手段と、を具備し、
該制御手段は、該第1の検出手段および該第2の検出手段のいづれもが該引出型遮断器ユニットの存在を検出しない場合には該引出型遮断器ユニットが該運転位置に位置付けられていると判定し、該第1の検出手段および該第2の検出手段のいづれもが該引出型遮断器ユニットの存在を検出した場合には該引出型遮断器ユニットが該作業位置に位置付けられていると判定する、
ことを特徴とする配電盤における引出型遮断器ユニットの位置確認装置。 - 該制御手段は、該引出型遮断器ユニットが該運転位置から該作業位置に向けて作動する際に、該第1の検出手段が該引出型遮断器ユニットの存在を検出した後、所定時間経過しても該第2の検出手段が該引出型遮断器ユニットの存在を検出しない場合には故障信号を該表示手段に出力する、請求項1記載の配電盤における引出型遮断器ユニットの位置確認装置。
- 該制御手段は、該引出型遮断器ユニットが該作業位置から該運転位置に向けて作動する際に、該第2の検出手段が該引出型遮断器ユニットの存在を検出したくなった後、所定時間経過しても該第1の検出手段が該引出型遮断器ユニットの存在を検出している場合には故障信号を該表示手段に出力する、請求項1記載の配電盤における引出型遮断器ユニットの位置確認装置。
- 該第1の検出手段および該第2の検出手段は、反射形赤外線センサからなっている、請求項1記載の配電盤における引出型遮断器ユニットの位置確認装置。
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-
2003
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