JPS6220002Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6220002Y2 JPS6220002Y2 JP13040978U JP13040978U JPS6220002Y2 JP S6220002 Y2 JPS6220002 Y2 JP S6220002Y2 JP 13040978 U JP13040978 U JP 13040978U JP 13040978 U JP13040978 U JP 13040978U JP S6220002 Y2 JPS6220002 Y2 JP S6220002Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control device
- limit switch
- contacts
- timer
- control
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000001934 delay Effects 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 239000004568 cement Substances 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Conveyors (AREA)
- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は電動機により駆動されて移動する台
車の停止位置を制御する装置に関する。
車の停止位置を制御する装置に関する。
鉄鋼業、セメント工業などにおいて多く使用さ
れる電動式移動台車の位置決め制御には簡単な機
構でしかも確実に操作できる装置が望まれる。
れる電動式移動台車の位置決め制御には簡単な機
構でしかも確実に操作できる装置が望まれる。
この考案は上述の点を考慮して提供された装置
である。以下この実施例を図面に基づいて説明す
る。第１図は本考案による一実施例の電動式移動
台車の位置決め制御装置における台車とリミツト
スイツチとの概略図、第２図は同上の電気回路図
である。第１図に示す台車１は走行路２上を電動
機３により駆動されて左方向または右方向に移動
する。４１〜４５は台車の停止位置に設けられた
２組の常時閉路接点をもつリミツトスイツチで４
１ｃ〜４５ｃはその作動子、５はドツグである。
第２図に示す６１は選択スイツチで２組の切換接
点をもち、ノツチ〜のいずれかを選択設定す
る。Ａは左方向移動用回路で直列のリミツトスイ
ツチ４１〜４５の接点４１ａ〜４５ａと並列の選
択スイツチ６１の接点６１ａ〜６５ａおよび台車
を左方向に駆動する電動機制御装置７により構成
され制御電源Ｒ，Ｔに接続されている。Ｂは右方
向移動用回路で直列のリミツトスイツチ４１〜４
５の接点４１ｂ〜４５ｂと並列の選択スイツチ６
１の接点６１ｂ〜６５ｂとタイマ８、限時閉路接
点８ａおよび台車を右方向に駆動する電動機制御
装置９により構成され制御電源Ｒ，Ｔに接続され
ている。制御装置７，９は、例えば電動機の正、
逆転用の電磁接触器またはそれらの前段に設けら
れた補助リレーである。以上のような構成になる
回路の動作説明をすると、今台車１が第１図に示
すようにリミツトスイツチ４３の上に位置してい
る場合は作動子４３Ｃがドツグ５によつて操作さ
れ、接点４３ａ，４３ｂはともに開路状態にあ
る。この位置の台車１をリミツトスイツチ４４の
上の位置に移動させたい場合は選択スイツチ６１
を第２図のごとくノツチに設定すると接点６４
ａ，６４ｂはともに閉路される。こゝにおいて左
方向移動用回路Ａでは接点４３ａが開路状態なの
で通電されないが、右方向移動用回路Ｂでは接点
６４ｂ、接点４４ｂ，４５ｂおよびタイマ８に通
電されるのでタイマ８は作動し或る時限の後接点
８ａが閉路されて電動機制御装置９は通電され
る。制御装置９の動作に伴なつて電動機３が駆動
され台車１は右方向に移動を始める。同時に作動
子４３ｃはもとに復帰し、それに伴つて接点４３
ａも復帰して左方向移動用回路Ａは通電されるが
制御装置７と９は（図示していないが）インター
ロツクをとつてあるので制御装置７は動作させら
れず台車１はそのまま右方向に移動を続けリミツ
トスイツチ４４の上の位置に至りドツグ５が作動
子４４ｃを操作し、接点４４ｂが開路されて制御
装置９への通電はなくなり電動機３は停止され台
車１はリミツトスイツチ４４の所定位置に止る。
なお台車１を左方向へ移動させたい場合たとえば
リミツトスイツチ４２の上の位置に移動させたい
場合は選択スイツチ６１のノツチに設定すると
左方向移動用回路Ａが通電され、タイマ８の動作
に無関係に直接制御装置７が動作させられる。
である。以下この実施例を図面に基づいて説明す
る。第１図は本考案による一実施例の電動式移動
台車の位置決め制御装置における台車とリミツト
スイツチとの概略図、第２図は同上の電気回路図
である。第１図に示す台車１は走行路２上を電動
機３により駆動されて左方向または右方向に移動
する。４１〜４５は台車の停止位置に設けられた
２組の常時閉路接点をもつリミツトスイツチで４
１ｃ〜４５ｃはその作動子、５はドツグである。
第２図に示す６１は選択スイツチで２組の切換接
点をもち、ノツチ〜のいずれかを選択設定す
る。Ａは左方向移動用回路で直列のリミツトスイ
ツチ４１〜４５の接点４１ａ〜４５ａと並列の選
択スイツチ６１の接点６１ａ〜６５ａおよび台車
を左方向に駆動する電動機制御装置７により構成
され制御電源Ｒ，Ｔに接続されている。Ｂは右方
向移動用回路で直列のリミツトスイツチ４１〜４
５の接点４１ｂ〜４５ｂと並列の選択スイツチ６
１の接点６１ｂ〜６５ｂとタイマ８、限時閉路接
点８ａおよび台車を右方向に駆動する電動機制御
装置９により構成され制御電源Ｒ，Ｔに接続され
ている。制御装置７，９は、例えば電動機の正、
逆転用の電磁接触器またはそれらの前段に設けら
れた補助リレーである。以上のような構成になる
回路の動作説明をすると、今台車１が第１図に示
すようにリミツトスイツチ４３の上に位置してい
る場合は作動子４３Ｃがドツグ５によつて操作さ
れ、接点４３ａ，４３ｂはともに開路状態にあ
る。この位置の台車１をリミツトスイツチ４４の
上の位置に移動させたい場合は選択スイツチ６１
を第２図のごとくノツチに設定すると接点６４
ａ，６４ｂはともに閉路される。こゝにおいて左
方向移動用回路Ａでは接点４３ａが開路状態なの
で通電されないが、右方向移動用回路Ｂでは接点
６４ｂ、接点４４ｂ，４５ｂおよびタイマ８に通
電されるのでタイマ８は作動し或る時限の後接点
８ａが閉路されて電動機制御装置９は通電され
る。制御装置９の動作に伴なつて電動機３が駆動
され台車１は右方向に移動を始める。同時に作動
子４３ｃはもとに復帰し、それに伴つて接点４３
ａも復帰して左方向移動用回路Ａは通電されるが
制御装置７と９は（図示していないが）インター
ロツクをとつてあるので制御装置７は動作させら
れず台車１はそのまま右方向に移動を続けリミツ
トスイツチ４４の上の位置に至りドツグ５が作動
子４４ｃを操作し、接点４４ｂが開路されて制御
装置９への通電はなくなり電動機３は停止され台
車１はリミツトスイツチ４４の所定位置に止る。
なお台車１を左方向へ移動させたい場合たとえば
リミツトスイツチ４２の上の位置に移動させたい
場合は選択スイツチ６１のノツチに設定すると
左方向移動用回路Ａが通電され、タイマ８の動作
に無関係に直接制御装置７が動作させられる。
次にタイマ８の役割について説明する。例えば
台車１の走行中に停電が起こり、その後に停電が
回復して制御電源Ｒ，Ｔが入つた際に、台車１が
予め定められた停止点からはずれていることが有
り得る。このような場合に、制御電源Ｒ，Ｔが入
つた直後に、両制御装置７，９間の前述のインタ
ーロツクがまだ確立していない状態で両制御装置
７，９が同時に投入され、電動機主回路で電源短
絡事故が生じるおそれがある。タイマ８はこれを
防止しようとするものである。制御電源Ｒ，Ｔが
投入された際に、台車１がリミツトスイツチ４３
と４４との中間位置にあつて、選択スイツチ６１
はに設定されているものとすると、左方向移動
回路Ａでは接点６４ａおよび接点４４ａ〜４１ａ
を介して制御装置７が直ちに投入されるのに対し
て、右方向移動回路Ｂでは接点６４ｂおよび接点
４４ｂ，４５ｂを介してまずタイマ８が投入され
て時限動作を開始するだけで制御装置９が直ちに
投入されることはない。したがつて、制御装置７
の投入により台車１は左方向に移動され始め、リ
ミツトスイツチ４２の位置へ向かう。予め設定さ
れた時限後にタイマが作動して接点８ａが閉成さ
れたときには、既にインターロツクが確立してい
るので、このとき行われる制御装置９の投入動作
は制御装置７が動作中であることから無効にされ
る。このようにして電動機主回路における各方向
用の電磁接触器が制御電源投入直後において同時
投入されることが確実に防止され、台車１はリミ
ツトスイツチ４３の位置に無事にたどり着くこと
ができる。それから改めて、選択スイツチ６１で
設定されているに対応するリミツトスイツチ４
４の位置へ向かうが、このときの動作は先に説明
して通常の動作と同じである。
台車１の走行中に停電が起こり、その後に停電が
回復して制御電源Ｒ，Ｔが入つた際に、台車１が
予め定められた停止点からはずれていることが有
り得る。このような場合に、制御電源Ｒ，Ｔが入
つた直後に、両制御装置７，９間の前述のインタ
ーロツクがまだ確立していない状態で両制御装置
７，９が同時に投入され、電動機主回路で電源短
絡事故が生じるおそれがある。タイマ８はこれを
防止しようとするものである。制御電源Ｒ，Ｔが
投入された際に、台車１がリミツトスイツチ４３
と４４との中間位置にあつて、選択スイツチ６１
はに設定されているものとすると、左方向移動
回路Ａでは接点６４ａおよび接点４４ａ〜４１ａ
を介して制御装置７が直ちに投入されるのに対し
て、右方向移動回路Ｂでは接点６４ｂおよび接点
４４ｂ，４５ｂを介してまずタイマ８が投入され
て時限動作を開始するだけで制御装置９が直ちに
投入されることはない。したがつて、制御装置７
の投入により台車１は左方向に移動され始め、リ
ミツトスイツチ４２の位置へ向かう。予め設定さ
れた時限後にタイマが作動して接点８ａが閉成さ
れたときには、既にインターロツクが確立してい
るので、このとき行われる制御装置９の投入動作
は制御装置７が動作中であることから無効にされ
る。このようにして電動機主回路における各方向
用の電磁接触器が制御電源投入直後において同時
投入されることが確実に防止され、台車１はリミ
ツトスイツチ４３の位置に無事にたどり着くこと
ができる。それから改めて、選択スイツチ６１で
設定されているに対応するリミツトスイツチ４
４の位置へ向かうが、このときの動作は先に説明
して通常の動作と同じである。
なお、タイマ８およびそれの時限動作接点８ａ
はＢ側の代りにＡ側に設けてもよく、その場合に
は、正常でない中間位置からの制御電源投入直後
における停止位置修正の移動方向が反対になるだ
けである。このように、Ａ，Ｂのいずれか一方に
タイマを付加すると言う簡単な手段にて、安全に
自動的な停止位置修正を行わせてから、所望停止
位置への移動を行わせることができる。
はＢ側の代りにＡ側に設けてもよく、その場合に
は、正常でない中間位置からの制御電源投入直後
における停止位置修正の移動方向が反対になるだ
けである。このように、Ａ，Ｂのいずれか一方に
タイマを付加すると言う簡単な手段にて、安全に
自動的な停止位置修正を行わせてから、所望停止
位置への移動を行わせることができる。
以上述べたように上記の様に構成された装置に
おいては、移動台車の移動方向ならびに位置決め
制御が簡単な機構でしかも確実な操作が可能であ
る。
おいては、移動台車の移動方向ならびに位置決め
制御が簡単な機構でしかも確実な操作が可能であ
る。
第１図は本考案による一実施例の電動式移動台
車の位置決め制御装置における台車とリミツトス
イツチとの概略図、第２図は同上の電気回路図で
ある。 １……台車、２……走行路、３……電動機、
７，９……電動機制御装置、８……タイマ、８ａ
……タイマの接点、４１〜４５……リミツトスイ
ツチ、４１ａ〜４５ａ，４１ｂ〜４５ｂ……リミ
ツトスイツチの接点、６１……選択スイツチ、６
１ａ〜65a，６１ｂ〜６５ｂ……選択スイツチの
接点。
車の位置決め制御装置における台車とリミツトス
イツチとの概略図、第２図は同上の電気回路図で
ある。 １……台車、２……走行路、３……電動機、
７，９……電動機制御装置、８……タイマ、８ａ
……タイマの接点、４１〜４５……リミツトスイ
ツチ、４１ａ〜４５ａ，４１ｂ〜４５ｂ……リミ
ツトスイツチの接点、６１……選択スイツチ、６
１ａ〜65a，６１ｂ〜６５ｂ……選択スイツチの
接点。
Claims (1)
- 電動機により駆動されて移動する台車の停止位
置を制御するものにおいて、走行路上のそれぞれ
の所定の位置に台車が来た時に開路するリミツト
スイツチの２組の接点を、一方の制御電源に接続
した電動機制御装置と他方の制御電源に接続した
選択スイツチの接点との間にそれぞれ直列に接続
し、該リミツトスイツチの接点は、前記選択スイ
ツチに近い方から接続される電動機制御装置によ
る台車の移動方向に従つた順の位置に対応する順
に並べて配置され、前記両制御装置は互いにイン
タロツクされて接続され、前記選択スイツチの接
点はその位置に対応するリミツトスイツチの接点
に対し制御装置より遠い側に接続された隣のリミ
ツトスイツチの接点または制御電源との間に接続
され、かつ前記両制御装置のいずれか一方に該制
御装置の動作を遅延させるタイマが設けられてい
ることを特徴とする電動式移動台車の位置決め制
御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13040978U JPS6220002Y2 (ja) | 1978-09-22 | 1978-09-22 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13040978U JPS6220002Y2 (ja) | 1978-09-22 | 1978-09-22 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5548253U JPS5548253U (ja) | 1980-03-29 |
| JPS6220002Y2 true JPS6220002Y2 (ja) | 1987-05-22 |
Family
ID=29095998
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13040978U Expired JPS6220002Y2 (ja) | 1978-09-22 | 1978-09-22 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6220002Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-09-22 JP JP13040978U patent/JPS6220002Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5548253U (ja) | 1980-03-29 |
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