JP4783430B2 - 駆動制御装置、駆動制御方法、駆動制御プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

駆動制御装置、駆動制御方法、駆動制御プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Description

この発明は、移動体に対して危険な事象の起こる可能性に基づいて駆動部を制御する駆動制御装置、駆動制御方法、駆動制御プログラム、および記録媒体に関する。ただし、この発明の利用は、上述した駆動制御装置、駆動制御方法、駆動制御プログラムおよび記録媒体には限られない。
従来、車両を目的地点まで誘導するカーナビゲーションに関する情報や運転の状態に関する情報を、ロボットなどの駆動部を利用して、運転者になじみやすくわかりやすい提示をおこなう運転情報出力装置がある。
これらの運転情報出力装置の中には、運転者の状況をカメラなどによって検知し、駆動部や表示画面を注視している場合は、駆動部の動きを停止したり、表示画面への表示や音声出力を停止することで、駆動部や表示画面の注視によって引き起こされる危険な運転を防ぎ、安全で適切ナビゲーションをおこなう提案がされている(たとえば、下記特許文献1参照。)。
特開2004−93354号公報
しかしながら、上述の特許文献1の技術では、たとえば、運転者が駆動部や表示画面を注視していない場合でも、駆動部や表示画面が運転者の視野に入っていれば、危険運転時において駆動部の動きや操作音、表示画面の表示を、車両に危険を及ぼす可能性のある車両外部の物体と勘違いしてしまうという問題が一例として挙げられる。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明にかかる駆動制御装置は、移動体に搭載する搭乗者へ情報を提示するための駆動手段と、前記移動体に関する情報を取得する情報取得手段と、前記情報取得手段によって取得された情報に基づいて、前記移動体に対して危険な事象の起こる可能性を示す危険指数を算出する算出手段と、前記算出手段によって算出された危険指数が所定値より大きい値か否かを判断する判断手段と、前記算出手段によって算出された算出結果に応じて、前記駆動手段を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記判断手段によって危険指数が所定値より大きい値と判断された場合、前記駆動手段による駆動を停止することを特徴とする。
また、請求項7の発明にかかる駆動制御方法は、移動体に関する情報を取得する情報取得工程と、前記情報取得工程によって取得された情報に基づいて、前記移動体に対して危険な事象の起こる可能性を示す危険指数を算出する算出工程と、前記算出工程によって算出された危険指数が所定値より大きい値か否かを判断する判断工程と、前記算出工程によって算出された算出結果に応じて、前記移動体に搭載され搭乗者へ情報を提示するための駆動手段を制御する制御工程と、を含み、前記制御工程では、前記判断工程によって危険指数が所定値より大きい値と判断された場合、前記駆動手段による駆動を停止することを特徴とする。
また、請求項8の発明にかかる駆動制御プログラムは、請求項7に記載の駆動制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、請求項9の発明にかかる記録媒体は、請求項8に記載の駆動制御プログラムをコンピュータに読み取り可能な状態で記録したことを特徴とする。
本実施の形態にかかる駆動制御装置の機能的構成を示すブロック図である。 本実施の形態にかかる駆動制御装置の駆動制御処理手順を示すフローチャートである。 本実施例にかかるナビゲーション装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本実施例にかかる駆動制御装置の機能的構成を示すブロック図である。 本実施例にかかる駆動制御装置の処理の概要を示すフローチャートである。 車両情報および画像情報を取得する処理の内容について示したフローチャートである。 第1注目点を算出する処理の内容について示したフローチャートである。 撮影された画像における道路上の1地点の垂直方向の距離を示した説明図である。 撮影された画像の中心地点からの水平方向の距離と垂直方向の距離との関係を示した説明図である。 道路上の地点について説明する説明図である。 制御信号を算出する処理の内容について示したフローチャートである。 駆動部を制御する処理の内容について示したフローチャートである。 画像情報を取得する処理の内容について示したフローチャートである。 危険指数を算出する処理の内容を示したフローチャートである。 時刻Tに取得された画像情報を示した説明図である。 時刻(T+ΔT)に取得された画像情報を示した説明図である。 白線をマッチングさせて重ね合わした画像情報を示した説明図である。 動きベクトルMを示した説明図である。 単位ベクトルIと、動きベクトルMとの関係による危険指数Dの大小について示した説明図である。 第2注目点を算出する処理の内容について示したフローチャートである。 通常運転に復帰したか否かを判断する処理の内容について示したフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる駆動制御装置、駆動制御方法、駆動制御プログラム、および記録媒体の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
(駆動制御装置の機能的構成)
まず、この発明の実施の形態にかかる駆動制御装置100の機能的構成について説明する。図1は、本実施の形態にかかる駆動制御装置の機能的構成を示すブロック図である。図1において、駆動制御装置100は、情報取得部101と、駆動部102と、算出部103と、報知部104と、判断部105と、制御部106と、を備えている。
情報取得部101は、移動体に関する情報を取得する。移動体に関する情報は、具体的には、たとえば、移動体に搭載されたカメラによって撮影された移動体の周辺に関する画像情報である。また、移動体に関する情報は、各種センサから取得された情報でもよい。各種センサから取得された情報は、たとえば、移動体の速度・加速度情報、移動体の現在位置情報、移動体内部および外部の音の大きさや方向・温度・湿度・光の強さ・煙の量・空気の成分・任意の物体の接触・圧力・磁気の量などの情報、移動体から任意の対象物までの距離の情報、利用者の心拍・脳波・呼吸などの情報などである。
駆動部102は、移動体に搭載されたセンサを駆動させる。移動体に搭載されたセンサは、上述した各種センサであり、たとえば、画像センサ(カメラ)である。また、駆動部102は、情報取得部101を駆動させてもよい。したがって、情報取得部101と、各種センサとは同体でもよいし、別体でもよい。そして、駆動部102は、移動体に搭載されたセンサまたは情報取得部101を、ヨー方向およびピッチ方向に駆動させる。さらに、駆動部102は、たとえば、動物や人の形を模倣したロボットなどでもよい。
算出部103は、情報取得部101によって取得された情報に基づいて、移動体に対して危険な事象の起こる可能性を示す危険指数を算出する。ここで、危険な事象は、具体的には、たとえば、移動体が経路を外れることや、移動体が物体と接触することや、移動体の利用者の状態が通常と異なることなどである。また、危険指数は、これらの危険な事象の起こる可能性の大小をあらわす指標となる数値である。
報知部104は、算出部103によって算出された算出結果に応じて、移動体の搭乗者に移動体に対して危険な事象の起こる可能性を報知する。報知部104は、たとえば、警告音や音声情報、光の点灯などによって報知する。音声情報によって報知する場合、具体的には、「車間距離が短いです。」、「右側に障害物があります。」などの、移動体が事故を起こす可能性のあるものを報知する。また、「空気が悪いので窓を開けましょう。」、「オーディオの音量を下げてください。」などの搭乗者に対して危険な事象の起こる可能性を報知してもよい。また、これらの危険な事象の起こる可能性の報知は、駆動部102による駆動によって報知してもよい。
判断部105は、算出部103によって算出された危険指数が所定値より大きい値か否かを判断する。ここで、所定値は、利用者によって設定可能でもよく、過去の履歴によって変更可能でもよい。また、判断部105は、算出部103によって算出された危険指数が所定値より大きい値と判断された後に、所定値より小さい値に戻ったか否かを判断してもよい。
制御部106は、算出部103によって算出された算出結果に応じて、駆動部102を制御する。また、制御部106は、判断部105によって危険指数が所定値より大きい値と判断された場合、駆動部102による駆動を停止する。そして、制御部106は、判断部105によって危険指数が所定値より小さい値に戻ったと判断された場合、駆動部102による駆動を再開してもよい。
(駆動制御装置の駆動制御処理手順)
つぎに、駆動制御装置100の駆動制御処理手順について説明する。図2は、本実施の形態にかかる駆動制御装置の駆動制御処理手順を示すフローチャートである。図2のフローチャートにおいて、まず、情報取得部101によって移動体に関する情報を取得する(ステップS201)。つぎに、ステップS201において取得された移動体に関する情報に基づいて、算出部103によって、移動体に対して危険な事象の起こる可能性を示す危険指数を算出する(ステップS202)。そして、報知部104によって、移動体に対して危険な事象の起こる可能性を搭乗者に報知する(ステップS203)。
さらに、判断部105によって、ステップS202において算出された危険指数が所定値より大きい値か否かを判断して(ステップS204)、危険指数が所定値より大きい値の場合(ステップS204:Yes)、制御部106によって駆動部102を制御して駆動を停止して(ステップS205)、一連の処理を終了する。一方、ステップS204において危険指数が所定値より大きい値ではない場合(ステップS204:No)、ステップS201に戻り、以降の処理を繰り返しおこなう。
なお、図2のフローチャートにおいては、ステップS203において、搭乗者に報知するとしているが、これに限るものではない。具体的には、たとえば、搭乗者に報知せずに、ステップS204に進んでもよい。もしくは、危険指数がステップS205における所定値を上限とした所定範囲内に入っているか否かを判断して、所定範囲内に入っている場合に、搭乗者に報知するようにしてもよい。
また、図2のフローチャートにおいては、ステップS205において駆動部102の駆動を停止するとしているが、これに限るものではない。具体的には、たとえば、駆動部102の駆動は停止せずに、駆動に制限を設けるようにしてもよい。制限とは、たとえば、駆動部102の駆動範囲を狭くしたり、駆動部102を停止した状態で光の点滅や音声の出力のみをおこなったりする。
上述したように、本実施の形態の駆動制御装置100によれば、情報取得部101によって取得された移動体に関する情報に基づいて、算出部103によって移動体に対して危険な事象の起こる可能性を示す危険指数を算出し、算出された算出結果に応じて、制御部106によって移動体に搭載されたセンサを駆動させる駆動部102を制御することができる。したがって、駆動制御装置100は、たとえば、利用者が駆動部102を注視していなくても、移動体に危険な事象が起こると判断された場合は、駆動部102を制御することができる。これによって、利用者は、危険運転時に駆動部102を制御させることで、運転の判断の妨げにならないようにさせることができる。
また、本実施の形態の駆動制御装置100によれば、算出部103によって算出された算出結果に応じて、移動体の搭乗者に移動体に対して危険な事象の起こる可能性を報知することができる。したがって、駆動制御装置100は、危険指数が所定範囲内の場合は、運転者に危険運転であることの警告をおこなうことができる。これによって、利用者は、運転が危険な状態であることを知ることができ、事故などの危険な事象を回避することができる。
また、本実施の形態の駆動制御装置100によれば、制御部106は、判断部105によって危険指数が所定値より大きい値と判断された場合、駆動部102による駆動を停止することができる。したがって、本駆動制御装置100は、危険運転時に運転者の視野内にある駆動部102を停止することで、駆動部102を車両外部の物体(人や対向車)と見間違うのを防ぐことができる。これによって、利用者は、視野内に余計な動きがないため、運転に集中することができる。
また、本実施の形態の駆動制御装置100によれば、駆動部102は、情報取得部101を駆動させることができる。したがって、駆動部102によって情報取得部101を駆動することで広範囲の情報を取得することができる。これによって、利用者は、広範囲にわたって危険な事象の起こる可能性を検知することができる。
また、本実施の形態の駆動制御装置100によれば、情報取得部101は、移動体の周辺に関する画像情報を取得することができる。したがって、取得された画像情報の変化から、移動体に対して危険指数の大きい物体を特定することができる。これによって、利用者は、事故などの危険な事象を回避することができる。
また、本実施の形態の駆動制御装置100によれば、判断部105によって危険指数が所定値より小さい値に戻ったと判断された場合、駆動部102による駆動を再開することができる。したがって、通常運転をしている間は、駆動部102を駆動させることができる。これによって、利用者は、たとえば、車載したロボットなどの動きが停止された場合も、危険な事象を回避した後は、再び動かすことができる。
また、本実施の形態の駆動制御装置100によれば、駆動部102は、移動体に搭載されたセンサを、ヨー方向およびピッチ方向に駆動させることができる。したがって、駆動制御装置100は、広範囲にわたって移動体に関する情報を取得することができる。これによって、利用者は、広範囲にわたって危険な事象の起こる可能性を検知することができる。
以下に、本発明の実施例について説明する。本実施例では、たとえば、車両(四輪車、二輪車を含む)などの移動体に搭載されるナビゲーション装置によって、本発明の駆動制御装置を実施した場合の一例について説明する。
(ナビゲーション装置のハードウェア構成)
つぎに、本実施例にかかるナビゲーション装置300のハードウェア構成について説明する。図3は、本実施例にかかるナビゲーション装置のハードウェア構成を示すブロック図である。図3において、ナビゲーション装置300は、CPU301と、ROM302と、RAM303と、磁気ディスクドライブ304と、磁気ディスク305と、光ディスクドライブ306と、光ディスク307と、音声I/F(インターフェース)308と、マイク309と、スピーカ310と、入力デバイス311と、映像I/F312と、ディスプレイ313と、通信I/F314と、GPSユニット315と、各種センサ316と、カメラ317と、を備えている。各構成部301〜317は、バス320によってそれぞれ接続されている。
まず、CPU301は、ナビゲーション装置300の全体の制御を司る。ROM302は、ブートプログラム、データ更新プログラムなどのプログラムを記録している。また、RAM303は、CPU301のワークエリアとして使用される。すなわち、CPU301は、RAM303をワークエリアとして使用しながら、ROM302に記録された各種プログラムを実行することによって、ナビゲーション装置300の全体の制御を司る。
磁気ディスクドライブ304は、CPU301の制御にしたがって磁気ディスク305に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。磁気ディスク305は、磁気ディスクドライブ304の制御で書き込まれたデータを記録する。磁気ディスク305としては、たとえば、HD(ハードディスク)やFD(フレキシブルディスク)を用いることができる。
また、光ディスクドライブ306は、CPU301の制御にしたがって光ディスク307に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。光ディスク307は、光ディスクドライブ306の制御にしたがってデータが読み出される着脱自在な記録媒体である。光ディスク307は、書き込み可能な記録媒体を利用することもできる。着脱可能な記録媒体として、光ディスク307のほか、MO、メモリカードなどであってもよい。
磁気ディスク305および光ディスク307に記録される情報の一例としては、地図データや機能データが挙げられる。地図データは、建物、河川、地表面などの地物(フィーチャ)をあらわす背景データと、道路の形状をあらわす道路形状データとを含んでおり、地区ごとに分けられた複数のデータファイルによって構成されている。
道路形状データは、さらに交通条件データを有する。交通条件データには、たとえば、各ノードについて、信号や横断歩道などの有無、高速道路の出入り口やジャンクションの有無、各リンクについての長さ(距離)、道幅、進行方向、道路種別(高速道路、有料道路、一般道路など)などの情報が含まれている。
機能データは、地図上の施設の形状をあらわす3次元データ、当該施設の説明をあらわす文字データ、その他地図データ以外の各種のデータである。地図データや機能データは、地区ごとあるいは機能ごとにブロック分けされた状態で記録されている。具体的には、たとえば、地図データは、各々が、表示画面に表示された地図において所定の地区をあらわすように、地区ごとにブロック分けすることができる状態で記録されている。また、たとえば、機能データは、各々が、1つの機能を実現するように、機能ごとに複数にブロック分けすることができる状態で記録されている。
また、機能データは、上述した3次元データや文字データに加えて、経路探索、所要時間の算出、経路誘導などを実現するプログラムデータなどの機能を実現するためのデータである。地図データおよび機能データは、それぞれ、地区ごとあるいは機能ごとに分けられた複数のデータファイルによって構成されている。
音声I/F308は、音声入力用のマイク309および音声出力用のスピーカ310に接続される。マイク309に受音された音声は、音声I/F308内でA/D変換される。マイク309は、たとえば、車両のサンバイザー付近に設置され、その数は単数でも複数でもよい。スピーカ310からは、所定の音声信号を音声I/F308内でD/A変換した音声が出力される。なお、マイク309から入力された音声は、音声データとして磁気ディスク305あるいは光ディスク307に記録可能である。
入力デバイス311は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたリモコン、キーボード、タッチパネルなどが挙げられる。入力デバイス311は、リモコン、キーボード、タッチパネルのうちいずれか1つの形態によって実現されてもよいが、複数の形態によって実現することも可能である。
映像I/F312は、ディスプレイ313に接続される。映像I/F312は、具体的には、たとえば、ディスプレイ313全体を制御するグラフィックコントローラと、即時表示可能な画像情報を一時的に記録するVRAM(Video RAM)などのバッファメモリと、グラフィックコントローラから出力される画像データに基づいてディスプレイ313を制御する制御ICなどによって構成される。
ディスプレイ313には、アイコン、カーソル、メニュー、ウインドウ、あるいは文字や画像などの各種データが表示される。ディスプレイ313には、上述した地図データが、2次元または3次元に描画される。ディスプレイ313に表示された地図データには、ナビゲーション装置300を搭載した車両の現在位置をあらわすマークなどを重ねて表示することができる。車両の現在位置は、CPU301によって算出される。
ディスプレイ313としては、たとえば、CRT、TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどを用いることができる。ディスプレイ313は、たとえば、車両のダッシュボード付近に設置される。ディスプレイ313は、車両のダッシュボード付近のほか、車両の後部座席周辺などに設置するなどして、車両において複数設置されていてもよい。
通信I/F314は、無線を介してネットワークに接続され、ナビゲーション装置300とCPU301とのインターフェースとして機能する。通信I/F314は、さらに、無線を介してインターネットなどの通信網に接続され、この通信網とCPU301とのインターフェースとしても機能する。
通信網には、LAN、WAN、公衆回線網や携帯電話網などがある。具体的には、通信I/F314は、たとえば、FMチューナー、VICS(Vehicle Information and Communication System)/ビーコンレシーバ、無線ナビゲーション装置、およびその他のナビゲーション装置によって構成され、VICSセンターから配信される渋滞や交通規制などの道路交通情報を取得する。なお、VICSは登録商標である。
GPSユニット315は、GPS衛星からの電波を受信し、車両の現在位置を示す情報を出力する。GPSユニット315の出力情報は、後述する各種センサ316の出力値とともに、CPU301による車両の現在位置の算出に際して利用される。現在位置を示す情報は、たとえば緯度・経度、高度などの、地図データ上の1点を特定する情報である。
各種センサ316は、車速センサ、加速度センサ、角速度センサなどの、車両の位置や挙動を判断するための情報を出力する。各種センサ316の出力値は、CPU301による車両の現在位置の算出や、速度や方位の変化量の算出に用いられる。また、各種センサ316は、車両内部の状態を判断するための情報、運転者の状態を判断するための情報を出力する。車両内部の状態を判断するための情報は、具体的には、車両内部の温度、湿度、煙の量、空気の成分などの情報である。また、運転者の状態を判断するための情報は、具体的には、運転者の心拍、脳波、呼吸などの情報である。
カメラ317は、車両内部あるいは外部の映像を撮影する。映像は静止画あるいは動画のどちらでもよく、たとえば、カメラ317によって車両内部の搭乗者の挙動を撮影し、撮影した映像を映像I/F312を介して磁気ディスク305や光ディスク307などの記録媒体に出力する。また、カメラ317によって車両外部の状況を撮影し、撮影した映像を映像I/F312を介して磁気ディスク305や光ディスク307などの記録媒体に出力する。また、カメラ317は、赤外線カメラ機能を有しており、赤外線カメラ機能を用いて撮影された映像情報に基づいて車両内部に存在する物体の表面温度の分布を相対的に比較することができる。また、記録媒体に出力された映像は、上書き記録や保存がおこなわれる。
図1に示した駆動制御装置100が備える情報取得部101、駆動部102、算出部103、報知部104、判断部105、制御部106は、図3に示したナビゲーション装置300におけるROM302、RAM303、磁気ディスク305、光ディスク307などに記録されたプログラムやデータを用いて、CPU301が所定のプログラムを実行し、ナビゲーション装置300における各部を制御することによってその機能を実現する。
すなわち、実施例のナビゲーション装置300は、ナビゲーション装置300における記録媒体としてのROM302に記録されている駆動制御プログラムを実行することにより、図1に示した駆動制御装置100が備える機能を、図2に示した駆動制御処理手順で実行することができる。
(駆動制御装置の機能的構成)
つぎに、図4を用いて本実施例にかかる駆動制御装置の機能的構成について説明する。図4は、本実施例にかかる駆動制御装置の機能的構成を示すブロック図である。図4において駆動制御装置400は、駆動部401と、制御部402と、記憶部403と、情報入力部404と、情報出力部405と、車両情報I/F406と、外部装置I/F407と、画像処理部408と、センサ部410と、を備えている。駆動制御装置400は、ナビゲーション装置300と同体でもよいし、別体でもよい。また、一部の機能を共有する構成としてもよい。
駆動部401は、制御部402によって制御され、ヨー方向、ピッチ方向に駆動し、これに付随するロール方向などの複数の自由度を持って駆動することができる。また、駆動部401は、後述するセンサ部410のうちの単数もしくは複数のセンサを搭載してもよい。さらに、駆動部401は、車両の運転手の視界に入り車両周辺の情報が取得できる位置に設置されてもよい。たとえば、駆動部401が画像センサ部411を搭載する場合、画像センサ部411が搭載された駆動部401を、ダッシュボード上部やバックミラー周辺に設置する。
また、駆動部401は、動物や人の姿を模倣したロボットなどでもよい。この場合、駆動部401は、後述する各構成部をすべて備えていてもよいし、一部を備えていてもよい。具体的には、たとえば、情報出力部405を備え、画像を表示することや、音声を出力することで、利用者に情報を提示する。また、駆動部401は、自身の動きによって、利用者に情報を提示する。たとえば、腕を上げたり、首を振ることによって、利用者に情報を提示する。
また、駆動部401に画像センサ部411としてのカメラを搭載する場合、駆動部401は、カメラの撮像方向を変えることができる。具体的には、たとえば、カメラの視野角は、通常のデジタルカメラやムービーカメラ程度の場合、水平40度、垂直30度である。したがって、カメラは、駆動部401によって視野方向を変えられることで広範囲を撮像することが可能となる。
制御部402は、駆動部401を制御する。具体的には、駆動部401を制御するための制御信号を駆動部401へ出力する。具体的には、たとえば、駆動部401をヨー方向、ピッチ方向に回転させる制御信号や、駆動部401に搭載されたセンサ部410の各種センサのON/OFFを制御する制御信号を駆動部401へ出力する。さらに、制御部402は、駆動部401が動物や人の姿を模倣したロボットなどの場合、光の出力、音声出力、動作出力など、複数の出力の制御を同時におこなうことができる。
記憶部403は、各種の情報を記憶する。記憶部403に記憶される情報の一例としては、たとえば、地図情報である。地図情報は、ノードおよびリンクからなる道路ネットワークデータと、施設や道路その他地形(山、川、土地)に関するフィーチャを用いて描画される画像データとを含んでいる。地図データは、文字情報、施設の名称や住所などの情報、道路や施設の画像などを含んでいてもよい。
さらに、地図情報は、標識および看板の種類や設置位置、信号機の位置、通学圏の範囲などを含んでいてもよい。また、記憶部403は、情報入力部404、車両情報I/F406、外部装置I/F407、センサ部410によって取得された車両情報、画像情報、各地点の座標値、危険指数などを記憶する。
情報入力部404は、各種の情報を入力する。たとえば、タッチセンサ部425や音センサ部415や画像センサ部411などがその機能を果たしてもよく、具体的には、タッチパネル、リモコン、マウス、タッチセンサ、マイク、カメラなどである。また、情報出力部405は、各種の情報を出力する。具体的には、たとえば、画像を表示する表示画面や、音声を出力する出力機などである。
車両情報I/F406は、車両速度や車両の操作に関する車両情報を取得する。車両情報は、具体的には、たとえば、ウインカー、ハザード、ハンドル陀角、ライト、ワイパーなどの操作に関する情報や、加速度センサ部413などからの車両の速度に関する情報である。また、車両情報I/F406は、車両内部の情報を取得してもよい。具体的には、たとえば、運転者の挙動、または、車両内部の温度や湿度や空気成分などの状態に関する情報を取得してもよい。
外部装置I/F407は、外部装置とのインターフェースとして機能し、様々な外部装置に接続される。たとえば、GPS衛星からの情報によって自車位置を特定する。また、地図情報のデータベースなどから地図情報を参照する。さらに、ナビゲーション装置300に接続して、目的地点までの経路を設定する。外部装置I/F407は、たとえば、GPSセンサ部414や記憶部403によって、その機能を果たしてもよい。
画像処理部408は、記憶部403に記憶された情報や、画像センサ部411などから取得される画像情報を用いて、画像処理をおこなう。具体的には、たとえば、物体の動く方向や速度、道路標識や看板の認識などをおこなう。また、センサ部410は、各種センサ部を備えている。具体的には、たとえば、車両の状態に関する情報を取得するセンサや運転者の状態に関する情報を取得するセンサなどである。
画像センサ部411は、画像情報を取得する。具体的には、たとえば、CCDカメラなどによって車両の内部または外部の画像を撮像し、画像情報として取得する。駆動部位置検出部412は、駆動部401の位置、または回転を検出する。具体的には、たとえば、駆動部401のヨー方向およびピッチ方向の駆動角度を検出する。
加速度センサ部413は、ジャイロなどにより車両の加速度を検出する。車両の加速度は、たとえば、前後方向の加速度から車両速度の変化を検出してもよいし、左右方向の加速度から車両の揺れを検出してもよい。GPSセンサ部414は、GPS衛星からの電波に基づいて車両の現在位置を検出する。音センサ部415は、マイクなどによって車両の内部または外部の音の大きさや、音の発生した方向などを取得する。
温度センサ部416は、車両の内部または外部の温度を測定する。湿度センサ部417は、車両の内部または外部の湿度を測定する。照度センサ部418は、車両の内部または外部の光の強さを測定する。具体的には、たとえば、車両がトンネルに入ったか否か、太陽が出ているか否かを検出する。また、照度センサ部418は、太陽光中の紫外線量を検出してもよい。煙センサ部419は、車両の内部または外部の煙を感知する。具体的には、たとえば、タバコの煙を検出する。空気センサ部420は、空気の成分を測定する。具体的には、たとえば、車両内部の一酸化炭素濃度や不純物濃度を測定する。
超音波センサ部421は、車両周囲の物体との距離を測定する。具体的には、車両に搭載された超音波センサ部421から発せられた超音波が、再び車両に帰ってくるまでの時間を取得し、車両から測定対象までの距離を測定する。マイクロ波センサ部422は、車両周囲の物体との距離を測定する。具体的には、マイクロ波を利用して車両から対象物までの距離を測定する。レーザーセンサ部423は、車両周囲の物体との距離を測定する。具体的には、レーザーを利用して車両から対象物までの距離を測定するものである。
赤外線センサ部424は、赤外線を利用して画像情報を取得する。タッチセンサ部425は、車両の内部または外部の対象部位に、任意の物体が接触したか否かを判定する。圧力センサ部426は、車両内部の空気圧や各センサにかかる力を測定する。生体センサ部427は、利用者の心拍、脳波、呼吸などの情報を取得する。磁気センサ部428は、磁気を測定する。
(駆動制御装置の処理の概要)
つぎに、駆動制御装置400の処理の概要について説明する。図5は、本実施例にかかる駆動制御装置の処理の概要を示すフローチャートである。図5のフローチャートにおいて、まず、駆動部401の駆動角度を初期化する(ステップS501)。具体的には、たとえば、駆動部401のヨー方向の角度およびピッチ方向の角度をそれぞれ0°にする。
つぎに、車両情報および画像情報を取得する(ステップS502)。そして、ステップS502において取得された車両情報に基づいて、ウインカーを使用しているか否かを判断して(ステップS503)、ウインカーを使用している場合(ステップS503:Yes)、第1注目点を算出する(ステップS504)。一方、ステップS503においてウインカーを使用していない場合(ステップS503:No)、ステップS502に戻り、以降の処理を繰り返しおこなう。第1注目点は、時刻Tにおける注目点である。注目点は、車両の危険指数を算出する際の、基準となる道路上の地点である。
ステップS504において算出された第1注目点を用いて、駆動部401への制御信号を算出する(ステップS505)。制御信号は、駆動部401を制御する電気信号である。そして、ステップS505において算出した制御信号を駆動部401に入力した際に、ステップS504において算出された第1注目点が撮影可能範囲内に入るか否かを判断する(ステップS506)。ステップS506においては、撮影可能範囲は、カメラの視野角の範囲である。
ステップS506において第1注目点が撮影可能範囲内に入る場合(ステップS506:Yes)、ステップS505において算出された制御信号に応じて駆動部401を制御する(ステップS507)。一方、ステップS506において第1注目点が撮影可能範囲内に入らない場合(ステップS506:No)、ステップS501に戻り、以降の処理を繰り返しおこなう。
つぎに、ステップS507において制御された駆動部401に搭載されたカメラによって、画像情報を取得して(ステップS508)、この画像情報とステップS502において取得された車両情報に基づいて、危険指数を算出する(ステップS509)とともに、第2注目点を算出する(ステップS510)。第2注目点は、時刻(T+ΔT)における注目点である。
ステップS509において算出された危険指数がしきい値A以上か否かを判断して(ステップS511)、危険指数がしきい値A以上の場合(ステップS511:Yes)、さらに、危険指数がしきい値B以上か否かを判断する(ステップS512)。ここで、しきい値A<しきい値Bである。ステップS512において危険指数がしきい値B以上の場合(ステップS512:Yes)、通常運転に復帰するまで待機して(ステップS513:Noのループ)、通常運転に復帰した場合(ステップS513:Yes)、駆動部401の制御を継続するか否かを判断する(ステップS514)。ステップS514において継続しない場合(ステップS514:No)、そのまま一連の処理を終了する。
一方、ステップS511において危険指数がしきい値A未満の場合(ステップS511:No)、ステップS505に戻り、以降の処理を繰り返しおこなう。また、ステップS512において危険指数がしきい値B未満の場合(ステップS512:No)、運転者に警告をおこない(ステップS515)、ステップS505に戻り、以降の処理を繰り返しおこなう。
つぎに、図5において説明した駆動制御装置400の各工程における処理について図6〜図21を用いて詳細に説明する。なお、本実施例においては、レンズ画角(W、H)=(40°、30°)、および、解像度(W、H)=(640、480)の機能性能を有するカメラを使用することとする。ここで、Wは、横方向の範囲であり、Hは、高さ方向の範囲である。また、車両が走行している道路は凹凸がないものとする。また、駆動部401の駆動角度の範囲は、ヨー方向において直進方向の角度を0°、右方向をプラス方向とした場合に−90°〜+90°の範囲、ピッチ方向において道路と平行な方向の角度を0°、下方向をプラス方向とした場合に−45°〜+45°の範囲とする。
(駆動角度を初期化する処理の内容)
まず、図5のステップS501において駆動角度を初期化する処理の内容について詳細に説明する。駆動角度の初期化は、制御部402によって、駆動部401のヨー方向の角度を0°、およびピッチ方向の角度を0°に設定する。
(車両情報および画像情報を取得する処理の内容)
つぎに、図6を用いて、図5のステップS502において車両情報および画像情報を取得する処理の内容について詳細に説明する。図6は、車両情報および画像情報を取得する処理の内容について示したフローチャートである。図6のフローチャートにおいて、まず、車両情報および画像情報を取得する(ステップS601)。
ここで、車両情報は、車両情報I/F406によって取得される情報であり、具体的には、ウインカーの情報、車両の速度に関する情報などである。また、画像情報は、画像センサ部411によって取得される情報であり、具体的には、カメラなどによって撮像された車両の周囲の画像に関する情報である。そして、ステップS601において取得された車両情報および画像情報を記憶部403に記憶して(ステップS602)、一連の処理を終了する。
(第1注目点を算出する処理の内容)
つぎに、図7〜図10を用いて、図5のステップS504における第1注目点を算出する処理の内容について詳細に説明する。図7は、第1注目点を算出する処理の内容について示したフローチャートである。図7のフローチャートにおいて、まず、図6のステップS602において記憶部403に記憶された車両情報および画像情報を読み出す(ステップS701)。ステップS701においては、画像情報は、ピッチ方向の角度が0°で、道路から1メートルの高さに設置されたカメラによって撮影されたものとする。
ここで、道路から1メートルの高さにカメラを設置した場合に、撮影された画像における道路上の1地点とカメラとの間の実際の距離の算出について説明する。図8は、撮影された画像における道路上の1地点の垂直方向の距離を示した説明図である。図8において、レンズ画角の高さ方向の範囲が30°のカメラを道路から1メートルの高さに設置した場合、画像上の最下地点の道路までのカメラからの距離を、1×(1/tan15°)で算出する。また、画像を上下方向に分けた下半分の画像内の中心地点の道路までのカメラからの距離を、1×(1/tan15°)×2で算出する。
また、図9は、撮影された画像の中心地点からの水平方向の距離と垂直方向の距離との関係を示した説明図である。図9において、画像内で画像の中心地点から下方向にy座標、右方向にx座標とした場合、座標(x、y)地点までのカメラからの水平方向の距離をD1とすると、カメラの解像度の高さ方向の範囲が480なので、D1=1×(1/tan15°)×(240/y)[式1]となる。さらに、座標(x、y)地点のカメラの光軸に対しての垂直距離をD2とすると、カメラのレンズ画角の横方向の範囲が40°、解像度の横方向の範囲が640なので、D2=D1×(1/tan20°)×(x/320)[式2]となる。
つぎに、ステップS701において読み出された車両情報および画像情報に基づいて、曲がる方向の道路エッジの切れ目を検出する(ステップS702)。具体的には、車両情報におけるウインカー情報によってウインカーの出された方向を曲がる方向と決定し、画像情報を解析することで道路エッジの切れ目を検出する。
ここで、図10は、道路上の地点について説明する説明図である。図10は、曲がる方向の道路エッジの切れ目の車両から遠い地点(A地点)と、曲がる方向の道路エッジの切れ目の車両から近い地点(B地点)と、曲がり先の道路の基準点(C地点)と、第1注目点(D地点)と、を示している。また、A地点、B地点、C地点、D地点は、すべて道路上に存在することとする。ステップS702においては、道路エッジの切れ目として、A地点と、B地点と、の2つの地点を検出する。
そして、道路エッジの切れ目間の長さLを算出する(ステップS703)。道路エッジの切れ目間の長さLは、ステップS702において検出されたA地点からB地点までの長さである。さらに、曲がり先の道路の基準点(C地点)を検出する(ステップS704)。C地点は、左側通行の場合、A地点とB地点の直線上で、AC間の距離がAB間の距離の1/4となる地点である。換言すれば、C地点は、ウインカーの指示通りに道路を曲がった後に、通行する道路の中心の地点である。
ステップS704において検出された基準点に応じて、第1注目点(D地点)を決定する(ステップS705)。D地点は、C地点からカメラ光軸に対して垂直にAB間の距離と同じ距離だけ離れた地点である。そして、ステップS705において決定した第1注目点の座標値を記憶部403に記憶して(ステップS706)、一連の処理を終了する。
ここで、D地点の座標値はつぎのように求める。A地点の画像内での座標値がPa=(120、40)の場合、A地点のカメラからの距離(D1a、D2b)は、[式1]、[式2]によって、(D1a、D2a)=(6/tan15°、2×(tan20°/tan15°))となる。また、B地点の画像内での座標値がPb=(160、60)の場合、A地点のカメラからの距離(D1a、D2b)は、[式1]、[式2]によって、(D1b、D2b)=(4/tan15°、2×(tan20°/tan15°))となる。
したがって、AB間の距離Dabは、三平方の定理によって、Dab=7.5メートルとなる。これによって、C地点の画像内での座標値Pcは、Pc=(130、45)となる。そして、D地点の画像内での座標値Pdは、Pcからカメラの光軸に対して垂直に進行方向に向かって右にDab離れた地点であるので、Pd=(253、45)となる。
(制御信号を算出する処理の内容)
つぎに、図11を用いて、図5のステップS505における制御信号を算出する処理の内容について詳細に説明する。図11は、制御信号を算出する処理の内容について示したフローチャートである。図11においては、まず、図7のステップS706において記憶部403に記憶された第1注目点の座標値を読み出す(ステップS1101)。つぎに、ステップS1101において読み出された第1注目点の座標値から回転角度を算出する(ステップS1102)。
ステップS1102においては、回転角度の算出は、具体的には、D地点の座標をPd=(x、y)とした場合、画像の中心地点がD地点と重なるためのヨー方向の回転角度θは、θ=tan−1(tan20(x/320))、ピッチ方向の回転角度φは、φ=tan−1(tan15(y/240))であらわされる。したがって、図7のステップS706において記憶部403に記憶されたD地点の座標値(253、45)を代入すると、θ=tan−1(tan20(253/320))=16、φ=tan−1(tan15(45/240))=3となる。そして、ステップS1102において算出された回転角度(θ、φ)=(16、3)に応じた制御信号を記憶部403に記憶して(ステップS1103)、一連の処理を終了する。
(駆動部を制御する処理の内容)
つぎに、図12を用いて、図5のステップS507において駆動部401を制御する処理の内容について詳細に説明する。図12は、駆動部を制御する処理の内容について示したフローチャートである。図12においては、まず、図11のステップS1103において記憶部403に記憶された制御信号を読み出す(ステップS1201)。そして、ステップS1201において読み出された制御信号にしたがって駆動部401を制御して(ステップS1202)、一連の処理を終了する。
ここで、駆動部401の制御は、たとえば、カメラによって撮影される画像内に、図7〜図10において説明したD地点が映る角度にカメラを回転させる制御である。具体的には、図11において算出されたD地点の座標値を用いたヨー方向の回転角度θ、およびピッチ方向の回転角度φだけカメラを制御して回転することで、D地点が画像の中心地点と重なるため、D地点が画像内に映ることとなる。
(画像情報を取得する処理の内容)
つぎに、図13を用いて、図5のステップS508において画像情報を取得する処理の内容について詳細に説明する。図13は、画像情報を取得する処理の内容について示したフローチャートである。図13においては、まず、図12のステップS1202において制御されたカメラによって時刻Tの画像情報を取得する(ステップS1301)。したがって、画像情報の中心地点は、D地点と重なっている。
さらに、ステップS1301において取得された画像情報の中心地点を中心とした10×10ピクセルの範囲の注目点テンプレートを取得する(ステップS1302)。そして、記憶部403に、ステップS1302において取得された注目点テンプレートおよび時刻Tの画像情報を記憶する(ステップS1303)。つぎに、ステップS1301において画像を取得されてからΔT時間後、つまり、時刻(T+ΔT)の画像情報を取得する(ステップS1304)。そして、記憶部403に、時刻(T+ΔT)の画像情報を記憶して(ステップS1305)、一連の処理を終了する。
(危険指数を算出する処理の内容)
つぎに、図14〜図19を用いて、図5のステップS509における危険指数を算出する処理の内容について詳細に説明する。図14は、危険指数を算出する処理の内容を示したフローチャートである。また、図15は、時刻Tに取得された画像情報を示した説明図であり、図16は、時刻(T+ΔT)に取得された画像情報を示した説明図である。
図14のフローチャートにおいては、まず、記憶部403から時刻Tの画像情報を読み出す(ステップS1401)。時刻Tの画像情報は、図13のステップS1303において記憶された画像情報であり、具体的には、たとえば、図15に示した画像情報である。図15においては、走行中の道路1501と、動物1502と、人1503と、が撮像されている。さらに、記憶部403から時刻(T+ΔT)の画像情報を読み出す(ステップS1402)。時刻(T+ΔT)の画像情報は、図13のステップS1305において記憶された画像情報であり、具体的には、たとえば、図16に示した画像情報である。図16においては、走行中の道路1601と、動物1602と、人1603と、が撮像されている。
つぎに、ステップS1401において読み出された時刻Tの画像情報を、ステップS1402において読み出された時刻(T+ΔT)の画像に、白線をマッチングさせて重ね合わせる(ステップS1403)。白線のマッチングは、たとえば、横断歩道、停止線、車線間の白線、車線の端の白線などを重ね合わせる。具体的には、たとえば、図17に示した画像情報である。
図17は、白線をマッチングさせて重ね合わした画像情報を示した説明図である。図17においては、図15における道路1501と、図16における道路1601と、を白線をマッチングさせることにより重ね合わしている。したがって、道路以外に撮像されている物体のΔT間の差分をあらわすことができる。具体的には、たとえば、時刻Tにおける動物1502、および人1503の位置と、時刻(T+ΔT)における動物1602、および人1603の位置とを同時にあらわすことができる。
つぎに、ステップS1403において重ね合わした画像情報において2つの画像情報の差分の大きいところを動体として検出する(ステップS1404)。具体的には、動物1502(または、動物1602)と、人1503(または、人1603)と、を動体として検出する。そして、動体領域内で特徴点を抽出して(ステップS1405)、特徴点近辺のテンプレートを取得する(ステップS1406)。さらに、ステップS1406において取得されたテンプレートを時刻(T+ΔT)の画像情報に対してマッチングをおこない、動きベクトルMを算出する(ステップS1407)。具体的には、たとえば、図18に示した動きベクトルM1と、動きベクトルM2を算出する。
図18は、動きベクトルMを示した説明図である。図18においては、道路1501、1601と、動物1502、1602と、人1503、1603と、消失点1801と、が示されている。図18に示されたように動きベクトルMは、ΔT間に動いた距離および方向を示している。したがって、動物1502がΔT間に動物1602の位置へ動いた際の動きベクトルはM1であり、人1503がΔT間に人1603の位置へ動いた際の動きベクトルはM2である。
ステップS1407において算出された動きベクトルMおよび車両速度Vから危険指数Dを算出する(ステップS1408)。危険指数Dは、注目点を始点とし、道路の消失点1801を終点方向とする単位ベクトルI、動きベクトルM、車両速度Vを用いて算出される。危険指数Dは、具体的には、動きベクトルMと単位ベクトルIとの内積の絶対値と、車両速度Vと、の積から危険指数を算出する。また、曲がり先の道路の道幅をLとすると、D=|I・M|×V/(L/4)となる。つまり、単位ベクトルIに対して動きベクトルMの方向が垂直方向の場合、危険指数Dは大きく算出され、単位ベクトルIに対して動きベクトルMの方向が平行な方向の場合、危険指数Dは小さく算出される。
ここで、図19は、単位ベクトルIと、動きベクトルMとの関係による危険指数Dの大小について示した説明図である。図19においては、道路1601と、動物1602と、人1603と、動物の動きベクトルM1と、人の動きベクトルM2と、消失点1801と、注目点1901と、単位ベクトルIと、を示している。図19に示したように、人の動きベクトルM2は、単位ベクトルIに対して垂直方向なので、危険指数Dは大きいものとする。また、動物の動きベクトルM1は、単位ベクトルIに対して平行な方向なので、危険指数Dは小さいものとする。そして、ステップS1408において算出された危険指数Dを記憶して(ステップS1409)、一連の処理を終了する。
(第2注目点を算出する処理の内容)
つぎに、図20を用いて、図5のステップS510における第2注目点を算出する処理の内容について詳細に説明する。図20は、第2注目点を算出する処理の内容について示したフローチャートである。図20においては、まず、図13のステップS1302において取得された時刻Tの注目点テンプレートを読み出す(ステップS2001)。
さらに、図13のステップS1305において記憶された時刻(T+ΔT)の画像情報を読み出して、時刻(T+ΔT)の画像情報に時刻Tの注目点テンプレートをマッチングさせて、時刻(T+ΔT)の注目点テンプレートを取得する(ステップS2002)。そして、ステップS2002において取得された時刻(T+ΔT)の注目点テンプレートの中心座標を第2注目点として、記憶部403に第2注目点の座標値を記憶し(ステップS2003)、一連の処理を終了する。
(危険指数がしきい値以上であるか判断する処理の内容)
つぎに、図5のステップS511およびステップS512における危険指数がしきい値以上か否かを判断する処理の内容について詳細に説明する。たとえば、動きベクトルMが、単位ベクトルIと垂直な成分を持ち、道路エッジの切れ目間の長さLの場合、|I・M|/(L/4)=1となる。したがって、危険指数D=Vとなり、曲がり角での車両速度Vが危険指数Dとなる。具体的には、徐行速度を20km/hとすると、危険指数Dが20以上の場合に、危険指数Dが高いと判定する。
図5のステップS511におけるしきい値Aを20、ステップS512におけるしきい値Bを40とすると、危険指数Dが20未満の場合、運転者に警告などをせずにステップS505に戻り、制御信号を算出する。また、危険指数Dが20以上で40未満の場合、ステップS515に進み運転者に警告をしてから、ステップS505に戻り、制御信号を算出する。さらに、危険指数Dが40以上の場合、運転者に警告などをせずに、ステップS513に進み、通常運転に復帰するまで待機する。
(通常運転に復帰したか否かを判断する処理の内容)
つぎに、図21を用いて、図5のステップS513における通常運転に復帰したか否かを判断する処理の内容について詳細に説明する。図21は、通常運転に復帰したか否かを判断する処理の内容について示したフローチャートである。図21においては、まず、車両速度が0か否かを判断する(ステップS2101)。ステップS2101において車両速度が0の場合(ステップS2101:Yes)、通常運転に復帰したと判断して(ステップS2102)、一連の処理を終了する。
一方、ステップS2101において車両速度が0ではない場合(ステップS2101:No)、一定時間以上陀角が0か否かを判断する(ステップS2103)。ステップS2103において一定時間以上陀角が0の場合(ステップS2103:Yes)、ステップS2102に進み、通常運転に復帰したと判断して、一連の処理を終了する。また、ステップS2103において、一定時間以上陀角が0ではない場合(ステップS2103:No)、危険運転と判断して(ステップS2104)、ステップS2101に戻り、以降の処理を繰り返しおこなう。
(運転者に警告する処理の内容)
つぎに、図5のステップS515における運転者に警告する処理の内容について詳細に説明する。図21のステップS2104において危険運転と判断された場合、駆動制御装置400は、運転者に警告をおこなう。運転者への警告は、たとえば、情報出力部405から出力される画像や音声、または、駆動部401の動きなどによって警告する。また、これらの組み合わせによって、運転者に危険運転であると警告する。
なお、本実施例においては、図5のステップS511:Noにおいて危険指数がしきい値A未満の場合、ステップS505に戻り、ステップS512:Noにおいて危険指数がしきい値B未満の場合、ステップS515に進み運転者に警告をして、ステップS505に戻るとしているが、これに限るものではない。具体的には、たとえば、駆動部401を制御して、動体をそのまま追跡してもよい。さらに、これらの動体に対して特化して危険指数を算出することで、さらに危険を回避するようにしてもよい。
なお、本実施例においては、画像情報を用いた物体の位置の関係によって危険指数を算出したが、これに限るものではない。たとえば、危険指数が通常運転時より大きい値になる場合として、右左折時、車線変更時、標識・看板目視時、事故多発地点通過時、細い道路通過時、高速道路などの分岐点通過時、などがある。
具体的には、右左折時は、ウインカー情報によって危険指数を算出する。左折時には、ウインカー情報から左折をすることを検出し、危険指数を通常運転時より大きい値にする。また、左側通行の道路の場合、左折時よりも右折時の方が対向車線を横切るため危険指数が大きい値になる。したがって、右折時は、ウインカー情報から右折をすることを検出し、危険指数を左折時より大きい値にする。
また、標識・看板目視時、事故多発地点通過時、高速道路などの分岐点通過時などは、地図情報を使用して危険指数を算出する。たとえば、地図情報における車両の現在地点が、通学圏内や、目的地点への経路上での重要な標識・看板や、事故多発地点や、高速道路などの分岐点などに接近した場合に、危険指数を通常運転時より大きい値にする。
同様に、車線変更時、細い道路通過時などは、道路状態や他車両情報から危険指数を算出する。たとえば、車両情報I/F406、外部装置I/F407、画像センサ部411から道路の幅を算出し、車線変更などを検知し、細い道路を通行する場合や車線変更する場合には危険指数を通常運転時より大きくする。
また、その他の外部状況によって危険指数を算出する場合として、外部でクラクションなどが鳴っている場合など、音センサ部415で音を取得し、ストレスの高い運転状況にあると判定して危険指数を通常運転時より大きい値にする。外部状況によって危険指数を算出する他の一例としては、雨が激しく振っている場合など、外部装置I/F407によって携帯端末などから取得した天気の情報や、画像センサ部411による画像処理、音センサ部415によって取得された雨音などから判断して危険指数を通常運転時より大きい値にしてもよい。
また、運転者の状態の変化によって危険指数を算出してもよい。たとえば、画像センサ部411や、加速度センサ部413や、生体センサ部427などから得られた情報から運転者が眠気を感じていると判定した場合に、危険指数を通常運転時より大きくする。また、図5のステップS511およびステップS512におけるしきい値Aおよびしきい値Bの値を小さくしてもよい。さらに、眠気判定の度合いにより画像センサ部411の撮像方向を運転者に向けてもよい。そして、撮像された画像情報から詳しい運転者の状態の判定をおこない、危険指数を算出してもよい。
運転者の状態の変化による危険指数の算出は、具体的には、画像センサ部411によって撮像された車両外部の画像情報から、車線を逸脱したか否かを判定し、逸脱が危険であると判定された場合に、危険指数を通常運転時より大きくする。また、画像センサ部411によって撮像された車両内部の画像情報から、運転者の瞬きの数や長さを検出して、検出された検出結果に応じて危険指数を通常運転時より大きくしてもよい。
また、運転者の状態の変化による危険指数の算出は、具体的には、加速度センサ部413によって車両の揺れを検出して、この車両の揺れから運転者の眠気を検出して、危険指数を通常運転時より大きくしてもよい。さらに、運転者の状態の変化による危険指数の算出は、具体的には、生体センサ部427によって、運転者の脈拍、呼吸、脳波などを検出し、眠気が発生している、ストレスの状態が高い、過度に緊張していると判定された場合、危険指数を通常運転時より大きくしてもよい。
また、車両情報I/F406によって取得された車両に関する情報に応じて、危険指数を算出してもよい。具体的には、たとえば、ウインカー、または、ワイパーが操作された場合に、危険指数を通常運転時より大きくする。ハザードが点灯された場合、ライトが点灯された場合に、危険指数を通常運転時より大きくする。また、車両速度が、地図情報や標識・看板認識による制限速度によりも大きい場合に、危険指数を通常運転時より大きくしてもよいし、ハンドル陀角が地図情報と比較して、所定値以上ずれている場合に、危険指数を通常運転時より大きくしてもよい。
また、先行車両との距離に応じて、危険指数を通常運転時より大きくしてもよい。たとえば、画像センサ部411、超音波センサ部421、赤外線センサ部424などの対象物までの距離を取得するセンサによって、先行車両との距離を取得し、先行車両との車間距離が所定の距離未満の場合、もしくは、先行車両との相対速度が所定値以上の場合に、危険指数を通常運転時より大きくしてもよい。また、先行車両がハザードを付けたことを画像センサ部411などによって取得した場合に、危険指数を通常運転時より大きくしてもよい。
上述したように、本実施例のナビゲーション装置300または駆動制御装置400によれば、情報取得部101によって取得された移動体に関する情報に基づいて、算出部103によって移動体に対して危険な事象の起こる可能性を示す危険指数を算出し、算出された算出結果に応じて、制御部106によって移動体に搭載されたセンサを駆動させる駆動部102を制御することができる。したがって、ナビゲーション装置300または駆動制御装置400は、たとえば、利用者が駆動部102を注視していなくても、移動体に危険な事象が起こると判断された場合は、駆動部102を制御することができる。これによって、利用者は、危険運転時に駆動部102を制御させることで、運転の判断の妨げにならないようにさせることができる。
また、本実施例のナビゲーション装置300または駆動制御装置400によれば、算出部103によって算出された算出結果に応じて、移動体の搭乗者に移動体に対して危険な事象の起こる可能性を報知することができる。したがって、ナビゲーション装置300または駆動制御装置400は、危険指数が所定範囲内の場合は、運転者に危険運転であることの警告をおこなうことができる。これによって、利用者は、運転が危険な状態であることを知ることができ、事故などの危険な事象を回避することができる。
また、実施例のナビゲーション装置300または駆動制御装置400によれば、制御部106は、判断部105によって危険指数が所定値より大きい値と判断された場合、駆動部102による駆動を停止することができる。したがって、ナビゲーション装置300または駆動制御装置400は、危険運転時に運転者の視野内にある駆動部102を停止することで、駆動部102を車両外部の物体(人や対向車)と見間違うのを防ぐことができる。これによって、利用者は、視野内に余計な動きがないため、運転に集中することができる。
また、本実施例のナビゲーション装置300または駆動制御装置400によれば、駆動部102は、情報取得部101を駆動させることができる。したがって、駆動部102によって情報取得部101を駆動することで広範囲の情報を取得することができる。これによって、利用者は、広範囲にわたって危険な事象の起こる可能性を知ることができる。
また、本実施例のナビゲーション装置300または駆動制御装置400によれば、情報取得部101は、移動体の周辺に関する画像情報を取得することができる。したがって、取得された画像情報の変化から、移動体に対して危険指数の大きい物体を特定することができる。これによって、利用者は、事故などの危険な事象を回避することができる。
また、本実施例のナビゲーション装置300または駆動制御装置400によれば、判断部105によって危険指数が所定値より小さい値に戻ったと判断された場合、駆動部102による駆動を再開することができる。したがって、通常運転をしている間は、駆動部102を駆動させることができる。これによって、利用者は、たとえば、車載したロボットなどの動きが停止された場合も、危険な事象を回避した後は、再び動かすことができる。
また、本実施例のナビゲーション装置300または駆動制御装置400によれば、駆動部102は、移動体に搭載されたセンサを、ヨー方向およびピッチ方向に駆動させることができる。したがって、駆動制御装置100は、広範囲にわたって移動体に関する情報を取得することができる。これによって、利用者は、広範囲にわたって危険な事象の起こる可能性を知ることができる。
以上説明したように、本発明の駆動制御装置、駆動制御方法、駆動制御プログラム、および記録媒体によれば、ナビゲーション装置300または駆動制御装置400は、センサ部410に含まれる各種センサによって取得された情報に基づいて、危険指数を算出し、危険指数がしきい値以上の場合は、駆動部401を制御することができる。したがって、駆動部401を運転者が注視していない場合でも、危険運転時には駆動部401を停止することができる。これによって、運転者は、視野内に余計な動きがないために、運転に集中することができる。
なお、本実施の形態で説明した駆動制御方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
100 駆動制御装置
101 情報取得部
102 駆動部
103 算出部
104 報知部
105 判断部
106 制御部

Claims (9)

  1. 移動体に搭載する搭乗者へ情報を提示するための駆動手段と、
    前記移動体に関する情報を取得する情報取得手段と、
    前記情報取得手段によって取得された情報に基づいて、前記移動体に対して危険な事象の起こる可能性を示す危険指数を算出する算出手段と、
    前記算出手段によって算出された危険指数が所定値より大きい値か否かを判断する判断手段と、
    前記算出手段によって算出された算出結果に応じて、前記駆動手段を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記判断手段によって危険指数が所定値より大きい値と判断された場合、前記駆動手段による駆動を停止することを特徴とする駆動制御装置。
  2. 前記算出手段によって算出された算出結果に応じて、前記移動体の搭乗者に当該移動体に対して危険な事象の起こる可能性を報知する報知手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の駆動制御装置。
  3. 前記駆動手段は、前記情報取得手段を駆動させることを特徴とする請求項1に記載の駆動制御装置。
  4. 前記情報取得手段は、前記移動体の周辺に関する画像情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の駆動制御装置。
  5. 前記制御手段は、前記判断手段によって前記危険指数が所定値より小さい値に戻ったと判断された場合、前記駆動手段による駆動を再開することを特徴とする請求項1に記載の駆動制御装置。
  6. 前記駆動手段は、前記移動体に搭載されたセンサを、ヨー方向およびピッチ方向に駆動させることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の駆動制御装置。
  7. 移動体に関する情報を取得する情報取得工程と、
    前記情報取得工程によって取得された情報に基づいて、前記移動体に対して危険な事象の起こる可能性を示す危険指数を算出する算出工程と、
    前記算出工程によって算出された危険指数が所定値より大きい値か否かを判断する判断工程と、
    前記算出工程によって算出された算出結果に応じて、前記移動体に搭載され搭乗者へ情報を提示するための駆動手段を制御する制御工程と、
    を含み、
    前記制御工程では、前記判断工程によって危険指数が所定値より大きい値と判断された場合、前記駆動手段による駆動を停止することを特徴とする駆動制御方法。
  8. 請求項7に記載の駆動制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とする駆動制御プログラム。
  9. 請求項8に記載の駆動制御プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータに読み取り可能な記録媒体。
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