JP4781291B2 - コンソールボックス - Google Patents

コンソールボックス Download PDF

Info

Publication number
JP4781291B2
JP4781291B2 JP2007022336A JP2007022336A JP4781291B2 JP 4781291 B2 JP4781291 B2 JP 4781291B2 JP 2007022336 A JP2007022336 A JP 2007022336A JP 2007022336 A JP2007022336 A JP 2007022336A JP 4781291 B2 JP4781291 B2 JP 4781291B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
box
storage box
storage
bottom wall
engaging portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007022336A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008189015A (ja
Inventor
昌也 米谷
誠 村上
進 渡部
英之 加藤
晶弘 井手上
嘉秀 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hino Motors Ltd
Toyota Boshoku Corp
Toyota Motor Corp
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
Toyota Boshoku Corp
Toyota Motor Corp
Toyoda Gosei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hino Motors Ltd, Toyota Boshoku Corp, Toyota Motor Corp, Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Hino Motors Ltd
Priority to JP2007022336A priority Critical patent/JP4781291B2/ja
Publication of JP2008189015A publication Critical patent/JP2008189015A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4781291B2 publication Critical patent/JP4781291B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、自動車の室内に設置されるコンソールボックスに関する。
自動車の運転席と助手席との間に設置されたコンソールボックスには、上部ボックスが形成され、CDなどを収納する収納箱として用いられている。また上部ボックスの上部開口を開閉するコンソールリッドは、アームレストとして利用されることも多い。
コンソールボックスは、一般に車体フロアにボルトなどで固定される。またコンソールリッドをアームレストとして利用する場合には、コンソールリッドの位置をシートに着席した乗員の肘の高さ程度とする必要がある。したがってコンソールボックスは、車体フロアからの高さが高い大型のものとなり、また左右方向の寸法は比較的小さい。そのため、特にコンソールリッドをアームレストとして使用する場合には、左右方向の動きを規制するためにコンソールボックスの剛性を高める必要がある。
そこで従来より、車体フロアに凸形状の板金ブラケットを突設し、上部ボックス部の底板を板金ブラケットの上面で支持した構造が用いられている。しかしこのようなコンソールボックスでは、コンソールボックス内部における板金ブラケットの高さ分のスペースが無駄になるという不具合がある。
一方、実公平02−046432号公報には、上部ボックスの下部に前後に貫通するトンネル状の収納室を設けたコンソールボックスが記載されている。しかしトンネル状の収納室を利用するためには、板金ブラケットを介して車体フロアに固定した場合には、板金ブラケットが邪魔になる。そのためコンソールボックスを平坦な車体フロアに直接固定することとなるが、その状態で剛性を確保するためには、コンソールボックスの壁厚をかなり厚くする必要がある。
ところがコンソールボックスの壁厚を厚くすると、コンソールボックスの左右方向の寸法が大きくなる。したがって車室寸法及びシート寸法の制約を受けるため、そのような設計が成立しない場合が生じる。また左右方向の寸法を大きくしない場合には、内部の収納スペースが小さくなってしまう。
さらに実公平02−046432号公報に記載のコンソールボックスでは、急発進時あるいは後突時などに、トンネル状の収納室に収納された収納物が後方へ飛び出す恐れがある。
なお特開2004−243876号公報には、車体フロアに形成された凹部にシートを収納し、凹部から突出するシートの突出部をコンソールカバーで覆ったシート収納構造が記載されている。しかしこのシート収納構造は、コンソールボックスの剛性とは全く無関係である。
実公平02−046432号公報 特開2004−243876号公報
実公平02−046432号公報に記載のコンソールボックスにおいて、トンネル状の収納室に収納された収納物が後方へ飛び出すのを防止するためには、収納室内に別に形成された収納ボックスを固定するとともに、収納ボックス内に収納物と係合する係合手段を形成することが考えられる。
ところが重量の大きな物を収納物とした場合には、加速度によるエネルギーが大きいために、そのエネルギーが係合手段の係合力を上回ることで、収納物が収納ボックスから飛び出す恐れがある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、上部ボックスの下方に収納ボックスを配置し、大きな収納スペースを確保するとともに、収納物が収納ボックスから飛び出すのを確実に抑制することを解決すべき課題とする。
上記課題を解決する本発明のコンソールボックスの特徴は、車両の前後方向及び左右方向をそれぞれ前後、左右としたときに、
左右一対の側板の間に形成された上部ボックスと、上部ボックスの底板と車体フロアと左右一対の側板との間に形成されたハウジングと、ハウジング内に配置された収納ボックスと、収納ボックスと車体フロアとの間に配置された金属ブラケットと、を備え、
収納ボックスは後端に出入開口をもち底壁が車体フロアに固定され、収納ボックスの底壁には、収納ボックスに収納される収納物に形成された収納物係合部が係合する底壁係合部が形成され、収納物係合部と底壁係合部との凹凸係合によって収納物の移動が規制され、
金属ブラケットは、収納物係合部の後面に直接的に又は底壁係合部を介して間接的に対向する受圧面と、受圧面より後方で車体フロアに固定されたフロア固定部と、を有することにある。
金属ブラケットには、受圧面の後方に断面略コ字形状の受け部が形成されていることが望ましい。
底壁係合部の表面には、弾性体よりなり収納物係合部が当接するクッション部材が敷設されていることが望ましい。
本発明のコンソールボックスでは、収納ボックスの底壁に、収納物に形成された収納物係合部が係合する底壁係合部が形成されているので、収納物係合部と底壁係合部との凹凸係合によって収納物の移動が規制される。したがって収納物が収納ボックスの壁に衝突するのが防止され、その衝突時の異音の発生が防止されている。
そして収納ボックスと車体フロアとの間には、収納物係合部の後面に直接的に又は底壁係合部を介して間接的に対向する受圧面と、受圧面より後方で車体フロアに固定されたフロア固定部と、を有する金属ブラケットが介在している。したがって後突時などに収納物に大きな加速度が作用すると、その応力は収納物係合部の後面から金属ブラケットの受圧面に伝わる。さらに、その応力はフロア固定部を介して車体フロアに伝わる。
すなわち後突時などに収納物からコンソールボックスに作用する応力は、収納ボックスと金属ブラケットを介して車体フロアで受けられる。したがって重量の大きな収納物によって大きなエネルギーが作用しても、受圧面の面積をある程度大きくしておくことで、収納ボックスの破損を防止しつつ収納物の飛び出しを確実に防止することができる。
そして請求項2に記載のコンソールボックスによれば、受け部の弾性変形あるいは塑性変形によって応力の一部を吸収することができる。したがって、収納物の飛び出しをさらに防止することができる。
また請求項3に記載のコンソールボックスによれば、収納物と収納ボックスとの衝突による異音をさらに軽減することができる。
本明細書にいう前後、左右とは、車両の前後方向及び左右方向をそれぞれ指す。
本発明のコンソールボックスは、コンソールボックスの体躯をなす左右一対の側板及び両側板と一体に形成された上部ボックスを備え、上部ボックスの底板と車体フロアと左右一対の側板との間に形成されたハウジング内に収納ボックスが配置されている。収納ボックスと車体フロアとの間には、金属ブラケットが介在している。
左右一対の側板は、それぞれコンソールボックスの左右側面を形成し、上部ボックスの上端から車体フロアまでの高さを有している。左右一対の側板と上部ボックスとは、一体成形により形成してもよいし、左右一対の側板と上部ボックスとをそれぞれ形成し、溶着などで一体とすることもできる。
上部ボックスの出入開口は一般には上面に形成され、その出入開口を開閉するコンソールリッドを揺動自在に保持することが好ましい。また出入開口を上部ボックスの前面に形成し、内部に引出装置を出入自在に配置してもよい。コンソールリッド又は上部ボックスの上面は、アームレストを兼ねることが望ましい。
収納ボックスは、ブロー成形などで筒状に形成する方法、上半割体と下半割体とからなり上半割体と下半割体とを結合する方法、などで製造することができる。上半割体と下半割体とを全周で溶着して筒状とすることが望ましい。このようにすれば、溶着リブが全周に形成されることによって収納ボックス自体の剛性が向上する。
収納ボックスは、その左右一対の側壁が左右一対の側板にそれぞれ固定されていることが望ましい。これにより左右一対の側板の剛性が向上する。この固定方法は、ビス、ボルトとナット、あるいは爪嵌合などにより行うことができる。上半割体と下半割体とからなる収納ボックスの場合には、少なくとも下半割体を左右一対の側板に固定することが好ましく、上半割体と下半割体の両方を左右一対の側板に固定することが望ましい。これにより左右一対の側板の少なくとも下部が収納ボックスに固定されるため、左右一対の側板は上部と下部とが固定されることとなり剛性が向上する。
収納ボックスの天井部上面と上部ボックスの底板との間に空間があってもよいが、その間隙が大きくなるほど左右一対の側板の剛性が低くなる。したがって収納ボックスの天井部上面が上部ボックスの底板に当接して上部ボックスを支持することが望ましい。この場合、上部ボックスの底板が天井部上面に当接しているだけでもよいし、上部ボックスの底板と天井部とをビスなどで固定することも好ましい。
収納ボックスには出入開口が設けられる。収納ボックスの前方にはシフトノブなどが配置され、左右外側にはシートが配置されているので、出入開口は後部に設けられる。この出入開口を開閉するドアを設けることが望ましい。
収納ボックスには、種々の物品を収納することができる。例えばトレイ、テーブル、カップホルダ、工具などを収納しておき、必要時に取り出して使用することができる。また後部シートの中央部分を着脱自在に形成しておき、そのシートバックをシートクッション側へ倒した状態で収納ボックスに収納することもできる。後部シートの中央部分は左右の幅が狭い。したがって収納ボックスの高さを十分高くしておくことで、折り畳み状態の後部シートを収納することができる。そしてシートが取り外された部分にトレイなどを配置して使用すれば、後席乗員がトレイなどを使用することができる。
収納ボックスの底壁には、収納物に形成された収納物係合部が係合する底壁係合部が形成され、収納物係合部と底壁係合部との凹凸係合によって収納物の移動が規制されている。したがって、急制動時、急発進時あるいは後突時などに収納物が収納ボックス内を移動するのが防止され、収納物が収納ボックスから飛び出すような不具合を未然に防止することができる。収納物係合部を凸形状とした場合は、底壁係合部は対応する凹形状とされ、収納物係合部を凹形状とした場合は、底壁係合部は対応する凸形状とされる。
金属ブラケットは、収納物係合部の後面に直接的に又は底壁係合部を介して間接的に対向する受圧面と、受圧面より後方で車体フロアに固定されたフロア固定部と、を有する。受圧面に作用した応力は、金属ブラケットを介してフロア固定部に伝わり、フロア固定部から車体フロアに伝えられる。したがって後突時における収納物からのエネルギーは、金属ブラケットを介して車体フロアで受けられるので、収納ボックスからの収納物の飛び出しを確実に防止することができる。
受圧面は、後突時などに収納物係合部から直接的に又は底壁係合部を介して間接的に応力を受ける。したがって受圧面の面積を十分大きくしておくことで、収納物係合部及び/又は底壁係合部の一部に過大な応力が作用するのを防止でき、収納ボックスの破損を防止することができる。受圧面の最小面積は、想定される収納物の重量、想定される荷重に応じて決定される。
金属ブラケットは、収納ボックスに固定されていなくてもよいが、収納ボックスの底壁に固定されたボックス固定部をもつこともできる。このボックス固定部は、仮止め程度の弱い固定力で十分である。
収納物係合部及び底壁係合部の接触面には、スポンジ、ゴムなどの弾性体からなるクッション部材を介在させることが望ましい。これにより振動による収納物係合部と底壁係合部との衝突音を軽減することができ、騒音の発生を防止することができる。
以下、実施例により本発明を具体的に説明する。
図1に本実施例のコンソールボックスの斜視図を、図2にはこのコンソールボックスと後部座席の斜視図を示す。また図3には、その断面図を示す。このコンソールボックスは、左右一対の側板1と、左右一対の側板1の間に側板1と一体に形成された上部ボックス2と、上部ボックス2と車体フロア 100と左右一対の側板1との間に形成されたハウジング3と、ハウジング3内に配置された収納ボックス4と、収納ボックス4と車体フロア 100との間に介在する金属ブラケット5と、を備えている。
上部ボックス2の後端にはコンソールリッド20が揺動自在に枢支され、コンソールリッド20は上部ボックス2の上面に形成された開口21を開閉する。コンソールリッド20は軟質の表皮材をもち、前席乗員のアームレストとして利用される。
上部ボックス2の後端面にはレジスタ22が形成され、空調用空気を後部座席に噴き出す。レジスタ22の下部には、引出式の灰皿装置23が収納されている。灰皿装置23の下部には、ハウジング3が開口して収納ボックス4の出入開口4Aが表出している。収納ボックス4の後下端にはドア400が揺動自在に枢支され、出入開口4A及びハウジング3の開口を開閉する。また上部ボックス2の前方には、前席乗員用のカップホルダ24が設けられている。
収納ボックス4は、上半割体40と下半割体41とからなり上半割体40と下半割体41とが全周で溶着されることで形成され、外周表面に一周する溶着リブ42が形成されている。この溶着リブ42によって、収納ボックス4自体で十分な剛性が確保されている。
上半割体40の天井壁は、ビス26によって上部ボックス2の底板25に固定されている。上部ボックス2の底板25と上半割体40の天井壁との間には、エアコンダクト27が配置されている。このエアコンダクト27は、レジスタ22に連通している。
また上半割体40及び下半割体41の左右一対の側壁は、それぞれビス10によって左右一対の側板1に固定されている。そして下半割体41の底壁は、ボルト11とナット12によって車体フロア に固定されている。したがって左右一対の側板1は、上部で上部ボックス2に連結され、下部で収納ボックス4に固定されているので、左右一対の側板1と上部ボックス2と収納ボックス4とで閉断面の箱状空間30が形成されている。しかも収納ボックス4は底壁が車体フロア 100に固定されている。これにより、板金ブラケットを用いることなく、コンソールボックス全体として高い剛性が発現される。
すなわち本実施例のコンソールボックスによれば、コンソールリッド20をアームレストとして利用した場合に、左右一対の側板1の厚さを厚くしなくとも安定して人体を支持することができる。したがって車室内のスペースを狭めることがなく、広い収納スペースを確保することができる。
したがって本実施例のコンソールボックスでは、収納ボックス4の容積が大きいので、嵩張る物も収納することができる。そこで、図4に示すように、後部座席の中央シート 200と中央シートバック 201を取り外し可能な車両に本実施例のコンソールボックスを搭載し、中央シート 200と中央シートバック 201を折り畳んで収納ボックス4に収納可能としている。
そして図2に示したように、中央シート 200と中央シートバック 201がとり外されたスペースに、図5に示すトレイ部材 300を配置する。このトレイ部材 300は、後席乗員が利用可能なトレイ部 301とカップホルダ部 302とを備えている。
トレイ部材 300を用いない場合には、収納ボックス4から中央シート 200と中央シートバック 201を取り出して後部座席にセットするとともに、トレイ部材 300を収納ボックス4に収納する。
ところで車両走行時には、収納ボックス4内に収納されている物が移動すると収納ボックス4の内壁面との衝突によって異音が発生するという不具合が生じる。そこで本実施例では、図6に断面図を示すように、収納ボックス4の底壁に下方へ向かって窪んだ凹部43を形成し、トレイ部材 300及び中央シート 200の底壁の外表面に形成された凸部 303が凹部43と係合するように構成している。さらに、凹部43には熱可塑性エラストマ製のクッション部材44を敷設し、クッション部材44が凹部43の内表面と凸部 303の外表面との間に介在している。
したがって走行時の加速度あるいは振動などによってトレイ部材 300などの収納物が移動しようとしても、凸部 303が凹部43と係合するため移動が防止される。また凸部 303が凹部43の表面に衝突しても、クッション部材44に衝突するだけであるので、異音の発生が抑制されている。
また、トレイ部材 300及び中央シート 200と中央シートバック 201は、収納状態でそれぞれの上面と収納ボックス4の天井面とのクリアランスが凹部43の深さより小さくなるように設計されている。したがって振動などによって収納物が浮き上がっても、凸部 303が凹部43から外れることがない。
さらに、収納ボックス4と車体フロア 100との間には、金属ブラケット5が介在している。この金属ブラケットは、図7及び図8に示すように、断面略コ字形状の受け部50を有する。受け部50の一端部51は断面L字形状に曲折され、凹部43の底壁外面に当接している。受け部50の一端部51から曲折して連続する板状部52は、外側表面が凹部43の後面に対向し、その外側表面が受圧面53となっている。
受け部50の他端部54はさらに略直角に曲折されて平坦部55が形成され、平坦部55にはビス孔56が穿設されている。そして平坦部55からは、左右両側に延びる翼部57が連続し、翼部57の先端には左右それぞれにボルト孔55が形成されている。
この金属ブラケット5は、ビス孔56を介して平坦部55が収納ボックスに固定され、翼部57の両端がボルト孔58を介してボルト13とナット14によって車体フロア 100に強固に固定されている。
したがって後突時などに収納物が大きなエネルギーで後方へ移動すると、凸部 303がクッション部材44を介してあるいは介さずに、凹部43の前面に衝突する。その応力は受圧面53の全面で受けられ、受け部50から翼部57を介して車体フロア 100で受けられる。すなわち収納物からの応力は、車体フロア 100に確実に伝えられる。
また断面コ字状の受け部50の弾性変形あるいは永久変形によって応力の一部が緩和される。そして収納物からの応力は、受圧面53の全面で受けられるので、凹部43の局部的に応力が集中することがない。
したがって中央シート 200と中央シートバック 201など、収納物の重量が大きい場合であっても、収納ボックスの破損が生じないため収納物の飛び出しを確実に防止することができる。
なお上記実施例では、収納ボックス4に凹部43を形成し、トレイ部材 300などの収納物に凸部 303を形成したが、図9に示すように、収納ボックス4に収納物へ向かって突出する凸部45を形成し、収納物にその凸部と係合する凹部 304を形成しても、同様の作用効果が奏される。この場合、金属ブラケット5は収納ボックス4に固定されておらず、受圧面53は凸部45の前壁の後面に対向している。
したがって後突時などに収納物が大きなエネルギーで後方へ移動すると、凹部 304がクッション部材44を介して凸部45の前面に衝突する。その応力は受圧面53の全面で受けられ、車体フロア 100で受けられる。すなわち収納物からの応力は、車体フロア 100に確実に伝えられる。
本発明の一実施例に係るコンソールボックスの斜視図である。 本発明の一実施例に係るコンソールボックスを搭載した車室内の斜視図である。 本発明の一実施例に係るコンソールボックスの断面図である。 本発明の一実施例に係るコンソールボックスに収納されるシートの斜視図である。 本発明の一実施例に係るコンソールボックスに収納されるトレイ部材の斜視図である。 本発明の一実施例に係るコンソールボックスを図8のA−A線相当で切断した要部断面図である。 本発明の一実施例で用いた金属ブラケットの斜視図である。 本発明の一実施例で用いた金属ブラケットの正面図である。 本発明の一実施例に係るコンソールボックスの他の態様を示す要部断面図である。
符号の説明
1:側板 2:上部ボックス 3:ハウジング
4:収納ボックス 5:金属ブラケット 40:上半割体
41:下半割体 42:溶着リブ 43:凹部(底壁係合部)
44:クッション部材 53:受圧面 100:車体フロア
303:凸部(収納物係合部)

Claims (3)

  1. 車両の前後方向及び左右方向をそれぞれ前後、左右としたときに、
    左右一対の側板の間に形成された上部ボックスと、該上部ボックスの底板と車体フロアと左右一対の該側板との間に形成されたハウジングと、該ハウジング内に配置された収納ボックスと、該収納ボックスと該車体フロアとの間に配置された金属ブラケットと、を備え、
    該収納ボックスは後端に出入開口をもち底壁が該車体フロアに固定され、該収納ボックスの底壁には該収納ボックスに収納される収納物に形成された収納物係合部が係合する底壁係合部が形成され、該収納物係合部と該底壁係合部との凹凸係合によって該収納物の移動が規制され、
    該金属ブラケットは、該収納物係合部の後面に直接的に又は該底壁係合部を介して間接的に対向する受圧面と、該受圧面より後方で該車体フロアに固定されたフロア固定部と、を有することを特徴とするコンソールボックス。
  2. 前記金属ブラケットには、前記受圧面の後方に断面略コ字形状の受け部が形成されている請求項1に記載のコンソールボックス。
  3. 前記底壁係合部の表面には、弾性体よりなり前記収納物係合部が当接するクッション部材が敷設されている請求項1に記載のコンソールボックス。
JP2007022336A 2007-01-31 2007-01-31 コンソールボックス Expired - Fee Related JP4781291B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007022336A JP4781291B2 (ja) 2007-01-31 2007-01-31 コンソールボックス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007022336A JP4781291B2 (ja) 2007-01-31 2007-01-31 コンソールボックス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008189015A JP2008189015A (ja) 2008-08-21
JP4781291B2 true JP4781291B2 (ja) 2011-09-28

Family

ID=39749549

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007022336A Expired - Fee Related JP4781291B2 (ja) 2007-01-31 2007-01-31 コンソールボックス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4781291B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6756968B2 (ja) * 2015-12-25 2020-09-16 三菱自動車工業株式会社 車両内装部材

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0246432Y2 (ja) * 1985-06-17 1990-12-07
JP2803146B2 (ja) * 1989-04-19 1998-09-24 スズキ株式会社 自動車のコンソールボックス
JP4180398B2 (ja) * 2003-02-13 2008-11-12 本田技研工業株式会社 車両用シート収納構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008189015A (ja) 2008-08-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4721288B2 (ja) コンソールボックス
JP5165491B2 (ja) リヤコンソール
JP5692506B2 (ja) インストルメントパネルのボックス支持構造
WO2011148687A1 (ja) 車体後部構造
JP6310951B2 (ja) 車両
JP4191693B2 (ja) 車両のシート下収納構造
JP5454939B2 (ja) 車両用コンソールボックス装置
JP4781291B2 (ja) コンソールボックス
JP6599928B2 (ja) 側方衝撃補強を備える支持構造を有するコンソールアセンブリ
JP2014028538A (ja) 自動車の荷室構造
JP2014028537A (ja) 自動車の荷室構造
JP5432663B2 (ja) 車両用収納ポケット
JP4697592B2 (ja) 内装トリムの物品収納部構造
JP5091793B2 (ja) 車両のスペアタイヤ配置構造
JP3707243B2 (ja) 自動車のトリム
JP5853839B2 (ja) 車両用ドアトリム
JP3538886B2 (ja) 自動車のトリム構造
JP7463824B2 (ja) 車両のセンターコンソール
WO2019082270A1 (ja) 物品の保持構造
JPH10217856A (ja) 車両用コンソールボックス
JP7473876B2 (ja) 車両の荷室構造
JP2007210575A (ja) 車両後部荷室の仕切構造
JP2707480B2 (ja) スクータ型自動二輪車の物入れ装置
JP2006206015A (ja) 車両用ニープロテクタ装置
JP5924093B2 (ja) ドアポケット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090326

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110113

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110113

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110314

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110331

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110519

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110705

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110705

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140715

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4781291

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees