JP4780508B1 - 対峙対向型リニアモーションプランジャーポンプ1対が、同期往復行程の上・下変換点で発生する振動を、offsetした2分割の偏芯円弦カムとヨークを1対とフライホイルを組合せ回転し振動防止と、ピストンロッド往復運動に同期する吸排気スプールバルブの構造。 - Google Patents

対峙対向型リニアモーションプランジャーポンプ1対が、同期往復行程の上・下変換点で発生する振動を、offsetした2分割の偏芯円弦カムとヨークを1対とフライホイルを組合せ回転し振動防止と、ピストンロッド往復運動に同期する吸排気スプールバルブの構造。 Download PDF

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Abstract

【課題】リニアモーションプランジャーの往復運動をカムとコンプレッションスプリングの組合せた確動カム構造では、高速回転でコンプレッションスプリングが、往復運動不能になる為、ヨークとカムを組合わせる強制確動カム構造で、ピストン往復行程の安定化。
【解決手段】リニアモーションプランジャーポンプの回転運動を往復運動に変換するヨークカム組合せで、上死点・下死点の振動発生を防止するため、対向するプランジャーポンプ1対の偏芯円カムと、ヨークを2分割し、間にスラストワッシャーを組込み、OFFSETしたプランジャーポンプの運動を同期する1対型として、振動を削減する構造で、プランジャーポンプの往復運動を安定させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、対峙対向型リニアモーションプランジャーポンプで、ヨークカム回転の振動・騒音を解消する構造に関する。
従来、対峙対向型リニアモーションプランジャーポンプは、高速ピストン往復運動でカムとコンプレッションスプリングの組合せは、確動カム運動が、高速運動でスプリングの材料疲労等の問題が発生し、高速運動の低下が著しい。
本件特許出願人が提出した、
特許第4189843号
特許第4352432号
特願2009−1881137号
は、すでに存在する技術である。
上記の課題を解決する為、リニアモーションをコンプレッションスプリングの確動カム往復運動を、カムとヨーク組合せによる強制確動カムの往復運動に変換する。
上記課題解決に本発明は、対向するプランジャーポンプ1対に若干OFFSET(偏芯)の構造にして、偏芯円カムとヨークを2分割、分離した接触面にスラストワッシャーを組込み、1対として且つ、フライホイルの効果と合わせて、プランジャーポンプの高速往復運動を実施する。
本発明は、カムとスプリングの組合せによる確動カムを、カムとヨーク組合せで、強制確動カムを形成し、それぞれ、OFFSET(偏芯)で同期する2個のカム・ヨークが、振動騒音を解消し高速運動で、圧縮空気生成量が増加する。
図1は、ヨークカム駆動リニアモーションプランジャーポンプ側断面図2個の偏芯円カム2とヨーク(枠)3を組合せる中間にスラストワッシャー4を組込み、2の外側に4を組入れ、スペーサー5をさらに組込み、4を入れベアリング6をベアリングハウズィング7に組込み、ピストンロッド15とピストンガイドロッド15′を3へ、ねじ込み、ピストンロッドホルダー10を15・15′に通し、別に、カムシャフト1へ、2・4・5・6・フライホイル9を組合せ、マウントベースホルダー8に7を組付け、さらに、別組立のシリンダーマウントベース12にコンプレッションシリンダー20を組合せ、12に合わせて、シリンダーロックスペーサー11で、20を固定する。小組立の15に、ピストン16・ピストンリング17をトップピストン18をねじ込み、スプールバルブ19をねじ込んでダブルロックで15に固定し、OFFSET(偏芯)OSで対向した20を組付けた10・11・12の小ブロックを8に固定し、マウントベースロックプレートA 13・マウントベースロックプレート B 14に固定し、次に、エグゾーストシリンダー21を20に固定、 ・シリンダーヘッド23を組付け、20・21組合せ部はシールOリング22密閉する確動カムを利用したプランジャーポンプの側断面図。
図2は、ヨークカム駆動リニアモーションプランジャーポンプOFFSET分解図
カムシャフト1に固定した偏芯円カム2をセットし、ヨーク3を嵌め込み、3は、1を中心に回転する2の偏芯半径より大きく、横幅をとり3の上下幅が、2と等しく、設定し、上下往復運動が、2の偏芯量だけ、往復ストロークSを実行する3にそれぞれ、ピストンロッド15・ヨークガイドロッド15′をねじ込み、15に組込まれるピストン16・ピストンリング17をトップピストン18でねじ込み、スプールバルブ1.9で固定し、ピストン組立ユニットとして、コンプレッションシリンダー20内に嵌め込む。20には、空気取り入れ口INを四角形状の20側面に3ヶ所設ける。エグゾーストシリンダー21を20にシールOリング22を嵌め込んで、20へ、嵌め込み、四角形状の21には、側面に1ヶ所、圧縮空気排出口OUTを設け、21の内部にシリンダーヘッド23に22を嵌め込み、21へ組付ける。15・15′を、ピストンロッド ホルダー10は20内のSが,15と3を安定させ、15に組付けた19が、21の底部を往復し、圧縮空気を21へ送る構造。
図3は、ヨーク図
ヨークの横幅と縦幅が、異なる形状で、横幅は、偏芯円カムの回転直径より幅を大きく取り、横幅は、偏芯円カムをヨークに組合せ、カム回転が、ヨーク縦方向のみ作動し、リニアモーションに関与する構造。
図4は、偏芯円カム図
図5は、スプールバルブ図
ピストンロッドに直結して、往復運動で、圧縮空気を連続間欠送気を繰返す構造
本発明の利用効果は、空気圧縮生成に限らず、真空吸引・冷媒圧縮等々に利用範囲が展開され、尚、各々のシリンダーを独立させ、単独・複数で前記利用を併用する事も考慮される。特に、このポンプの吐出量に比べ、省電力は、顕著なものがある。
ヨークカム駆動リニアモーションプランジャーポンプ側断面図 ヨークカム駆動リニアモーションプランジャーポンプOFFSET分解図 ヨーク図 偏芯円カム図 スプールバルブ図
IN:空気吸入口
OUT:圧縮空気排気口
OS:OFFSET(偏芯)
S:ストローク(ピストン行程)
1:カムシャフト
2:偏芯円カム
3:ヨーク(枠)
4:スラストプレーンワッシャー
5:スペーサー
6:ベアリング
7:ベアリングハウズィング
8:マウントベースホルダー
9:フライホイル
10:ピストンロッドホルダー
11:シリンダーロックスペーサー
12:シリンダーマウントベース
13:マウントベースロックプレートA
14:マウントベースロックプレートB
15:ピストンロッド
15′:ピストンガイドロッド
16:ピストン
17:ピストンリング
18:トップピストン
19:スプールバルブ
20:コンプレッションシリンダー
21:エグゾーストシリンダー
22:シールOリング
23:シリンダーヘッド

Claims (1)

  1. 対峙対向型リニアモーションプランジャーポンプの偏芯円弧カムとヨ−ク(枠)とを組合せヨークでカム回転をリニアモーションに変換する強制確動カム構造において、偏芯円弧カム、及びヨークをカムシャフト(回転軸)の軸方向に2分割し、2分割された2つのヨークの一方のヨークにはピストンが設けられ、他方のヨークには一方のヨークに設けられたピストンと対向する方向にピストンが設けられ、一方、及び他方のヨーク内には2分割された偏芯円弧カムがそれぞれ配置され、かつ配置された偏芯円弧カム同士の間にスラストワッシャーを挟んで組合せ、2分割したヨークと偏芯円弧カムと1対とし、カムシャフト(回転軸)にフライホイル、及び1対としたヨークと偏芯円弧カムとを組付け、対向するコンプレッションシリンダー内のピストン往復運動を円滑にする構造。
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