JP4779396B2 - ガセット袋 - Google Patents

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Description

本発明は、流動食等の液体を充填するガセット袋に関する。
従来、ガセット袋は、樹脂フィルム製の前後シート部が重ね合わされ、前後シート部間にそれらの一辺に沿うように二つ折りの樹脂フィルム製のガセットシート部が挿入された
上で、前後シート部の上記一辺及びこの一辺を挟む両側辺における前シート部と後シート部との間、前シート部とガセットシート部との間及び後シート部とガセットシート部との間が夫々ヒートシール部で接合されることにより形成される(例えば、特許文献1,2参照。)。
このガセット袋は例えば流動食等の液体が充填された後密封され、レトルト殺菌処理される。この液体である内容物を袋外に注出する際、ガセット部を一本の直線上で引き裂いて上記ヒートシール部を除去することによりガセット袋を開封する。そして、開封口から水を注入して中味の液体を希釈した上で、ガセット袋の注出口部からチューブ等を用いて液体を注出し、患者の体内へ供給する。或いは、中味の液体を袋外に注出し患者に与えた後に、上述したごとくヒートシール部を除去してガセット袋を開封し、水その他の飲料を開封部から袋内に注入し患者に供給する(例えば、特許文献1,2参照。)。
特開2001−213451号公報 特開2001−199457号公報
ガセット袋における前シート部とガセットシート部とが重なった前ガセット部と、後シート部とガセットシート部とが重なった後ガセット部とには、それぞれ空室が形成されるが、内容物である液体はこれらの空室内にも流入している。そこで、ガセット袋の開封に際し、従来のように、ガセット部を一本の直線上で引き裂いてヒートシール部を除去するようにすると、内容物である液体が満たされている部分を切り裂くことになるので、中味の液体が袋外に飛散したり、垂れ落ちたりする場合がある。殊に、レトルト殺菌処理時におけるシートの焼け焦げ等を防止したり、内容物である液体を保護したりするためにガセット袋内からは空気が排除されているので、ヒートシール部を引き裂き始めると同時に液体が不意に飛び出してくるおそれがある。このような液体の飛散や垂れ落ちは周囲を汚染するので望ましくない。
従って、本発明は上記問題点を解決することができるガセット袋を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、樹脂フィルム製の前後シート部(1,2)が重なり合い、前後シート部(1,2)間にそれらの一辺(3a)に沿うように樹脂フィルム製のガセットシート部(4)が二つ折り状態で挿入され、少なくとも上記一辺(3a)及びこの一辺(3a)を挟む両側辺(3b,3c)における前シート部(1)とガセットシート部(4)との間、後シート部(2)とガセットシート部(4)との間及び前シート部(1)と後シート部(2)との間が夫々ヒートシール部(5,6,7,8,9,10,11,12)で接着された液体を充填するガセット袋において、前シート部(1)とガセットシート部(4)とが重なった前ガセット部(13)又は後シート部(2)とガセットシート部(4)とが重なった後ガセット部(14)が、前シート部(1)又は後シート部(2)の上に重なるように癖折りされ、扁平に圧潰されることにより、このガセット袋の開封前に上記扁平に圧潰された前ガセット部(13)又は後ガセット部(14)内への上記液体の侵入が阻止されたガセット袋を採用する。
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載のガセット袋において、上記前後のガセット部(13,14)の双方が重なり合ったままで前シート部(1)又は後シート部(2)の上に重なるように癖折りされたガセット袋を採用する。
また、請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2に記載のガセット袋において、前ガセット部(13)又は後ガセット部(14)におけるヒートシール部(5,6)の内縁からヒートシール部(5,6)と反対側にやや離れた箇所で上記一辺(3a)に沿って伸びる引き裂き予定線である直線(20)が、上記両側辺(3b,3c)の一方又は双方と交差する箇所に、切欠(21a,21b)が形成されたガセット袋を採用する。
また、請求項4に係る発明は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のガセット袋において、液体が充填されたガセット袋を、前ガセット部(13)と後ガセット部(14)の一方又は双方を折り敷くように置いたうえで加熱殺菌処理することにより、上記癖折りが行われたガセット袋を採用する。
請求項1に係る発明によれば、樹脂フィルム製の前後シート部(1,2)が重なり合い、前後シート部(1,2)間にそれらの一辺(3a)に沿うように樹脂フィルム製のガセットシート部(4)が二つ折り状態で挿入され、少なくとも上記一辺(3a)及びこの一辺(3a)を挟む両側辺(3b,3c)における前シート部(1)とガセットシート部(4)との間、後シート部(2)とガセットシート部(4)との間及び前シート部(1)と後シート部(2)との間が夫々ヒートシール部(5,6,7,8,9,10,11,12)で接着された液体を充填するガセット袋において、前シート部(1)とガセットシート部(4)とが重なった前ガセット部(13)又は後シート部(2)とガセットシート部(4)とが重なった後ガセット部(14)が、前シート部(1)又は後シート部(2)の上に重なるように癖折りされ、扁平に圧潰されることにより、このガセット袋の開封前に上記扁平に圧潰された前ガセット部(13)又は後ガセット部(14)内への上記液体の侵入が阻止されたガセット袋であるから、前ガセット部(13)又は後ガセット部(14)のヒートシール部(5,6)を裂いて開封する際、液体の袋外への飛散、垂れ落ち等が防止される。
請求項2に係る発明によれば、請求項1に記載のガセット袋において、上記前後のガセット部(13,14)の双方が重なり合ったままで前シート部(1)又は後シート部(2)の上に重なるように癖折りされたガセット袋であるから、ガセット袋がコンパクト化され、運搬、保管等のうえで便利である。
請求項3に係る発明によれば、請求項1又は請求項2に記載のガセット袋において、前ガセット部(13)又は後ガセット部(14)におけるヒートシール部(5,6)の内縁からヒートシール部(5,6)と反対側にやや離れた箇所で上記一辺(3a)に沿って伸びる引き裂き予定線である直線(20)が、上記両側辺(3b,3c)の一方又は双方と交差する箇所に、切欠(21a,21b)が形成されたガセット袋であるから、ヒートシール部(5,6)を引き裂きやすくなり、従って開封時の液体の飛散、垂れ落ち等が適正に防止される。
請求項4に係る発明によれば、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のガセット袋において、液体が充填されたガセット袋を、前ガセット部(13)と後ガセット部(14)の一方又は双方を折り敷くように置いたうえで加熱殺菌処理することにより、上記癖折りが行われたガセット袋であるから、癖折りを内容物の殺菌処理を兼ねて簡易に行うことができる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。
<実施の形態1>
図1、図2及び図3に示すように、このガセット袋は、樹脂フィルム製の前後シート部1,2が重なり合い、前後シート部1,2間にそれらの一辺3aに沿うように樹脂フィルム製のガセットシート部4が二つ折り状態で挿入され、少なくとも上記一辺3a及びこの一辺3aを挟む両側辺3b,3cにおける前シート部1とガセットシート部4との間、後シート部2とガセットシート部4との間及び前シート部1と後シート部2との間が夫々ヒートシール部5,6,7,8,9,10,11で接着され、さらに、前シート部とガセットシート部とが重なった前ガセット部又は後シート部とガセットシート部とが重なった後ガセット部が、前シート部又は後シート部の上に重なるように癖折りされた構成を備える。
この実施の形態1では、図1、図2及び図3に示すように、前ガセット部13が前シート部1上に重なるように癖折りされている。
樹脂フィルムは、例えば積層フィルムであり、図示しないが外側に非ヒートシール材層が配置され、内側にヒートシール材層が配置され、中間にガスバリア材層が配置される。樹脂フィルムは望ましくは透明に形成される。
前後シート部1,2は上記樹脂フィルムを打ち抜いたり断裁したりすることにより例えば同形同大の略長方形に形成される。前後シート部1,2はヒートシール材層を内側にして重ね合わされる。ガセットシート部4は上記樹脂フィルムを打ち抜いたり断裁したりすることにより略長方形に形成される。ガセットシート部4は非ヒートシール材層を内側にして二つ折りされ、折れ線4aを先にして前後シート部1,2間にそれらの一辺に沿うように挿入される。このガセットシート部4の挿入により、前シート部1とガセットシート部4とが重なった箇所が前ガセット部13とされ、後シート部2とガセットシート部4とが重なった箇所が後ガセット部14とされる。
ヒートシール部5,6,7,8,9,10,11,12は、ガセットシート部4を挟み込んだ状態の前後シート部1,2を図示しない加熱盤で熱プレスすることにより形成される。
ヒートシール部5,6,7,8,9,10は、ガセット袋の上辺である一辺3aと、ガセット袋の左右辺である両側辺3b,3cの前後ガセット部13,14に対応する箇所とに形成される。このヒートシール部5,6,7,8,9,10によって、ガセット袋の前後ガセット部13,14が閉じられる。ヒートシール部11,12は、ガセット袋の左右辺である両側辺3b,3cの前後ガセット部13,14以外の箇所に形成される。このヒートシール部11,12によって、ガセット袋の左右が閉じられる。
図2に示すように、左右のヒートシール部7,8,9,10,11,12は、夫々ガセット部と非ガセット部とに分かれているが、非ガセット部では二枚の樹脂フィルムが重なっているのに対し、ガセット部では四枚の樹脂フィルムが重なっており、境界部には段差が生じているので、別個の加熱盤によってより幅広くかつ大きい加圧力によってヒートシールがなされている。
上述した三方がヒートシール部5,6,7,8,9,10,11,12で閉じられ下辺が未シールの開放された状態のガセット袋に、この下辺の開口から内容物である液体を充填し、その後下辺をヒートシール部で閉じることも可能であるが、この実施の形態では、図1及び図2に示すように、下辺に注出口部15がヒートシール部16で前後シート部1,2に接着される。注出口部15は、公知の構造であるから詳しい説明は省略する。
上辺のヒートシール部5,6には前後のガセット部13,14を貫通する吊り下げ孔17が穿設される。ガセット袋はこの吊り下げ孔17に図示しないフックが通されることにより、所望の場所に吊り下げられ、中味の液体が注出される。
ガセット袋の前後のガセット部13,14は相互に分離しており、そのうち前ガセット部13が前シート部1の上に重なるように癖折りされている。これにより、前ガセット部13は扁平に圧潰され、その中から内容物である液体が排除される。このため、後述する易開封手段によりヒートシール部5を裂いて開封する際、液体の袋外への飛散、垂れ落ち等が防止される。
図1乃至図3に示すように、このガセット袋には易開封手段が設けられる。すなわち、前シート部1はガセットシート部4と共にその延伸方向が上辺である一辺3aに沿って伸びるように形成される。また、前ガセット部13における上記一辺3aに沿ったヒートシール部5の内縁からヒートシール部5と反対側に離れた箇所で上記一辺3aに沿って伸びる二点鎖線の直線20が上記両側辺11,12と交差する箇所には、切欠21a,21bが形成される。切欠21a,21bは、前ガセット部13のガセットシート部4及び前シート部1を厚さ方向に貫通するように細溝状に形成されるが、V溝状、半円状等所望の形状とすることも可能である。
前シート部1とガセットシート部4には上記積層フィルムが用いられるが、この積層フィルムの例えば外側の非ヒートシール材層が延伸フィルムで形成される。この延伸フィルムの延伸方向がガセット袋の上記両側辺11,12間すなわち左右方向に伸びるように、前シート部1とガセットシート部4が積層フィルムからそれぞれ切り出される。
図1に示すように、上記直線20の端に形成される切欠21a,21bの周辺部も非ヒートシール域22とされる。非ヒートシール域22の延伸性を維持することにより、切欠21aが形成されない場合や、切欠が短い場合にもヒートシール部5を引き裂きやすくすることができる。
上記二点鎖線で示す直線20は、前シート部1及びガセットシート部4の各々を構成する樹脂フィルムの延伸方向と平行であることから、この直線20上で前シート部1及びガセットシート部4の樹脂フィルムを容易に引き裂くことができる。そして、この直線20はヒートシール部5の内縁からヒートシール部5と反対側に離れた箇所を通るので、ヒートシール部5を引き裂くと同時にガセット袋内が大気中に開放される。
図4(A)(B)に示すように、前ガセット部13を折れ線4a上で折り起こし、切欠21a又は切欠21bの側からヒートシール部5の端を摘んで他端へと引っ張ると、ヒートシール部5がガセットシート部4と前シート部1の延伸方向に沿って破断し、ガセット袋が開封される。ヒートシール部5が前ガセット部13から除去されることにより、前ガセット部13に開口25が形成される。
次に、上記構成のガセット袋の作用について説明する。
(1)図2に示すように、前ガセット部13が二点鎖線で示す後ガセット部14に重なった状態にあり、内容物である液体が充填され密封されたガセット袋を図示しないレトルト殺菌装置内に入れる。液体の充填に際して袋内から空気を排出し袋内に気泡が残留しないようにする。図3(B)に示すように、前ガセット部13を折り敷くようにガセット袋をレトルト殺菌装置内の棚26上に置き、内容物である液体をガセット袋ごと加熱殺菌処理する。この殺菌処理に伴う加熱により、前ガセット部13はガセットシート部4の折れ線4aに沿って図3(A)のごとく癖折りされた状態となってレトルト殺菌装置外に取り出される。また、前ガセット部13がこのように癖折りされていることから、前ガセット部13からは液体が略排除されている。
(2)ガセット袋から液体を注出するに際し、図1、図2及び図3(A)のごとく密封状態にあるガセット袋の前ガセット部13を図4(A)のごとく折れ線4a上で折り起こし、図4(B)のごとく引き裂いて開封する。より詳しくは、図4(A)に示す切欠21a,21b近傍でヒートシール部5に指を掛けて他端側へ引っ張ると、同図(B)に示すようにヒートシール部5が直線20上で破断し始める。前シート部1及びガセットシート部4の樹脂フィルムの延伸方向は前ガセット部13の上辺である一辺3aに沿って伸びているので、ヒートシール部5は円滑に引き裂かれる。
この場合、図4(A)中、砂目で示す内容物である液体はガセット袋の前ガセット部13内からは略排除されていることから、ガセット袋の開封時における液体の飛散、垂れ落ち等が防止される。また、ヒートシール部5は切欠21a,21bの存在によって滑らかに引き裂かれるので、開封時の液体の飛散、垂れ落ち等がより好適に防止される。
(3)ガセット袋は開封後に図示しないスタンド等のフックに吊り下げられる。そして、前ガセット部13に形成された開口25から希釈液等がガセット袋内に注入され、液体が希釈される。また、必要に応じて添加物が加えられる。
(4)前ガセット部13を折り曲げる等してガセット袋を再度密封する。
(5)注出口部15を利用して図示しないチューブを介し希釈された液体をガセット袋外に注出し、患者等に供給する。
その他、ガセット袋を開封することなく図3(A)の状態のままフックで吊り下げて液体を注出し、その後図4(B)のごとく開封し、水、茶等の飲料をガセット袋内に充填し、再封した後に飲料を患者に供給するようにしてもよい。
<実施の形態2>
図5(A)に示すように、この実施の形態2に係るガセット袋では、上記前後のガセット部13,14の双方が重なり合ったままで前シート部1の上に重なるように癖折りされる。この場合、ガセット袋が短くなるので、コンパクト化され、運搬、保管等のうえで便
宜である。
このガセット袋における前後のガセット部13,14の癖折りは、図5(B)に示すように、前ガセット部13及び後ガセット部14の双方を折り敷くようにガセット袋をレトルト殺菌装置内の棚26上に置き、内容物である液体をガセット袋ごと加熱殺菌処理することにより行われる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく適宜変更可能であり、例えば実施の形態1では前ガセット部を癖折りしたが、後ガセット部を癖折りしてもよいし、その折り曲げ方向も前シート部側又は後シート部側のいずれでもよい。また、上記実施の形態では、互いに別体の前シート部、後シート部及びガセットシート部を用意し、ガセットシート部を前後シート部間に二つ折りで挿入することによりガセット袋を形成したが、一枚の樹脂フィルムの中央部をW形に折り込んでガセットシート部を形成し、このガセットシート部を前後シート部で挟み込むことによってもガセット袋を形成することができる。また、上記実施の形態では易開封手段を前ガセット部に設けたが、後ガセット部に設けることも可能であり、また双方に設けることも可能である。また、切欠をガセット袋の左右両側辺に形成したが、左又は右のいずれか一方にのみ形成することも可能である。また、各シートを構成する樹脂フィルムは内層に金属箔層を有した不透明フィルムとすることも可能である。また、ガセット袋の輪郭を略長方形としたが、その他の多角形とすることもでき、一部を円弧とすることもできる。
本発明に係るガセット袋の一実施形態を示す正面図である。 図1に示すガセット袋の左側面図である。 (A)はガセット袋の斜視図、(B)はレトルト殺菌処理時のガセット袋の状態を示す概略図である。 (A)は前ガセット部を折り起こした状態の斜視図、(B)ガセット袋を開封する状態を示す斜視図である。 (A)は他の実施の形態に係るガセット袋の斜視図、(B)はレトルト殺菌処理時のガセット袋の状態を示す概略図である。
1…前シート部
2…後シート部
3a…一辺
3b,3c…両側辺
4…ガセットシート部
5,6,7,8,9,10,11,12…ヒートシール部
13…前ガセット部
14…後ガセット部
20…直線
21a,21b…切欠

Claims (4)

  1. 樹脂フィルム製の前後シート部が重なり、前後シート部間にそれらの一辺に沿うように樹脂フィルム製のガセットシート部が二つ折り状態で挿入され、少なくとも上記一辺及びこの一辺を挟む両側辺における前シート部とガセットシート部との間、後シート部とガセットシート部との間及び前シート部と後シート部との間が夫々ヒートシール部で接着された液体を充填するガセット袋において、前シート部とガセットシート部とが重なった前ガセット部又は後シート部とガセットシート部とが重なった後ガセット部が、前シート部又は後シート部の上に重なるように癖折りされ、扁平に圧潰されることにより、このガセット袋の開封前に上記扁平に圧潰された前ガセット部又は後ガセット部内への上記液体の侵入が阻止されたことを特徴とするガセット袋。
  2. 請求項1に記載のガセット袋において、上記前後のガセット部の双方が重なり合ったままで前シート部又は後シート部の上に重なるように癖折りされたことを特徴とするガセット袋。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のガセット袋において、前ガセット部又は後ガセット部におけるヒートシール部の内縁からヒートシール部と反対側にやや離れた箇所で上記一辺に沿って伸びる引き裂き予定線である直線が、上記両側辺の一方又は双方と交差する箇所に、切欠が形成されたことを特徴とするガセット袋。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のガセット袋において、液体が充填されたガセット袋を、前ガセット部と後ガセット部の一方又は双方を折り敷くように置いたうえで加熱殺菌処理することにより、上記癖折りが行われたことを特徴とするガセット袋。
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