JP4778618B2 - タイヤカーカスのトレッディング方法 - Google Patents

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Description

【0001】
(技術分野)
本発明は、加硫タイヤカーカスのトレッディング方法に関する。これらの方法は、今日では一般にリトレッディングに適用されるが、以下に説明する全ての内容は新しいタイヤカーカスのトレッディングに有効である。
【0002】
(背景技術)
リトレッディング方法には2つの主な形式がある。1つの形式は一般に「コールドリトレッディング」と呼ばれているものであり、リトレッディングの準備がなされたカーカス上に置かれる前加硫トレッド(precured tread)を使用し、次に、オーブンのような加熱手段を用いて組立体を加硫することからなる。「ホットリトレッディング」と呼ばれている他の方法は、特にシート、ストリップまたはセクションの形態をなす生ゴムトレッドを、リトレッディングの準備がなされたカーカス上に置き、次に金型内で組立体を加硫することからなる。
【0003】
これらのホットリトレッディング方法は、特に、トラック、農業機械、建設機械等に使用することを意図した大形タイヤのリトレッディングに適用され、ホットリトレッディング方法でのトレッドの取扱いおよびワーピング(歪み)の問題は、前加硫形態でのホットリトレッディング方法の使用を困難にしている。本発明は、ホットリトレッディングの範疇にある。
【0004】
数あるホットリトレッディング方法の中で、米国特許第4,053,265号には、トレッドの成形および加硫を可能にするように設計され、好ましくはゴムで作られた弾性リング金型を使用することからなる方法が開示されている。この弾性金型は、生ゴムトレッドで既に覆われている、リトレッディングすべきタイヤカーカス上に置かれ、次に、金型/カーカス組立体が、気密性を確保する膜により包囲される。前記組立体は、次に、膜内に真空が発生された後に、加硫すべくオーブン内に置かれる。
【0005】
より正確には、カーカスと、トレッドと、弾性金型との間に完全な気密性を確保するには、米国特許第4,053,265号(図2)に示すように、2つの弾性膜により覆われるカーカスのケーシングを形成する必要がある。2つの弾性膜のうちの1つはいわゆる「内方」膜と呼ばれ、カーカスの内面全体に亘って側壁の外面から延びている。また他の1つはいわゆる「外方」ケーシングと呼ばれ、側壁の外面で第1膜により覆われている。すなわち、逆にいえば、両膜間の気密性の連続性を保証するため、外方膜は、内方膜により覆われない金型の全外面および側壁の一部を覆っている。
【0006】
これらの膜の配置は特に困難である。実際には、外方膜を非常に強く引っ張って、外方膜がトレッドおよび側壁の全部を覆うことができるようにする必要があるが、この作業は一般に大形タイヤに必要とされるという事実から、非常に取扱い難いものとなっている。この問題は、必然的に、苛酷な弾性応力を受ける外方膜の非常に早い摩耗および頻繁な亀裂の危険性を伴っており、従って、製造されるタイヤに欠陥を生じさせる損傷膜の使用の危険性を除去することなく、これらの膜を頻繁に交換する必要性が生じる。
【0007】
米国特許第4,053,265号は、これらの2つの膜の使用とは別の方法を提案しており、この方法は、第1解決方法とは同じ外方膜を使用するものであるが、側壁とタイヤ内部の膜とにおいて、タイヤケーシング支持ディスクに連結されるチューブの形態をなすシールを形成するОリングを使用している点で異なっている。この解決方法は、外方膜の使用に付随する上記問題を解決できないことは明らかであり、また、この解決方法はタイヤカーカスの側壁上のОリングを加硫する状態でのみ良好なシールを形成できるに過ぎない。
【0008】
(発明の開示)
本発明の目的は、上記困難性を解消できる、弾性リング金型を使用するホットリトレッディング方法を提供することにある。
【0009】
本発明によれば、この方法は、
生ゴムトレッドを、トレッディングすべきタイヤカーカス上に堆積させる段階と、
このようにして覆われたカーカスがリム上に取り付けられかつ膨張されたならば、トレッドの成形を行う環状内面を備えた環状すなわちリング状の弾性金型をトレッド上に配置する段階と、
各ビードと金型の各周縁部との間に2つの弾性フランジの各々を配置して、該弾性フランジにより、ビードと前記縁部との間に横たわるタイヤケーシングの外面を覆う段階と、
加圧および加熱された包囲体内に組立体を配置する段階とを有している。
【0010】
本発明はまた、タイヤカーカスの支持リムと、カーカスを覆う生ゴムトレッドの成形品を固定するための弾性リング金型と、かくして構成されたタイヤケーシングの外面を覆うための、前記ケーシングのビードと対応金型の周縁部との間に位置する2つの弾性フランジとを有する、加硫タイヤカーカスを生ゴムトレッドでトレッディングする装置に関する。
【0011】
リトレッディング手段並びにタイヤについての半径方向および軸線方向の選択は、タイヤにおける基準として一般的に使用される軸線に関係し、軸線方向は、タイヤケーシングの回転軸線に平行な方向に一致し、半径方向平面は、タイヤケーシングの半径を含みかつ前記回転軸線を通る平面である。
【0012】
(発明を実施するための最良の形態)
本発明の他の特徴および長所は、添付図面を参照して述べる本発明のリトレッディング装置の作業例を読むことにより明らかになるであろう。
【0013】
リトレッディングすべきタイヤケーシング1は、2つのビード21、22および2つの側壁23、24を含むカーカス2を有し、該カーカス2は、任意の適当な手段によりカーカス2上に配置される生ゴムトレッド3により覆われている。ケーシング1は更に、トレッド3のクラウンを側壁23,24に連結するショルダ11、12を有している。
【0014】
図示の本発明の異なる作業形態に共通な要素は、同じ参照番号で示されている。
【0015】
図1に示すように、リトレッディング装置5は、カーカス2/トレッド3/弾性金型7/リム6の組立体の気密性を確保するため、ケーシング1が取り付けられるリム6と、トレッド3を成形するための弾性リング金型7と、ケーシング1のビード21、22と対応金型の周縁部71、72との間に位置するケーシング1の外面を覆うための2つの弾性フランジ8、9とを有している。タイヤケーシング1上に配置されるリトレッディング装置5は、オーブンのような加熱/加圧包囲体内に配置されることを意図したものである。
【0016】
弾性金型7はリングの形態で示されており、該金型7の内面はトレッドの成形形状を定める。また、金型7は、ウイング73、74の形態をなして延びている、タイヤケーシング1のショルダ11、12を覆うための環状周縁部71、72を有している。
【0017】
リング金型7は、半径方向外方の充分に大きい弾性をもたなくてはならず、かつワーピングを生じることなく加硫に耐えることができなくてはならない。また、金型は、受ける大きい温度変化を受け入れかつ裂けに耐えることができなくてはならない。リング金型の形成には、上記特性を得るのに適したエラストマを使用できる。
【0018】
かくして、金型7を引っ張ると、金型の内径が、生ゴムトレッド3を収容するタイヤケーシング1の外径より大きくなり、このため、金型7をタイヤケーシング1上に配置することが可能になる。
【0019】
このような金型は、例えば米国特許第3,983,193号に開示の方法に従って作ることができる。この方法では、加硫可能な生ゴムバンドにより覆われた新しいタイヤケーシングが、「成形モデル」として使用される。このようにして形成された組立体は、金型の加硫の目的で前記組立体を包囲する膜が設けられていることにより真空状態に置かれた後にオーブン内に入れられる。金型の内面上に表れる成形パターンは、使用される新しいタイヤケーシングの逆トレッド彫刻(negative tread sculpture)に一致する。
【0020】
金型7はその「成形モデル」から取り出される。金型が後で使用できるように、金型の厚さを貫通して半径方向に延びるチャンネル75を穿孔しておく必要があり、トレッドの成形および加硫中に、金型とリトレッディングすべきカーカスとの間に存在する空気を排出できるようにする。
【0021】
リング金型7の外周面は、ドレンを通して空気の排出を可能にする第1弾性ドレンスリーブ15により覆われており、該スリーブ15は金型上に直接配置される。スリーブ15は金型7と一体化させることができる。
【0022】
図2Aおよび図2Bに示す作業形態によれば、ドレンスリーブ15は、加硫エラストマ配合物をベースとする弾性環状膜16により覆われ、該弾性環状膜16には、真空を発生できるようにするための逆止弁17が一体化されている。
【0023】
また、図1に示すように、これらの弾性スリーブには弾性フランジ8、9を一体化することもでき、この場合には、一方のフランジが逆止弁17を支持すれば充分である。
【0024】
トレッド内への金型7の侵入を制限しかつ制御するため、金型の内面には、その周方向に沿って分散配置される金属インサート18を設けることができる。これらの全てのインサート18はリングを形成し、これらのインサートのセクタは金型が圧縮位置にあるときに連続するように配置される。また、これらの金属インサートは、加硫ゴムのタイヤケーシングの金型抜取り作業を容易にするためのテンションリング19の取付けを可能にする。
【0025】
弾性フランジ8(9)は、Оリングシール30(31)を支持する小径周方向端部81(91)と、第2スリーブ83(93)により延長された大径周方向端部82(92)とを含んでいる。弾性フランジの直径は金型の外径より小さく、金型7上へのフランジ8、9の弾性取付け並びに予シールを確実にする。図1、図2Aおよび図2Bに示すように、スリーブ83(93)の長さは、詳細に後述するようにして適宜定めることができる。
【0026】
各フランジ8(9)は、気密性のある弾性材料で作られる。温度と弾性との良好な妥協が得られるように、ゴムのような材料を選択できる。
【0027】
Оリング30、31は、それぞれ、リム6のヒール60、61により保持された周方向ハウジング62、63と協働する。良好な気密性が得られるようにするため、Оリング30、31の直径、従ってフランジ8、9の小径端部81、91の直径は、周方向ハウジング62、63の直径より小さい。
【0028】
金型7は、フランジ8、9の大径周方向端部82、92を掛けるフック要素を有している。
【0029】
図1に示す実施形態では、各フック要素は、金型7の外面の中央ゾーンに着脱可能に取り付けられる組立て形Uセクション32のウイング321(322)からなる。両スリーブ83、93が或る張力をもってこれらのウイングを覆うという簡単な事実が、前記セクション32上での確実な予シールを可能にする。前記Uセクション32はゴムのような材料で容易に作られ、かつ任意の適当な手段により金型7上に取り付けられるため、容易に交換できる。変更形態として、ドレンスリーブ15を3つの部分、すなわち各スリーブ83、93と一体の2つの側方部分と、金型7と一体でUセクション32の下に配置される1つの中央部とで作ることも考えられる。
【0030】
図2Aおよび図2Bに示す実施形態では、フック要素は、それぞれ、金型上で加硫Оリング33′により、および金型により支持された鋭い縁をもつショルダ34′により形成される。これらの実施形態では、フック要素は金型7の周縁部71、72により支持されており、このため、前の実施形態の金型よりも幾分軽い構造が要求されるが、スリーブ83、93の長さを大きくする必要はない。
【0031】
手段5はまた、前述のようにリム6を有し、該リム6上にタイヤカーカスが取り付けられかつ膨張される。実際には、トレッド上への弾性金型7の配置時に、タイヤケーシング1が膨張され、これにより、金型によりケーシングに加えられる圧力に耐えられかつ金型に対するケーシングの均一配置が得られるようにして、トレッド上での金型の配置および心出しを容易にすることが重要である。
【0032】
また、特にオーブン内面で使用される流体が蒸気である場合には、カーカスとリムとの間に良好な気密性が得られるようにする必要がある。実際に、この場合にもしも気密性が確保されないならば、水がタイヤケーシング内面に蓄積し、従ってケーシングの不均一加硫の危険性が生じる。
【0033】
このような気密性が保証されると、新しいタイヤカーカスのトレッディングの場合に大きな困難性は全く存在しない反面、リトレッディングの場合には、タイヤケーシングのビードのワーピングにより問題が一層困難になる。実際に、既に取り付けられたこれらのタイヤケーシングのビードは、2つのビードを互いに緊締することからなる既知の態様のワーピングを受けている。従って、ビードの間隔が変化しているため、タイヤケーシングに一致する通常のリムを、リトレッディング手段により覆われるカーカスの取付け支持体として使用することはできない。
【0034】
1つの解決方法は、チューブが設けられたリムをリトレッディングに使用することである。この解決方法による問題は、この方法がチューブにより構成される付加膜の使用を必要とするという事実は別として、リトレッディングすべきタイヤケーシングのサイズと一致するサイズを有するリムの使用を必要とするという事実である(これはまた、新しいタイヤカーカスのトレッディング用の通常のリブの使用の場合にも当てはまることである)。
【0035】
本件出願人は、チューブの存在を必要とすることなくタイヤケーシングの容易な着脱を可能にする新規なリムであって、所与の範囲内の種々のサイズのタイヤケーシングに適合できるリムを開発した。かくして、トレッディングすべきタイヤカーカスは、前記カーカスの内壁に流体を直接作用することにより当該リム上で膨張される。
【0036】
このようなリム6は全図面に示されているが、特に図3、図4、図5Bおよび図6を参照して以下に説明する。
【0037】
図3および図4に示す実施形態では、リム6はカラー64の形態をなす本体を有し、カラー64は、タイヤケーシングの一方のビードを支持する静止ヒール61と、他方のビードを支持する可動ヒール60とを保持している。各ヒール61、60は、それぞれ、ヒールの周方向に延びている溝の形態をなす周方向ハウジング63、62を保持し、理解されようが、これらの周方向ハウジング63、62は、弾性フランジ8、9により保持されるОリング31、30と協働する。
【0038】
可動ヒール60はカラー64上で摺動できるように取り付けられかつカラー64から取り外すことができる。リム6はまた、可動ヒール60をカラー64上に維持できかつ両ヒール60、61の間の最大間隔を制限できるロックシステム35を有している。
【0039】
このロックシステム35は、カラー64上で摺動可能に取り付けられかつカラー64から取り外すことができる可動ヒール60の支持ワッシャ36と、カラー64に固定された着脱可能なロックリング37とを有している。このリング37は、その「固定」位置において、カラー64上でのリムから外方への可動ヒール60の位置の制限を形成し、かつ、図5Aおよび図5Bのリムの実施形態に示すように、直接的にまたはブレース38′を介して可動ヒール60を支持するワッシャ36のストップを構成する。実際には、支持ワッシャとロックリングとの間に配置される寸法的(dimensional)管状ブレースの使用は容易である。このようなブレースは、タイヤケーシングの各サイズに一致する公称ワイヤ間距離だけリムを調節することを可能にし、かくして、ブレースの簡単な交換により、所与の範囲内の種々のサイズのタイヤケーシングに同じリムを使用できる。
【0040】
ロックリング37は、該リングから半径方向内方に配向されたフィンガ39を支持しており、該フィンガ39は、カラー64内に切り込まれたノッチの形態をなす開口(図示せず)と協働する。開口内にフィンガを挿入した後、リング37の簡単な回転により、前記リング37をカラー64上で軸線方向にロックすることができる。
【0041】
図5A、図5Bおよび図6に示す実施形態では、リム6′はロックリング37′を収容している。該ロックリング37′は、カラー6′により支持された凹部と協働しかつ周方向保持溝67′に導かれる内周ハウジング39′を画定する内面凹部を支持している。これにより、リング37′の回転は、カラー64′上でリングを軸線方向にロックする。図5Aは、リング37′の回転がなされたときのリム6′のロック位置を示し、一方、図5Bは、リム6′の非ロック位置におけるカラー64′とリング37′との相対位置を示す。
【0042】
選択されるロックシステムの如何に拘わらず、リム6(6′)はОリングシール40(40′)を収容しており、Оリングの直径は、気密性を得るためカラー64(64′)の直径より小さい。Оリングは、この目的のために設けられた周方向ハウジング600(600′)内に摺動により配置され、可動ヒール60(60′)により保持される。膨張圧力の効果により、可動ヒール60(60′)とカラー64(64′)との間の予シールがОリング40(40′)により形成される。この予シールは、支持ワッシャ36(36′)がリング37(37′)またはブレース38′と接触して、システムの最終シールを形成するまで、両ヒール60、61(60′、61′)を分離するのに充分なものである。
【0043】
また、膨張時に、ビードが全体的にショルダの基部上に配置されなくなるようなことがあっても、タイヤケーシングのリムヒール/ビード接合シールを保証するには、リムヒール60、61(60′、61′)のショルダの基部に位置するハウジング601、611(601′、611′)内に配置されたОリング41、42(41′、42′)が、各リムヒール60、61(60′、61′)上に存在することが重要である。このことは、実際には、ビードに僅かな寸法変化が生じたとき、または表面状態が僅かに悪化したときに、ときどき生じる。かくして、リムヒール上でのビードの位置に従って、シール41(41′)はその体積を保持して気密性を確保するか、そのハウジング601(601′)内で圧縮され、シール42(42′)についても同じことがいえる。
【0044】
また、カラー64(64′)には、リムに取り付けられたカーカスを膨張できるようにするための、空気弁66(66′)に連結された開口65(65′)が設けられている。図1、図3および図4に示した実施形態を参照して前述した手段を使用して、特に、トレッディングおよびリトレッディングの方法を説明する。他の図面に示された手段を用いる方法も、以下の説明から困難なく推測されよう。
【0045】
リトレッディングすべきタイヤケーシング1が剥離されると、カーカスがリム6上に取り付けられかつ膨張される。リム上への取付けは、この方法の全ての段階について、この段階での同じ支持体およびリム6の使用を可能にする。リムはまた、必要に応じて、タイヤケーシング上での機械加工作業および補修作業にも使用できる。
【0046】
取扱いを容易にするため、リム6はその軸線を垂直にして支持体上に配置され、静止ヒール61は下方に配置され、かつ可動ヒール60/ロックシステム35の組立体は、カラー64から取り外される。
【0047】
タイヤカーカス2は、その軸線を垂直にしてリム6上に運ばれ、該カーカス2はこの下方のビードが停止されるまでカラー64上を摺動され、図示のビード22は静止ヒール61上にある。
【0048】
次に、ビード21を受け入れる可動ヒール60の表面がタイヤカーカス2を向くようにして、かつヒール60がビード21に接触するまで摺動して自然に下降できるようにして、可動ヒール60がカラー64上に置かれる。同様に、一方では、予めグリースが付されているОリングがカラー64上に配置されかつ該カラー64は可動ヒール60により支持された周方向ハウジング600内に自然に落下するまで摺動され、他方では、支持ワッシャ36がヒール60およびシール40に当接する。
【0049】
次に、フィンガ39が前記カラーにより支持されたハウジングに対向するようにして、ロックリング37がカラー64上に置かれる。カラー64に沿ってリング37が摺動した後、フィンガ39がノッチ内に入りかつ該ノッチの底と接触する。これにより、リング37がカラー64上で充分に旋回して、フィンガ39がノッチ形ハウジング内面で周方向に移動できるようになり、リング37が軸線方向にロックされる。
【0050】
リム6がロックされると、カーカス2が空気弁66により膨張される。これにより、上方ビード21が押され、かつヒール60および支持ワッシャ36がリング37の接触ストップまで戻され、次に、Оリング40が支持ワッシャ36と可動ヒール60との間で圧縮され、最終気密性を確保する。
【0051】
理解されようが、これらの作業に特別な注意は不要であるどころか、簡単に行える作業であり、カーカス2を充分な気密性をもってリム6上に取り付けることができる。
【0052】
また、加硫タイヤケーシングも、垂直に配置されているため、リムから容易に取り外すことができる。タイヤケーシングの収縮後、上方ビードはその初期位置をとり、ロックリング37を応力から解放する。これにより、種々の着脱可能要素を回転させかつリムから外方に摺動させることにより、上方ビードのロックを解除できる。
【0053】
カーカス2の取付けおよび膨張段階が完了したならば、カーカス2は、生ゴムトレッドを置き、中間層の配置前にストリップの形態をなす、一般に「接合ゴム」と呼ばれているゴムのような配合物を敷設くことによりゴム化される。
【0054】
タイヤケーシング1上に弾性金型7を置くため、タイヤケーシング1は、最初に周方向伸びを受ける。かくして、弾性金型7は、特にそのウイング73、74によって半径方向に引っ張られ、その内径の方がトレッドの外径より大きくなる。金型剥離作業を可能にするには、弾性金型7の内面を接着防止剤で処理しておくのが有効である。
【0055】
金型7が引っ張られた状態に維持されると、トレッド3が金型7に対して軸線方向に心出しされるようにして、タイヤケーシング1が金型7内に配置される。次に、トレッド3上で圧縮される金型7に作用する引張り応力が弛緩される。前述のように、金型7の周囲に分散配置された金属インサート18は、カーカス2と彫刻の底との間に所望厚さのゴムが保持されることを保証できるようにする。
【0056】
既知の種々の形式の設備が、作業時の金型の間隔付けおよび位置決めを可能にする。
【0057】
弾性フランジ8、9をタイヤケーシング1上に取り付ける作業は、ケーシング1およびそのリム6を軸線が垂直になるように位置決めして第1フランジを平らに置く段階と、次にケーシング/リム組立体を反転させて第2フランジを堆積させる段階との2段階で行うことができる。また、ケーシングの下にアクセスできる充分な可能性を与えることにより、ケーシングを反転させることなく第2フランジを配置することもできる。これらの配置作業は同一であるため、1つのフランジのみについて説明する。
【0058】
すべての応力がなくなると、スリーブ83がフランジ8上に折り重ねられる。フランジ8は、実際には弾性要素である。
【0059】
最初に、Оリングシール30を支持する、フランジ8の小径周方向端部81が配置される。この目的から、この端部81を僅かに引っ張って、対応ヒール61により支持されたハウジング63内にОリング30を配置する。Оリング30の直径、従って端部81の直径は、ハウジング63の直径より僅かに小さい。シールおよびフランジの弾性により、この直径差は、フランジ8とヒール61との間の弾性取付けを確実にする。
【0060】
スリーブ83が開かれ、次に引っ張られて、スリーブ83が金型7の周縁部72を覆うことおよびUセクション32のウイング321に蓋をすることを可能にする。
【0061】
従って、この簡単な操作は、余分なアタッチメントを必要としないで、タイヤケーシング1のビード22の頂部、その側壁24、金型7のウイング74、金型7の周縁部72、および金型7のクラウンの一部を覆うフランジの配置を可能にする。また、このように側壁の全面を覆うことができるため、側壁の新しいマーキングを考えることもできる。
【0062】
両フランジ8、9は金型7に対をなして配置され、大きい応力を受けて作動することはない。これは、前述のように外方膜および内方膜を使用する従来技術のシステムとは本質的に異なる差異を構成する。
【0063】
フランジ8、9が所定位置に配置されると、金型7、フランジ8、9およびタイヤケーシング1の間に存在する空気は、弁17(弁17は、後で、加硫ガスを真空引きするのに使用される)から真空引きされる。実際に、良好な再現性およびトレッド彫刻の成形を達成するには、トレッド3と金型7との間に捕捉された空気を排出させることは不可欠である。
【0064】
次に、全タイヤケーシング1およびリトレッディング装置5がオーブン内に置かれて、トレッドの加硫が行われる。タイヤケーシングの内部とオーブンとの間の正の差圧の維持は、任意の適当なシステムにより行われる。
【0065】
加硫作業が完了すると、加硫タイヤケーシング/リトレッディング装置の組立体がオーブンから取り出される。この場合、両フランジを取り出すこと、次に前と同じ設備を使用して金型を引っ張り、リム上に取り付けられたリトレッディングされたタイヤケーシングを引き出すこと、および該ケーシングを取り外すことは、いかなる困難性を呈することもなく非常に容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるリトレッディング装置を示す半径方向部分断面図である。
【図2A】 図1に示したリトレッディング装置の2つの作業形態のうちの1つを示す半径方向1/2断面図である。
【図2B】 図1に示したリトレッディング装置の2つの作業形態のうちの1つを示す半径方向1/2断面図である。
【図3】 図1に示したリトレッディング装置のリムを示す軸線方向断面図である。
【図4】 図3に示したリムのロックシステムを示す正面図である。
【図5A】 図3に示したリムの軸線方向断面図であり、リムがロック位置にあるときの作業形態を示す図面である。
【図5B】 図3に示したリムの軸線方向断面図であり、リムが非ロック位置にあるときの作業形態を示す図面である。
【図6】 図5Aおよび図5Bに示したリムのロックシステムを示す正面図である。
に関する。

Claims (20)

  1. 生ゴムトレッド(3)を、トレッディングすべきタイヤカーカス(2)上に堆積させる段階と、
    このようにして覆われたカーカス(2)がリム(6、6′)上に取り付けられかつ膨張されたならば、トレッド(3)の成形を行う環状内面を備えた環状すなわちリング状の弾性金型(7)をトレッド(3)上に配置する段階と、
    各ビード(21、22)と金型(7)の各周縁部(71、72)との間に2つの弾性フランジ(8、9)の各々を配置して、該弾性フランジ(8、9)により、ビードと前記縁部との間に横たわるタイヤケーシングの外面を覆う段階と、
    加圧および加熱された包囲体内に組立体(1、7、8、9)を配置する段階と、
    を有することを特徴とするタイヤカーカスのトレッディング方法。
  2. 前記タイヤカーカス(2)は、該タイヤカーカス上に生ゴムトレッド(3)を配置する前に取り付けられかつ膨張されることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 前記タイヤカーカス(2)は、該タイヤカーカスの内壁に流体を直接作用させることにより膨張されることを特徴とする請求項1または2記載の方法。
  4. 各弾性フランジ(8、9)は、それぞれ、小径周方向端部(81、91)および大径周方向端部(82、92)を有し、各弾性フランジ(8、9)は、リム(60、61、60′、61′)のヒールの小径周方向端部(81、91)の弾性アタッチメントおよび金型(7)の周縁部(71、72)の大径周方向端部(81、82)の弾性アタッチメントによりタイヤケーシング(1)上に配置されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の方法。
  5. 各弾性フランジ(8、9)の小径周方向端部(81、91)が、前記端部により支持されたОリング(30、31)により作られ、該Оリングは、リム(60、61、60′、61′)のヒールにより支持された周方向ハウジング(62、63、62′、63′)と協働することを特徴とする請求項4記載の方法。
  6. 各フランジ(8、9)の大径周方向端部(82、92)は、前記金型と一体のフック要素(32、33′、34′)を覆うことにより弾性金型(7)に取り付けられることを特徴とする請求項4または5記載の方法。
  7. タイヤカーカスの取付けリム(6、6′)と、生ゴムトレッド(3)の成形品を固定するための弾性リング金型(7)と、かくして構成されたタイヤケーシング(1)の外面を覆うための、前記ケーシング(1)のビード(21、22)と対応金型の周縁部(71、72)との間に位置する2つの弾性フランジ(8、9)とを有することを特徴とする加硫タイヤカーカスを生ゴムトレッドでトレッディングする装置
  8. 前記リムがチューブを有することを特徴とする請求項7記載の装置
  9. 前記リム(6、6′)はカラー(64、64′)を有し、該カラー上には、タイヤカーカスの一方のビードを支持する静止ヒール(31)と、軸線方向に摺動しかつカラー(64、64′)から取り外すことができる他方のビードを支持するヒール(60、60′)とが支持され、リム(6、6′)はまた、ヒール(60、61、60′、61′)の相対最大分離を制限するロックシステム(35、35′)を有し、カーカスは、その内壁に流体を直接作用することにより膨張されることを特徴とする請求項7記載の装置
  10. 前記弾性金型(7)の外周面は弾性ドレンスリーブ(15)により覆われ、該弾性ドレンスリーブは、真空逆止弁(17)を支持するゴムのような弾性環状膜(16)により覆われることを特徴とする請求項7〜9のいずれか1項記載の装置
  11. 各フランジ(8、9)の大径周方向端部(82、92)は弾性スリーブ(83、93)により拡大されており、該スリーブの直径は金型(7)の周縁部(71、72)の直径より小さいことを特徴とする請求項7〜10のいずれか1項記載の装置
  12. 前記弾性ドレンスリーブ(15)を覆うゴムのような弾性膜は2つの部分からなり、各部分は、各フランジ(8、9)を延長するスリーブ(83、93)により構成され、フランジを延長するこれらのスリーブ(83、93)のうちの少なくとも一方は、真空逆止弁(17)を支持していることを特徴とする請求項10および11記載の装置
  13. 前記弾性金型(7)は、各弾性フランジ(8、9)の大径周方向端部(82、92)のフック要素(32、33′、34′)を支持することを特徴とする請求項7〜12のいずれか1項記載の装置
  14. 前記各フック要素は、金型(7)の各周縁部(71、72)上で加硫されるОリング(33′)からなることを特徴とする請求項13記載の装置
  15. 前記各フック要素は、金型(7)の各周縁部(71、72)により支持された鋭い縁のショルダ(34′)を有することを特徴とする請求項13記載の装置
  16. 前記各フック要素は、金型(7)に取り付けられたUセクション(32)のウイング(321、322)を有することを特徴とする請求項13記載の装置
  17. 前記弾性ドレンスリーブ(15)の一部がUセクション(32)により覆われることを特徴とする請求項10および16記載の装置
  18. 前記弾性ドレンスリーブ(15)は3つの部分からなり、これらの部分のうちの2つの側方部分は、それぞれ、各フランジ(8、9)を延長するスリーブ(83、93)と一体であり、中央部分は、金型(7)と一体でかつUセクション(32)の下に配置されることを特徴とする請求項11および17記載の装置
  19. 前記弾性金型(7)は、圧縮時にその直径を制限する手段(18)を支持することを特徴とする請求項7〜18のいずれか1項記載の装置
  20. 各弾性フランジ(8、9)の小径周方向端部(81、91)は、リム(6、6′)のヒール(60、61、60′、61′)により支持される周方向ハウジング(62、63、62′、63′)と協働するように設計されたОリング(30、31)を支持し、前記端部の直径は周方向ハウジング(62、63、62′、63′)の直径より小さいことを特徴とする請求項7〜19のいずれか1項記載の装置
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