JP4666881B2 - タイヤカーカスをトレッディングする装置 - Google Patents

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Description

【0001】
(技術分野)
本発明は、加硫タイヤカーカスをトレッディングする処理に関する。今日では、これらの処理は、一般にリトレッディングの関連において使用されているが、以下に述べる全ての事柄は、新品タイヤカーカスのトレッディングのためにも明らかに有効である。
【0002】
(背景技術)
2つの主要なタイプのリトレッディング方法がある。1つは一般に、「冷間リトレッディング」という呼称で知られ、予備加硫されたトレッドを使用し、これをリトレッディングの準備ができたカーカス上に置く段階と、次いでオーブンのような加熱手段を使用して、このアセンブリを加硫する段階とから成る。もう1つは、「熱間リトレッディング」という呼称で知られ、特にシート、ストリップ、又は、翼形の形態をした未加硫トレッドを、リトレッディングの準備ができたカーカス上に置く段階と、次いでこのアセンブリを成形型で加硫する段階とから成る。
【0003】
これらの熱間リトレッディング方法は、特に重量車輌、農業機械、及び、土木車両等のためのタイヤのような大型タイヤのリトレッディングに適している。これら大型タイヤは、取扱い上の問題やトレッド変形の故に、トレッドを予備加硫された形態で使用することが困難である。本発明は、熱間リトレッディングの分野に属する。
熱間リトレッディングには様々な方法があるが、米国特許第4,053,265号は、トレッドを成形し加硫するための好ましくはゴムで作られた弾性環状成形型を使用する段階から成る方法について説明している。この弾性成形型は、予め未加硫トレッドで覆ったリトレッディングされるタイヤカーカス上に置かれ、次にこの成形型及びカーカスのアセンブリは、漏れに対する気密性を確保する膜で全体的に包まれる。次に膜の内側を真空にした後、このアセンブリは、加硫のためにオーブンに入れられる。
【0004】
一層具体的に言うと、米国特許第4,053,265号公報(図2)に見られるように、カーカス、トレッド、及び、弾性成形型の間で漏れに対する完璧な気密性を確保できるように、成形型で覆われたカーカスを2枚の弾性膜で包むことが必要である。一枚の膜は「内側膜」と呼ばれ、側壁の外面からカーカスの内面全体に亘って延び、もう1枚は「外側膜」と呼ばれ、これら2枚の膜間の対漏れ気密性の連続性を確保するために、側壁の外面上で第1の膜によって覆われるが、その逆も可能である。従って、この外側膜は、成形型の外面全体と側壁の内側膜によって覆われない部分とを覆う。
【0005】
これらの膜は、取付けが特に難しい。その理由は、トレッド及び側壁の全てを覆うことができるようにするために、外側膜を非常に強く引っ張る必要があるからであって、この作業は関連するタイヤが一般に大型タイヤであるという事実により一層困難となる。更に、この取付けの問題には、大きな弾性応力を受けるこの外側膜の磨耗速度が非常に速いということ、及び、頻繁な断裂の危険性を伴い、その結果、これらの膜を頻繁に変える必要があり、言うまでもないことであるが、損傷された膜を使用したことにより、製造タイヤに欠陥を生じる危険性もある。
【0006】
米国特許第4,053,265号公報は、これら2枚の膜の使用に代わる方法を提案している。この方法は、側壁における対漏れ気密性を得るためにOリングシールを使用し、タイヤ内部の膜が、タイヤの支持円板に結合された内側チューブの形態をとる点を除けば、第1の解決策におけるのと同一の外側膜を使用する段階から成る。外側膜の使用に関係した上記の問題をこの解決策が解決しておらず、更に、この解決策では、タイヤカーカスの側壁上でOリングシールが加硫されなければ、良好な対漏れ気密性を達成することはできず、この点で問題があるのは明らかである。
【0007】
本出願人による未公開の仏国特許出願第99/03499号(1999年3月19日出願)は、未加硫トレッドを使用して加硫タイヤカーカスをトレッディングするための、取付けリムと上記のトレッドを成形するための弾性環状成形型とを含む装置について説明している。この装置はまた、このように作られたタイヤの外面を、そのタイヤのビードとこれに対応する成形型の周縁部との間をそれぞれ覆うための2つの弾性フランジを含み、各フランジは、その大径周縁端部上に延び、弾性スリーブが弾性成形型のショルダ及び部分的にクラウンを覆っている。
【0008】
そのような装置は、上述した欠点を克服することは可能であるが、そのようなフランジの寿命に関して問題が残る。その理由は、この装置に使用されるフランジは、同時に非常に良好な対漏れ気密性を確保し、大きな弾力性を有する必要があるからである。加硫処理中には、これらの特性が特に要求されるが、それは、ゴムトレッド混合物に弾性成形型が入っていくとその直径が減少し、フランジ、あるいは一層特定すると、成形型のクラウンを覆うスリーブの形態を有するフランジ延長部が、対漏れ気密性を確保しながらこの直径の変化に追随しなければならないからである。これを両立させることが可能な特性を有するゴムで作られたフランジは、約10回を超える加工サイクルでの使用には耐え得ない。
本発明の目的は、上述の全ての欠点を克服することである。
【0009】
(発明の開示)
本出願人は、意外にも上述した原理から離れて逆に大きな剛性を有するフランジ用ゴム混合物を使用することにより、また、装置の構造を変更することにより、信頼性を有して耐久性も遥かに大きく、しかもこのような装置が機能するために不可欠な対漏れ気密性を保持する解決策に到達することを見出した。
本発明によれば、未加硫トレッドを使用して加硫タイヤカーカスをトレッディングするための装置は、このカーカスを装着するためのリム、及び、外周面が弾性スリーブで覆われた、未加硫トレッドを成形するための弾性環状成形型を含み、本装置はまた、成形型で覆われた構成タイヤから成るアセンブリの一方の側壁をそれぞれ覆うための2つのディスク状弾性フランジを含み、各フランジの大径周縁端部は、成形型を覆うスリーブと結合するための剛性環状部材を支持する。
特に、フランジの弾力性と組合わされた剛性部材を介する結合により、取り付けが簡単で良好な耐磨耗性を有する装置を得ることが可能となる。
【0010】
有利な態様においては、各剛性環状部材は、成形型を覆うスリーブと上述の部材を支持するフランジとの間を弾性的に結合させる。この結合の弾力性は、様々な加硫段階を通じて成形型の直径が変動する時でも、結合部の対漏れ気密性を保証する。
更に、特に良好な耐磨耗性を得るために、また、上述の通りタイヤ及び成形型で形成されたアセンブリの側壁を覆う円板であるフランジを容易に装着できるためには、フランジは、ブチルゴムで作られたフランジのように弾性的で、しかも一定レベルの剛性を有して対漏れ気密性を確保し続けることが有利である。
本発明の他の利点及び特徴は、本発明によるリトレッディング装置の例示的な実施例の説明を添付図面を参照しながら読むことにより明らかになるであろう。
【0011】
(発明を実施するための最良の形態)
以下の記述においては、リトレッディング装置の様々な変形実施形態に共通する部材は、同一の参照番号で表される。
2つのビード21及び22と、未加硫トレッド3で覆われた2つの側壁23及び24とを特に有するカーカス2を含むリトレッディングされるタイヤ1を考え、トレッドは、任意の適切な手段によりカーカス2上に置かれ、ショルダ11及び12が、トレッド3のクラウンを側壁23及び24に結合する。
【0012】
図1によれば、リトレッディング装置5は、タイヤ1がその上に装着されるべきリム6、トレッド3を成形するための弾性環状成形型7、及び、2つのディスク状弾性フランジ8(8’)及び9(9’)を含み、これらの弾性フランジは、タイヤカーカス2、トレッド3、弾性成形型7、及び、リム6のアセンブリの対漏れ気密性を確保するために、成形型7で覆われたタイヤ1から成るアセンブリの側壁を覆うためのものである。タイヤ上に装着されたリトレッディング装置は、オーブンのような加熱及び加圧されたチャンバ内に置かれるように意図されている。
【0013】
弾性成形型7はリング状であって、その内面がトレッドの成形型を形成し、タイヤ1のショルダ11及び12をそれぞれ覆うためのウィング73及び74の形に延びる環状周縁部71及び72を有する。
環状成形型7は、半径方向外側に向く方向に十分弾性的であり、また、変形されることなく加硫熱に耐えなくてはならない。成形型はまた、いくつかの加熱サイクルを受けることにも耐えて、しかも良好な引裂強度を持たなければならない。この環状成形型を形成するために、例えば、上記の特性を得るのに適したエラストマーを使用することができる。
すなわち、成形型7が伸張された時に、その内径が未加硫トレッド3を含むタイヤ1の外径よりも大きくなるから、このトレッド上への成形型7の取付けを可能にする。
【0014】
このような成形型は、新品タイヤが未加硫の加硫可能ゴムトレッドで覆われた「成形ブロック」として使用される、例えば米国特許第3,983,193号公報に提示された方法に従って作ることができる。このようにして作られたアセンブリは、これを取り囲む膜を用いて真空状態に置かれた後、成形型を加硫するためにオーブンに入れられる。成形型の内面上に現れる成形模様は、使用される新品タイヤのトレッドのトレッドパターンのネガティブに対応する。
【0015】
成形型7がその「成形ブロック」から取り出された状態で、成形型の今後の使用のためにこの成形型の厚みを貫通して半径方向に延びる成形型通気孔75を開通させる必要があり、それによってトレッドの成形及び加硫中に成形型と未加硫トレッドで覆われたリトレッディングされるカーカスとの間の空気の抜き取りを可能にする。
トレッド内への成形型7の貫入を制限及び制御するために、成形型の外周に沿って分配された金属インサート18を成形型の内部に設けることができ、それによってこれらのインサートが、扇形部が成形型の圧縮された位置に当接するクラウンを互いに形成する。更に、これらの金属インサートは、硬化したタイヤの剥ぎ取り作業を容易にするための牽引リング19の取付けを可能にすることができる。
【0016】
図2及び図3に示す変形実施形態によれば、ネジによりハンドル19’の配置ができるように、インサート18’を2つの周囲軌道に沿って設けることもできる。
環状成形型7の外周面は、排気孔を通じて空気を抜くための、成形型に直接置くことができる第1の弾性排気スリーブ15で覆われる。この排気スリーブ15は、成形型7に締結してもよい。
排気スリーブ15それ自体は、加硫エラストマー性混合物で作られた対漏れ気密性の弾性スリーブ16(16’)で覆われる。真空状態を確立して維持できるように、弾性スリーブ16(16’)には逆止バルブ17が組み込まれる。この逆止バルブの下には、展伸金物で作られた押出防止格子(図示せず)を設けることができ、バルブが成形型のゴムに埋まるいかなる危険性をも回避する。
【0017】
図1に示す本発明の第1の実施形態によれば、スリーブ16は、各フランジ8及び9とこのスリーブ16との間に対漏れ気密性結合を作り出すために、各フランジ8及び9の大径周縁端部を覆うための周縁ウィング162及び161を有する。その各ウィング162及び161の自由端は、その上に装着又は加硫された半径方向引張装置32’及び32を有する。
フランジ8及び9は、対漏れ気密性を有する弾性材料で作られるので、耐熱性と弾力性との兼ね合いが良好なゴム材料を用いることを特に有利にする。更に、良好な弾力性を発揮しながら一定レベルの剛性を有し、フランジに、後で一層具体的に説明するが、特により大きな耐磨耗性を持たせる材料も必要である。従って、フランジを作る材料は、これらの特性の全てを有するブチルゴムから選ぶことができる。
【0018】
各フランジ8及び9は、リムビーディングに接触させてリム6上に配置するための小径周縁端部81及び91、及び、直径が設置時の成形型7の直径よりも僅かに大きいか又は等しい大径周縁端部82及び92を有する。
フランジ8(9)の小径周縁端部81(91)は、対応するリムビーディングで支えられた表面611(601)と接する円筒状フランジ811(911)を形成することにより、対応するリムビーディング61(60)との対漏れ気密性を有する接触状態で維持される。各フランジ811及び911は、各フランジ上に配置された平リング30及び31により、表面611及び601上でそれぞれ保持される。このリングは、特にシリコーンで作ることができる。
【0019】
図示されていない1つの変形によれば、フランジ8及び9の小径端部81及び91において、フランジを延長させることなく多少のフランジ直径の変動を許容するためにベローの形成を考慮することも可能である。その理由は、前に指摘したようにフランジを形成する材料の弾力性は限られており、場合によっては十分でないことがあるからである。
大径端部82(92)に対しては、スリーブ16と弾性的に結合させるために環状結合部材33(34)がそれぞれ取り付けられ、この剛性部材33(34)は、結合部の対漏れ気密性を保持するために、直接にフランジの端部であってもよいゴム混合物で被覆されてもよい。
【0020】
本装置の一変形実施形態が、図2及び図3に示されている。図2は、カーカス上の定位置に置かれた装置を図解しており、一方、図3では、フランジ8’及び9’は定位置にはなく、フランジ9’は、カーカス及び成形型上に取り付ける前にそれに近づいている状態である。
スリーブ16’は、成形型7のショルダ72及び71を覆うための周縁ウィング162’及び161’を有し、その各周縁ウィング161’及び162’の自由端は、その上で加硫された、図3に示すように各フランジ9’及び8’で支えられた剛性金属リング101及び100と係合するための、平ゴムリング32’及び32を支持する。
【0021】
本装置の部材がカーカス・トレッドアセンブリ上の定位置に置かれた状態で、各平リング32’(32’’)は、対応する剛性リング100(101)に対してそれを支持し、従って図2に示すように、この平リングを支持する端部161’(162’)を上方に曲げさせ、各アセンブリは、円周方向に延びるベルト102(103)によって保持され、急速閉鎖形引張装置により固定される。結合部の対漏れ気密性を保証するために、金属リングはゴムで被覆するのが好ましい。
【0022】
本発明の第1の実施形態に対して詳述したように、フランジ8及び9は弾性材料で作られる。
各フランジ8及び9は、リムビーディングに接触した状態でリム6上に配置される小径周縁端部81’及び91’、及び、直径が設置時の成形型7の直径よりも小さい大径周縁端部82’及び92’を有する。剛性金属リング100及び101は、それぞれ、大径端部82’(92’)に装着される。
フランジ8’(9’)の小径端部81’(91’)は、対応するリムビーディング61(60)と対漏れ気密性の接触状態で維持され、平ゴムリング30及び31’を支持する円筒状フランジ811’(911’)をリムで支えられた表面に接触させて形成する。各フランジ811’及び911’は、急速閉鎖引張装置により固定されたベルト106(107)によりリム上に維持される。
【0023】
図3に示すように、フランジ9’の小径端部91’(及び、対称的にフランジ8’に対しても)は、加硫時におけるオートクレーブの圧力の作用によってフランジが受ける張力及び変形に耐えるためのシールド94’(84’)を支持する。
有利な態様においては、各フランジ8’(9’)の一部分83’(93’)は、成形型がトレッドに埋め込まれる状態になる成形中にフランジの一部分が成形型とタイヤカーカスとの間に挿入された状態になるのを回避するために、半径方向に互いに平行に配置されたアラミドコードで補強される。従って、この補強された領域は、成形型のウィングの端部とタイヤ側壁の端部とが重なり合う場所に位置する。
【0024】
更に、いずれの変形を考える場合でも、本装置5はまた、上述の通り、タイヤカーカスがその上で装着されて膨張されるリム6を含む。具体的には、最初に成形型によりタイヤに作用することになる圧力に確実に耐え、また、成形型に対してタイヤを均一に配置し、それによってトレッド上へのその取付け及び心合わせを容易にするために、弾性成形型7をトレッド上に取り付ける間にタイヤを膨張させることが重要である。
更に、特にオーブン内で使用される流体が蒸気である場合には、カーカスとリムとの間に良好な対漏れ気密性が確保されることが必要である。具体的には、この場合に対漏れ気密性が確保されていないと、タイヤ内に水が溜まり、タイヤの加硫が不均一になる危険性を伴う。
【0025】
このように対漏れ気密性を確保することは、新品タイヤのカーカスをトレッディングする場合には何ら重大な困難はないが、リトレッディングする場合には、タイヤビードの変形が原因して問題は一層難しくなる。その理由は、既に装着されているこれらのタイヤのビードが、公知のように、2つのビードの間隔が互いに狭まることから成る変形を受けているからである。従って、ビード間の間隔が変更されているので、リトレッディング装置で覆われたカーカスを装着するための支持体としてタイヤに対応する通常のリムを使用することは不可能である。
【0026】
1つの解決策は、内側チューブを装着したリムをリトレッディングに使用することから成る。この解決策の欠点は、内側チューブを構成する追加的膜を使用する必要があるという事実の他に、リトレッディングされるタイヤのサイズに対応するサイズのリムを使用する必要があり、従って、それぞれのサイズのリムを必要とするという事実にある(これは、新品のタイヤカーカスをトレッディングするために通常のリムを使用する場合にも当てはまる)。
【0027】
以下に述べるリムは、内側チューブを必要とせずにタイヤの容易な装着及び除去を可能にし、また、現場直径は同じであるが、所定範囲内の異なる幅を有するタイヤに同じリムを適合させることを可能にする。すなわち、トレッディングされるタイヤカーカスは、このカーカスの内壁上の流体の直接的な作用により、このリム上で膨張される。
このリム6は、タイヤの一方のビードを支持するための固定ビーディング61を支えるフェルール64の形態をした本体、及び、他方のビードを支持するための可動ビーディング60を含む。
可動ビーディング60は、フェルール64上に摺動自在に装着され、それから着脱自在であり、リム6はまた、可動ビーディング60をフェルール64上に維持し、また、2つのビーディング60及び61の最大間隔を制限するための固定システム35を含む。
【0028】
この固定システム35は、それ自体がフェルール64上に摺動自在に装着されてそれから着脱自在な、可動ビーディング60のための支持ワッシャ36、及び、フェルール64に対して堅固に取り付けられた着脱自在な固定クラウン37で構成される。このクラウン37は、その「固定された」位置では、可動ビーディング60の位置からリムの外部までの制限を形成して、可動ビーディング60が直接又は支柱38を通じて支持するワッシャ36のための停止部を形成する。具体的には、支持ワッシャと固定クラウンとの間に配置された寸法の合った管状支柱の使用を準備することは容易である。そのような支柱は、タイヤの各サイズに対応する中間ビードワイヤの公称距離に亘ってリムを楔止めすることを可能にし、それによって支柱の簡単な交換により所定範囲に対して異なるサイズのタイヤに同じリムを使用することを可能にする。
【0029】
クラウン上で支えられ、このクラウンの内部に向かう半径方向に向けられ、フェルール64内に貫入した空隙の形態を有するオリフィスに係合するフィンガーのような固定クラウン37を作製するのに様々な可能性が考えられる。これらのフィンガーをオリフィス内に導入した後、クラウン37の単純な回転は、フェルール64上でこのクラウンを軸方向に固定することを可能にする。このような実施形態、また、その変形は、特許出願第99/03499号に一層詳細に説明されており、特に8頁末及び9頁初めに図3、4、5A、5B、及び、6を参照して説明されている。
【0030】
いずれの固定システムが選択された場合でも、リム6はまた、密封フェルール64の直径よりも小さい直径で、周囲ハウジング600内に摺動させることにより取り付けられるOリングシール40を含み、この周囲ハウジングは、上記の目的のために設けられ、可動ビーディング60により支えられる。膨張中の圧力効果により、可動ビーディング60とフェルール64との間の予備的な密封がOリングシール40によって達成され、これは、支持ワッシャ36がクラウン37又は支柱と接触してこのシステムの最終的な密封をもたらすまで、ビーディング60及び61を分離させるのに十分である。
【0031】
更に、リムビーディング60及び61のショルダの基部に位置するハウジング内に配置されたOリングシール41又は平シールを各リムビーディング60及び61上に設け、それによって、膨張時にビードがこのショルダの基部に対して全面的には押し付けられない場合でさえも、リムビーディング/タイヤビード間の結合部の密封を保証することができることが有利である。
更に、リム上に装着されたカーカスを膨張させることができるように、フェルール64内には空気供給装置66に結合されたオリフィス65が設けられる。
【0032】
第1の実施形態において上述の装置を使用したトレッディング処理、特にリトレッディング処理について、図1を参照しながら以下に説明する。
リトレッディングされるタイヤ1からトレッドを除去した状態で、このタイヤはリム6上に装着され、カーカスが膨張される。この段階からリム上に装着しておくことは、この処理の全段階に対して同じ支持体であるリム6を用いることを可能にする。このリムはまた、必要に応じてタイヤの機械加工及び補修作業を行なうためにも使用することができる。
【0033】
操作を容易にするために、リム6は、その軸線が垂直になるように支持台上に配置され、固定ビーディングは下方に向いており、可動ビーディング60及び固定システム35のアセンブリは、フェルール64から取り出されている。
タイヤカーカス2は、その軸線を垂直にしてリム6の上に運ばれ、このカーカスは、カーカスの下部ビード、すなわち図においてはビード22に対する固定ビーディング61上の停止部までフェルール64上で摺動される。
【0034】
可動ビーディング60は、次に、そのビード21を受け入れる面がタイヤカーカス2の方に向くようにしてフェルール64上に置かれ、このビーディング60は、摺動自在のままにされ、ビード21に接触するまで自然に降下する。同様に、一方では、予めグリースを塗布したOリングシール40がフェルール64上に置かれ、このフェルールが、可動ビーディング60により支持された周囲ハウジング600の定位置に自然に到達するまで摺動され、他方では、支持ワッシャ36が挿入されて、ビーディング60及びシール40に当接する。
【0035】
次に、固定クラウン37は、フェルール64上に置かれてそのフェルール上で摺動され、その後、固定を達成するために回転される。
リム6が固定された状態で、カーカス2は供給装置66により膨張され、それは、上部ビード21を押し、ビーディング60及び支持ワッシャ36をクラウン37上の接触停止部まで押し戻し、Oリングシールは、次に支持ワッシャ36と可動ビーディング60との間で圧縮され、その最終的な密封をもたらす。
【0036】
上記で分かるように何ら特別な事前の注意も必要とせず、しかも逆に実行するのが簡単な作業を構成するこれらの作動は、カーカス2のリム6上への対漏れ気密性を有する装着を得るのに十分である。
更に、硬化されたタイヤはまた、再び垂直に置かれるのでこのリムから容易に除去できることになる。タイヤから空気を抜いた後、上部ビードはその元の位置へ戻り、固定クラウン37上の全ての拘束を解放し、従って、固定クラウンを回転して、次に様々な着脱自在部材をリムの外部に向けて摺動させることにより、固定クラウンを容易に固定解除させる。
【0037】
カーカス2を装着して膨張させる段階が完了した状態で、カーカスは、次に、未硬化トレッドを適用することにより、例えば、「結合ゴム」として公知の中間層を置き、その後にストリップ状のゴム混合物を置くことによりゴム引きされる。
タイヤ1上に弾性成形型7を適用するために、上述の成形型は、先ず円周方向に引き延ばされる。すなわち、弾性成形型7は、その内径がトレッド3の外径よりも大きくなるように、特にそのウィング73及び74を用いて半径方向に伸張される。有利な態様においては、剥離作業をその後に行うことを可能にするために、永久非粘着剤を使用して弾性成形型7の内面を処理することが考慮される。
【0038】
成形型7をその伸張状態に維持した状態で、タイヤ1は、トレッド3が成形型7に対して軸線方向中央に置かれるように成形型7内に置かれる。次に、成形型7に作用していた張力が解放され、成形型がトレッド3上に縮む。上記で分かるように、成形型7の周辺部に分配された金属インサート18は、カーカス2とトレッドパターンの基面との間で維持することが必要なゴム厚を保証し、同時にそれらが張力を受けた時には、成形型の半径方向の伸張を促進する。
【0039】
様々な公知の種類の装置が、この作業中の成形型の分離及び定位置での維持を達成することを可能にする。
この作業中に、スリーブ16のウィング161及び162は、このスリーブ上に、従って成形型のクラウン上に折り畳むか、又は、自由に放置し、従ってこの成形型のショルダ73及び74上に位置してもよい。しかし、フランジ8及び9を置く前に、後でフランジとスリーブとの間の結合を容易にするために、ウィング161及び162をスリーブ上に折り畳むことが好ましい。
【0040】
タイヤ1上に弾性フランジ8及び9を取り付けるために、その処理は、第1のフランジを平らな設置を達成するために、タイヤ1及びそのリム6をその軸線を垂直にして配置すること、及び、その後に第2のフランジを適用するために、リム上のタイヤのアセンブリを引っくり返すことから成る2つの段階で行なうことができる。タイヤの下に十分なアクセス空間を準備することにより、そのタイヤを引っくり返すことなく第2のフランジを置くことも可能である。これらの取付け作業は同一であるから、1つのフランジのみの取付けについて以下に説明する。
【0041】
フランジ8はディスク状であるから、アクセス可能なタイヤの側壁上にそれを配置することで十分であり、最初に端部81をそのフランジ811を通じて表面611と接触させ、次に結合部材33を支持する端部82を成形型7のクラウンと半径方向に同じ高さにするか、又は、その高さを半径方向に僅かに超すようにする。
次に、リム6とフランジ8との間の対漏れ気密性結合を確保するために、リング30がフランジ811上に配置され、その後に、スリーブ16のウィング162が結合部材33上及びフランジ8の周縁端部82上に亘って折り重ねられ、引張装置32がフランジ8上の定位置に置かれる。フランジ8の剛性は、これらの単純な結合が成形型及びタイヤに対するフランジの接触を維持することを可能にする。
【0042】
フランジ8及び9が挿入された状態で、成形型7、フランジ8及び9、及び、タイヤ1の間の空気が、後に加硫ガスを除去する働きもすることになるバルブ17を用いて除去される。特に、トレッドのトレッドパターンの良好な再現性及び成形性を得るために、トレッド3と成形型7との間に捕らえられた空気を抜くことは重要である。
スリーブ16は、結合部材33、成形型7、及び、このスリーブの間にフランジを挿入する時に残された自由空間の中に圧入される。
次に、トレッドを加硫するために、タイヤ1及びリトレッディング装置5のアセンブリをオーブンに入れることができる。タイヤ内部とオーブンとの間の正の差圧が任意の適切なシステムにより維持される。
【0043】
弾性成形型7がトレッド3に入り、また、その直径が減少する成形段階の間、部材33と成形型7との間でスリーブ16により形成される折り重ねは、少し前に指摘した通り、本装置の対漏れ気密性の確保を可能にする。その時にスリーブ16に作用する応力は十分に小さいのでその耐磨耗性を損なうことはない。すなわち、スリーブ16とフランジ8及び9とは、長い使用寿命を有することができる。
【0044】
加硫作業が完了した時、加硫タイヤ及びリトレッディング装置のアセンブリは、オーブンから取り出される。こうして、2つのフランジを除去し、次に、以前と同じ装置を使用することにより、成形型を伸張させてそのリム上に装着されたリトレッディング済みタイヤを成形型から取り外すことは非常に容易であり、ちなみに、その後にタイヤをそのリムから取り外すことは、既に指摘したようにいかなる困難も呈しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるリトレッディング装置の部分的半径方向断面図である。
【図2】図1に示すリトレッディング装置の変形実施形態の部分的半径方向断面図である。
【図3】図2に示す装置の変形実施形態の一部分解した部分的半径方向断面図である。

Claims (10)

  1. 未加硫トレッドを使用して加硫タイヤカーカスをトレッディングする装置において、前記カーカスを装着するためのリム(6)、及び、外周面が弾性スリーブ(16)で覆われた、未加硫トレッド(3)を成形するための弾性環状成形型(7)を含む装置であって、
    成形型(7)で覆われた構成タイヤから成るアセンブリの一方の側壁をそれぞれ覆うための2つのディスク状弾性フランジ(8,9)を含み、
    各フランジ(8,9)の大径周縁端部(82,92)は、成形型(7)を覆うスリーブ(16)と結合するための剛性環状部材(33)を支持する、
    ことを特徴とする装置。
  2. 各剛性環状部材(33、34)は、成形型(7)を覆うスリーブ(16)と前記部材を支持するフランジ(8、9)との間を弾性的に結合することを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 成形型(7)を覆う弾性スリーブ(16)は、円周方向に延びるウィング(162、161)を有して、各フランジの大径周縁端部(82、92)を覆うことができ、各ウィング(162、161)の自由端は、環状半径方向引張装置(32、32’)を支持することを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれか1項に記載の装置。
  4. フランジ(8、9)は、ブチルゴムから作られることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の装置。
  5. 各フランジ(8、9)の小径端部(81、91)は、リング(30、31)を通じてリム(6)上に固定するためのフランジ(811、911)を形成することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の装置。
  6. 各フランジ(8、9)は、そのフランジ(811、911)の近傍に、リム(6)上に固定するための円筒状ベローを形成することを特徴とする請求項5に記載の装置。
  7. フランジ(8、9)の一方に支持された、リム(6)上に固定するための各フランジ(811、911)は、それぞれ、対応するリムビーディング(61、60)により支持された表面(611、601)と係合することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の装置。
  8. 前記リムは、内側チューブを含むことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の装置。
  9. リム(6)は、タイヤカーカスの一方のビードを支持するための固定ビーディング(61)が装着されたフェルール(64)の形態を有する一体形本体、及び、フェルール(64)上で軸方向に摺動してそこから着脱可能な、他方のビードを支持するためのビーディング(60)を含み、リム(6)はまた、前記カーカスがその内壁に対する流体の直接的な作用により膨張される場合に、ビーディング(60、61)の互いの最大分離距離を制限するための固定システム(35)を含むことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の装置。
  10. リム(6)を固定するためのシステム(35)は、それ自体がフェルール(64)上に摺動自在に装着された、摺動ビーディング(60)を支持するためのワッシャ(36)、及び、フェルール(64)に係合する固定クラウン(37)を含むことを特徴とする請求項9に記載の装置。
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