JP4776642B2 - 加湿装置、および加湿機能を有する空気調和機 - Google Patents
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Description
第1の従来技術は、外気中の水分を加湿水として利用する無給水加湿手段を、2台の無給水加湿ユニットとして室外機に具備し、吸湿モードと加湿モードとを交互に切換えることにより、室内を加湿するものである(例えば、特許文献1参照)。
前記水分吸着手段を挟んで片側に2層ずつ設置され、風路をそれぞれ2分割する風路仕切板を有する、第1及び第2の風路分割手段と、第3及び第4の風路分割手段と、
前記第1及び第2の風路分割手段の間、並びに前記第3及び第4の風路分割手段の間にそれぞれ設置され、対角状に設けられた1対のダンパと1対の開口部とを有する第1及び第2の風路切換手段とを備え、
前記第1の風路切換手段のダンパと前記第2の風路切換手段のダンパとは、90゜ずらして配置され、
前記水分吸着手段は風路内に固定して設置され、
前記第2及び第3の風路分割手段の風路仕切板は、前記水分吸着手段の表面に密着しているものである。
図1は、本発明の実施の形態1に係る加湿装置の概略構成図である。
加湿装置である加湿ユニット1は、その内部に、基本的な構成要素として、水分吸着手段2と、第1の送風手段3、第2の送風手段4、および加熱手段5とが配置された構成となっている。水分吸着手段2は、円柱形状で風路内に固定して設置されており、また水分吸着手段2に担持させる吸着剤として、たとえばゼオライト、シリカゲル、活性炭等からなる多孔質基材に塗布あるいは表面処理あるいは含浸されたものであり、通気性を有する構成となっている。
水分吸着手段2を通る風路は、水分吸着手段2を挟んで片側に2層ずつ風路分割手段が配置された構造である。すなわち、この例では、上部2層(第1層6、第2層7)、下部2層(第3層8、第4層9)の計4層の構造になっている。ここで、第1層6は第1の風路分割手段70、第2層7は第2の風路分割手段71、第3層8は第3の風路分割手段72、第4層9は第4の風路分割手段73を構成するものである。以下においては、第1から第4の風路分割手段70〜73を、それぞれ第1層6、第2層7、第3層8、第4層9として説明する。
ダンパ位置<A>のとき、吸着入口空気20として、第1の吸気口16より吸い込まれた外気は、第1の風路仕切板10によって仕切られた第1層6の領域6bに入り、第1の風路切換ダンパ14により領域14cが閉塞されているため、開口部14dより第2層7へ流入する。第2層7は第2の風路仕切板11により、第3層8は第3の風路仕切板12によって半円に仕切られており、またそれら2層に挟まれている水分吸着手段2も同様に半円に分割されているため、開口部14dから流入した外気は、領域7b、2b、8bの順で下方向に流れ、領域2b通過時に外気中の水分を吸着されて乾燥空気となる。乾燥空気となった外気は、第2の風路切換ダンパ15により領域15dが閉塞されているため、開口部15bより第4の風路仕切板13によって仕切られた第4層9の領域9aへ流入し、その後第1の排気口18より吸着出口空気22として流出し、第1の送風手段3を経由して室外へ排気される。
図5は、本発明の実施の形態2に係る水分吸着手段2を通る風路の構成を示す詳細図であり、図1に示した加湿装置の内部に配置されるものである。図5では、図2と同様に各部品を分解してわかりやすく示してあるが、実際には隣り合う部品は密着されている。実施の形態1と同一の箇所、部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
第1層6における第1の風路仕切板10によって分割された2風路、および第2層7における第2の風路仕切板11によって分割された2風路のうち、それぞれ第1の送風手段3と連通する一方の風路側の第1の吸気口16は、第1の風路切換ダンパ14によって閉塞されていない1/4円領域すなわち一方の開口部に、並びに、第1層6と第2層7の2層に跨って設置され、同様に第2の送風手段4と連通する他方の風路側の第2の排気口19は、第1の風路切換ダンパ14によって閉塞されていない1/4円領域すなわち他方の開口部に、並びに、第1層6と第2層7の2層に跨って設置されている。また、第3層8における第3の風路仕切板12によって分割された2風路、および第4層9における第4の風路仕切板13によって分割された2風路のうち、それぞれ第1の送風手段3と連通する一方の風路側の第1の排気口18は、第2の風路切換ダンパ15によって閉塞されていない1/4円領域すなわち一方の開口部に、並びに、第3層8と第4層9の2層に跨って設置され、同様に第2の送風手段4と連通する他方の風路側の第2の吸気口17は、第2の風路切換ダンパ15によって閉塞されていない1/4円領域すなわち他方の開口部に、並びに、第3層8と第4層9の2層に跨って設置されている。また、第4層9において、第4の風路仕切板13によって分割された2風路のうち、第2の送風手段4と連通する風路側には、加熱手段5が設置されている。
ダンパ位置<A>のとき、第1層6、第1の風路切換ダンパ14の開口部14d、および第2層7に跨って設置された第1の吸気口16より、吸着入口空気20として吸い込まれた外気は、第1層6では第1の風路仕切板10によって仕切られているため領域6bに、第1の風路切換ダンパ14では領域14cが閉塞しているため開口部14dに流入し、それらが第2の風路仕切板11によって仕切られている第2層7の領域7bに集約される。第2層7と同様に、第3層8は第3の風路仕切板12によって半円に仕切られており、またそれら2層に挟まれている水分吸着手段2も同様に半円に分割されているため、領域7bに集約された外気は、領域2b、8bの順で下方向に流れ、領域2b通過時に外気中の水分を吸着されて乾燥空気となる。乾燥空気となった外気は、領域8bから、第2の風路切換ダンパ15により領域15dが閉塞されているため、開口部15bより第4の風路仕切板13によって仕切られた第4層9の領域9aへ流入するとともに、第3層8、第2の風路切換ダンパ15の開口部15b、および第4層9に跨って設置された第1の排気口18より、吸着出口空気22として流出し、第1の送風手段3を経由して室外へ排気される。
図8は、本発明の実施の形態に係る加湿装置の概略構成図である。
加湿装置である加湿ユニット1は、その内部に、基本的な構成要素として、水分吸着手段2と、第1の送風手段3、第2の送風手段4、および加熱手段5とが配置された構成となっている。水分吸着手段2は、直方体形状で風路内に固定して設置されており、また水分吸着手段2に担持させる吸着剤として、たとえばゼオライト、シリカゲル、活性炭等からなる多孔質基材に塗布あるいは表面処理あるいは含浸されたものであり、通気性を有する構成となっている。
水分吸着手段2を通る風路は、水分吸着手段2を挟んで奥側と手前側に2層ずつ風路分割手段が配置された構造である。すなわち、この例では、奥側2層(第1層6、第2層7)、手前側2層(第3層8、第4層9)の計4層の構造になっている。ここで、第1層6は第1の風路分割手段70、第2層7は第2の風路分割手段71、第3層8は第3の風路分割手段72、第4層9は第4の風路分割手段73を構成するものである。以下においては、第1から第4の風路分割手段70〜73を、それぞれ第1層6、第2層7、第3層8、第4層9として説明する。
図11は、本発明の実施の形態4に係る加湿機能を有する空気調和機における室外側の概略構成図であり、実施の形態1で説明した加湿ユニット1を、空気調和機の室外機26の上部に一体化して設置したものである。室外機26の内部には、周知のとおり、圧縮機27、室外機熱交換器28、室外機送風機29、および膨張弁30などが設置され、図示しない室内機の熱交換器と接続されて、ヒートポンプサイクルを形成している。加湿ユニット1については、実施の形態1と同一であるため説明を省略する。
図12は、本発明の実施の形態5に係る加湿機能を有する空気調和機における加湿装置の概略設置図であり、実施の形態1で説明した加湿ユニット1を、建物の外壁31に設置したものである。空気調和機のヒートポンプサイクルにおける各部品については図示していないが、室外機と室内機を接続する冷媒配管は壁穴32を介して設置され、また加湿ユニット1の、第1の排気口18と連通する室外排気口33は室外に開放され、第2の排気口19と連通する室内接続口34は、壁穴32と対面し密着されている。加湿ユニット1については、実施の形態1と同一であるため説明を省略する。
図13は、本発明の実施の形態6に係る加湿機能を有する空気調和機における加湿装置の概略設置図であり、実施の形態1で説明した加湿ユニット1を、建物の内壁35に設置したものである。空気調和機のヒートポンプサイクルにおける各部品については図示していないが、室外機と室内機を接続する冷媒配管は壁穴32を介して設置され、また加湿ユニット1の、第1の排気口18と連通する室外排気口33は、壁穴32と対面し密着されており、第2の排気口19と連通する室内接続口34は室内に開放されている。加湿ユニット1については、実施の形態1と同一であるため説明を省略する。
図14は、本発明の実施の形態7に係る水分吸着手段に担持される各種吸着剤の等温吸着線の概念図であり、36は一般的なゼオライト、37は1.5〜2.5nm(ナノメートル)程度の細孔が多数設けられた多孔質ケイ素材料である第1の吸着剤、38は0.7nm程度の細孔が多数設けられたゼオライト系材料である第2の吸着剤の等温吸着線を示す。図14において、横軸は対象空気の相対湿度、縦軸は水分の平衡吸着量である。図14において、一般的なゼオライトの等温吸着線36に示されているように、空気の相対湿度が第0の相対湿度39(Φ0)以下の範囲における相対湿度に対する水分の平衡吸着量の変化率である傾斜が、第0の相対湿度39を超える範囲における傾斜よりも大きく、第0の相対湿度39は一般的に10%未満である。また第1の吸着剤の等温吸着線37に示されているように、本実施の形態で用いる第1の吸着剤は、空気の相対湿度が第0の相対湿度39より大きい第1の相対湿度40(Φ1)から第2の相対湿度41(Φ2)の範囲における相対湿度に対する水分の平衡吸着量の変化率である傾斜が、第1の相対湿度40未満または第2の相対湿度41を超える範囲における傾斜よりも大きい。なお、第1の吸着剤である多孔質ケイ素材料の細孔径を増加または減少することにより、第1の相対湿度40および第2の相対湿度41を30%から60%の範囲で増加または減少することができ、このとき、第1の相対湿度における平衡吸着量44(q1)は、第0の相対湿度における平衡吸着量43(q0)より小さく、かつ第2の相対湿度における平衡吸着量45(q2)は、第0の相対湿度における平衡吸着量43(q0)より大きい。
加湿ユニット1の運転は、一般的に冬場の暖房時に室内が乾燥した際に必要となるため、室外空気は低温となる(例えば、暖房標準条件では7℃/87%RH)。ヒートポンプサイクルが暖房運転を行っているとき、実施の形態1にて説明したように、図3のダンパ位置<A>および<B>となるように、第1の風路切換ダンパ14および第2の風路切換ダンパ15を繰り返し切り換えることにより、乾燥空気である吸着出口空気22、および高温高湿空気である再生出口空気23が、連続的に加湿ユニット1から排出される。このとき、加湿ユニット1を室外機26の上部に一体化して設置しているので、吸着出口空気22は室外機熱交換器28の空気吸込口付近に排気されることになる。一方の再生出口空気23は、室内と室外を接続するダクトなどを経由して、第2の送風手段4により室内へと搬送され、室内機から排出される高温空気とともに室内へ供給され、室内を暖房加湿する。
図17は、本発明の実施の形態8に係る水分吸着手段の概略設置図であり、54は高湿空気用水分吸着手段、55は低湿空気用水分吸着手段を示している。高湿空気用水分吸着手段54と低湿空気用水分吸着手段55の間には、両者に密着して水分吸着手段仕切板56が設置されており、それぞれ領域54aと領域54b、および領域55aと領域55bに分割されている。高湿空気用水分吸着手段54に担持する吸着剤としては、例えば図14に等温吸着線37で示される第1の吸着剤、低湿空気用水分吸着手段55に担持する吸着剤としては、例えば図14に等温吸着線38で示される第2の吸着剤がある。
図18はこのときの空気相対湿度変化の概念図であり、(a)の57は吸着時の空気相対湿度変化、(b)の58は再生時の空気相対湿度変化を示している。また、59は吸着時の空気相対湿度(Φadin)、60は再生時の空気相対湿度(Φdein)を示し、Φ1、Φ2、Φ3は、それぞれ図14に示す第1の相対湿度40、第2の相対湿度41、第3の相対湿度42に対応する。
5 加熱手段、6 第1層、7 第2層、8 第3層、9 第4層、10 第1の風路仕切板、11 第2の風路仕切板、12 第3の風路仕切板、13 第4の風路仕切板、14 第1の風路切換ダンパ(第1の風路切換手段)、15 第2の風路切換ダンパ(第2の風路切換手段)、16 第1の吸気口、17 第2の吸気口、18 第1の排気口、19 第2の排気口、20 吸着入口空気、21 再生入口空気、22 吸着出口空気、23 再生出口空気、24 第1の4風路仕切板、25 第2の4風路仕切板、26 室外機、27 圧縮機、28 室外機熱交換器、29 室外機送風機、30 膨張弁、31 建物の外壁、32 壁穴、33 室外排気口、34 室内接続口、35 建物の内壁、36 一般的なゼオライトの等温吸着線、37 第1の吸着剤の等温吸着線、38 第2の吸着剤の等温吸着線、39 第0の相対湿度、40 第1の相対湿度、41 第2の相対湿度、42 第3の相対湿度、43 第0の相対湿度における平衡吸着量、44 第1の相対湿度における平衡吸着量、45 第2の相対湿度における平衡吸着量、46 第3の相対湿度における平衡吸着量、47 シリカゲル100%の等温吸着線、48 ゼオライト100%の等温吸着線、49 第3の吸着剤の等温吸着線、50 第4の相対湿度、51 SiO2/Al2O3小のときの吸着水分量積分値、52 SiO2/Al2O3中のときの吸着水分量積分値、53 SiO2/Al2O3大のときの吸着水分量積分値、54 高湿空気用水分吸着手段、55 低湿空気用水分吸着手段、56 水分吸着手段仕切板、57 吸着時の空気相対湿度変化、58 再生時の空気相対湿度変化、59 吸着時の入口空気相対湿度、60 再生時の入口空気相対湿度、70 第1の風路分割手段、71 第2の風路分割手段、72 第3の風路分割手段、73 第4の風路分割手段。
Claims (23)
- 空気中の水分を吸着及び再生する吸着剤が担持された水分吸着手段と、前記水分吸着手段に流入させる空気を加熱する加熱手段と、外気を吸入し、前記水分吸着手段を通り室外へ排気する第1の送風手段と、外気を吸入し、前記加熱手段及び前記水分吸着手段を通り室内へ送風する第2の送風手段とを備えた加湿装置であって、
前記水分吸着手段を挟んで片側に2層ずつ設置され、風路をそれぞれ2分割する風路仕切板を有する、第1及び第2の風路分割手段と、第3及び第4の風路分割手段と、
前記第1及び第2の風路分割手段の間、並びに前記第3及び第4の風路分割手段の間にそれぞれ設置され、対角状に設けられた1対のダンパと1対の開口部とを有する第1及び第2の風路切換手段とを備え、
前記第1の風路切換手段のダンパと前記第2の風路切換手段のダンパとは、90゜ずらして配置され、
前記水分吸着手段は風路内に固定して設置され、
前記第2及び第3の風路分割手段の風路仕切板は、前記水分吸着手段の表面に密着していることを特徴とする加湿装置。 - 前記第2及び第3の風路分割手段の風路仕切板は、平行に設置され、
前記第1及び第4の風路分割手段の風路仕切板は、前記第2及び第3の風路分割手段の風路仕切板に対して垂直に設置されていることを特徴とする請求項1記載の加湿装置。 - 前記水分吸着手段は円柱形状を有し、前記第1及び第2の風路切換手段のダンパは、2つの中心角90゜の扇形の平板が中心にて対角方向に接続された形態であり、かつ、90゜異なる角度で対角方向に設置されていることを特徴とする請求項1または2記載の加湿装置。
- 前記第1の風路分割手段の風路仕切板によって分割された2風路のうち、前記第1の送風手段と連通する一方の風路側に外気を吸入する第1の吸気口、前記第2の送風手段と連通する他方の風路側に室内へ通風する室内接続口を設け、
前記第4の風路分割手段の風路仕切板によって分割された2風路のうち、前記第2の送風手段と連通する一方の風路側に前記加熱手段及び外気を吸入する第2の吸気口、前記第1の送風手段と連通する他方の風路側に室外へ排気する排気口を設け、
前記第1の送風手段により、前記第1の吸気口から外気を吸入し、前記水分吸着手段を通り、前記排気口から室外へ排気する空気流の方向と、前記第2の送風手段により、前記第2の吸気口から外気を吸入し、前記加熱手段および前記水分吸着手段を通り、前記室内接続口から室内へ通風する空気流の方向が、前記水分吸着手段を通過する際に逆方向となることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の加湿装置。 - 前記第1及び第2の風路切換手段を、同一方向または正逆方向に90°の回転角で連動して回転させることにより風路切換を行うことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の加湿装置。
- 前記第1及び第2の風路切換手段のダンパは、扇形平板の両端側半径部分全体に、前記第1及び第3の風路分割手段の風路仕切板または前記第2及び第4の風路分割手段の風路仕切板に当接する突起を備え、前記第1及び第2の風路切換手段が連動して90°の正逆回転を繰り返すことにより風路切換を行うことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の加湿装置。
- 前記第1の吸気口は、前記第1の風路切換手段の一方の開口部に、及び、前記第1及び第2の風路分割手段の風路仕切板によって分割された一方の領域に跨って設置され、前記室内接続口は、前記第1の風路切換手段の他方の開口部に、及び、前記第1及び第2の風路分割手段の風路仕切板によって分割された他方の領域に跨って設置され、前記第2の吸気口は、前記第2の風路切換手段の一方の開口部に、及び、前記第3及び第4の風路分割手段の風路仕切板によって分割された一方の領域に跨って設置され、前記排気口は、前記第2の風路切換手段の他方の開口部に、及び、前記第3及び第4の風路分割手段の風路仕切板によって分割された他方の領域に跨って設置されたことを特徴とする請求項4乃至6のいずれかに記載の加湿装置。
- 前記第1及び第2の風路切換手段、前記第1の吸気口、前記室内接続口、前記第2の吸気口、及び前記排気口が、連動して同一方向に90°回転することにより風路切換を行うことを特徴とする請求項7記載の加湿装置。
- 前記第1及び第2の風路切換手段のダンパは、それぞれ前記第1及び第2の風路分割手段の風路仕切板と、前記第3及び第4の風路分割手段の風路仕切板とに固定して設置され、前記第1の吸気口、前記室内接続口、前記第2の吸気口、及び前記排気口が、連動して180°回転することにより風路切換を行うことを特徴とする請求項7記載の加湿装置。
- 前記水分吸着手段に担持される吸着剤として、1.5〜2.5ナノメートルの孔径の細孔が多数設けられたケイ素材料で構成され、低湿度である第1の相対湿度と該第1の相対湿度よりも高湿度である第2の相対湿度との範囲における相対湿度に対する水分の平衡吸着量の変化率が前記相対湿度の範囲外における相対湿度に対する前記平衡吸着量の前記変化率よりも大きく、かつ、前記第1の相対湿度および前記第2の相対湿度が30%から60%の範囲であるような吸着特性を有する第1の吸着剤を使用したことを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の加湿装置。
- 前記水分吸着手段に担持される吸着剤として、0.7ナノメートルの孔径の細孔が多数設けられたゼオライト系の材料で構成され、前記第1の相対湿度よりも低湿度である第3の相対湿度以下の範囲における相対湿度に対する水分の平衡吸着量の変化率が、前記第3の相対湿度以上の範囲における相対湿度に対する前記平衡吸着量の前記変化率よりも大きい吸着特性を有する第2の吸着剤を使用したことを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の加湿装置。
- 前記水分吸着手段に担持される吸着剤として、ゼオライトとシリカゲルを混合したものであって、ゼオライトの配合比を多くして合成したものとし、前記ゼオライトの終端カチオン種を、カリウムが50%以上の比率とした第3の吸着剤を使用したことを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の加湿装置。
- 前記水分吸着手段として、異なる吸着剤が担持された第1の水分吸着手段、第2の水分吸着手段が直列に配置され、前記第1の送風手段に対して上流側に、前記第1の水分吸着手段が配置されることを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の加湿装置。
- 前記第1の水分吸着手段に担持される吸着剤として、前記第1の吸着剤を使用したことを特徴とする請求項13記載の加湿装置。
- 前記第2の水分吸着手段に担持される吸着剤として、前記第2の吸着剤を使用したことを特徴とする請求項13記載の加湿装置。
- 前記第2の水分吸着手段に担持される吸着剤として、前記第3の吸着剤を使用したことを特徴とする請求項13記載の加湿装置。
- 圧縮機、室内側熱交換器、室外側熱交換器、膨張弁からなるヒートポンプサイクルを有し、前記圧縮機、前記室外側熱交換器、前記膨張弁を内蔵した室外機と、前記室内側熱交換器を内蔵した室内機とを冷媒配管にて接続してなる空気調和機において、
請求項1乃至16のいずれかに記載の前記加湿装置を、前記室外機と一体化して設置することを特徴とする加湿機能を有する空気調和機。 - 圧縮機、室内側熱交換器、室外側熱交換器、膨張弁からなるヒートポンプサイクルを有し、前記圧縮機、前記室外側熱交換器、前記膨張弁を内蔵した室外機と、前記室内側熱交換器を内蔵した室内機とを冷媒配管にて接続してなる空気調和機において、
請求項1乃至16のいずれかに記載の前記加湿装置を、前記冷媒配管を貫通させる壁穴付近の室外側に設置し、前記加湿装置の前記第2の送風手段により室内へ送風するための室内接続口を前記壁穴に対面させることを特徴とする加湿機能を有する空気調和機。 - 圧縮機、室内側熱交換器、室外側熱交換器、膨張弁からなるヒートポンプサイクルを有し、前記圧縮機、前記室外側熱交換器、前記膨張弁を内蔵した室外機と、前記室内側熱交換器を内蔵した室内機とを冷媒配管にて接続してなる空気調和機において、
請求項1乃至16のいずれかに記載の前記加湿装置を、前記冷媒配管を貫通させる壁穴付近の室内側に設置し、前記加湿装置の前記第1の送風手段及び前記第2の送風手段は室内空気を吸入するとともに、前記第1の送風手段により室外へ排気する排気口を前記壁穴に対面させることを特徴とする加湿機能を有する空気調和機。 - 前記水分吸着手段に担持される吸着剤として、1.5〜2.5ナノメートルの孔径の細孔が多数設けられたケイ素材料で構成され、低湿度である第1の相対湿度と該第1の相対湿度よりも高湿度である第2の相対湿度との範囲における相対湿度に対する水分の平衡吸着量の変化率が前記相対湿度の範囲外における相対湿度に対する前記平衡吸着量の前記変化率よりも大きく、かつ、前記第1の相対湿度および前記第2の相対湿度が30%から60%の範囲であるような吸着特性を有する第1の吸着剤を使用したことを特徴とする請求項17乃至19のいずれかに記載の加湿機能を有する空気調和機。
- 前記水分吸着手段に担持される吸着剤として、0.7ナノメートルの孔径の細孔が多数設けられたゼオライト系の材料で構成され、前記第1の相対湿度よりも低湿度である第3の相対湿度以下の範囲における相対湿度に対する水分の平衡吸着量の変化率が、前記第3の相対湿度以上の範囲における相対湿度に対する前記平衡吸着量の前記変化率よりも大きい吸着特性を有する第2の吸着剤を使用したことを特徴とする請求項17乃至19のいずれかに記載の加湿機能を有する空気調和機。
- 前記水分吸着手段に担持される吸着剤として、ゼオライトとシリカゲルを混合したものであって、ゼオライトの配合比を多くして合成したものとし、前記ゼオライトの終端カチオン種を、カリウムが50%以上の比率とした第3の吸着剤を使用したことを特徴とする請求項17乃至19のいずれかに記載の加湿機能を有する空気調和機。
- 前記水分吸着手段として、異なる吸着剤が担持された第1の水分吸着手段、第2の水分吸着手段が直列に配置され、前記第1の送風手段に対して上流側に、前記第1の水分吸着手段が配置されることを特徴とする請求項17乃至19のいずれかに記載の加湿機能を有する空気調和機。
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