JP4775855B2 - 周回メモリ及びディスク装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の実施の形態1に係る光ディスク装置の構成を示す図である。
図1に示すように、本実施の形態1による光ディスク装置は、光ディスク110に記録する記録データ、あるいは光ディスク110より読み出した再生データを処理する記録・再生信号処理系114と、光ディスク装置を動かす制御系115とを備える。
図2において、13は入力される被補償信号S10と、後述するフィードバック信号系21からの出力S13とを加算する加算器である。なお、本実施の形態1では、加算器を用いた動作を説明しているが、減算器を用いた場合でも、加算器を用いた場合と同様の偏差抑圧効果が得られる。
まず、光ディスク装置の初期起動時に、メディア判定部19により光ディスク110の種類が判別され、その結果が、コントローラ20に入力される。
図3において、15a、15b、及び15cは、それぞれ分割数の異なるメモリ15の状態を表し、23a、23b、及び23cは、それぞれメモリに記憶されるディスクの1回転分の周期性成分を持つ追従目標を表す。
本実施の形態2に係る周回メモリは、上記実施の形態1の周回メモリ100aにおいて、メディア判別を行ってメモリの分割数を決定した後に、アクチュエータの感度、フィルタ部を通過することによる位相遅れ、メモリにおける書き込みタイミングと読み出しタイミングによる位相遅れまたは位相進み等、制御ループを構成する際に発生する位相の誤差を補正し、適切な繰り返し制御を実行するものである。
図4において、22はメモリ15からの出力を加算器13に入力する際の位相量を任意に設定可能な位相補正部である。
図5は、周回メモリ100bのフォーカス制御時の動作を説明するための図である。
図5において、23はフォーカス制御における追従目標を、24はフォーカスアクチュエータを駆動させるためのアクチュエータの駆動信号を、25は上記追従目標と上記駆動信号の差から得られる誤差信号をそれぞれ表し、いずれもディスクの1周期(ディスク1回転分の周期)を示す。
本実施の形態3に係る周回メモリは、上記実施の形態2の周回メモリ100bにおいて、メディアの種別と、その回転数とに基づいて、メモリの分割数を決定し、位相量の補正を行なうものである。
図6において、26は光ディスク装置に載置された光ディスク110の、記録再生時の回転数を検出する回転数検出部である。
まず、光ディスク装置の初期起動時に、メディア判定部19により光ディスク110の種類が判別され、回転数検出部26により光ディスク110の回転数が検出される。これら光ディスク110の種別、及び光ディスク110の回転数に関する情報は、コントローラ20に入力される。
本実施の形態4に係る周回メモリは、上述した実施の形態3による周回メモリ100cにおいて、ゲイン要素14のゲインβの値を、ディスクの種別やその回転数に応じて変化させるることで、メディアの種類や倍速、あるいは外乱の有無に関わらず、常に適切で且つ、安定に繰り返し制御を行うものである。
図7において、20dはゲイン要素14のゲインβを、メディア判定部19によるメディア種別の判定結果、及び回転数検出部26により検出される光ディスク110の回転数に基づいて、0から1の間で任意に設定するβ値可変部である。
まず、光ディスク装置の初期起動時に、メディア判定部19により光ディスク110の種類が判別され、また、回転数検出部26により光ディスク110の回転数が検出される。これらの情報は、コントローラ20に入力され、上述した実施の形態3と同様に、メモリ15の分割数、要素18のk値、及び位相補正部22における位相補正量が、コントローラ20による制御のもと、光ディスク110の種別、及びその回転数に応じて最適化される。
2 アッテネーションゲイン
3 ローパスフィルタ
4 メモリ
5,6 ゲイン要素
7 第2の加算器
8 ローパスフィルタ
9 減算器
10 絶対値検出器
11 コンパレータ
12 相関検出部
13 加算器
14 ゲイン要素
15 メモリ
15a,15b,15c メモリ
16a ローパスフィルタ
16b ハイパスフィルタ
17 フィルタ部
18 要素
19 メディア判別部
20 コントローラ
20a 分割数可変部
20b k値可変部
20c 位相補正量可変部
20d β値可変部
21 フィードバック信号系
22 位相補正部
23,23a,23b,23c 追従目標
24 アクチュエータの駆動信号
25 誤差信号
26 回転数検出部
26 位置検出部
100,100a,100b,100c,100d 周回メモリ
110 光ディスク
111 スピンドルモータ
112 光ヘッド
113 粗移動機構
114 記録・再生信号処理系
115 制御系
116 回転制御系
117 光ヘッド制御系
118 光ヘッド位置制御系
Claims (8)
- 被補償信号の繰り返し制御を行なう周回メモリであって、
周期的な周波数成分を持つ被補償信号が入力される加算器と、
前記加算器の出力信号のうち、任意に設定される学習の帯域に含まれる信号を出力するフィルタ部と、
前記フィルタ部の出力信号を、1周期分毎に順次更新記憶するメモリと、
前記メモリに記憶された1周期分の情報に、0以上1以下のゲインを乗じて前記加算器に入力するゲイン要素と、前記メモリからの出力を前記加算器に入力する際の位相量を任意に設定可能な位相補正部と、よりなるフィードバック信号系と、
記録再生の対象となるメディアの種類を判別するメディア判定部と、
前記フィードバック信号系における前記メモリの分割数、及び前記フィルタ部の係数を、前記メディア判定部により判別されたメディアの種類に基づいて変化させるコントローラと、を備え、
前記コントローラは、前記位相補正部における位相補正量を、前記メディア判定部により判別されたメディアの種類、及び前記フィードバック信号系の遅延量に基づいて変化させる、
ことを特徴とする周回メモリ。 - 被補償信号の繰り返し制御を行なう周回メモリであって、
周期的な周波数成分を持つ被補償信号が入力される加算器と、
前記加算器の出力信号のうち、任意に設定される学習の帯域に含まれる信号を出力するフィルタ部と、
前記フィルタ部の出力信号を、1周期分毎に順次更新記憶するメモリと、
前記メモリに記憶された1周期分の情報に、0以上1以下のゲインを乗じて前記加算器に入力するゲイン要素と、前記メモリからの出力を前記加算器に入力する際の位相量を任意に設定可能な位相補正部と、よりなるフィードバック信号系と、
記録再生の対象となるメディアの種類を判別するメディア判定部と、
前記メディアの回転数を検出する回転数検出部と、
前記フィードバック信号系における前記メモリの分割数、及び前記フィルタ部の係数を、前記メディア判定部により判別されたメディアの種類、及び前記回転数検出部により検出されたメディアの回転数とに基づいて変化させるコントローラと、を備え、
前記コントローラは、前記位相補正部における位相補正量を、前記メディア判定部により判別されたメディアの種類、前記フィードバック信号系の遅延量、及び前記回転数検出部により検出されたメディアの回転数に基づいて変化させる、
ことを特徴とする周回メモリ。 - 請求項1または2に記載の周回メモリにおいて、
前記コントローラは、前記ゲイン要素のゲインの値を、前記メディア判定部により判別されたメディアの種類に基づいて変化させる、
ことを特徴とする周回メモリ。 - 請求項1または2に記載の周回メモリにおいて、
前記コントローラは、前記ゲイン要素のゲインの値を、前記メディア判定部により判別されたメディアの種類、及び前記回転数検出部により検出されたメディアの回転数に基づいて変化させる、
ことを特徴とする周回メモリ。 - ディスクへの情報の記録再生を、光または磁気により行なうディスク装置において、
光または磁気を発生させるヘッドを、前記ディスクの所定の位置に位置決めする、アクチュエータ、及びモータを制御するヘッド制御系を備え、
前記ヘッド制御系は、被補償信号の繰り返し制御を行なう周回メモリを有し、
前記周回メモリは、
周期的な周波数成分を持つ被補償信号が入力される加算器と、
前記加算器の出力信号のうち、任意に設定される学習の帯域に含まれる信号を出力するフィルタ部と、
前記フィルタ部の出力信号を、1周期分毎に順次更新記憶するメモリと、
前記メモリに記憶された1周期分の情報に、0以上1以下のゲインを乗じて前記加算器に入力するゲイン要素と、前記メモリからの出力を前記加算器に入力する際の位相量を任意に設定可能な位相補正部と、よりなるフィードバック信号系と、
記録再生の対象となるメディアの種類を判別するメディア判定部と、
前記フィードバック信号系における前記メモリの分割数、及び前記フィルタ部の係数を、前記メディア判定部により判別されたメディアの種類に基づいて変化させるコントローラと、を備え、
前記コントローラは、前記位相補正部における位相補正量を、前記メディア判定部により判別されたメディアの種類、及び前記フィードバック信号系の遅延量に基づいて変化させる、
ことを特徴とするディスク装置。 - ディスクへの情報の記録再生を、光または磁気により行なうディスク装置において、
光または磁気を発生させるヘッドを、前記ディスクの所定の位置に位置決めする、アクチュエータ、及びモータを制御するヘッド制御系を備え、
前記ヘッド制御系は、被補償信号の繰り返し制御を行なう周回メモリを有し、
前記周回メモリは、
周期的な周波数成分を持つ被補償信号が入力される加算器と、
前記加算器の出力信号のうち、任意に設定される学習の帯域に含まれる信号を出力するフィルタ部と、
前記フィルタ部の出力信号を、1周期分毎に順次更新記憶するメモリと、
前記メモリに記憶された1周期分の情報に、0以上1以下のゲインを乗じて前記加算器に入力するゲイン要素と、前記メモリからの出力を前記加算器に入力する際の位相量を任意に設定可能な位相補正部と、よりなるフィードバック信号系と、
記録再生の対象となるメディアの種類を判別するメディア判定部と、
前記メディアの回転数を検出する回転数検出部と、
前記フィードバック信号系における前記メモリの分割数、及び前記フィルタ部の係数を、前記メディア判定部により判別されたメディアの種類、及び前記回転数検出部により検出されたメディアの回転数に基づいて変化させるコントローラと、を備え、
前記コントローラは、前記位相補正部における位相補正量を、前記メディア判定部により判別されたメディアの種類、前記フィードバック信号系の遅延量、及び前記回転数検出部により検出されたメディアの回転数に基づいて変化させる、
ことを特徴とするディスク装置。 - 請求項5または6に記載のディスク装置において、
前記コントローラは、前記ゲイン要素のゲインの値を、前記メディア判定部により判別されたメディアの種類に基づいて変化させる、
ことを特徴とするディスク装置。 - 請求項5または請求項6に記載のディスク装置において、
前記コントローラは、前記ゲイン要素のゲインの値を、前記メディア判定部により判別されたメディアの種類、及び前記回転数検出部により検出されたメディアの回転数に基づいて変化させる、
ことを特徴とするディスク装置。
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