第1の発明は、機器に関する機器情報を収集する情報送受信部と、機器からの情報に基づいて機器情報を記憶しておく情報処理部とを備えた情報端末装置と、情報端末装置との間で情報を送受信する情報処理サーバ装置と、外部から通信回線を介して情報処理サーバ装置に接続可能な外部通信装置とからなり、外部通信装置から情報処理サーバ装置へ通信回線を介して接続を行い、情報処理サーバ装置へ接続された外部通信装置から情報端末装置に接続されている機器の状態を取得することを特徴とする情報システムを提供するものである。
これによって、本発明は、外部通信装置を用いて家庭内の各家電機器の状態を正確に把握することができるので、制御指令を1回送信すればよく、また制御指令を送信した後、各家電機器が本当にその制御指令どおりに動作しているかどうかを確認することができ、外部通信装置の制御機能の使用の利便性、正確性、信頼性を高めることができるものである。
第2の発明は、機器に関する機器情報を収集する情報送受信部と、機器からの情報に基づいて機器情報を記憶しておく情報処理部とを備えた情報端末装置と、情報端末装置との間で情報を送受信する情報処理サーバ装置と、外部から通信回線を介して情報処理サーバ装置に接続可能な外部通信装置とからなり、外部通信装置から情報処理サーバ装置へ通信回線を介して接続を行い、情報処理サーバ装置へ接続された外部通信装置から情報端末装置に接続されている機器の登録情報を取得することを特徴とする情報システムを提供するものである。
これによって、本発明は、外部通信装置を用いて情報端末装置に登録されている各家電機器の登録情報を見ることができることによって、情報端末装置の登録情報とサーバの登録情報とが一致していない場合でも、正確な家電機器の登録情報を常に見ることができ、外部通信装置の制御機能の使用の利便性、正確性、信頼性を高めることができるものである。
第3の発明は、機器に関する機器情報を収集する情報送受信部と、機器からの情報に基づいて機器情報を記憶しておく情報処理部とを備えた情報端末装置と、前記情報端末装置との間で情報を送受信する情報処理サーバ装置と、外部から通信回線を介して情報処理サーバ装置に接続可能な外部通信装置とからなり、外部通信装置から情報処理サーバ装置へ通信回線を介して接続を行い、前記情報処理サーバ装置へ接続された外部通信装置から情報端末装置に接続されている機器の登録情報を取得し、情報処理サーバ装置に機器の登録情報を保存することを特徴とする情報システムを提供するものである。
これによって、本発明は、情報端末装置に登録されている各家電機器の登録情報を外部通信装置から見た時に、情報処理サーバ装置に機器の登録情報を保存することによって、情報端末装置の登録情報とサーバの登録情報とが一致していない場合でも、一致させることができ、外部通信装置から各家電機器の操作の利便性、正確性、信頼性を高めることができるものである。
第4の発明は、機器に関する機器情報を収集する情報送受信部と、機器からの情報に基づいて機器情報を記憶しておく情報処理部とを備えた情報端末装置と、情報端末装置との間で情報を送受信する情報処理サーバ装置と、外部から通信回線を介して情報処理サーバ装置に接続可能な外部通信装置とからなり、外部通信装置から情報処理サーバ装置へ通信回線を介して接続を行い、情報処理サーバ装置へ接続した外部通信装置は情報端末装置に接続している機器の登録情報を取得し、情報処理サーバ装置に機器の登録情報を変更して保存し、変更後の登録情報を前記情報端末装置と前記機器の少なくとも一方に伝達することを特徴とする情報システムを提供するものである。
これによって、本発明は、情報端末装置に登録されている各家電機器の登録情報を外部通信装置から見た時に、情報処理サーバ装置に機器の登録情報を変更・保存し、機器側でも確認することによって、情報端末装置の登録情報とサーバの登録情報とが一致していない場合でも、一致させることができ、外部通信装置から各家電機器の操作の利便性、正確性、信頼性を高めることができるものである。
第5の発明は、機器に関する機器情報を収集する情報送受信部と、機器からの情報に基づいて機器情報を記憶しておく情報処理部とを備えた情報端末装置と、情報端末装置と情報を送受信する情報処理サーバ装置と、外部から通信回線を介して情報処理サーバ装置に接続可能な外部通信装置とからなる情報システムの制御方法において、外部通信装置から情報処理サーバ装置へ通信回線を介して接続を行うステップと、情報処理サーバ装置へ接続された外部通信装置から情報端末装置に接続されている機器の状態を取得するステップと、外部通信装置に機器の状態を表示させるステップとを備えてなる制御方法を提供するものである。
これによって、本発明は、外部通信装置を用いて家庭内の各家電機器の状態を正確に把握することができるので、制御指令を1回送信すればよく、また制御指令を送信した後、各家電機器が本当にその制御指令どおりに動作しているかどうかを確認することができ、外部通信装置の制御機能の使用の利便性、正確性、信頼性を高めることができるものである。
第6の発明は、機器に関する機器情報を収集する情報送受信部と、機器からの情報に基づいて機器情報を記憶しておく情報処理部とを備えた情報端末装置と、情報端末装置と情報を送受信する情報処理サーバ装置と、外部から通信回線を介して情報処理サーバ装置に接続可能な外部通信装置とからなる情報システムの制御方法において、外部通信装置から情報処理サーバ装置へ通信回線を介して接続を行うステップと、情報処理サーバ装置へ接続された外部通信装置から情報端末装置に接続されている機器の登録情報を取得するステップと、外部通信装置に機器の登録情報を表示させるステップとを備えてなる制御方法を提供するものである。
これによって、本発明は、外部通信装置を用いて情報端末装置に登録されている各家電機器の登録情報を見ることができることによって、情報端末装置の登録情報とサーバの登録情報とが一致していない場合でも、正確な家電機器の登録情報を常に見ることができ、外部通信装置の制御機能の使用の利便性、正確性、信頼性を高めることができるものである。
第7の発明は、機器に関する機器情報を収集する情報送受信部と、機器からの情報に基づいて機器情報を記憶しておく情報処理部とを備えた情報端末装置と、情報端末装置と情報を送受信する情報処理サーバ装置と、外部から通信回線を介して情報処理サーバ装置に接続可能な外部通信装置とからなる情報システムの制御方法において、外部通信装置から情報処理サーバ装置へ通信回線を介して接続を行うステップと、情報処理サーバ装置へ接続された外部通信装置から情報端末装置に接続されている機器の登録情報を取得するステップと、機器の登録情報を情報処理サーバ装置に登録するステップと、外部通信装置に機器の登録情報を表示させるステップとを備えてなる制御方法を提供するものである。
これによって、本発明は、情報端末装置に登録されている各家電機器の登録情報を外部通信装置から見た時に、情報処理サーバ装置に機器の登録情報を保存することによって、情報端末装置の登録情報とサーバの登録情報とが一致していない場合でも、一致させることができ、外部通信装置から各家電機器の操作の利便性、正確性、信頼性を高めることができるものである。
第8の発明は、機器に関する機器情報を収集する情報送受信部と、機器からの情報に基づいて機器情報を記憶しておく情報処理部とを備えた情報端末装置と、情報端末装置と情報を送受信する情報処理サーバ装置と、外部から通信回線を介して情報処理サーバ装置に接続可能な外部通信装置とからなる情報システムの制御方法において、外部通信装置から情報処理サーバ装置へ通信回線を介して接続を行うステップと、情報処理サーバ装置へ接続した外部通信装置が情報端末装置に接続している機器の登録情報を取得するステップと、外部通信装置が機器の登録情報を変更して情報処理サーバ装置に登録するステップと、情報端末装置と機器の少なくとも一方に伝達するステップと、外部通信装置に機器の登録情報を表示させるステップとを備えてなる制御方法を提供するものである。
これによって、本発明は、情報端末装置に登録されている各家電機器の登録情報を外部通信装置から見た時に、情報処理サーバ装置に機器の登録情報を変更・保存し、機器側でも確認することによって、情報端末装置の登録情報とサーバの登録情報とが一致していない場合でも、一致させることができ、外部通信装置から各家電機器の操作の利便性、正確性、信頼性を高めることができるものである。
第9の発明は、コンピュータに、外部通信装置から情報処理サーバ装置へ通信回線を介して接続を行い、情報処理サーバ装置へ接続された外部通信装置から情報端末装置に接続されている機器の登録情報を取得し、情報処理サーバ装置に登録するものとして機能させるためのプログラムを提供するものである。
そして、プログラムであるので、電気・情報機器、コンピュータ、サーバ等のハードリソースを協働させて本発明の情報システム、情報端末装置の少なくとも一部を容易に実現することができる。また記録媒体に記録したり通信回線を用いてプログラムを配信したりすることでプログラムの配布・更新やそのインストール作業が簡単にできる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における情報システムのシステム全体を概略的に示す構成説明図を示すものである。以下に本実施の形態における構成を説明する。
図1に示す本実施の形態の情報システムは、各家庭100に設置された洗濯機15、エアコン16等の家電機器と人感センサ17や開閉センサ18等のセンサ機器を無線通信によって接続した情報端末装置1と、情報端末装置1を外部と接続するための回線接続手段4、外部のネットワークである宅外回線網(インターネット等)12、携帯電話等の外部の通信装置11、情報処理サーバ装置10とから成る。この時の情報端末装置1の通信回線網は情報通信回線網であるデータ通信回線網13から成っている。
本情報システムは、各家電機器等と無線通信によって接続されており、各機器からの情報収集を行い、各機器へのデータ送信を行う。これらの収集された情報や入力部によって入力されたデータ等を処理し、データ通信回線網13、回線接続手段4および宅外回線網12を経由して外部にある情報処理サーバ装置10および携帯電話等の外部の通信装置11と送受信することができるものである。
具体的には、通信機器の送受信は、アナログ電話回線網を用いて回線接続手段であるモデム、スプリッター等を介してISP(インターネットサービスプロバイダ)にダイヤルアップ接続(PPP接続)し、そこから宅外回線網(WEB)を通じてセンターサーバ装置にTCP/IP接続することができるものである。また、別のブロードバンドであるADSL回線網を用いてデータ通信回線網、回線接続手段を介して直接に情報処理サーバ装置にADSL接続することもできるものである。さらに、通信機器の送受信の接続回線網はFTTHのような光ファイバー網でもよい。
また、端末機器は給湯器、温水利用システム、ガスメータ、電力メータ、水道メータ等でもよい。
このような情報システムにおいて、機器に関する機器情報を収集する情報送受信部と、機器からの情報に基づいて機器情報を記憶しておく情報処理部とを備えた情報端末装置1と、情報端末装置1との間で情報を送受信する情報処理サーバ装置10と、外部からインターネットを介して情報処理サーバ装置10に接続可能な外部通信装置11とからなり、外部通信装置11から情報処理サーバ装置10へインターネットを介して接続を行い、情報処理サーバ装置10へ接続された外部通信装置11から情報端末装置1に接続されている機器15〜18の状態を取得することができる情報システムである。
情報端末装置1でエアコンや洗濯機を動作させ、家を出た後、エアコンの電源を切るのを忘れていたので電源を切りたいとすると、携帯電話11を用いてインターネットにアクセスし、情報処理サーバ装置10に接続する。携帯電話11をサーバ10に接続した後、まず携帯電話11から情報端末装置1に接続されているエアコンの状態を確認することができる。その後、携帯電話からエアコンの電源を切るという制御指令を送信することによって、エアコンの電源を切ることができる。さらに、この後、携帯電話からそのエアコンの電源が本当に切れたかどうかを確認することができる。
すなわち、本発明は、携帯電話11等の外部通信装置を用いて家庭内の各家電機器の状態をリアルタイムに正確に把握することができるので、制御指令を1回送信すればよく、また制御指令を送信した後、各家電機器が本当にその制御指令どおりに動作しているかどうかを確認することができ、外部通信装置の制御機能の使用の利便性、正確性、信頼性を高めることができるものである。
このようにすることによって、各家電機器を接続した情報端末装置では、外部から携帯電話等の通信装置を用いて情報端末装置に接続されている各家電機器の動作状態をリアルタイムに確認することができ、外部通信装置から各家電機器への制御指令を1回送信した後、その制御指令が正しく送信され、家電機器がその制御指令どおりに動作しているかどうかをすぐに確認することができるものである。
次に本実施の形態の情報端末装置1について図面を参照しながら説明する。図2は本発明の第1の実施の形態で用いる情報端末装置1の機能ブロック図を示すものである。以下に本実施の形態における構成を説明する。
図2に示す本実施の形態の情報端末装置1は、データ通信処理部23、音声通信処理部24、情報処理部25、情報収集部26、情報送信部27、情報送受信部28とから構成されている。本情報端末装置1は、各家電機器等と無線通信29によって接続されており、各機器からの情報収集を情報収集部26によって行い、各機器へのデータ送信を情報送信部27によって行う。
これらの収集された情報等は情報処理部25によって処理し、データ通信処理部23を用いて、ルーター2、回線接続手段3を経由して外部に送受信することができる。この時の通信回線網はADSL等のデータ通信回線網20である。
また、情報送受信部28を用いてセンサ機器からの情報を送受信した後、そのセンサからの異常緊急情報を情報処理部25で処理し、外線電話に電話をかけ音声通信処理部24を用いて外線電話と通信を行う。
このような情報端末装置1において、携帯電話等の外部通信装置を用いてインターネットとデータ通信回線網20を介して家庭内の各家電機器の状態を正確に把握することができるので、制御指令を1回送信すればよく、また制御指令を送信した後、各家電機器が本当にその制御指令どおりに動作しているかどうかを確認することができる。
また、外部通信装置11を用いて情報端末装置1に登録されている各家電機器の登録情報を見ることができることによって、情報端末装置1の登録情報とサーバ10の登録情報とが一致していない場合でも、正確な家電機器の登録情報を常に見ることができる。
さらに、この情報端末装置1に登録されている各家電機器15〜18の登録情報を外部通信装置11から見た時に、情報処理サーバ装置10に機器の登録情報を保存することによって、情報端末装置1の登録情報とサーバ10の登録情報とが一致していない場合でも、一致させることができ、外部通信装置11から各家電機器の操作の利便性、正確性、信頼性を高めるようにしたものである。
以上のような構成とすることにより、本発明によれば、外部通信装置を用いて、情報端末装置に登録されている各家電機器の状態を取得し、登録情報も取得し、その各家電機器の登録情報を情報処理サーバ装置に保存することによって、情報端末装置の登録情報と情報処理サーバ装置の登録情報とが一致していない状態をなくし、各家電機器の制御操作を容易にしたものである。従って、外部通信装置の使用の利便性、正確性、信頼性を高めることができるものである。
次に、本実施の形態の制御方法について図面を参照しながら説明する。図3は同実施の形態に係るシステムの処理手順を示すフローチャートを示すものである。以下に本実施の形態におけるフローを説明する。
まず、家電機器としてエアコン16を情報端末装置1に登録し(ステップS1)、情報端末装置1からエアコン16が制御できるようにし、エアコン16を情報端末装置1から動作させる(ステップS2)。次に、外部通信装置として携帯電話11を用いて、所定のアドレスを入力することによって、インターネットを介して携帯電話11を情報処理サーバ装置10に接続させる(ステップS3)。そうすると、情報処理サーバ装置10の所定のトップメニューが携帯電話の画面上に表示され、ユーザーIDとパスワードを入力する画面が表示されるので、指定されたユーザーIDとパスワードを入力する(ステップS4)。
この認証がサーバー側で許可されたら、携帯電話の画面上に、現在の情報端末装置1に登録されているエアコン16の一覧画面が表示される。これによって、エアコン16の状態を見たり制御することができる。
例えば、現在のエアコン16の運転が入りか切りである、入りの場合はどの運転モードで運転されているか、設定温度は何度かなどを見ることができる(ステップS5)。次に、運転状態が入りになっているので、エアコン16の運転を切りにすることができる(ステップS6)。このエアコン16の運転が本当に停止できたかどうかの確認を携帯電話11から行い(ステップS7)、携帯電話11をインターネットから切断することができる(ステップS8)。
こうすることによって、外部通信装置を用いて家庭内の各家電機器の状態を正確に把握することができるので、制御指令を1回送信すればよく、また制御指令を送信した後、各家電機器が本当にその制御指令どおりに動作しているかどうかを確認することができ、外部通信装置の制御機能の使用の利便性、信頼性を高め、システムの信頼性を確実に向上させることができる。
以上のような構成・手順とすることにより、本実施の形態によれば、外部通信装置を用いて、情報端末装置に登録されている各家電機器の状態を取得し、家電機器のの状態を確認することができ、各家電機器の制御操作を容易にしたものである。従って、外部通信装置の使用の利便性、正確性、信頼性を高めることができ、システムの信頼性を確実に向上させることができるものである。
(実施の形態2)
実施の形態2の情報システムについて説明する。以下に本実施の形態における構成を説明する。
本実施の形態の情報システムは、図1と同様に、各家庭100に設置された洗濯機15、エアコン16等の家電機器と人感センサ17や開閉センサ18等のセンサ機器を無線通信によって接続した情報端末装置1と、情報端末装置1を外部と接続するための回線接続手段4、外部のネットワークである宅外回線網(インターネット等)12、携帯電話等の外部の通信装置11、情報処理サーバ装置10とから成る。この時の情報端末装置1の通信回線網は情報通信回線網であるデータ通信回線網13から成っている。
本情報システムは、各家電機器等と無線通信によって接続されており、各機器からの情報収集を行い、各機器へのデータ送信を行う。これらの収集された情報や入力部によって入力されたデータ等を処理し、データ通信回線網20、回線接続手段4および宅外回線網12を経由して外部にある情報処理サーバ装置10および携帯電話等の外部の通信装置11と送受信することができるものである。
このような情報システムにおいて、機器に関する機器情報を収集する情報送受信部と、機器からの情報に基づいて機器情報を記憶しておく情報処理部とを備えた情報端末装置1と、情報端末装置との間で情報を送受信する情報処理サーバ装置10と、外部からインターネットを介して情報処理サーバ装置に接続可能な外部通信装置11とからなり、外部通信装置11から情報処理サーバ装置10へインターネットを介して接続を行い、情報処理サーバ装置10へ接続された外部通信装置11から情報端末装置1に接続されている機器15〜18の登録情報を取得することができる情報システムである。
例えば、情報端末装置1でエアコン16や洗濯機15を動作させ、家を出た後、エアコン16の電源を切るのを忘れていたので電源を切りたいとすると、携帯電話11を用いてインターネットにアクセスし、情報処理サーバ装置10に接続する。携帯電話11をサーバ10に接続した後、まず携帯電話11から情報端末装置10に接続されているエアコンの登録情報を確認することができる。その後、該当エアコン16の状態を確認することができ、携帯電話11からそのエアコン16の電源を切るという制御指令を送信することによって、エアコン16の電源を切ることができる。さらに、この後、携帯電話11からそのエアコン16の電源が本当に切れたかどうかを確認することができる。
すなわち、本発明は、携帯電話等の外部通信装置11を用いて家庭内の各家電機器の登録情報を即座に正確に把握することができるので、サーバー10側と情報端末装置1との登録機器の情報の相違はなくなり、整合性は保たれ、また制御指令を1回送信すればよく、制御指令を送信した後、各家電機器が本当にその制御指令どおりに動作しているかどうかを確認することができ、外部通信装置の制御機能の使用の利便性、正確性、信頼性を高めることができるものである。
このようにすることによって、各家電機器を接続した情報端末装置では、外部から携帯電話等の通信装置を用いて情報端末装置に接続されている各家電機器の登録情報を即座に確認することができ、サーバ側と情報端末装置との登録機器の情報の相違をなくし、整合性を保持し、外部通信装置から各家電機器への制御指令を1回送信した後、その制御指令が正しく送信され、家電機器がその制御指令どおりに動作しているかどうかをすぐに確認することができるものである。
次に、本実施の形態の制御方法について図面を参照しながら説明する。図4は同実施の形態に係るシステムの処理手順を示すフローチャートを示すものである。以下に本実施の形態におけるフローを説明する。
まず、家電機器としてエアコン16を情報端末装置1に登録し(ステップS11)、情報端末装置1からエアコン16が制御できるようにし、エアコン16を情報端末装置1から動作させる(ステップS12)。次に、外部通信装置として携帯電話11を用いて、所定のアドレスを入力することによって、インターネットを介して携帯電話11を情報処理サーバ装置10に接続させる(ステップS13)。そうすると、情報処理サーバ装置10の所定のトップメニューが携帯電話11の画面上に表示され、ユーザーIDとパスワードを入力する画面が表示されるので、指定されたユーザーIDとパスワードを入力する(ステップS14)。
この認証がサーバー側で許可されたら、携帯電話の画面上に、メニュー画面が表示される。まず、携帯電話11から情報端末装置1に登録されている機器の情報を読み出す(ステップS15)。そうすると、現在の情報端末装置1に登録されているエアコン16の一覧画面が表示される。これによって、エアコンの状態を見たり制御したりすることができる。
例えば、現在のエアコン16の運転が入りか切りである、入りの場合はどの運転モードで運転されているか、設定温度は何度かなどを見ることができる(ステップS16)。次に、運転状態が入りになっているので、エアコン16の運転を切りにすることができる(ステップS17)。このエアコン16の運転が本当に停止できたかどうかの確認を携帯電話11から行い(ステップS18)、携帯電話11をインターネットから切断することができる(ステップS19)。
こうすることによって、外部通信装置11を用いて情報端末装置1に登録されている各家電機器15〜18の登録情報を見ることができるので、情報端末装置1の登録情報とサーバの登録情報とが一致していない場合でも、正確な家電機器の登録情報を常に見ることができ、外部通信装置11の制御機能の使用の利便性、正確性、信頼性を高め、システムの信頼性を確実に向上させることができる。
以上のような構成・手順とすることにより、本実施の形態によれば、外部通信装置を用いて、情報端末装置に登録されている各家電機器の状態を取得し、登録情報も取得し、情報端末装置の登録情報と情報処理サーバ装置の登録情報とが一致していない状態をなくし、各家電機器の制御操作を容易にしたものである。従って、外部通信装置の使用の利便性、正確性、信頼性を高めることができ、システムの信頼性を確実に向上させることができるものである。
(実施の形態3)
実施の形態3の情報システムについて説明する。以下に本実施の形態における構成を説明する。
本実施の形態の情報システムは、図1と同様に各家庭100に設置された洗濯機15、エアコン16等の家電機器と人感センサ17や開閉センサ18等のセンサ機器を無線通信によって接続した情報端末装置1と、情報端末装置1を外部と接続するための回線接続手段4、外部のネットワークである宅外回線網(インターネット等)12、携帯電話等の外部の通信装置11、情報処理サーバ装置10とから成る。この時の情報端末装置1の通信回線網は情報通信回線網であるデータ通信回線網13から成っている。
情報端末装置1に家電機器15〜19を登録する時、インターネットが不通になっていると、サーバ10側に登録機器の情報が上がってこない。すなわち、情報端末装置1とサーバ10間とで、情報の不一致が存在することとなる。このような場合、携帯電話11から家電機器を制御しようとすると、情報端末装置1に登録されている家電機器が全く無い状態となり、制御できない状態となる。
そこで、携帯電話11から情報端末装置1の機器登録情報を呼び出し、サーバ10側にその機器登録情報を保存することによって、情報端末装置1とサーバ10間とで機器の登録情報の整合性を取ることができる。また、こうすることによって、次回からの家電機器の制御は、情報端末装置1の機器登録情報をわざわざ呼び出す必要が無く、サーバの情報で家電機器の制御を行うことができる。
例えば、情報端末装置1でエアコン16や洗濯機15を動作させ、家を出た後、エアコン16の電源を切るのを忘れていたので電源を切りたいとすると、携帯電話11を用いてインターネットにアクセスし、情報処理サーバ装置10に接続する。携帯電話11をサーバ10に接続した後、まず携帯電話11から情報端末装置1に接続されているエアコン16の登録情報を確認することができる。この登録情報はサーバ10側でも保存することができる。
その後、該当エアコン16の状態を確認することができ、携帯電話11からそのエアコン16の電源を切るという制御指令を送信することによって、エアコン16の電源を切ることができる。さらに、この後、携帯電話11からそのエアコン16の電源が本当に切れたかどうかを確認することができる。
すなわち、本発明は、携帯電話等の外部通信装置を用いて家庭内の各家電機器の登録情報を即座に正確に把握することができ、サーバ側に反映させることができるので、サーバ側と情報端末装置との登録機器の情報の相違はなくなり、整合性は保たれ、また制御指令を1回送信すればよく、制御指令を送信した後、各家電機器が本当にその制御指令どおりに動作しているかどうかを確認することができ、外部通信装置の制御機能の使用の利便性、正確性、信頼性を高めることができるものである。
このようにすることによって、各家電機器を接続した情報端末装置では、外部から携帯電話等の通信装置を用いて情報端末装置に接続されている各家電機器の登録情報を即座に確認することができ、この機器の登録情報をサーバ側で保存することができるので、サーバ側と情報端末装置との登録機器の情報の相違をなくし、整合性を保持し、外部通信装置から各家電機器への制御指令を1回送信した後、その制御指令が正しく送信され、家電機器がその制御指令どおりに動作しているかどうかをすぐに確認することができるものである。
本実施の形態の制御方法について図面を参照しながら説明する。図5は同実施の形態に係るシステムの処理手順を示すものである。以下に本実施の形態におけるフローを説明する。
まず、家電機器としてエアコン16を情報端末装置1に登録し(ステップS21)、情報端末装置1からエアコン16が制御できるようにし、エアコン16を情報端末装置1から動作させる(ステップS22)。次に、外部通信装置として携帯電話11を用いて、所定のアドレスを入力することによって、インターネットを介して携帯電話11を情報処理サーバ装置10に接続させる(ステップS23)。そうすると、情報処理サーバ装置10の所定のトップメニューが携帯電話11の画面上に表示され、ユーザーIDとパスワードを入力する画面が表示されるので、指定されたユーザーIDとパスワードを入力する(ステップS24)。
この認証がサーバ10側で許可されたら、携帯電話11の画面上に、メニュー画面が表示される(ステップS25)。まず、携帯電話11から情報端末装置1に登録されている機器の情報を読み出す(ステップS26)。この登録情報をまずサーバ10側に保存する(ステップS27)。次に、現在の情報端末装置1に登録されているエアコンの一覧を携帯電話11の画面に表示させる(ステップS28)。これによって、エアコン16の状態を見たり制御したりすることができる(ステップS29)。
例えば、現在のエアコン16の運転が入りか切りである、入りの場合はどの運転モードで運転されているか、設定温度は何度かなどを見ることができる(ステップS30)。次に、運転状態が入りになっているので、エアコン16の運転を切りにすることができる(ステップS31)。このエアコン16の運転が本当に停止できたかどうかの確認を携帯電話11から行い(ステップS32)、携帯電話をインターネットから切断することができる(ステップS33)。
こうすることによって、情報端末装置に登録されている各家電機器の登録情報を外部通信装置から見た時に、情報処理サーバ装置に機器の登録情報を保存することができ、情報端末装置の登録情報とサーバの登録情報とが一致していない場合でも、一致させることができ、外部通信装置から各家電機器の操作の利便性、正確性、信頼性を高め、システムの信頼性を確実に向上させることができる。
以上のような構成・手順とすることにより、本実施の形態によれば、外部通信装置を用いて、情報端末装置に登録されている各家電機器の状態を取得し、登録情報も取得し、その各家電機器の登録情報を情報処理サーバ装置に保存することによって、情報端末装置の登録情報と情報処理サーバ装置の登録情報とが一致していない状態をなくし、各家電機器の制御操作を容易にしたものである。従って、外部通信装置の使用の利便性、正確性、信頼性を高めることができるものである。
(実施の形態4)
実施の形態4の情報システムについて説明する。以下に本実施の形態における構成を説明する。
本実施の形態の情報システムは、図1と同様に各家庭100に設置された洗濯機15、エアコン16等の家電機器と人感センサ17や開閉センサ18等のセンサ機器を無線通信によって接続した情報端末装置1と、情報端末装置1を外部と接続するための回線接続手段4、外部のネットワークである宅外回線網(インターネット等)12、携帯電話等の外部の通信装置11、情報処理サーバ装置10とから成る。この時の情報端末装置1の通信回線網は情報通信回線網であるデータ通信回線網13から成っている。
情報端末装置1に家電機器を登録する時、インターネットが不通になっていると、サーバ10側に登録機器の情報が上がってこない。すなわち、情報端末装置1とサーバ10間とで、情報の不一致が存在することとなる。このような場合、携帯電話11から家電機器15〜19を制御しようとすると、情報端末装置1に登録されている家電機器が全く無い状態となり、制御できない状態となる。
そこで、携帯電話11から情報端末装置1の機器登録情報を呼び出し、サーバ側にその機器登録情報を保存し、さらに機器側にも送信して登録を確認することによって、情報端末装置1とサーバ10間とで機器の登録情報の整合性を取ることができる。また、こうすることによって、次回からの家電機器の制御は、情報端末装置1の機器登録情報をわざわざ呼び出す必要が無く、サーバ10の情報で家電機器15〜19の制御を行うことができる。
例えば、情報端末装置1でエアコン16や洗濯機15を動作させ、家を出た後、エアコン16の電源を切るのを忘れていたので電源を切りたいとすると、携帯電話11を用いてインターネットにアクセスし、情報処理サーバ装置10に接続する。携帯電話11をサーバ10に接続した後、まず携帯電話11から情報端末装置1に接続されているエアコン16の登録情報を確認することができる。この登録情報はサーバ10側でも保存することができる。
その後、該当エアコンの状態を確認することができ、携帯電話11からそのエアコン16の電源を切るという制御指令を送信することによって、エアコン16の電源を切ることができる。さらに、この後、携帯電話11からそのエアコン16の電源が本当に切れたかどうかを確認することができる。
すなわち、本発明は、携帯電話等の外部通信装置を用いて家庭内の各家電機器の登録情報をリアルタイムに正確に把握することができ、サーバ側に反映させることができるので、サーバ側と情報端末装置との登録機器の情報の相違はなくなり、整合性は保たれ、また、機器側へも送信して登録を確認することによって、登録情報の整合性を保持し、さらに機器制御指令を1回送信すればよく、制御指令を送信した後、各家電機器が本当にその制御指令どおりに動作しているかどうかを確認することができ、外部通信装置の制御機能の使用の利便性、正確性、信頼性を高めることができるものである。
このようにすることによって、各家電機器を接続した情報端末装置では、外部から携帯電話等の通信装置を用いて情報端末装置に接続されている各家電機器の登録情報をリアルタイムに確認することができ、この機器の登録情報をサーバ側で保存することができ、機器側でも確認することができるので、サーバ側と情報端末装置との登録機器の情報の相違をなくし、整合性を保持し、外部通信装置から各家電機器への制御指令を1回送信した後、その制御指令が正しく送信され、家電機器がその制御指令どおりに動作しているかどうかをすぐに確認することができるものである。
本実施の形態の制御方法について図面を参照しながら説明する。図6は同実施の形態に係るシステムの処理手順を示すものである。以下に本実施の形態におけるフローを説明する。
まず、家電機器としてエアコン16を情報端末装置1に登録し(ステップS41)、情報端末装置1からエアコン16が制御できるようにし、エアコン16を情報端末装置1から動作させる(ステップS42)。次に、外部通信装置として携帯電話11を用いて、所定のアドレスを入力することによって、インターネットを介して携帯電話を情報処理サーバ装置に接続させる(ステップS43)。そうすると、情報処理サーバ装置10の所定のトップメニューが携帯電話11の画面上に表示され、ユーザーIDとパスワードを入力する画面が表示されるので、指定されたユーザーIDとパスワードを入力する(ステップS44)。
この認証がサーバ10側で許可されたら、携帯電話11の画面上に、メニュー画面が表示される(ステップS45)。まず、携帯電話11から情報端末装置1に登録されている機器の情報を読み出す(ステップS46)。この登録情報をまずサーバ10側に保存する(ステップS47)。次に、現在の情報端末装置10に登録されているエアコンの一覧を携帯電話の画面に表示させる(ステップS48)。次に、情報端末装置10に登録されている機器側に登録情報を送信し、登録を確認する(ステップS49)。これによって、情報端末装置に登録されているエアコンの状態を見たり制御したりすることができる(ステップS50)。
例えば、現在のエアコン16の運転が入りか切りである、入りの場合はどの運転モードで運転されているか、設定温度は何度かなどを見ることができる(ステップS51)。次に、運転状態が入りになっているので、エアコン16の運転を切りにすることができる(ステップS52)。このエアコン16の運転が本当に停止できたかどうかの確認を携帯電話11から行い(ステップS53)、携帯電話11をインターネットから切断することができる(ステップS54)。
こうすることによって、情報端末装置に登録されている各家電機器の登録情報を外部通信装置から見た時に、情報処理サーバ装置に機器の登録情報を保存し、機器側でも確認することができ、情報端末装置の登録情報とサーバの登録情報とが一致していない場合でも、一致させることができ、外部通信装置から各家電機器の操作の利便性、正確性、信頼性を高め、システムの信頼性を確実に向上させることができる。
以上のような構成・手順とすることにより、本実施の形態によれば、外部通信装置を用いて、情報端末装置に登録されている各家電機器の状態を取得し、登録情報も取得し、その各家電機器の登録情報を情報処理サーバ装置に保存し、機器側でも確認することによって、情報端末装置の登録情報と情報処理サーバ装置の登録情報とが一致していない状態をなくし、各家電機器の制御操作を容易にしたものである。従って、外部通信装置の使用の利便性、正確性、信頼性を高めることができるものである。
なお、今までの実施の形態ではブロードバンドのインターネット回線としてADSLで説明したが、これに限らずあらゆる通信方式であってもよい。またインターネットに限らず通信回線であればよい。
また、これらの情報端末装置、情報システム、制御方法を情報端末装置の情報処理部で行うためには、情報端末装置内のCPUコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な独自のプログラムが必要である。本実施の形態で説明した手段は、CPU(またはマイコン)、RAM、ROM、記憶・記録装置、I/Oなどを備えた電気・情報機器、コンピュータ、サーバ等のハードリソースを協働させるプログラムの形態で実施してもよい。プログラムの形態であれば、磁気メディアや光メディアなどの記録媒体に記録したりインターネットなどの通信回線を用いて配信することで新しい機能の配布・更新やそのインストール作業が簡単にできる。