JP4772901B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、スピーカを有する電子機器に関する。
従来、ディスクプレーヤーが組み込まれているポータブル型コンピュータにおいて、ヘッドホンによる信号の再生聴取動作を独立して行うことができる装置が知られている(特許文献1)。特許文献1に記載されたポータブル型コンピュータは、ヘッドホンジャックにヘッドホンのプラグを挿入したとき、電源をディスクプレーヤー部、ヘッドホン用再生回路、及び操作スイッチ部に供給することにより、ヘッドホンによる再生聴取動作を、コンピュータ回路部への電源を供給するための電源スイッチの切換動作に関係無く行うことができる。
特開平10−340517号公報
このように従来技術では、電源スイッチの切換動作に関係無く、ヘッドホンによる再生聴取動作をすることができる。しかし、操作スイッチ部に設けられている再生用操作スイッチ、選曲用操作スイッチ、早送り用操作スイッチ、停止用操作スイッチの操作に応じた動作をさせる必要があるため、ポータブル型コンピュータをディスクプレーヤーとして起動させる必要があった。
また、従来技術では、ポータブル型コンピュータをディスクプレーヤーとして動作させるだけであり、外部の音楽再生機器(携帯オーディオプレーヤなど)からの音声信号を入力して、ヘッドホンから出力させることはできなかった。
本発明は上述の事情を考慮してなされたものであり、非稼動状態においても外部の音楽再生機器からの音声信号をもとにした音声出力を可能とすると共に音声出力時の省電力を実現することが可能な電子機器を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明は、スピーカを有する電子機器において、外部機器からの音声信号を入力する端子と、電源供給されている場合に、前記端子から出力された音声信号を増幅して前記スピーカから音声を出力させるアンプと、前記アンプに対して電源供給する電源回路と、オン状態に切り替えられることにより前記アンプへの電源供給を指示するためのスイッチと、前記電子機器が稼働状態及び非稼働状態の何れの場合にも動作し、前記電源回路による電源供給を制御するものであって、前記電子機器が前記非稼働状態にある時に前記スイッチにより前記アンプへの電源供給が指示された場合に、前記電源回路を前記アンプに対して電源供給するように制御する制御手段とを具備したことを特徴とする。
本発明によれば、非稼動状態においても外部の音楽再生機器からの音声信号をもとにした音声出力を可能とすると共に音声出力時の省電力を実現する。
本実施形態における電子機器の構成を示す外観図。 本実施形態におけるパーソナルコンピュータ10のシステム構成を示すブロック図。 本実施形態におけるパーソナルコンピュータの各状態(システムステート)において供給される電源を示す図。 本実施形態におけるパーソナルコンピュータ10の状態(システムステート)の遷移を示す図。 本実施形態におけるパーソナルコンピュータ10の動作を示すフローチャート。 本実施形態におけるパーソナルコンピュータ10の動作を示すフローチャート。 本実施形態における電源オン時に電源供給されるモジュールを示す図。 本実施形態におけるプラグ挿入なしのスタンバイモード時に電源供給されるモジュールを示す図。 本実施形態におけるプラグ挿入ありのスタンバイモード時に電源供給されるモジュールを示す図。 本実施形態におけるプラグ挿入なしの電源オフ時に電源供給されるモジュールを示す図。 本実施形態におけるプラグ挿入ありの電源オフ時に電源供給されるモジュールを示す図。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。
図1は、本実施形態における電子機器の構成を示す外観図である。この電子機器は、例えば、ノートブック型の携帯型パーソナルコンピュータ10として実現されている。本実施形態におけるパーソナルコンピュータ10は、非稼働状態の時に、ラインアウト付き外部機器(例えば、携帯型のオーディオプレーヤ25)から出力されたアナログ音声信号を入力して、筐体に実装されたスピーカ18から出力させる音声出力機能(スリープ&ミュージック機能)を有している。
オーディオプレーヤ25からの出力を直接スピーカに接続した場合、オーディオプレーヤ25の出力がスピーカの能力に比べて小さいため、十分な音量の音声を出力することが出来ない。本実施形態におけるパーソナルコンピュータ10に設けられた音声出力機能は、パーソナルコンピュータ10が非稼働状態にある場合でも、内蔵された音声信号増幅のためのアンプに電源を供給して、オーディオプレーヤ25からの音声信号を増幅してスピーカから出力させることができる。
なお、パーソナルコンピュータ10の非稼働状態とは、例えば電源オフ状態の他、スタンバイ/スリープ/サスペンド、ハイバネーション(休止状態)と称される状態を含むものとする。すなわち、非稼働状態は、プロセッサ(CPU30)が動作していない状態である。
図1は、パーソナルコンピュータ10のディスプレイユニットを開いた状態における斜視図である。パーソナルコンピュータ10は、コンピュータ本体11と、ディスプレイユニット12とから構成されている。ディスプレイユニット12には、LCD(Liquid Crystal Display)17から構成される表示装置が組み込まれており、そのLCD17の表示画面はディスプレイユニット12のほぼ中央に位置されている。
ディスプレイユニット12は、コンピュータ本体11に対して開放位置と閉塞位置との間を回動自在に取り付けられている。コンピュータ本体11はバッテリが取り外し自在に装着可能な薄い箱形の筐体を有している。
コンピュータ本体11の上面には、キーボード13、パワーオン/オフするためのパワーボタンスイッチ14、汎用ハードウェアボタン15、タッチパッド16、スピーカ18などが配置されている。
コンピュータ本体11の側面には、オーディオプレーヤ25から出力されたアナログ音声信号を入力するためのラインイン端子19(ジャック)、非稼働時に音声出力機能が有効な場合に音量調節するために使用されるボリュームつまみ20が設けられている。ラインイン端子19には、オーディオプレーヤ25のラインアウト端子と接続されたケーブル26を接続することができる。
次に、図2を参照して、本実施形態におけるパーソナルコンピュータ10のシステム構成について説明する。
パーソナルコンピュータ10は、図2に示すように、CPU30、MCH31(ノースブリッジ)、メインメモリ32、表示コントローラ35、ICH40(サウスブリッジ)、ハードディスクドライブ(HDD)41、BIOS−ROM42、エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)45、電源回路46等を備えている。
CPU30は、パーソナルコンピュータ10の動作を制御するために設けられたプロセッサであり、HDD41からメインメモリ32にロードされる、オペレーティングシステム(OS)、各種ハードウェアを制御するドライバ、および各種アプリケーションプログラム等を実行する。さらに、CPU30は、BIOS−ROM42に格納されたシステムBIOS(Basic Input Output System)も実行する。システムBIOSはハードウェア制御のためのプログラムである。
MCH31は、CPU30のローカルバスとICH40との間を接続するブリッジデバイスである。MCH31には、メインメモリ32をアクセス制御するメモリコントローラも内蔵されている。
表示コントローラ35は、パーソナルコンピュータ10のディスプレイモニタとして使用されるLCD17を制御する。表示コントローラ35は、MCH31を介してCPU30から送信される描画要求に基づいてビデオメモリ(VRAM)にフレーム群を描画するための表示処理(グラフィクス演算処理)を実行する。
ICH40は、HDD41および光ディスクドライブ(図示せず)を制御するためのIDE(Integrated Drive Electronics)コントローラやSerial ATAコントローラを内蔵している。
エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)45は、電力管理のためのエンベデッドコントローラと、キーボード(KB)13、タッチパッド15、及び汎用ハードウェアボタン18を制御するためのキーボードコントローラとが集積された1チップマイクロコンピュータである。
EC/KBC45は、ユーザによるパワーボタンスイッチ14の操作に応じて電源回路46を制御し、パーソナルコンピュータ10をパワーオン/パワーオフする機能を有している。パーソナルコンピュータ10のパワーオン/パワーオフの制御は、EC/KBC45と電源回路46との共同動作によって実行される。また、EC/KBC45は、パーソナルコンピュータ10が非稼働時に使用される音声出力機能を制御する。
電源回路46は、コンピュータ本体11に装着されたバッテリ47、またはACアダプタ48を介して接続された外部電源から電源供給を受けて、各コンポーネントへの動作電源を生成して供給する。電源回路46には、電源マイコンが設けられている。電源マイコンは、各コンポーネントとバッテリに対する電源供給(充放電)や、バッテリの充電状態を監視する。
電源回路46は、パーソナルコンピュータ10のシステムステートに応じて、EC/KBC45の制御によって各モジュールへの電源供給を切り替える。電源回路46は、パーソナルコンピュータ10のシステムステートに応じたEC/KBC45の制御によって、S電源、B電源、A電源、P電源のそれぞれの電源系について供給をオン/オフすることができる。
S電源は、システムが電源オフされた状態においても常に供給される電源であり、EC/KBC45に供給される。
B電源は、スタンバイ状態においてメインメモリ32に記録されたデータをバックアップするために供給される電源である。
A電源は、パーソナルコンピュータ10が非稼働状態にある時に音声出力機能を有効にするための電源であり、アナログ音声信号を処理するアナログスイッチ53及びスピーカアンプ54に供給される電源である。
P電源は、パーソナルコンピュータ10が電源オン状態にある場合に供給される電源である。
図3は、パーソナルコンピュータ10の各状態(システムステート)において供給される電源を示す図である。
図3に示すように、パーソナルコンピュータ10が電源オンの状態(稼働状態)にある場合には、電源回路46は、S電源、B電源、P電源、A電源の全ての供給をオンする。
また、パーソナルコンピュータ10がスタンバイ状態(あるいはスリープ/サスペンドの状態)にある場合には、S電源、B電源の供給をオンする。ただし、本実施形態のパーソナルコンピュータ10では、スタンバイ状態において音声出力機能を使用するため、ケーブル26(携帯オーディオプレーヤ25)を接続するためのプラグがラインイン端子19に挿入された場合には、さらにA電源の供給をオンして、音声出力機能で動作させるアナログスイッチ53及びスピーカアンプ54に対して電源供給する。
また、パーソナルコンピュータ10が電源オフの状態(メインメモリ32へのバックアップが不要なハイバネーション(休止状態)を含む)にある場合には、S電源の供給のみをオンする。ただし、本実施形態のパーソナルコンピュータ10では、電源オフ状態において音声出力機能を使用するため、ケーブル26(携帯オーディオプレーヤ25)を接続するためのプラグがラインイン端子19に挿入された場合には、さらにA電源の供給をオンして、音声出力機能で動作させるアナログスイッチ53及びスピーカアンプ54に対して電源供給する。
EC/KBC45にはS電源が供給されるため、何れのシステムステートにおいても電源供給がオンされ、非稼働時における音声出力機能の制御が可能である。
サウンドコントローラ50(オーディオコーデック)は、ICH40を通じて入力されるデジタルオーディオデータをアナログ音声信号に変換すると共に、OSやデバイスドライバ、音声再生プログラム等の制御による音量調整をしてアナログスイッチ53に出力する。また、サウンドコントローラ50は、パーソナルコンピュータ10が稼働時にある場合には、同様にして、ラインイン端子19を介して入力されたオーディオプレーヤ25からのアナログ音声信号の音量調整をしてアナログスイッチ53に出力する。
アナログスイッチ53は、EC/KBC45からのセレクト信号S2に応じて、サウンドコントローラ50側あるいはラインイン端子19側の何れかの経路に切り替える。アナログスイッチ53は、EC/KBC45の制御により、パーソナルコンピュータ10が稼働時には、サウンドコントローラ50側に切り替えられ、非稼働時に音声出力機能が有効である場合に、サウンドコントローラ50をバイパスするラインイン端子19側に切り替えられる。
スピーカアンプ54は、アナログスイッチ53を介して入力されるアナログ音声信号を増幅し、スピーカ18から音声信号に応じた音声を出力させる。また、スピーカアンプ54は、音声出力機能が有効な場合に、ボリュームつまみ20に対する操作に応じて音声信号に対する音量調整を行う。
なお、ラインイン端子19には、スイッチ52が内蔵されている。スイッチ52は、ラインイン端子19にケーブル26を接続するためのプラグの挿入によってオン/オフが切り替えられ、オン/オフの状態に応じたステータス信号S1をEC/KBC45に出力する。
次に、本実施形態におけるパーソナルコンピュータ10の動作について説明する。
本実施形態におけるパーソナルコンピュータ10は、電源オフまたはスタンバイモードなどの非稼働状態にある場合に、ラインイン端子19にケーブル26を接続するためのプラグが挿入されたとき、スピーカアンプ54の電源供給(A電源の供給)をオンにし、またサウンドコントローラ50をバイパスするアナログスイッチ53を切り替える。これにより、パーソナルコンピュータ10を起動することなく、パーソナルコンピュータ10に内蔵されたスピーカ18で携帯オーディオプレーヤ25から出力された音声信号による音声(音楽)を出力する。
図4は、本実施形態におけるパーソナルコンピュータ10の状態(システムステート)の遷移を示す図である。図5及び図6は、パーソナルコンピュータ10の動作を示すフローチャートである。
パーソナルコンピュータ10は、パワーボタンスイッチ14の操作によって電源オンが指示されると(ステップA3、Yes)、EC/KBC45の制御により電源回路46から各モジュールに対して電源供給する(ステップA4)。電源オン状態では、電源回路46は、S電源、B電源、P電源、A電源の全ての電源供給をオンする(図4に示す状態M1)。
図7には、電源オン時に電源供給されるモジュールを示している。図7に示すように、CPU30、MCH31、ICH40、メインメモリ32、HDD41、サウンドコントローラ50、アナログスイッチ53、スピーカアンプ54等に電源供給される。EC/KBC45は、電源オン時には、セレクト信号S2によりアナログスイッチ53をサウンドコントローラ50側に切り替える。
音声処理については、OSやデバイスドライバ、ソフトウェアプログラム等が動作して、各モジュールを制御する。サウンドコントローラ50は、プログラムの制御により、デジタルオーディオデータをアナログ音声信号に変換して、アナログスイッチ53に出力する。スピーカアンプ54は、アナログスイッチ53を介して入力されるアナログ音声信号を増幅して、スピーカ18から音声を出力させる。
また、サウンドコントローラ50は、ラインイン端子19から入力されたアナログ音声信号についても音量制御をしてアナログスイッチ53に出力する。同様にして、スピーカアンプ54は、アナログスイッチ53を介して入力されるアナログ音声信号を増幅して、スピーカ18から音声を出力させる。
ユーザによりスタンバイモードへの移行が指示されると(ステップA1、Yes)、EC/KBC45は、電源回路46に対してP電源の供給をオフさせる。すなわち、電源回路46は、スタンバイモードに移行されると(図4のm12)、B電源とS電源のみについて供給をオンする(図4に示す状態M2)。図8には、プラグ挿入なしのスタンバイモード時に電源供給されるモジュールを示している。図8に示すように、CPU30を含む多くのモジュールに対する電源供給がオフされ、消費電力を下げた待機モードとなる。スタンバイモードでは、CPU30が動作しないためプログラムは動作する事ができない。
この時、ラインイン端子19にプラグが挿入されている場合、ラインイン端子19に内蔵されたスイッチ52がオン状態になり、EC/KBC45へ接続されているステータス信号S1がLow状態となる。EC/KBC45は、ステータス信号S1により、ラインイン端子19にプラグが挿入されていることを検出する。EC/KBC45は、プラグの挿入を検出すると(ステップA5、Yes)(図4のm23)、音声出力機能を有効にするためのスピーカアンプ電源オンモードへ移行させる前に、ミュート信号S3によりスピーカアンプ54をミュート状態にしておく(ステップA6)。すなわち、スピーカアンプ54への電源投入時やアナログスイッチ53の切り替え時にノイズが発生するため、スピーカアンプ54によりスピーカ18から音が出力されないようにしておく。
スピーカアンプ54をミュート状態にした後、EC/KBC45は、電源回路46に対してA電源の供給をオンさせて(ステップA7)、スピーカアンプ電源オンモードへ移行させる(図4の状態M3)。図9には、プラグ挿入ありのスタンバイモード時に電源供給されるモジュールを示している。図9に示すように、CPU30を含む多くのモジュールに対する電源供給がオフされ、消費電力を下げた待機モードのままで、音声出力機能に関係するスピーカアンプ54とアナログスイッチ53に対してのみA電源が供給されている。
サウンドコントローラ50は、プログラムによって制御されるスタンバイモードでは動作しない。このため、EC/KBC45は、セレクト信号S2によりアナログスイッチ53を制御して、ラインイン端子19から入力されたアナログ音声信号がサウンドコントローラ50をバイパスしてスピーカアンプ54へ伝わるように経路を切り替える(ステップA8)。
EC/KBC45は、アナログスイッチ53の切り替えが終わった後に、ミュート信号S3により、スピーカアンプ54のミュート状態を解除する(ステップA9)。
スピーカアンプ電源オンモードでは、ラインイン端子19に接続された携帯オーディオプレーヤ25において例えば音楽が再生されると、この音楽のアナログ音声信号がラインイン端子19、アナログスイッチ53を通じてスピーカアンプ54に入力される。スピーカアンプ54は、電源回路46によりA電源が供給されているため、アナログ音声信号を増幅して、スピーカ18から音楽が出力させることができる。この時、パーソナルコンピュータ10は、スタンバイ状態にあり、音声出力機能に関係しないモジュールに対しては電源供給されていない。
一方、電源オン時にユーザにより電源オフへの移行が指示されると(ステップA1、Yes)、EC/KBC45は、電源回路46に対してP電源とB電源の電源供給をオフさせる。すなわち、電源回路46は、電源オフ状態に移行されると(図4のm12)、S電源のみについて供給をオンする(図4に示す状態M2)。図10には、プラグ挿入なしの電源オフ時に電源供給されるモジュールを示している。図10に示すように、メインメモリ32のバックアップも不要であるのでB電源も供給されておらず、最も消費電力を下げた状態となる。
なお、電源オフ状態の時も、ラインイン端子19へプラグが挿入された場合には(ステップA5、Yes)、前述したスタンバイモードと同様にして、スピーカアンプ電源オンモードに移行し、携帯オーディオプレーヤ25から出力された音声をスピーカ18から出力させることができるようになる(ステップA6〜A9)。図11には、プラグ挿入ありの電源オフ時に電源供給されるモジュールを示している。図11に示すように、S電源の他は、音声出力機能に関係するスピーカアンプ54とアナログスイッチ53に対してのみA電源が供給されているため、消費電力が少なくて済む。
スピーカアンプ電源オンモードの状態においてラインイン端子19からプラグが抜かれた場合、EC/KBC45は、スイッチ52からのステータス信号S1によってプラグの抜出を検出する(ステップA10、Yes)(図4のm32)。EC/KBC45は、ラインイン端子19にプラグが挿入される前の電源オフ状態あるいはスタンバイ状態に移行させる前に、ミュート信号S3によりスピーカアンプ54をミュート状態にしておく(ステップA11)。
スピーカアンプ54をミュート状態にした後、EC/KBC45は、セレクト信号S2によりアナログスイッチ53を制御して、サウンドコントローラ50側に切り替えて、ラインイン端子19から入力されたアナログ音声信号がサウンドコントローラ50を介してスピーカアンプ54へ伝わるように経路を切り替える(ステップA12)。
EC/KBC45は、電源回路46に対して、電源オフあるいはスタンバイモードに応じて電源供給させる(ステップA13)。すなわち、電源オフの場合にはS電源のみを供給をオンし(図10)、スタンバイモードの場合にはB電源とS電源の供給をオンさせる(図8)。すなわち、アナログスイッチ53とスピーカアンプ54に対するA電源の供給をオフする。
EC/KBC45は、電源供給の切り替えが完了した後、ミュート信号S3により、スピーカアンプ54のミュート状態を解除する(ステップA14)。
また、スピーカアンプ電源オンモードにおいてパワーボタンスイッチ14が押され、ユーザにより電源オンが指示されると(ステップA15、Yes)、EC/KBC45は、ミュート信号S3によりスピーカアンプ54をミュート状態にしておく(ステップA16)。
スピーカアンプ54をミュート状態にした後、EC/KBC45は、電源オン状態へ移行させるため(図4のm31)、電源回路46に対してS電源、B電源、P電源、A電源の全ての電源供給をオンする(図4に示す状態M1)。
また、EC/KBC45は、セレクト信号S2によりアナログスイッチ53を制御して、ラインイン端子19から入力されたアナログ音声信号がサウンドコントローラ50を介してスピーカアンプ54へ伝わるように、サウンドコントローラ50側に経路を切り替える(ステップA18)。
EC/KBC45は、アナログスイッチ53の切り替えが終わった後に、ミュート信号S3により、スピーカアンプ54のミュート状態を解除する(ステップA19)。
このようにして、本実施形態におけるパーソナルコンピュータ10では、電源オフまたはスタンバイモード等の非稼働状態において、ラインイン端子19に携帯オーディオプレーヤ25を接続するためのプラグが挿入された時に、スピーカアンプ54に対する電源供給(A電源)をオンすると共に、ラインイン端子19から入力されたアナログ音声信号を、サウンドコントローラ50をバイパスさせてスピーカアンプ54に入力させることで、パーソナルコンピュータ10を再起動すること無しに、携帯オーディオプレーヤ25から出力される音声信号による音声をスピーカ18から出力させることができる。
なお、前述した説明では、ラインイン端子19を音声信号入力用として説明しているが、マイク接続用と兼用しても良い。この場合、サウンドコントローラ50を介してマイク用の電源をラインイン端子19に供給するものとする。サウンドコントローラ50に対しては、電源オフまたはスタンバイモードにおいてはP電源の供給がオフされるため、ラインイン端子19に対してマイク用の電源は供給されない。
また、前述した説明では、スイッチ52によりプラグ挿入が検出された場合に、電源回路46によるA電源の供給(スピーカアンプ54とアナログスイッチ53に対する電源供給)をオンするものとしているが、他の構成によりA電源の供給のオン/オフを切り替えるようにしても良い。例えば、図2に示すように、A電源の電源供給のオン/オフを手動操作よって指示するためのスイッチ60を設ける。EC/KBC45は、パーソナルコンピュータ10が非稼働状態にある場合に、ユーザの手動操作によりスイッチ60がオンされたことを検出すると、電源回路46に対してA電源の供給オンを設定する。
また、ラインイン端子19に内蔵されたスイッチ52に代えて、独立したスイッチを設けて、ユーザの手動動作によってオン/オフを切り替えられるようにしても良い。このスイッチのオン/オフに応じたステータス信号S1がEC/KBC45に入力される。ユーザは、携帯オーディオプレーヤ25をパーソナルコンピュータ10に接続して使用する場合に、このスイッチをオンに切り替えることで、音声出力機能を有効にすることができる。
また、本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に構成要素を適宜組み合わせてもよい。
10…パーソナルコンピュータ、11…コンピュータ本体、17…LCD、18…スピーカ、19…ラインイン端子、30…CPU、32…メインメモリ、42…BIOS−ROM、45…EC/KBC、46…電源回路、52…スイッチ、53…アナログスイッチ、54…スピーカアンプ。

Claims (6)

  1. スピーカを有する電子機器において、
    外部機器からの音声信号を入力する端子と、
    電源供給されている場合に、前記端子から出力された音声信号を増幅して前記スピーカから音声を出力させるアンプと、
    前記アンプに対して電源供給する電源回路と、
    オン状態に切り替えられることにより前記アンプへの電源供給を指示するためのスイッチと、
    前記電子機器が稼働状態及び非稼働状態の何れの場合にも動作し、前記電源回路による電源供給を制御するものであって、前記電子機器が前記非稼働状態にある時に前記スイッチにより前記アンプへの電源供給が指示された場合に、前記電源回路を前記アンプに対して電源供給するように制御する制御手段と
    を具備したことを特徴とする電子機器。
  2. 前記電源回路は、前記アンプに電源供給する電源系を有し、前記制御手段による制御に応じて前記電源系による供給をオンすることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 前記端子と前記アンプとを接続する第1の経路と、前記電子機器が稼働時に動作するコントローラを介して前記端子と前記アンプとを接続する第2の経路の何れかに切り替える切り替え手段をさらに具備し、
    前記制御手段は、前記電子機器が前記非稼働状態にあり、前記電源回路により前記アンプに対して電源供給させる場合に、前記切り替え手段を前記第1の経路側に切り替えることを特徴とする請求項2記載の電子機器。
  4. 前記制御手段は、前記電源回路により前記アンプに対して電源供給させる前に前記アンプから出力される音声をミュートするように前記アンプに指示し、前記電源回路により前記アンプに対して電源の供給を開始させた後に、前記ミュートを解除することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  5. 前記スイッチは、前記外部機器からの音声信号を入力するための接続が前記端子にあった場合に前記オン状態に切り替えられることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  6. 前記スイッチは、ユーザ操作によって前記オン状態に切り替えられることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
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